JP6339052B2 - レゾルバ - Google Patents

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本発明はレゾルバに関し、特に軸方向の薄型化を図ったレゾルバに関する。
回転角度を検出する手段としてレゾルバが知られている。レゾルバはモータ等の回転軸に固定されて回転するロータと、ハウジング等に固定されてロータと径方向で対応配置されるステータとを備えている。ステータには励磁巻線と検出巻線が巻回され、検出巻線はsin信号とcos信号を出力する巻線から構成されている。励磁電流を励磁巻線に印加し、レゾルバのロータが回転すると、ロータとステータとの間に形成されたギャップの寸法が変化し、この変化に応じた電圧が検出巻線に誘起される。この検出巻線に生じた電圧はロータの回転角度を反映した信号であり、この信号によってモータ等の回転軸の角度を検出することができる。
従来のレゾルバとして、例えば、特許文献1に記載されたレゾルバが知られている。図4は特許文献1に記載されたレゾルバで、バリアブルリラクタンス型レゾルバのステータアッシーを示した図である。ステータアッシー100は、ステータコア101と、ステータコア101の軸方向両端からそれぞれ装着したインシュレータ102、103を有している。ステータコア101は、電磁鋼板を打抜き加工したコアを軸方向に複数積層して構成され、環状部から径内方に延在する複数のティースを有し、複数のティースにはインシュレータ102、103を介して励磁巻線および検出巻線が巻回される。インシュレータ102は、径外方に延在する端子部104を有し、端子部104はインシュレータ102と一体成形にて形成されている。また、端子部には複数の端子ピン105が配置され、励磁巻線の端末および検出巻線の端末がそれぞれ、端子ピン105に絡げられ、電気的に接続される。
レゾルバの使用環境においては、端子ピンに接続した巻線端末の銅線が露出した箇所が腐食され、導通不良に至る問題がある。このため、レゾルバの巻線端末の腐食を防止することができるレゾルバが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
図5は特許文献2に記載されたレゾルバである。レゾルバ200はステータコア201と、ステータコア201の軸方向両端からそれぞれ装着したインシュレータ202、203を有している。ステータコア201は、環状部から径内方に延在する複数のティースを有し、複数のティースにはインシュレータ202、203を介して巻線205が巻回されている。インシュレータ202は径外方に延在する端子部204を有している。端子部204には複数の端子ピンが配置され、巻線205の端末がそれぞれ、端子ピンに絡げられ、電気的に接続されている。
端子部204に複数の端子ピンを覆った端子ピンカバー206が装着され、端子ピンカバー206には充填材が充填され、端子ピンに接続された巻線205の端末が充填材の中に封止されている。この構造によって、端子ピンに接続した巻線205の端末の銅線が露出した箇所の腐食が防止される。
特開2013−132113号公報 特開2015−045510号公報
特許文献1に記載されたレゾルバの端子ピン105に接続した巻線の端末の銅線が露出した箇所の腐食を防止するためには、特許文献2に記載されたレゾルバ200と同様、端子ピン105に端子ピンカバーを装着して、端子ピン105に接続された巻線の端末を充填材の中に封止することになる。しかしながら、特許文献1および2では、端子ピンは端子部から軸方向に突出した構造となっているため、この端子ピンを覆って端子台に端子ピンカバーを装着した場合、レゾルバの軸方向の薄型化が図れないという問題がある。
本発明は上記課題に鑑み、軸方向の薄型化を図ったレゾルバに関し、特に端子部の箇所の薄型化を図ることができるレゾルバを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、極歯を備えたステータコアと、前記ステータコアに装着されたインシュレータと、前記インシュレータを介して前記極歯に巻回された巻線と、前記インシュレータと一体に形成され、径外方に延在する端子部と、前記端子部と一体に形成された複数の端子ピンとを備え、前記複数の端子ピンは、それぞれ一方端に平面部を有するパッドを備え、これら複数のパッドは、それぞれ前記端子部の平面部に配置され、前記巻線の端末は、前記パッドの平面部と略同一の平面内で該平面部に向かって平行に延びているとともに、前記巻線と前記パッドとの間に配置されて前記端子部に設けられたガイドピンに案内されて前記パッド上に接続されていることを特徴とするレゾルバである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記巻線の端末は、導電性接着剤によって前記パッド上に接続されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記端子ピンは、当該レゾルバの軸に垂直な方向に延在した前記パッドの部分と、前記パッドの前記巻線の端末が接続された面と反対側の方向に延在する長手形状の端子とを備えることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の発明において、前記パッドは、前記インシュレータから軸方向に突出していないことを特徴とする。
本発明によれば、軸方向の薄型化を図ったレゾルバに関し、特にレゾルバの端子部の箇所の薄型化を図ることができる。
実施形態のレゾルバのステータ組立体を示す平面図である。 図1のA−A箇所の断面図である。 図1における端子ピンの斜視図である。 従来のレゾルバのステータアッシーを示した図である。 他の従来のレゾルバを示した図である。
図1は、実施形態のレゾルバで、インナーロータ形のVR(バリアブルリラクタンス)型レゾルバのステータ組立体を示す図である。図2は、図1のA−A箇所の断面図である。図3は、図1における端子ピンの斜視図である。
レゾルバとして動作させる場合、ステータ組立体1の内側に図示しないロータが配置される。ロータは軟磁性のコアを軸方向に複数積層して構成され、図示しないモータ等の回転軸に固定される。なお、軸方向というのは、レゾルバとして組み立てた場合における回転軸の延在方向のことである。以下、特に断らない限り、軸というのは、レゾルバとして組み立てた場合における回転軸のことをいう。
ステータ組立体1は、ステータコア2と、ステータコア2の軸方向両端からそれぞれ装着した第1のインシュレータ3および第2のインシュレータ4と、第1および第2のインシュレータ3,4を介してステータコア2に巻回した巻線5とを備えている。ステータコア2は、軟磁性の鋼板(例えば、ケイ素鋼板、電磁鋼板)からなるコアを軸方向に複数積層して構成され、環状部から径内方(軸中心の方向)に延在する複数のティース(極歯)(図では10個のティース)を有し、複数のティースには第1のインシュレータ3と第2のインシュレータ4を介して巻線5が巻回されている。巻線5は、励磁巻線と、sin信号とcos信号を出力する検出巻線から構成されている。
第1のインシュレータ3の外周縁の一部には、径外方(軸中心から離れる方向)に延在する端子部6が設けられている。端子部6は、第1のインシュレータ3と一体成形にて形成されている。また、端子部6には複数の端子ピン7(図では6個)が均等ピッチで配置され、巻線5の端末5aのそれぞれが、端子ピン7のパッド7aと電気的に接続されている。
図3は、端子ピン7の斜視図である。端子ピン7は、導電性の金属材料から形成されており、端子ピン7の一方端が折り曲げられ、平面部を有するパッド7aを形成し、端子ピン7の他方端は外部に接続するための端子7bとなる。端子ピン7は、端子部6が第1のインシュレータ3と一体成形にて形成される際、インサート成形にて端子部6に配置され、パッド7aは端子部6の平面部6aに配置される。
第1のインシュレータ3に配置された状態において、端子ピン7のパッド7aは、軸中心(レゾルバの回転軸の位置)に向かう方向に延在している。パッド7aは、第1のインシュレータ3および第2のインシュレータ4から軸方向に突出しておらず、軸に垂直な方向から見て、第1のインシュレータ3の影に隠れている。端子7bは、第2のインシュレータ4の方向に延在した長手形状を有している。この構造では、軸に垂直な方向から見て、端子7bがステータコア2と重なる位置にあり、その部分で外部からの配線(図示せず)が接続される。すなわち、外部からの配線の端子ピン7への接続は、ステータコア2の軸方向の側ではなく、側方で行われる。
巻線5の端末を端子ピン7のパッド7aに接続するには、例えば、第1と第2のインシュレータ3、4を装着したステータコア2を図示しない治具にセットする。次に、図示しない巻線機にステータコア2をセットした治具を取り付ける。そして、ステータコア2に巻線5を巻回する。この時、巻線5の端末5aは、端子部6に形成したガイドピン8に案内され、パッド7aの中心位置の上を通って図示しない治具の絡げピンに絡げられる。所定の巻線5の端末5aをパッド7aの中心位置の上を通って図示しない治具の絡げピンに絡げた後、ステータコア2を図示しない巻線機から外す。
次に図示しない治具を微動させて巻線5の端末5aに弛みを形成する。この弛みの形成によって巻線5の端末5aの断線を防止する。次に、パッド7a上に位置する巻線5の端末5aの部分の絶縁被覆をレーザ光の照射によって除去する。巻線5の端末5aの被覆を除去した後、銅線が露出した端末5aに導電性接着剤10を塗布してパッド7a上に端末5aを固着する。
導電性接着剤10を塗布して固着した後、余分な端末をカットし、治具からステータコア2を外す。この結果、ステータ組立体1が出来上がる。なお、導電性接着剤の代わりに鉛フリー半田にて接合を行ってもよい。鉛フリー半田を使用する場合、使用温度が高くなるため、使用温度で部材に不具合が生じないことを確認する必要がある。
上述の説明の通り、端子ピン7のパッド7aに巻線5の端末5aを接合した構成のため、従来のような端子部6から端子ピン7が軸方向に突出する構成とはなっていない。この結果、レゾルバの端子部の軸方向の薄型化を図ることができる。
すなわち、本実施形態の構造では、端子部6における端子として、略L字型の端子ピン7を用い、更に端子ピン7の平坦な部分であるパッド7aに端末5aを電気的に接合している。そして、端子ピン7における軸方向に延在する部分である端子7bは、パッド7aの接合面と反対の側に延在し、また軸に垂直な方向(図2の視点)から見て、端子7bはステータコア2と重なる位置にある。このため、端子ピン7が軸方向で突出せず、全体の構造を薄型化できる。
1…ステータ組立体、2…ステータコア、3…第1のインシュレータ、4…第2のインシュレータ、5…巻線、6…端子部、6a…平面部、7…端子ピン、7a…パッド、7b…端子、8…ガイドピン、10…導電性接着剤。

Claims (4)

  1. 極歯を備えたステータコアと、
    前記ステータコアに装着されたインシュレータと、
    前記インシュレータを介して前記極歯に巻回された巻線と、
    前記インシュレータと一体に形成され、径外方に延在する端子部と、
    前記端子部と一体に形成された複数の端子ピンと
    を備え、
    前記複数の端子ピンは、それぞれ一方端に平面部を有するパッドを備え、これら複数のパッドは、それぞれ前記端子部の平面部に配置され、
    前記巻線の端末は、前記パッドの平面部と略同一の平面内で該平面部に向かって平行に延びているとともに、前記巻線と前記パッドとの間に配置されて前記端子部に設けられたガイドピンに案内されて前記パッド上に接続されていることを特徴とするレゾルバ。
  2. 前記巻線の端末は、導電性接着剤によって前記パッド上に接続されていることを特徴とする請求項1に記載のレゾルバ。
  3. 前記端子ピンは、
    当該レゾルバの軸に垂直な方向に延在した前記パッドの部分と、
    前記パッドの前記巻線の端末が接続された面と反対側の方向に延在する長手形状の端子と
    を備えることを特徴とする請求項1または2に記載のレゾルバ。
  4. 前記パッドは、前記インシュレータから軸方向に突出していないことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のレゾルバ。
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