JP2018091729A - 赤外線センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】配線基板に実装され、ノイズが素子動作への影響が少ない赤外線センサを提供する。【解決手段】 中央部に複数の受光素子からなる検出エリア及び周辺部に受光素子から出力された信号を処理する信号処理エリアを有するチップと、チップを搭載する配線基板10とを有する。配線基板10にはグランドパターン11を含む回路パターンが形成され、グランドパターン11は、搭載されたチップの検出エリアの直下には設けないように配置されている。チップの検出エリアは配線基板10の中央部分に設けられた検出エリア搭載領域12に配置され、チップの信号処理エリアは検出エリア搭載領域12を囲むように形成された信号処理エリア搭載領域13に配置される。グランドパターンが搭載されたチップ中央部分に配置された検出エリアの下には設けないので、赤外線反射層であるグランドパターンの影響を受けることはなく、この反射層が空間認識に支障をきたさない。【選択図】 図2

Description

本発明は、COB(Chip On Board)実装された赤外線センサに関するものである。
従来の赤外線センサは、シリコンなどの半導体基板(チップ)に形成され、配線基板もしくは回路基板に実装される。赤外線センサは、外部から赤外線を受光して、温度分布や熱源の有無などを検出するものである。特許文献1には、図5に示すように、COB実装された従来の赤外線センサが開示されている。回路基板40には、赤外線センサ20、当該センサからの信号を処理する回路(IC搭載部)30、レンズ60、シールドカバー50及び金属ケース70などが実装されている。
回路基板40は、ほぼ矩形の平板形状をなしており、樹脂系のプリント基板やセラミック基板などの多層基板として形成されている。そして、回路基板40には回路パターン(グランドパターンや電気回路配線)41が形成されている。グランドパターンはベタグランドパターンであり、回路基板40内を通って外部端子(図示しない)によってグランドに接続される。チップ上の赤外線センサ20及び処理回路30は、それぞれ回路基板40に配置されており、ワイヤ90によって回路基板40のグランドパターン41上に例えば銀ペーストなどの導電性接着剤を用いて接着され実装されている。
特許文献1では、金属ケースの開口部にシリコン窓を取り付けるとともに、シールドカバーの開口部にレンズを取り付けている。そのため、シールドカバーを基板に搭載するだけで、レンズと赤外線センサとの位置合わせ及び赤外線センサのシールドが行われ、金属ケースと基板との接合をあまり高精度に行う必要がなくなる。したがって、赤外線センサモジュールの検知性能の低下を抑制しつつより容易に赤外線センサモジュールを製造することができる。
特開2014−55819号公報
特許文献1における赤外線センサモジュールにおいて、赤外線センサの下にはグランドパターン41が形成されている。通常グランドパターンはセンサの下全体に渡って形成されている。
しかしながら、空間認識を目的とした2次元アレイ素子は、素子が形成されたシリコンなどの半導体基板(以下、チップという)の下にグランドパターンが存在すると、このパターンに反射された赤外線が空間認識のノイズとなって、ハレーションが発生し、その結果クロストークが増大し、空間認識に支障をきたすことがあった。即ち、赤外線センサの受光部は、配列された複数の受光素子から構成されているが、チップを透過した赤外線が金属層であるグランドパターンで反射され、この金属層で反射された赤外線が近辺の受光素子の幾つかに入力してその受光素子を活性化する。つまり、反射された赤外線が空間認識のノイズとなるのである。
本発明は、このような事情によりなされたものであり、配線基板に実装され、ノイズが素子動作への影響が少ない赤外線センサを提供するものである。
本発明の赤外線センサの一態様は、中央部に配列された複数の受光素子からなる検出エリア及び周辺部に前記受光素子から出力された信号を処理する回路が形成された回路エリアを有する半導体基板からなるチップと、前記チップを搭載する配線基板とを具備し、前記配線基板にはグランドパターンを含む回路パターンが形成され、前記グランドパターンは、搭載された前記チップの前記検出エリアの下には設けないことを特徴としている。
前記グランドパターンは、前記半導体基板の前記周辺部四隅の下部に形成されるか、前記周辺部の下部にリング状にされているようにしても良い。
本発明の赤外線センサは、グランドパターンが搭載されたチップ中央部分に配置された検出エリアの下には設けないので、赤外線反射層であるグランドパターンの影響を受けることはなく、この反射層が空間認識に支障をきたすことはない。
実施例1に係る赤外線センサの平面図。 図1の赤外線センサを搭載する配線基板の平面図。 図2の配線基板にチップを搭載したA−A´(a)、B−B´(b)部分の断面図。 実施例2に係る赤外線センサを搭載する配線基板の平面図。 従来の実装された赤外線センサの断面図。
以下、実施例を参照して発明の実施の形態を説明する。
図1乃至図3を参照して実施例1を説明する。
この実施例の赤外線センサは、図示のように、中央部に格子状に配列された複数の受光素子21からなる検出エリア2及び周辺部にサーモパイルなどの受光素子21から出力された信号を処理する回路を有する信号処理エリア3を有するチップ1と、チップ1を搭載する多層配線基板などの配線基板10とを有する。配線基板10にはグランドパターン11を含む回路パターンが形成され、グランドパターン11は、搭載されたチップ1の検出エリア2の直下には設けないように配置されている。
このような配線基板に実装された赤外線センサは、レンズを金属ケースに実装し、レンズを有する金属ケースを配線基板に接合することもできる。レンズは、外部から入射する赤外線を赤外線センサに結像させるものである。
配線基板10は、搭載したチップ1からの信号を内部に形成した回路パターンを介して外部端子(図示しない)から外部へ導出する。回路パターンにはグランドパターン11も含まれ、グランドパターン11は、グランド用外部端子(図示しない)に接続される。
図2に示すように、配線基板10表面のチップ搭載領域は、チップの検出エリア2が配置される検出エリア搭載領域12及びこの検出エリア搭載領域12を囲むように配置された信号処理エリア搭載領域13から構成されている。
グランドパターン11は、配線基板10表面の四隅にベタに形成されている。この配線基板10に搭載されるチップ1において、検出エリア2は、配線基板10の中央部分に設けられた検出エリア搭載領域12に配置され、信号処理エリア3は、この検出エリア搭載領域12を囲むように形成された信号処理エリア搭載領域13に配置される。グランドパターン11は、検出エリア搭載領域12には形成されず、検出エリア搭載領域12の四隅に対向して形成配置される。また、信号処理エリア3の回路は、必要に応じて配線を介してグランドパターン11に電気的に接続される。
この実施例の赤外線センサは、グランドパターンが搭載されたチップ中央部分に配置された検出エリアの下には設けないので、赤外線反射層であるグランドパターンの影響を受けることはなく、この反射層が空間認識に支障をきたすことはない。
チップは、銀ペーストなどの導電性接着剤により配線基板に接着されるが配線基板の検出エリア搭載領域にはグランドパターンが形成されないのでチップ裏面でのグランド接続領域が減って素子動作への影響が懸念され、チップと配線基板との接着強度にも懸念がある。しかしながら、導電性接着剤を施す際に、チップ周辺にフィレットを形成すれば、接着剤はチップ周辺部でグランドパターンと接続するので、グランドへの電気的接続及びチップと配線基板との接着強度の両方でメリットが生ずる。
次に、図4を参照して実施例2を説明する。
この実施例の赤外線センサは、実施例1と同様に、中央部に格子状に配列された複数の受光素子からなる検出エリア及び周辺部に受光素子から出力された信号を処理する回路を有する信号処理エリアを有するチップと、チップを搭載する多層配線基板などの配線基板10とを有する。配線基板10にはグランドパターン14を含む回路パターンが形成され、グランドパターン14は、搭載されたチップの検出エリアの直下には設けないように配置されている。
配線基板10表面のチップ搭載領域は、チップの検出エリアが配置される検出エリア搭載領域12及びこの検出エリア搭載領域12を囲むように配置された信号処理エリア搭載領域13から構成されている。
グランドパターン14は、配線基板10表面にベタに形成されている。そして、この配線基板10に搭載されるチップの検出エリアは、配線基板10の中央部分に設けられた検出エリア搭載領域12に配置され、チップの信号処理エリアは、この検出エリア搭載領域12を囲むように形成された信号処理エリア搭載領域13に形成配置される。
グランドパターン14は、検出エリア搭載領域12には形成されず、検出エリア搭載領域12を囲むように形成配置される。
この実施例の赤外線センサは、グランドパターンが搭載されたチップ中央部分に配置された検出エリアの下には設けないので、赤外線反射層であるグランドパターンの影響を受けることはなく、この反射層が空間認識に支障をきたすことはない。
1・・・半導体基板(チップ)
2・・・検出エリア
3・・・信号処理エリア
10・・・配線基板
11、14・・・グランドパターン
12・・・検出エリア搭載領域
13・・・信号処理エリア搭載領域
21・・・受光素子

Claims (2)

  1. 中央部に配列された複数の受光素子からなる検出エリア及び周辺部に前記受光素子から出力された信号を処理する回路エリアを有する半導体基板と、前記半導体基板を搭載する配線基板とを具備し、前記配線基板にはグランドパターンを含む回路パターンが形成され、前記グランドパターンは、搭載された前記半導体基板の前記検出エリア下には設けないことを特徴とする赤外線センサ。
  2. 前記グランドパターンは、前記半導体基板の前記周辺部四隅の下部に形成されるか、前記周辺部の下部にリング状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の赤外線センサ。





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