JP2018095469A - ワイヤ繰り出し器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ワイヤ繰り出し器100は、ワイヤ200がリング状に巻き束ねられたワイヤ巻束210を収容するリール部10と、リール部10を立てた状態でリール部10の中心C回りに回転自在に支持する支持台80とを備え、リール部10は、ワイヤ巻束210の両側部を規制する側規制部材11,12と、ワイヤ巻束210の半径方向の外周部を支持する外周規制部材13と、ワイヤ巻束210から引き出されるワイヤ200の、半径方向の内側への変位を規制する内周規制部材14とを有し、2つの側規制部材11,12のうち一方の側規制部材11は、中心C回りの全周に繋がった隙間15が形成され、内周規制部材14は、リール部10の内部空間から退避した位置に移動可能に設けられている。
【選択図】図2
Description
図1は、本発明の一実施形態であるワイヤ繰り出し器100の全体構成を示す斜視図、図2は、ワイヤ繰り出し器100を用いてワイヤ巻束からワイヤを繰り出す使用状態を示す斜視図である。
図3は、支持台80の単体を示す斜視図である。支持台80は金属で形成されており、図3に示すように基部81と引手82とを有する。基部81は、2本の平行に配置された管部材87,86と、2つの管部材87,86の一方の端部に寄った部分に両端が接合された繋ぎ管部材88と、2つの管部材87,86の各他方の端部(繋ぎ管部材88が接合されている部分に近い側の端部とは反対側の端部)に近い部分から斜め上方に延びた斜め管部材89a,89bと、2つの斜め管部材89a,89bが互いに接近した端部から、管部材87,86に対してそれぞれ平行に延びた支軸83とを有する。支軸83は、リール部10の中心Cに配置された後述するボス25に通されて、リール部10を立てた状態で回転自在に支持する。
図4は、リール部10を示す斜視図である。リール部10は、立てた状態で、支持台80の支軸83が通され、支軸83回りに回転自在に支持されるボス25を有している。ボス25の中心がリール部10の中心Cである。リール部10は、後述するワイヤ案内部材90を支軸83に締め付けているアイボルト91を緩めてワイヤ案内部材90を支軸83から取り外し、さらに、支軸83の外周に被されているスペーサ95を取り除いた状態で、支軸83から軸方向に引き抜くことで、支持台80から取り外される。
ワイヤ案内部材90は、図2に示すように、支持台80の支軸83が通されるボス92と、ボス92からリール部10の半径方向に延びたアーム部93と、アーム部93の先端に形成されたワイヤ200を通すC字状の案内部94と、ボス25を支軸83に固定するアイボルト91とを備えている。アーム部93は、中心Cからの隙間15の半径位置に対応する辺りの、リール部10の外側に案内部94が配置される長さに形成されている。これにより、案内部94は、リール部10の外側で、隙間15に近接した位置に配置される。案内部94は、1本の棒が螺旋状に形成されていて、C字の切れ目は同一平面上にはない。なお、案内部94は切れ目のないO字状のものであってもよい。
以上のように構成されたワイヤ繰り出し器100は、これを使用する作業者によって、リール部10が支持台80から取り外される。そして、取り外されたリール部10(図4参照)は、蝶ナット34(図7参照)が緩められ、雄ねじ33を細長穴26bから丸穴26aにずらすように、内枠30を図4において反時計回りに回転される。そして、第3枠部材32が図6に示すように丸穴26aに通されて、内枠30が外枠20の奥側に寄せられる。詳しくは、図5に示すように、内枠30の第2側部材31が、第1枠部材22のボス25に接合された側の直線部分及び第2枠部材23に近接する位置又は接する位置まで寄せられる。
本実施形態のワイヤ繰り出し器100は、リール部10が外枠20と内枠30との組み合わせで形成されたものであるが、本発明に係るワイヤ繰り出し器はこの実施形態に限定されるものではなく、リール部が、ワイヤ巻束の両側部を規制する側規制部材と、ワイヤ巻束の半径方向の外周部を規制する外周規制部材と、ワイヤ巻束から引き出されるワイヤの、半径方向の内周側への移動を規制する内周制部材とを有し、2つの側規制部材のうち一方の側規制部材が、リール部の中心回りの全周に繋がった隙間が形成されているものであれば、如何なる構成で形成されていてもよい。
11,12 側規制部材
13 外周規制部材
14 内周規制部材
15 隙間
22 第1枠部材
32 第3枠部材
80 支持台
83 支軸
90 ワイヤ案内部材
94 案内部
100 ワイヤ繰り出し器
200 ワイヤ
210 ワイヤ巻束
C 中心
F 引き出す方向
I 半径方向の内方
Claims (5)
- ワイヤがリング状に巻き束ねられたワイヤ巻束を収容するリール部と、前記リール部を立てた状態で前記リール部の中心回りに回転自在に支持する支持台とを備え、
前記リール部は、前記ワイヤ巻束の両側部を規制する側規制部材と、前記ワイヤ巻束の半径方向の外周部を支持する外周規制部材と、前記ワイヤ巻束から引き出される前記ワイヤの、前記半径方向の内側への変位を規制する内周規制部材とを有し、
2つの前記側規制部材のうち一方の側規制部材は、前記中心回りの全周に繋がった隙間が形成され、
前記内周規制部材は、前記リール部の内部空間から退避した位置に移動可能に設けられているワイヤ繰り出し器。 - 前記リール部は、少なくとも前記側規制部材の一部及び前記外周規制部材を有する外枠と、少なくとも前記側規制部材の一部及び前記内周規制部材を有する内枠との2つの部材が組み合わされ、
前記隙間は、前記外枠と前記内枠との間に形成されている請求項1に記載のワイヤ繰り出し器。 - ワイヤがリング状に巻き束ねられたワイヤ巻束を収容するリール部と、前記リール部を立てた状態で前記リール部の中心回りに回転自在に支持する支持台とを備え、
前記リール部は、前記ワイヤ巻束が収容される円柱状の内部空間を外部と仕切るガード部材と、前記円柱状の内部空間の内周側に、前記内周側の部分を仕切る内周仕切り部材とを有し、
前記ガード部材は、前記中心回りの全周に繋がった隙間が形成され、
前記内周仕切り部材は、前記内部空間から退避した位置に移動可能に設けられているワイヤ繰り出し器。 - 前記支持台は、前記リール部を回転自在に支持する支軸が形成された基部と、手を掛けて引かれる引手とを備え、
前記基部は、接地した脚と、前記引手を上方に引き上げて前記脚の接地を解除した状態でも設置している、回転自在のキャスタとを有する請求項1から3のうちいずれか1項に記載のワイヤ繰り出し器。 - 前記リール部の外側であって、前記隙間に近接した位置に、前記隙間から繰り出された前記ワイヤを、引き出す方向に案内するワイヤ案内部材を備えている請求項1から4のうちいずれか1項に記載のワイヤ繰り出し器。
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Family Applications (1)
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JP2016244773A Active JP6259901B1 (ja) | 2016-12-16 | 2016-12-16 | ワイヤ繰り出し器 |
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