JP2018089035A - コンパクト容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】容器本体に対する中敷部材のセット位置を任意で調整することができ、利き手の違いに影響されることなく中敷部材の開閉操作を良好に行うこと。【解決手段】被収容体8、9が収容される収容部5を有する内容器2、及び内容器が収容された外容器3を備える容器本体4と、収容部を開放可能に閉塞する蓋体6と、容器本体と蓋体との間に配置された中敷部材7とを備え、内容器の下端部と外容器における底壁部10との間には、周方向に沿って延びる間隙部35が設けられ、中敷部材は、底壁部上に配置され、上面に被収容体が載置される第1中敷部材80と、第1中敷部材に対して折り曲げ可能な連結片81を介して一体に連結され、第1中敷部材を上方から覆う第2中敷部材82とを備え、第1中敷部材は、底壁部に対して相対移動可能に底壁部上に配置されると共に、外周縁部が間隙部内に挿入されているコンパクト容器1を提供する。【選択図】図3

Description

本発明は、コンパクト容器に関する。
従来から、例えば下記特許文献1に示されるように、被収容体が収容される有底筒状の容器本体と、容器本体を開放可能に閉塞する蓋体と、容器本体と蓋体との間に配置された中敷シート(シート状の中敷部材)と、を備えたコンパクト容器が知られている。
中敷シートは、容器本体の底面に固定され、その上面に被収容体が載置される下シート部と、ヒンジ部を介して下シート部に一体に連結されると共に、下シート部を上方から覆う上シート部と、を備えている。上シート部をヒンジ部回りに回転させて開操作することで、被収容体を使用することが可能とされている。
特開2013−111414号公報
しかしながら、上記従来のコンパクト容器では、中敷シートが予め決められたセット位置で容器本体に組み合わされているので、ヒンジ部の位置が固定されてしまい、上シート部のヒンジ部回りの開閉操作(回転操作)を決まった方向にしか行うことができない。従って、例えば利き手の違いによって使い易さに影響が出易く、例えば左利きの場合には中敷シートを開閉操作し難いといった不都合が生じてしまう。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、容器本体に対する中敷部材のセット位置を任意で調整することができ、例えば利き手の違いに影響されることなく、中敷部材の開閉操作を良好に行うことができるコンパクト容器を提供することである。
(1)本発明に係るコンパクト容器は、被収容体が収容される収容部を有する筒状の内容器、及び前記内容器が収容された有底筒状の外容器を備える容器本体と、前記容器本体に離脱自在に組み合わされ、前記収容部を開放可能に閉塞する蓋体と、前記内容器の内側に配置されると共に、前記容器本体と前記蓋体との間に配置された中敷部材と、を備え、前記内容器の下端部と前記外容器における底壁部との間には、周方向に沿って延びると共に、少なくとも前記収容部側に開口した間隙部が設けられ、前記中敷部材は、前記底壁部上に配置され、上面に被収容体が載置される第1中敷部材と、前記第1中敷部材に対して折り曲げ可能な連結片を介して一体に連結され、前記第1中敷部材を上方から覆う第2中敷部材と、を備え、前記第1中敷部材は、前記底壁部に対して相対移動可能に前記底壁部上に配置されると共に、外周縁部が前記間隙部内に挿入されている。
本発明に係るコンパクト容器によれば、蓋体を容器本体から離脱させて収容部を開放させた後、連結片を折り曲げながら第1中敷部材を引き上げ、第2中敷部材の上方から外れた位置に変位させることで、第2中敷部材に載置されている被収容体を使用することができる。
特に、第1中敷部材は底壁部上に固定されることなく配置されているだけであるので、底壁部に対して相対移動可能とされている。そのため、例えば被収容体を第1中敷部材の上面に載置する前段階において、中敷部材自体を内容器の周方向に移動させことができる。これにより、中敷部材を底壁部の面内で自由に回転させることができ、容器本体に対する中敷部材のセット位置を任意で調整することができる。
しかも、第1中敷部材の外周縁部が間隙部内に挿入されているので、中敷部材が底壁部から浮き上がり難く、内容器内から離脱(脱落)してしまうことを抑制することができる。これにより、中敷部材を底壁部上に安定に配置させることができ、中敷部材のセット位置の調整を安定して行うことができる。なお、第1中敷部材の外周縁部が間隙部内に挿入されているので、周方向に沿って延びる間隙部の形成範囲内(一定の角度範囲内)で中敷部材を周方向に移動させることができる。
そして、その後に第1中敷部材の上面に被収容体を載置してセットすることで、中敷部材を先ほど調整したセット位置で固定でき、該セット位置で使用し続けることができる。
上述のように、中敷部材のセット位置を任意で調整することができるので、中敷部材の開閉操作、すなわち第2中敷部材の開閉操作を容易に行える位置に連結片を配置させることができる。従って、例えば利き手の違いに影響されることなく、中敷部材の開閉操作を良好に行うことができる。
(2)前記底壁部と前記第1中敷部材との間には、前記内容器の周方向への前記第1中敷部材の移動を許容し、且つ前記内容器の径方向への前記第1中敷部材の移動を規制するガイド部材が設けられても良い。
この場合には、中敷部材のセット位置を調整する際、ガイド部材によって中敷部材が内容器の径方向に移動することを規制できるので、中敷部材を内容器の周方向に向けて、がたつき少なくスムーズに移動させることができる。従って、中敷部材のセット位置の調整を安定且つ精度良く行うことができる。
(3)前記間隙部は、前記内容器の全周に亘って環状に形成されても良い。
この場合には、間隙部が環状に形成されているので、中敷部材のセット位置を調整する際に、中敷部材を例えば底壁部の面内で360度回転させることが可能となり、容器本体に対する中敷部材のセット位置の調整をさらに容易に行うことができる。
(4)前記間隙部は、前記内容器を径方向に貫通するように形成され、前記内容器の下端開口縁と前記底壁部との間に配置されても良い。
この場合には、下シート部の外周縁部を、間隙部内に深く挿入することができるので、中敷シートが内容器内から離脱してしまうことを効果的に抑制することができる。
本発明に係るコンパクト容器によれば、容器本体に対する中敷部材のセット位置を任意で調整することができ、例えば利き手の違いに影響されることなく、中敷部材の開閉操作を良好に行うことができる。従って、使い易いコンパクト容器にすることができる。
本発明に係るコンパクト容器の実施形態を示す縦断面図である。 図1に示すコンパクト容器から蓋体を取り外した状態における上面図である。 図2に示すA−A線に沿うコンパクト容器の縦断面図である。 図1に示す中敷シートを展開した状態における平面図である。 図3に示すB−B線に沿うコンパクト容器の横断面図である。 図5に示すC−C線に沿うコンパクト容器の縦断面図である。 図1に示す状態から、蓋体の全体を回転軸回りに回転させることで開操作した状態を示す縦断面図である。 図7に示す状態から、上シートを引き上げることで中敷シートを開操作した状態を示す縦断面図である。 コンパクト容器の変形例を示す縦断面図である。
以下、本発明に係るコンパクト容器の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、各図面ではコンパクト容器を構成する各部材を認識し易くするために、縮尺を適宜変更している。
図1〜図3に示すように、本実施形態のコンパクト容器1は、携帯用の中敷シート付き容器とされ、被収容体が収容される収容部5を有する筒状の内容器2、及び内容器2が収容された有底筒状の外容器3を備える容器本体4と、容器本体4に離脱自在に組み合わされ、収容部5を開放可能に閉塞する蓋体6と、内容器2の内側に配置されると共に、容器本体4と蓋体6との間に配置されたシート状の中敷部材(以下、中敷シートという)7と、を備えている。
被収容体としては特に限定されるものではないが、例えば化粧用品に関連するものが挙げられる。この場合の一例として、本実施形態ではファンデーション等の化粧料等が充填された中皿8、及びパフや化粧ブラシ等の化粧用塗布具9を被収容体として説明する。
容器本体4は、厚みの薄い偏平な有底筒状に形成されている。蓋体6は、容器本体4よりもさらに厚みの薄い偏平な有頂筒状に形成されている。容器本体4及び蓋体6の各中心軸は、共通軸上に配置されている。
本実施形態では、上記共通軸を容器軸Oといい、容器軸O方向において蓋体6側を上方とし、容器本体4側を下方とする。また、容器軸O方向から見た平面視で、容器軸Oに直交する方向を径方向といい、容器軸O回りに周回する方向を周方向という。また、径方向のうちの一方向を前後方向L1といい、他方向を左右方向L2という。さらに、前後方向L1のうち後述する解除部材55側を前方とし、回転軸部45側を後方とする。
外容器3は、例えば合成樹脂材料により形成され、平面視円形状の底壁部10と、底壁部10の外周縁部から上方に向けて延びた平面視円形状の周壁部11と、を備えている。これにより、外容器3は上方に開口した有底筒状に形成されると共に平面視円形状に形成されている。
底壁部10の中央部分には、上方に向けて僅かに突出した円柱状のガイド突起12が形成されている。ガイド突起12は、容器軸Oと同軸に配置され、後述する下シート部80に形成されたガイド孔83を下方から挿通している。
図示の例では、ガイド突起12は下シート部80よりも上方に僅かに突出している。ただし、ガイド突起12の上方への突出量は、この場合に限定されるものではなく、下シート部80の厚みと同程度であっても構わないし、下シート部80の厚み以下であっても構わない。また、ガイド突起12は必須なものではなく、具備しなくても構わない。
図1及び図2に示すように、周壁部11のうち前方に位置する部分には、周壁部11を前後方向L1に貫通すると共に上方に開口した窓孔13が形成されている。窓孔13は周方向に沿って延びるように形成されている。
底壁部10のうち前方に位置する部分には、上方に向けて突出すると共に窓孔13よりも後方に配置された隔壁部14が形成されている。隔壁部14は、左右方向L2に沿って延びた平板状に形成され、周壁部11と同等の高さを有するように上方に向けて延びている。なお、隔壁部14は、左右方向L2に沿った長さが、窓孔13の左右方向L2に沿った長さと同等となるように形成されている。
隔壁部14のうち左右方向L2の両側に位置する両端部は、窓孔13を挟んで左右方向L2に対向し合う共に前後方向L1に延びた一対の連結壁部15を介して周壁部11に一体に接続されている。これにより、隔壁部14及び一対の連結壁部15によって画成される空間は、上方に向けて開口すると共に窓孔13を通じて前方に開口する係合空間16とされている。この係合空間16には、後述する解除部材55が配設されている。
隔壁部14のうち左右方向L2の中央に位置する部分には、前方に向けて突出したガイド壁部20が形成されている。ガイド壁部20の上面は、前方に向かうに従い下方に向けて傾斜する傾斜面20aとされている。隔壁部14のうちガイド壁部20よりも上方に位置する部分には、前方に向けて突出した第1係合突起21が形成されている。隔壁部14のうちガイド壁部20よりも下方に位置する部分には、隔壁部14を前後方向L1に貫通する逃げ孔22が形成されている。
外容器3のうち後方に位置する部分には、底壁部10及び周壁部11を容器軸O方向に貫通する縦孔25が形成されている。縦孔25は周方向に沿って延びるように形成されている。図示の例では、縦孔25は周方向に沿った長さが窓孔13よりも短く形成されている。
図1〜図3に示すように、内容器2は例えば合成樹脂材料により形成され、周壁部11の内側に配置された収容筒部30と、収容筒部30の上端部から径方向外側に向けて突出すると共に、収容筒部30の全周に亘って環状に形成されたフランジ部31と、を備えている。
収容筒部30は、隔壁部14よりも径方向内側に配置される円筒状に形成されている。これにより、収容筒部30と周壁部11との間には、環状の隙間があいている。
収容筒部30のうち容器軸O方向の中央よりも上方に位置する上側部分は、収容筒部30のうち前方に位置する部分及び後方に位置する部分を除いて、上方に向かうにしたがって僅かに拡径するように形成されている。これにより、収容筒部30のうち拡径した部分の内周面は、上方に向かうにしたがって径方向外側に僅かに傾斜した傾斜面30aとされている。
収容筒部30の下端部は、全周に亘って底壁部10から上方に離間している。これにより、収容筒部30の下端開口縁と底壁部10との間には、周方向に沿って延びる間隙部35が形成されている。つまり、間隙部35は、収容筒部30を径方向に貫通するように形成され、収容筒部30の外側と収容部5内とを連通している。
さらに図示の例では、間隙部35は、収容筒部30の全周に亘って延びる環状に形成されている。
フランジ部31は、外周縁部が外容器3における周壁部11の上端開口縁に形成された段差部31aに嵌合されている。これにより、内容器2の全体は、外容器3に対して容器軸O方向及び径方向に位置決めされた状態で一体に組み合わされている。
図1及び図2に示すように、フランジ部31のうち前方に位置する部分には、後方に向けて平面視矩形状に窪む第1凹部36が形成されている。第1凹部36は、隔壁部14及び一対の連結壁部15の形状に対応して窪んでいる。
フランジ部31のうち後方に位置する部分には、前方に向けて平面視矩形状に窪む第2凹部37が形成されている。第2凹部37は、縦孔25の前方に位置するように形成されている。
上述のように構成された内容器2の内側が、中皿8及び化粧用塗布具9を収容する収容部5とされている。
図1〜図3に示すように、中皿8は例えば金属製とされ、平面視円形状に形成されると共に上方に開口した有頂筒状に形成されている。図示の例では中皿8は、後述する下シート部80の上面に載置された状態で、収容筒部30の下端部の内側に中敷シート7の後述する連結片81を介して嵌合されている。
なお、底壁部10には下シート部80よりも僅かに上方に突出したガイド突起12が形成されているので、中皿8はガイド突起12の上端面上に配置された状態で下シート部80の上面に載置されている。
化粧用塗布具9は、中皿8よりも上方に配置された状態で収容部5内に収容される。図示の例では、化粧用塗布具9は、中敷シート7の後述する上シート部82上に載置された状態で収容部5内に配置されている。
蓋体6は、蓋本体40と、蓋本体40に一体に組み合わされた化粧板70と、を備え、全体として有頂筒状に形成されている。
蓋本体40は、合成樹脂材料により平面視円形状に形成され、収容部5を上方から塞ぐ有頂筒状の天壁部41と、天壁部41を径方向外側から囲む外郭筒部42と、天壁部41の下端部と外郭筒部42の内周面とを径方向に一体に連結する環状の連結板43と、を備え、容器本体4に対して左右方向L2に延びる回転軸線M回りに回転可能に連結されている。従って、蓋体6は回転軸線M回りに回転することで、容器本体4に対して離脱自在に組み合わされる。
連結板43は、内容器2のフランジ部31に対して対向した状態で天壁部41の下端部と外郭筒部42とを連結している。外郭筒部42は、外容器3における周壁部11の上端開口縁に上方から接触している。これにより、蓋体6は上下に位置決めされた状態で容器本体4に対して重なっている。
連結板43は、外郭筒部42のうち容器軸O方向の中央に位置する部分に連結されている。これにより、天壁部41と外郭筒部42と連結板43との間には、上方に向けて開口すると共に外郭筒部42の全周に亘って延びた環状凹部48が形成されている。
図1及び図2に示すように、蓋本体40のうち後方に位置する部分には、下方に向けてヒンジ脚部44が突設されている。ヒンジ脚部44は、天壁部41の後方部分及び外郭筒部42の後方部分がそれぞれ下方に向けて延び、これらが一体に接続されることで形成され、容器本体4の第2凹部37内及び縦孔25内に収容されている。なお、ヒンジ脚部44の下端部は、下方に向けて半円状に突出している。
ヒンジ脚部44は、左右方向L2に沿って配置された回転軸部45を介して外容器3の周壁部11に連結されている。
ヒンジ脚部44には、左右方向L2に沿って延びると共に縦孔25の内壁面に開口する第1ヒンジ孔46が形成されている。外容器3の周壁部11には、第1ヒンジ孔46の軸線と同軸上に配置されると共に、周壁部11を左右方向L2に貫通する第2ヒンジ孔47が形成されている。
回転軸部45は、第1ヒンジ孔46及び第2ヒンジ孔47に一体に挿入されている。なお、回転軸部45の中心軸線が回転軸線Mとされている。これにより、蓋体6の全体は、容器本体4に対して回転軸線M回りに回転可能に連結され、回転軸線M回りに蓋体6を開閉操作することが可能とされている。
蓋本体40のうち前方に位置する部分には、下方に向けて係合片50が突設されている。係合片50は、天壁部41の下端部から、下方に向けて突出すると共に左右方向L2に延びた板状に形成され、係合空間16内に上方から入り込んでいる。
係合片50の下端部には、後方に向けて突出すると共に、容器本体4側に形成された第1係合突起21に対して離脱可能にアンダーカット嵌合される第2係合突起51が形成されている。第1係合突起21に対して第2係合突起51が下方から係合することによって、蓋体6は閉状態でロックされる。
係合空間16内には、第1係合突起21と第2係合突起51との係合を解除する解除部材55が設けられている。
解除部材55は、弾性材料によって形成され、係合片50よりも前方に配置されると共に窓孔13内に配置された操作壁部56と、操作壁部56から後方に向けて突設され、ガイド壁部20の傾斜面20a上に位置する解除突起57と、操作壁部56の下端部から後方に向けて突設され、窓孔13の下壁面に載置されるベース部58と、を備え、後方に向けて押し込み可能とされている。
解除突起57は、解除部材55の後方への移動に伴ってガイド壁部20の傾斜面20aに沿って弾性変形しながら後方に移動し、第2係合突起51を下方から押し上げて、第1係合突起21から離脱させる。これにより、第1係合突起21と第2係合突起51との係合を解除することができ、蓋体6を開操作可能な状態とすることができる。
なお、解除部材55は、後方に移動したときに、解除突起57の弾性復元変形によって、前方に向けて復元移動する。
ベース部58は、解除部材55の後方への移動に伴って、隔壁部14に形成された逃げ孔22内に前方から入り込む。また、ベース部58には、下方に向けて突出し、外容器3に形成された係止壁59に対して後方から接触する係止突起58aが形成されている。これにより、解除部材55は、前方への抜け止めがされた状態で、外容器3に組み合わされている。
なお、上述した解除部材55は必須なものではあなく、具備しなくても構わない。例えば指先等によって、係合片50の下端部を前方に向けて僅かに撓ませるように変形させることで、第1係合突起21と第2係合突起51との係合を解除し、蓋体6の閉状態のロックを解除しても構わない。
図1及び図2に示すように、蓋本体40における天壁部41の内面には、平面視円形状の鏡60が取り付けられている。
なお、鏡60の取付方法としては、例えば接着剤や両面テープ等による接着、その他の方法による固着等が挙げられるが、特に限定されるものではない。図示の例では、鏡60は薄い円板状に形成されているが、この場合に限定されるものではなく、例えばシート状或いはフィルム状の鏡であっても構わないし、天壁部41の内面に金属反射膜を蒸着する方法等により鏡を設けても構わない。
ただし、鏡60は必須なものではなく、具備しなくても構わない。
化粧板70は、合成樹脂材料により平面視円形状に形成され、天壁部41をさらに上方から覆うと共に、外周縁部が全周に亘って環状凹部48内に嵌合されている。これにより、化粧板70は蓋本体40に対して一体に組み合わされている。
なお、化粧板70は必須な構成ではなく、具備しなくても構わない。
図1〜図3に示すように、中敷シート7は外容器3の底壁部10上に配置され、その上面に被収容体としての中皿8が載置される下シート部(第1中敷部材)80と、下シート部80に対して折り曲げ可能な連結片81を介して一体に連結され、下シート部80を上方から覆う上シート部(第2中敷部材)82と、を備えている。
中敷シート7は、例えば合成樹脂材料等により形成されている。図示の例では、中敷シート7は、例えば真空成形等によるシート成形或いはフィルムの打ち抜き加工等によって形成され、図4に示されるように、容器本体4と蓋体6との間に配置される前の状態(展開状態)では、下シート部80、連結片81及び上シート部82が同一平面上で繋がったシート状に形成されている。
なお、中敷シート7のシート厚は間隙部35内に入り込み可能な厚さとされている。
下シート部80は、図5に示すように、内容器2における収容筒部30の内径よりも縮径した平面視円形状に形成されている。図示の例では、下シート部80の外径は収容筒部30の内径と同等とされている。下シート部80の中央部分には、平面視円形状のガイド孔83が形成されている。ガイド孔83の直径は、ガイド突起12の外径と同等とされている。
下シート部80は、ガイド孔83内にガイド突起12を挿通させた状態で、底壁部10に対して相対移動可能に底壁部10上に配置されている。このように、ガイド孔83内にガイド突起12が挿通されているので、下シート部80は周方向への移動(すなわち容器軸O回りの回転)が許容され、且つ径方向への移動が規制されている。
よって、ガイド孔83及びガイド孔83は、底壁部10と下シート部80との間に設けられ、周方向への下シート部80の移動を許容し、且つ径方向への下シート部80の移動を規制するガイド部材84を構成する。
さらに、下シート部80は、外周縁部の少なくとも一部が、収容筒部30の下端部と底壁部10との間に形成された間隙部35内に径方向内側から挿入されている。
具体的には、下シート部80の外周縁部には、径方向外側に向けて突出した突起片85が周方向に間隔をあけて複数形成されている。突起片85は、周方向に沿って平面視円弧状に形成されていると共に、等間隔をあけて4つ形成されている。そして、図5及び図6に示すように、これらの突起片85が間隙部35内に径方向内側から挿入されている。
これにより、下シート部80は、底壁部10からの浮き上がりが防止された状態で、底壁部10上に載置されている。
なお、突起片85の形状や個数は上述した場合に限定されるものではなく、適宜変更しても構わない。例えば突起片85を径方向外側に向けてさらに突出させ、収容筒部30よりも径方向外側に突出するように突起片85を間隙部35内に挿入しても構わない。
図1〜図4に示すように、上シート部82は、下シート部80と同径の平面視円形状に形成されている。連結片81は、収容部5内に屈曲して配設され、下シート部80の左端部(コンパクト容器1を前方側から見た正面視で左側に位置する部分)と、上シート部82の左端部とを容器軸O方向に連結している。これにより、図4に示すように中敷シート7を展開したときに、下シート部80、連結片81及び上シート部82は一列に並んだ状態となる。
なお、連結片81は、屈曲する場合に限定されるものではなく、湾曲するように折曲がった状態で下シート部80と上シート部82とを連結しても構わない。
連結片81は、図4に示すように中敷シート7を展開した状態において、下シート部80と上シート部82とが並んだ方向に長い平面視矩形状に形成され、その長手方向に間隔をあけて4つの折曲部が形成されている。
図示の例では、連結片81には、第1折曲部90、第2折曲部91、第3折曲部92及び第4折曲部93が、長手方向に沿って下シート部80側から上シート部82側に向けてこの順に配置されている。第1折曲部90は、連結片81と下シート部80との接続部分に形成されている。第4折曲部93は、連結片81と上シート部82との接続部分に形成されている。
連結片81のうち、第1折曲部90と第2折曲部91との間に位置する部分は第1連結片95とされ、第2折曲部91と第3折曲部92との間に位置する部分は第2連結片96とされ、第3折曲部92と第4折曲部93との間に位置する部分は第3連結片97とされている。
図4に示すように中敷シート7を展開した状態において、連結片81の長手方向に沿った第1連結片95の距離は、中皿8の厚みに相当する距離とされている。また、中敷シート7を展開した状態において、連結片81の長手方向に沿った第2連結片96及び第3連結片97の距離は、互いに同等とされていると共に、第1連結片95の上記距離よりも短い距離とされている。
このように構成された連結片81は、図3に示すように第1連結片95が第1折曲部90での折り曲げによって上方に向けて延び、第2連結片96が第2折曲部91での折り曲げによって第1連結片95との接続部分から上方に向かうにしたがって漸次左側に向けて延び、第3連結片97が第3折曲部92での折り曲げによって第2連結片96に対して重ね合されるように、折り曲げられている。
そして、上シート部82は、第4折曲部93での折り曲げによって下シート部80に対して平行とされた状態で、下シート部80の上方に配置されている。これにより、上シート部82は中皿8の全体を上方から覆っている。
特に、連結片81の長手方向に沿った第1連結片95の距離が中皿8の厚みに対応していると共に、上シート部82が第1連結片95に対して直接接続されるのではなく、第2連結片96及び第3連結片97を介して第1連結片95に接続されているので、中皿8の上方を覆った状態で上シート部82を安定化させ易い。
ただし、第2連結片96及び第3連結片97は必須なものではなく、具備しなくても構わない。例えば、上シート部82を第1連結片95に対して直接接続しても構わない。さらには、連結片81に5つ以上の折曲部を形成しても構わない。
上述のように構成された中敷シート7は、先に述べたように周方向への移動(容器軸O回りの回転)が可能とされているので、中皿8を下シート部80の上面に載置する前の段階において、任意の方向にセットすることが可能とされている。その後、中皿8を下シート部80の上面に載置し、収容筒部30の内側に嵌合させることで、中敷シート7の位置が固定される。
特に、図3に示すように、中皿8と収容筒部30との間で第1連結片95が径方向に挟まれるので、中敷シート7を任意の方向にセットした位置で適切に位置決めすることが可能とされている。
図1〜図3に示す状態では、連結片81が左側に位置した状態で中敷シート7が固定されている場合を例にしている。従って、第2折曲部91、第3折曲部92及び第4折曲部93の折り曲げを利用して、上シート部82を左側上向きに向けて開かせることができ、下シート部80の上方から外れた位置に上シート部82を変位させることができる。
なお、図1及び図3に示すように、上シート部82の外周縁部のうち右側に位置する部分(連結片81が接続されている部分とは径方向の反対に位置する部分)には、径方向外側に向けて突出した操作片98が形成されている。これにより、操作片98を把持しながら上シート部82の開閉操作を容易に行うことが可能とされている。
また、操作片98、及び互い重ね合された第2連結片96及び第3連結片97は、収容筒部30の傾斜面30aに沿って配置されている。これにより、化粧用塗布具9は、第2連結片96、第3連結片97及び操作片98に干渉することなく、上シート部82の上面に安定に載置されている。
(コンパクト容器の使用)
次に、上述したように構成されたコンパクト容器1を使用する場合について説明する。
この場合には、解除部材55を操作して蓋体6のロック状態(閉状態)を解除する。具体的には、図1に示す状態から操作壁部56を後方に向けて押圧し、解除部材55の全体を後方に移動させる。これにより、突起部をガイド壁部20の傾斜面20aに沿って弾性変形させながら後方に移動させることができ、第2係合突起51を下方から押し上げて第1係合突起21から離脱させることができる。
これにより、第1係合突起21と第2係合突起51との係合を解除することができ、蓋体6を開操作可能な状態とすることができる。
次いで、蓋体6の全体を回転軸線M回りに回転させることで、図7に示すように、蓋体6を後方に向けて開操作することができ、容器本体4から蓋体6を離間させることができる。これにより、容器本体4の収容部5を開放させることができ、収容部5から化粧用塗布具9を取り出すことができる。
化粧用塗布具9を取り出した後、操作片98を把持しながら上シート部82を上方に引き上げることで、図8に示すように、連結片81を折り曲げながら上シート部82を左側上向きに向けて開かせることができ、下シート部80の上方から外れた位置に上シート部82を変位させることができる。これにより、中皿8を利用することができる。
従って、先ほど取り出した化粧用塗布具9に中皿8に充填されている化粧料等を付着させて、例えば鏡60を見ながら化粧料等の塗布を行える。
ところで、上述したコンパクト容器1の使用を行うにあたって、予め中敷シート7のセット位置を任意で調整することができる。
この場合には、例えば図1〜図3に示す状態から化粧用塗布具9及び中皿8を取り出した状態にすることで、中敷シート7自体を周方向に移動させることが可能となる。これにより、中敷シート7を底壁部10の面内で容器軸O回りに自由に回転させることができ、容器本体4に対する中敷シート7のセット位置を任意で調整することができる。つまり、下シート部80と上シート部82とを連結している連結片81の位置を任意に調整することができ、例えば連結片81が右側に位置するように中敷シート7の向きを容器軸O回りに180度変えたセット位置に調整できる。
このとき、下シート部80の突起片85が間隙部35内に挿入されているので、中敷シート7が底壁部10から浮き上がり難く、内容器2内から離脱(脱落)してしまうことを抑制することができる。これにより、中敷シート7を底壁部10上に安定に配置させることができ、中敷シート7のセット位置の調整を安定して行うことができる。
このようにして中敷シート7のセット位置の調整を行った後、下シート部80の上面に中皿8を載置すると共に収容筒部30の内側に嵌合させてセットする。これにより、収容筒部30と中皿8との間で第1連結片95を挟んで固定することができるので、中敷シート7を先ほど調整したセット位置で固定することができ、そのセット位置で使用し続けることができる。
上述のように、本実施形態のコンパクト容器1によれば、中敷シート7のセット位置を任意で調整することができるので、上シート部82の開閉操作を容易に行える位置に連結片81を配置させることができる。従って、例えば利き手の違いに影響されることなく、中敷シート7の開閉操作、すなわち上シート部82の開閉操作を良好に行うことができ、使い易さを向上することができる。
また、間隙部35が収容筒部30の全周に亘って環状に形成されているので、中敷シート7のセット位置を調整する際に、中敷シート7を容器軸O回りに360度回転させることが可能となり、容器本体4に対する中敷シート7のセット位置の調整を容易に行うことができる。
また、中敷シート7のセット位置を調整する際、ガイド孔83及びガイド突起12からなるガイド部材84によって、中敷シート7が径方向に移動することを規制できるので、中敷シート7を周方向にがたつき少なくスムーズに移動させることがきる。従って、中敷シート7のセット位置の調整を安定且つ精度良く行うことができる。
さらに、ガイド突起12が下シート部80よりも僅かに上方に突出しており、ガイド突起12の上端面に中皿8が載置されているので、中敷シート7のセット位置を調整する際、例えば中皿8を上方に若干移動させて収容筒部30との嵌合を緩めることで、中敷シート7を周方向に移動させることが可能である。従って、中皿8を収容部5から完全に取り外すことなく、中敷シート7のセット位置の調整を行うことも可能である。
なお、先に述べたように、ガイド突起12の上方への突出量は、下シート部80の厚みと同程度、或いは下シート部80の厚み以下でも構わない。これらの場合には、中敷シート7のセット位置の調整を行い、その後、中皿8を収容筒部30の内側に嵌合させてセットしたときに、収容筒部30と中皿8との間で第1連結片95を挟んで固定することに加え、中皿8の底面を利用して下シート部80の周方向への移動を抑制することができる。
例えば、ガイド突起12の上方への突出量が下シート部80の厚み以下の場合には、中皿8と底壁部10との間で下シート部80を挟みこむことができ、下シート部80の周方向への移動を抑制できる。また、ガイド突起12の上方への突出量が下シート部80の厚と同程度の場合には、中皿8の底面と下シート部80との間の摺動抵抗を利用して、下シート部80の周方向への移動を抑制できる。
このように、収容筒部30と中皿8との間で第1連結片95を挟んで固定することに加え、中皿8の底面を利用して下シート部80の周方向への移動を抑制することができるので、コンパクト容器1の使用時に、中敷シート7の意図しない移動を効果的に抑制することができる。
なお、本発明の技術範囲は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記実施形態では、中敷部材の一例として、シート状の中敷部材である中敷シート7としたが、シート状に限定されるものではない。
また、上記実施形態では、蓋体6を容器本体4に対して回転軸線M回りに回転可能に連結したが、この場合に限定されるものではなく、容器本体4に対して離脱自在に組み合わされていれば良い。例えば、容器本体4に対して蓋体6をスライド移動可能に連結し、スライド移動によって容器本体4から離脱させても構わない。さらには、容器本体4に対して蓋体6を分離可能に構成しても構わない。
また、上記実施形態では、円柱状のガイド突起12及びガイド孔83でガイド部材84を構成したが、この場合に限定されるものではない。
例えば、下シート部80に周方向に沿って延びる平面視円弧状のスリット孔を周方向に間隔をあけて複数形成し、底壁部10に各スリット孔内に各別に挿通される円柱状のガイドピンを上方に向けて突設させても構わない。この場合であっても、下シート部80の周方向への移動を許容し、且つ径方向への下シート部80の移動を規制することが可能である。
また、上記実施形態では、下シート部80の外周縁部に突起片85を形成し、突起片85を間隙部35内に挿入したが、突起片85は必須なものではなく具備しなくても構わない。例えば下シート部80の外周縁部を全周に亘って間隙部35内に挿入しても構わない。ただし、上記実施形態のように、突起片85を利用して下シート部80の外周縁部の一部を間隙部35内に挿入することで、下シート部80を底壁部10上にセットし易くなるので好ましい。
また、上記実施形態では、収容筒部30を径方向に貫通するように、収容筒部30の下端開口縁と底壁部10との間に間隙部35を形成したが、収容筒部30を径方向に貫通する必要はなく、少なくとも収容部5側に開口していれば良い。
例えば図9に示すように、収容筒部30の下端部のうち内側部分に間隙部35を形成し、収容筒部30の外側部分を底壁部10に対して上方から接触させても構わない。この場合であっても、間隙部35内に下シート部80の突起片85を径方向内側から挿入させることができるので、同様の作用効果を奏功させることができる。
ただし、上記実施形態のように、収容筒部30を径方向に貫通するように間隙部35を形成することで、突起片85を間隙部35内に深く挿入できるので、中敷シート7が内容器2内から離脱してしまうことを効果的に抑制することができ、好ましい。
いずれにしても、収容筒部30の下端部と底壁部10との間に、少なくとも収容部5側に開口する間隙部35が設けられていれば良い。
また、上記実施形態では間隙部35を収容筒部30の全周に亘って環状に形成したが、環状である必要はなく、少なくとも周方向に沿って延びていれば良い。この場合であっても、周方向に沿って延びる間隙部35の形成範囲内、すなわち容器軸Oを中心とした一定の角度範囲(例えば180度の角度範囲内)で中敷シート7を回転させることができるので、中敷シート7のセット位置の調整を行うことができる。
ただし、上記実施形態のように間隙部35を環状に形成することで、中敷シート7を容器軸O回りに360度回転させることが可能なので、中敷シート7のセット位置の調整を行い易く、好ましい。
その他、本発明の趣旨に逸脱しない範囲で、実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、実施形態や変形例を適宜組み合わせてもよい。
1…コンパクト容器
2…内容器
3…外容器
4…容器本体
5…収容部
6…蓋体
7…中敷シート(中敷部材)
8…中皿(被収容体)
9…化粧用塗布具(被収容体)
10…外容器の底壁部
35…間隙部
80…下シート部(第1中敷部材)
81…連結片
82…上シート部(第2中敷部材)
84…ガイド部材

Claims (4)

  1. 被収容体が収容される収容部を有する筒状の内容器、及び前記内容器が収容された有底筒状の外容器を備える容器本体と、
    前記容器本体に離脱自在に組み合わされ、前記収容部を開放可能に閉塞する蓋体と、
    前記内容器の内側に配置されると共に、前記容器本体と前記蓋体との間に配置された中敷部材と、を備え、
    前記内容器の下端部と前記外容器における底壁部との間には、周方向に沿って延びると共に、少なくとも前記収容部側に開口した間隙部が設けられ、
    前記中敷部材は、
    前記底壁部上に配置され、上面に被収容体が載置される第1中敷部材と、
    前記第1中敷部材に対して折り曲げ可能な連結片を介して一体に連結され、前記第1中敷部材を上方から覆う第2中敷部材と、を備え、
    前記第1中敷部材は、前記底壁部に対して相対移動可能に前記底壁部上に配置されると共に、外周縁部が前記間隙部内に挿入されている、コンパクト容器。
  2. 請求項1に記載のコンパクト容器において、
    前記底壁部と前記第1中敷部材との間には、前記内容器の周方向への前記第1中敷部材の移動を許容し、且つ前記内容器の径方向への前記第1中敷部材の移動を規制するガイド部材が設けられている、コンパクト容器。
  3. 請求項1又は2に記載のコンパクト容器において、
    前記間隙部は、前記内容器の全周に亘って環状に形成されている、コンパクト容器。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載のコンパクト容器において、
    前記間隙部は、前記内容器を径方向に貫通するように形成され、前記内容器の下端開口縁と前記底壁部との間に配置されている、コンパクト容器。
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