JP2018093635A - レゾルバステータ - Google Patents

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Abstract

【課題】渡り線がガイド突起から外れることを防止する技術を提供する。【解決手段】レゾルバステータ2は、環状のヨーク11と、ヨーク11から径方向内方に突出する複数のティース12と、を有するステータコア7と、複数のティース12の夫々に設けられた複数のコイル9と、複数のコイル9を相互に電気的に接続する複数の渡り線10と、複数の渡り線10を案内する複数のガイドボス17Bと、複数のコイル9及び複数の渡り線10を保護する上保護カバー5と、を備える。上保護カバー5には、複数のガイドボス挿入部22Bが形成されている。複数のガイドボス17Bは、複数のガイドボス挿入部22Bにそれぞれ挿入されている。【選択図】図7

Description

本発明は、レゾルバステータに関する。
特許文献1(特開2015−15810号公報)は、本願の図8に示すように、図示しないステータ巻線を覆うカバー100を備えたレゾルバステータ101を開示している。コア102に設けられたインシュレータ103には、図示しない渡り線を案内する複数のボス104が形成されている。なお、本願の図8では、カバー100の一部が二点鎖線で示されている。
特許文献1の構成では、何らかの原因により渡り線が浮き上がった場合、渡り線がボスから外れてしまう虞があった。
本開示の目的は、何らかの原因により渡り線が浮き上がった場合でも、渡り線がボスから外れてしまうことを防止する技術を提供することにある。
環状のヨークと、前記ヨークから径方向内方又は径方向外方に突出する複数のティースと、を有するステータコアと、前記複数のティースの夫々に設けられた複数のコイルと、前記複数のコイルを相互に電気的に接続する複数の渡り線と、前記複数の渡り線を案内する複数のガイド突起と、前記複数のコイル及び前記複数の渡り線を保護する保護カバーと、を備え、前記保護カバーには、複数のガイド突起挿入部が形成されており、前記複数のガイド突起は、前記複数のガイド突起挿入部にそれぞれ挿入されている、レゾルバステータが提供される。
好ましくは、前記複数のガイド突起の頂は、それぞれ、前記複数のガイド突起挿入部の内部に位置している。
好ましくは、前記複数のガイド突起挿入部は、凹み、又は、貫通孔である。
好ましくは、前記複数のガイド突起は、前記複数のガイド突起挿入部に一対一で挿入されている。
好ましくは、前記複数のガイド突起は、前記保護カバーに接触していない。
好ましくは、前記複数のガイド突起は、先細り形状である。
何らかの原因により渡り線が浮き上がった場合でも、渡り線がガイド突起から外れてしまう虞がない。
VR(Variable Reluctance)型レゾルバの斜視図である。 渡り線の図示を省略したレゾルバステータ本体の斜視図である。 レゾルバステータ本体の部分斜視図である。 ステータコアの部分斜視図である。 コイル及び渡り線の図示を省略したレゾルバステータ本体の部分斜視図である。 VR型レゾルバの部分斜視図である。 ガイドボス挿入部に挿入されたガイドボスを示す断面図である。 特許文献1の図7Bに相当する図である。
以下、図1から図7を参照して、VR型レゾルバ1を説明する。VR型レゾルバ1は、図示しない電動機又は内燃機関等のシャフトの回転角度を計測するためのものである。
図1に示すように、VR型レゾルバ1は、環状のレゾルバステータ2と、上記シャフトに固定されるレゾルバロータ3と、を備える。本実施形態のVR型レゾルバ1は、レゾルバロータ3がレゾルバステータ2の径方向内方に配置された所謂インナーロータ型である。VR型レゾルバ1は、回転軸線Cを有する。
以下、原則として、「径方向」はレゾルバステータ2の径方向を意味し、「周方向」はレゾルバステータ2の周方向を意味する。また、レゾルバステータ2は、回転軸線Cに対して平行な上方向(第1軸方向)と、上方向に対して反対の下方向(第2軸方向)と、を有する。また、「平面視」とは、回転軸線Cに沿って見ることを意味する。
図1に示すように、レゾルバステータ2は、レゾルバステータ本体4と、上保護カバー5(保護カバー)と、下保護カバー6と、を有する。
<レゾルバステータ本体4>
図2に示すように、レゾルバステータ本体4は、ステータコア7と、インシュレータ8と、複数のコイル9と、を有する。図2において、複数のコイル9は、簡略化して描かれている。図3に示すように、レゾルバステータ本体4は、更に、複数の渡り線10を有する。
(ステータコア7)
図4に示すように、ステータコア7は、電磁鋼板の積層体であって、環状のヨーク11と、ヨーク11から径方向内方に突出する複数のティース12と、を有する。各ティース12は、巻線部13と先端部14を有する。巻線部13は、ヨーク11から回転軸線Cに向かって径方向内方に延びている。先端部14は、巻線部13の先端13Aに設けられ、周方向に延びている。ヨーク11は、上方向を向くヨーク上面11Aと、下方向を向くヨーク下面11Bと、径方向内方を向くヨーク内周面11Cと、を有する。
(インシュレータ8)
図5に示すように、インシュレータ8は、例えばナイロンなどの絶縁樹脂製であって、例えばインサート成形によりステータコア7に固定されている。インシュレータ8は、主として、複数のコイル9及び複数の渡り線10がステータコア7に直接接触するのを防止するために設けられている。図5に示すように、インシュレータ8は、ヨークカバー15と、複数のティースカバー16と、複数のボス17と、を有する。
ヨークカバー15は、ヨーク11を部分的に覆っている。具体的には、ヨークカバー15は、図4のヨーク上面11Aを覆うヨーク上面カバー15Aと、図4のヨーク下面11Bを覆うヨーク下面カバー15Bと、図4のヨーク内周面11Cを覆うヨーク内周面カバー15Cと、を有する。
複数のティースカバー16は、複数のティース12をそれぞれ覆っている。具体的には、各ティースカバー16は、図4の各ティース12の巻線部13を覆う巻線部カバー16Aと、図4の各ティース12の先端部14から上下に突出するコイル抑え内壁16Bと、を有する。各コイル抑え内壁16Bは、各コイル9の型崩れを防止する。
複数のボス17は、ヨーク上面カバー15Aから上方向に突出している。具体的には、1つのティース12の径方向外方に3つのボス17が配置されている。3つのボス17は、図4の各ティース12の巻線部13の延長線上に配置されたコイル抑え外壁17Aと、コイル抑え外壁17Aを周方向において挟むように配置された2つのガイドボス17B(ガイド突起)と、を含む。各コイル抑え外壁17Aは、各コイル9の型崩れを防止する。各コイル抑え外壁17Aの突出方向に対して直交する断面の形状は長円形である。各コイル抑え外壁17Aの板厚方向は、径方向に一致している。複数のガイドボス17Bは、図3に示すように複数の渡り線10を案内する。各ガイドボス17Bの突出方向に対して直交する断面の形状は円形である。各ガイドボス17Bは、射出成形時の離型を考慮して、上方向に向かって先細る先細り形状とされている。
図2に示すように、インシュレータ8は、更に、端子台30を有する。端子台30の説明は省略する。
(コイル9)
図2から図4に示すように、複数のコイル9は、それぞれ、複数のティース12の巻線部13にインシュレータ8を介して設けられている。各コイル9は、励磁コイルと検出コイルを含む。
(渡り線10)
図3に示すように、複数の渡り線10は、複数のコイル9を相互に電気的に接続している。具体的には、複数の渡り線10は、複数のコイル9に含まれる励磁コイルを相互に接続すると共に、複数のコイル9に含まれる検出コイルを相互に接続している。各渡り線10は、各ガイドボス17Bに掛けられることで案内されている。具体的には、各コイル9に含まれる励磁コイルや検出コイルの巻き方向に応じて、各渡り線10は各ガイドボス17Bに案内されている。複数の渡り線10のうち幾つかは、各ガイドボス17Bに掛けられることで平面視でU字となるように案内されている。
<上保護カバー5>
図1から図3に示すように、上保護カバー5は、レゾルバステータ本体4の上側に配置されており、回転軸線Cに対して実質的に平行な方向で複数のコイル9及び複数の渡り線10を覆うことで、複数のコイル9及び複数の渡り線10を保護している。図6に示すように、上保護カバー5は、カバー本体20と、外周壁21と、を有する。
カバー本体20は、環状平板であって、回転軸線Cに対して実質的に平行な方向で複数のコイル9及び複数の渡り線10と対向している。図6に示すように、カバー本体20には、複数のボス17がそれぞれ挿入された複数のボス挿入部22が形成されている。複数のボス挿入部22は、複数の外壁挿入部22Aと、複数のガイドボス挿入部22B(ガイド突起挿入部)と、を含む。1つの外壁挿入部22Aに1つのコイル抑え外壁17Aが挿入されている。1つのガイドボス挿入部22Bに1つのガイドボス17Bが挿入されている。本実施形態において外壁挿入部22A及びガイドボス挿入部22Bは、回転軸線Cに沿って貫通する貫通孔である。
図6に示すように、各コイル抑え外壁17Aの頂23は、各外壁挿入部22Aの内部に位置している。図6及び図7に示すように、各ガイドボス17Bの頂24は、各ガイドボス挿入部22Bの内部に位置している。即ち、図7に示すように、各ガイドボス17Bの頂24は、各ガイドボス挿入部22Bの2つの開口25の間に位置している。換言すれば、各ガイドボス17Bは、各ガイドボス挿入部22Bの2つの開口25の一方は貫通しており、他方は貫通していない。また、各ガイドボス17Bと、各ガイドボス挿入部22Bの内周面26と、の間には環状のギャップ27が存在している。端的に言えば、各ガイドボス17Bは、上保護カバー5のカバー本体20に接触していない。そして、図7に示すように、各ガイドボス17Bが各ガイドボス挿入部22Bに挿入されていることで、各ガイドボス17Bに掛けられた各渡り線10が例えば振動などの何らかの原因により二点鎖線で示すように上方向に浮き上がった場合でも、各渡り線10とカバー本体20との接触により各渡り線10は各ガイドボス17Bの頂24まで浮き上がれず、もって、各渡り線10が各ガイドボス17Bから外れることがない。なお、各コイル抑え外壁17Aも同様に、上保護カバー5のカバー本体20に接触していない。
図6に示すように、外周壁21は、カバー本体20の外周縁から下方向に向かって環状に延びており、インシュレータ8に対して例えば振動溶着により固定されている。
<下保護カバー6>
図1に示すように、下保護カバー6は、レゾルバステータ本体4の下側に配置されており、回転軸線Cに対して実質的に平行な方向で複数のコイル9を覆うことで、複数のコイル9を保護している。図6に示すように、下保護カバー6は、上保護カバー5と同様に、例えば振動溶着によりインシュレータ8に対して固定されている。
以上に説明したVR型レゾルバ1は、以下のように動作する。即ち、レゾルバロータ3の外周面に形成された凹凸の存在により、レゾルバロータ3の回転角度に応じてレゾルバロータ3とレゾルバステータ2の各ティース12との間のギャップが周期的に変化する。レゾルバステータ2の励磁コイルと検出コイルは、レゾルバロータ3を介して磁気的に接続されている。励磁コイルに交流電流を通電すると検出コイルには誘起電圧が発生する。レゾルバロータ3の回転角度に応じて上記ギャップが変化するため磁気抵抗が変動し、もって、レゾルバロータ3の回転角度に応じて誘起電圧の振幅が変動する。検出コイルは2相とされており、それぞれ、レゾルバロータ3の回転角度に対してSIN状及びCOS状に誘起電圧が変化するように設計されている。従って、2相の誘起電圧の比率からレゾルバロータ3の回転角度が求められる。
以上に、好適な実施形態を説明した。上記実施形態は、以下の特長を有する。
図1から図5に示すように、レゾルバステータ2は、環状のヨーク11と、ヨーク11から径方向内方に突出する複数のティース12と、を有するステータコア7と、複数のティース12の夫々に設けられた複数のコイル9と、複数のコイル9を相互に電気的に接続する複数の渡り線10と、ステータコア7の回転軸線Cに対して実質的に平行な方向に突出し、複数の渡り線10を案内する複数のガイドボス17B(ガイド突起)と、ステータコア7の回転軸線Cに対して実質的に平行な方向で複数のコイル9及び複数の渡り線10を覆うことで複数のコイル9及び複数の渡り線10を保護する上保護カバー5(保護カバー)と、を備える。上保護カバー5には、複数のガイドボス挿入部22B(ガイド突起挿入部)が形成されている。複数のガイドボス17Bは、複数のガイドボス挿入部22Bにそれぞれ挿入されている。以上の構成によれば、例えば図7に示すように、各ガイドボス17Bに掛けられた各渡り線10が何らかの原因により二点鎖線で示すように上方向に浮き上がった場合でも、各渡り線10とカバー本体20との接触により各渡り線10が各ガイドボス17Bから外れることがない。
また、図7に示すように、複数のガイドボス17Bの頂24は、それぞれ、複数のガイドボス挿入部22Bの内部に位置している。以上の構成によれば、複数のガイドボス17Bの頂24が上保護カバー5から外側に突出していないので、作業員がVR型レゾルバ1を把持した際に、作業員が複数のガイドボス17Bを直接触ってしまうことがない。従って、複数のガイドボス17Bの損傷を防止することができる。
また、図7に示すように、複数のガイドボス挿入部22Bは、貫通孔である。以上の構成によれば、複数のガイドボス17Bが複数のガイドボス挿入部22Bに挿入されていることを目視で確認することができる。
しかし、複数のガイドボス挿入部22Bは、貫通孔に代えて、凹みであってもよい。複数のガイドボス挿入部22Bが凹みである場合は、上保護カバー5のガイドボス挿入部22Bを介して外部から粉塵などが入り込み複数のコイル9を汚染してしまうことがない。
また、図6に示すように、複数のガイドボス17Bは、複数のガイドボス挿入部22Bに一対一で挿入されている。以上の構成によれば、複数のガイドボス挿入部22Bの個数が必要最小限となるので、複数のガイドボス挿入部22Bの個数が過多である場合と比較して、上保護カバー5の剛性を確保することができる。
また、図7に示すように、複数のガイドボス17Bは、上保護カバー5に接触していない。以上の構成によれば、作業員がVR型レゾルバ1を把持したことで上保護カバー5が弾性変形したとしても、ガイドボス17Bに外力が作用しないので、複数のガイドボス17Bの破損や複数の渡り線10の緩みを防止することができる。
なお、複数のガイドボス17Bを上保護カバー5に直接溶着する構成も考えられる。しかしながら、複数のガイドボス17Bを上保護カバー5に直接溶着した場合、溶着の際に発生した熱により複数の渡り線10の絶縁被覆を溶かしてしまう虞がある。複数の渡り線10の絶縁被覆を溶かしてしまうと、複数の渡り線10間で意図しない短絡が起こり得る。従って、複数のガイドボス17Bを上保護カバー5に直接溶着する構成は、技術的に採用し得ない。
また、図7に示すように、複数のガイドボス17Bは、先細り形状である。以上の構成によれば、射出成形時の型抜きを問題なく行なうことができる。
なお、上記実施形態では、インナーロータ型のVR型レゾルバ1を説明した。しかし、VR型レゾルバは、複数のティースがヨークから径方向外方に突出する所謂アウターロータ型を採用してもよい。
1 VR型レゾルバ
2 レゾルバステータ
3 レゾルバロータ
4 レゾルバステータ本体
5 上保護カバー(保護カバー)
6 下保護カバー
7 ステータコア
8 インシュレータ
9 コイル
10 渡り線
11 ヨーク
11A ヨーク上面
11B ヨーク下面
11C ヨーク内周面
12 ティース
13 巻線部
13A 先端
14 先端部
15 ヨークカバー
15A ヨーク上面カバー
15B ヨーク下面カバー
15C ヨーク内周面カバー
16 ティースカバー
16A 巻線部カバー
16B コイル抑え内壁
17 ボス
17A コイル抑え外壁
17B ガイドボス(ガイド突起)
18 外周壁
20 カバー本体
21 外周壁
22 ボス挿入部
22A 外壁挿入部
22B ガイドボス挿入部(ガイド突起挿入部)
23 頂
24 頂
25 開口
26 内周面
27 ギャップ
30 端子台
C 回転軸線
本願発明の観点によれば、環状のヨークと、前記ヨークから径方向内方又は径方向外方に突出する複数のティースと、を有するステータコアと、前記複数のティースの夫々に設けられた複数のコイルと、前記複数のコイルを相互に電気的に接続する複数の渡り線と、前記複数の渡り線を案内する複数のガイド突起と、前記複数のコイル及び前記複数の渡り線を保護する保護カバーと、を備え、前記保護カバーには、複数のガイド突起挿入部が形成されており、前記複数のガイド突起は、前記複数のガイド突起挿入部にそれぞれ挿入されており、前記複数のガイド突起は、前記保護カバーに接触していない、レゾルバステータが提供される。
好ましくは、前記複数のガイド突起の頂は、それぞれ、前記複数のガイド突起挿入部の内部に位置している。
好ましくは、前記複数のガイド突起挿入部は、凹み、又は、貫通孔である。
好ましくは、前記複数のガイド突起は、前記複数のガイド突起挿入部に一対一で挿入されている。
好ましくは、前記複数のガイド突起は、先細り形状である。
本願発明の他の観点によれば、環状のヨークと、前記ヨークから径方向内方又は径方向外方に突出する複数のティースと、を有するステータコアと、前記複数のティースの夫々に設けられた複数のコイルと、前記複数のコイルを相互に電気的に接続する複数の渡り線と、前記複数の渡り線を案内する複数のガイド突起と、前記複数のコイル及び前記複数の渡り線を保護する保護カバーと、を備え、前記保護カバーには、複数のガイド突起挿入部が形成されており、前記複数のガイド突起は、前記複数のガイド突起挿入部にそれぞれ挿入されており、前記複数のガイド突起挿入部は、凹みである、レゾルバステータが提供される。
好ましくは、前記複数のガイド突起の頂は、それぞれ、前記複数のガイド突起挿入部の内部に位置している。
好ましくは、前記複数のガイド突起は、前記複数のガイド突起挿入部に一対一で挿入されている。
好ましくは、前記複数のガイド突起は、前記保護カバーに接触していない。
好ましくは、前記複数のガイド突起は、先細り形状である。
本願発明の更に他の観点によれば、環状のヨークと、前記ヨークから径方向内方又は径方向外方に突出する複数のティースと、を有するステータコアと、前記複数のティースの夫々に設けられた複数のコイルと、前記複数のコイルを相互に電気的に接続する複数の渡り線と、前記複数の渡り線を案内する複数のガイド突起と、前記複数のコイル及び前記複数の渡り線を保護する保護カバーと、を備え、前記保護カバーには、複数のガイド突起挿入部が形成されており、前記複数のガイド突起は、前記複数のガイド突起挿入部にそれぞれ挿入されており、前記複数のガイド突起挿入部は、貫通孔であり、前記複数のガイド突起の頂は、それぞれ、前記複数のガイド突起挿入部の2つの開口の間に位置している、レゾルバステータが提供される。
好ましくは、前記複数のガイド突起は、前記複数のガイド突起挿入部に一対一で挿入されている。
好ましくは、前記複数のガイド突起は、前記保護カバーに接触していない。
好ましくは、前記複数のガイド突起は、先細り形状である。

Claims (6)

  1. 環状のヨークと、前記ヨークから径方向内方又は径方向外方に突出する複数のティースと、を有するステータコアと、
    前記複数のティースの夫々に設けられた複数のコイルと、
    前記複数のコイルを相互に電気的に接続する複数の渡り線と、
    前記複数の渡り線を案内する複数のガイド突起と、
    前記複数のコイル及び前記複数の渡り線を保護する保護カバーと、
    を備え、
    前記保護カバーには、複数のガイド突起挿入部が形成されており、
    前記複数のガイド突起は、前記複数のガイド突起挿入部にそれぞれ挿入されている、
    レゾルバステータ。
  2. 請求項1に記載のレゾルバステータであって、
    前記複数のガイド突起の頂は、それぞれ、前記複数のガイド突起挿入部の内部に位置している、
    レゾルバステータ。
  3. 請求項1又は2に記載のレゾルバステータであって、
    前記複数のガイド突起挿入部は、凹み、又は、貫通孔である、
    レゾルバステータ。
  4. 請求項1から請求項3までの何れかに記載のレゾルバステータであって、
    前記複数のガイド突起は、前記複数のガイド突起挿入部に一対一で挿入されている、
    レゾルバステータ。
  5. 請求項1から請求項4までの何れかに記載のレゾルバステータであって、
    前記複数のガイド突起は、前記保護カバーに接触していない、
    レゾルバステータ。
  6. 請求項1から請求項5までの何れかに記載のレゾルバステータであって、
    前記複数のガイド突起は、先細り形状である、
    レゾルバステータ。
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