JP2018095055A - キャブフロアの補強構造 - Google Patents

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健太郎 佐々木
Kentaro Sasaki
健太郎 佐々木
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Abstract

【課題】キャブの前方から荷重を受けた際にキャブフロアが屈曲することを抑制する。【解決手段】キャブフロアの補強構造1は、キャブSの床を形成し、第1の面101と、第1の面101よりも車両の高さ方向において高い位置にあり、かつ、第1の面101よりも車両の前後方向において後方側にある第2の面102と、第1の面101と第2の面102とを接続する接続面103とを有するキャブフロア10と、第1の面101と接続面103との間に設けられており、かつ、車両の前後方向において延伸している補強部材20と、を有する。【選択図】図3

Description

本発明は、キャブフロアの補強構造に関する。
車両には、キャブフロアの補強構造が設けられている。特許文献1には、水平部分と傾斜部分とを有するキャブフレームの内部に補強部材が配置されており、補強部材の端部は、水平部分と傾斜部分とに固定されている構成が開示されている。
特開2011−16474号公報
特許文献1に記載の補強構造により、キャブフレームの強度を向上させることができる。しかし、従来の補強構造においては、キャブの骨格を構成する細いキャブフレームのみに接続されているため、キャブの前方からの荷重に対する耐性が不十分であった。その結果、キャブフロアが屈曲し、乗員の生存空間を確保できないことがあるという問題が生じていた。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、キャブの前方から荷重を受けた際にキャブフロアが屈曲することを抑制することができるキャブフロアの補強構造を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様においては、キャブの床を形成し、第1の面と、前記第1の面よりも車両の高さ方向において高い位置にあり、かつ、前記第1の面よりも前記車両の前後方向において後方側にある第2の面と、前記第1の面と前記第2の面とを接続する接続面とを有するキャブフロアと、前記第1の面と前記接続面との間に設けられており、かつ、前記車両の前後方向において延伸している補強部材と、を有することを特徴とするキャブフロアの補強構造を提供する。
前記補強部材は、前記接続面に沿った形状を有する湾曲板部と、前記湾曲板部と直交する平面板部と、を有していてもよい。また、前記平面板部は、前記湾曲板部の長手方向における一辺である曲線と、前記湾曲板部の前記車両の前方側の一端と前記湾曲板部の前記車両の後方側の一端とを結ぶ直線と、を外周としていてもよい。また、前記平面板部は、前記平面板部の長手方向において延伸する凸部を有していてもよい。
本発明によれば、キャブの前方から荷重を受けた際にキャブフロアが屈曲することを抑制することができるという効果を奏する。
本実施形態に係るキャブフロアの補強構造が車両に設けられている状態の構成を示す。 本実施形態に係るキャブフロアの補強構造の構成を示す。 本実施形態に係るキャブフロアの補強構造の拡大図を示す。 図3におけるキャブフロアの補強構造をXの向きから見た構成を示す。 図4におけるキャブフロアの補強構造のX−X線断面図を示す。 図3におけるキャブフロアの補強構造をZの向きから見た構成を示す。 図6におけるキャブフロアの補強構造のX−X線断面図を示す。 図3におけるキャブフロアの補強構造をYの向きから見た構成を示す。
<本実施形態>
図1は、本実施形態に係るキャブフロアの補強構造1が車両に設けられている状態の構成を示す図である。図2は、本実施形態に係るキャブフロアの補強構造1の構成を示す図である。図3は、本実施形態に係るキャブフロアの補強構造1の拡大図である。図4は、図3におけるキャブフロアの補強構造1をXの向きから見た構成を示す図である。図5は、図4におけるキャブフロアの補強構造1のX−X線断面図を示す。
図6は、図3におけるキャブフロアの補強構造1をZの向きから見た構成を示す図である。図7は、図6におけるキャブフロアの補強構造1のX−X線断面図である。図8は、図3におけるキャブフロアの補強構造1をYの向きから見た構成を示す図である。
車両は、キャブS、リアマウント7、フロントマウント8、及びサイドフレーム9を有する。キャブSは、例えば、トラックの運転席が設けられた箱形状の部分である。キャブSは、キャブフロアの補強構造1とシート2とを有する。キャブフロアの補強構造1は、キャブSの床であるキャブフロア10に車両の前方から荷重がかかったときに、キャブフロア10の剛性を確保するための構造である。キャブフロアの補強構造1の詳細は後述する。シート2は、乗員が座る座席である。キャブフロアの補強構造1の車両の前後方向における長さは、例えば、シート2の車両の前後方向における長さよりも大きい。
リアマウント7は、キャブSの底面の後端側を、キャブロックを介してサイドフレーム9に対して固定するための部材である。サイドフレーム9は、車両の前後方向に延伸する部材である。フロントマウント8は、キャブSの底面の前端側をサイドフレーム9に対して固定するための部材である。キャブSの前端は、フロントマウント8によってサイドフレーム9に対して固定されている。
キャブフロアの補強構造1は、キャブフロア10と補強部材20とを有する。キャブフロア10は、キャブSの床を形成している。キャブフロア10は、エンジンフード100とフロアサイド105とを有する。
エンジンフード100は、キャブフロア10におけるエンジンが下方に配置されている部分であり、キャブフロア10において、突出した形状を有する部分である。エンジンフード100は、キャブフロア10の車両の車幅方向における中央部に配置されている。フロアサイド105は、エンジンフード100の車両の車幅方向における両側に配置されている部分である。フロアサイド105は、例えば、上方に乗員用のシート2が配置されている部分である。
キャブフロア10のエンジンフード100は、第1の面101、第2の面102、及び接続面103を有する。第1の面101は、例えば、車両の前後方向において水平な面であり、長方形状を有する。第1の面101は、フロアサイド105よりも車両の高さ方向において高い位置にある。高さ方向は、例えば鉛直方向であるが、鉛直方向に限定されず、鉛直方向に対して±45度以内の方向を含む。
第2の面102は、例えば、車両の前後方向において水平な面であり、長方形状を有する。第2の面102は、第1の面101よりも車両の高さ方向において高い位置にあり、かつ、第1の面101よりも車両の前後方向において後方側にある。なお、第1の面101及び第2の面102は、水平面に対して傾斜した面であってもよい。接続面103と水平面との角度は、第1の面101と水平面との角度、及び第2の面102と水平面との角度よりも大きい。接続面103は、第1の面101と第2の面102とを接続する面である。接続面103は、車両の前後方向における前方側に凸形状を有する湾曲形状の面である。
補強部材20は、前後方向に加わる力に対するキャブフロア10の強度を大きくするための部材であり、キャブフロア10の表面に接するように設けられている。補強部材20は、第1の面101と、接続面103との間に設けられており、かつ、車両の前後方向において延伸している部材である。補強部材20の車両の前後方向における長さは、第1の面101の車両の前後方向における長さと接続面103の車両の前後方向における長さを加えた長さよりも小さい。
また、補強部材20の車両の高さ方向における長さは、第1の面101の車両の高さ方向における長さと接続面103の車両の高さ方向における長さを加えた長さよりも小さい。補強部材20の車両の車幅方向における長さは、第1の面101及び接続面103の車両の車幅方向における長さよりも小さい。
キャブフロアの補強構造1は、エンジンフード100の車両の車幅方向において縦続的に配置されている複数の補強部材20を有してもよい。キャブフロアの補強構造1は、例えば、3つの補強部材20を有するが、補強部材20の数は任意である。
補強部材20は、湾曲板部200と平面板部201とを有する。湾曲板部200は、接続面103に沿った形状を有する。湾曲板部200の車両の前後方向における前方側の端部は、第1の面101上に位置する。湾曲板部200の車両の前後方向における後方側の端部は、接続面103上に位置する。
湾曲板部200は、第1の面101及び接続面103に溶接されている。図8に示されるように、湾曲板部200は、第1の面101及び接続面103と接触しているので、湾曲板部200は、第1の面101及び接続面103に対して強固に固定することができる。
平面板部201は、湾曲板部200と直交している。すなわち、平面板部201は、車両の高さ方向を含む平面を含む板状部材である。平面板部201は、湾曲板部200の長手方向における一辺である曲線と、湾曲板部200の車両の前方側の一端と湾曲板部200の車両の後方側の一端とを結ぶ直線と、を外周とする板状部材である。
キャブフロアの補強構造1は、第1の面101と接続面103とに湾曲板部200が固定され、湾曲板部200と結合した平面板部201を有する。キャブフロアの補強構造1は、このような形状を有することで、補強部材20を第1の面101及び接続面103に対して強固に固定させ、かつ、車両の前方からの荷重に対してキャブフロアが変形することを抑制することができる。
図3〜図8に示すように、平面板部201は、凸部202を有する。凸部202は、平面板部201における第1の面101と接続面103とを結ぶ直線の方向(以下、「平面板部201の長手方向」という)において延伸している。凸部202は、例えば、平面板部201から車両の車幅方向における右側に向かって突出して形成されているが、凸部202は、平面板部201から車両の車幅方向における左側に向かって突出して形成されていてもよい。また、凸部202は、加工性を考慮して長円形状となっているが、凸部202の形状は任意である。
キャブフロアの補強構造1は、このように平面板部201の長手方向において延伸する凸部202を有するので、車両の前方から荷重を受けた際に、補強部材20の平面板部201が、屈曲することを抑制することができる。
[本実施形態に係るキャブフロアの補強構造1による効果]
本実施形態に係るキャブフロアの補強構造1は、第1の面101と、第1の面101よりも車両の高さ方向において高い位置にあり、かつ、第1の面101よりも車両の前後方向において後方側にある第2の面102と、第1の面101と第2の面102とを接続する接続面103とを有するキャブフロア10を有する。また、キャブフロアの補強構造1は、第1の面101と接続面103との間に設けられており、かつ、車両の前後方向において延伸している補強部材20を有する。
本実施形態に係るキャブフロアの補強構造1は、このように第1の面101と接続面103との間に設けられている補強部材20を有する。よって、車両の前方から荷重がかかった際に、キャブフロア10が屈曲することで、キャブフロア10における第1の面101と接続面103とが近づくようにして変形することを抑制することができる。
また、上記の説明においては、湾曲板部200は、接続面103と接触しているとしたが、湾曲板部200は、接続面103との間に隙間を有していてもよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。そのような変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
S・・・キャブ
1・・・キャブフロアの補強構造
10・・・キャブフロア
100・・・エンジンフード
101・・・第1の面
102・・・第2の面
103・・・接続面
105・・・フロアサイド
20・・・補強部材
200・・・湾曲板部
201・・・平面板部
202・・・凸部
2・・・シート
7・・・リアマウント
8・・・フロントマウント
9・・・サイドフレーム

Claims (4)

  1. キャブの床を形成し、第1の面と、前記第1の面よりも車両の高さ方向において高い位置にあり、かつ、前記第1の面よりも前記車両の前後方向において後方側にある第2の面と、前記第1の面と前記第2の面とを接続する接続面とを有するキャブフロアと、
    前記第1の面と前記接続面との間に設けられており、かつ、前記車両の前後方向において延伸している補強部材と、
    を有することを特徴とするキャブフロアの補強構造。
  2. 前記補強部材は、
    前記接続面に沿った形状を有する湾曲板部と、
    前記湾曲板部と直交する平面板部と、
    を有することを特徴とする、
    請求項1に記載のキャブフロアの補強構造。
  3. 前記平面板部は、前記湾曲板部の長手方向における一辺である曲線と、前記湾曲板部の前記車両の前方側の一端と前記湾曲板部の前記車両の後方側の一端とを結ぶ直線と、を外周とすることを特徴とする、
    請求項2に記載のキャブフロアの補強構造。
  4. 前記平面板部は、前記平面板部の長手方向において延伸する凸部を有することを特徴とする、
    請求項2又は3に記載のキャブフロアの補強構造。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6259173A (ja) * 1985-09-06 1987-03-14 Nissan Shatai Co Ltd キヤブオ−バ型自動車のエンジンカバ−
JPH10278847A (ja) * 1997-03-31 1998-10-20 Isuzu Motors Ltd キャブの衝突安全構造

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