JP3219768U - 長尺物の巻取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ケーブルなどの長尺物が張力によって固く巻き取られた場合であっても、容易に巻取装置から取り外すことができるようにした長尺物の巻取装置を提供する。
【解決手段】電線や光ファイバーなどのケーブルや、ホース、紐などの長尺物を巻き取るための巻取装置であって、軸周りに回動自在に設けられた第1の回転部材(31a、31b、31c)と、同じく軸周りに回動自在に設けられて第1の回動部材と対向配置された第2の回動部材(32b、32c)とを備え、第1の回転部材と第2の回転部材のそれぞれには、両回転部材の対向方向に延出する巻取アーム(31c、32c)が複数設けられており、第1の回転部材から延出する第1の巻取アーム31cと、第2の回転部材から延出する第2の巻取アーム32cとは相互に交差する向きに延出しており、第1の回転部材及び第2の回動部材の少なくとも何れかは、着脱自在に設けられている。
【選択図】図1

Description

本考案は、電線や光ファイバーなどのケーブルや、ホース、紐などの長尺物を巻き取るための巻取装置に関し、特に巻き取った長尺物を取り外しやすくした長尺物の巻取装置に関する。
従来から、ケーブルや、ホース、紐などの長尺物は、数メートルから数百メートルの長さに引き伸ばした状態で使用されており、使用後には円柱形状やボビン形状のドラムや巻取装置に巻き取って、コンパクトな状態で保存することが行われている。しかしながら、一般に普及しているドラムや巻取装置は、巻き取ったケーブルや、ホース、紐などとともに保管されることから、巻き取る長尺物の数だけ、当該ドラムや巻取装置が必要であった。
そこで従前においては、巻き取ったケーブルを取り外すことができるようにしたケーブル巻取装置も提案されている。例えば特許文献1(特開2014−19554号公報)では、巻き取ったケーブルの取り外しが容易であり、比較的剛性の大きいケーブルであっても緊密に巻回することができるケーブル巻取り装置として、台座と、該台座に対して回転自在に設けられ、回転させながらケーブルを巻き取る巻取り本体と、該巻取り本体を回転操作する操作ハンドルとを備えるケーブル巻取り装置であって、前記巻取り本体は、長手方向中央部において回転自在に軸支された回転バーと、該回転バーの長手方向両端部側面から該回転バーの長手方向と直交する方向へそれぞれ延在する巻取りバーとを有し、前記回転バーは、前記巻取りバーも含む長手方向一端部が、前記巻取りバーの延在方向へ折り曲げ可能となっているケーブル巻取り装置を提案している。
また、特許文献2(特開2005−239348号公報)には、結束ケ−ブルの内径に応じて結束ケ−ブルを容易かつ正確に支持できるケ−ブルリ−ルとして、基枠または不動部材に設けたリ−ル軸にリ−ルを回転自在に支持し、前記リ−ルに結束ケ−ブルを支持可能なリンクガイドを設けたケ−ブルリ−ルにおいて、前記リンクガイドに一対のスライダを摺動可能に装着し、該スライダに結束ケ−ブルの捲回内径面に係合可能なケ−ブル保持杆を突設し、該ケ−ブル保持杆を互いに近接離反動可能に連係したセンタリング機構を設けたことケ−ブルリ−ルが提案されている。そしてこの文献には、「ケ−ブル保持杆26をセンタリングシャフト18側へ若干移動させ、その内接円直径を縮小する。このようにすると、ケ−ブル保持杆26と結束ケ−ブル28の内径壁面との係合が解除され、結束ケ−ブル28をケ−ブル保持杆26に沿って容易に引き出せる」ことが開示されている。
特開2014−19554号公報 特開2005−239348号公報
上述のとおり、従前においても、リールなどに巻き取ったケーブルを、巻き取った状態で取り外すことのできるケーブル巻取り装置などは提案されていた。
しかしながら、ケーブルを巻取装置などで巻き取る際には、巻き取るケーブルに一定の張力が加わることから、ケーブルは巻取装置のドラムなどに固く巻き付いてしまい、ドラムなどからの取り外しが困難になっていた。
そこで本考案では、ケーブルなどの長尺物が張力によって固く巻き取られた場合であっても、容易に巻取装置から取り外すことができるようにした長尺物の巻取装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、巻き取ったケーブルなどの長尺物を簡易に取り外すことのできるように構成した長尺物の巻取装置を提供する。
即ち本考案では、電線や光ファイバーなどのケーブルや、ホース、紐などの長尺物を巻き取るための巻取装置であって、軸周りに回動自在に設けられた第1の回転部材と、同じく軸周りに回動自在に設けられて前記第1の回動部材と対向配置された第2の回動部材とを備え、前記第1の回転部材と第2の回転部材のそれぞれには、両回転部材の対向方向に延出する巻取アームが複数設けられており、前記第1の回転部材から延出する第1の巻取アームと、前記第2の回転部材から延出する第2の巻取アームとは相互に交差する向きに延出しており、前記第1の回転部材及び第2の回動部材の少なくとも何れかは、着脱自在に設けられている長尺物の巻取装置を提供する。
上記長尺物の巻取装置によれば、相互に交差する巻取アームにケーブルなどの長尺物を巻き取ることができる。そして当該巻取アームが設けられている少なくとも何れかの回転部材は、当該長尺物の巻取装置に対して着脱自在に設けている。このため、巻取アームに長尺物を巻き取った後に、少なくとも何れかの巻取部材を取り外すことにより、何れかの一方に残った巻き取られた長尺物は、容易に取り外すことができる。このため、着脱自在に設けられる回転部材は、回転軸の延伸方向に引き抜いて取り外すことができるように設けられるのが望ましい。
また前記回転部材は、巻取アームに巻き取った長尺物の側面を支持する機能を備えることができる。このため、当該回転部材は円盤形状などの板状に形成する他、径方向に延伸する支持部材を設けたリング状に形成することができる。
また、前記巻取アームは、直線状に延出する棒部材を用いて形成する他、内向きに湾曲する棒部材、或いは外向きに湾曲する棒部材を用いて形成することができる。ただし、当該巻取アームは、長尺物を巻き取る際の張力に基づいた締め付け力に抗することができる強度で形成することが望ましく、必要に応じて、当該巻取アームを支持して変形を阻止する補強部材を設けることもできる。
そして上記本考案にかかる長尺物の巻取装置では、前記第1の巻取アームと第2の巻取アームとは、両回転部材同士が対向する側の回転中心方向に向かって延出することが望ましく、更に両アームの交角が30°以上、170°以下の角度となるように各回転部材から延出することが望ましい。その際、前記第1の回転部材から延出する第1の巻取アームと、前記第2の回転部材から延出する第2の巻取アームとは、回転面からそれぞれ異なる角度で延出するように形成する他、両巻取アームが、それぞれの回転面から同じ角度で延出するように構成することができる。
また上記本考案にかかる長尺物の巻取装置は、設置面に載置可能な脚部と、当該脚部で支持される軸受部と、当該軸受部に取り付けられた回転軸とを備えることができる。かかる脚部を備えることにより、適宜作業面に設置した状態で長尺物を巻き取ることができる。そして前記第1の回転部材は、前記回転軸に固定されると共に、前記第2の回転部材は、当該回転軸に対して着脱自在に固定することができる。第2の回転部材を回転軸に対して着脱自在に設ける事により、長尺物を巻き取った後は、当該第2の回転部材を取り外して、巻き取った長尺物を当該長尺物の巻取装置から取り外すことができる。
そして、前記回転部材は、その回転方向を一方向に規制できるように形成するのが望ましい。長尺物の巻取作業に際して、巻き取った長尺物の引き出し方向への回転を阻止することで、巻き取った長尺物の緩みを阻止することができる。かかる巻取方向の規制はラチェットやワンウェイクラッチなどの回転方向規制部材を使用することができる。また当該回転方向規制部材は、長尺部材の巻取時と引き出し時において、それぞれ異なる向きに回転方向を規制するように形成しても良い。即ち、長尺部材の巻取方向又は引き出し方向にのみ回転軸を回転させるように形成しても良い。その際、回転の方向は任意に選択できるように構成することもできる。
以上のように構成した本考案の長尺物の巻取装置によれば、長尺物を巻き取る際の張力により、緊結状態で巻き取ったとしても、少なくとも何れかの回転部材を取り外すことにより、当該緊結状態を簡易に解除できることから、巻き取った長尺物を取り外しやすくした長尺物の巻取装置が実現する。
よって本考案により、ケーブルなどの長尺物が、張力によって固く巻き取られた場合であっても、容易に巻取装置から取り外すことができるようにした長尺物の巻取装置を提供することができる。
本実施の形態にかかる長尺物の巻取装置を示す(A)正面図、(B)左側面図 本実施の形態にかかる長尺物の巻取装置の(A)斜視図、(B)分解斜視図 巻き取った長尺物を取り外すまでの工程図
以下、図面を参照しながら本考案にかかる長尺物の巻取装置10の実施の形態を説明する。ただし、以下に示す実施の形態は、本考案の技術的範囲を制限するものではなく、本考案の基本的な構成を伴う限りにおいて、公知技術や均等な技術を適用することにより適宜変更する事も可能である。
図1は本実施の形態にかかる長尺物の巻取装置10を示す(A)正面図、(B)左側面図であり、図2は本実施の形態にかかる長尺物の巻取装置10の(A)斜視図、(B)分解斜視図であり、図3は巻き取った長尺物を取り外すまでの工程図である。
図1及び図2に示すように、本実施の形態にかかる長尺物の巻取装置10は、作業場所や荷台などの設置面に載置可能な脚部21を備えており、当該脚部21から立ち上がる躯体部22を備えている。この躯体部22には、回転軸33を支持する軸受23が設けられており、当該軸受23の近傍には、当該回転軸33の回転方向を規制する為の回転方向規制部材24が設けられている。本実施の形態において、当該軸受23は2つ設けられており、これにより回転軸33を確実に保持することができる。また回転方向規制部材24としてワンウェイクラッチを使用しており、軸受23を貫通した回転軸33を収容する位置に設けている。本実施の形態において、当該軸受23や回転方向規制部材24は、前記躯体部22に設けた架台25に設置している。
そして当該回転軸33には、その軸周りに回動自在に第1の回転部材31を設けている。本実施の形態では、当該回転部材31は前記回転軸33に溶接して設けているが、係合ピンなどを用いて任意に着脱自在に設けることもできる。
また前記回転軸33には、その先端側に軸周りに回動自在な第2の回転部材32を設けている。当該第2の回転部材32は、前記回転軸33に対して着脱自在に設けられており、前記第1の回転部材31と共に、前記回転軸33の回動によって回転されるように設けられている。
そして上記した第1の回転部材31及び第2の回転部材32は、回転軸33を中心として十字形状に配置して回転中心から四方(径方向)に延伸する支持部材31a,32aと、この支持部材31a,32aの先端に一体化した環状部材31b,32bと、前記支持部材31a,32aから延出する巻取アーム(第1の巻取アーム31c及び第2の巻取アーム32c)とを備えて形成している。
前記支持部材31a,32aは、本実施の形態では板状部材を用いて形成しており、その回転軸33(回転中心)近傍には、回転軸方向に延出する巻取アームを、当該回転軸33を中心として対称となる位置に1本ずつ設けている。その結果、本実施の形態では四方に延出する各支持部材31a,32aに1本ずつの合計4つの巻取アーム31c,32cを備えている。
かかる巻取アーム31c,32cは、それぞれの支持部材31a,32aから回転中心に向かって傾斜するように延出しており、前記第1の回転部材31から延出する第1の巻取アーム31cと、前記第2の回転部材32から延出する第2の巻取アーム32cとが相互に交差して、長尺部材の巻取部Cを形成するものとなっている。かかる巻取アーム31c,32cの取付位置は、長尺物を巻き取る際の内径を規定することから、支持部材31a,32aに対する取付位置(即ち回転中心からの距離)を変更できるように形成することもできる。例えば当該巻取部Cを前記支持部材31a,32aに対して螺着する場合には、当該螺着箇所を支持部材31a,32aの長さ方向に複数設けることもでき、またスライダ等によって前記巻取アームの設置個所を変更できるように形成しても良い。
本実施の形態にかかる長尺物の巻取装置10では、前記第1の巻取アーム31cと第2の巻取アーム32cとが回転中心側において交差していることから、少なくとも何れかの回転部材を取り外すことにより、巻き取った長尺物を取り外しやすくしている。このため、前記第1の巻取アーム31cと第2の巻取アーム32cとは、その交角が30°以上、170°以下の角度、望ましくは60°以上、150°以下となるように各回転部材31,32から延出されていることが望ましい。当該交角が30°未満であると長尺部材の巻取領域が狭くなってしまい、一方で当該交角が170°を超えてしまうと、巻取時の張力により長尺物が巻取アームに固く巻き付いてしまい、巻取後における取り外しが困難になってしまうためである。
また前記巻取アームには、長尺部材の巻取時において、その張力や巻き取った長尺物の荷重が作用することから、変形や破損することの無い強度で形成される必要がある。よって、当該巻取アームには、延伸方向の下面を支持する支え部材(図示せず)を設ける事も望ましい。なお、当該支持部材31a,32aは、本実施の形態では十字形状に設けており、回転中心から四方向に延伸するものとして形成しているが、当該支持部材31a,32aは回転中心から2方向以上に延出していれば良く、例えば2方向、3方向の他、5方向以上に延出するように形成することもできる。
そして前記支持部材31a,32aの先端側には、リング状に形成した環状部材31b,32bを設けている。かかる環状部材31b,32bは、長尺部材の巻取に際して、長尺部材を2つの回転部材間に案内する機能を有しており、金属の他、プラスチックなどで形成することもできる。
そして前記回転方向規制部材24は、前記回転軸33の回転方向を規制するために機能する。即ち当該長尺物の巻取装置10における巻き取り動作の最中に、巻き取った長尺物が緩むことの無い様に、引き出し方向への回転を規制している。かかる回転方向規制部材24は、ラチェット機構などによって形成することも可能であるが、本実施の形態ではワンウェイクラッチを使用している。当該ワンウェイクラッチに前記回転軸33を通すことにより、その回転方向を規制することができる。かかる回転方向規制部材24は、本実施の形態では引き出し方向への回動だけを規制するように形成しているが、必要に応じて巻取方向の回動を阻止するように形成しても良い。即ち、当該回転方向規制部材24は、前記回転部材における任意の回転方向を規制するように形成しても良い。
以上のように構成した長尺物の巻取装置10における巻取動作を、図2及び図3を参照しながら説明する。図2(A)は上記の構成で形成された長尺物の巻取装置10を斜視図であり、当該長尺物の巻取装置10は、図2(B)に示す様に第2の回転部材32を取り外すことができるように組み立てている。即ち、図2に示す様に当該第2の回転部材32は、回転軸33の延伸方向に引き出すことができるように設けられており、長尺部材40の巻取時には、前記回転軸33に対して固定できるように設けられている。
長尺部材40の巻取動作に際しては、図2(A)に示す様に、前記第2の回転部材32を取り付けた状態で長尺部材40の巻取を開始する。これにより長尺部材40は、図3(A)に示す様に、前記第1の巻取アーム31cと第2の巻取アーム32cとで構成される巻取領域Cに順次まかれていく。この巻取動作は、第2の回転部材32の環状部材31b,32bに設けたハンドル34を巻取方向に回すことにより、回転軸33が回動し、当該回転軸33に固定されている第1の回転部材31も回動させることができる。
そして長尺部材40を十分に巻き取った後においては、巻き取った長尺部材40を束ねることも望ましい。特に本実施の形態にかかる長尺物の巻取装置10では、交差する巻取アームで長尺部材40を巻き取っていることから、任意の個所で巻き取った長尺部材40を束ねることが可能となっている。
その後、巻き取った長尺部材40を長尺物の巻取装置10から取り外すために、図2(B)及び図3(B)に示す様に、前記第2の回転部材32を回転軸33の延伸方向に引き抜く。この時、当該第2の回転部材32を前記回転軸33に固定する締結ボルト35を緩めることにより、当該第2の回転部材32の引抜を可能としている。かかる第2の回転部材32の引抜に際しては、前記巻き取られた長尺物の締め付け力が作用することになるが、前記第2の巻取アーム32cは回転中心に向かって傾斜していることから、当該締め付け力の影響を受けることなく引き抜くことができる。
以上の様に第2の回転部材32を取り外した後においては、第1の回転部材31における第1の巻取アーム31cに巻き付いている長尺部材40をそのまま引き抜くことができる。この時、当然のことながら巻き取られた長尺部材40には締め付け力が作用しているが、当該第2の巻取アーム32cは、その先端側が回転中心側に傾斜しており、巻き取り領域は縮径していることから、特に労を要することなく巻き取った長尺物を取り外すことができる。
以上の様に、本実施の形態にかかる長尺物の巻取装置10によれば、巻き取った長尺物を簡易に取り外すことができ、繰り返して長尺物を巻き取る作業を行う場合であっても、その作業効率を高めることができる。
なお、巻き取った長尺物を引き出す際には、取り外した状態とは反対側に巻き取った長尺物を第1の巻取アーム31cにセットすれば、前記回転軸33は引き出し方向にのみ回転することが可能となり、引き出し作業を円滑に行うことができる。
また、上記の実施の形態では、それぞれの回転部材を支持部材31a,32aと環状部材31b,32bで形成した態様に基づいて説明したが、此れに変えて円盤などを用いて形成することもできる。ただし当該回転部材における支持部材31a,32aと環状部材31b,32bを円盤形状に形成した場合には、巻き取った長尺物を束ねるための孔乃至は開口を、当該円盤に設ける必要がある。
そして上記の実施の形態にかかる長尺物の巻取装置10は、電線の他、ホースやロープ、或いはシートなどの長尺物を巻き取るために使用することができ、特に巻き取った後において、当該長尺物を長尺物の巻取装置10から取り外して保管や廃棄などすることができるものとなっている。
本考案にかかる長尺物の巻取装置は、電線、ロープ、ホース、或いはシートなどの長尺物を巻き取るために使用することができ、電気設備の他、漁業や農業、或いは製造設備等、様々な分野において利用することができる。
10 巻取装置
21 脚部
22 躯体部
23 軸受
24 回転方向規制部材
25 架台
31 第1の回転部材
31a 第1の支持部材
31b 第1の環状部材
31c 第1の巻取アーム
32 第2の回転部材
32a 第2の支持部材
32b 第2の環状部材
32c 第2の巻取アーム
33 回転軸
34 ハンドル
35 締結ボルト
40 長尺部材
C 巻取部(巻取領域)

Claims (3)

  1. 電線や光ファイバーなどのケーブルや、ホース、紐などの長尺物を巻き取るための巻取装置であって、
    軸周りに回動自在に設けられた第1の回転部材と、同じく軸周りに回動自在に設けられて前記第1の回動部材と対向配置された第2の回動部材とを備え、
    前記第1の回転部材と第2の回転部材のそれぞれには、両回転部材の対向方向に延出する巻取アームが複数設けられており、
    前記第1の回転部材から延出する第1の巻取アームと、前記第2の回転部材から延出する第2の巻取アームとは相互に交差する向きに延出しており、
    前記第1の回転部材及び第2の回動部材の少なくとも何れかは、着脱自在に設けられている、長尺物の巻取装置。
  2. 前記第1の巻取アームと第2の巻取アームとは、その交角が30°以上、170°以下の角度となるように各回転部材から延出されている、請求項1に記載の長尺物の巻取装置。
  3. 設置面に載置可能な脚部と、当該脚部で支持される軸受部と、当該軸受部に取り付けられた回転軸とを備え、
    前記第1の回転部材は前記回転軸に固定されると共に、前記第2の回転部材は、当該回転軸に対して着脱自在に固定されており、
    前記回転軸は、その回転方向が一方向に規制されている、請求項1又は2に記載の長尺物の巻取装置。
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