JP2018091634A - 試料の処理方法、および試料処理用キット - Google Patents
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(1)試料移動機構および/又は熱溶融性フィルム移動機構の駆動を制御する駆動制御部を設けたレーザーマイクロダイセクション装置(以下、「LMD」と記載することがある。)を用い、
(2)採取すべき試料の位置座標と採取した試料を貼り付ける熱溶融性フィルムの位置座標を予め設定し、採取した試料を熱溶融性フィルムに貼り付ける間隔を、元の試料の間隔より広くすることで、試料を分析する際の空間分解能を向上できること、
(3)試料を貼り付けた熱溶融性フィルムを直接質量分析することにより、生体組織上のある部分から網羅的に位置情報を持った試料を切り出すことができ、余計なものが混じったピークを抑制した高感度な質量分析が可能となること、
(4)採取すべき試料の位置座標と採取した試料を貼り付ける熱溶融性フィルムの位置座標から、連続する組織切片間の位置情報を正確に再現でき、3次元での質量分析イメージングも実現できること、
が知られている(特許文献1参照)。
(1)市販されている熱溶融性フィルムは、仕切り等のない平面状のフィルムであるため、試料が接着した熱溶融性フィルムに分析用試薬液を滴下した場合、熱溶融性フィルム上で分析用試薬液が拡散し、コンタミのおそれがある。
(2)そのため、熱溶融性フィルムの表面を親水度の異なる領域で形成し、親水度の高い領域が親水度の低い領域で囲まれるように形成することで、分析用試薬液が熱溶融性フィルム上でコンタミしない。
試料の処理液を充填したウェルが形成されたマイクロタイタープレートに、試料が接着している熱溶融性フィルム面を押し付けて密着する、熱溶融性フィルムとマイクロタイタープレートの密着工程、
前記試料を前記処理液で処理する試料処理工程、
を少なくとも含む、処理方法。
(2)前記熱溶融性フィルムが基板上に形成され、
前記密着工程と前記試料処理工程の間、又は、前記試料処理工程の後に、前記基板と前記熱溶融性フィルムを剥離する基板剥離工程、
を含む、上記(1)に記載の処理方法。
(3)前記密着工程の前に、熱溶融性フィルムに試料を接着させる試料採取工程を含む、上記(1)又は(2)に記載の処理方法。
(4)前記試料採取工程が、レーザーマイクロダイセクション装置を用いて行われ、
前記レーザーマイクロダイセクション装置は、
試料片を移動する試料移動機構および熱溶融性フィルムを移動する熱溶融性フィルム移動機構、並びに、
前記試料移動機構および前記熱溶融性フィルム移動機構の駆動を制御する駆動制御部、
を少なくとも含み、
前記試料採取工程において、前記駆動制御部は、熱溶融性フィルムに接着した試料の位置が、前記マイクロタイタープレートの各ウェルの位置に対応するように、前記試料移動機構および前記熱溶融性フィルム移動機構を制御する、
上記(3)に記載の処理方法。
(5)前記処理方法が、試料の抽出方法、試料の前処理方法、又は、試料の分析方法の何れかである、上記(1)〜(4)の何れか一つに記載の処理方法。
(6)上記(1)〜(4)の何れか一に記載の処理方法が、試料の抽出方法、又は、試料の前処理方法であり、
前記試料の抽出方法により抽出した試料、又は、前記試料の前処理方法により処理した試料を分析する分析工程を含む、
試料の分析方法。
(7)熱溶融性フィルム、および、ウェルが形成されたマイクロタイタープレート、
を含む、試料処理用キット。
(8)前記ウェルの開口部と開口部の連結部は、段差の無い平面である、
上記(7)に記載の試料処理用キット。
(9)前記熱溶融性フィルムが、基板上に形成されている上記(7)又は(8)に記載の試料処理用キット。
(10)前記熱溶融性フィルムの大きさが、前記マイクロタイタープレートのウェルが形成されている領域、又は、前記ウェルが形成されている領域およびウェルの外周に形成された外周部で形成された領域を、等分割した大きさの一つと同じである、
上記(7)〜(9)のいずれか一つに記載の試料処理用キット。
(11)前記マイクロタイタープレートの形状が正方形又は長方形であり、
前記熱溶融性フィルムが、前記マイクロタイタープレートに並行に配置できる形状である、
上記(9)又は(10)に記載の試料処理用キット。
(12)前記マイクロタイタープレートの外周部の少なくとも一部に、前記熱溶融性フィルムと前記マイクロタイタープレートを密着する際の位置決め用の当接部が形成されている、
上記(7)〜(11)のいずれか一つに記載の試料処理用キット。
(1)試料の処理液を充填したウェルが形成されたマイクロタイタープレートに、試料が接着している熱溶融性フィルム面を押し付けて密着する、熱溶融性フィルムとマイクロタイタープレートの密着工程、
(2)前記試料を前記処理液で処理する試料処理工程、
を少なくとも含んでいる。
(3)熱溶融性フィルム10を基板11上に形成し、密着工程と試料処理工程の間、又は、試料処理工程の後に、基板11と熱溶融性フィルム10を剥離する基板剥離工程、
および/又は、
(4)密着工程の前に、試料片から試料を切り出して熱溶融性フィルム10に接着させる試料採取工程、
を更に含んでも良い。
<実施例1>
熱溶融性フィルムとしてEVA(東洋アドレ社製)を用い、スライドガラス上にスピンコートすることで、ガラス基板上に熱溶融性フィルム層を形成した。熱溶融性フィルム層の厚さは、100μmであった。
プレートは384ウェルのマイクロタイタープレートを用いた。プレートはポリプロピレンで作製した。なお、ウェルとウェルの連結部は略平面状となるように形成した。
以上の手順により、キットを作製した。
<実施例2>
1.試料片の作製
試料片は、以下の手順で取得したC57BL6マウス(10ヶ月齢、約25g)の脳を用いた。
(1)マウスをジエチルエーテルで麻酔後、仰臥位にし、四肢を固定した。
(2)開腹後、横隔膜を切開し、左右の肋骨を頭部方向へ切開した。
(3)剣状突起をつまんで頭部方向へ反転し、鉗子で固定し、心臓を露出させた。
(4)左心室に翼状針を刺し、1×PBS溶液(生理食塩水)を注入した。
(5)剪刀で右心耳を切開し、約70mlの生理食塩水で脱血・灌流した。
(6)灌流後、頭部を切断し、開頭後脳を摘出した。
(7)摘出した脳は矢状断で半切し切断面を下面(切削面)に配置後、包埋剤(OCTコンパウンド)に入れ凍結し、凍結ブロックを作製した。
(8)凍結ブロックから10μmの厚さで切片を作製した。なお、スライドガラスはコートなしのものを使用した。
(9)凍結切片を凍結乾燥機(EYELA社製 FDU−2200)で乾燥させた。
正立顕微鏡をベースに、駆動源としてステッピングモータ(Bio Precision;ルードル社製)、駆動制御部として3D−A−LCSソフトウエア(ルシール社製)、ダイセクションレーザー光源としてZ−808−200−SM(ルシール社製)を取り付けることで、LMDを作製した。また、押圧手段は、中空状のステンレスで作製した。中空部分の直径は約9mmで、重量は約33gであった。また、中空部分の外側に凹部を設け、ゴム製の滑り止めを挿入した。
以下の手順により、作製した凍結切片から設定した箇所の試料を採取し、熱溶融性フィルムに接着させた。
(1)LMDの電源を入れ、熱溶融性フィルム移動機構の初期化を行った後、基板上に形成した熱溶融性フィルムを熱溶融性フィルム移動機構にセットした。また、作製した押圧手段を試料移動機構のアームの先端の孔に挿入した後、押圧手段の先端に試料切片が付着しているスライドガラスを、試料面を下に向けて取付けた。
(2)凍結切片の画像をLMDの表示部に表示し、試料切片のダイセクションレーザー光を照射する位置座標を設定した。
(3)採取した試料が熱溶融性フィルムの所定の位置(各ウェルの間隔と同じ、4.5mm)に接着するように、熱溶融性フィルムの位置座標を設定した。
(4)Live Cell Imaging System V7(ルシール社製)のプログラムに従い、上記(2)および(3)の位置座標にしたがって、試料切片にダイセクションレーザー光(出力:300mA、照射時間:5msec、照射径:30μm)を照射し、切り出した試料を熱溶融性フィルムの予め設定した箇所に接着・回収した。当該実施例で採取した試料の直径は60μmとなるようにレーザー強度を調節した。
各ウェルには、処理液を20μl充填した。処理液として抽出液(アセトニトリルおよび水を、1:1に混合した混合液)を用いた。上記3.で得られた、試料が接着した熱溶融性フィルム面を、プレートに押し付けた。熱溶融性フィルムとプレートをより強く密着させるため、熱溶融性フィルムを下側にして、80℃に加熱したホットプレートで1分加熱した。加熱終了後は、熱溶融性フィルムを下側にすることで処理液と採取した試料が常に接触するようにし、1時間静置した。図9(A)は、熱溶融性フィルムをプレートに密着した状態を表す写真である。なお、試料処理工程の様子をわかり易くするため、ウェルに充填する処理液の一部には、色素(クリスタルバイオレット)を加えた。
試料処理工程で処理した試料5μlを、質量分析計(AB Sciex社製;API4000)を用いて処理液中に含まれる試料の定量を行った。定量は、異なるウェルの処理液を用いて3回行った。結果を図10に示す。
実施例2の「3.切片から試料の切出しおよび熱溶融性フィルムへの接着」で得られた試料が接着した熱溶融性フィルムを、4.5mm角で切断した。切断した熱溶融性フィルムおよび実施例2と同量の処理液をエッペンドルフチューブに投入し、VORTEX(Scientific Industries社製Vortex Genie2)を用いて10秒間攪拌した。攪拌後、15,000gで10分間、遠心分離することで処理液を作製した。処理液を用い、実施例2の「5.処理(抽出)した試料の定量」と同様の手順で定量を行った。結果を図10に示す。
実施例1で作製した熱溶融性フィルム層の上に、インクジェットプリンターを用いて撥水性インキ(東洋アドレ社製:SS25)を印刷することで、採取した試料を接着させる部分以外を疎水化処理した。
次に、実施例2の「3.切片から試料の切出しおよび熱溶融性フィルムへの接着」と同様の手順で熱溶融性フィルムに試料を接着し、試料が接着した箇所に実施例2と同様の処理液をピペットで5μl滴下した。図9(B)は、処理液が試料の接着した箇所で留まっている様子を表す写真である。処理液を滴下して約5秒経過した後、ピペットで処理液を回収した。処理液の滴下と回収は、4回繰り返した。
次に、回収した処理液を用い、実施例2の「5.処理(抽出)した試料の定量」と同様の手順で定量を行った。結果を図10に示す。
Claims (12)
- 熱溶融性フィルムに接着した試料を処理する処理方法であって、該処理方法は、
試料の処理液を充填したウェルが形成されたマイクロタイタープレートに、試料が接着している熱溶融性フィルム面を押し付けて密着する、熱溶融性フィルムとマイクロタイタープレートの密着工程、
前記試料を前記処理液で処理する試料処理工程、
を少なくとも含む、処理方法。 - 前記熱溶融性フィルムが基板上に形成され、
前記密着工程と前記試料処理工程の間、又は、前記試料処理工程の後に、前記基板と前記熱溶融性フィルムを剥離する基板剥離工程、
を含む、請求項1に記載の処理方法。 - 前記密着工程の前に、熱溶融性フィルムに試料を接着させる試料採取工程を含む、
請求項1又は2に記載の処理方法。 - 前記試料採取工程が、レーザーマイクロダイセクション装置を用いて行われ、
前記レーザーマイクロダイセクション装置は、
試料片を移動する試料移動機構および熱溶融性フィルムを移動する熱溶融性フィルム移動機構、並びに、
前記試料移動機構および前記熱溶融性フィルム移動機構の駆動を制御する駆動制御部、
を少なくとも含み、
前記試料採取工程において、前記駆動制御部は、熱溶融性フィルムに接着した試料の位置が、前記マイクロタイタープレートの各ウェルの位置に対応するように、前記試料移動機構および前記熱溶融性フィルム移動機構を制御する、
請求項3に記載の処理方法。 - 前記処理方法が、試料の抽出方法、試料の前処理方法、又は、試料の分析方法の何れかである、請求項1〜4の何れか一項に記載の処理方法。
- 請求項1〜4の何れか一項に記載の処理方法が、試料の抽出方法、又は、試料の前処理方法であり、
前記試料の抽出方法により抽出した試料、又は、前記試料の前処理方法により処理した試料を分析する分析工程を含む、試料の分析方法。 - 熱溶融性フィルム、および、ウェルが形成されたマイクロタイタープレート、
を含む、試料処理用キット。 - 前記ウェルの開口部と開口部の連結部は、段差の無い平面である、
請求項7に記載の試料処理用キット。 - 前記熱溶融性フィルムが、基板上に形成されている請求項7又は8に記載の試料処理用キット。
- 前記熱溶融性フィルムの大きさが、前記マイクロタイタープレートのウェルが形成されている領域、又は、前記ウェルが形成されている領域およびウェルの外周に形成された外周部で形成された領域を、等分割した大きさの一つと同じである、
請求項7〜9のいずれか一項に記載の試料処理用キット。 - 前記マイクロタイタープレートの形状が正方形又は長方形であり、
前記熱溶融性フィルムが、前記マイクロタイタープレートに並行に配置できる形状である、
請求項9又は10に記載の試料処理用キット。 - 前記マイクロタイタープレートの外周部の少なくとも一部に、前記熱溶融性フィルムと前記マイクロタイタープレートを密着する際の位置決め用の当接部が形成されている、
請求項7〜11のいずれか一項に記載の試料処理用キット。
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