JP2018095284A - 口栓付液体用紙容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 収容する液体内容物を注ぎ易く、且つ最後まで容易に注ぐことができるようにするとともに、口栓に直接口を付けて飲み易くし、併せて優れた意匠性を発揮できる口栓付液体用紙容器を得る。【解決手段】 上部を開口する有底筒状に形成された紙容器本体1の開口部2に口栓3を備えた口栓付液体用紙容器であって、紙容器本体1に開口端縁4aを底辺6とする三角形7a,7bを形成する2本の折線8,9を形成し、一方の折線8を山折りし他方の折線9を谷折りして三角形7a,7bの内面側を対向する筒壁5の内面に接着して形成された三角形状の折り畳み部10を、紙容器本体1の開口部2の周方向に間隔を空けて外方へ突出するように設け、紙容器本体1の開口部2と口栓3の筒状挿入部36とを接着した。【選択図】 図1

Description

本発明は、牛乳やジュース等の飲料、その他ジェル状物を含む液体内容物を収容する口栓付液体用紙容器に関する。
従来、牛乳やジュース等の飲料、その他ジェル状物を含む液体内容物を収容する口栓付液体用紙容器として、板紙基材の表裏両面に熱可塑性樹脂を積層した紙容器材料より有底の胴部とその上を閉塞する頂部とで構成される、例えばゲーブルトップ型やブリック型に代表される紙容器本体が形成され、前記頂部の平面部に樹脂製の口栓が、該口栓のフランジ部を該頂部の平面部表面に液密に固定して設けられている口栓付液体用紙容器がある(例えば特許文献1,2参照。)。
このような口栓付液体用紙容器は、紙容器を切ったり破いたり、または穴を開けたりすることなく、口栓を開栓することにより収容した液体内容物を取り出すことができる。
口栓付液体用紙容器に収容した液体内容物が牛乳やジュース等の飲料である場合、開栓した口栓から飲料をコップなどに注いで移し替えて飲用するといったことが一般的であるが、口栓に口を付け紙容器から飲料を直接飲用するといったこともある。
特開2009−7017号公報 特開2014−227189号公報
しかしながら、特許文献1,2に記載されているような口栓付液体用紙容器は、口栓が設けられている頂部は傾斜している平面部或いは水平な平面部となっているため、例えば、液体内容物が牛乳やジュース等の飲料である場合、口栓の高さが低いと開栓した口栓から飲料をコップに注ぐ際、コップが紙容器の頂部と胴部の角部に当たり注ぎ難い。そのためコップを口栓から離した位置に置き、コップに飲料を注ぐといったことが行われているが、コップが口栓から離れているため注意しないと零してしまうおそれがあるといった問題があった。
また、収容されている飲料を最後まで注ぎ出し難く、紙容器内に残ってしまい無駄にしてしまうといった問題があった。また、口栓に口を付け紙容器から飲料を直接飲用する場合も、口栓に口を付けたとき鼻やあごが紙容器の頂部と胴部の角部に当たり、飲みにくいといった問題があった。
このような問題点を解決する手段として、口栓の高さを高くすることが考えられるが、口栓の高さを高くすると口栓付液体用紙容器の搬送等の障害になり、またコストアップの要因にもなるといった問題がある。
本発明者は、上記問題を解決するために、口栓付液体用紙容器の上部をボトル状にすることに着目し、研究を重ねた結果、本発明をするに至った。
本発明の目的は、収容する液体内容物を注ぎ易く、且つ最後まで容易に注ぐことができるようにするとともに、口栓に直接口を付けて飲み易くし、併せて優れた意匠性を発揮できる口栓付液体用紙容器を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、紙基材の表裏両面の最外層に熱可塑性樹脂層が積層されている紙容器素材で上部を開口する有底筒状に形成された紙容器本体の開口部に口栓を備えた口栓付液体用紙容器であって、前記紙容器本体には、その筒壁に筒部の開口端縁を底辺とする三角形を形成する2本の折線が形成され、一方の折線が山折りされ他方の折線が谷折りされて前記三角形の内面側が対向する筒壁の内面に接着されて形成された三角形状の折り畳み部が、前記紙容器本体の開口部の周方向に間隔を空けて外方へ突出するように設けられており、前記口栓は、前記紙容器本体の前記開口部内に挿入される筒状挿入部を有し、前記紙容器本体の前記開口部と前記口栓の筒状挿入部とが接着されていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、前記紙容器本体は、前記筒部の開口端縁を底辺とする三角形を形成する2本の折線の一方の折線を山折りし、他方の折線を谷折りして前記三角形の内面側が対向する筒壁の内面に接着して三角形状の折り畳み部を形成したので、前記紙容器本体を、前記折り畳み部の三角形状の頂部から前記口栓を備える前記開口部方向に向かって内径が円錐状に縮径するボトル状に容易に形成することができる。
これにより開栓した前記口栓から飲料内容物をコップに注ぐ際、コップを前記口栓に接近させて注ぐことができるので注ぎ易く、また、最後まで容易に注ぎ出し切ることができ、また、前記口栓に直接口をつけて液体内容物を飲む際にも、鼻や顎が紙容器にぶつかるといったことがなく、容易に液体内容物を飲むことができる。
また、前記紙容器本体は、その筒壁に筒部の開口端縁を底辺とする三角形を形成する2本の折線が形成され、一方の折線が山折りされ他方の折線が谷折りされて前記三角形の内面側が対向する筒壁の内面に接着されて形成された三角形状の前記折り畳み部が、前記紙容器本体の開口部の周方向に間隔を空けて外方へ突出するように設けられているので、外方へ突出する前記折り畳み部が独特の美観を発揮し、意匠性の高い口栓付液体用紙容器を得ることができる。
また、前記筒部の開口端縁を底辺とする三角形の底辺の長さや頂部の位置などを調整することにより、前記筒部が前記開口部方向に向かって円錐状に縮径する度合いを容易に調整することができ、口栓付液体用紙容器の形状を容易に望んだ形状とすることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の、前記紙容器本体に設けられた前記折り畳み部は、前記三角形の外面側が対向する筒壁の外面に接着されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、前記紙容器本体に設けられた前記折り畳み部は、前記三角形の外面側が対向する筒壁の外面に接着されているので、前記紙容器本体に設けられた前記折り畳み部が、滑らかさと安定したリズム感を醸し出して独特の美観を発揮し、意匠性の一層高い口栓付液体用紙容器を得ることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の、前記口栓には、前記紙容器本体の開口部の開口端に当接し接着される鍔状部が設けられていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、前記口栓には、前記紙容器本体の開口部の開口端に当接し接着される鍔状部が設けられているので、前記紙容器本体に収容されている液体内容物が前記紙容器本体の開口部の開口端から外に漏れることを確実に防ぐことができる。
本発明に係る口栓付液体用紙容器によれば、その形状をボトル状とすることができ、開栓した口栓から液体内容物をコップに注ぐ際、コップを口栓に接近させて注ぐことができるので注ぎ易く、また、口栓に直接口をつけて液体内容物を飲む際にも、鼻や顎が紙容器にぶつかるといったことがなく、容易に液体内容物を飲むことができる。
また、紙容器本体は、開口部の周方向に間隔を空けて外方へ突出するように設けられている折り畳み部が独特の美観を発揮し、意匠性の高い口栓付液体用紙容器を得ることができる。
本発明に係る口栓付液体用紙容器の実施の形態の第1例を示す斜視図である。 図1に示す紙容器本体の開口部の拡大斜視図である。 図1に示す紙容器本体の展開図である。 図1に示す口栓の一部縦断正面図である。 本発明に係る口栓付液体用紙容器の実施の形態の第2例であり、紙容器本体の開口部を示す拡大斜視図である。 本発明に係る口栓付液体用紙容器の実施の形態の第3例を示す斜視図である。 図6に示す紙容器本体の筒部の展開図である。
以下、本発明に係る口栓付液体用紙容器の実施の形態の一例を、図面を参照して詳細に説明する。
図1乃至図4は本発明に係る口栓付液体用紙容器の実施の形態の第1例を示し、図1は本例の口栓付液体用紙容器を示す斜視図、図2は図1に示す紙容器本体の開口部の拡大斜視図、図3は図1に示す紙容器本体の展開図、図4は図1に示す口栓の一部縦断正面図である。
第1例の口栓付液体用紙容器は、紙基材の表裏両面の最外層に熱可塑性樹脂層が積層されている紙容器素材で上部を開口する有底筒状に形成された紙容器本体1の開口部2に口栓3を備えている。
紙容器本体1は、筒壁5に筒部4の開口端縁4aを底辺6とする三角形7を形成する2本の折線8,9が形成され、一方の折線8が山折りされ他方の折線9が谷折りされて三角形7の内面側が対向する筒壁5の内面に接着されて形成された三角形状の折り畳み部10が、紙容器本体1の開口部2の周方向に間隔を空けて外方へ突出するように設けられている。
更に詳細には、第1例の紙容器本体1は、図4に示される展開構造を有するカートンブランクス11によって組み立てられる。
カートンブランクス11は、筒部4となる筒部縦折線12,13,14を介して4つの筒壁パネル15,16,17,18を備え、筒壁パネル18にシール縦折線19を介して縦方向シールパネル20が連設されている。筒壁パネル15,16,17,18の上端21は、組み立てられた筒部4の開口端縁4aとなる。
筒壁パネル15,16,17には、組み立てられた筒部4の開口端縁4a、即ち、筒壁パネル15,16,17の上端21を底辺6とし、筒部縦折線12,13,14の所定の位置を頂部22とする三角形7aを形成する2本の折線8,9が形成されている。本例では、折線8は筒部縦折線12,13,14と重なるように形成されており、折線9は筒壁パネル15,16,17上に形成されている。
また、筒壁パネル18には、筒壁パネル18の上端21を底辺6とし、シール縦折線19の所定の位置を頂部22とする三角形7aを形成する2本の折線8,9が形成されている。本例では、折線8はシール縦折線19と重なるように形成されており、折線9は筒壁パネル18上に形成されている。
更に、筒壁パネル15,16,17,18には、三角形7aの間に位置して、筒壁パネル15,16,17,18の上端21を底辺6とし、筒壁パネル15,16,17,18上の所定の位置を頂部22とする三角形7bを形成する2本の折線8,9が形成されている。
本例では、頂部22は筒壁パネル15,16,17,18の幅方向の中央で、且つ三角形7aの頂部22と同じ高さの位置に設定されている。また、三角形7bを形成する折線8は三角形7aを形成する折線8と、そして三角形7bを形成する折線9は三角形7aを形成する折線9と平行に形成されている。各三角形7a,7bは全て同じ形状、同じ大きさとなっており、筒壁パネル15,16,17,18の上端21に沿って等間隔を空けて配置されている。
筒壁パネル15,17の下端には、底部横折線23,24を介して互いに対向する一対の外側底部パネル25,26が連設され、筒壁パネル16,18の下端には、底部横折線27,28を介して互いに対向する一対の内側底部パネル29,30が連設されている。
このような展開構造を有するカートンブランクス11による第1例の紙容器本体1の組み立ては、先ず、筒部縦折線12,13,14及びシール縦折線19を山折りして縦方向シールパネル20を筒壁パネル15の縦縁にシールすることにより、四角の筒部4を形成する。
次に、筒部4における筒壁パネル16,18の下端に連設されている一対の内側底部パネル29,30の外側に、筒壁パネル15,17の下端に連設されている一対の外側底部パネル25,26が折り畳まれてシールされて密封されることによって底部31を形成する。
次に、三角形7a,7bを形成する2本の折線8,9のうちの折線8を山折りし、折線9を谷折りして三角形7aの内面側を対向する筒壁5の内面に接着して三角形状の折り畳み部10を形成する。
このようにして、筒壁5を折り畳んだ折り畳み部10が容器本体1の開口部2の周方向に間隔を空けて外方へ突出するように形成された紙容器本体1が組み立てられる(図2参照。)。
紙容器本体1の開口部2に備えられる口栓3にあっては、合成樹脂製のスパウト32とキャップ33から構成されている。スパウト32は外周面にねじ部34を有し、キャップ33は内周面にねじ部34に螺合するねじ部35を有しており、スパウト32の外周にキャップ33が螺着している。
スパウト32は、紙容器本体1の開口部2内に挿入される筒状挿入部36を有している。筒状挿入部36の上部外周には紙容器本体1の開口部2の開口端2aに当接し接着される鍔状部37が設けられている。鍔状部37の外径は紙容器本体1の開口部2の開口端2aとなる折り畳み部10の端部10aに当接する長さとなっている。
このように構成された口栓3は紙容器本体1の開口部2へ次のようにして取り付けられる。
先ず、口栓3の筒状挿入部36を紙容器本体1の開口部2内へ挿入し、筒状挿入部36の上部外周に設けられている鍔状部37を紙容器本体1の開口部2の開口端2aに当接させる。
この状態から、紙容器本体1の開口部2と口栓3の筒状挿入部36とを、そして、紙容器本体1の開口部2の開口端2aと筒状挿入部36の上部外周に設けられている鍔状部37とをそれぞれ溶着して固定する。
このようにして、筒壁5を折り畳んだ折り畳み部10が外方へ突出するように形成された紙容器本体1の開口部2に口栓3を備えた口栓付液体用紙容器が組み立てられる。
組み立てられた口栓付液体用紙容器にあっては、紙容器本体1における筒部4の開口端縁4aを底辺6とする三角形7a,7bを形成する2本の折線8,9のうちの折線8を山折りし、折線9を谷折りして三角形7a,7bの内面側を対向する筒壁5の内面に接着して三角形状の折り畳み部10を形成したので、紙容器本体1は、折り畳み部10の三角形状の頂部22から口栓3を備える開口部2方向に向かって内径が円錐状に縮径するボトル状となる。
また、本例では紙容器本体1の下部は四角の筒部4となっているので、例えば、円筒形状のボトル容器と比較して、省スペースであることを確保しながら収容量を多くすることが可能となる。
図5は本発明に係る口栓付液体用紙容器の実施の形態の第2例であり、紙容器本体の開口部を示す拡大斜視図である。
第2例の口栓付液体用紙容器について、第1例と同一の構成については同一の符号を付してその説明を省略する。
第2例の口栓付液体用紙容器は、基本的構成において第1例と同一(展開形状が同一)であり、第1例との違いは、紙容器本体1における筒部4の開口端縁4aを底辺6とする三角形7a,7bを形成する2本の折線8,9のうちの折線8を山折りし、折線9を谷折りして三角形7a,7bの内面側を対向する筒壁5の内面に接着して形成した三角形状の折り畳み部10を、三角形7a,7bの外面側を対向する筒壁5の外面に接着したところにある(図5参照。)。
このように構成された紙容器本体1の開口部2へ口栓3を取り付けることにより、口栓付液体用紙容器が組み立てられる。紙容器本体1の開口部2への口栓3の取り付けは、第1例と変わるところが無く、第1例の説明を援用する。
組み立てられた口栓付液体用紙容器にあっては、第1例と同様に、紙容器本体1における筒部4の開口端縁4aを底辺6とする三角形7a,7bを形成する2本の折線8,9のうちの折線8を山折りし、折線9を谷折りして三角形7a,7bの内面側を対向する筒壁5の内面に接着して三角形状の折り畳み部10を形成したので、紙容器本体1は、折り畳み部10の三角形状の頂部22から口栓3を備える開口部2方向に向かって内径が円錐状に縮径するボトル状となる。
また、本例も第1例と同様に、紙容器本体1の下部は四角の筒部4となっているので、例えば、円筒形状のボトル容器と比較して、省スペースであることを確保しながら収容量を多くすることが可能となる。
図6は本発明に係る口栓付液体用紙容器の実施の形態の第3例を示す斜視図、図7は図6に示す紙容器本体の筒部の展開図である。
第3例の口栓付液体用紙容器について、第1例と同一の構成については同一の符号を付してその説明を省略し、第1例と異なる構成についてのみ説明する。
第3例の口栓付液体用紙容器と第1例との違いは紙容器本体1にあり、本例の紙容器本体1は、円筒状の筒部4と、筒部4とは別体に構成されて筒部4の下側開口部に固定される底部31とからなる。
円筒状の筒部4は、図7に示される展開構造を有する紙基材の表裏両面の最外層に熱可塑性樹脂層が積層されている矩形状のシート38により形成される。シート38の上端39は、シート38が筒部4に形成されたとき筒部4の開口端縁4aとなる。
シート38には、その上端39を底辺6とする複数の三角形7を形成する2本の折線8,9が形成されている。折線8,9で形成される三角形7は、上端39に沿って等間隔を空けて設けられている。各三角形8は全て同じ形状、同じ大きさとなっており、そして、本例では直角三角形となっている。
このような展開構造を有するシート38を用いた第3例の紙容器本体1の組み立ては、先ず、シート38の両側縁を熱溶着して筒部4を形成し、筒部4の下側開口部に底部31を熱溶着して固定する。
次に、各三角形7を形成する2本の折線8,9のうちの折線8を山折りし、折線9を谷折りして三角形7の内面側を対向する筒壁5の内面に接着して三角形状の折り畳み部10を形成する。
このようにして、筒壁5を折り畳んだ折り畳み部10が開口部2の周方向に間隔を空けて外方へ突出するように形成された円筒状の紙容器本体1が組み立てられる。
組み立てられた紙容器本体1の開口部2へ口栓3を取り付けることにより、口栓付液体用紙容器が組み立てられる。紙容器本体1の開口部2への口栓3の取り付けは、第1例と変わるところが無く、第1例の説明を援用する。
組み立てられた口栓付液体用紙容器にあっては、第1例と同様に、紙容器本体1における筒部4の開口端縁4aを底辺6とする三角形7a,7bを形成する2本の折線8,9のうちの折線8を山折りし、折線9を谷折りして三角形7a,7bの内面側を対向する筒壁5の内面に接着して三角形状の折り畳み部10を形成したので、紙容器本体1は、折り畳み部10の三角形状の頂部22から口栓3を備える開口部2方向に向かって内径が円錐状に縮径するボトル状となる。
1 紙容器本体
2 開口部
2a 開口端
3 口栓
4 筒部
4a 開口端縁
5 筒壁
6 底辺
7,7a,7b 三角形
8,9 折線
10 折り畳み部
10a 端部
11 カートンブランクス
12,13,14 筒部縦折線
15,16,17,18 筒壁パネル
19 シール縦折線
20 縦方向シールパネル
21 上端
22 頂部
23,24,27,28 底部横折線
25,26 外側底部パネル
29,30 内側底部パネル
31 底部
32 スパウト
33 キャップ
34,35 ねじ部
36 筒状挿入部
37 鍔状部
38 シート
39 上端

Claims (3)

  1. 紙基材の表裏両面の最外層に熱可塑性樹脂層が積層されている紙容器素材で上部を開口する有底筒状に形成された紙容器本体の開口部に口栓を備えた口栓付液体用紙容器であって、
    前記紙容器本体には、その筒壁に筒部の開口端縁を底辺とする三角形を形成する2本の折線が形成され、一方の折線が山折りされ他方の折線が谷折りされて前記三角形の内面側が対向する筒壁の内面に接着されて形成された三角形状の折り畳み部が、前記紙容器本体の開口部の周方向に間隔を空けて外方へ突出するように設けられており、前記口栓は、前記紙容器本体の前記開口部内に挿入される筒状挿入部を有し、前記紙容器本体の前記開口部と前記口栓の筒状挿入部とが接着されていることを特徴とする口栓付液体用紙容器。
  2. 前記紙容器本体に設けられた前記折り畳み部は、前記三角形の外面側が対向する筒壁の外面に接着されていることを特徴とする請求項1に記載の口栓付液体用紙容器。
  3. 前記口栓には、前記紙容器本体の開口部の開口端に当接し接着される鍔状部が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の口栓付液体用紙容器。
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