JP2018154050A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018154050A JP2018154050A JP2017053504A JP2017053504A JP2018154050A JP 2018154050 A JP2018154050 A JP 2018154050A JP 2017053504 A JP2017053504 A JP 2017053504A JP 2017053504 A JP2017053504 A JP 2017053504A JP 2018154050 A JP2018154050 A JP 2018154050A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image forming
- unit
- forming apparatus
- sheet
- projection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
Abstract
【課題】簡易な構成で正面側の側面に隣接する側面側の投影対象に操作案内を投影できると共に、操作案内が操作者によって遮られることや投影手段自体によって死角ができることを抑制できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】シートに画像を形成する画像形成部102を備えた装置本体101と、装置本体101の外側に設けられ画像形成部102の動作に関する指示を入力するための操作部2と、を有する画像形成装置100は、操作部2が配置された側面側を画像形成装置100の正面側としたとき、画像形成装置100の正面側の側面に隣接する側面側に配置された投影対象に、該隣接する側面側かつ該投影対象の上方に配置された投影部14から操作案内を投影する投影手段1を有し、投影部14は、画像形成装置100を正面側から見たときの奥行方向における投影対象116が配置された領域の略中央Bよりも奥側に配置されている構成とする。
【選択図】図3
【解決手段】シートに画像を形成する画像形成部102を備えた装置本体101と、装置本体101の外側に設けられ画像形成部102の動作に関する指示を入力するための操作部2と、を有する画像形成装置100は、操作部2が配置された側面側を画像形成装置100の正面側としたとき、画像形成装置100の正面側の側面に隣接する側面側に配置された投影対象に、該隣接する側面側かつ該投影対象の上方に配置された投影部14から操作案内を投影する投影手段1を有し、投影部14は、画像形成装置100を正面側から見たときの奥行方向における投影対象116が配置された領域の略中央Bよりも奥側に配置されている構成とする。
【選択図】図3
Description
本発明は、ジャム(紙詰まり)の処理や消耗品の交換などの操作手順などを操作者に知らせる操作案内の表示を行う画像形成装置に関するものである。
従来、電子写真方式を用いた複写機などの画像形成装置では、ジャム(紙詰まり)の処理、消耗品や部品の交換、現像剤の補給、用紙の補給などの操作者による操作が必要となることがある。そのため、画像形成装置では、一般に正面側の側面(ここでは、「前側面」ともいう。)側に設けられた操作部の画面において、作業手順、装置の状態あるいは注意事項などの情報を操作者に知らせる操作案内の表示が行われている。
しかし、操作部に設けられた画面が小さいことや、操作部の画面と操作箇所とが遠いことにより、操作手順や操作箇所を操作者が認識しにくいことがある。
そこで、特許文献1では、画像形成装置に複数のスクリーンを設け、操作箇所に応じていずれかのスクリーンにプロジェクタから操作案内を投影することが提案されている。
また、特許文献2では、手差しトレイの用紙載置面に設けた液晶表示部に操作案内を表示したり、手差しトレイの用紙載置面にプロジェクタから操作案内を投影したりすることが提案されている。
しかしながら、特許文献1に記載の画像形成装置では、複数のスクリーンを設置する必要がある。また、その複数のスクリーンに対して適切な表示をするために投影手段の向きを変える手段や倍率の調整手段を必要とするため、装置が大きく複雑となり、結果として高価なものとなってしまう。
また、画像形成装置は、正面側から消耗品の交換や用紙のセットなどが可能とされることが多い。しかし、正面側から見た場合の右側面などの、前側面に隣接する側面(ここでは、「横側面」ともいう。)側からもジャムの処理や用紙の手差しでのセットなどが可能とされることがある。操作者がジャムの処理や用紙のセットなどの操作を行う場合、上から操作箇所を見下ろすことが多いため、プロジェクタにより操作案内を表示するためには、上方から下方に向けて投影を行うことが望ましい。
しかしながら、画像形成装置の横側面側の投影対象に上方から操作案内を投影する場合、投影手段の配置によっては、投影される操作案内が操作者によって遮られたり、投影手段自体によって死角ができて操作者の操作を妨げたりする可能性がある。画像形成装置の横側面側の操作対象の操作を行う場合、操作者は画像形成装置の前側面に近接した位置で操作を行うことが多いため、投影手段自体による死角ができやすい。特許文献2に記載の画像形成装置では、これらの点については考慮されていない。
したがって、本発明の目的は、簡易な構成で正面側の側面に隣接する側面側の投影対象に操作案内を投影できると共に、操作案内が操作者によって遮られることや投影手段自体によって死角ができることを抑制できる画像形成装置を提供することである。
上記目的は本発明に係る画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、シートに画像を形成する画像形成部を備えた装置本体と、前記装置本体の外側に設けられ前記画像形成部の動作に関する指示を入力するための操作部と、を有する画像形成装置において、前記操作部が配置された側面側を前記画像形成装置の正面側としたとき、前記画像形成装置の正面側の側面に隣接する側面側に配置された投影対象に、該隣接する側面側かつ該投影対象の上方に配置された投影部から操作案内を投影する投影手段を有し、前記投影部は、前記画像形成装置を前記正面側から見たときの奥行方向における前記投影対象が配置された領域の略中央よりも奥側に配置されていることを特徴とする画像形成装置である。
本発明の他の態様によると、シートに画像を形成する画像形成部を備えた装置本体と、前記装置本体の外側に設けられ前記画像形成部の動作に関する指示を入力するための操作部と、を有する画像形成装置において、前記操作部が配置された側面側を前記画像形成装置の正面側としたとき、前記画像形成装置の正面側の側面に隣接する側面側に開放可能な扉部材と、前記隣接する側面側に配置された投影対象に、該隣接する側面側かつ該投影対象の上方に配置された投影部から操作案内を投影する投影手段と、を有し、前記投影部は、前記扉部材が閉じられた状態で前記扉部材の外側面よりも前記装置本体の内部側に配置されていることを特徴とする画像形成装置が提供される。
本発明によれば、簡易な構成で正面側の側面に隣接する側面側の投影対象に操作案内を投影できると共に、操作案内が操作者によって遮られることや投影手段自体によって死角ができることを抑制できる。
以下、本発明に係る画像形成装置を図面に則して更に詳しく説明する。
[実施例1]
1.画像形成装置の概略構成
図1は、本実施例の画像形成装置100の断面図である。本実施例の画像形成装置100は、電子写真方式を用いてフルカラー画像を形成することのできる、複写機、プリンタ、ファクシミリ装置の機能を備えた複合機である。
1.画像形成装置の概略構成
図1は、本実施例の画像形成装置100の断面図である。本実施例の画像形成装置100は、電子写真方式を用いてフルカラー画像を形成することのできる、複写機、プリンタ、ファクシミリ装置の機能を備えた複合機である。
ここで、画像形成装置100に関して、図1の紙面手前側を「正面(又は前)」、紙面奥側を「奥(又は後)」とする。画像形成装置100の正面側と奥側とを結ぶ奥行方向(前後方向)は、後述する感光ドラム203の回転軸線方向と略平行である。また、画像形成装置100に関して左右方向は、画像形成装置100を正面側から見た場合の左右方向を言う。また、画像形成装置100に関して上下方向は重力方向の上下方向を言うものであるが、直上、真下のみを意味するものではなく、注目する要素又は位置を通る水平面より上側、下側を含むものである。これらの方向は、画像形成装置100が通常の使用が可能なように設置された状態での方向を言うものである。
画像形成装置100は、装置本体101を有する。装置本体101には、画像形成部102、シート給送装置103、手差し給送部104、原稿読取部105、シート搬送部107、制御部Cなどが設けられている。
画像形成部102には、プロセスユニット121、レーザースキャナーユニット122、中間転写ユニット123、二次転写ローラ124、定着装置125、排出ローラ126、トナーカートリッジ127、回収容器128などが設けられている。
本実施例では、4個のプロセスユニット121が略水平方向に並べて配置されている。これら4個のプロセスユニット121の構成は、画像形成に用いるトナーの色が異なることを除いて実質的に同一である。図2は、代表して1つのプロセスユニット121をより詳しく示す断面図である。プロセスユニット121は、ドラムユニット201と、現像ユニット202と、を有する。ドラムユニット201は、ドラム型(円筒形)の感光体(電子写真感光体)である感光ドラム203、帯電ローラ204、ドラムクリーナ205、これらを支持するドラムユニット容器206などを有して構成される。現像ユニット202は、現像ローラ207、搬送スクリュー208、これらを支持すると共に現像剤を収容する現像ユニット容器209などを有して構成される。本実施例では、現像ユニット202は、現像剤としてトナー(非磁性トナー粒子)とキャリア(磁性キャリア粒子)とを備えた二成分現像剤を用いる。ドラムユニット201と現像ユニット202とは、個別に装置本体101に対し挿抜して着脱可能とされている。
中間転写ユニット123は、複数の張架ローラに張架された中間転写ベルト210、中間転写ベルト210の内周面側において各感光ドラム203に対応して設けられた一次転写ローラ211、ベルトクリーナ212などを有して構成される。また、本実施例では、4個のプロセスユニット121に対応して4個のトナーカートリッジ127が略水平方向に並べて配置されている。各トナーカートリッジ127には、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナーが収容されている。各トナーカートリッジ127は、個別に装置本体101に対し挿抜して着脱可能とされている。
シート給送装置103は、記録用紙などのシート(転写材、記録材)Sを収容する収容部材としての複数のシート収容部131、シート収容部131に収容されたシートSを送り出す給送ローラ132などを有して構成される。シート収容部131は、装置本体101の正面側に引き出し可能とされている。
手差し給送部104は、シートSが載置されるシート載置部としての手差しトレイ141、手差しトレイ141に載置されたシートSを送り出す手差し給送ローラ142などを有して構成される。手差しトレイ141は、装置本体101の右側面に開閉可能に設けられている。手差し給送部104が使用される場合は、手差しトレイ141が開放されてシートSの給送が可能となる位置に突出させられ、その突出している手差しトレイ141にシートSが載置される。
原稿読取部105は、原稿載置台としてのプラテンガラス151、読取装置152などを有して構成される。読取装置152は、プラテンガラス151に載置された原稿を光学的に読み取って電気信号に変換する。また、本実施例では、読取装置152により複数の原稿を連続的に読み取ることを可能とするために、原稿読取部105の上部に原稿を送り出す自動原稿給送装置106が配置されている。
シート搬送部107は、シート給送装置103、手差し給送部104から送り出されたシートSを搬送するシート搬送路171、シートSの斜行の補正及びシートSの搬送タイミングの制御を行うレジストローラ172などを有して構成される。
回収容器128は、画像形成部102から排出される廃棄物としてのトナーを回収する容器である。回収容器128は、装置本体101に対し挿抜して着脱可能とされている。
本実施例では、画像形成装置100の各部の動作は、装置本体101に設けられた制御部Cによって統括的に制御される。
2.画像形成動作
次に、画像形成装置100の画像形成動作について、複写動作を例として説明する。制御部Cから画像読取部105に画像読取信号が出力されると、画像読取部105により原稿の画像が読み取られ、画像形成部102に画像情報が送られる。画像形成部102では、帯電ローラ204によって一様に帯電させられた感光ドラム203の表面に、レーザースキャナーユニット122から画像情報に対応したレーザー光が照射され、感光ドラム203上に静電潜像(静電像)が形成される。感光ドラム203上に形成された静電潜像は、現像ユニット202によってトナーが供給されて現像(可視化)され、感光ドラム203上にトナー像が形成される。感光ドラム203上に形成されたトナー像は、中間転写ベルト210と感光ドラム203とが接触する一次転写部において、一次転写ローラ211の作用により中間転写ベルト210上に一次転写される。例えば、フルカラー画像の形成時には、各感光ドラム203上に形成されたイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のトナー像が、中間転写ベルト210上に重ね合わせるようにして順次一次転写される。
次に、画像形成装置100の画像形成動作について、複写動作を例として説明する。制御部Cから画像読取部105に画像読取信号が出力されると、画像読取部105により原稿の画像が読み取られ、画像形成部102に画像情報が送られる。画像形成部102では、帯電ローラ204によって一様に帯電させられた感光ドラム203の表面に、レーザースキャナーユニット122から画像情報に対応したレーザー光が照射され、感光ドラム203上に静電潜像(静電像)が形成される。感光ドラム203上に形成された静電潜像は、現像ユニット202によってトナーが供給されて現像(可視化)され、感光ドラム203上にトナー像が形成される。感光ドラム203上に形成されたトナー像は、中間転写ベルト210と感光ドラム203とが接触する一次転写部において、一次転写ローラ211の作用により中間転写ベルト210上に一次転写される。例えば、フルカラー画像の形成時には、各感光ドラム203上に形成されたイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のトナー像が、中間転写ベルト210上に重ね合わせるようにして順次一次転写される。
一方、制御部Cからシート給送信号がシート給送装置103に出力されると、シート収容部131からシートSが給送ローラ132により送り出される。制御部Cからシート給送信号が手差し給送部104に出力されると、手差しトレイ141からシートSが手差し給送ローラ142により送り出される。その後、シートSは、シート搬送路171を搬送され、レジストローラ172によって斜行が補正されると共に中間転写ベルト210上のトナー像とタイミングが合わされて、中間転写ベルト210と二次転写ローラ124とが接触する二次転写部に送られる。二次転写部は、中間転写ベルト210の複数の張架ローラのうちの一つである二次転写対向ローラ213と二次転写ローラ124とが中間転写ベルト7を介して当接されることで形成されている。
中間転写ベルト210上に形成されたトナー像は、二次転写部において、二次転写ローラ124の作用によりシートS上に二次転写される。トナー像が二次転写されたシートSは、定着装置125により加熱及び加圧されることによりトナー像が定着(溶融固着)される。トナー像が定着されたシートSは、排出ローラ126により、装置本体101の外部に設けられた排出部としての排出トレイ111に排出されて載置される。
また、一次転写工程後に感光ドラム203上に残ったトナー(一次転写残トナー)は、ドラムクリーナ205によって感光ドラム203上から除去されて回収される。また、二次転写後に中間転写ベルト210上に残ったトナー(二次転写残トナー)は、ベルトクリーナ212によって中間転写ベルト210上から除去されて回収される。ドラムクリーナ205、ベルトクリーナ212によって回収されたトナーは、回収トナー搬送路(図示せず)を経由して回収容器128に収容される。また、画像形成部102には、トナーカートリッジ127から供給されるトナーが貯留され、現像によって消費された分のトナーを現像ユニット202に補給するトナーホッパー(図示せず)が設けられている。現像によってトナーホッパー内のトナーが消費されると、トナーカートリッジ127からトナーホッパーにトナーが供給される。
3.操作部等
図3は、本実施例の画像形成装置100の前側面、右側面及び上面の各一部が表された斜視図である。また、図4は、手差しトレイ141が開放された状態の画像形成装置100の前側面、右側面及び上面の各一部が表された斜視図である。また、図5は、後述する右扉116が開放された状態の画像形成装置100の一部の概略断面図である。なお、本実施例では、開閉可能な扉部材が閉じられ、引き出し可能な収容部材が収納された状態では、画像形成装置100は、上方から見た場合に、前側面と後側面とが略平行かつ左側面と右側面とが略平行な略矩形形状を有する。
図3は、本実施例の画像形成装置100の前側面、右側面及び上面の各一部が表された斜視図である。また、図4は、手差しトレイ141が開放された状態の画像形成装置100の前側面、右側面及び上面の各一部が表された斜視図である。また、図5は、後述する右扉116が開放された状態の画像形成装置100の一部の概略断面図である。なお、本実施例では、開閉可能な扉部材が閉じられ、引き出し可能な収容部材が収納された状態では、画像形成装置100は、上方から見た場合に、前側面と後側面とが略平行かつ左側面と右側面とが略平行な略矩形形状を有する。
本実施例では、画像形成装置100は、前側面、より詳細には、画像読取部105の正面側面に、シートSの処理条件などの諸設定や画像形成動作の開始指示などを制御部Cに入力するための操作部2を有する。本実施例では、操作部2は、画像読取部105の前側面から前側に突出して設けられている。また、本実施例では、操作部2は、画像形成装置100を正面側から見た場合に、左右方向の中央より右側に設けられている。
操作部2は、制御部Cに指示を入力するための入力手段としてのボタン(スイッチ)21、ユーザーやメンテナンス担当者などの操作者に対して情報を表示するための表示手段としてのディスプレイ(液晶画面)22などを有して構成される。なお、本実施例では、ディスプレイ22は、タッチパネルで構成されており、入力手段の機能も有する。操作者は、通常、画像形成装置100の正面側から操作部2を操作することで、制御部Cに必要事項を入力し、画像形成動作を開始させることができる。
画像形成装置100は、上述のように画像形成装置100の外側に設けられ画像形成部102の動作に関する指示を入力するための操作部2が設けられた画像形成装置100の正面側から、メンテナンス(保守・交換)を行えるようになっている。つまり、画像形成装置100の前側面には、装置本体101の内部の少なくとも一部を画像形成装置100の外部に露出させるための開放可能な扉部材としての前扉112が設けられている。前扉112が開放されると、トナーカートリッジ127の正面側の端部、プロセスユニット121の正面側の端部を画像形成装置100の外部に露出させるための小扉などが、画像形成装置100の外部に露出する。また、その小扉を開放することで、ドラムユニット201と現像ユニット202とを個別に前後方向に挿抜して装置本体101に対し着脱することができるようになっている。また、画像形成装置100の正面側には、前扉112の下方に、シート収容部131の前側面である収容部外側面131aが配置されている。シート収容部131は、装置本体101から引き出された状態で、シートSがセット(収容)される。また、画像形成装置100の正面側には、前扉112の下方に、回収容器128を画像形成装置100の外部に露出させるための開放可能な扉部材としての回収扉115が設けられている。回収扉115を開放することで、回収容器128を前後方向に挿抜して装置本体101に対し着脱することができるようになっている。
一方、画像形成装置100の右側面には、装置本体101の内部の少なくとも一部を画像形成装置100の外部に露出させるための開放可能な扉部材としての右扉116が設けられている。右扉116を開放することで、シート搬送路171においてジャムが生じた際の処理(ジャムを起こしたシートSの除去)を行うことができるようになっている。図5に示すように、右扉116は、下側端部に設けられたヒンジにより回動可能に装置本体101に連結されている。そして、右扉116は、図3に示すように、右扉把手116aを操作することで、水平方向と略平行な回動軸線を中心として上方から下方に回動させて開放し、下方から上方に回動させて閉じることができるようになっている。右扉116を開放することで、シート搬送路171にあるシートSを取り除くことができる。また、右扉116には、手差し給送部104が設けられている。図4に示すように、手差し給送部104の手差しトレイ141は、下側端部に設けられたヒンジにより回動可能に右扉116に連結されている。そして、手差しトレイ141は、図3に示すように、手差しトレイ把手141aを操作することで、水平方向と略平行な回動軸線を中心として上方から下方に回動させて開放し、下方から上方に回動させて閉じることができるようになっている。手差しトレイ141は、開放された状態で、シートSがセット(載置)される。
4.プロジェクタユニット
次に、本実施例における操作案内(案内表示、誘導表示)を投影する投影手段について説明する。
次に、本実施例における操作案内(案内表示、誘導表示)を投影する投影手段について説明する。
本実施例では、画像形成装置100は、操作部2が配置された側面側を正面側としたとき、正面側の側面(「前側面」)に隣接する側面(「横側面」)側に配置された投影対象に操作案内を投影する投影手段としてのプロジェクタユニット1を有する。プロジェクタユニット1は、画像形成装置100の横側面側に配置された投影対象に、該横側面側かつ該投影対象の上方に配置された投影部(投影口14)から操作案内を投影する。そして、本実施例では、該投影部は、画像形成装置100を正面側から見たときの奥行方向における該投影対象が配置された領域の略中央より奥側に配置されている。また、本実施例では、プロジェクタユニット1の投影対象に投影される操作案内は、画像形成装置100の横側面側に配置された操作対象に関する操作案内である。
ここで、上方から投影するとは、プロジェクタユニット1の投影光軸(投影部から投射される投影像の光軸)が鉛直方向に対して角度を有した状態で上方から下方に投影することも含み、本実施例では後側上方から前側下方に向けて投影する。また、本実施例では、プロジェクタユニット1の投影部は、画像形成装置100の横側面側に配置された複数の投影対象に同時に又は個別に操作案内を投影できるように配置されている。ここで、複数の投影対象に同時に操作案内を投影するとは、実際に同時に投影することの他、同時に投影できる複数の投影対象のうちいずれかに選択的に投影することも含む。また、操作案内は、操作箇所、操作方向、操作方法などを指示又は説明する照明、文字、記号、図形、静止画(ピクチャ)あるいは動画(アニメーション)などの、任意の形態であってよい。以下、更に詳しく説明する。
図3、図4に示すように、本実施例では、プロジェクタユニット1は、画像形成装置100の右側面、より詳細には、画像読取部105の右側面上及び右扉116より奥側の装置本体101の右側面上に配置されている。プロジェクタユニット1は、プロジェクタ11と、反射ミラー12と、これらを収容するプロジェクタカバー13と、を有して構成され、プロジェクタカバー13に投影部としての投射口14が形成されている。投射口14は、投影可能範囲(図3、図4中のA)内の複数の投影対象よりも上方、かつ、画像形成装置100を正面側から見たときの奥行方向における該複数の投影対象が配置された領域の略中央(図3中のB)よりも奥側に配置されている。つまり、投射口14は、画像形成装置100を正面側から見たときの奥行方向において、画像形成装置100の右側面側の投影対象が配置された領域の略中央Bよりも、画像形成装置100の正面側に立つ操作者から遠い位置に配置されている。また、本実施例では、図5に示すように、投射口14は、右扉116が閉じられた状態で右扉116よりも外側(右側)に突出して配置されている。
なお、画像形成装置100を正面側から見たときの奥行方向における投影対象が配置された領域の略中央とは、画像形成装置100の横側面側に配置された投影対象の最も前側の位置と最も後側の位置との間の略中央である。本実施例では、画像形成装置100の右側面側に配置された投影対象のうち奥行方向の幅がもっとも大きい右扉116の前側端部と後側端部との間の略中央に相当する。本実施例では、シート搬送部107、手差し給送部104におけるシートSの搬送は、シートSの搬送方向と略直交する方向における中央を基準として行われる。そのため、本実施例では、画像形成装置100を正面側から見たときの奥行方向における投影対象が配置された領域の略中央は、画像形成装置100を正面側から見たときのシートSの搬送方向と略直交する方向における略中央に相当する。また、本実施例では、右扉116は、画像形成装置100を正面側から見たときの奥行方向の中央部に配置されている。そのため、本実施例では、画像形成装置100を正面側から見たときの奥行方向における投影対象が配置された領域の略中央は、画像形成装置100の奥行方向の略中央に相当する。
プロジェクタユニット1は、プロジェクタ11が上方かつ前方に向けて投射した光を反射ミラー12が折り返すことで、投射口14を通して下方かつ前方に向けて光を投射する。これにより、プロジェクタユニット1は、投影可能範囲A内の複数の投影対象に対し同時又は個別に操作案内を投影可能となっている。特に、本実施例では、プロジェクタユニット1は、操作部2より下方に光を投射するようになっており、プロジェクタ2の投射口14は、操作部2と略同じ高さに配置されている。ここで、投射口14が操作部2と略同じ高さであるとは、完全に同じ高さであることに限定されず、例えば投射口14が形成された筐体と操作部2の筐体との少なくとも一部が上下方向で重なる位置にある場合などには略同じ高さであると考えられる。また、本実施例では、投射口14は、装置本体101に設けられ画像形成部102に供給するシートSの搬送タイミング又は搬送姿勢の少なくとも一方を制御するレジストローラ172よりも上方に配置されている。
図3に示すように、手差しトレイ141及び右扉116が閉じられた状態では、プロジェクタユニット1は次の投影対象に操作案内を投影することができる。手差しトレイ141の外側面、手差しトレイ141を開放する際に操作する手差しトレイ把手141a、右扉116の外側面、右扉116を開放する際に操作する右扉把手116aなどである。
また、図4に示すように、手差しトレイ141が開放された状態では、プロジェクタユニット1は次の投影対象に操作案内を投影することができる。手差しトレイ141の内側面(シート載置面)141b、手差しトレイ141に載置されたシートSなどである。
また、図5に示すように、右扉116が開放された状態では、プロジェクタユニット1は次の投影対象に操作案内を投影することができる。右扉116が開放されることで露出したシート搬送部107、シート搬送部107に滞留したシートSなどである。
図3に示すように手差しトレイ141及び右扉116が閉じられた状態では、プロジェクタユニット1は、制御部Cの指示により、次のような操作案内を投影することができる。例えば、シート搬送部107におけるジャムが検知された場合などに、右扉116の開放操作を案内するために、右扉116の外側面や右扉把手116を照明することができる。また、右扉116の外側面に操作手順などの指示を表示してもよい。また、例えば、操作部2において手差しトレイ114からのシートSの給送が選択された場合などに、手差しトレイ141の開放操作を案内するために、手差しトレイ141の外側面や手差しトレイ把手141aを照明することができる。また、手差しトレイ114の外側面に操作手順などの指示を表示してもよい。
図4に示すように手差しトレイ141が開放された状態では、プロジェクタユニット1は、制御部Cの指示により、次のような操作案内を投影することができる。手差しトレイ141が開放された状態では、シートSが載置されるシート載置面141bが露出する。そのため、本実施例では、シート載置面141bに、手差しトレイ141から給送されるシートSのサイズなどの情報(画像形成情報)Dを投影する。操作者は、操作対象であるシート載置面141b自体の上に直接的に表示された画像形成情報Dを見ながら、操作対象であるシート側面規制部材141cを適切にセットすることが可能となる。シート側面規制部材141cやその近傍に操作方向などの操作手順の指示を表示してもよい。
図5に示すように右扉116が開放された状態では、プロジェクタユニット1は、制御部Cの指示により、次のような操作案内を投影することができる。右扉116が開放された状態では、装置本体101の内部の少なくとも一部、本実施例ではシート搬送部107の一部などが露出する。そのため、本実施例では、シート搬送部107やシート搬送部107にある操作対象としてのシートSに、ジャムの処理(ジャムを起こしたシートSの除去)に関する操作案内を投影する。なお、本実施例では、投影可能範囲Aは、上述のように手差しトレイ141のシート載置面141bを含むように設定されており、装置本体101の内部のシート搬送部107の一部や開放された右扉60の内側面なども含まれる。
図6は、右扉116が開放された状態の画像形成装置100の右側面の一部を示す斜視図である(右扉116の図示は省略されている。)。右扉116が開放されることで露出するシート搬送部107には、レジストローラ172と、レジストローラ172の上流側のシート搬送路を構成する搬送ガイド171と、搬送ガイド171の上流側のレジスト前ローラ173と、が含まれている。また、右扉116が開放されることで露出するシート搬送部107には、シートSの有無を検知するシート検知手段としての第1のシートセンサ3及び第2のシートセンサ4が含まれている。第1のシートセンサ3は、搬送ガイド171に設けられており、第2のシートセンサ4は、レジスト前ローラ173の上流側に設けられている。なお、シート搬送部107に関して「上流」、「下流」とは、それぞれ画像形成時の通常のシートSの搬送方向における上流、下流を言うものである。
図8は、第1のシートセンサ3の近傍の断面図である。本実施例では、第1のシートセンサ3は、フォトセンサ31と、シート検知部材32と、を有して構成される。シート検知部材32は、シートSと接触し得る先端部32aと、突き当て部32bと、円弧部32cと、を有し、ねじりコイルばね33によって図中時計回り方向に回動するように付勢されている。図8(a)に示すように、シートSが無い時には、シート検知部材32は、ねじりコイルばね33により、搬送ガイド171が備えた突き当て面171aに突き当て部32bが突き当たる位置となる。この状態では、フォトセンサ31の発光部からの光は円弧部32cによって遮られることなく受光部で検知される。第1のシートセンサ3は、この状態の時にシートSが無い状態であると検知する。一方、図8(b)に示すように、シートSが第1のシートセンサ3を通過している時には、先端部32aがシートSにより押し上げられる。この状態では、円弧部32bがフォトセンサ31の発光部と受光部との間を遮蔽する。第1のシートセンサ3は、この状態の時にシートSが有る状態であると検知する。シートSが第1のシートセンサ3を通過した後は、ねじりコイルばね33によりシート検知部材32が図8(a)に示す所定の位置に戻る。なお、本実施例では、第2のシートセンサ4も、上記第1のシートセンサ3と同様の構成とされている。
図7は、右扉116が開放された状態で投影される操作案内の例を示す画像形成装置100の右側面の一部の斜視図である。図7(a)は、ジャムの処理時のシートSの状態の一例として、シートSが、レジスト前ローラ173に至り、第1のシートセンサ3に至っていない状態を示す。この場合、制御部Cが第1、第2のシートセンサ3、4の検知結果に基づいて指示することで、プロジェクタユニット1は、搬送ガイド171の面及びシートSの先端部に、例えばシートSの除去方向を示す上向きの矢印Eなどの操作案内を投影できる。一方、図7(b)は、ジャムの処理時のシートSの状態の他の例として、シートSが二次転写部に相当する位置(二次転写対向ローラ213)に至り、第1のシートセンサ3上にシートSがある状態を示す。この場合、制御部Cが第1、第2のシートセンサ3、4の検知結果に基づいて指示することで、プロジェクタユニット1は、搬送ガイド171上にあるシートSの後端部に、例えばシートSの除去方向を示す下向きの矢印Eなどの操作案内を投影できる。
なお、上述した矢印Eは、その一部が強く光り、その強く光る部分が段階的に遷移する(例えば矢印の基端から先端に向けて移動するなど)アニメーション画像としてもよい。
以上のように、本実施例では、プロジェクタユニット1の投射口14は、投影対象よりも上方、かつ、画像形成装置100を正面側から見たときの奥行方向における投影対象が配置された領域の略中央Bよりも奥側(正面側面から遠い側)に配置される。このとき、投射口14は、画像形成装置100の正面側に立つ操作者から見て投影対象(手差しトレイ141上のシートSや右扉116が開放された状態におけるシート搬送部107など)が見渡せる範囲で正面側に配置することができる。
このように、本実施例では、投射口14から操作案内を下方かつ正面方向に向けて投影することにより、投影手段の向きをかえるための構成などを設けることなく、比較的小型で簡易な構成で、画像形成装置100の右側面側の投影対象に操作案内を投影できる。また、このような投影方向とすることで、投射口14から投射された光を操作者が遮ることを抑制でき、またプロジェクタユニット1自体により死角ができることを抑制できる。つまり、本実施例によれば、操作者が画像形成装置100の正面側から右側面側の操作対象の操作を行っても、操作者がプロジェクタユニット1によって投影される操作案内を遮ることを抑制することができる。また、本実施例によれば、プロジェクタユニット1が画像形成装置100の右側面の外側に突出していても、プロジェクタユニット1自体によって死角ができることを抑制することができる。
[実施例2]
次に、本発明の他の実施例について説明する。本実施例の画像形成装置の基本的な構成及び動作は実施例1の画像形成装置のものと同じである。したがって、本実施例の画像形成装置において実施例1の画像形成装置のものと同一又は対応する機能あるいは構成を有する要素については、実施例1と同一の符号を付して、詳しい説明は省略する。
次に、本発明の他の実施例について説明する。本実施例の画像形成装置の基本的な構成及び動作は実施例1の画像形成装置のものと同じである。したがって、本実施例の画像形成装置において実施例1の画像形成装置のものと同一又は対応する機能あるいは構成を有する要素については、実施例1と同一の符号を付して、詳しい説明は省略する。
図9(a)は、本実施例の画像形成装置100の手差しトレイ141が開放された状態の前側面、右側面及び上面の各一部を示す斜視図である。また、図9(b)は、本実施例の画像形成装置100の右扉116が開放された状態の右側面の一部を示す斜視図である(右扉116の図示は省略されている。)。
本実施例では、プロジェクタユニット1は、画像形成装置100の右側面、より詳細には、右扉116よりも奥側の装置本体101の右側面上に配置されている。そして、本実施例では、プロジェクタユニット1の投射口14は、操作部2よりも低い位置に配置されている。なお、本実施例においても、実施例1と同様、プロジェクタユニット1の投射口14は、レジストローラ57よりも上方に配置されている。
本実施例では、プロジェクタユニット1の投影対象は、図9(a)に示す手差しトレイ141のシート載置面141b、図9(b)に示すレジストローラ172から上流側のシート搬送部107の一部である。
手差しトレイ141のシート載置面141bやレジストローラ172から上流側のシート搬送部107に投影される操作案内は、それぞれ実施例1と同様とすることができる。図9(b)には、シートSの除去方向を示す上向きの矢印EをシートSの先端部及び搬送ガイド171に投影した場合の例を示している。
本実施例では、実施例1よりもプロジェクタユニット1の投影対象が少なく、また投影可能範囲Aは狭い。しかし、本実施例では、プロジェクタユニット1と投影対象との距離が近いため、プロジェクタユニット1に求められる照度は小さくてもよく、プロジェクタユニット1の小型化を図ることができる。なお、プロジェクタユニット1の投影可能範囲Aは適宜設定することが可能である。本実施例のように投影可能範囲Aが比較的狭い場合には、例えば画像形成装置100を正面側から見たときの奥行方向における投影対象が配置された領域の略中央Bよりも奥側の範囲としてもよい。
[実施例3]
次に、本発明の他の実施例について説明する。本実施例の画像形成装置において実施例1の画像形成装置のものと同一又は対応する機能あるいは構成を有する要素については、実施例1と同一の符号を付して、詳しい説明は省略する。
次に、本発明の他の実施例について説明する。本実施例の画像形成装置において実施例1の画像形成装置のものと同一又は対応する機能あるいは構成を有する要素については、実施例1と同一の符号を付して、詳しい説明は省略する。
図10(a)は、本実施例の画像形成装置100を上からみた平面図である。また、図10(b)、(c)は、本実施例の画像形成装置100を正面側から見た概略断面図であり、図10(b)は右扉116が閉じられた状態、図10(c)は右扉116が開放された状態を示す。
本実施例では、プロジェクタユニット1は、画像形成装置100の右側面、より詳細には、画像読取部105の右側面上(右扉116より上方)に配置されている。特に、本実施例では、プロジェクタユニット1の投射口14は、右扉116が閉じられた状態で右扉116の外側面よりも装置本体101の内部側に配置されている。また、本実施例では、実施例1と同様、プロジェクタ2の投射口14は、操作部2と略同じ高さ(レジストローラ172より上方)に配置されている。そして、本実施例では、プロジェクタユニット1の投影対象は、開放された右扉116の内側面、シート搬送部107、シート搬送部107にあるシートSなどである。なお、本実施例では、プロジェクタユニット1は、実施例1、2における右扉116を開放した際の操作案内と同様の操作案内を投影することができる。
プロジェクタユニット1の投影対象が主に右扉116の内側や装置本体101である場合、プロジェクタユニット1の投射口14は、右扉116の外側面よりも装置本体101の内部側に配置することができる。この場合、プロジェクタユニット1が画像形成装置100の側面から外側に突出する量を小さくすることができる。したがって、操作者が右扉116を開放して画像形成装置100の正面側から右側面側の操作対象を操作する場合でも、プロジェクタユニット1による操作者に対する死角を発生させにくくすることができる。
本実施例では、上述のようにプロジェクタユニット1による死角が発生しにくいため、プロジェクタユニット1の投射口14の、画像形成装置100を正面側から見たときの奥行方向における配置は、比較的自由度が高い。ただし、操作者がプロジェクタユニット1から投影される操作案内を遮ることを抑制するために、投射口14は画像形成装置100を正面側から見たときの奥行方向における投影対象が配置された領域の略中央B又は略中央Bよりも奥側に配置することが好ましい。本実施例では、投射口14は、画像形成装置100を正面側から見たときの奥行方向における投影対象が配置された領域の略中央Bに配置されている。なお、本実施例においても、実施例1と同様に、画像形成装置100を正面側から見たときの奥行方向における投影対象が配置された領域の略中央は、画像形成装置100を正面側から見たときのシートSの搬送方向と略直交する方向における略中央に相当する。
[その他]
以上、本発明を具体的な実施例に即して説明したが、本発明は上述の実施例に限定されるものではない。
以上、本発明を具体的な実施例に即して説明したが、本発明は上述の実施例に限定されるものではない。
例えば、投影手段の投影対象は、上述の実施例におけるものに限定されるものではない。投影対象は、上述の実施例において例示したものを含み、次に例示するものの少なくとも一つであってよい。画像形成装置の横側面側に開放可能な扉部材の外部(右扉116の外側面や把手など)。該扉部材の内部(右扉116の内側面など)。該扉部材が開放された状態で露出するシート搬送部(レジストローラ172、搬送ガイド171など)。シート搬送部からシートを除去するために操作される被操作部(シート搬送路を移動させたり搬送部材を移動(回転)させたりするためのレバーや摘みなど)。扉部材が開放された状態におけるシート搬送部にあるシート(ジャムを起こした記録用紙など)。画像形成装置の横側面側に開放可能なシート載置部(手差しトレイ141など)。該シート載置部の内側面(手差しトレイ141のシート載置面141aなど)。該シート載置部に載置されたシート(手差しトレイ141に載置された記録用紙など)。画像形成装置の横側面側に引き出し可能な収容部材の外部(シート収容部の外側面や把手など)。収容部材が引き出された状態における収容部材の内部(シート収容部の内部など)。該収容部材が引き出された状態における収容部材に収容された収容物(シート収容部内のシートなど)。画像形成装置の横側面側に開放可能な扉部材が開放された状態で画像形成装置に対して着脱可能な消耗品(トナーカートリッジ、ドラムユニット、現像ユニット、回収容器、あるいはこれらの把手などの操作部など)。該扉部材が開放された状態において消耗品の着脱のために操作される被操作部。画像形成装置の横側面側の床面。
また、上述の実施例では、投影対象のある画像形成装置の横側面は画像形成装置の右側面であったが、これは左側面であってもよい。画像形成装置の左側面側にも、ジャムの処理などのためにシート搬送部を開放するための扉部材や、シートが載置されるシート載置部が設けられることがある。
また、上述の実施例では、複数の画像形成部を備えたカラー画像形成装置に本発明を適用したが、本発明は単一の画像形成部を備えた単色(例えばブラック)用の画像形成装置にも適用できるものであり、上述の実施例と同様の効果を得ることができる。
1 プロジェクタユニット
2 操作部
11 プロジェクタ
14 投射口
104 手差し給送部
107 シート搬送部
116 右扉
141 手差しトレイ
171 搬送ガイド
172 レジストローラ
173 レジスト前ローラ
S シート
2 操作部
11 プロジェクタ
14 投射口
104 手差し給送部
107 シート搬送部
116 右扉
141 手差しトレイ
171 搬送ガイド
172 レジストローラ
173 レジスト前ローラ
S シート
Claims (12)
- シートに画像を形成する画像形成部を備えた装置本体と、前記装置本体の外側に設けられ前記画像形成部の動作に関する指示を入力するための操作部と、を有する画像形成装置において、
前記操作部が配置された側面側を前記画像形成装置の正面側としたとき、前記画像形成装置の正面側の側面に隣接する側面側に配置された投影対象に、該隣接する側面側かつ該投影対象の上方に配置された投影部から操作案内を投影する投影手段を有し、
前記投影部は、前記画像形成装置を前記正面側から見たときの奥行方向における前記投影対象が配置された領域の略中央よりも奥側に配置されていることを特徴とする画像形成装置。 - 前記投影対象は、前記隣接する側面側に開放可能なシート載置部、該シート載置部のシート載置面、又は該シート載置面に載置されたシートの少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記投影対象は、前記隣接する側面側に開放可能な扉部材、該扉部材が開放された状態で露出するシート搬送部、又は該シート搬送部にあるシートの少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
- 前記投影部は、前記操作部と略同じ高さに配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 前記投影部は、前記操作部よりも低い位置に配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 前記投影部は、前記装置本体に設けられ前記画像形成部に供給するシートの搬送タイミング又は搬送姿勢の少なくとも一方を制御するレジストローラよりも上方に配置されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- シートに画像を形成する画像形成部を備えた装置本体と、前記装置本体の外側に設けられ前記画像形成部の動作に関する指示を入力するための操作部と、を有する画像形成装置において、
前記操作部が配置された側面側を前記画像形成装置の正面側としたとき、前記画像形成装置の正面側の側面に隣接する側面側に開放可能な扉部材と、
前記隣接する側面側に配置された投影対象に、該隣接する側面側かつ該投影対象の上方に配置された投影部から操作案内を投影する投影手段と、
を有し、
前記投影部は、前記扉部材が閉じられた状態で前記扉部材の外側面よりも前記装置本体の内部側に配置されていることを特徴とする画像形成装置。 - 前記投影部は、前記画像形成装置を前記正面側から見たときの奥行方向における前記投影対象が配置された領域の略中央又は略中央よりも奥側に配置されていることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
- 前記投影対象は、前記扉部材、該扉部材が開放された状態で露出するシート搬送部、又は該シート搬送部にあるシートの少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項7又は8に記載の画像形成装置。
- 前記投影部は、前記操作部と略同じ高さに配置されていることを特徴とする請求項7〜9のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 前記投影部は、前記装置本体に設けられ前記画像形成部に供給するシートの搬送タイミング又は搬送姿勢の少なくとも一方を制御するレジストローラよりも上方に配置されていることを特徴とする請求項7〜10のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 前記投影対象に投影される操作案内は、前記隣接する側面側に配置された操作対象に関する操作案内であることを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項に記載の画像形成装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017053504A JP2018154050A (ja) | 2017-03-17 | 2017-03-17 | 画像形成装置 |
US15/825,632 US20180157203A1 (en) | 2016-12-05 | 2017-11-29 | Image forming apparatus |
CN201711231749.7A CN108153124A (zh) | 2016-12-05 | 2017-11-30 | 图像形成装置 |
KR1020170164909A KR20180064303A (ko) | 2016-12-05 | 2017-12-04 | 화상 형성 장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017053504A JP2018154050A (ja) | 2017-03-17 | 2017-03-17 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018154050A true JP2018154050A (ja) | 2018-10-04 |
Family
ID=63717580
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017053504A Pending JP2018154050A (ja) | 2016-12-05 | 2017-03-17 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2018154050A (ja) |
-
2017
- 2017-03-17 JP JP2017053504A patent/JP2018154050A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7853158B2 (en) | Image forming apparatus and process cartridge | |
US10379475B2 (en) | Image forming apparatus projecting information onto inner surface of open cover | |
JP2008176187A (ja) | 画像形成装置 | |
KR20180064303A (ko) | 화상 형성 장치 | |
US9939772B2 (en) | Image forming apparatus, toner container attachable to image forming apparatus | |
US20160212278A1 (en) | Image reading device and image forming apparatus | |
US11397402B2 (en) | Image forming apparatus capable of suppressing upsizing of the apparatus and of simplifying a feeding passage of a collected developer | |
US9682832B2 (en) | Sheet feed cassette and image forming apparatus | |
JP2010039391A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5245511B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US4503407A (en) | Display apparatus incorporated in an image-forming apparatus | |
US10197960B2 (en) | Image forming apparatus including image projector | |
US11415928B2 (en) | Image forming apparatus having residual toner collection and discharge | |
JP2009015095A (ja) | 画像形成装置 | |
US20200409288A1 (en) | Image forming apparatus | |
JP2009265464A (ja) | 画像形成装置 | |
US9964916B2 (en) | Image forming apparatus with light emitting surface provided on surface that defines recessed portion | |
JP2018154050A (ja) | 画像形成装置 | |
JP6624006B2 (ja) | トナー搬送装置、画像形成装置 | |
JP2018092044A (ja) | 画像形成装置 | |
US9354590B2 (en) | Image forming apparatus | |
JP2019018422A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2018092043A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2009139451A (ja) | 印刷装置 | |
JP2021086109A (ja) | 表示装置、及び画像形成装置 |