JP2018094096A - ブラシ - Google Patents

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Yasuyuki Ohara
康之 大原
博英 後藤
Hirohide Goto
博英 後藤
八郎 大西
Hachiro Onishi
八郎 大西
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Abstract

【課題】取り付け場所の形状に合わせて容易に取り付けることが可能なブラシを提供する。【解決手段】スライド移動して開閉する鉄道車両の引戸と車体との隙間を埋めるブラシであって、複数のブラシ糸と、ブラシ糸を互いに並列した状態で保持する保持糸と、を有しブラシ糸の先端で車体と引戸とのうちの一方に接触する毛羽部と、合成樹脂によって構成され、ブラシ糸の延びる方向における毛羽部の基端側を挟持した状態で毛羽部に接合された可撓性の基材と、を備えた。【選択図】図10

Description

本発明は、ブラシに関する。
複数の繊維束と、繊維束を構成する複数の繊維が延びる方向と直交する方向へ複数の繊維束を並列させた状態において複数の繊維束をそれぞれ束状に保持しつつ連結する複数の保持繊維とを有する毛羽体と、複数の保持繊維を覆うように毛羽体の一部を挟持した状態で接合される挟持部を有した基材とを備え、挟持部は、複数の保持繊維が位置する部分において毛羽体に縫着されているブラシが知られている(特許文献1)。
車体の側面と、該側面に形成された出入口の開口部を閉塞する閉位置と該開口部を開放する開位置との間で側面に沿ってスライド移動可能に車体に支持された引戸との間に配置される引戸のシール部材であって、引戸の高さ方向に延びて、引戸と側面とのうちの一方に取り付けられた押さえ板と該一方との間に挟持されて固定され、内部が中空となった筒状の取付部と、取付部と一体に設けられて引戸の高さ方向に延び、引戸と側面とのうちの他方に設けられた接触部に閉位置で弾性変形状態で接触する封止部と、を備える引戸のシール部材も知られている(特許文献2)。
特開2014−124252号公報 特開2015−94193号公報
本発明は、取り付け場所の形状に合わせて容易に取り付けることが可能なブラシを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1記載のブラシは、
スライド移動して開閉する鉄道車両の引戸と車体との隙間を埋めるブラシであって、
複数のブラシ糸と、前記ブラシ糸を互いに並列した状態で保持する保持糸と、を有し前記ブラシ糸の先端で前記車体と前記引戸とのうちの一方に接触する毛羽部と、
合成樹脂によって構成され、前記ブラシ糸の延びる方向における前記毛羽部の基端側を挟持した状態で前記毛羽部に接合された可撓性の基材と、を備えた、
ことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載のブラシにおいて、
前記基材は、前記毛羽部の基端側を挟持する挟持部と、前記挟持部から延び前記車体と前記引戸とのうちの一方に取り付けられる取付け孔を有する取付け部と、からなり、前記挟持部は前記毛羽部に縫着されている、
ことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または2に記載のブラシにおいて、
前記基材は、熱可塑性エラストマーによって構成されている、
ことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のブラシにおいて、
前記毛羽部及び前記基材は、UL94による難燃性がV−0以上である、
ことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1ないし4のいずれか1項に記載のブラシにおいて、
前記毛羽部は、前記ブラシ糸の間に帯状のフィルム部材を更に備えた、
ことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項5に記載のブラシにおいて、
前記フィルム部材は、不織布からなる、
ことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、可撓性の基材を有しない構成に比して、取り付け場所の形状に合わせて容易に取り付けることが可能となる。
請求項2に記載の発明によれば、ブラシを取り付け場所にネジ固定で容易に取り付けることができる。
請求項3に記載の発明によれば、基材を鉄道車両の車体または側引戸の一方に取り付ける際に、基材を取り付け場所の形状に応じて容易に変形させることができる。
請求項4に記載の発明によれば、UL94規格のV−0基準に適合する難燃性を有するブラシを提供することができる。
請求項5及び6に記載の発明によれば、帯状のフィルム部材を有しない構成に比して、外部からの浸水を抑制することができる。
本実施形態に係るブラシが取り付けられる鉄道車両の側引戸を示す側面図、(b)は妻引戸を示す正面図である。 (a)は車体の開口部の鴨居部に取り付けられたブラシを示す断面模式図、(b)は側引戸の下面に取り付けられたブラシを示す断面模式図、(c)は車体の戸袋部に取り付けられたブラシを示す断面模式図である。 (a)はブラシの斜視図、(b)は基材の取付形状の一例を示す断面模式図、(c)は基材の取付形状の他の一例を示す断面模式図である。 ブラシの毛羽部の製造過程を示す模式図である。 ブラシの製造過程を示す模式図である。 変形例に係るブラシの斜視図である。 (a)は変形例に係るブラシにおいて毛羽部及びフィルム部材を基材の挟持部に挿入するときの状態を示す側面模式図、(b)は毛羽部及びフィルム部材を基材の挟持部に挿入した状態を示す側面模式図である。 (a)はブラシを車体の開口部の鴨居部に取り付けた状態を示す縦断面図、(b)は平面図である。 ブラシを側引戸の下部の内側面に取り付けた状態を示す縦断面図である。 (a)はブラシを車体の開口部の側方の戸袋部に取り付けた状態を示す平面図、(b)は側面図である。
次に図面を参照しながら、以下に実施形態及び具体例を挙げ、本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらの実施形態及び具体例に限定されるものではない。
また、以下の図面を使用した説明において、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきであり、理解の容易のために説明に必要な部材以外の図示は適宜省略されている。
(1)鉄道車両
図1は本実施形態に係るブラシ100が取り付けられる鉄道車両1の側引戸30を示す側面図、(b)は妻引戸40を示す正面図、図2(a)は車体10の開口部10aの鴨居部に取り付けられたブラシ100を示す断面模式図、(b)は側引戸30の下面に取り付けられたブラシ100を示す断面模式図、(c)は車体10の戸袋部13に取り付けられたブラシ100を示す断面模式図である。
以下、図面を参照しながら鉄道車両1の引戸の一例としての側引戸30及び妻引戸40と車体10との隙間を埋めるブラシ100について説明する。
鉄道車両1は、輸送対象となる搭乗者を内部に収容する車体10と、車体10の下部に設けられて車体10を走行移動させる走行装置20と、車体10にスライド移動可能に設けられた側引戸30、妻引戸40と、車体10と側引戸30、妻引戸40との間に配置されたブラシ100とを備えている。
車体10の側面には、鉄道車両1の走行方向に間隔を空けて搭乗者の出入口となる複数の開口部10aが形成されている。
引戸の一例としての側引戸30は、車体10の側面に設けられて、開口部10aを閉塞する閉位置と、開口部10aを開放する開位置との間で、車体10の側面に沿ってスライド移動する(図1(a)中 矢印参照)。
図2に示すように、車体10と側引戸30との間には、ブラシ100が設けられている。ブラシ100は、毛羽部110が車体10と側引戸30との隙間を埋めるように車体10と側引戸30とのうちの一方に接触している。
開口部10aの上部である鴨居部11には、図2(a)に示すように、ブラシ100が取付け部122で固定され、毛羽部110の先端側が閉位置にスライド移動した側引戸30の外側面30aと接触している。
側引戸30の下部の内側面30bには、図2(b)に示すように、ブラシ100が取付け部122で固定され、毛羽部110の先端側が側引戸30が閉位置にスライド移動した状態で開口部10aの下部である敷居部12の床面12aと接触している。
開口部10aの側方の戸袋部13には、図2(c)に示すように、ブラシ100の取付け部122が車体10の輪郭に沿って車幅方向に湾曲した状態で固定され、毛羽部110の先端側がスライド移動する側引戸30の外側面30aと接触している。
(2)ブラシ
図3(a)はブラシ100の斜視図、(b)は基材120の取付形状の一例を示す断面模式図、(c)は基材120の取付形状の他の一例を示す断面模式図、図4はブラシ100の毛羽部110の製造過程を示す模式図、図5はブラシ100の製造過程を示す模式図である。以下、図面を参照しながらブラシ100の構成について説明する。
ブラシ100は、図3(a)に示すように、複数のブラシ糸111と、ブラシ糸111を互いに並列した状態で保持する保持糸112からなる帯状の毛羽部110と、ブラシ糸111の延びる方向における毛羽部110の基端部110a(図5 参照)を挟持した状態で毛羽部110に接合された長尺状の基材120とから構成されている。
(2.1)毛羽部
毛羽部110は、モノフィラメントである繊維が複数本集まって束ねられたマルチフィラメントであるブラシ糸111と、ブラシ糸111が延びる方向と交差(直交)する方向(図4 X方向)へ各ブラシ糸111を並列させた状態で各ブラシ糸111を束状に保持しながら連結する複数(本実施形態においては2本)の保持糸112とを備えている。
ブラシ糸111を構成する繊維としては、ポリアミド繊維、ポリプロピレン繊維などの繊維径が30マイクロメートル以上のものを用いることができる。
本実施形態においては、ブラシ糸111及び各保持糸112の両方にUL94による難燃性がV−0以上の難燃処方が施されている。この場合、難燃処方としては、難燃剤を素材に練り込む方式が採用され、難燃剤としては、例えば、臭素化合物やリン化合物などの有機系難燃剤、あるいはアンチモン化合物や金属水酸化物などの無機系難燃剤が用いられる。
保持糸112は、ブラシ糸111において毛羽状の先端側とは反対側である基端側の複数位置(本実施形態では2位置)でブラシ糸111に巻き付く複数(本実施形態では2本)の保持繊維112a、112bによって構成されている。各保持繊維112a、112bは、独立した経編み構造によりブラシ糸111を拘束しており、各々連続した1本の糸によって構成されている(図4 参照)。
各保持繊維112a、112bは、耐久性及び柔軟性が高い繊維により形成され、このような条件を満たす繊維としては、ポリアミド繊維、ポリプロピレン繊維などが挙げられる。
(2.2)基材
基材120は、熱可塑性の合成樹脂を押出成形することによって形成されている。基材120は、毛羽部110の基端部110aを挟持する挟持部121と、挟持部121から延び車体10と側引戸30、妻引戸40とのうちの一方に取り付けられる取付け孔122a(122b)を有する取付け部122とを備えている。取付け孔122a(122b)は、図3に示すように、被取り付け体としての車体10や側引戸30に合わせて丸孔形状(122a)や、切り欠き形状(122b)とすることができる。
挟持部121は、取付け部122上に取付け部122の幅方向において対向するように立設された一対の帯状をなす挟持片121aによって構成されている。
挟持片121aは、毛羽部110の幅方向の一端部を挟持した状態で、1本の縫製糸123により毛羽部110に縫着されている(図7(b)参照)。
熱可塑性の合成樹脂としては、JIS K7215に準じた測定によるデュロメータ硬さがD40〜D50の可撓性を有するオレフィン系エラストマーが挙げられる。基材120は、可撓性を有しているために、フレキシブルに曲げることができ、図2(c)に示すように、ブラシ100を車体10の輪郭に沿って車幅方向に湾曲した車体10の戸袋部13に容易に取り付けることができる。
本実施形態においては、基材120には毛羽部110と同様に、UL94による難燃性がV−0以上の難燃処方が施されている。
基材120は、挟持部121と取付け部122の相対的な角度を被取り付け体の取り付け態様に合わせて変更することができる。具体的には、図3(a)に示すように、毛羽部110と取付け部122が平行に延びる態様の他に、図3(b)、(c)に示すように、毛羽部110と取付け部122が交差するように形成されてもよい。
毛羽部110と取付け部122を被取り付け体の取り付け態様に合わせて交差させて形成することで、内側に曲面形状を有する被取り付け部に追従させて取り付ける場合であっても、基材120の湾曲による折れを発生させることなく取り付けることができる。
(2.3)ブラシの製造方法
毛羽部110は、ポリアミド繊維またはポリプロピレン繊維のマルチフィラメントで構成されたブラシ糸111をループ状のジグザグに編み、両側の屈曲部近傍をそれぞれ複数本(本実施形態においては2本)の保持糸112で順次編み上げた後、ブラシ糸111の中間部分を切断する(図中 破線A−A参照)ことによって、同時に2枚の編ブラシが形成される(図4参照)。
そして、ブラシ100を形成する場合には、図5に示すように、まず、基材120の挟持片121a間に、毛羽部110の幅方向における保持糸112側の基端部110aを挿入すると、毛羽部110の保持糸112が挟持片121aによって挟持された状態となる。
この状態で、例えば工業用ミシン(不図示)を用いて、縫製糸123により、挟持片121aと、保持糸112を含む毛羽部110の屈曲部側の基端部110aとを縫着して、挟持部121を保持糸112が位置する部分において毛羽部110に接合する。これにより、図3に示すブラシ100が得られる。
「変形例」
図6は変形例に係るブラシ100Aの斜視図、図7(a)は変形例にかかるブラシ100Aにおいて、毛羽部110及びフィルム部材130を基材120Aの挟持部121Aに挿入するときの状態を示す側面模式図、(b)は毛羽部110及びフィルム部材130を基材120Aの挟持部121Aに挿入した状態を示す側面模式図である。
ブラシ100Aは、図6に示すように、複数のブラシ糸111と、ブラシ糸111を互いに並列した状態で保持する保持糸112からなる帯状の毛羽部110と、ブラシ糸111に接合される不織布からなるフィルム部材130と、ブラシ糸111の延びる方向における毛羽部110の基端部110aを挟持した状態で毛羽部110に接合された長尺状の基材120Aと、から構成されている。
毛羽部110及びフィルム部材130と、基材120Aとを接合する場合には、図7(a)に示すように、まず、毛羽部110の基端部110aに接着剤AD(両面テープ)を貼り合せた一対の毛羽部110の間に、フィルム部材130を挟み込んで毛羽部110同士が互いに向かい合うように重ね合わせる。そして、重ね合わされた毛羽部110の基端部110aを基材120Aの挟持部121Aに挿入する。
これにより、図7(b)に示すように、毛羽部110の各保持糸112及びフィルム部材130の基端側が挟持片121aによって挟持された状態となる。
この状態で、例えば工業用ミシン(不図示)を用いて、縫製糸123により、挟持片121aと、フィルム部材130の基端側及び保持糸112を含む毛羽部110の屈曲部側の基端部110aとを縫着して、挟持部121Aを保持糸112が位置する部分において毛羽部110及びフィルム部材130に接合する。これにより、図6に示すブラシ100Aが得られる。
変形例に係るブラシ100Aは、毛羽部110のブラシ糸111の間に不織布からなるフィルム部材130を有しているために、車体10と側引戸30との隙間における水の流通を遮断して外部からの浸水を抑制することができる。
(3)ブラシの車両への取付けと作用
図8(a)はブラシ100を車体10の開口部10aの鴨居部11に取り付けた状態を示す縦断面図、(b)は平面図、図9はブラシ100を側引戸30の下部の内側面30bに取り付けた状態を示す縦断面図、図10(a)はブラシ100を車体10の開口部10aの側方の戸袋部13に取り付けた状態を示す平面図、(b)は側面図である。
(3.1)鴨居部への取付け
図8に示すように、ブラシ100を車体10の開口部10aの鴨居部11に取り付ける場合には、基材120の取付け部122を取付け孔122aを利用して車体10の鴨居部11にネジ固定する。鴨居部11に固定されたブラシ100は、毛羽部110のブラシ糸111の先端側111aが、車体10の内部に向かって立設するように突出している。
係る状態で、側引戸30が閉位置にスライド移動すると、ブラシ100の毛羽部110のブラシ糸111は側引戸30の外側面30aとブラシ100の長手方向に亘ってニップした状態で接触する。その結果、ブラシ100が車体10と側引戸30との隙間を塞いで、車体10内への外部からの埃や水の浸入を抑制することができる。
(3.2)敷居部への取付け
図9に示すように、ブラシ100を車体10の開口部10aの敷居部12に取り付ける場合には、基材120の取付け部122を取付け孔122aを利用して車体10の側引戸30の下部の内側面30bにネジ固定する。側引戸30の下部の内側面30bに固定されたブラシ100は、毛羽部110のブラシ糸111の先端側111aが、車体10の床面10cに向かって立設するように突出している。
係る状態で、側引戸30が閉位置にスライド移動すると、ブラシ100の毛羽部110のブラシ糸111は車体10の床面10cとブラシ100の長手方向に亘ってニップした状態で接触する。その結果、ブラシ100が車体10と側引戸30との隙間を塞いで、車体10内への外部からの埃や水の浸入を抑制することができる。
(3.3)戸袋部への取付け
図10(a)、(b)に示すように、ブラシ100を車体10の開口部10aの側方の戸袋部13に取り付ける場合には、基材120の取付け部122をその可撓性を利用して車体10の輪郭に沿って曲げながらネジ固定する。戸袋部13に固定されたブラシ100は、毛羽部110のブラシ糸111の先端側111aが、車体10の内部に向かって立設するように突出している。
係る状態で、側引戸30が閉位置にスライド移動すると、ブラシ100の毛羽部110のブラシ糸111は側引戸30の外側面30aの輪郭に沿ってブラシ100の長手方向に亘ってニップした状態で接触する。その結果、ブラシ100が車体10と側引戸30との隙間を塞いで、車体10内への外部からの埃や水の浸入を抑制することができる。
本実施形態においては、鉄道車両1の車体10と引戸の一例として側引戸30との隙間を埋めるブラシ100について説明したが、ブラシ100は車体10と妻引戸40との隙間を埋めるように配置することもできる。
1・・・鉄道車両
10・・・車体
20・・・走行装置
30・・・側引戸
40・・・妻引戸
100、100A・・・ブラシ
110・・・毛羽部
111・・・ブラシ糸
112・・・保持糸
120、120A・・・基材
121、121A・・・挟持部
122・・・取り付け部
130・・・フィルム部材

Claims (6)

  1. スライド移動して開閉する鉄道車両の引戸と車体との隙間を埋めるブラシであって、
    複数のブラシ糸と、前記ブラシ糸を互いに並列した状態で保持する保持糸と、を有し前記ブラシ糸の先端で前記車体と前記引戸とのうちの一方に接触する毛羽部と、
    合成樹脂によって構成され、前記ブラシ糸の延びる方向における前記毛羽部の基端側を挟持した状態で前記毛羽部に接合された可撓性の基材と、を備えた、
    ことを特徴とするブラシ。
  2. 前記基材は、前記毛羽部の基端側を挟持する挟持部と、前記挟持部から延び前記車体と前記引戸とのうちの一方に取り付けられる取付け孔を有する取付け部と、からなり、前記挟持部は前記毛羽部に縫着されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のブラシ。
  3. 前記基材は、熱可塑性エラストマーによって構成されている、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のブラシ。
  4. 前記毛羽部及び前記基材は、UL94による難燃性がV−0以上である、
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のブラシ。
  5. 前記毛羽部は、前記ブラシ糸の間に帯状のフィルム部材を更に備えた、
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のブラシ。
  6. 前記フィルム部材は、不織布からなる、
    ことを特徴とする請求項5に記載のブラシ。
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