JP2018091789A - タイヤの動バランス及びユニフォーミティの測定装置 - Google Patents

タイヤの動バランス及びユニフォーミティの測定装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 回転ドラムの押圧荷重に対する支持能力を高めて、ユニフォーミティの測定精度、及び耐久性を向上させる。【解決手段】 スピンドル吊下げ具40とスピンドル上端脱着手段8とを具える。スピンドル上端脱着手段8は、昇降台31に上下動可能に支持されるスリーブ32と、その内孔内に回転可能に保持されかつ下端部にスピンドル2上端の接続凹部38と嵌合可能な突起部37を設けた保持軸30とを具える。スピンドル吊下げ具40は、昇降台31に支持されかつ軸心jに向かって近離移動可能な一対の把持片41を有し、この把持片41間でフランジ部3Cを係止する。【選択図】図4

Description

本発明は、1つの装置でタイヤの動バランスとユニフォーミティとを測定しうる測定装置に関する。
1つの装置で、タイヤの動バランスとユニフォーミティとを測定しうる測定装置として、例えば下記の特許文献1のものが知られている。
この測定装置は、上リムが取り付くロックシャフトと、下リムが取り付くスピンドルとを具え、前記ロックシャフトが、前記スピンドルの中心孔内でロック部材を介して連結される。これにより、上リムと下リムとの間でタイヤが固定される。
またタイヤ着脱時には、インサーターユニットにより、ロックシャフトのスピンドルの中心孔への挿入(あるいは中心孔からの引き抜き)が行われる。
前記インサーターユニットは、昇降ハウジングに回転可能に支持される中間シャフトを具え、その下端には、前記ロックシャフト上端に設ける固定リングに内側から係合するチャック爪が設けられている。また前記中間シャフトには、円錐状先端部を有するチャック駆動部材が上下に移動可能に保持されており、その下降により、円錐状先端部は前記チャック爪のテーパ面に当接する。これにより、各チャック爪が半径方向外側に移動して、固定リングと係合しうる。この係合状態において、前記昇降ハウジングを上昇させることにより、ロックシャフトをスピンドルの中心孔から引き抜きでき、タイヤを交換しうる。また交換後、ハウジングを下降させ、ロックシャフトをスピンドルの中心孔に挿入することで、タイヤの固定が行われる。
またユニフォーミティ測定時には、前記係合状態(円錐状先端部が下降し、各チャック爪が半径方向外側に移動して固定リングと係合した状態)とすることで、ロックシャフトの上端側を支持できる。これにより、タイヤに回転ドラムを押し当てた際の押圧荷重を支承させることができる。また動バランス測定時には、円錐状先端部を上昇させて、チャック爪による係合を解除する。
しかし上記の構造では、半径方向内外に移動可能なチャック爪を介してロックシャフトの上端側が支持されるため、その支持部における剛性を十分確保することが難しい。そのため、回転ドラムによる押圧荷重を十分に支持できず、ユニフォーミティの測定精度の低下を招いたり、また耐久性の低下を招くという問題がある。
特開平11−183298号公報
本発明は、回転ドラムの押圧荷重に対する支持能力を高めて、ユニフォーミティの測定精度、及び耐久性を向上させうるタイヤの動バランス及びユニフォーミティの測定装置を提供することを課題としている。
本発明は、上側のリムを支持する第1スピンドル部と、この第1スピンドル部を同心かつ一体回転可能に挿入して保持する挿入孔を有しかつ下側のリムを支持する第2スピンドル部とに分割可能なスピンドルを具えるタイヤの動バランス及びユニフォーミティの測定装置であって、
前記第1スピンドル部を吊り下げて前記挿入孔内に挿入可能なスピンドル吊下げ具と、
ユニフォーミティ測定時、前記スピンドルの上端部と接続でき、かつ動バランス測定時、前記接続を解除しうるスピンドル上端脱着手段とを具えるとともに、
前記スピンドルの上端部は、周方向に張り出すフランジ部と、下方に向かって同心にのびる先細コーン状の接続凹部とを有し、
前記スピンドル上端脱着手段は、上下動可能な昇降台と、この昇降台に上下動可能に支持されるスリーブと、該スリーブの内孔内に回転可能に保持されかつ下端部に前記接続凹部と嵌合可能な先細コーン状の突起部を設けた保持軸とを具え、
前記スピンドル吊下げ具は、前記昇降台に支持されるとともに前記スピンドルの軸心に向かって半径方向に近離移動可能な一対の把持片を有し、この把持片同士の接近により把持片間で前記フランジ部を係止することを特徴としている。
本発明に係るタイヤの動バランス及びユニフォーミティの測定装置では、各前記把持片は、前記軸心に向かってV字状に開く係止溝を具え、この係止溝間で、第1スピンドル部のうちのフランジ部より下方部分の外周を挟むことが好ましい。
本発明に係るタイヤの動バランス及びユニフォーミティの測定装置では、前記スピンドル吊下げ具は、前記昇降台に取り付きかつ前記把持片を前記軸心に向かって移動させるシリンダを具えることが好ましい。
本発明に係るタイヤの動バランス及びユニフォーミティの測定装置では、前記突起部の外周面は、前記軸心に対する傾斜の角度θが15〜45度であることが好ましい。
本発明の測定装置は、スピンドル吊下げ具と、スピンドル上端脱着手段とを別々に構成している。
スピンドル吊下げ具は、昇降台に支持される一対の把持片を有し、この一対の把持片は、スピンドルの軸心に向かって近離移動可能である。従って、把持片同士の接近により、把持片間でスピンドル上端のフランジ部を係止でき、またこの係止状態にて、昇降台を上昇させることにより、第1スピンドル部を吊り下げうる。
またスピンドル上端脱着手段は、前記昇降台に上下動可能に支持されたスリーブの内孔内に、保持軸が回転可能に保持されている。即ち、保持軸は、昇降台に対して上下動可能かつ回転可能である。そのため、保持軸の下降により、前記スピンドル吊下げ具に干渉することなく、保持軸下端の突起部とスピンドル上端の接続凹部とを直接嵌合させることでき、両者を強固に接続しうる。その結果、回転ドラムの押圧荷重に対する支持能力を高めて、ユニフォーミティの測定精度、及び耐久性を向上させることができる。
本発明のタイヤの動バランス及びユニフォーミティ測定装置の一施形態を示す側面図である。 第1スピンドル部と第2スピンドル部との連結状態を示す断面図である。 第1スピンドル部と第2スピンドル部との連結前の状態を示す断面図である。 (A)は、スピンドル上端脱着手段をスピンドル吊下げ具ともに示す断面図、(B)はスピンドル吊下げ具を下方から見た底面図である。 測定装置によるユニフォーミティの測定状態を概念的に示す断面図である。 測定装置による動バランスの測定状態を概念的に示す断面図である。 測定方法の、フローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
図1に示すように、本実施形態のタイヤの動バランス及びユニフォーミティの測定装置1(以下に、「測定装置1」という。)は、タイヤTを装着するスピンドル2と、スピンドル上端脱着手段8と、スピンドル吊下げ具40とを具える。本例の前記測定装置1は、さらに前記スピンドル2の第2スピンドル部4を回転可能に支持するスピンドルハウジング5と、ユニフォーミティ測定用の第1駆動手段6と、動バランス測定用の第2駆動手段7とを含んで構成される。
前記スピンドル2は、上側リム9Uを支持する第1スピンドル部3と、下側のリム9Lを支持する第2スピンドル部4とに分割可能であり、前記リム9U、9L間にタイヤTが装着される。
図3に示すように、第1スピンドル部3は、中心軸部3Aと、その上端に配される大径の頭部3Bとを含み、前記頭部3Bに、上側のリム9Uが一体に固定される。本例では、前記中心軸部3Aの外周には、断面略半円弧状の複数本の周溝10が等間隔で形成される。
第2スピンドル部4は、前記第1スピンドル部3が挿入される挿入孔11を有する。第2スピンドル部4と第1スピンドル部3とは、前記挿入孔11内で連結手段12を介して同心かつ一体回転可能に連結される。
本例の第2スピンドル部4は、上下のスピンドル部分4U、4Lに区分されるとともに、上のスピンドル部分4Uに、前記下側のリム9Lが一体に固定される。また上のスピンドル部分4Uに、前記連結手段12が設けられる。
本例では連結手段12として、ボールロック機構が採用される。具体的には、本例の上のスピンドル部分4Uは、前記挿入孔11を有する円筒状をなし、その周壁W内には、スピンドル2と同心な円環状をなす気密なシリンダ孔13が形成される。前記周壁Wは、シリンダ孔13によって区分される半径方向内外の周壁部分Wi、Woを有する。そして内の周壁部分Wiには、複数の剛性ボール14が、周壁部分Wiの内周面及び外周面から出没可能に保持される。本例では、周方向に分散配置された剛性ボール14の周方向列が、軸心j方向に複数本(本例では3本)形成される。
前記シリンダ孔13内には、軸心j方向にスライド移動可能な円筒状のピストン15が収納される。このピストン15は、シリンダ孔13への圧縮空気の給排によりスライド移動しうる。またピストン15の内周面には、剛性ボール14の突出部分を収容する断面略半円弧状の周溝16が複数形成される。前記周溝10、16と剛性ボール14とは半径同一である。
従って、本例では図3に示すように、ピストン15の軸心j方向一方側(本例では下側)のスライド位置において、剛性ボール14が周溝16内に落ち込み可能となる。これにより、挿入孔11内に第1スピンドル部3が挿入可能となる。また図2に示すように、挿入後、ピストン15が軸心j方向他方側(本例では上側)のスライド位置に移動することにより、剛性ボール14が周溝16から押し出される。これにより、剛性ボール14が第1スピンドル部3の周溝10に填り込んでロックされる。このように、本例のボールロック機構は、前記シリンダ孔13、ピストン15、周溝10、16、及び剛性ボール14を含んで構成される。
前記スピンドルハウジング5は筒状をなし、その中心孔5H内に、軸受け手段17を介して第2スピンドル部4が回転可能に支持される。軸受け手段17としては、円筒ころ軸受、アンギュラ玉軸受などが適宜採用される。またスピンドルハウジング5は、図1に示すように、例えばフレーム18のベース部18Aに立設される剛体壁19に支持される。また剛体壁19とスピンドルハウジング5との間には、動バランス測定用の第2センサS2が配され、タイヤのアンバランスによる荷重変化を測定する。第2センサS2として本例ではロードセルが採用される。
第1駆動手段6は、スピンドル2と平行な軸心i回りで回転駆動されるドラム20を有し、ユニフォーミティ測定時、前記ドラム20をタイヤTのトレッド部に所定の荷重F(図5に示す)で押圧することにより、タイヤTを荷重負荷状態で回転させる。具体的には、第1駆動手段6は、タイヤTに対して近接/離間する方向にのびるレール21上をスライド可能な可動ハウジング22と、この可動ハウジング22に枢支される前記ドラム20とを具える。ドラム20は、可動ハウジング22に支持されるモータ(図示しない)により、任意の回転数で回転駆動される。またドラム20は、フレーム18に支持される押圧手段23により、タイヤTに対して近接/離間する方向に移動し、かつ所定の荷重Fでタイヤに押圧される。本例では、押圧手段23としてシリンダが示されるが、例えばモータにより駆動されるラックピニオン機構など種々のものが採用される。
なおユニフォーミティは、ドラム20側に配される第1センサS1により測定される。第1センサS1は、ドラム20の回転軸部20Aと可動ハウジング22との間に設けられ、タイヤTに接触したドラム20から可動ハウジング22に加わる力(例えばタイヤ径方向、タイヤ幅方向、及び接線方向など)を測定し、これによりタイヤTに発生するユニフォミティが測定される。第1センサS1としては、例えば車軸分力計などが好適に採用される。
第2駆動手段7は、第2スピンドル部4の下端に配されるプーリ25とこのプーリ25に巻装される駆動用のベルト26とを有し、動バランス測定時、タイヤTを無負荷状態で回転させる。前記プーリ25は、第2スピンドル部4と同心かつ一体回転可能に取り付く。また前記ベルト26は、本例では、フレーム18に支持されるモータMに接続される駆動側プーリ27と前記プーリ25との間に巻装される。
前記第2センサS2は、スピンドル2の軸心jと直角かつベルト26のテンション方向と直角な向きの荷重を測定するように配されることが好ましい。これにより、アンバランスの荷重を、ベルト26のテンション力の影響を受けることなく測定できる。なお図1、5、6には、図面の都合上、第2センサS2がテンション方向の荷重を測定する向きで配されている。
次に、スピンドル上端脱着手段8は、昇降自在かつスピンドル2と同一軸心j上で回転自在に枢支される保持軸30を有する。スピンドル上端脱着手段8では、ユニフォーミティ測定時(図5に示す)、保持軸30が、その下降によりスピンドル2の上端と接続する。即ち、ドラム20による押圧の荷重Fに対して、スピンドル2が両持ち状に支持される。そのため、スピンドル2の撓みが小さくなってユニフォーミティの測定精度を向上させることができる。また保持軸30によって押圧の荷重Fの一部が支承されるため、スピンドルハウジング5による支持部分での荷重を軽減でき、摩耗など損傷を抑えて耐久性を向上させうる。また動バランス測定時(図6に示す)には、保持軸30が、その上昇によりスピンドル2の上端と離間し、前記接続は解除される。これにより、保持軸30に干渉されることなくアンバランスの荷重変動を第2センサS2により適正に測定でき、動バランスの測定精度を向上させうる。
図1に示すように、スピンドル上端脱着手段8は、昇降台31と、スリーブ32と、前記保持軸30とを具える。
前記昇降台31は、フレーム18の支柱部18Bに設けるレール18B1によって、上下動可能に案内される。なお昇降台31は、例えばシリンダ等からなる駆動手段33によって駆動され、上昇状態P1と下降状態P2との間を上下動しうる。また図4(A)に示すように、昇降台31は、前記保持軸30が通る貫通孔31A、及びこの貫通孔31Aの周囲を囲みかつ前記昇降台31から立ち上がる円筒状のガイド部31Bを具える。
スリーブ32は、前記ガイド部31Bの内周面により上下動可能に案内される円筒状の胴部32Aを具える。このスリーブ32は、前記昇降台31に取り付く例えば一対のシリンダ等からなる駆動手段35により駆動され、上昇状態Q1と下降状態Q2との間を上下動しうる。
また保持軸30は、前記スリーブ32の内孔内に、軸受け手段36を介して、軸心jの回りで回転自在かつスリーブ32とは一体に上下動可能に保持される。また前記保持軸30の下端部には、先細コーン状の突起部37が突設される。
なおスピンドル2の上端部、即ち第1スピンドル部3の上端部には、周方向に張り出すフランジ部3Cと、下方に向かって同心にのびる先細コーン状の接続凹部38とが形成される。この接続凹部38は、前記突起部37と同勾配をなす受け面部38Sを有し、保持軸30の下降により、突起部37が接続凹部38と嵌合し(図2に示す)、スピンドル2の上端と同心に接続できる。
なお突起部37の外周面における軸心jに対する傾斜の角度θは、15〜45度の範囲が好ましく、45度を越えると、荷重Fに対する支承能力が低下し、前述のユニフォーミティの測定精度の向上、及び耐久性の向上を充分に達成することが難しくなる。また角度θが15度を下回ると、突起部37の強度が低下し、荷重Fによって損傷しやすくなる。
次に、スピンドル吊下げ具40は、図3に示すように、タイヤT装着時に、第1スピンドル部3を吊り下げて前記挿入孔11内に挿入させる。このスピンドル吊下げ具40は前記昇降台31に、昇降台31とは一体に上下動可能に支持される。なお図1、2、5、6では、スピンドル吊下げ具40を省略して描いており、図3ではスピンドル上端脱着手段8を省略して描いている。
スピンドル吊下げ具40は、軸心jに向かって半径方向に近離移動可能な一対の把持片41を有する。この把持片41同士の接近により、把持片41、41間で前記フランジ部3Cを係止して第1スピンドル部3を吊り下げる。
具体的には、図4(A)、(B)に示すように、本例のスピンドル吊下げ具40は、前記昇降台31の下面に設けるレール42により軸心jに向かって移動可能に案内される一対の移動片44と、各移動片44に取り付く把持片41とを含む。前記把持片41は、軸心jに向かってV字状に開く係止溝41Aを具え、この係止溝41A、41A間で、第1スピンドル部3のうちのフランジ部3Cより下方部分の外周を挟んで把持しうる。各把持片41は、昇降台31に取り付く例えばシリンダ等からなる駆動手段45によって同時に駆動され、軸心jに向かって近離移動しうる。
次に、前記測定装置1を用いて、タイヤTの動バランスとユニフォーミティとをそれぞれ測定する方法を以下に説明する。本例の測定方法では、図7に示すように、装着ステップと、第2回転ステップと、バランス測定ステップと、減速ステップと、第1回転ステップと、ユニフォーミティ測定ステップとがこの順番で行われる。
前記装着ステップでは、図3に示すように、スピンドル吊下げ具40を用い、第2スピンドル部4の挿入孔11内に、第1スピンドル部3を吊り下げて挿入するとともに、第1スピンドル部3と第2スピンドル部4とを連結手段12を介して一体回転可能に連結する。これにより、スピンドル2にタイヤTを装着する。
前記第2回転ステップでは、図6に示すように、保持軸30がスピンドル2の上端と離間する離間状態において、第2駆動手段7によりスピンドル2を回転させる。これにより、タイヤTを無負荷状態かつ第2回転速度で回転させる。このときドラム20は、後方に待機し、タイヤTとは非接触である。
前記バランス測定ステップでは、前記第2回転ステップの状態において、第2センサS2によりタイヤTの動バランスを測定する。
前記減速ステップでは、動バランス測定後、第2駆動手段7による駆動を停止し、タイヤTの回転速度を減速させる。
前記第1回転ステップでは、図5に示すように、保持軸30を下降させ、この保持軸30とスピンドル2の上端とを接続させる。しかる後、第1回転速度で回転するドラム20(第1駆動手段6)をタイヤTに所定の荷重Fで押し付ける。これにより、タイヤTを荷重負荷状態かつ第1回転速度で回転させる。
前記ユニフォーミティ測定ステップでは、前記第1回転ステップの状態において、第1センサS1によりタイヤTのユニフォーミティを測定する。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
1 測定装置
2 スピンドル
3 第1スピンドル部
3C フランジ部
4 第2スピンドル部
8 スピンドル上端脱着手段
9U、9L リム
11 挿入孔
30 保持軸
31 昇降台
32 スリーブ
37 突起部
38 接続凹部
40 スピンドル吊下げ具
41 把持片
41A 係止溝
j 軸心

Claims (4)

  1. 上側のリムを支持する第1スピンドル部と、この第1スピンドル部を同心かつ一体回転可能に挿入して保持する挿入孔を有しかつ下側のリムを支持する第2スピンドル部とに分割可能なスピンドルを具えるタイヤの動バランス及びユニフォーミティの測定装置であって、
    前記第1スピンドル部を吊り下げて前記挿入孔内に挿入可能なスピンドル吊下げ具と、
    ユニフォーミティ測定時、前記スピンドルの上端部と接続でき、かつ動バランス測定時、前記接続を解除しうるスピンドル上端脱着手段とを具えるとともに、
    前記スピンドルの上端部は、周方向に張り出すフランジ部と、下方に向かって同心にのびる先細コーン状の接続凹部とを有し、
    前記スピンドル上端脱着手段は、上下動可能な昇降台と、この昇降台に上下動可能に支持されるスリーブと、該スリーブの内孔内に回転可能に保持されかつ下端部に前記接続凹部と嵌合可能な先細コーン状の突起部を設けた保持軸とを具え、
    前記スピンドル吊下げ具は、前記昇降台に支持されるとともに前記スピンドルの軸心に向かって半径方向に近離移動可能な一対の把持片を有し、この把持片同士の接近により把持片間で前記フランジ部を係止することを特徴とするタイヤの動バランス及びユニフォーミティの測定装置。
  2. 各前記把持片は、前記軸心に向かってV字状に開く係止溝を具え、この係止溝間で、第1スピンドル部のうちのフランジ部より下方部分の外周を挟むことを特徴とする請求項1記載のタイヤの動バランス及びユニフォーミティの測定装置。
  3. 前記スピンドル吊下げ具は、前記昇降台に取り付きかつ前記把持片を前記軸心に向かって移動させるシリンダを具えることを特徴とする請求項1または2記載のタイヤの動バランス及びユニフォーミティの測定装置。
  4. 前記突起部の外周面は、前記軸心に対する傾斜の角度θが15〜45度であることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のタイヤの動バランス及びユニフォーミティの測定装置。
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