JP2018096151A - 形材連結構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】2つの形材を連結する際に、連結作業性を低下することなく、各形材の端面がずれて段差が生じることを防止できる形材連結構造を提供すること。【解決手段】形材連結構造は、形材である2つの額縁40と、係合部材50A、50Bとを備える。額縁40は、形材本体部41と、第一係合部とを有する。係合部材50A、50Bは、第一係合部に係合する第二係合部と、ヒレ部55とを有する。第一係合部は、係合凹部であるビスホール部42、43で構成される。第二係合部は、係合凸部52で構成され、形材本体部41の小口からビスホール部42、43にスライド係合される。形材本体部41およびヒレ部55間には、ヒレ部55を形材本体部41から離れる方向に押圧する押圧材60A、60Bが配置される。【選択図】図3

Description

本発明は、額縁などの形材を連結する形材連結構造に関する。
アルミ押出形材などで構成された建築部材の端面(小口)同士を突き合わせて連結する際に、小口部分に位置ずれ(目違い)が生じることを防止するために、目違い防止具を用いて連結する構造が知られている(特許文献1)。
特許文献1では、突き合わせて連結する各部材に、それぞれ一対の係止突片を対向して設け、各部材に跨がって配置される目違い防止具の端縁を各係止突片に係止し、目違い防止具の突出部を各部材の被圧接部に圧接させることで、部材連結部の目違いが生じることを防止している。
実開平2−144904号公報
しかしながら、前記目違い防止具は、突出部および各端縁の3箇所を、部材の被圧接部および係止突片に圧接させるように寸法を設定している。このため、目違い防止部材を、被圧接部および係止突片で囲まれた空間内に圧入しなければならず、連結作業性が低下する。また、目違い防止部材の突出部が変形することなどで、目違い防止部材が被圧接部および係止突片にそれぞれ圧接しない場合は、連結する部材間に目違いが生じて段差が発生するおそれがある。
本発明の目的は、2つの形材を連結する際に、連結作業性を低下することなく、各形材間に段差が生じることを防止できる形材連結構造を提供することにある。
本発明の形材連結構造は、2つの形材と、前記2つの形材間に掛け渡されて配置される掛架部材とを備える形材連結構造であって、前記形材は、形材本体部と、前記形材本体部の裏面に設けられた第一係合部とを有し、前記掛架部材は、前記第一係合部に係合する第二係合部と、前記形材本体部の裏面側に配置されるヒレ部とを有し、前記第一係合部は、係合凹部および係合凸部の一方で構成され、前記第二係合部は、前記係合凹部および前記係合凸部の他方で構成され、前記形材本体部の小口から前記第一係合部にスライド係合され、前記形材本体部および前記ヒレ部間には、前記ヒレ部を前記形材本体部から離れる方向に押圧する押圧材が配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、掛架部材の第二係合部を、形材の第一係合部に係合できるので、掛架部材を基準にして各形材の高さ位置を揃えることができる。このため、形材の表面(屋内側等に露出する露出面)の高さ位置を揃えることができ、形材間に段差が生じることを防止でき、一方の形材の小口が露出する面違い状態となることを防止できる。
また、形材本体部およびヒレ部間に押圧材を配置しているので、掛架部材は形材本体部から離れる方向に押され、第一係合部と第二係合部とを密着させることができる。このため、第一係合部に第二係合部を圧入せずに容易にスライド係合できるように、係合部分にクリアランスを設けた場合でも、係合状態でのガタツキを防止できる。
したがって、各形材の連結作業性を向上でき、かつ、形材間に段差が生じることを防止できる。
本発明の形材連結構造において、前記係合凹部は、ビスホール部で形成されていることが好ましい。
本発明によれば、係合凹部をビスホール部で形成しているので、蟻溝などの専用の凹溝を形成する場合に比べて、製造が容易であり、コストも低減できる。
また、形材の第一係合部をビスホール部で形成すれば、形材を他の形材などにビスで固定するためのビスホール部と、掛架部材を係合するためのビスホール部とを兼用できる。このため、形材にビスホール部とは別の第一係合部を形成する場合に比べて、形材の構造を簡易にでき、容易に製造できてコストも低減できる。
本発明の形材連結構造において、前記2つの形材は直線状に配置され、前記掛架部材は、前記各形材に跨がって配置されて、前記各形材に係合される係合部材で構成されていることが好ましい。
本発明によれば、1つの係合部材で構成される掛架部材を、2つの形材に跨がって配置して係合することで、各形材間に段差が生じることを防止できる。したがって、部品数も少なくでき、形材の連結作業も容易に行うことができる。
本発明の形材連結構造において、前記2つの形材は出隅部または入隅部に配置され、前記掛架部材は、連結板と、前記連結板に取り付けられて前記2つの形材の一方に係合される係合部材と、前記連結板に取り付けられて前記2つの形材の他方に係合される係合部材と、を備えて構成されていることが好ましい。
出隅部や入隅部に配置される形材は、直線状では無く所定の交差角度で配置される。そのため、連結板に2つの係合部材を取り付けた掛架部材を用い、各係合部材を各形材にそれぞれ係合することで、各形材間に段差が生じることを防止できる。したがって、連結板は各形材の交差角度に応じて用意する必要があるが、係合部材は共通化でき、部品の種類を少なくでき、コストを低減できる。
本発明の形材連結構造において、前記各係合部材は、前記連結板を保持可能な保持部を備え、前記各係合部材と前記連結板とは、前記保持部に前記連結板が保持された状態でネジ止めされていることが好ましい。
本発明によれば、各係合部材に保持部を設け、保持部で連結板を保持してネジ止めすることで、各係合部材と連結板とを容易に一体化できる。
本発明の形材連結構造において、前記係合部材は、本体片部と、前記本体片部の表面から突設された前記第二係合部と、前記本体片部の一方の側面から突設された前記ヒレ部と、前記本体片部の他方の側面において前記ヒレ部よりも下方の位置から突設された第二ヒレ部とを備えることが好ましい。
本発明によれば、係合部材はヒレ部および第二ヒレ部の2つのヒレ部を備えているので、形材本体部とヒレ部との間に押圧材を配置し、形材本体部と第二ヒレ部との間に他の押圧材を配置することができる。このように係合部材の両側に押圧材を配置すれば、形材と係合部材とのガタツキをより一層防止できる。
本発明の形材連結構造において、前記形材の小口間にはシール材が充填され、前記掛架部材および前記押圧材は、前記シール材のバックアップ材を兼用することが好ましい。
本発明によれば、小口間にシール材を充填する際に、前記掛架部材や押圧材をシール材のバックアップ材としても兼用できる。このため、掛架部材や押圧材とは別にバックアップ材を用意する場合に比べて、部品点数を少なくでき、コストを低減できる。
本発明の形材連結構造によれば、2つの形材を連結する際に、連結作業性を低下することなく、各形材間に段差が生じることを防止できる。
本発明の第1実施形態の形材連結構造を用いた連窓を示す内観図。 額縁の連結構造を示す横断面図。 額縁の連結構造を示す縦断面図。 掛架部材である係合部材を示す斜視図。 額縁間にシール材を充填した状態を示す平面図。 本発明の第2実施形態の形材連結構造を示す横断面図。 第2実施形態の形材連結構造を示す縦断面図。 第2実施形態の掛架部材を示す斜視図。 本発明の第3実施形態の形材連結構造を示す横断面図。 変形例の掛架部材を示す平面図。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
本実施形態は、図1〜5に示すように、連窓1の窓枠に沿って配置される額縁40をアルミ押出形材で構成し、この額縁(形材)を連結する形材連結構造である。なお、図2、3、5において、方立5、縦枠32A、32B、下枠31A、31B、額縁40の断面図では、図面を見やすくするためにハッチングを省略している。後述する第2、3実施形態の図6、7、9でも同様にハッチングを省略している。
連窓1は、ビル等の外壁部分に設けられるものであり、本実施形態では、引違い窓2A、2Bを左右に配置することで構成されている。
引違い窓2A、2Bは、矩形枠状に組まれた窓枠3A、3Bと、窓枠3A、3Bに設けられたレールに沿ってスライド移動可能に配置された障子4A、4Bとを備えて構成されている。窓枠3A、3Bは、下枠31A、31Bと、左右の縦枠32A、32Bと、上枠33A、33Bとを備える。
連窓1は、図2に示すように、引違い窓2A、2Bにおいて隣り合って配置される縦枠32A、32B同士を、方立5を介して連結して構成されている。
下枠31A、31Bの屋内側には額縁(下額縁または膳板ともいう)40が配置されている。額縁40は、下枠31Aの屋内側に配置された額縁40Aと、下枠31Bの屋内側に配置された額縁40Bとを備える。各額縁40A、40Bは、図3に示す同一断面形状とされている。以下の説明において、各額縁40A、40Bは、特徴部分が共通するため、額縁40の特徴として説明する。
[額縁の構成]
額縁40は、アルミ押出形材で構成されている。図3に示すように、額縁40は、平板状の形材本体部41を備え、形材本体部41の裏面(下面)側には、第一係合部であるビスホール部(係合凹部)42、43と、ビスホール部42、43間に突設された突片部44と、形材本体部41の屋内側端部の裏面側に設けられた連結溝部45とが形成されている。
なお、本実施形態の額縁40は、見込み寸法が大きいために、2つのビスホール部42、43が設けられているが、見込み寸法が小さい場合には1つのビスホール部のみを設けてもよい。
ビスホール部42、43は、額縁40の押出方向つまり額縁40の長手方向に沿って連続して形成されている。
ビスホール部42、43のうち、屋内側に配置されるビスホール部42は、形材本体部41の裏面から下方に突出された2つの突出片421、422で構成されている。突出片421、422の内周面は、ビス(ネジ)をねじ込み可能なように複数の突起部が形成されて全体として断面略円形状の凹部(ビスホール)とされている。
また、突出片421、422の下端部間には、額縁40の長手方向(押出方向)に沿って連続する溝開口部425が形成されている。溝開口部425の幅寸法(額縁40の屋内外方向つまり見込み方向に沿った寸法)は、ビスホールの最大幅寸法よりも小さくされている。
屋外側に配置されるビスホール部43は、形材本体部41の裏面から下方に突出された2つの突出片431、432で構成されている。突出片431、432は、突出片421、422よりも下方に突出されている。
突出片431、432の基端部(上端部)の内周面は、ビス(ネジ)をねじ込み可能なように複数の突起部が形成されて全体として断面略円形状の凹部(ビスホール)とされている。
また、突出片421、422の中間高さ位置には、ビスホールを区画する突起が形成され、この突起間には、額縁40の長手方向(押出方向)に沿って連続する溝開口部435が形成されている。溝開口部435の幅寸法(見込み方向に沿った寸法)は、ビスホールの最大幅寸法よりも小さくされている。
突片部44は、形材本体部41の下面から下方に突出し、さらに屋内側に折曲して設けられている。突片部44は、後述する押圧材60の屋内面に当接する位置に設けられている。
連結溝部45は、形材本体部41の屋内側端縁から下方に延長された内片部451と、内片部451の下端から屋外側に延長された下面部452と、下面部452の屋外側端部から上方に突出した突起部453と、形材本体部41の裏面において前記突起部453に対向する位置で下方に突出した突起部454とを備えている。
連結溝部45内には、後述する連結部材70が額縁40の小口からスライド挿入される。連結部材70は、額縁40の長手方向のみにスライド移動可能であり、他の方向(上下方向や屋内外方向)には移動不能に、連結溝部45内に挿入されている。
額縁40は、押出成形されたアルミ形材を、額縁40が配置される下枠31A、31Bの長さ寸法に応じた寸法で切断することで製造できる。
ビスホール部42、43は、額縁40の押出成形によって形材本体部41と一体に製造されるため、ビスホール部42、43の押出方向の端面(小口)は開口されている。
[掛架部材(係合部材)]
掛架部材(係合部材)50は、アルミ押出形材で構成され、2つの額縁40に掛け渡されて配置されている。この係合部材50は、2つの額縁40の表面の高さ位置を揃えて、形材(額縁40)間に段差が発生することを防止するために用いられている。本実施形態では、額縁40の見込み寸法が大きいため、屋内側の係合部材50Aと、屋外側の係合部材50Bとの2つの係合部材50を用いている。
係合部材50は、図4に示すように、平板状の本体片部51と、本体片部51の表面から突設された第二係合部である係合凸部52と、本体片部51の裏面側に形成された保持部53と、本体片部51の一方の側面(屋内側端面)から突設されたヒレ部55と、本体片部51の他方の側面(屋外側端面)においてヒレ部55よりも下方の位置から突設された第二ヒレ部56とを備える。
本体片部51の幅方向(見込み方向)の略中央位置には、係合部材50の押出方向に沿った溝511が形成されている。この溝511は、本体片部51に貫通孔を形成する際の位置決めなどに利用される。
係合凸部52は、本体片部51の屋外側端部から上方に突設されている。このため、係合凸部52は、第二ヒレ部56よりもヒレ部55に近接して配置されている。
係合凸部52は、本体片部51から上方に突設された突条部521と、突条部521の上端(先端)に形成された係合部522とを備えている。係合部522は、断面略円形に形成され、断面部の最大幅寸法は前記溝開口部425、435の開口幅寸法よりも大きくされている。このため、係合部材50を額縁40に取り付ける場合、ビスホール部42、43の小口から係合凸部52をスライドさせる。そして、突条部521を溝開口部425、435に挿入し、係合部522をビスホール内部に挿入して、係合凸部52を、係合凹部であるビスホール部42、43に係合する。これにより、係合部材50の係合凸部52は、額縁40のビスホール部42、43に対して、額縁40の長手方向にはスライド移動可能であるが、他の方向(屋内外方向や上下方向)には移動できないように係合される。
突条部521には、前記係合部522よりも下方の位置から、屋外側および屋内側にそれぞれ突設されたフランジ部523が形成されている。このフランジ部523は、係合部522がビスホール部42、43の内部に配置されている場合に、ビスホール部42、43の下面に当接可能とされている。
保持部53は、本体片部51の屋内側端部および屋外側端部からそれぞれ下方に延出され、さらに互いに近づく方向に折曲されて断面略L字状に形成された保持片部531、532とを備えて形成されている。保持部53は、後述する第2実施形態で説明するように、2つの係合部材50を連結する場合に連結板を保持するために用いられ、本実施形態では利用されていない。
ヒレ部55は、本体片部51の一方(屋内側)の側面から屋内側に向かって水平方向に延出されている。このため、図3に示すように、係合部材50を額縁40に係合した際には、ヒレ部55は、形材本体部41の裏面側に離間して配置される。
第二ヒレ部56は、本体片部51の他方(屋外側)の側面から屋外側に向かって水平方向に延出されている。本実施形態では、本体片部51の他方の側面は、保持片部532の屋外面を含んでおり、第二ヒレ部56は、この側面において、ヒレ部55よりも下方の位置から突設されている。
本実施形態の係合部材50の長さ寸法(押出方向の寸法)は、係合部材50を2つの額縁40に跨がって配置した際に、各額縁40に対して係合可能な寸法とされている。例えば、本実施形態では、係合部材50の長さ寸法は40〜60mm程度(例えば50mm)とされ、各額縁40との係合部分の長さ寸法が20〜30mm程度となるように設定されている。
ここで、係合部材50の長さ寸法があまりにも短いと、各額縁40の表面高さを揃える機能が弱まり、段差の発生を十分に防止できないおそれがある。
一方で、係合部材50の長さ寸法が長すぎると、額縁40に係合させる寸法も長くなり、係合作業が難しくなる。
このため、これらの点を考慮して係合部材50の長さ寸法を設定すればよい。
係合部材50の断面形状は本実施形態の構成に限定されないが、押出成形のし易さや、剛性などを考慮して設計すればよい。例えば、係合凸部52は、ヒレ部55および第二ヒレ部56間であれば、配置位置は限定されないが、押出成形のし易さ等を考慮すると、本実施形態のような形状が好ましい。
[押圧材]
額縁40の形材本体部41の裏面(下面)と、各係合部材50のヒレ部55との間には、押圧材60(60A、60B)が配置されている。押圧材60は、形材本体部41およびヒレ部55間に圧入された際に反発力でヒレ部55を下方に押圧できる部材である。例えば、押圧材60は、発泡ポリエチレンや発泡ポリウレタンなどで製造された一般的なバックアップ材を利用できる。
押圧材60は、係合部材50が跨がった配置される2つの額縁40のうちの一方の額縁40の形材本体部41の裏面に、接着剤や両面テープなどで予め貼り付けられている。
本実施形態では、2つの係合部材50A、50Bを用いているため、屋内側の押圧材60Aと、屋外側の押圧材60Bとの2つの押圧材60を設けている。
押圧材60Aは、形材本体部41と、係合部材50Aのヒレ部55との間に配置されている。押圧材60Bは、形材本体部41と、係合部材50Aの第二ヒレ部56および係合部材50Bのヒレ部55との間に配置されている。
押圧材60A、60Bは同じ高さ寸法とされ、この高さ寸法は、形材本体部41と、各ヒレ部55との間隔よりも大きくされている。このため、押圧材60A、60Bは、形材本体部41および各ヒレ部55間で圧縮されており、その反発力によって係合部材50A、50Bのヒレ部55が下方に押される。ヒレ部55が下方に押されると、係合凸部52の係合部522は、ビスホール部42、43の溝開口部425、435側に当接する。これにより、係合凹部であるビスホール部42、43と、各係合凸部52とのガタツキが抑制されている。
形材本体部41と、係合部材50Aの第二ヒレ部56との間にも、押圧材60Bが配置されているが、第二ヒレ部56はヒレ部55よりも下方の位置に設けられているため、押圧材60Bによって第二ヒレ部56を下方に押圧する力は、押圧材60Aによってヒレ部55を下方に押圧する力よりも小さい。
このため、係合部材50Aは、係合凸部52に近接するヒレ部55が下方に押され、第二ヒレ部56が上方に移動するように傾斜される。これにより、第二ヒレ部56は押圧材60Bに圧接し、係合部材50Aはガタツキ無く安定して配置される。
係合部材50Bの第二ヒレ部56が当接する押圧材は設けられていないため、係合部材50Bはヒレ部55が下方に押圧され、第二ヒレ部56側が上方に移動するように傾斜される。この際、ビスホール部43の突出片431が下方に延長されているため、係合部材50Bは、本体片部51が突出片431の下端に当接する状態となり、ガタツキ無く安定して配置される。
[連結部品]
各額縁40の屋内側端部の連結溝部45には、連結部材70が各額縁40に跨がって挿入されている。連結部材70は、合成樹脂材で構成され、図2、3に示すように、第一連結部材71を備えている。第一連結部材71は、一端側に回転軸部73が設けられている。この回転軸部73には、第2実施形態で説明する第二連結部材を回転自在にかつ着脱自在に連結できるように構成されている。すなわち、連結部材70は、第一連結部材71のみで利用する場合と、第一連結部材71および第二連結部材を用いて利用する場合とがある。
本実施形態のように、額縁40が直線状に並んでいる場合は、連結部材70の第一連結部材71のみを用い、第一連結部材71の回転軸部73側を一方の額縁40の連結溝部45に挿入し、他端側を他方の額縁40の連結溝部45に挿入している。
[額縁の連結手順]
次に、2つの額縁40の連結手順について説明する。
最初に、係合部材50A、50Bや連結部材70を、額縁40A、40Bのいずれか一方にスライド係合させ、小口から突出しない状態に組み込んでおく。
また、押圧材60A、60Bを、一方の額縁40Bの形材本体部41に接着しておく。この際、図2に示すように、押圧材60A、60Bは、額縁40Bへの接着部分の面積が、額縁40Bから額縁40A側に突出する非接着部分よりも大きくなるようにされている。
なお、係合部材50A、50Bは、一方の額縁のみに組み込んでもよいし、それぞれを別々の額縁40A、40Bに組み込んでもよいが、本実施形態では、押圧材60A、60Bを接着していない額縁40Aに、各係合部材50A、50B、連結部材70を組み込んでいる。
次に、2つの額縁40A、40Bを、小口を対向させて並べる。この際、押圧材60A、60Bは、各額縁40A、40Bに跨がって配置される。
次に、係合部材50A、50B、連結部材70を、各額縁40A、40Bに跨がる位置にスライド移動する。
これにより、押圧材60A、60Bが、形材本体部41およびヒレ部55間に配置され、ヒレ部55を下方に押すため、係合凸部52とビスホール部42、43との間のガタツキを抑制できる。
なお、各額縁40A、40Bの寸法精度の誤差などによって、小口間に隙間が生じた場合には、図5に示すように、各小口間にシール材90を充填してシールしてもよい。この場合、係合部材50A、50Bや押圧材60A、60Bを、シール材90のバックアップ材として利用できる。
また、額縁40A、40B以外の縦額縁や上額縁を設ける場合は、窓枠3A、3Bの上枠33A、33Bに沿って上額縁40Cを配置し、縦枠32A、32Bに沿って縦額縁40Dを配置する。上額縁40Cは、下額縁40A、40Bと同じ形材で構成できるため、上額縁40C同士の連結部分は下額縁40A、40Bと同じ連結構造を採用できる。また、縦額縁40Dと、上額縁40C、下額縁40A、40Bとは、縦額縁40Dからビスホール部42、43にネジをねじ込むことで連結できる。
[第1実施形態の効果]
第1実施形態によれば、2つの額縁40A、40Bを連結する際に、連結部材70だけでなく、係合部材50A、50Bを各額縁40A、40Bに跨がって配置したので、額縁40A、40Bの形材本体部41の表面高さ位置を揃えることができる。このため、見込み寸法が大きな額縁40A、40Bを設置した場合でも、形材本体部41の表面が面違い(高さ位置がずれる)となって段差が生じることを防止でき、額縁40A、40Bの小口が露出することも防止できる。したがって、各額縁40A、40Bの表面が面一となり、意匠性も向上できる。
押圧材60A、60Bを設けているので、額縁40A、40Bのビスホール部42、43と、係合部材50A、50Bの係合凸部52とを密着させることができ、これらの金属材同士の係合部分のガタツキを防止できる。また、押圧材60A、60Bによってガタツキを防止できるため、係合凸部52の係合部522を、ビスホール部42、43に容易に挿入できる大きさに形成でき、係合部材50A、50Bのスライド移動もスムーズに行うことができる。このため、額縁40A、40Bの連結作業性を向上でき、かつ、額縁40A、40B間に段差が生じることを防止できる。
額縁40A、40Bを縦額縁40Dに固定する際に用いられるビスホール部42、43を係合凹部として利用し、このビスホール部42、43に係合部材50A、50Bの係合凸部52を係合しているので、額縁40A、40Bに蟻溝などの専用の係合凹部を形成する必要が無い。このため、従来から用いられている額縁40A、40Bを利用でき、専用の係合凹部を形成する場合に比べて、コストを低減できる。
各額縁40A、40Bの小口間に跨がって、係合部材50A、50Bや押圧材60A、60Bが配置されるため、これらの部品を、額縁40A、40B間(目地部分)をシールするシール材のバックアップ材として兼用できる。したがって、額縁40A、40Bの目地部分をシールする際に、別のバックアップ材を配置する必要が無く、部品数を低減でき、施工作業性も向上できる。
さらに、額縁40A、40Bに跨がって係合部材50Aや、係合部材50Bを係合し、同一部品を基準に各額縁40A、40Bの表面高さ位置を揃えているので、部品数を少なくでき、各額縁40A、40Bの表面を精度よく面一に設定することができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について、図6〜8に基づいて説明する。なお、図7は、図6のVII−VII線に沿った断面図である。
第1実施形態は、引違い窓2A、2Bが直線状に配置された連窓1に設けられる額縁40A、40Bを連結する構造であった。これに対し、第2実施形態は、引違い窓2A、2Bを構成する窓枠3A、3Bを、建物の出隅用の方立80に連結し、各引違い窓2A、2B(窓枠3A、3B)を90°の出隅角度で配置した出隅部分に設けられる額縁140(140A、140B)を連結する構造である。
第2実施形態では、各引違い窓2A、2Bに沿って額縁140A、140Bが90度の交差角度で配置される。このため、額縁140A、140Bの小口は、額縁140A、140Bの長手方向(押出方向)に対して45度の傾斜面となるように切断されており、各傾斜面(小口)を突き合わせて連結している。
第2実施形態の額縁140A、140Bは、図7に示すように、第1実施形態の額縁40と同様に、形材本体部141、ビスホール部142、連結溝部145を備えたアルミ押出形材である。ただし、額縁140A、140Bは、額縁40に比べて見込み寸法が小さいため、ビスホール部142は見込み方向の1箇所のみに形成されている。
ビスホール部142は、第1実施形態のビスホール部43と同様に、基端側でビスホールを区画形成し、下端側がビスホール部分よりも下方に突出された突出片を備えている。
連結溝部145は、第1実施形態の連結溝部45と同じ構造であるため、説明を省略する。
[掛架部材]
出隅部分において、2つの額縁140A、140Bには、図8に示す掛架部材100が掛け渡されて配置されている。掛架部材100は、2つの係合部材50(50C、50D)と、2つの係合部材50C、50Dを連結する連結板110とを備えている。
係合部材50C、50Dは、第1実施形態で用いられた係合部材50と同一断面形状のアルミ押出形材であり、長さ寸法が異なるだけであるため、説明を省略する。
連結板110は、スチールなどの金属板を加工して形成され、平面矩形状のベース部111と、ベース部111の交差する2つの辺からそれぞれ突出された突出部112とを備えている。2つの突出部112の突出方向の交差角度は、出隅角度と同じ90°に設定されている。
突出部112の幅寸法は、各係合部材50C、50Dにおける保持部53の幅寸法に合わせて形成されており、各係合部材50C、50Dの保持部53に、突出部112を挿入して保持可能とされている。
係合部材50C、50Dの本体片部51には、ネジを挿通する貫通孔512が形成され、突出部112には、貫通孔512を挿通されたネジ120が螺合されるネジ孔114が形成されている。したがって、掛架部材100は、係合部材50C、50Dの保持部53に、連結板110の突出部112を挿入し、ネジ120で固定することで組み立てられている。
[押圧材]
額縁140A、140Bの形材本体部141の裏面(下面)と、掛架部材100の各係合部材50C、50Dのヒレ部55との間には、第1実施形態の押圧材60と同様の押圧材65が配置されている。
押圧材65は、各額縁140A、140Bの小口に沿って配置されるため、図6に示すように、係合部材50C、50Dに対して斜めに配置される。押圧材65は、係合部材50の係合凸部52やビスホール部142と干渉しないように、係合凸部52およびビスホール部142に沿った部分は斜めに切断されている。
押圧材65は、押圧材60と同様に、係合部材50C、50Dのヒレ部55と、額縁140A、140Bの形材本体部141との間に配置され、ヒレ部55が下方に押される。このため、各係合部材50C、50Dは、屋外側が上方に傾き、第1実施形態の係合部材50Bと同様に、ビスホール部142の突出片に形材本体部141が当接する。
[連結部材]
第2実施形態では、各額縁140A、140Bは出隅部分に配置されるため、直線状ではなく所定の交差角度で配置される。このため、第2実施形態の連結部材70は、回転軸部73で回動自在に組み立てられた第一連結部材71および第二連結部材72で構成している。
[額縁の連結手順]
次に、第2実施形態における2つの額縁140A、140Bの連結手順について説明する。
一方の額縁140Bの形材本体部141の裏面に、押圧材65を予め接着しておく。
そして、出隅部分で交差配置される2つの額縁140A、140Bを連結する場合、掛架部材100の2つの係合部材50C、50Dのうち、一方の係合部材50Dの係合凸部52を、一方の額縁140Bのビスホール部142に小口から挿入して係合する。
連結部材70の第一連結部材71および第二連結部材72の一方(例えば第二連結部材72)を、額縁140Bの連結溝部145に挿入し、他方(例えば第一連結部材71)は額縁140Bの小口から突出させておく。
次に、他方の額縁140Aを、額縁140Bに対して90°方向からスライド移動させ、各小口を突き合わせる。この際、連結部材70の第一連結部材71は、額縁140Aの連結溝部145に挿入し、他方の係合部材50Cの係合凸部52を、額縁140Aのビスホール部142に係合する。
以上により、押圧材65の端部は、額縁140Aの形材本体部141の裏面に配置され、額縁140A、140Bに跨がって配置される。
連結部材70は、第一連結部材71、第二連結部材72が、それぞれ額縁140A、140Bの連結溝部145に挿入されるため、額縁140A、140Bに跨がって配置される。
掛架部材100は、係合部材50Cが額縁140Aに係合され、係合部材50Dが額縁140Bに係合されるため、額縁140A、140Bに跨がって配置される。
押圧材65は、各額縁140A、140Bの形材本体部141と、各係合部材50C、50Dのヒレ部55との間に配置されてヒレ部55を下方に押す。このように、ヒレ部55と押圧材65とがラップしているため、係合凸部52と、係合凹部であるビスホール部142との間のガタツキを抑制できる。
[第2実施形態の効果]
このような第2実施形態によれば、出隅部分に額縁140A、140Bを配置する場合に、各額縁140A、140B間に段差が生じることを防止でき、第1実施形態と同様の作用効果を奏する。
さらに、掛架部材100の係合部材50C、50Dは、第1実施形態の係合部材50A、50Bと同一断面形状であるため、同一の押出成形品をそれぞれの長さ寸法で切断することで、各係合部材50A、50B、50C、50Dを容易にかつ低コストで製造できる。
掛架部材100は、係合部材50C、50Dと、連結板110とをネジ止めすることで組み立てることができる。このため、係合部材50C、50Dの長さ寸法を変更する場合も、連結板110は共通して利用できる。
掛架部材100は、係合部材50C、50Dの本体片部51の裏面側に設けられた保持部53に保持されるため、額縁140A、140Bのビスホール部142と干渉しない。このため、額縁140A、140Bの小口を45°の傾斜面となるように切断する際に、ビスホール部142を一部切除する等の加工を行う必要が無い。したがって、額縁140A、140Bの加工作業も容易に行うことができる。
さらに、連結部材70は、回転軸部73を中心に第一連結部材71および第二連結部材72の角度を調整できるため、額縁140A、140Bの交差角度(出隅角度)が異なる場合でも同じ連結部材70を用いることができる。
[第3実施形態]
第3実施形態について、図9に基づいて説明する。
第3実施形態は、引違い窓2A、2Bを構成する窓枠3A、3Bを、建物の入隅用の方立85に連結し、各引違い窓2A、2B(窓枠3A、3B)を90°の入隅角度で配置した入隅部分に設けられる額縁240(240A、240B)を連結する構造である。
第3実施形態では、各引違い窓2A、2Bに沿って額縁240A、240Bが90度の角度で配置される。このため、額縁240A、240Bの小口は、額縁240A、240Bの長手方向(押出方向)に対して45度の傾斜面となるように切断されており、各傾斜面(小口)を突き合わせて、掛架部材100および連結部材70を用いて連結されている。
第3実施形態の額縁240A、240Bは、第2実施形態の額縁140A、140Bと小口の切断方向が相違するだけであり、その他の構成は同じであるため、説明を省略する。また、第3実施形態で用いられる押圧材65、連結部材70、掛架部材100は、第2実施形態と同じものが利用できるため、説明を省略する。
さらに、第3実施形態の2つの額縁240A、240Bの連結手順も、第2実施形態と同様であるため説明を省略する。
[第3実施形態の効果]
このような第3実施形態によれば、入隅部分に額縁240A、240Bを配置する場合にも、各額縁240A、240B間に段差が生じることを防止でき、前記各実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
[変形例]
本発明は、以上の実施形態で説明した構成のものに限定されず、本発明の目的を達成できる範囲での変形例は、本発明に含まれる。
例えば、第2、3実施形態では、出隅部や入隅部の角度、すなわち、額縁140A、140B、240A、240Bの交差角度は90°であったが、これに限定されず、例えば、120°や135°などの角度に設定されてもよい。
この際、出隅、入隅用の掛架部材100としては、連結板110のみをコーナー部分の角度に対応したものを用意すればよく、係合部材50は同じものが利用できる。
例えば、図10に示すように、120°の出隅コーナーや入隅コーナーに用いられる掛架部材200は、係合部材50と、連結板210とを備えている。連結板210は、突出部212の交差角度が、コーナー部分の角度(120°)と同じ角度に設定されている。
このように、様々な角度のコーナー部分に用いられる掛架部材は、突出部112、212の交差角度を出隅角度や入隅角度に合わせた連結板を用意すれば、係合部材50は共通化できるので、低コストで製造することができる。
係合部材50は、前記実施形態の構造、形状に限定されない。例えば、連窓用の係合部材50A、50Bと、出隅・入隅用の係合部材50C、50Dとを、異なる構造としてもよい。この場合、連窓用に用いられる係合部材は、保持部53が形成されていない構造とすることができる。
額縁40、140、240に設けられる第一係合部である係合凹部は、ビスホール部42、43、142に限らず、蟻溝などでもよく、係合部材50の第二係合部である係合凸部52がスライド係合可能に構成されていれば良い。また、係合部材50の係合凸部52は、係合凹部の溝形状に応じた構成とされていればよい。
また、額縁40、140、240に設けられる第一係合部を係合凸部とし、係合部材50に設けられる第二係合部を係合凹部としてもよい。
本発明の形材は額縁に限定されず、水切材や外部見切り材などでもよい。外部見切り材は、窓枠の屋外側に配置され、外壁の端面などを見切るために用いられるものである。これらの形材も、連窓などでは互いに小口部分で連結されるため、段差が生じることを防止するために本発明の形材連結構造を採用することが好ましい。
1…連窓、2A、2B…引違い窓、3A、3B…窓枠、31A、31B…下枠、40、40A、40B…額縁、41…形材本体部、42、43…ビスホール部、45…連結溝部、50、50A、50B…掛架部材である係合部材、50C、50D…係合部材、51…本体片部、52…係合凸部、53…保持部、55…ヒレ部、56…第二ヒレ部、60、60A、60B、65…押圧材、70…連結部材、100…掛架部材、110…連結板、111…ベース部、112…突出部、140、140A、140B…額縁、141…形材本体部、142…ビスホール部、145…連結溝部、200…掛架部材、210…連結板、212…突出部、240、240A、240B…額縁。

Claims (7)

  1. 2つの形材と、前記2つの形材間に掛け渡されて配置される掛架部材とを備える形材連結構造であって、
    前記形材は、形材本体部と、前記形材本体部の裏面に設けられた第一係合部とを有し、
    前記掛架部材は、前記第一係合部に係合する第二係合部と、前記形材本体部の裏面側に配置されるヒレ部とを有し、
    前記第一係合部は、係合凹部および係合凸部の一方で構成され、
    前記第二係合部は、前記係合凹部および前記係合凸部の他方で構成され、前記形材本体部の小口から前記第一係合部にスライド係合され、
    前記形材本体部および前記ヒレ部間には、前記ヒレ部を前記形材本体部から離れる方向に押圧する押圧材が配置されている
    ことを特徴とする形材連結構造。
  2. 請求項1に記載の形材連結構造において、
    前記係合凹部は、ビスホール部で形成されている
    ことを特徴とする形材連結構造。
  3. 請求項1または請求項2に記載の形材連結構造において、
    前記2つの形材は直線状に配置され、
    前記掛架部材は、前記各形材に跨がって配置されて、前記各形材に係合される係合部材で構成されている
    ことを特徴とする形材連結構造。
  4. 請求項1または請求項2に記載の形材連結構造において、
    前記2つの形材は出隅部または入隅部に配置され、
    前記掛架部材は、連結板と、前記連結板に取り付けられて前記2つの形材の一方に係合される係合部材と、前記連結板に取り付けられて前記2つの形材の他方に係合される係合部材と、
    を備えて構成されている
    ことを特徴とする形材連結構造。
  5. 請求項4に記載の形材連結構造において、
    前記各係合部材は、前記連結板を保持可能な保持部を備え、
    前記各係合部材と前記連結板とは、前記保持部に前記連結板が保持された状態でネジ止めされている
    ことを特徴とする形材連結構造。
  6. 請求項3から請求項5のいずれか一項に記載の形材連結構造において、
    前記係合部材は、本体片部と、前記本体片部の表面から突設された前記第二係合部と、前記本体片部の一方の側面から突設された前記ヒレ部と、前記本体片部の他方の側面において前記ヒレ部よりも下方の位置から突設された第二ヒレ部とを備える
    ことを特徴とする形材連結構造。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の形材連結構造において、
    前記形材の小口間にはシール材が充填され、
    前記掛架部材および前記押圧材は、前記シール材のバックアップ材を兼用する
    ことを特徴とする形材連結構造。
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