JP2018094833A - インクジェットプリンタ - Google Patents

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Yuta Fujisawa
雄太 藤澤
啓八 福井
Keihachi Fukui
啓八 福井
善隆 波多野
Yoshitaka Hatano
善隆 波多野
賢司 関
Kenji Seki
賢司 関
敬之 森上
Takayuki Morigami
敬之 森上
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Abstract

【課題】紫外線照射装置の紫外線照射面を覆うシャッターを移動するためにのみ用いる専用のモーターを設けることなく、紫外線照射装置の紫外線照射面を覆うシャッターの移動を行う。【解決手段】紫外線照射装置の紫外線照射面を被覆する遮蔽面と第1の係合部とを備え、紫外線照射面に対して移動自在に配設されたシャッターと、インクヘッドのインクジェットノズルを形成したインクジェットノズル面をワイピングするワイパーブレードを保持するとともに第2の係合部を設けたワイパーブレード保持部材を備え、ワイパーブレード保持部材を移動することによりインクヘッドのインクジェットノズル面をワイパーブレードでワイピングするワイパー装置とを有し、シャッターの第1の係合部とワイパーブレード保持部材の第2の係合部とを係合し、ワイパー装置によるワイパーブレード保持部材の移動によりシャッターを移動する。【選択図】 図4

Description

本発明は、インクジェットプリンタに関し、さらに詳細には、メディアに対してインクジェット方式により紫外線硬化型のインクを吐出するインクジェットプリンタに関する。
なお、紫外線硬化型のインクとは、紫外線の照射により硬化するインクであり、本明細書においては「紫外線硬化インク」と適宜に称する。
また、本明細書において「メディア」とは、普通紙などの紙類よりなる各種の記録媒体は勿論のこと、PVC、ポリエステルなどの樹脂材料やアルミ、鉄、木材のような材料などの各種材料が含まれるものとする。
また、本明細書において「インクジェット方式」とは、二値偏向方式あるいは連続偏向方式などの各種の連続方式や、サーマル方式あるいは圧電素子方式などの各種のオンデマンド方式を含む、従来より公知の各種の手法を用いたインクジェット技術による印刷方法を意味するものとする。
一般に、マイクロコンピューターによって全体の動作を制御され、メディアに対してインクジェット方式により紫外線硬化インクを吐出して印刷を行うインクジェットプリンタが知られている。こうした紫外線硬化インクを使用するインクジェットプリンタにおいては、紫外線硬化インクに紫外線を照射するための紫外線照射装置が設けられている。
紫外線照射装置を備えたインクジェットプリンタにおいては、紫外線照射装置により照射される紫外線の照射量が低下すると、紫外線硬化インクを硬化するための十分な照度を確保することができず、印刷品質に悪影響を及ぼす恐れがある。
紫外線照射装置により照射される紫外線の照射量は、例えば、インクヘッドのインクジェットノズルからの紫外線硬化インクの吐出により発生するインクミストが紫外線照射装置の紫外線照射面に付着したり、あるいは、インクジェットプリンタを倉庫などで長期間保管した際などに紫外線照射装置の紫外線照射面に塵埃などが付着したりなどすると低下する。
このため、紫外線照射装置を備えたインクジェットプリンタにおいては、従来より紫外線照射装置の紫外線照射面へのインクミストや塵埃などの付着を防止するために、紫外線照射装置の紫外線照射面を覆うシャッターを設けることがあった。
また、紫外線照射装置を備えたインクジェットプリンタにおいては、紫外線照射装置により照射される紫外線の照射量を調整することにより、マット感(光沢感)のある印刷結果とグロス感(つや消し)のある印刷結果とを得ることが行われていた。
例えば、特開2004−1327号公報には、紫外線照射装置の紫外線照射面に開閉自在に移動するシャッターを設け、専用のモーターの作動の制御によりこのシャッターを移動して開閉の度合いを調整することにより、マット感(光沢感)のある印刷結果とグロス感(つや消し)のある印刷結果とを得るようにしたインクジェットプリンタが開示されている。こうした特開2004−1327号公報に開示されたインクジェットプリンタによれば、印刷後にシャッターを移動して紫外線照射装置の紫外線照射面をシャッターで覆うことにより、印刷後に飛散しているインクミストや塵埃などが紫外線照射装置の紫外線照射面に付着することを防止することができる。即ち、特開2004−1327号公報に開示されたインクジェットプリンタは、紫外線照射装置の紫外線照射面を覆うシャッターを移動して開閉の度合いを調整することにより、紫外線照射装置の紫外線照射面へのインクミストや塵埃などの付着を防止したり、マット感(光沢感)やグロス感(つや消し)のある印刷結果を得ることができるものであった。
しかしながら、特開2004−1327号公報に開示されたインクジェットプリンタにおいては、紫外線照射装置の紫外線照射面を覆うシャッターを移動して開閉の度合いを調整するために専用のモーターを設けることが必要であり、モーターという高価な部品をシャッターの移動のためにのみ使用することに伴い製造コストが上昇するという問題点があった。
また、従来のインクジェットプリンタにおいては、紫外線照射装置の紫外線照射面にインクミストや塵埃などが付着すると、紫外線照射装置の紫外線照射面に付着したインクミストや塵埃などを自動的には除去することができないという問題点があった。
特開2004−1327号公報
本発明は、従来の技術における上記したような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、紫外線照射装置の紫外線照射面を覆うシャッターを移動するためにのみ用いる専用のモーターを設けることなく、紫外線照射装置の紫外線照射面を覆うシャッターの移動を行うことができるようにして、製造コストを抑制したインクジェットプリンタを提供しようとするものである。
また、本発明の目的とするところは、紫外線照射装置の紫外線照射面に付着したインクミストや塵埃などを自動的に除去することができるようにしたインクジェットプリンタを提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明は、ワイパーブレードによりインクヘッドにおけるインクジェットノズルを形成したインクジェットノズル面をワイピングするワイパー装置により、紫外線照射装置の紫外線照射面を覆うシャッターの移動を行うようにしたものである。
従って、本発明によれば、紫外線照射装置の紫外線照射面を覆うシャッターの移動のためにのみ用いる専用のモーターを設ける必要がない。
また、上記目的を達成するために、本発明は、ワイパーブレードによりインクヘッドにおけるインクジェットノズルを形成したインクジェットノズル面をワイピングするワイパー装置により、紫外線照射装置の紫外線照射面をワイピングするワイパーブレードを備えたワイパー部材を移動して、紫外線照射装置の紫外線照射面をワイピンするようにしたものである。
従って、本発明によれば、ワイパー部材のワイパーブレードにより紫外線照射装置の紫外線照射面をワイピングすることができ、紫外線照射装置の紫外線照射面に付着したインクミストや塵埃などを自動的に除去することができるようになる。
即ち、本発明は、インクヘッドとともに移動し、かつ、メディアに対して紫外線照射面から紫外線を照射する紫外線照射装置と、上記紫外線照射面の少なくなくと一部を被覆する遮蔽面と第1の係合部とを備え、上記紫外線照射面に対して移動自在に配設されたシャッターと、上記インクヘッドのインクジェットノズルを形成したインクジェットノズル面をワイピングするワイパーブレードを保持するとともに第2の係合部を設けたワイパーブレード保持部材を備え、上記ワイパーブレード保持部材を移動することにより上記インクヘッドの上記インクジェットノズル面を上記ワイパーブレードでワイピングするワイパー装置とを有し、上記シャッターの上記第1の係合部と上記ワイパーブレード保持部材の上記第2の係合部とを係合し、上記ワイパー装置による上記ワイパーブレード保持部材の移動により上記シャッターを移動するようにしたものである。
また、本発明は、上記した本発明において、上記シャッターは、上記紫外線照射面をワイピングするワイパーブレードを備えるようにしたものである。
また、本発明は、メディアに対して紫外線硬化インクを吐出するインクジェットノズルを形成したインクヘッドのインクジェットノズル面を、ワイパーブレードによりワイピングするインクジェットプリンタにおいて、インクヘッドとともに移動し、かつ、メディアに対して紫外線照射面から紫外線を照射する紫外線照射装置と、上記紫外線照射装置の上記紫外線照射面をワイピングする第1のワイパーブレードと第1の係合部とを備え、上記紫外線照射面に対して移動自在に配設されたワイパー部材と、上記インクヘッドのインクジェットノズルを形成したインクジェットノズル面をワイピングする第2のワイパーブレードを保持するとともに第2の係合部を設けたワイパーブレード保持部材を備え、上記ワイパーブレード保持部材を移動することにより上記インクヘッドの上記インクジェットノズル面を上記第2のワイパーブレードでワイピングするワイパー装置とを有し、上記ワイパー部材の上記第1の係合部と上記ワイパーブレード保持部材の上記第2の係合部とを係合し、上記ワイパー装置による上記ワイパーブレード保持部材の移動により上記ワイパー部材を移動するようにしたものである。
また、本発明は、上記した本発明において、さらに、上記紫外線照射装置の上記紫外線照射面を被覆する遮蔽面を備えるとともに上記紫外線照射面に対して移動自在に配設され、上記ワイパー部材の上記移動と連動して移動するシャッターを有するようにしたものである。
また、本発明は、上記した本発明において、上記第1の係合部と上記第2の係合部とは、互いに当接可能な突部であるようにしたものである。
また、本発明は、上記した本発明において、上記第1の係合部と上記第2の係合部とは、いずれか一方が孔部であり、かつ、他方が上記孔部に嵌合する突部であるようにしたものである。
本発明は、以上説明したように構成されているので、紫外線照射装置の紫外線照射面を覆うシャッターを移動するためにのみ用いる専用のモーターを設けることなく、紫外線照射装置の紫外線照射面を覆うシャッターの移動を行うことができるようになり、製造コストを抑制することが可能になるという優れた効果を奏するものである。
また、本発明は、以上説明したように構成されているので、紫外線照射装置の紫外線照射面に付着したインクミストや塵埃などを自動的に除去することができるようになるという優れた効果を奏するものである。
図1は、本発明によるインクジェットプリンタの実施の形態の一例を模式的に示す概略構成斜視説明図である。 図2(a)(b)は、ワイパー装置の構成を模式的にあらわした構成説明図である。図2(a)は、上方から見た斜視図である。図2(b)は、下方から見た斜視図であり、インクヘッドのインクジェットノズルとワイパー装置のワイパーブレードとの位置関係を明確に示すために、紫外線照射装置に配設されたシャッターの図示を省略している。 図3(a)(b)は、紫外線照射装置の構成を模式的にあらわした構成説明図である。図3(a)(b)は、下方から見た斜視説明図である。図3(a)と図3(b)とは、それぞれシャッターが異なる位置にある状態を示す。 図4(a)(b)は、シャッターを副走査方向前方側へ移動する際の動作を示す説明図である。 図5は、シャッターを副走査方向後方側へ移動する際の動作を示す説明図である。 図6(a)(b)は、紫外線照射装置の紫外線照射面の全領域を開放可能な構成を模式的にあらわした構成説明図である。図6(a)は、下方から見た斜視図であり、紫外線照射装置の紫外線照射面の全領域が開放された状態を示す。図6(b)は、下方から見た斜視図であり、紫外線照射装置の紫外線照射面の一部領域が遮蔽された状態を示す。 図7(a)は、シャッターに代えて、ガイド部材のガイド溝にワイパー部材を取り付けた構成を模式的にあらわした構成説明図であり、下方から見た斜視図である。図7(b)は、ワイパー部材の分解斜視図である。 図8は、ワイパー部材を副走査方向前方側へ移動する際の動作を示す説明図である。 図9(a)(b)は、シャッター(またはワイパー部材)とワイパーブレード保持部材との係合関係の変形例を示す要部概略構成斜視説明図である。 図10は、シャッターとワイパーブレードとを一体化した構成を示す要部概略構成斜視説明図である。 図11(a)は、ガイド部材のガイド溝にワイパー部材を取り付けた状態を示す要部概略構成斜視説明図である。図11(b)は、ガイド部材のガイド溝に対して、ワイパー部材を被覆するようにシャッターを取り付けた状態を示す要部概略構成斜視説明図である。 図12(a)(b)は、図11(b)に示すワイパー部材とシャッターとを副走査方向前方側へ移動する際の動作を示す説明図である。
以下、添付の図面を参照しながら、本発明によるインクジェットプリンタの実施の形態の一例を詳細に説明するものとする。
なお、以下の説明においては、同一あるいは相当するそれぞれ構成についてはそれぞれ同一の符号を用いて示し、その詳細な説明については適宜に省略する。
図1には、本発明によるインクジェットプリンタの実施の形態の一例を模式的に示す概略構成斜視説明図が示されている。
このインクジェットプリンタ10は、基台部材12に支持され主走査方向に延長して配設された固定系のベース部材14を備えている。ベース部材14の左右両端には側方部材16L、16Rが配設され、側方部材16R側にはマイクロコンピューター(図示せず。)が搭載された側方ユニット18が配設されている。
インクジェットプリンタ10は、左右2つの側方部材16L、16Rを連結する中央壁20を備え、中央壁20の壁面には主走査方向に延長してガイドレール22が配設されている。
符号24は、中央壁20の壁面に平行して主走査方向に移動自在に配設されたワイヤーである。キャリッジ26は、ワイヤー24に固定的に配設されるとともにガイドレール22に摺動自在に装着されている。キャリッジ26の内部には、ベース部材14上に位置するメディアたる記録紙28と対向するようにしてインクヘッド30が搭載されている。インクヘッド30には、記録紙28と対向する下面側に位置するインクジェットノズル面30aに、複数のインクジェットノズルよりなるインクジェットノズル列30bが配設されている。インクジェットノズル列30bは、インクジェットノズル面30aにおいて、副走査方向に沿って配置されている。
また、キャリッジ26の主走査方向左方側には、中空長方体形状を備えた箱状のケース102内に紫外線光源として紫外線ランプ(図示せず。)を内蔵した紫外線照射装置100が配設されている。紫外線照射装置100のケース102の記録紙28と対向する下面側には開口部が形成されており、その開口部は透明板などにより被覆されて紫外線照射面102aが形成されている。紫外線照射面102aは、インクジェットノズル面30aに配置されたインクジェットノズル列30bの副走査方向における配置領域に相当する寸法を備えるようにして、副走査方向に沿って延設されている(図3(a)(b)を参照する。)。
インクジェットプリンタ10の側方ユニット18内には、印刷終了後などの所定のタイミングでキャリッジ26が位置する待機位置RPが設けられている。この待機位置RPの下方側には、インクヘッド30のインクジェットノズル列30bが形成されたインクジェットノズル面30aをワイピングするためのワイパーブレード202を備えたワイパー装置200が設けられている(図2(a)(b)を参照する。)。ワイパー装置200は、紫外線照射装置100が配設されたキャリッジ26が待機位置RPに停止しているときに、インクヘッド30のインクジェットノズル列30bが形成されたインクジェットノズル面30aをワイパーブレード202によりワイピングする。
符号40は作業者がインクジェットプリンタ10の動作を制御するための操作子を備えた操作パネルであり、インクジェットプリンタ10の動作状態を表示するための表示部40aが設けられている。
上記したインクジェットプリンタ10の全体の動作は、側方ユニット18に搭載されたマイクロコンピューターによって制御される。
また、インクジェットプリンタ10においては、上記したようにメディアとして記録紙28を用いるものとする。この記録紙28は、給紙装置(図示せず。)によってベース部材14上に供給され、幅方向たる主走査方向において所定の長さを有するとともに、主走査方向と直交する方向、即ち、記録紙28の長手方向に搬送される。なお、主走査方向と直交する方向、即ち、記録紙28の搬送方向かつ記録紙28の長手方向を、本明細書においては「副走査方向」と称している。
このインクジェットプリンタ10においては、マイクロコンピューターの制御によって、インクヘッド30により記録紙28上に印刷が行われるとともに、ワイパー装置200によってインクヘッド30のインクジェットノズル面30aのワイピングが行われる。
即ち、インクジェットプリンタ10においては、マイクロコンピューターの制御によって、ワイヤー24の巻き取りによりワイヤー24が移動すると、このワイヤー24の移動に伴って、キャリッジ26が主走査方向における行き方向(往路)および帰り方向(復路)に往復移動する。これにより、キャリッジ26に搭載されたインクヘッド30が、給紙装置によってベース部材14上に供給された記録紙28上を主走査方向における行き方向(往路)および帰り方向(復路)に一体的に往復移動し、記録紙28上に印刷が行われる。
また、インクジェットプリンタ10においては、マイクロコンピューターの制御によって、印刷終了後などにキャリッジ26が待機位置RPまで移動して待機位置RPで停止しているときに、ワイパー装置200が、ワイパーブレード202を移動させてインクヘッド30のインクジェットノズル面30aをワイピングする。
さらに、このインクジェットプリンタ10においては、マイクロコンピューターの制御によって、キャリッジ26が待機位置RPまで移動して待機位置RPで停止しているときに、ワイパー装置200がワイパーブレード202を保持するワイパーブレード保持部材208(後述する。)を移動することにより、紫外線照射装置100の紫外線照射面102aを遮蔽するシャッター104(後述する。)を移動する(図3(a)(b)を参照する。)。
ここで、インクジェットプリンタ10は、紫外線照射装置100とワイパー装置200との構成ならびに作用を除いて、従来より公知のインクジェットプリンタの技術を適用することができる。従って、以下の説明においては、紫外線照射装置100とワイパー装置200とについてのみ説明するものとし、従来より公知の技術を適用できるその他の構成ならびに作用に関する説明は省略する。
図2(a)(b)には、ワイパー装置200の構成を模式的にあらわした構成説明図が示されている。
ワイパー装置200は、副走査方向においてインクジェットノズル面30aの副走査方向における寸法以上の間隔を開けて対向して配置されるとともに、ベース部材14に固定される一対の支持部材204a、204bを備えている。一対の支持部材204a、204bの間には、副走査方向に延設されるとともに、主走査方向に予め設定された間隔を開けて平行に配置された2本のガイドバー206a、206bが固定されている。
2本のガイドバー206a、206bには、高さ方向に立設されたワイパーブレード保持部材208が摺動自在に配置されている。ワイパーブレード保持部材208は、主走査方向に延設された板状部材である。ワイパーブレード保持部材208の上端部208aには、主走査方向に延設された可撓性を備えたゴム製のワイパーブレード202が取り付けられている。ワイパーブレード保持部材208の上端部208aにおける主走査方向右方側には、上方に突出したワイパー装置側係合突部208bが形成されている。なお、ワイパー装置側係合突部208bは、ワイパーブレード202によりインクジェットノズル面30aをワイピングする際の障害とならないように寸法設定されている(図2(b)を参照する。)。
一方の支持部材204aにはベースプレート210が配設されており、このベースプレート210もベース部材14に固定されている。ベースプレート210の上面には、回転軸212aがベースプレート210に設けられた孔を貫通するようにして、モーター212が設けられている。モーター212の回転軸212aには、ベースプレート210の下方側においてベルト車214が固定されている。他方の支持部材204bの下方部位には、ベルト車216が回転自在に軸支されて配設されている。ベルト車214とベルト車216とには、伝動ベルト218が無端状に巻回されており、モーター212が作動して回転軸212aが回転すると、ベルト車214とベルト車216と間で伝動ベルト218が移動する。
ワイパーブレード保持部材208の下端部208cは、伝動ベルト218に固定されている。従って、モーター212の作動により回転軸212aが回転して伝動ベルト218が移動すると、それに伴いワイパーブレード保持部材208が2本のガイドバー206a、206bに案内されて、一対の支持部材204a、204bの間を副走査方向に移動する。
符号220は、ワイパーブレード保持部材208の原点位置を検出するための原点位置検出装置である。原点位置検出装置220としては、例えば、リミットスイッチや光電センサーなどを用いることができる。この原点位置検出装置220によりワイパーブレード保持部材208の原点位置が検出され、この原点位置を基準として2本のガイドバー206a、206bに案内されて移動するワイパーブレード保持部材208の位置が設定される。
ワイパー装置200によりインクヘッド30のインクジェットノズル面30aをワイピングするには、インクジェットノズル面30aにワイパーブレード202が押し付けられるようにインクヘッド30を搭載したキャリッジ26を移動する。それから、モーター212を作動させてワイパーブレード保持部材208を副走査方向に沿って移動すると、ワイパーブレード202が撓みながらインクジェットノズル面30aをワイピングする(図2(b)を参照する。)。
なお、上記したワイパー装置200において、モーター212、ベルト車214、ベルト車216および伝動ベルト218を組み合わせてワイパーブレード保持部材208を副走査方向に沿って移動する機構については、従来より公知の技術であるのでその詳細な説明は省略する。
図3(a)(b)には、紫外線照射装置100の構成を模式的にあらわした構成説明図が示されている。
紫外線照射装置100は、中空長方体形状を備えた箱状のケース102内に収容された紫外線ランプ(図示せず。)を備えている。ケース102の下面には開口部が形成されており、開口部は透明板などにより被覆されて紫外線照射面102aが形成されている。ケース102内の紫外線ランプから出射された紫外線は、紫外線照射面102aを透過して記録紙28に向けて照射される。ケース102の副走査方向に延長する一対の側面における紫外線照射面102aの近傍には、副走査方向に延長するガイド部材106がそれぞれ設けられている。ガイド部材106には、副走査方向に延長するガイド溝106aが形成されている。ガイド部材106とガイド溝106aとは、ガイド溝106aの副走査方向に延長する長さが、紫外線照射面102aの副走査方向に延長する長さと略一致するように寸法設定されている。
シャッター104は、紫外線照射面102aと平行に配置されて紫外線照射面102aの一部領域を遮蔽して閉鎖する遮蔽面104aと、遮蔽面104aから立設した取付面104bとを備える。取付面104bにはガイド溝106aに摺動自在に嵌合する爪部104cが形成されている。この爪部104cをガイド溝106aに摺動自在に嵌合することにより、シャッター104が紫外線照射面102aに対して摺動自在に取り付けられることになる。
シャッター104の遮蔽面104aにおける主走査方向左方側の端部には、主走査方向左方側に突出するシャッター側係合突部104dが形成されている。
以上の構成において、インクジェットプリンタ10においては、ワイパー装置200によりシャッター104を移動して、シャッター104の被覆面104aにより紫外線照射面102aの任意の箇所を被覆することができる。
即ち、キャリッジ26を移動して、ワイパーブレード保持部材208のワイパー装置側係合突部208bとシャッター104のシャッター側係合突部104dとを当接させ、ワイパーブレード保持部材208を副走査方向に沿って移動することによりシャッター104の位置を変更する。
具体的には、図4(a)に示すように、ワイパー装置側係合突部208bの副走査方向前方側端面とシャッター側係合突部104dの副走査方向後方側の端面とを当接し、モーター212の作動により伝動ベルト218を介してワイパーブレード保持部材208を副走査方向前方側へ移動する。これにより、図4(b)に示すように、シャッター104がガイド溝106aに沿って副走査方向前方側に移動され、シャッター104の遮蔽面104aが紫外線照射面102aの副走査方向前方側に配置される。
一方、図5に示すように、ワイパー装置側係合突部208bの副走査方向後方側端面とシャッター側係合突部104dの副走査方向前方側の端面とを当接し、モーター212の作動により伝動ベルト218を介してワイパーブレード保持部材208を副走査方向後方側へ移動する。これにより、シャッター104がガイド溝106aに沿って副走査方向後方側に移動され、シャッター104の遮蔽面104aが紫外線照射面102aの副走査方向後方側に配置される。
従って、インクジェットプリンタ10においては、紫外線照射装置100の紫外線照射面102aを覆うシャッター104を移動するためにのみ用いる専用のモーターを設けることなく、紫外線照射装置100の紫外線照射面102aを覆うシャッターを移動することができる。このシャッター104の移動により、紫外線照射面102aの任意の領域を開放したり閉鎖したりすることが可能になる。
ここで、上記した実施の形態においては、シャッター104が常に紫外線照射面102aの一部領域を遮蔽して閉鎖することになるが、これに限られるものではなく、図6(a)(b)に示すように構成してもよい。
即ち、ガイド溝106aを形成したガイド部材106に代えて、ガイド溝306aを形成したガイド部材306を用いる。ガイド部材306とガイド溝306aとは、ガイド溝306aの副走査方向に延長する長さが、紫外線照射面102aの副走査方向に延長する長さよりも、少なくともシャッター104の遮蔽面104aの副走査方向に延長する長さ分だけ長くなるように寸法設定されている。具体的には、副走査方向後方側においては、ガイド溝306aの端部位置と紫外線照射面102aの端部位置とが一致する。一方、副走査方向前方側においては、ガイド溝306aが、少なくとも紫外線照射面102aの端部位置から遮蔽面104aの副走査方向に延長する長さ分だけ延長した延長領域Lを備えるように形成されている。
従って、この構成においては、図6(a)に示すように、シャッター104の遮蔽面104aがガイド溝306の延長領域Lに位置する場合には、紫外線照射面102aの全領域がシャッター104の遮蔽面104aにより閉鎖されることはなく、紫外線照射面102aの全領域が開放される。一方、図6(b)に示すように、シャッター104の遮蔽面104aがガイド溝306の延長領域Lから副走査方向後方側に移動していくと、紫外線照射面102aの一部の領域がシャッター104の遮蔽面104aにより閉鎖される。
また、図6(a)(b)に示す構成において、シャッター104の遮蔽面104aの寸法を紫外線照射面102aの全領域を遮蔽可能な寸法に設定する。ガイド溝306については、副走査方向後方側においては、ガイド溝306aの端部位置と紫外線照射面102aの端部位置とが一致するようにし、副走査方向前方側においては、ガイド溝306aの延長領域Lが、少なくとも紫外線照射面102aの端部位置から遮蔽面104aの副走査方向に延長する長さ分だけ延長した長さを備えるように形成する。このように構成すると、シャッター104の遮蔽面104aがガイド溝306の延長領域Lに位置する場合には、紫外線照射面102aの全領域がシャッター104の遮蔽面104aにより閉鎖されることはなく、紫外線照射面102aの全領域が開放される。一方、シャッター104の遮蔽面104aがガイド溝306の延長領域Lから副走査方向後方側に移動していくと、紫外線照射面102aの一部の領域がシャッター104の遮蔽面104aにより徐々に閉鎖されていき、シャッター104がガイド溝306の副走査方向後方側の端部まで移動すると、紫外線照射面102aの全領域を閉鎖することができる。
図7(a)には、シャッター104に代えて、ガイド部材106のガイド溝106aにワイパー部材400を取り付けた構成を模式的にあらわした構成説明図が示されている。また、図7(b)には、ワイパー部材400の分解斜視図が示されている。
ワイパー部材400は、本体部402と可撓性を備えたゴム製のワイパーブレード404とを備えて構成されている。本体部402は、紫外線照射面102aと平行に配置されるワイパーブレード取付部402aと、ワイパーブレード取付部402aから立設した取付面402bとを備える。取付面402bにはガイド溝106aに摺動自在に嵌合する爪部402cが形成されている。この爪部402cをガイド溝106aに摺動自在に嵌合することにより、ワイパー部材400が紫外線照射面102aに対して摺動自在に取り付けられることになる。本体部402のワイパーブレード取付部402aにおける主走査方向左方側の端部には、主走査方向左方側に突出するワイパー部材側係合突部402dが形成されている。
本体部402のワイパーブレード取付部402aには、ワイパーブレード取付用凹部402eが切り欠かれて形成されている。このワイパーブレード取付部402aのワイパーブレード取付用凹部402eに、例えば、硬度40度以上90度以下のゴム質材料よりなるワイパーブレード404が取り付けられる。 なお、ワイパー部材400は、本体部402がガイド部材106のガイド溝に嵌合されてケース102に取り付けられた際に、ワイパーブレード404が弾性変形して紫外線照射面102aに所定の押圧力で押し付けられるように寸法設定されている。
以上の構成において、インクジェットプリンタ10においては、ワイパー装置200によりワイパー部材400を移動して、紫外線照射装置102の紫外線照射面102aの任意の箇所をワイピングすることができる。
即ち、キャリッジ26を移動して、ワイパーブレード保持部材208のワイパー装置側係合突部208bとワイパー部材400のワイパー部材側係合突部402dとを当接させ、ワイパーブレード保持部材208を副走査方向に沿って移動することによりワイパー部材400の位置を移動する。
具体的には、図8に示すように、ワイパー装置側係合突部208bの副走査方向前方側端面とワイパー部材側係合突部402dの副走査方向後方側の端面とを当接し、モーター212の作動により伝動ベルト218を介してワイパーブレード保持部材208を副走査方向前方側へ移動する。これにより、ワイパー部材400がガイド溝106aに沿って副走査方向前方側に移動され、紫外線照射装置102の紫外線照射面102aをワイパーブレード404によってワイピングしてクリーニングすることができる。また、ワイパー装置側係合突部208bの副走査方向後方側端面とワイパー部材側係合突部402dの副走査方向前方側の端面とを当接し、モーター212の作動により伝動ベルト218を介してワイパーブレード保持部材208を副走査方向後方側へ移動する。これにより、ワイパー部材400がガイド溝106aに沿って副走査方向後方側に移動され、紫外線照射装置102の紫外線照射面102aをワイパーブレード404によってワイピングしてクリーニングすることができる。
従って、インクジェットプリンタ10においては、紫外線照射装置100の紫外線照射面102aをワイパー部材400のワイパーブレード404によりワイピングすることができ、紫外線照射装置102の紫外線照射面102aに付着したインクミストや塵埃などを自動的に除去することができる。
なお、上記した実施の形態は例示に過ぎないものであり、本発明は他の種々の形態で実施することができる。即ち、本発明は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。
例えば、上記した実施の形態は、以下の(1)乃至(7)に示すように変形するようにしてもよい。
(1)上記した実施の形態においては、ワイパー装置200のワイパー装置側係合突部208bとシャッター104のシャッター側係合突部104d(またはワイパー部材40のワイパー部材側係合突部402d)とを当接することにより、ワイパー装置側係合突部208bとシャッター側係合突部104d(またはワイパー部材側係合突部402d)とを係合し、シャッター104(またはワイパー部材400)を副走査方向に移動するようにしたが、これに限られるものではないことは勿論である。
例えば、図9(a)(b)に示すように構成してもよい。即ち、シャッター側係合突部104d(またはワイパー部材側係合突部402d)に代えて、シャッター104の取付面104b(またはワイパー部材400の取付面402b)に孔部502を穿設する。ワイパーブレード保持部材208の上端部208aには、孔部502に嵌合可能な突部504を形成する。ワイパー装置側係合突部208bとシャッター側係合突部104d(またはワイパー部材側係合突部402d)とを係合する際には、突部504を孔部502に嵌合して両者を係合する。なお、孔部502と突部504とを配置する位置関係は入れ換えてもよいことは勿論である。即ち、ワイパーブレード保持部材208の上端部208aに孔部を設け、シャッター104の取付面104b(またはワイパー部材400の取付面402b)に孔部と嵌合可能な突部を設けるようにしてもよい。
また、ワイパー装置側係合突部208b、シャッター側係合突部104dあるいはワイパー部材側係合突部402dの形状は、図示した形状に限定されるものではなく、設計条件などに応じて適宜の形状を選択すればよい。
さらに、ワイパー装置側係合突部208b、シャッター側係合突部104d、ワイパー部材側係合突部402d、孔部502あるいは突部504を永久磁石により構成し、磁力によっても結合することができるようにしてもよい。
(2)上記した実施の形態においては、シャッター104とワイパー部材400とを別個独立して別々に用いるように構成したが、これに限られるものではないことは勿論である。
例えば、図10に示すように、シャッター104の遮蔽面104aに、紫外線照射装置102の紫外線照射面102aと当接するようにゴム製のワイパーブレード506を配設して、シャッター104にワイパーブレード506を一体的に取り付ける。この構成によれば、シャッター104の移動に伴い、ワイパーブレード506により紫外線照射装置102の紫外線照射面102aをワイピングすることができる。
(3)上記した実施の形態においては、シャッター104とワイパー部材400とを別個独立して別々に用いるように構成したが、これに限られるものではないことは勿論であり、両者を同時に用いるようにしてもよい。
例えば、図11(a)に示すように、まず、ガイド部材106のガイド溝106bにワイパー部材400を取り付ける。次に、図11(b)に示すように、ガイド部材106のガイド溝106bに対して、ワイパー部材400を被覆するようにシャッター600を取り付ける。シャッター600は、シャッター104とほぼ同様な構成を備えているが、シャッター側係合突部104dが形成されていない点と、取付面104bが切り欠かれて窓部602が形成されている点において異なる。シャッター600の窓部602からは、ワイパー部材側係合突部402dが突出されるように寸法設定されている。
従って、この構成によれば、図12(a)(b)に示すように、ワイパー装置側係合突部208bとワイパー部材側係合突部402dとが当接することにより、ワイパー部材400が副走査方向に移動し、このワイパー部材400の副走査方向への移動に連動して、シャッター600も副走査方向に移動する。
(4)上記した実施の形態においては、ワイパー装置200は、モーター212、ベルト車214、ベルト車216および伝動ベルト218の組み合わせによりワイパーブレード保持部材208を移動するようにしたが、これに限られるものではないことは勿論である。ワイパーブレード保持部材208を移動するための構成としては、例えば、ギア機構や送りネジ機構などのような従来より公知の各種の機構を用いることができる。
(5)上記した実施の形態においては、原点位置検出装置220によりにワイパーブレード保持部材208の原点位置を検出するようにしたが、これに限られるものではないことは勿論である。ワイパーブレード保持部材208の原点位置を検出するにあたっては、原点位置検出装置220に代えて、モーター212の脱調、伝動ベルト218の滑り、モーター212の電流検出などの技術を用いて原点位置の検出をしてもよい。
(6)上記した実施の形態においては、ワイパー装置200のワイパーブレード202、ワイパー部材400のワイパーブレード404、シャッター104に取り付けられたワイパーブレード506についてはゴム製の材質を用いるものとしたが、これに限られるものではないことは勿論である。ゴムに代えて、インクヘッドノズル面30aや紫外線照射面102aを傷つけない程度の柔軟な多孔質部材を用い、拭き取ったインクミストや塵埃などを多孔質部材内に保持するようにしてもよい。
(7)上記した実施の形態ならびに上記した(1)乃至(6)に示す各種の変形例は、適宜に組み合わせるようにしてもよい。
本発明は、インクヘッドからインクジェット方式により紫外線硬化インクを吐出して所定の印刷を行うインクジェットプリンタに用いて好適である。
10 インクジェットプリンタ、12 基台部材、14 ベース部材、16L 側方部材、16R 側方部材、18 側方ユニット、20 中央壁、22 ガイドレール、24 ワイヤー、26 キャリッジ、28 記録紙、30 インクヘッド、30a インクジェットノズル面、30b インクジェットノズル列、40 操作パネル、40a 表示部、100 紫外線照射装置、102 ケース、102a 紫外線照射面、104 シャッター、104a 遮蔽面、104b 取付面、104c 爪部、104d シャッター側係合突部(第1の係合部)、106 ガイド部材、106a ガイド溝、200 ワイパー装置、202 ワイパーブレード(第2のワイパーブレード)、204a 支持部材、204b 支持部材、206a ガイドバー、206b ガイドバー、208 ワイパーブレード保持部材、208a 上端部、208b ワイパー装置側係合端部(第2の係合部)、208c 下端部、210 ベースプレート、212 モーター、212a 回転軸、214 ベルト車、216 ベルト車、218 伝動ベルト、220 原点位置検出装置、306 ガイド部材、306a ガイド溝、400 ワイパー部材、402 本体部、404 ワイパーブレード(第1のワイパーブレード)、402a ワイパーブレード取付部、402b 取付面、402c 爪部、402d ワイパー部材側係合突部(第1の係合部)、402e ワイパーブレード取付用凹部、502 孔部、504 突部、506 ワイパーブレード、600 シャッター、602 窓部、RP 待機位置、L 延長領域

Claims (6)

  1. インクヘッドとともに移動し、かつ、メディアに対して紫外線照射面から紫外線を照射する紫外線照射装置と、
    前記紫外線照射面の少なくとも一部を被覆する遮蔽面と第1の係合部とを備え、前記紫外線照射面に対して移動自在に配設されたシャッターと、
    前記インクヘッドのインクジェットノズルを形成したインクジェットノズル面をワイピングするワイパーブレードを保持するとともに第2の係合部を設けたワイパーブレード保持部材を備え、前記ワイパーブレード保持部材を移動することにより前記インクヘッドの前記インクジェットノズル面を前記ワイパーブレードでワイピングするワイパー装置と
    を有し、
    前記シャッターの前記第1の係合部と前記ワイパーブレード保持部材の前記第2の係合部とを係合し、前記ワイパー装置による前記ワイパーブレード保持部材の移動により前記シャッターを移動する
    ことを特徴とするインクジェットプリンタ。
  2. 前記シャッターは、前記紫外線照射面をワイピングするワイパーブレードを備える
    ことを特徴とする請求項1に記載のインクジェットプリンタ。
  3. メディアに対して紫外線硬化インクを吐出するインクジェットノズルを形成したインクヘッドのインクジェットノズル面を、ワイパーブレードによりワイピングするインクジェットプリンタにおいて、
    インクヘッドとともに移動し、かつ、メディアに対して紫外線照射面から紫外線を照射する紫外線照射装置と、
    前記紫外線照射装置の前記紫外線照射面をワイピングする第1のワイパーブレードと第1の係合部とを備え、前記紫外線照射面に対して移動自在に配設されたワイパー部材と、
    前記インクヘッドのインクジェットノズルを形成したインクジェットノズル面をワイピングする第2のワイパーブレードを保持するとともに第2の係合部を設けたワイパーブレード保持部材を備え、前記ワイパーブレード保持部材を移動することにより前記インクヘッドの前記インクジェットノズル面を前記第2のワイパーブレードでワイピングするワイパー装置と
    を有し、
    前記ワイパー部材の前記第1の係合部と前記ワイパーブレード保持部材の前記第2の係合部とを係合し、前記ワイパー装置による前記ワイパーブレード保持部材の移動により前記ワイパー部材を移動する
    ことを特徴とするインクジェットプリンタ。
  4. 前記紫外線照射装置の前記紫外線照射面を被覆する遮蔽面を備えるとともに前記紫外線照射面に対して移動自在に配設され、前記ワイパー部材の前記移動と連動して移動するシャッターを有する
    ことを特徴とする請求項3に記載のインクジェットプリンタ。
  5. 前記第1の係合部と前記第2の係合部とは、互いに当接可能な突部である
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のインクジェットプリンタ。
  6. 前記第1の係合部と前記第2の係合部とは、いずれか一方が孔部であり、かつ、他方が前記孔部に嵌合する突部である
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のインクジェットプリンタ。
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