JP2018093316A - センサ取付基板、固体撮像装置および固体撮像装置の製造方法 - Google Patents

センサ取付基板、固体撮像装置および固体撮像装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】固体撮像装置の製造精度を高め、製品の信頼度を向上させること。【解決手段】本技術に係るイメージセンサ21Rを実装するセンサ取付基板22Rは、矩形形状をなし、対向する辺に凹部31、32a、32bが形成されている。凹部31と凹部32a、32bとは、センサ取付基板22Rの対向する辺の非対称の位置に形成されている。【選択図】図3

Description

本技術は、センサ取付基板に関する。より詳しくは、固体撮像装置に備えられた「多板式の波長分解プリズム」に接続される固体撮像素子を取り付けるセンサ取付基板に関する。
従来から、カラービデオカメラ又は種々の工業用光学機器において、多板式の波長分解プリズムを備えた固体撮像装置を製造する場合、プリズムユニットを前面板に取り付け、固体撮像素子(イメージセンサ)が取り付けられたセンサ取付基板を、プリズムユニットのプリズム表面に取り付けることが行われている。ここで、固体撮像素子をプリズムユニットに取り付けるときには、波長分解プリズムの各チャンネルの結像位置と固体撮像素子の受光結像面を一致(フォーカス)させるのみではなく、各チャンネル毎の固体撮像素子受光面の傾き(片ボケ)調整及び各チャンネル相互間のレジストレーション(光軸に垂直面の平行及び回転)調整を考慮して決定されなければならない。
このように、プリズムに固体撮像素子を取り付ける手法としては、例えば、特許文献1に、色分解光学系の各光射出部のそれぞれに第1の取付部材を固着し、色分解光学系と同等の熱膨張係数の第2の取付部材に固体撮像素子を固着し、第1の取付部材に第2の取付部材を溶融金属によって接合することが開示されている。
また、例えば、特許文献2には、固体撮像素子と波長分解プリズムとが接合された固体撮像デバイスを備えた撮像装置である3板カメラにおける撮像ブロックにおいて、3つのプリズム部材が接着剤を介して接合された3波長分解プリズムに、それぞれの固体撮像素子が接着剤を介して接合されることが開示されている。
特開2007−166349号公報 特開2009−272977号公報
特許文献1または2のようにプリズムに固体撮像素子を取り付ける作業を行う場合、例えば、平面形状が矩形であるセンサ取付基板に固体撮像素子を取り付け、そのセンサ取付基板の向かい合う短辺を固体撮像素子を取り付ける装置のアーム等で両側から把持して作業を行うことが考えられる。しかしながら、上記のセンサ取付基板を上記アーム等で把持する時に、その基板の短辺の形状が左右対称である場合には、左右の位置を反対に把持してしまい、固体撮像素子をプリズムに取り付ける上下の方向が逆になってしまうおそれがある。
そのため、固体撮像装置を精度高く製造することができず、歩留まりが悪くなり、製品の信頼度も低下するという問題が考えられる。
本技術は、このような状況に鑑みてなされたものであり、固体撮像装置の製造精度を高め、製品の信頼度を向上させるセンサ取付基板を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本技術は、矩形形状をなし、対向する辺に非対称の凹部が形成された、固体撮像素子を実装するセンサ取付基板を提供する。
また、本技術は、多板式のプリズムと、固体撮像素子と、矩形形状をなし、対向する辺に非対称の凹部が形成され、固体撮像素子が実装されたセンサ取付基板と、を備えた固体撮像装置を提供する。
また、矩形形状をなすセンサ取付基板の対向する辺に非対称の凹部を形成する工程と、固体撮像素子をセンサ取付基板に実装してセンサユニットを組み立てる工程と、固体撮像素子の取付け位置を調整して多板式のプリズムにセンサユニットを取り付ける工程と、を含む固体撮像装置の製造方法を提供する。
本技術によれば、固体撮像装置の製造精度を高め、製品の信頼度を向上させることができる。なお、ここに記載された効果は、必ずしも限定されるものではなく、本技術中に記載されたいずれかの効果であってもよい。
本技術の一実施形態に係るイメージセンサ用光学装置の外観斜視図である。 本技術の一実施形態に係るイメージセンサ用光学装置の側面図である。 本技術の一実施形態に係るセンサ取付基板の正面図である。 本技術の一実施形態に係るセンサ取付基板の側面図である。 本技術の一実施形態に係るセンサユニット取付装置の外観斜視図である。 本技術の一実施形態に係るイメージセンサ用光学装置の分解外観斜視図である。 本技術の一実施形態に係るイメージセンサ用光学装置の製造工程を示すフロー図である。 本技術の他の実施形態に係るセンサ取付基板の正面図である。 本技術の他の実施形態に係るセンサ取付基板の正面図である。
以下、本技術を実施するための好適な形態について、図面を参照しながら説明する。以下に説明する実施形態は、本技術の代表的な実施形態の一例を示したものであり、これにより本技術の範囲が狭く解釈されることはない。また、本技術は、下記の各実施形態及びその変形例のいずれかを互いに組み合わせることもできる。
<実施形態1>
本技術の一実施形態に係るセンサ取付基板を適用した固体撮像素子(イメージセンサ)用光学装置について説明する。
[全体構成]
図1は、本技術の一実施形態に係るセンサ取付基板を適用したイメージセンサ用光学装置1の外観斜視図である。図2は、本技術の一実施形態に係るセンサ取付基板を適用したイメージセンサ用光学装置1の側面図である。本実施形態に係る光学装置1は、光学装置前面板11と、プリズムユニット12と、3個のセンサユニット13R、13G、13Bと、を備えている。
[光学装置前面板]
光学装置前面板11は、プリズムユニット12と接合し、固体撮像装置の一例であるカメラのレンズ等に取り付けられる。
[プリズムユニット]
プリズムユニット12は、例えば、光学装置前面板11とセンサユニット13R、13G、13Bとの間に取り付けられ、レンズ(図示せず)から入射された光学情報を各センサユニット13R、13G、13Bへ送信している。
プリズムユニット12は、多板式の一例である3板式の波長分解プリズム14と、波長分解プリズム14の左右側面に固着する側板15と、を備えている。側板15には、波長分解プリズム14の光射出面と同一面にセンサユニット13R、13G、13Bを接合するための複数の突出部25が設けられている。また、側板15の素材としては、例えば、波長分解プリズム14の材料と近似の熱膨張係数を有する金属板又はセンサユニット13R、13G、13Bとの接合面にメタライズ処理したセラミック板等が用いられている。
[センサユニット]
センサユニット13Rは、イメージセンサ21Rと、センサ取付基板22Rと、コネクタ23Rと、がこの順序で取り付けられて構成されている。同様に、センサユニット13G、13Bは、それぞれ、イメージセンサ21G、21Bと、センサ取付基板22G、22Bと、コネクタ23G、23Bと、がこの順序で取り付けられて構成されている。なお、イメージセンサ21R、21G、21Bは、例えば、CMOSイメージセンサまたはCCDイメージセンサのいずれであってもよい。
センサユニット13Rのセンサ取付基板22Rの表面には、側板15に設けられた複数の突出部25が接合されている。センサ取付基板22Rの表面に取り付けられたイメージセンサ21Rの表面と波長分解プリズム14の光射出面との間には、遮光および埃等の侵入防止のための弾力材で形成されたマスク24Rが取り付けられている。
同様に、センサユニット13G、13Bのセンサ取付基板22G、22Bの表面には、それぞれ側板15に設けられた複数の突出部25が接合されている。センサ取付基板22G、22Bの表面に取り付けられたイメージセンサ21G、21Bの表面と波長分解プリズム14の光射出面との間には、それぞれ遮光および埃等の侵入防止のための弾力材で形成されたマスク24G、24Bが取り付けられている。
[センサ取付基板]
図3は、実施形態1のセンサ取付基板を示す正面図である。図4は、実施形態1のセンサ取付基板を示す側面図である。図3および図4を用いて、本実施形態に係るセンサ取付基板について説明する。本実施形態では、センサ取付基板の一例として、センサユニット13Rのセンサ取付基板22Rを用いて説明する。
センサユニット13Rのセンサ取付基板22Rは、平面形状が矩形形状をなし、イメージセンサ21Rを実装した上面側(波長分解プリズム14の突出部25と接合する側)から見て左側の短辺中央にV字形状の凹部31が1つ形成され、イメージセンサ21Rを実装した面側から見て右側の短辺の上下の両隅にV字形状の凹部32a、32bが2つ形成されている。
本実施形態のセンサ取付基板22Rは、上面側から見て左側の短辺中央にV字形状の凹部31が1つ形成され、上面側から見て右側の短辺の上下の両隅にV字形状の凹部32a、32bが2つ形成されているが、本技術のセンサ取付基板はこれに限らず、センサ取付基板22Rの凹部31と凹部32a、32bとの位置が左右逆であってもよい。また、本技術のセンサ取付基板は、対向する辺に非対称の凹部が形成されていれば、凹部の個数は3つに限らず、4つまたは5つ以上であってもよいし、凹部の位置は短辺中央と短辺の上下の両隅に限られない。ただし、基板上に配線等を形成するスペースを広くとることができるように、凹部の位置は短辺の両隅に近い位置に形成されていることが望ましい。
本実施形態のセンサ取付基板22Rに形成されたV字形状の凹部31、32a、32bは、センサ取付基板22Rをプリズムユニット12に接合する際に、取付装置のアーム等で把持するために用いられる。このように、センサ取付基板22Rの対向する辺に左右非対称のV字形状の凹部31と凹部32a、32bとを形成することにより、イメージセンサ用光学装置1の製造時に、センサ取付基板22Rの上下方向を間違えて逆方向にアーム等で把持することを防止することができる。このため、イメージセンサ21Rを適切な方向でプリズムユニット12に接合することができる。
[センサユニット取付装置]
図5は、センサユニットをプリズムユニットに接合するセンサユニット取付装置の外観斜視図である。図5を用いて、本実施形態に係るセンサユニット取付装置について説明する。
本実施形態に係るセンサユニット取付装置51は、本体52と、右側アーム53と、左側アーム54と、を備えている。右側アーム53の先端には、センサ取付基板22Rに形成された凹部31に挿入可能な円柱形状のアーム先端部55が形成されている。左側アーム54の先端には、センサ取付基板22Rに形成された凹部32a、32bに挿入可能な円柱形状の2つのアーム先端部56a、56bが形成されている。アーム先端部55およびアーム先端部56a、56bによりセンサ取付基板22Rを把持し、センサユニット13Rをプリズムユニット12に接合する。
[イメージセンサ用光学装置の製造手順]
図6は、イメージセンサ用光学装置の分解外観斜視図である。図7は、イメージセンサ用光学装置の製造工程を示すフロー図である。図5ないし図7を用いて、イメージセンサ用光学装置の製造手順の一例について説明する。なお、図6では、一例として、光学装置前面板11と、プリズムユニット12と、センサユニット13Rと、を組み立てる製造工程を表している。
ステップS701において、センサユニット13Rを組み立てる。具体的には、まず、センサ取付基板22Rの波長分解プリズム14の突出部25と接合する側から見て左側の短辺中央にV字形状の凹部31を1つ形成し、波長分解プリズム14の突出部25と接合する側から見て右側の短辺の上下の両隅にV字形状の凹部32a、32bを2つ形成する。
次に、凹部31および凹部32a、32bを形成したセンサ取付基板22Rの波長分解プリズム14との接合面にイメージセンサ21Rを半田等により取り付け、イメージセンサ21Rの表面にマスク24Rを取り付ける。そして、センサ取付基板22Rのイメージセンサ21Rを取り付けた面の反対の面にコネクタ23Rを取り付ける。以上の工程により、センサユニット13Rを組み立てると、ステップS702に進む。
ステップS702において、プリズムユニット12を組み立てる。具体的には、例えば、3板式の波長分解プリズム14の左右側面にそれぞれ側板15を固着する。これにより、プリズムユニット12を組み立てると、ステップS703に進む。なお、ステップS701の工程とステップS702の工程とは、手順が逆であってもよく、どちらのステップから作業を行ってもよい。
ステップS703において、ステップS702で組み立てたプリズムユニット12を光学装置前面板11に取り付ける。
ステップS704において、センサユニット13R、13G、13Bの取付け位置を調整(粗調整および微調整)して、プリズムユニット12に固定する。
一例として、図5に示すように、センサ取付基板22Rの凹部31および凹部32a、32bにセンサユニット取付装置51のアーム先端部55およびアーム先端部56a、56bを挿入してセンサ取付基板22Rを把持する。同時に、別の2つのセンサユニット取付装置51で、それぞれセンサ取付基板22Gおよび22Bを把持する。
これにより、センサユニット13R、13G、13Bの取付け位置を調整して、センサユニット13R、13G、13Bをプリズムユニット12に固定すると、ステップS705に進む。
ステップS705において、プリズムユニット12にセンサユニット13R、13G、13Bを取り付ける。センサユニット13R、13G、13Bをプリズムユニット12に取り付けると、ステップS706に進む。
ステップS706において、プリズムユニット12にセンサユニット13R、13G、13Bが適切に取り付けられたか否かを判定する。適切に取り付けられていて「YES」の場合は、上記製造工程を終了し、完成したイメージセンサ用光学装置1をカメラ等の固体撮像装置に取り付ける。プリズムユニット12にセンサユニット13R、13G、13Bが適切に取り付けられていなくて「NO」の場合、ステップS704に戻り、再度センサユニット13R、13G、13Bの取付け位置を調整して、センサユニット13R、13G、13Bをプリズムユニット12に固定する。
<実施形態2>
図8は、実施形態2のセンサ取付基板を示す正面図である。図8を用いて、本実施形態に係るセンサ取付基板について説明する。本実施形態では、センサ取付基板の一例として、実施形態1のセンサユニット13Rのセンサ取付基板22Rに対応する、センサユニット80Rのセンサ取付基板82Rを用いて説明する。
センサユニット80Rのセンサ取付基板82Rは、平面形状が矩形形状をなし、イメージセンサ81Rを取り付けた上面側(波長分解プリズム14の突出部25と接合する側)から見て左側の短辺の上下の両隅にU字形状の凹部83a、83bが2つ形成され、イメージセンサ81Rを取り付けた上面側から見て右側の短辺の上下の両隅にV字形状の凹部84a、84bが2つ形成されている。
本実施形態のセンサ取付基板82Rは、上面側から見て左側の短辺の上下の両隅にU字形状の凹部83a、83bが2つ形成され、上面側から見て右側の短辺の上下の両隅にV字形状の凹部84a、84bが2つ形成されているが、本技術のセンサ取付基板はこれに限らず、センサ取付基板82Rの凹部83a、83bと凹部84a、84bとの位置が左右逆であってもよい。また、本技術のセンサ取付基板は、対向する辺に非対称の凹部が形成されていれば、凹部の個数は3つに限らず、4つまたは5つ以上であってもよいし、凹部の位置は上下の両隅に限られない。ただし、基板上に配線等を形成するスペースを広くとることができるように、凹部の位置は短辺の両隅に近い位置に形成されていることが望ましい。さらに、凹部の形状は、U字形状およびV字形状に限られない。
本実施形態のセンサ取付基板82Rに形成されたU字形状の凹部83a、83bおよびV字形状の凹部84a、84bは、センサ取付基板82Rをプリズムユニット12に接合する際に、取付装置のアーム等で把持するために用いられる。このように、センサ取付基板82Rの対向する辺に左右非対称の凹部83a、83bおよび凹部84a、84bを形成することにより、イメージセンサ用光学装置1の製造時に、センサ取付基板82Rの上下方向を間違えて逆方向にアーム等で把持することを防止することができる。このため、イメージセンサ81Rを適切な方向でプリズムユニット12に接合することができる。
また、本実施形態のセンサ取付基板82Rは、短辺の上下の4四隅に凹部83a、83bおよび凹部84a、84bが形成されているため、実施形態1のセンサ取付基板22Rに比べて、基板上に配線等を形成するスペースをより広くとることができる。さらに、本実施形態のセンサ取付基板82Rは、凹部83a、83bがU字形状であることから、センサ取付基板82Rを把持するアーム先端部が凹部の上下位置から多少ずれていても、アーム先端部を凹部83a、83bにスムーズに挿入することができる。
<実施形態3>
図9は、実施形態3のセンサ取付基板を示す正面図である。図9を用いて、本実施形態に係るセンサ取付基板について説明する。本実施形態では、センサ取付基板の一例として、実施形態1のセンサユニット13Rのセンサ取付基板22Rに対応する、センサユニット90Rのセンサ取付基板92Rを用いて説明する。
センサユニット90Rのセンサ取付基板92Rは、平面形状が矩形形状をなし、イメージセンサ91Rを取り付けた上面側(波長分解プリズム14の突出部25と接合する側)から見て左側の短辺中央にV字形状の凹部93が形成され、イメージセンサ91Rを取り付けた上面側から見て右側の短辺中央にV字形状の凹部94が形成されている。さらに、センサ取付基板92Rは、イメージセンサ91Rを取り付けた上面側(波長分解プリズム14の突出部25と接合する側)から見て上側の長辺中央にV字形状の凹部95が形成されている。
本実施形態のセンサ取付基板92Rは、上面側から見て左右の短辺中央にV字形状の凹部93、94が1つずつ形成され、上面側から見て上側の長辺中央にV字形状の凹部95が1つ形成されているが、本技術のセンサ取付基板はこれに限らず、凹部93または凹部94のいずれかのみが形成されているものであってもよく、凹部95が上面側から見て下側の長辺中央に形成されていてもよい。また、本技術のセンサ取付基板は、対向する辺に非対称の凹部が形成されていれば、凹部の個数は3つに限らず、4つまたは5つ以上であってもよいし、凹部の位置はセンサ取付基板92Rの短辺および長辺の中央に限られない。さらに、凹部の形状は、V字形状に限られず、U字形状等であってもよい。
本実施形態のセンサ取付基板92Rに形成されたV字形状の凹部93、94および95は、センサ取付基板92Rをプリズムユニット12に接合する際に、取付装置のアーム等で把持するために用いられる。このように、センサ取付基板92Rの対向する長辺の一方に上下非対称の凹部95を形成することにより、イメージセンサ用光学装置1の製造時に、センサ取付基板92Rの上下方向を間違えて逆方向にアーム等で把持することを防止することができる。このため、イメージセンサ91Rを適切な方向でプリズムユニット12に接合することができる。
また、本実施形態のセンサ取付基板92Rは、長辺の一方のみに凹部95が形成されているため、上記実施形態1および2のセンサ取付基板22Rおよび92Rに比べて、基板の左右の形状を非対称にしなくてもよく、回路の配線等に応じて自由な形状にすることができる。
1 イメージセンサ用光学装置
11 光学装置用前面板
12 プリズムユニット
13R、13G、13B、80R、90R センサユニット
14 プリズム
15 側板
21R、21G、21B、81R、91R イメージセンサ
22R、22G、22B、82R、92R センサ取付基板
23R、23G、23B コネクタ
24R、24G、24B マスク
25 突出部
31、32a、32b、84a、84b、93〜95 V字形状の凹部
83a、83b U字形状の凹部
51 センサユニット取付装置
52 本体
53、54 アーム
55、56a、56b アーム先端部

Claims (9)

  1. 矩形形状をなし、対向する辺に非対称の凹部が形成された、固体撮像素子を実装するセンサ取付基板。
  2. 前記凹部は、前記センサ取付基板の対向する辺の非対称の位置に形成されている請求項1に記載のセンサ取付基板。
  3. 前記凹部は、V字形状に形成されている請求項2に記載のセンサ取付基板。
  4. 前記凹部は、前記センサ取付基板の一方の辺の両隅と他方の辺の中央との3か所に形成されている請求項2または3に記載のセンサ取付基板。
  5. 前記凹部は、前記センサ取付基板の対向する一方の辺と他方の辺とで、形状が非対称に形成されている請求項1に記載のセンサ取付基板。
  6. 前記凹部は、前記センサ取付基板の一方の辺にV字形状で形成され、他方の辺にU字形状で形成されている請求項5に記載のセンサ取付基板。
  7. 前記凹部は、前記センサ取付基板の四隅に形成されている請求項5または6に記載のセンサ取付基板。
  8. 多板式のプリズムと、固体撮像素子と、該固体撮像素子が実装された請求項1ないし7のいずれか一項に記載のセンサ取付基板と、を備えた固体撮像装置。
  9. 矩形形状をなすセンサ取付基板の対向する辺に非対称の凹部を形成する工程と、
    固体撮像素子を前記センサ取付基板に実装してセンサユニットを組み立てる工程と、
    前記固体撮像素子の取付け位置を調整して多板式のプリズムに前記センサユニットを取り付ける工程と、
    を含む固体撮像装置の製造方法。
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