JP2018089875A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018089875A JP2018089875A JP2016236259A JP2016236259A JP2018089875A JP 2018089875 A JP2018089875 A JP 2018089875A JP 2016236259 A JP2016236259 A JP 2016236259A JP 2016236259 A JP2016236259 A JP 2016236259A JP 2018089875 A JP2018089875 A JP 2018089875A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- unit
- image
- image forming
- forming apparatus
- projection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/50—Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control
- G03G15/5016—User-machine interface; Display panels; Control console
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N21/00—Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
- G01N21/84—Systems specially adapted for particular applications
- G01N21/88—Investigating the presence of flaws or contamination
- G01N21/8806—Specially adapted optical and illumination features
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F1/00—Originals for photomechanical production of textured or patterned surfaces, e.g., masks, photo-masks, reticles; Mask blanks or pellicles therefor; Containers specially adapted therefor; Preparation thereof
- G03F1/68—Preparation processes not covered by groups G03F1/20 - G03F1/50
- G03F1/82—Auxiliary processes, e.g. cleaning or inspecting
- G03F1/84—Inspecting
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G21/00—Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
- G03G21/16—Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements
- G03G21/1604—Arrangement or disposition of the entire apparatus
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G21/00—Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
- G03G21/16—Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements
- G03G21/1604—Arrangement or disposition of the entire apparatus
- G03G21/1623—Means to access the interior of the apparatus
- G03G21/1633—Means to access the interior of the apparatus using doors or covers
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/65—Apparatus which relate to the handling of copy material
- G03G15/6502—Supplying of sheet copy material; Cassettes therefor
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Immunology (AREA)
- Pathology (AREA)
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
- User Interface Of Digital Computer (AREA)
Abstract
【課題】単一のプロジェクタによって異なる側面側の投影対象に操作案内を投影する構成において、投影に関する構成が操作の妨げになることを抑制し、分かりやすい操作案内を表示する画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、シートに画像を形成する画像形成部と、画像形成装置の第1、第2の側面にそれぞれ配置された投影対象に上方から像を投影することが可能なプロジェクタユニット1と、を有する。プロジェクタユニットは、距離によらず拡大されない像を投射するプロジェクタ部14と、像を第1、第2の方向に分配する分配反射ユニット15と、第1の方向に分配された像を第1の側面側に配置された投影対象に上方から投影する第1の投影ユニット18と、第2の方向に分配された像を第2の側面側に配置された投影対象に上方から投影する第2の投影ユニット23と、を有する。
【選択図】図5
【解決手段】画像形成装置は、シートに画像を形成する画像形成部と、画像形成装置の第1、第2の側面にそれぞれ配置された投影対象に上方から像を投影することが可能なプロジェクタユニット1と、を有する。プロジェクタユニットは、距離によらず拡大されない像を投射するプロジェクタ部14と、像を第1、第2の方向に分配する分配反射ユニット15と、第1の方向に分配された像を第1の側面側に配置された投影対象に上方から投影する第1の投影ユニット18と、第2の方向に分配された像を第2の側面側に配置された投影対象に上方から投影する第2の投影ユニット23と、を有する。
【選択図】図5
Description
本発明は、紙詰まりの処理や消耗品の交換などの操作手順などを操作者に知らせる操作案内の表示を行う画像形成装置に関するものである。
従来、電子写真方式を用いた複写機などの画像形成装置では、紙詰まり(ジャム)の処理、消耗品や部品の交換、現像剤の補給、用紙の補給などの操作者による操作が必要となることがある。そのため、画像形成装置では、操作部の画面において、作業手順、装置の状態あるいは注意事項などの情報を操作者に知らせる操作案内の表示が行われている。
しかし、操作部に設けられた画面が小さいことや、操作部の画面と操作箇所とが遠いことにより、操作手順や操作箇所を操作者が認識しにくいことがある。
そこで、特許文献1では、画像形成装置に複数のスクリーンを設け、操作箇所に応じていずれかのスクリーンにプロジェクタから操作案内を投影することが提案されている。
特許文献1の画像形成装置ではスクリーンにプロジェクタによって操作内容を表示している。しかし、操作者に対する操作案内をより直観的なものとするためには、プロジェクタの投影により、次のような操作案内を表示することが望ましい。例えば、操作する扉の把手や引き出すユニットの掴み部を照明したり、あるいは操作対象に近い位置に操作方向を示す矢印、操作方法を説明する画像や動画を表示したりすることである。
画像形成装置は、操作部が設けられた正面側から作業することを考慮して、正面側から消耗品の交換や用紙のセットなどが可能とされていることが多い。また、画像形成装置は、正面側面とは異なる側面(例えば、正面側から見た場合の右側面)からも、紙詰まりの処理や封筒などを手差しでセットすることなどが可能とされることが多い。
操作者が上述のような消耗品の交換や用紙のセットなどの操作を行う場合、上から画像形成装置の操作箇所を見下ろすことが多いため、プロジェクタにより操作案内を表示するためには、上方から下方に向けて投影を行うことが望ましい。ここで、単一のプロジェクタによって画像形成装置の正面側と右側において上方から下方に向けて操作案内の投影を行うためには、プロジェクタを画像形成装置に対して上側、正面側、右側に張り出した位置に配置することが考えられる。しかし、このような構成では、プロジェクタやその支持部材が操作の妨げになったり、プロジェクタの投影可能領域を広くすることで単位面積当たりの画素が粗くなり操作案内がわかりにくくなったりする。
したがって、本発明の目的は、単一のプロジェクタによって異なる側面側の投影対象に操作案内を投影する構成において、投影に関する構成が操作の妨げになることを抑制し、分かりやすい操作案内を表示することのできる画像形成装置を提供することである。
上記目的は本発明に係る画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、シートに画像を形成する画像形成部を有する画像形成装置において、前記画像形成装置の第1、第2の側面側にそれぞれ配置された投影対象に上方から像を投影することが可能な投影手段を有し、該投影手段は、像を投射するプロジェクタ部であって該プロジェクタ部からの距離によらず拡大されない像を投射するプロジェクタ部と、前記プロジェクタ部から投射される像を第1、第2の方向に分配する分配部と、前記分配部により前記第1の方向に分配された像を前記第1の側面側に配置された投影対象に上方から投影する、前記第1の側面上に設けられた第1の投影部と、前記分配部により前記第2の方向に分配された像を前記第2の側面側に配置された投影対象に上方から投影する、前記第2の側面上に設けられた第2の投影部と、を有することを特徴とする画像形成装置である。
本発明によれば、単一のプロジェクタによって異なる側面側の投影対象に操作案内を投影する構成において、投影に関する構成が操作の妨げになることを抑制し、分かりやすい操作案内を表示することができる。
以下、本発明に係る画像形成装置を図面に則して更に詳しく説明する。
[実施例1]
1.画像形成装置の概略構成
図1は、本実施例の画像形成装置100の断面図である。本実施例の画像形成装置100は、電子写真方式を用いてフルカラー画像を形成することのできる、複写機、プリンタ、ファクシミリ装置の機能を備えた複合機である。
1.画像形成装置の概略構成
図1は、本実施例の画像形成装置100の断面図である。本実施例の画像形成装置100は、電子写真方式を用いてフルカラー画像を形成することのできる、複写機、プリンタ、ファクシミリ装置の機能を備えた複合機である。
ここで、画像形成装置100に関して、図1の紙面手前側を「正面(又は前)」、紙面奥側を「奥(又は後)」とする。画像形成装置100の正面側と奥側とを結ぶ奥行き方向(前後方向)は、後述する感光ドラム203の回転軸線方向と略平行である。また、画像形成装置100に関して左右方向は、画像形成装置100を正面側から見た場合の左右方向を言う。また、画像形成装置100に関して上下方向は重力方向の上下方向を言うものであるが、直上、真下のみを意味するものではなく、注目する要素又は位置を通る水平面より上側、下側を含むものである。これらの方向は、画像形成装置100が通常の使用が可能なように設置された状態での方向を言うものである。
画像形成装置100は、装置本体101を有する。装置本体101には、画像形成部102、シート給送装置103、手差し給送部104、原稿読取部105、シート搬送部107、制御部Cなどが設けられている。
画像形成部102には、プロセスユニット121、レーザースキャナーユニット122、中間転写ユニット123、二次転写ローラ124、定着装置125、排出ローラ126、トナーカートリッジ127、回収容器128などが設けられている。本実施例では、4個のプロセスユニット121が略水平方向に並べて配置されている。これら4個のプロセスユニット121の構成は、画像形成に用いるトナーの色が異なることを除いて実質的に同一である。図2は、代表して1つのプロセスユニット121をより詳しく示す断面図である。
プロセスユニット121は、ドラムユニット201と、現像ユニット202と、を有する。ドラムユニット201は、ドラム型(円筒形)の感光体(電子写真感光体)である感光ドラム203、帯電ローラ204、ドラムクリーナ205、これらを支持するドラムユニット容器206などを有して構成される。現像ユニット202は、現像ローラ207、搬送スクリュー208、これらを支持すると共に現像剤を収容する現像ユニット容器209などを有して構成される。本実施例では、現像ユニット202は、現像剤としてトナー(非磁性トナー粒子)とキャリア(磁性キャリア粒子)とを備えた二成分現像剤を用いる。ドラムユニット201と現像ユニット202とは、個別に装置本体101に対し挿抜して着脱可能とされている。中間転写ユニット123は、複数の張架ローラに張架された中間転写ベルト210、中間転写ベルト210の内周面側において各感光ドラム203に対応して設けられた一次転写ローラ211、ベルトクリーナ212などを有して構成される。本実施例では、4個のプロセスユニット121に対応して4個のトナーカートリッジ127が略水平方向に並べて配置されている。各トナーカートリッジ127には、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナーが収容されている。各トナーカートリッジ127は、個別に装置本体101に対し挿抜して着脱可能とされている。
シート給送装置103は、記録用紙などのシート(転写材、記録材)Sを収容する収容部材としての複数のシート収容部131、シート収容部131に収容されたシートSを送り出す給送ローラ132などを有して構成される。シート収容部131は、装置本体101の正面側に引き出し可能とされている。
手差し給送部104は、シートSが積載される手差しトレイ141、手差しトレイ141に積載されたシートSを送り出す手差し給送ローラ142などを有して構成される。手差しトレイ141は、装置本体101の右側面に開閉可能に設けられている。手差し給送部104が使用される場合は、手差しトレイ141が開放されてシートSの給送が可能となる位置に突出させられ、その突出している手差しトレイ141にシートSが積載される。
原稿読取部105は、原稿載置台としてのプラテンガラス151、読取装置152などを有して構成される。読取装置152は、プラテンガラス151に載置された原稿を光学的に読み取って電気信号に変換する。また、図1では、読取装置152により複数の原稿を連続的に読み取ることを可能とするために、原稿読取部105の上部に原稿を送り出す自動原稿給送装置106が配置されている。なお、図3、図4においては、自動原稿給送装置106の代わりにプラテンガラス151に載置された原稿を抑える圧板153が取り付けられた状態を示している。
シート搬送部107は、シート給送装置103、手差し給送部104から送り出されたシートSを搬送するシート搬送路171、シートSの斜行の補正及びシートSの搬送タイミングの制御を行うレジストローラ対172などを有して構成される。
回収容器128は、画像形成部102から排出される廃棄物としてのトナーを回収する容器である。回収容器128は、装置本体101に対し挿抜して着脱可能とされている。
本実施例では、画像形成装置100の各部の動作は、装置本体101に設けられた制御部Cによって統括的に制御される。
2.画像形成動作
次に、画像形成装置100の画像形成動作について、複写動作を例として説明する。制御部Cから画像読取部105に画像読取信号が出力されると、画像読取部105により原稿の画像が読み取られ、画像形成部102に画像情報が送られる。画像形成部102では、帯電ローラ204によって一様に帯電させられた感光ドラム203の表面に、レーザースキャナーユニット122から画像情報に対応したレーザー光が照射され、感光ドラム203上に静電潜像(静電像)が形成される。感光ドラム203上に形成された静電潜像は、現像ユニット202によってトナーが供給されて現像(可視化)され、感光ドラム203上にトナー像が形成される。感光ドラム203上に形成されたトナー像は、中間転写ベルト210と感光ドラム203とが接触する一次転写部において、一次転写ローラ211の作用により中間転写ベルト210上に一次転写される。例えば、フルカラー画像の形成時には、各感光ドラム203上に形成されたイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のトナー像が、中間転写ベルト210上に重ね合わせるようにして順次一次転写される。
次に、画像形成装置100の画像形成動作について、複写動作を例として説明する。制御部Cから画像読取部105に画像読取信号が出力されると、画像読取部105により原稿の画像が読み取られ、画像形成部102に画像情報が送られる。画像形成部102では、帯電ローラ204によって一様に帯電させられた感光ドラム203の表面に、レーザースキャナーユニット122から画像情報に対応したレーザー光が照射され、感光ドラム203上に静電潜像(静電像)が形成される。感光ドラム203上に形成された静電潜像は、現像ユニット202によってトナーが供給されて現像(可視化)され、感光ドラム203上にトナー像が形成される。感光ドラム203上に形成されたトナー像は、中間転写ベルト210と感光ドラム203とが接触する一次転写部において、一次転写ローラ211の作用により中間転写ベルト210上に一次転写される。例えば、フルカラー画像の形成時には、各感光ドラム203上に形成されたイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のトナー像が、中間転写ベルト210上に重ね合わせるようにして順次一次転写される。
一方、制御部Cからシート給送信号がシート給送装置103に出力されると、シート収容部131からシートSが給送ローラ132により送り出される。制御部Cからシート給送信号が手差し給送部104に出力されると、手差しトレイ141からシートSが手差し給送ローラ142により送り出される。その後、シートSは、シート搬送路171を搬送され、レジストローラ対172によって斜行が補正されると共に中間転写ベルト210上のトナー像とタイミングが合わされて、中間転写ベルト210と二次転写ローラ124とが接触する二次転写部に送られる。
中間転写ベルト210上に形成されたトナー像は、二次転写部において、二次転写ローラ124の作用によりシートS上に二次転写される。トナー像が二次転写されたシートSは、定着装置125により加熱及び加圧されることによりトナー像が定着(溶融固着)される。トナー像が定着されたシートSは、排出ローラ126により、装置本体101の外部に設けられた積載部としての排出トレイ111に排出されて積載される。
また、一次転写工程後に感光ドラム203上に残ったトナー(一次転写残トナー)は、ドラムクリーナ205によって感光ドラム203上から除去されて回収される。また、二次転写後に中間転写ベルト210上に残ったトナー(二次転写残トナー)は、ベルトクリーナ212によって中間転写ベルト210上から除去されて回収される。ドラムクリーナ205、ベルトクリーナ212によって回収されたトナーは、回収トナー搬送路(図示せず)を経由して回収容器128に収容される。また、画像形成部102には、トナーカートリッジ127から供給されるトナーが貯留され、現像によって消費された分のトナーを現像ユニット202に補給するトナーホッパー(図示せず)が設けられている。現像によってトナーホッパー内のトナーが消費されると、トナーカートリッジ127からトナーホッパーにトナーが供給される。
3.操作部等
図3は、本実施例の画像形成装置100の正面側面、右側面、上面が表された斜視図である。図3(a)は後述する開閉可能な扉部材が閉じられ、引き出し可能な収容部材が収納された状態、図3(b)は扉部材が開かれ、収納部材が引き出された状態を示している。なお、図3では、画像形成装置100は、後述するプロジェクタユニット1が取り付けられていない状態で示されている。また、本実施例では、開閉可能な扉部材が閉じられ、引き出し可能な収容部材が収納された状態では、画像形成装置100は、上方から見た場合に、正面側面と奥側側面とが略平行かつ左側面と右側面とが略平行な略矩形形状を有する。
図3は、本実施例の画像形成装置100の正面側面、右側面、上面が表された斜視図である。図3(a)は後述する開閉可能な扉部材が閉じられ、引き出し可能な収容部材が収納された状態、図3(b)は扉部材が開かれ、収納部材が引き出された状態を示している。なお、図3では、画像形成装置100は、後述するプロジェクタユニット1が取り付けられていない状態で示されている。また、本実施例では、開閉可能な扉部材が閉じられ、引き出し可能な収容部材が収納された状態では、画像形成装置100は、上方から見た場合に、正面側面と奥側側面とが略平行かつ左側面と右側面とが略平行な略矩形形状を有する。
本実施例では、画像形成装置100は、正面側面、特に画像読取部105の正面側面に、シートSの処理条件などの諸設定や画像形成動作の開始指示などを制御部Cに入力するための操作部107を有する。本実施例では、操作部107は、画像読取部105の正面側面から前側に突出して設けられている。また、本実施例では、操作部107は、画像形成装置100を正面側から見た場合に、左右方向の中央より右側に設けられている。
操作部107は、制御部Cに指示を入力するための入力手段としてのボタン(スイッチ)171、ユーザーやメンテナンス担当者などの操作者に対して情報を表示するための表示手段としてのディスプレイ(液晶画面)172などを有して構成される。なお、本実施例では、ディスプレイ172は、タッチパネルで構成されており、入力手段の機能も有する。操作者は、通常、画像形成装置100の正面側から操作部107を操作することで、制御部Cに必要事項を入力し、画像形成動作を開始させることができる。
そして、画像形成装置100は、画像形成装置100の外側に設けられ画像形成部102の動作に関する指示を入力するための操作部107が設けられた、画像形成装置100の正面側から、メンテナンス(保守・交換)を行えるようになっている。つまり、画像形成装置100の正面側面には、画像形成部102の少なくとも一部を画像形成装置100の外部に露出させるための開放可能な扉部材としての前扉112が設けられている。前扉112は、下側端部に設けられたヒンジにより回動可能に装置本体101に連結されている。前扉112は、前扉把手(凹み形状部)112aを操作することで、水平方向と略平行な回動軸線を中心として上方から下方に回動させて開放し、下方から上方に回動させて閉じることができるようになっている。前扉112が開放されると、トナーカートリッジ127の正面側の端部、プロセスユニット121の正面側の端部を画像形成装置100の外部に露出させるための小扉114などが、画像形成装置100の外部に露出する。本実施例では、4個のプロセスユニット121に対応して、4個のトナーカートリッジ127及び4個の小扉114が、それぞれ略水平方向に並べて配置されている。トナーカートリッジ127は、正面側の端部に設けられたカートリッジ把手(掴み部)127aを操作することで前後方向に挿抜して装置本体101に対し着脱することができるようになっている。また、小扉114を開放することで、ドラムユニット201と現像ユニット202とを個別に前後方向に挿抜して装置本体101に対し着脱することができるようになっている。小扉114は、水平方向と略平行な回動軸線を中心として、上方から下方に回動させられて開放され、下方から上方に回動させられて閉じられる。なお、本実施例では、小扉114は、ドラムユニット201、現像ユニット202を着脱可能な状態とセット状態とに変更する被操作部としてのレバーを兼ねている。
また、画像形成装置100の正面側には、前扉112の下方に、シート収容部131の正面側面である収容部外側面131aが配置されている。本実施例では、4個の収容部外側面131aが上下方向に並べて配置されており、最上部の収容部外側面131aの左右方向のサイズは他の収容部外側面131aの左右方向のサイズよりも小さくなっている。シート収容部131は、収容部外側面131aに設けられた収容部把手131bを操作することで、前後方向に挿抜して装置本体101に対し引き出し及び収納することができるようになっている。シート収容部131は、装置本体101から引き出された状態で、シートSがセット(積載)される。
また、画像形成装置100の正面側には、前扉112の下方に、回収容器128を画像形成装置100の外部に露出させるための開放可能な扉部材としての回収扉115が設けられている。回収扉115は、水平方向と略平行な回動軸線を中心として上方から下方に回動させて開放し、下方から上方に回動させて閉じることができるようになっている。回収扉115を開放することで、回収容器128を前後方向に挿抜して装置本体101に対し着脱することができるようになっている。
また、画像読取部105の上部には、原稿の画像を読み取る際に画像読取部105のプラテンガラス151に載せられた原稿を抑える圧板153(又は原稿を抑える機能を有する自動原稿給送装置106(図1))が設けられている。圧板153(又は自動原稿給送装置106)は、奥側端部に設けられたヒンジにより回動可能に装置本体101に連結されている。そして、水平方向と略平行な回動軸線を中心として上方向に開くことで、プラテンガラス151に原稿を載せることができる。
一方、画像形成装置100の右側には、シート搬送路171における紙詰まりが生じた際の処理(紙詰まりを起こしたシートSの除去)のために、開閉可能な右扉116が設けられている。右扉116は、下側端部に設けられたヒンジにより回動可能に装置本体101に連結されている。そして、右扉116は、右扉把手116aを操作することで、水平方向と略平行な回動軸線を中心として上方から下方に回動させて開放し、下方から上方に回動させて閉じることができるようになっている。右扉116を開放することで、シート搬送路171内のシートSを取り除くことができる。また、右扉116には、手差し給送部104が設けられている。手差し給送部104の手差しトレイ141は、下側の端部に設けられたヒンジにより回動可能に右扉116に連結されている。そして、手差しトレイ141は、水平方向と略平行な回動軸線を中心として上方から下方に回動させて開放し、下方から上方に回動させて閉じることができるようになっている。手差しトレイ141は、開放された状態で、シートSがセット(積載)される。
画像形成装置100の正面側面において、上下方向における操作部107と前扉112との間の柱面108は、開閉操作などによって動作することがない固定されている面である。また、画像形成装置100の右側面において、画像読取部105の右側面及び右扉116より奥側の側面は、開閉操作などによって動作することがない固定されている面である。
4.単一のプロジェクタにより複数の側面に投影する場合の課題
ここで、単一のプロジェクタによって画像形成装置の互いに隣り合う2つの側面側に配置された投影対象に上方から操作案内を投影する場合の課題について更に説明する。図14は、その場合に考えられる一つの構成を説明するための模式図である。
ここで、単一のプロジェクタによって画像形成装置の互いに隣り合う2つの側面側に配置された投影対象に上方から操作案内を投影する場合の課題について更に説明する。図14は、その場合に考えられる一つの構成を説明するための模式図である。
単一のプロジェクタ501により正面側と右側の投影対象に上方から操作案内を投影するためには、図14に示すように、プロジェクタ501を画像形成装置100に対して上側、正面側、右側に張り出した位置に配置することが考えられる。正面側と右側の両方における投影対象を含む投影領域(図14(b)中の91、92)を確保するためである。
このような構成の場合、プロジェクタ501を画像形成装置100に支持するための支持部材(柱)もプロジェクタ501と共に張り出すことになる。そのため、操作者が操作を行おうとする際、妨げになるおそれがある。また、このような構成の場合、プロジェクタ501による投影が正面側においては右側から左側に広がるように行われるため、右手で作業する場合、投影画像に対して右手による影が生じるおそれがある。また、右側面においては投影が前側から奥側に広がるように行われるため、画像形成装置100の前に立って作業する場合、投影画像に操作者の手による陰が生じるおそれがある。
さらに、このような構成の場合、正面側と右側の両方の投影対象を内側に含む投影領域(図14(b)の91、92)を確保するために、プロジェクタ501の投影可能領域(図14(b)中の93)を広く用意する必要がある。そのため、単位面積あたりの画素が荒くなり、操作案内のための画像や動画がわかりにくい荒い像になるおそれがある。
5.プロジェクタユニットの概略構成
次に、本実施例における操作案内(案内表示、誘導表示)を投影する投影手段について説明する。図4(a)は、以下に説明するプロジェクタユニット1が取り付けられた画像形成装置100の正面側面、右側面、上面が表された斜視図であり、図4(b)はその部分拡大図である。図4では、前扉3が開放され、シート収容部131が引き出され、一部の小扉114が開放され、手差しトレイ141が開放された状態を示している。
次に、本実施例における操作案内(案内表示、誘導表示)を投影する投影手段について説明する。図4(a)は、以下に説明するプロジェクタユニット1が取り付けられた画像形成装置100の正面側面、右側面、上面が表された斜視図であり、図4(b)はその部分拡大図である。図4では、前扉3が開放され、シート収容部131が引き出され、一部の小扉114が開放され、手差しトレイ141が開放された状態を示している。
本実施例では、図4に示すように、画像形成装置100の正面側面における柱面108(図3(b))及び操作部107の下部、画像形成装置100の右側面における画像読取部105の右側面に、プロジェクタユニット1が取り付けられる。プロジェクタユニット1は、画像形成装置100の正面側の側面(第1の側面)100A側に配置された投影対象、右側の側面(第2の側面)100B側に配置された投影対象に、それぞれ上方から操作案内を投影することが可能とされている。図4(a)中のP1、P2は、それぞれ画像形成装置100の正面側、右側の投影対象を含む投影可能領域を表している。プロジェクタユニット1は、後述するプロジェクタ2を内部に収容するプロジェクタカバー4、後述する鏡筒ユニット3の要素を収容しかつ鏡筒ユニット3の一部を構成する鏡筒ケース5(鏡筒ケース本体5a及び鏡筒カバー5b)を有する。
なお、上方から投影するとは、鉛直方向上方から鉛直方向下方に投影することに限定されるものではなく、鉛直方向に対して角度を有して下方に投影することも含むものである。例えば、正面側の投影可能領域P1については、次のことが言える。つまり、画像形成装置100を正面側から見た場合に、左上方から右下方、右上方から左下方に投影するなどしてもよいし、画像形成装置を右側から見た場合に、後側上方から前側下方、前側上方から後側下方に投影してもよい。右側の投影可能領域P2についても同様である。本実施例では、正面側の投影可能領域P1に関しては、プロジェクタユニット1の投影光軸(後述する第1の投射口11から投射される投影像の光軸)は、略鉛直方向下方を向いている。ここで、略鉛直方向下方を向いているとは、完全に鉛直下方を向いている場合の他、誤差程度(例えば10度程度)の範囲で鉛直下方からずれている場合も含まれる。また、右側の投影可能領域P2に関しては、プロジェクタユニットの投影光軸(後述する第2の投射口12から投射される投影像の光軸)は、右側から見たとき後側上方から前側下方に向かうように鉛直方向に対して傾斜している。また、操作案内は、操作箇所、操作方向、操作方法などを指示又は説明する照明、文字、記号、図形、静止画(ピクチャ)あるいは動画(アニメーション)などの、任意の形態であってよい。
図5は、プロジェクタカバー4と、鏡筒ケース5の外側の側面を構成する鏡筒カバー5b(図4)と、が取り外された状態のプロジェクタユニット1を示す斜視図である。プロジェクタユニット1は、プロジェクタ2と、プロジェクタ2から投影される像を形成する光線が通過するレンズとミラーとを備えた鏡筒ユニット3と、を有して構成される。
本実施例では、プロジェクタ2は、単体で投影装置として使用することもできるように構成されている。プロジェクタ2は、画像形成装置100の正面側面における柱面108上に配置される。プロジェクタ2は、装置本体101又は鏡筒ケース5に支持されている。また、プロジェクタ2は、上方に像を投影するように配置されている。つまり、プロジェクタ2は、その投射口2aが上方(操作部107側)を向くように配置される。
鏡筒ユニット3は、プロジェクタ2から投射された光線が通過する鏡筒部7を有する。鏡筒部7は、鏡筒ケース5で形成される。鏡筒部7は、プロジェクタ2の光軸方向(投影方向)と略平行に上下方向に延びる第1の鏡筒部8を有する。また、鏡筒部7は、第1の鏡筒部8から分かれて水平方向と略平行に左方向に延びた第2の鏡筒部9、第1の鏡筒部8から分かれて水平方向と略平行に右方向に延びた第3の鏡筒部10を有する。
つまり、プロジェクタ2から上方、すなわち、光軸方向下流側に伸びた第1の鏡筒部8は、光軸方向と略直交する方向に2方向に分かれている。そして、該2方向のうちの一方である第2の鏡筒部9は、操作部107の下側において、画像形成装置100の正面側面と略平行に左方向へと、画像形成装置100の左右方向の略中央に向けて伸びている。このように、第1、第2の鏡筒部8、9は、画像形成装置100の正面側面上に配置されている。また、上記2方向のうちの他方である第3の鏡筒部10は、操作部107の下側において、画像形成装置100の正面側面と略平行に右方向へと、画像形成装置100の右側面に向けて伸びている。そして、第3の鏡筒部10は、画像形成装置100の正面側面と右側面とで形成される角部に沿って略直角に、画像形成装置100の奥側に向けて折れ曲がり、画像読取部105の右側面に沿って奥側に伸びている。このように、第3の鏡筒部10は、画像形成装置100の正面側面上に配置された第1部分10aと、右側面上に配置された第2部分10bと、で構成される。
第2の鏡筒部9の先端部(左側端部)には、画像形成装置100の正面側に配置された投影対象に上方から像を投影するための第1の投射口11が形成されている。また、第3の鏡筒部10の第2部分10bの先端部(奥側端部)には、画像形成装置100の右側に配置された投影対象に上方から像を投影するための第2の投射口12が形成されている。
6.鏡筒ユニット
次に、鏡筒ユニット3ついて更に詳しく説明する。本実施例では、プロジェクタ2から投射される像は、光軸方向に沿ってプロジェクタ2からの距離が遠くになるに従い拡大される。すなわち、プロジェクタ2から投射された像を形成する光線は、光軸中心から広がる方に角度を有している。そのため、鏡筒ユニット3は、次のようなコリメート部としてのレンズユニット13を有する。レンズユニット13は、プロジェクタ2から投射された像を、レンズユニット13からの距離によらず拡大(及び縮小)されない像に変える。すなわち、レンズユニット13は、像を形成する光線を、光軸中心から広がる角度を有する状態から、光軸と略平行な状態に屈折させる。
次に、鏡筒ユニット3ついて更に詳しく説明する。本実施例では、プロジェクタ2から投射される像は、光軸方向に沿ってプロジェクタ2からの距離が遠くになるに従い拡大される。すなわち、プロジェクタ2から投射された像を形成する光線は、光軸中心から広がる方に角度を有している。そのため、鏡筒ユニット3は、次のようなコリメート部としてのレンズユニット13を有する。レンズユニット13は、プロジェクタ2から投射された像を、レンズユニット13からの距離によらず拡大(及び縮小)されない像に変える。すなわち、レンズユニット13は、像を形成する光線を、光軸中心から広がる角度を有する状態から、光軸と略平行な状態に屈折させる。
図6は、レンズユニット13の近傍の正面図である。レンズユニット13は、単一又は複数のレンズで構成することができる。本実施例では、レンズユニット13は、2個の凸レンズを有して構成されている。レンズユニット13は、第1の鏡筒部8の光軸方向上流端部において、プロジェクタ2の投射口2aに近接するように鏡筒ケース5に支持されている。レンズユニット13を設けることで、プロジェクタ2からの距離に応じて像が拡大されるのに合わせて鏡筒部、ミラー又はレンズを拡大する必要がなくなり、プロジェクタユニット1の小型化を図ることができる。本実施例では、プロジェクタ2と、レンズユニット13と、を有し、像を投射するプロジェクタ部14であって、該プロジェクタ部14からの距離によらず拡大されない像を投射するプロジェクタ部14が構成される。
なお、光軸と略平行とは、装置における光路長において問題となるような像の拡大(又は縮小)が生じないように十分に平行であればよく、完全に平行の場合の他、誤差程度(例えば10度程度)の範囲で光軸に対して角度を有していてもよい。
鏡筒ユニット3は、レンズユニット13の光軸方向下流側に、プロジェクタ部14から投射される像を第1、第2の方向に分配する分配部としての分配反射ユニット15を有する。つまり、分配反射ユニット15は、プロジェクタ2から投射される像を、第2の鏡筒部9を通過する第1の方向と、第3の鏡筒部10を通過する第2の方向と、の2方向に分配する。本実施例では、分配反射ユニット15は、レンズユニット13を通過した略鉛直上方に向かう光線を左右方向に略直角に反射する。
図7は、分配反射ユニット15の近傍の斜視図である。分配反射ユニット15は、第1の分配反射部材16と、第2の分配反射部材17と、を有する。第1の分配反射部材16は、プロジェクタ2から投射された像のうち、画像形成装置100の正面側に配置された投影対象に投影される像を第1の方向Aに向けて反射する反射面である第1の分配反射部16aを有する。また、第2の分配反射部材17は、プロジェクタ2から投射された像のうち、画像形成装置100の右側に配置された投影対象に投影される像を第2の方向Bに向けて反射する反射面である第2の分配反射部17aを有する。つまり、第1の分配反射部16aは、プロジェクタ2から投射された像のうち、図7中の境界面BOを境にした一方の像を第2の鏡筒部9内を通るように反射する。また、第2の分配反射部17aは、プロジェクタ2から投射された像のうち、図7中の境界面BOを境にした他方の像を第3の鏡筒部10内を通るように反射する。第1、第2の分配反射部材16、17は、鏡筒ケース5に支持されている。
なお、本実施例では、第1、第2の分配反射部材16、17は、それぞれプリズムで構成されている。そして、各プリズムに、光軸に対して45度になる面が形成され、その面にアルミ蒸着により反射面である第1、第2の分配反射部16a、17aが形成されている。ただし、第1、第2の分配反射部16a、17aは、斯かる構成に限定されるものではなく、例えば、ガラス、樹脂又は金属製の部材にアルミ蒸着で反射面を形成してもよい。また、本実施例では、第1、第2の分配反射部16a、17aは、別個の部材とされた第1、第2の分配反射部材16、17に形成されているが、これらは単一の部材に形成されて一体的に構成されていてもよい。
鏡筒ユニット3は、第2の鏡筒部9の光軸方向下流端部(左側端部)に、分配反射ユニット15により第1の方向に分配された像を正面側に配置された投影対象に上方から投影する、第1の投影部としての第1の投影ユニット18を有する。第1の投影ユニット18は、画像形成装置100の正面側面における左右方向の略中央に配置されている。第1の投影ユニット18は、分配反射ユニット15により画像形成装置100の正面側面に沿って左右方向の略中央に向けて反射された像を、反射し、拡大して、第1の投射口11を通して下方(略鉛直方向下方)に向けて投影する。
図8は、第1の投影ユニット18の近傍の斜視図である。第1の投影ユニット18は、第1の反射部材としての第1の平面ミラー19を有する。第1の平面ミラー19は、分配反射ユニット15からの像を画像形成装置100の正面側に配置された投影対象に向けて、本実施例では略鉛直方向下方に向けて反射する反射面である、第1の反射部(ミラー面)19aを有する。また、第1の投影ユニット18は、第1の平面ミラー19の光軸方向下流側に、第1の拡大部としての第1の拡大レンズ20を有する。第1の拡大レンズ20は、第1の平面ミラー19で反射された像を、第1の拡大レンズ20からの距離が遠くなるに従い拡大される像に変える。すなわち、第1の拡大レンズ20は、像を形成する光線を、光軸と略平行な状態から、光軸中心から広がる角度を有する状態に屈折させる。本実施例では、第1の拡大レンズ20は、凹レンズで構成されている。第1の拡大レンズ20を通過した像が、第1の投射口11を通して画像形成装置100の正面側に配置された投影対象に向けて投射される。第1の平面ミラー19、第1の拡大レンズ20は、鏡筒ケース5に支持されている。
なお、本実施例では、第1の投影ユニット18は、平面ミラーと像を拡大して投射するレンズ(凹レンズ)とを有して構成されている。ただし、第1の投影ユニット18は、斯かる構成に限定されるものではなく、図11に示すように、反射拡大部材31を有して構成されていてもよい。反射拡大部材31は、中央が凸になるように曲面形状に形成された反射面である、反射拡大部(ミラー面)31aを有する。反射拡大部31aは、分配反射ユニット15からの像を画像形成装置100の正面側に配置された投影対象に向けて、本実施例では略鉛直方向下方に反射すると共に、反射拡大部31aからの距離が遠くなるに従い像を拡大される像に変える。すなわち、第1の反射拡大部31aは、像を形成する光線を、光軸と略平行な状態から、光軸中心から広がる角度を有する状態に変える。
また、本実施例では、第1の反射部材19は、ガラス製の部材に反射面が形成された平面ミラーで構成されている。ただし、第1の反射部材19は、斯かる構成に限定されるものではなく、例えば、樹脂又は金属製の部材にアルミ蒸着で反射面を形成してもよい。同様に、図11に示すような反射拡大部材31も、ガラス、樹脂又は金属製の部材にアルミ蒸着で反射面を形成したものであってよい。
鏡筒ユニット3は、第3の鏡筒部10の第1部分10aの光軸方向下流端部(右側端部)と第3の鏡筒部10の第2部分10bの光軸方向上流端部(正面側端部)との連結部に、転向反射ユニット21を有する。転向反射ユニット21は、分配反射ユニット15により画像形成装置100の正面側面に沿って右側面に向けて反射された像を、画像形成装置100の正面側面と右側面とで形成される角部に沿って略直角に画像形成装置100の奥側に向けて反射する。
図9は、転向反射ユニット21の近傍の斜視図である。転向反射ユニット21は、転向反射部材としての転向平面ミラー22を有する。転向平面ミラー22は、分配反射ユニット15により画像形成装置100の正面側面に沿って第2の方向に分配された像を、右側面に沿って後述する第2の投影ユニット23に向かう方向に反射する反射面である、転向反射部(ミラー面)22aを有する。転向平面ミラー22は、転向反射部22aの面が光軸に対して45度になるように、鏡筒ケース5に支持されている。なお、転向平面ミラー22は、第1の平面ミラー19と同様の構成であってよい。
鏡筒ユニット3は、第3の鏡筒部10の第2部分10bの光軸方向下流端部(奥側端部)に、分配反射ユニット15により第2の方向に分配された像を右側に配置された投影対象に上方から投影する、第2の投影部としての第2の投影ユニット23を有する。第2の投影ユニット23は、画像形成装置100の右側面における奥側端部に配置されている。第2の投影ユニット23は、転向反射ユニット21により画像形成装置100の右側面に沿って奥側に向けて反射された像を、反射し、拡大して、第2の投射口12を通して下方(後側上方から前側下方)に向けて投影する。
図10は、第2の投影ユニット23の近傍の斜視図である。第2の投影ユニット23の構成は、第1の投影ユニット18と同様である。第2の投影ユニット23は、第2の反射部材としての第2の平面ミラー24を有する。第2の平面ミラー24は、分配反射ユニット15からの像を画像形成装置100の右側に配置された投影対象に向けて、本実施例では後側上方から前側下方に向けて反射する反射面である、第2の反射部(ミラー面)24aを有する。また、第2の投影ユニット23は、第2の平面ミラー24の光軸方向下流側に、第2の拡大部としての第2の拡大レンズ25を有する。第2の拡大レンズ25は、第2の平面ミラー24で反射された像を、第2の拡大レンズ25からの距離が遠くなるに従い拡大される像に変える。すなわち、第2の拡大レンズ25は、像を形成する光線を、光軸と略平行な状態から、光軸中心から広がる角度を有する状態に屈折させる。本実施例では、第2の拡大レンズ25は、凹レンズで構成されている。第2の拡大レンズ25を通過した像が、第2の投射口12を通して画像形成装置100の右側に配置された投影対象に向けて投射される。第2の平面ミラー24、第2の拡大レンズ25は、鏡筒ケース5に支持されている。なお、第2の平面ミラー24は、第1の平面ミラー19と同様の構成であってよい。また、第1の投影ユニット18と同様、第2の投影ユニット23についても、図11に示すような反射拡大部材31を用いて像を反射すると共に拡大する構成とすることができる。
図4(a)に示すように、画像形成装置100の正面側面においては、第1の投影ユニット18によって、案内すべき操作箇所が含まれるように操作案内を構成する像が拡大される。また、右側面においても同様に、第2の投影ユニット23によって、案内すべき操作箇所が含まれるように操作案内を構成する像が拡大される。例えば、正面側においては、前扉112を開くことを案内する場合には、前扉把手112aに光が当てられる。また、消耗品の交換を案内する場合には、開放された前扉112の内側面112b(図3(b))に作業手順が表示されたり、装置本体101の正面側に露出した消耗品に光が当てられたりする。また、右側面においては、右扉116を開くことを案内する場合には、右扉把手116aに光が当てられる。また、紙詰まりの処理の手順を案内する場合には、開放された右扉116の内側面やシート搬送部107に操作箇所を示す案内などが表示される。このとき、画像形成装置100の正面側と右側のそれぞれに対して像の拡大を行っているため、投影領域は不要エリアを大きく含まない。そのため、像の画素が荒くなって操作案内を判別することが難しくなることを抑制することができる。
また、本実施例では、画像形成装置100の正面側においては右側上方から左側下方への投射を行うものではなく、また画像形成装置100の右側においては正面側上方から奥側下方への投射を行うものではない。そのため、画像形成装置100の正面側では、操作者が右手で作業する場合に、投射される像に操作者の右手による影が生じる可能性が低減される。また、画像形成装置100の右側では、操作者が画像形成装置100の前に立って作業する場合に、投影される像に操作者の手による影が生じる可能性が低減される。ここで、本実施例では、第1の投影ユニット18は、画像形成装置100の正面側面において左右方向の略中央に配置されているが、正面側から見たとき左右方向の略中央又は中央より左側に配置されていれば上記同様の効果が得られる。また、本実施例では、第2の投影ユニット23は右側面において奥側端部に配置されているが、正面側から見たとき奥行方向の略中央又は中央より奥側に配置されていれば上記同様の効果が得られる。
なお、上述のものを含み、プロジェクタユニット1による操作案内の投影対象としては次のものが例示できる。画像形成装置の一の側面側において開放可能な扉部材の外部(前扉112、小扉114、回収扉115、右扉116、手差しトレイ141の外側面や把手)。扉部材の内部(前扉112、回収扉115、右扉116、手差しトレイ141の内側面や内側面に設けられたスクリーン)。画像形成装置の一の側面側において引き出し可能な収容部材の外部(シート収容部131の外側面や把手)。収容部材が引き出された状態における収容部材の内部(シート収容部131の内部)。収容部材が引き出された状態における収容部材に収容された収容物(シート収容部131内のシートS)。扉部材が開放された状態で画像形成装置に対して着脱可能な消耗品(トナーカートリッジ127、ドラムユニット201、現像ユニット202)。扉部材が開放された状態において消耗品の着脱のために操作される被操作部(小扉114)。扉部材が開放された状態におけるシート搬送部(シート搬送路、搬送部材など)。シート搬送部からシートを除去するために操作される被操作部(シート搬送路を移動させたり搬送部材を移動(回転)させたりするためのレバーや摘みなど)。扉部材が開放された状態におけるシート搬送部にあるシート(紙詰まりを起こした記録用紙など)。画像形成装置の一の側面側の床面。なお、画像形成装置の第1、第2の側面側に配置された単一又は複数の投影対象は、それぞれ独立して、上記例示のものうち一つであってよい。好ましくは、第1の側面側に配置された投影対象に投影される像は、第1の側面側に配置された操作対象に関する操作案内であり、第2の側面側に配置された投影対象に投影される像は、第2の側面側に配置された操作対象に関する操作案内である。これにより、操作対象の近くにその操作対象に関する操作案内を表示することができる。
また、本実施例では、画像形成装置100の正面側と右側において同時に像を投影することが可能である。しかし、画像形成装置100の正面側での像の投影と右側での像の投影とを切り換えて行ってもよい。その場合、本実施例における分配反射ユニット15の代わりに、図12に示すような分配部の構成を用いることができる。図12の例では、鏡筒ユニット3は、分配反射部材としての回動可能なミラー32を有する。ミラー32は、プロジェクタ2からの像を第1の方向に向けて反射する第1の位置(図12(a))と、第2の方向に向けて反射する第2の位置(図12(b))と、の間で移動可能な分配反射部(ミラー面)32aを有する。この場合、図12(c)に示すように、制御部Cが、投影すべき操作案内に応じて、駆動源Mによって駆動伝達部材(図示せず)を介してミラー32を回動させる。これにより、画像形成装置100の正面側と右側とに選択的に切り換えて像を投影することができる。
また、図13に示すように、プロジェクタ部14を、正面側の投影対象に投影される像を投射する場合の第1の位置(図13(a))と、右側に配置された投影対象に投影される像を投射する場合の第2の位置(図13(b))とに移動させてもよい。プロジェクタ部14は、本実施例と同様にプロジェクタ2とレンズユニット13とを有した構成とすることができる。この場合、図13(c)に示すように、制御部Cが、投影すべき操作案内に応じて、駆動源Mによって駆動伝達部材(図示せず)を介してプロジェクタ部14の向きを変え、投射方向(光軸方向)を変更する。これにより、画像形成装置100の正面側と右側とに選択的に切り換えて像を投影することができる。プロジェクタ部14から投射された像は直接第1、第2の投影部18、23に投射されるようになっていてもよいし、適宜配置された反射部(ミラー)によって第1、第2の投影部18、23まで導かれるようになっていてもよい。この場合、プロジェクタ部14から投射される像を第1、第2の方向に分配する分配部は、プロジェクタ2を移動させる移動手段としての駆動源Mなどを有して構成される。
また、本実施例では、プロジェクタ2は、プロジェクタユニット1から取り外して単体で投影装置としても使えるようになっている。しかし、プロジェクタ2として、本実施例におけるプロジェクタ2から像を拡大して投射するための投射レンズ部分を除いたものを用いてもよい。つまり、プロジェクタユニット1は、プロジェクタからの距離によらず拡大(及び縮小)されない像を投射するプロジェクタを有する構成とすることができる。この場合、鏡筒ユニット3には、本実施例におけるレンズユニット13を設ける必要が無くなる。
以上、本実施例によれば、プロジェクタユニット1は、画像形成装置100の側面上(面内)に配置される。そして、本実施例では、プロジェクタ部14から投影される像を形成する光線が通過する光路は、光軸方向に沿ってプロジェクタ部14からの距離が遠くなるに従い拡大されることはない。そのため、鏡筒ユニット3を、画像形成装置100の側面から大きく張り出すことない構成とすることが可能である。また、本実施例では、画像形成装置100の正面側においては左右方向の略中央において上方から下方に向けて像が投影されるため、操作者が右手で作業する場合、投影画像に対して右手による陰が生じる可能性を低減できる。また、本実施例では、画像形成装置100の右側においては後側上方から前側下方に向けて像が投影されるため、操作者が画像形成装置100の前に立って作業する場合、投影画像に対して操作者の手による陰が生じる可能性を低減できる。また、本実施例では、正面側と右側とのそれぞれにおいて、投影対象を含む必要な投影領域に合わせて像の拡大が行われるため、単位面積あたりの画素が荒くなって投射される画像や動画が見えにくくなることを抑制することが可能である。したがって、本実施例によれば、単一のプロジェクタによって異なる側面側の投影対象に操作案内を投影する構成において、投影に関する構成が操作の妨げになることを抑制し、分かりやすい操作案内を表示することができる。
[その他]
以上、本発明を具体的な実施例に即して説明したが、本発明は上述の実施例に限定されるものではない。
以上、本発明を具体的な実施例に即して説明したが、本発明は上述の実施例に限定されるものではない。
上述の実施例では、プロジェクタ部は画像形成装置の正面側面上に配置されていたが、例えば右側面上に配置してもよい。この場合、分配部も右側面上に配置すると共に、第1の方向に分配された像が通過する第2の鏡筒部を右側面上の第1部分と正面側面上の第2部分とで構成し、第2の方向に分配された像が通過する第3の鏡筒部を右側面上に配置すればよい。
また、上述の実施例では、投影手段は画像形成装置の正面側と右側とに像を投影するものであったが、投影手段が像を投影する画像形成装置の側面は正面側と右側とに限定されるものではない。例えば、画像形成装置の正面側と左側に像を投影するようにしてもよい。また、例えば、上述の実施例の構成に対して、第2の方向に分配された像を画像形成装置の奥側で奥側側面に沿って左側に向けて反射する反射部を加えるなどして、画像形成装置の奥側に像を投影するようにしてもよい。
また、上述の実施例では、複数の画像形成部を備えたカラー画像形成装置に本発明を適用したが、本発明は単一の画像形成部を備えた単色(例えばブラック)用の画像形成装置にも適用できるものであり、上述の実施例と同様の効果を得ることができる。
1 プロジェクタユニット
2 プロジェクタ
3 鏡筒ユニット
13 レンズユニット(コリメート部)
14 プロジェクタ部
15 分配反射ユニット(分配反射部)
18 第1の投影ユニット(第1の投影部)
21 転向反射ユニット
23 第2の投影ユニット(第2の投影部)
2 プロジェクタ
3 鏡筒ユニット
13 レンズユニット(コリメート部)
14 プロジェクタ部
15 分配反射ユニット(分配反射部)
18 第1の投影ユニット(第1の投影部)
21 転向反射ユニット
23 第2の投影ユニット(第2の投影部)
Claims (14)
- シートに画像を形成する画像形成部を有する画像形成装置において、
前記画像形成装置の第1、第2の側面側にそれぞれ配置された投影対象に上方から像を投影することが可能な投影手段を有し、該投影手段は、
像を投射するプロジェクタ部であって該プロジェクタ部からの距離によらず拡大されない像を投射するプロジェクタ部と、
前記プロジェクタ部から投射される像を第1、第2の方向に分配する分配部と、
前記分配部により前記第1の方向に分配された像を前記第1の側面側に配置された投影対象に上方から投影する、前記第1の側面上に設けられた第1の投影部と、
前記分配部により前記第2の方向に分配された像を前記第2の側面側に配置された投影対象に上方から投影する、前記第2の側面上に設けられた第2の投影部と、
を有することを特徴とする画像形成装置。 - 前記プロジェクタ部は、プロジェクタであって該プロジェクタからの距離が遠くなるに従い拡大される像を投射するプロジェクタと、コリメート部であって前記プロジェクタから投射された像を該コリメート部からの距離によらず拡大されない像に変えるコリメート部と、を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記プロジェクタ部は、プロジェクタであって該プロジェクタからの距離によらず拡大されない像を投射するプロジェクタを有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記分配部は、前記プロジェクタ部から投射された像のうち前記第1の側面側に配置された投影対象に投影される像を前記第1の方向に向けて反射する第1の分配反射部と、前記プロジェクタ部から投射された像のうち前記第2の側面側に配置された投影対象に投影される像を前記第2の方向に向けて反射する第2の分配反射部と、を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 前記分配部は、前記プロジェクタ部から投射された前記第1の側面側に配置された投影対象に投影される像を前記第1の方向に向けて反射する第1の位置と、前記プロジェクタ部から投射された前記第2の側面側に配置された投影対象に投影される像を前記第2の方向に向けて反射する第2の位置と、の間で移動可能な分配反射部を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 前記分配部は、前記プロジェクタ部を、前記第1の側面側に配置された投影対象に投影される像を投射する場合の第1の位置と、前記第2の側面側に配置された投影対象に投影される像を投射する場合の第2の位置と、の間で移動させる移動手段を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 前記第1の投影部は、前記分配部からの像を前記第1の側面側に配置された投影対象に向けて反射する第1の反射部と、第1の拡大部であって前記第1の反射部で反射された像を該第1の拡大部からの距離が遠くなるに従い拡大される像に変える第1の拡大部と、を有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 前記第1の投影部は、第1の反射拡大部であって前記分配部からの像を前記第1の側面側に配置された投影対象に向けて反射すると共に該第1の反射拡大部からの距離が遠くなるに従い拡大される像に変える第1の反射拡大部を有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 前記第2の投影部は、前記分配部からの像を前記第2の側面側に配置された投影対象に向けて反射する第2の反射部と、第2の拡大部であって前記第2の反射部で反射された像を該第2の拡大部からの距離が遠くなるに従い拡大される像に変える第2の拡大部と、を有することを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 前記第2の投影部は、第2の反射拡大部であって前記分配部からの像を前記第2の側面側に配置された投影対象に向けて反射すると共に該第2の反射拡大部からの距離が遠くなるに従い拡大される像に変える第2の反射拡大部を有することを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 前記第1、第2の側面は、互いに隣り合う側面であり、
前記プロジェクタ部は、前記第1の側面側に配置され、
前記分配部は、前記第1の側面に沿って前記第1、第2の方向に像を分配し、
前記投影手段は、前記分配部により前記第1の側面に沿って前記第2の方向に分配された像を、前記第2の側面に沿って前記第2の投影部に向かう方向に反射する転向反射部を有することを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の画像形成装置。 - 前記画像形成装置の外側に設けられ前記画像形成部の動作に関する指示を入力するための操作部が配置された側面側を前記画像形成装置の正面側としたとき、前記第1の側面は前記画像形成装置の正面側の側面であることを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
- 前記第1の投影部は、前記画像形成装置を正面側から見たとき左右方向の略中央又は中央より左側に配置されており、前記第2の投影部は、前記画像形成装置を正面側から見たとき奥行方向の略中央又は中央より奥側に配置されていることを特徴とする請求項12に記載の画像形成装置。
- 前記第1の側面側に配置された投影対象に投影される像は、前記第1の側面側に配置された操作対象に関する操作案内であり、前記第2の側面側に配置された投影対象に投影される像は、前記第2の側面側に配置された操作対象に関する操作案内であることを特徴とする請求項1〜13のいずれか一項に記載の画像形成装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016236259A JP2018089875A (ja) | 2016-12-05 | 2016-12-05 | 画像形成装置 |
US15/825,567 US10197960B2 (en) | 2016-12-05 | 2017-11-29 | Image forming apparatus including image projector |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016236259A JP2018089875A (ja) | 2016-12-05 | 2016-12-05 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018089875A true JP2018089875A (ja) | 2018-06-14 |
Family
ID=62240103
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016236259A Pending JP2018089875A (ja) | 2016-12-05 | 2016-12-05 | 画像形成装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US10197960B2 (ja) |
JP (1) | JP2018089875A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7175678B2 (ja) | 2018-08-30 | 2022-11-21 | キヤノン株式会社 | 現像剤補給容器 |
JP2020034788A (ja) | 2018-08-30 | 2020-03-05 | キヤノン株式会社 | 現像剤補給容器 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59198441A (ja) * | 1983-04-26 | 1984-11-10 | Canon Inc | 原稿台ガラスを備えた複写装置に搭載される透過原稿投影装置 |
JPH0749533A (ja) | 1994-06-16 | 1995-02-21 | Casio Comput Co Ltd | プロジェクタ装置 |
JP4725457B2 (ja) | 2006-08-11 | 2011-07-13 | ブラザー工業株式会社 | 排紙装置 |
JP2010128120A (ja) | 2008-11-27 | 2010-06-10 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置 |
JP5433599B2 (ja) * | 2011-02-16 | 2014-03-05 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
JP6605903B2 (ja) | 2015-10-01 | 2019-11-13 | シャープ株式会社 | 画像形成システム |
-
2016
- 2016-12-05 JP JP2016236259A patent/JP2018089875A/ja active Pending
-
2017
- 2017-11-29 US US15/825,567 patent/US10197960B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20180157201A1 (en) | 2018-06-07 |
US10197960B2 (en) | 2019-02-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10379475B2 (en) | Image forming apparatus projecting information onto inner surface of open cover | |
US8010016B2 (en) | Optical unit assembly with height adjusting member, image reader and image forming apparatus | |
JP2008176187A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2014076896A (ja) | シート材積載装置、シート材排出装置及び画像形成装置 | |
JP2009058643A (ja) | 画像形成装置 | |
EP2690504A1 (en) | Sheet feeding device, and image forming apparatus provided with same | |
US9637335B2 (en) | Image forming apparatus | |
JP2009058644A (ja) | 画像形成装置 | |
KR20180064303A (ko) | 화상 형성 장치 | |
JP2018089875A (ja) | 画像形成装置 | |
JPWO2013141219A1 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5914378B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5690782B2 (ja) | シート搬送装置、およびこれを備える画像形成装置 | |
JP6624006B2 (ja) | トナー搬送装置、画像形成装置 | |
JP2023002265A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2018092043A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2018092044A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2009058641A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2018154050A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5957432B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2009058642A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2644511B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5870022B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5256959B2 (ja) | 画像形成ユニットおよび画像形成装置 | |
JP2008268715A (ja) | ミラー機構、露光装置、及びこれを備えた画像形成装置 |