JP2018087748A - ガス検出光学装置およびガス検出装置 - Google Patents

ガス検出光学装置およびガス検出装置 Download PDF

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Abstract

【課題】赤外光を用いる新規なガス検出光学装置を実現する。【解決手段】検出空間内における1以上の被検出ガスを検出するガス検出光学装置であって、検出空間SDを、被検出ガスの吸収波長を波長領域内に含む赤外光ビームLURにより2次元的に走査する光源側ユニットLSUと、検出空間を2次元的に走査した赤外光ビームを受光する受光側ユニットLRUと、を有し、光源側ユニットは、赤外光ビームを放射する赤外光光源10、11と、該赤外光光源から放射された赤外光ビームLURにより検出空間を2次元的に走査する走査手段12、141と、を少なくとも有し、受光側ユニットLRUは、受光手段20と、検出空間SDを2次元的に走査した赤外光ビームLURを受光手段に集光させる集光手段241と、を少なくとも有する。【選択図】図1

Description

この発明は、ガス検出光学装置およびガス検出装置に関する。
周知の如く、赤外光領域には、COガスやCOガス、HSガスや水蒸気、エチルアルコールガス等の種々のガスの吸収波長があり、この吸収波長を検知することにより、各種ガスの有無の検出、あるいは測定を行うことが知られている(特許文献1〜3等)。
COガスやCOガス等の毒性のあるガス(以下、「毒性ガス」ともいう。)が空間内に存在している場合における毒性ガスの分布状態や、毒性ガスが漏出している場合における漏出状況や、漏出箇所の特定にも「赤外光を用いるガス検出」が有効である。
この発明は、赤外光を用いる新規なガス検出光学装置の実現を課題とする。
この発明のガス検出光学装置は、検出空間内における1以上の被検出ガスを検出するガス検出光学装置であって、前記検出空間を、前記被検出ガスの吸収波長を波長領域内に含む赤外光ビームにより2次元的に走査する光源側ユニットと、前記検出空間を2次元的に走査した前記赤外光ビームを受光する受光側ユニットと、を有し、前記光源側ユニットは、前記赤外光ビームを放射する赤外光光源と、該赤外光光源から放射された前記赤外光ビームにより前記検出空間を2次元的に走査する走査手段と、を少なくとも有し、前記受光側ユニットは、受光手段と、前記検出空間を2次元的に走査した前記赤外光ビームを前記受光手段に集光させる集光手段と、を少なくとも有する。
この発明によれば、赤外光を用いる新規なガス検出光学装置を実現できる。
ガス検出装置の実施の1形態を説明図的に示す図である。 ガス検出光学装置の実施の別形態を明図的に示す図である。 ガス検出光学装置の実施の他の形態を明図的に示す図である。 ガス検出光学装置の実施のさらに他の形態を明図的に示す図である。 ガス検出光学装置の実施のさらに他の形態を説明図的に示す図である。 ガス検出光学装置の実施のさらに他の形態を説明図的に示す図である。 ガス検出光学装置の実施のさらに他の形態を説明図的に示す図である。
以下、実施の形態を説明する。
図1は、ガス検出装置の実施の1形態を説明図的に示す図である。
図1において、符号SDは「検出空間」を示し、符号LSUは「光源側ユニット」、符号LRUは「受光側ユニット」を示している。光源側ユニットLSUと受光側ユニットLRUとは「ガス検出光学装置」の要部を構成する。このガス検出光学装置は「検出空間SD内における1以上の被検出ガス」を検出する。
光源側ユニットLSUは、光源10とコリメートレンズ11と、偏向手段12とレンズ141を有している。光源10は「被検出ガスの吸収波長を波長領域内に含む赤外光」を放射し、コリメートレンズ11は、光源10から放射される赤外光を平行光束化して赤外光ビームLURとする。これら光源10とコリメートレンズ11とは「赤外光光源」を構成する。
赤外光光源から放射された赤外光部ビームLURは偏向手段12に入射し、偏向手段12により2次元的に偏向され、レンズ141に入射する。図1の実施の形態において、偏向手段12とレンズ141は「走査手段」の要部を構成する。
図1に示す実施の形態においては、レンズ141は「正レンズ」で、偏向手段12による赤外光ビームLURの2次元的な偏向の起点はレンズ141の入射側焦点位置に設定されている。従って、赤外光ビームLURは、正レンズ141の作用により、レンズ光軸に平行な方向へ屈折され、図面内の上下方向および図面に直交する方向の2方向において2次元的に偏向し、検出空間SDを2次元的に走査する。
受光側ユニットLRUは、レンズ241と受光手段20とを有する。レンズ241は「集光手段」の1例で「正レンズ」である。受光手段20は「単一の受光面を受光部として持つ受光素子」であり、その受光部をレンズ241の射出側焦点位置に位置させている。 説明中の例では、上述の如く、レンズ141を透過した後の赤外光ビームLURは、レンズ141の光軸に平行になる。レンズ241は、その光軸をレンズ141の光軸と平行に設定されており、レンズ241を透過した赤外光ビームLURは、レンズ241の射出側焦点位置に位置する受光手段20の受光面に入射する。
即ち、偏向手段12による赤外光ビームLURの偏向の起点と、受光手段20の受光部とが「略共役関係」となっている。
従って、受光手段20には検出空間SDを2次元的に走査した赤外光ビームLURが、走査に従って入射し、受光手段20からは、検出空間SDを2次元的に走査した赤外光ビームLURの「走査に従い変化する強度」に応じた受光信号が時系列に出力される。
この時系列の出力信号は、赤外光LURの2次元的な走査位置と対応しており、赤外光ビームLURが通過した位置における被検出ガスの濃度が高いほど、赤外光ビームLURは強く吸収されるから、この位置に対応する受光信号の出力は小さくなる。従って、赤外光ビームLURによる2次元的な走査に対応して、被検出ガスの濃度の空間的な変化を知ることができる。
上に説明したガス検出光学装置は、検出空間SD内における被検出ガスを検出するガス検出光学装置であって、検出空間SDを、被検出ガスの吸収波長を波長領域内に含む赤外光ビームLURにより2次元的に走査する光源側ユニットLSUと、検出空間SDを2次元的に走査した赤外光ビームLURを受光する受光側ユニットLRUと、を有する。
光源側ユニットLSUは、赤外光ビームLURを放射する赤外光光源10、11と、該赤外光光源から放射された赤外光ビームLURにより検出空間SDを2次元的に走査する走査手段12、141とを少なくとも有し、受光側ユニットLRUは、受光手段20と、検出空間SDを2次元的に走査した赤外光ビームLURを受光手段20に集光させる集光手段241と、を少なくとも有する。
「走査手段」の有するべき機能は「赤外光光源から放射された赤外光ビームLURにより検出空間SDを2次元的に走査する機能」であり、このような機能を有する機構であれば適宜に用いることができる。
図1に示す例では、偏向手段12とレンズ141が「走査手段」の要部を構成しているが、レンズ141に代えて、凹面ミラー等を用いることができ、また「レンズとミラーとの組み合わせ」を用いることもできる。偏向手段12と組み合わせられるレンズや凹面ミラー等の光学手段や、レンズとミラー等の組み合わせによる光学手段を以下「光源側光学手段」と呼ぶ。説明中の例では、偏向手段12と組み合わせられる正レンズであるレンズ141が「光源側光学手段」である。
また、受光側ユニットに用いられる「集光手段」も、正レンズであるレンズ241に限らず、凹面ミラーや「レンズとミラーの組み合わせ」等により構成することができる。
「赤外光光源」について補足すると、赤外光光源は上記の如く光源10とコリメートレンズ11により構成される。光源10が満たすべき条件は、放射する赤外光の波長領域が「検出ガスの吸収波長」を含むことである。例えば、被検出ガスがCOガスである場合には、COガスの吸収波長:4.26μmを波長領域に含む赤外光を放射する光源が用いられる。
被検出ガスは1種類に限らず、2種以上であることもできる。例えば、COガス以外にHSガスを検出対象とすることもでき、この場合には、上記吸収波長:4.26μmの他にHSガスの吸収波長:3.81μmを吸収領域に含む赤外光を放射する光源が用いられる。
光源10としては、このような条件を満たすもの、例えば、赤外線ランプ、レーザダイオード(LD)、LED等の公知のものから適宜選択して用いることができる。
また、赤外光の波長領域を被検出ガスの吸収波長に応じて、適宜に制限することもできる。例えば、COガスを被検出ガスとする場合、赤外光ビームの波長領域を、吸収波長:4.26μm近傍の波長範囲(例えば、4.00μm〜4.50μm)の中赤外光を選択的に透過させるバンドパスフィルタを、光源10に含めてもよい。
光源10とともに赤外光光源を構成するコリメートレンズ11は、光源10から放射される赤外光を「平行光束化」しているが、コリメート作用は平行光束化に限らず「集束光束や発散性の光束等」のビームに変換できるものであればよく、コリメートレンズに限らずミラー等(一般に「コリメート素子」と総称する。)を用いることができ、コリメート素子の種類や個数も適宜である。赤外光ビームのビーム形態やビーム径にも特に制限はなく適宜に設定できる。
即ち、コリメート素子は、光源10から放射される赤外光を検出に適した赤外光ビームLURに変換できる機能を持つものであればよい。
例えば、図1の実施の形態において、コリメートレンズ11により赤外光を「収束性のビームとし、その集束位置を偏向手段12における「偏向の起点」に合致させれば、偏向手段12により偏向された赤外光ビームは「発散性の光束」となり、正レンズ141を透過後は平行光束となって検出空間SDを2次元的に走査し、レンズ241を透過した後は集束光束となって、受光手段20の受光部に集光する。即ち、上記「偏向の起点」と「受光部」は共役関係となる。
偏向手段12としては、赤外光光源からの赤外光ビームLURを2次元的に偏向できるものであれば、特に制限なく用いることができ、例示すると、周知の「MEMS構造による反射型の2次元偏向素子」が好適であるが、これに限らず、ポリゴンミラー等の「光線を角度走査する光学素子」を用いることもできる。
検出空間SDについて補足すると、光源側ユニットLSUの走査手段と受光側ユニットLRUとの間で、走査手段を介した赤外光LURにより2次元的に走査される領域を適宜に検出空間とすることができ、検出空間は「開放した自由空間」であることも「閉ざされた平空間」であることもできる。
図1において、符号30は信号処理手段、符号40は画像処理手段、符号50はディスプレイ手段、符号60は制御手段を、それぞれ示している。
図1に実施の1形態を示すガス検出装置は、上述の如く、信号処理手段30、画像処理手段40、50はディスプレイ手段50、制御手段60を有している。
制御手段60はCPU等により構成され、図の如く、光源10、偏向手段12、信号処理手段30、画像処理手段40、ディスプレイ手段50を制御する。
信号処理手段30、画像処理手段40、制御手段60は、同一コンピュータ内の機能として設定することもできる。また、ディスプレイ手段50は、外部機器のディスプレイを利用し、画像処理手段40の出力を送信して表示させるようにすることもできる。
図1のガス検出装置によるガス検出の具体的な1例を説明する。
被検出ガスとして「COガス」を考え、検出空間SD内のCOガスの有無を検出する場合を想定する。周知の如く、COガスは中赤外光の波長領域に吸収波長:4.26μmを有する。
従って、赤外光ビームは、波長領域内に上記の吸収波長:4.26μmを含む必要がある。吸収波長:4.26μmを含む「中赤外光」を放射する赤外光光源は、中赤外光LD(半導体レーザ)等種々のものが市販されており、適宜のものを選択して用いることができる。
COガスの吸収波長:4.26μmに近い吸収波長をもつガスとして、HSガスがあり、その吸収波長は3.81μmである。検出空間SD内に、これらの2種のガスが混在して存在する可能性がある場合に、そのうちのCOガスのみを選択的に検出する必要があるような場合には、上記吸収波長:4.26μmと、その近傍の波長領域(波長バンド:例えば、4.00μm〜4.50μm)の中赤外光を選択的に透過させ、他の波長の中赤外光は透過させないバンドパスフィルタを用いることによりCOガス検出に用いる赤外光ビームの波長範囲を制限することができる。
このようなバンドパスフィルタを、例えば、光源10とコリメートレンズ11の間、コリメートレンズ11と偏向手段12の間、あるいは、受光手段20の受光面の前面近傍に配置すればよい。あるいはまた、光源側ユニットあるいは受光側ユニットに透明平板を窓として用い、この透明平板にバンドパスフィルタの機能を持たせることもできる。
偏向手段12としては「MEMS構造による反射型の2次元偏向素子」を想定する。
受光手段20は、吸収波長:4.26μmの中赤外光に対して受光感度を有する適宜の受光素子、例えば、フォトダイオードやCMSセンサ、焦電センサ等を用いることができる。
光源側ユニットLSRからの赤外光ビームLURは検出空間SDを2次元的に走査するが、この走査は「繰り返して」行われる。この繰り返しの1単位を便宜上「1フレーム」と呼び、1フレームを走査する時間を「フレーム時間:FT」と呼ぶことにする。
まず、検出空間SD内にCOガスが存在しない場合の受光手段20の受光量を基準受光量として特定する。
赤外光ビームLURの2次元的な走査に従って受光手段20から出力される時系列の出力信号を信号処理手段30により、適宜のサンプリング時間でサンプリングし、受光信号の「2次元的な強度分布」を1フレーム毎、もしくは適当な複数フレームごとに作成し、この強度分布を画像処理手段40により「2次元の濃淡画像」として画像処理、この2次元の濃淡画像をディスプレイ手段50に表示させる。このようにして、検出空間SD内における被検出ガス(COガス)の空間的な分布を2次元画像として表示できる。
2次元的な走査を連続的に行いつつ、ディスプレイ手段50に表示される2次元画像を適当な時間ごとに更新することにより、検出空間SD内における被検出ガスの濃度変化を時系列で得ることができる。例えば、検出空間SD内にCOガスが漏れ出しているような場合、被検出ガスの漏れ出る様子を可視画像としてリアルタイムで観察でき、漏出個所の特定に供することもできる。
上記ガス検出は、制御手段60の制御のもとに行われる。即ち、制御手段60は、光源10の制御により赤外光を放射させ、走査手段の偏向手段12の制御により赤外光ビームLURを2次元的に偏向させて検出空間SDを2次元的に走査させる。
また、信号処理手段30の制御により「受光信号の2次元的な強度分布」を1フレーム毎、もしくは適当な複数フレームごとに作成し、画像処理手段40を制御して上記強度分布を「2次元の濃淡画像」とし、ディスプレイ手段50を制御して、検出空間SD内における被検出ガス(COガス)の空間的な分布を2次元画像として表示する。
画像処理手段40はまた、信号処理手段30から入力される情報(受光信号の2次元的な強度分布)に対して閾値を設け、閾値以上の情報が入力した場合に、例えば「危険 炭酸ガス中毒の恐れあり。」等のメッセージを生成し、COガス濃度と共にディスプレイ手段50に表示するようにすることもできる。
空気中に自然に存在するCOガスの濃度は0.038%程度であることが知られており、前述した「COガス中毒」を引き起こす濃度は3%〜5%以上とされている。
そこで、例えば、予め、CO濃度のレベル:LV1、LV2、LV3を、
LV1 1%未満 安全
LV2 1%以上2%未満 注意
LV3 3%以上 危険
の如く定め、レベル:LV1に対して緑色、レベル:LV2に対してオレンジ色、レベル:LV3に対して赤色を用意する。
そして、画像処理手段40は、信号処理手段30からの入力に応じて「濃度レベルLV1 1%未満 安全」、「濃度レベルLV2 1%以上2%未満 注意」、「濃度レベルLV3 3%以上 危険」の3種のメッセージを用意し、これらのメッセージの何れかと各レベルに対応する色を判定結果に応じて出力する。
1例を挙げれば、信号処理手段30の最大出力が「濃度レベルLV1 1%未満 安全」である場合には、ディスプレイ手段50に前記「濃度レベルLV1 1%未満 安全」の文字によるメッセージを緑色で表示する。
同様に、信号処理手段30の最大出力が「濃度レベルLV2 1%以上2%未満 注意」である場合には、ディスプレイ手段50に「濃度レベルLV2 1%以上2%未満 注意」の文字によるメッセージをオレンジ色で表示する。また、信号処理手段30の最大出力が「濃度レベルLV3 3%以上 危険」である場合には、ディスプレイ手段50に「濃度レベルLV3 3%以上 危険」の文字によるメッセージを赤色で表示する。
なお、ディスプレイ手段50に表示される画像の「コントラストや輝度、生成された画像の表示形態」は、図示を省略された操作パネルの操作により制御手段60を介して画像処理手段40を制御することにより、適宜に調整できる。
また、図1に示すガス検出装置に「送信手段」を組み込み、画像処理手段40により生成される画像を、外部機器に送信して「外部機器のディスプレイ手段」に表示するように構成することもできる。
制御手段60はまた、外部のコンピュータ等の上位装置による指令を受けるように構成することもできる。
以下、変形例を説明する。なお、煩雑を避けるため、混同の恐れがないと思われるものについては、図1と符号を共通化する。
以下に説明する変形例は、主として、ガス検出光学装置の変形例であり、信号処理手段30、画像処理手段40、ディスプレイ手段50、制御手段60に関しては、上に説明した実施の形態例と同様であるので、これらに関する説明は、上に説明したところを援用する。
図2に示す実施の形態は、「走査手段」を偏向手段12と光源側光学手段(正レンズ)であるレンズ141Aにより構成し、受光側ユニットLRUの「集光手段」を負レンズ241Aで構成し、偏向手段12による赤外光ビームLURの偏向の起点と、受光手段20の受光部とが略共役関係となる配置としたものである。
偏向手段12による偏向の起点とレンズ141Aとの光軸上の距離は、レンズ141Aの物体側焦点距離よりも大きく設定され、赤外光ビームLURは、レンズ141Aによりレンズ141Aの光軸側に屈折され、検出空間SDを2次元的に走査して、受光側ユニットLRUの負レンズ241Aに入射し、受光手段20の受光面上に入射する。
この形態例のようにすると、検出空間SD内の「狭い領域」のガス濃度の分布を高い解像度で2次元画像化することが可能となる。
図3に示す実施の形態は、走査手段を偏向手段12と光源側光学手段(負レンズ)であるレンズ141Bにより構成し、受光側ユニットLRUの「集光手段」を正レンズ241Bで構成し、偏向手段12による赤外光ビームLURの偏向の起点と、受光手段20の受光部とが略共役関係となる配置としたものである。
偏向手段12により2次元的に偏向された赤外光ビームLURは、負レンズ141Bにより光軸から離れる側に屈折され、検出空間SDを2次元的に走査して、受光側ユニットLRUの正レンズ241Bに入射し、受光手段20の受光面上に集光される。
この形態例のようにすると、検出空間SD内の「広い領域」のガス濃度の分布を2次元画像化することが可能となる。
即ち、図2や図3の形態例では、走査範囲(即ち検出範囲)を縮小したり(図2)、拡大したり(図3)することができる。
図1ないし図3に即して説明した実施の形態においては、光源側光学手段(141、141A、141B)及び集光手段(241、241A、241B)が共にレンズである。また、図1に示す実施の形態では、光源側光学手段(141)と集光手段(241)が、共に正レンズであり、図2および図3に示す実施の形態では、光源側光学手段と集光手段の一方が正レンズ(141A、241B)で、他方が負レンズ(141B、241A)である。
図4および図5に示す実施の形態は、光源側光学手段LSUにおける光源側光学手段および集光手段として曲面ミラーを用いた例である。
図4に示す実施の形態においては、光源側光学手段14、集光手段24は、共に凹面ミラーであり、図5に示す実施の形態においては、光源側光学手段14Aは凸面ミラーで、集光手段24Aは凹面ミラーである。いずれの場合も、偏向手段12による赤外光ビームLURの偏向の起点と受光手段20の受光部とが略共役関係となる配置となっている。
図4に示す実施の形態においては、凹面ミラー14、凹面ミラー24は共に「放物面ミラー」である。凹面ミラー14の鏡面をなす回転放物面は、その焦点の位置を偏向手段12による赤外光ビームLURの偏向の起点に合致させている。
従って、凹面ミラー14により反射された赤外光ビームLURは、偏向手段12による偏向に従い、平行移動的に変位して検出空間SDを2次元的に走査して、集光手段である凹面ミラー24に入射し、反射されると凹面ミラー24の反射面をなす回転放物面の焦点位置に向かう。受光手段20は、その受光部を凹面ミラー24の焦点位置に合致させて配置されている。
このようにして、検出空間SD内における被検出ガスの濃度の空間分布の情報が得られる。
図5に示す実施の形態においては、偏向手段12により偏向された赤外光ビームLURは、光源側光学手段である凸面ミラー14Aにより反射されて偏向角を拡大され、検出空間SDを2次元的に走査し、集光手段である凹面ミラー24により受光手段20の受光部に向けて反射される。このようにして、検出空間SD内における被検出ガスの濃度の空間分布の情報が得られる。
図5に示す実施の形態では、図3に示す実施の形態の場合と同様、検出空間SD内の「広い領域」のガス濃度の分布を2次元画像化することが可能となる。
図5に示す実施の形態おける凸面ミラー14Aに代えて「凹面ミラー」を用い、凹面ミラー24に代えて「凸面ミラー」を用いると、図2の形態例のように、検出空間SD内の「狭い領域」のガス濃度の分布を高い解像度で2次元画像化することが可能となる。
図1ないし図3に示した実施の各形態では、「走査手段」を構成する光源側光学手段と集光手段とを共にレンズにより構成し、図4、図5に示した実施の各形態では、光源側光学手段および集光手段を共に凹面ミラーにより構成している。
しかし、これに限らず、光源側光学手段および集光手段の少なくとも一方は「ミラーとともにレンズを含む」ように構成することもできる。このような場合の実施の形態の1例を図6に示す。
図6に示す例では、光源側ユニットLSUにおける走査手段を、正レンズ141と平面鏡142で構成し、受光側ユニットLRUの集光手段を、正レンズ241と平面鏡242とにより構成した例である。この例では、偏向手段12による赤外光ビームLURの偏向の起点を正レンズ141の入射側焦点位置に合致させることにより、正レンズ141を透過した赤外光ビームLURが正レンズ141の光軸に平行になるようにしている。また、受光手段20は正レンズ241の射出側焦点位置に受光部を合致させて配置され、検出空間SDを2次元的に走査した赤外光ビームが、正レンズ241により受光手段20の受光面に導かれるようにしている。
図6に示す実施の形態は、図1に示す形態例において、平面鏡142、242を「光路屈曲用」に用いて、ガス検出装置のレイアウトを変更したものと言える。
平面鏡を用いて、光路を屈曲させてガス検出装置のレイアウトを調整することは、図6の例に限らず、図2〜図4に示す実施の形態の場合にも勿論適用できる。
また、走査手段にレンズが含まれる場合や、集光手段にレンズが含まれる場合に、レンズと組み合わせるミラーは平面鏡に限らず、適宜の曲面ミラーを用いることができる。
受光手段20の出力に基づく、信号処理手段による信号処理、画像処理手段による画像処理、画像処理された画像をディスプレイ手段に表示する各種の処理は、図1に示して説明した「ガス検出装置の実施の形態のものと同様である。
上に説明した実施の各形態では、検出空間SD内における特定の1種の被検出ガス(上の説明例ではCOガス)の検出の場合を説明した。この発明のガス検出装置は、2種以上の被検出ガスの検出し、画像として表示することができる。
このような場合の実施の1形態として、検出空間内の2種の被検出ガスを検出する場合に用いられるガス検出光学装置の実施の1形態を、図7に示す。
図7に示す実施の形態は、図1に即して説明した実施の形態を変形して、2種の被検出ガスの検出を可能にした例である。
説明の具体性のために、上の実施の各形態において想定した吸収波長:4.26μmのCOガスと、吸収波長:3.81μmのHSガスを2種の被検出ガスとして想定する。
この場合には、赤外光ビームLURは、これらの2種の吸収波長を含むものが用いられる。例えば、光源10から放射される中赤外光を「図示を省略されているバンドパスフィルタにより3.7μmないし4.3μmの波長領域に制限した赤外光ビーム」を赤外光ビームLUR用いることができる。
図7において、赤外光光源10、11から放射される赤外光ビームLURは、上記の如く2種の被検出ガスの吸収波長:3.81μm、4.26μmを含む波長領域に波長制限されている。
赤外光ビームLURは偏向手段12により2次元的に偏向され、正レンズ241を透過して、検出空間SDを「2次元的に走査」し、集光手段としての正レンズ241により正レンズ241の射出側焦点に向かって屈折される。該射出焦点側に向かって進む赤外光ビームLURの光路中に、ダイクロイックミラー22が配置されている。
ダイクロイックミラー22は、波長:4μm以上の赤外光ビーム成分を透過させ、4μm未満の赤外光ビーム成分を反射する。ダイクロイックミラー22を透過した赤外光ビーム成分は、その入射位置に受光部を配置された受光手段20により受光し、ダイクロイックミラー22により反射された赤外光ビーム成分は、その入射位置に受光部を配置された第2の受光手段21で受光する。
これら受光手段20、21からの出力を、図1に即して説明した場合と同様にして、信号処理手段により処理して検出信号として出力し、画像処理手段により2種の被検出ガス(COガス、HSガス)の空間分布を2次元画像化し、ディスプレイ手段に表示することができる。このようにすると、受光手段20の出力によりCOガスの分布状態を検出でき、受光手段21の出力によりHSガスの分布を検出できる。
画像処理手段により2次元画像化された2種の被検出ガスの空間分布は、例えば、互いに色違いの画像として、ディスプレイ手段に同時に表示することもできるし、時間的にずらして交互に表示することもでき、あるいは制御手段を通じて、任意の一方を選択的に表示することもでき、表示する画像も、前述したCOガスの場合と同様、適宜である。
補足すると、上の説明において、光源側光学手段や集光手段として用いられたレンズ141、141A、141B、241、241Aや241B等は、赤外光ビームLURに対してレンズ作用を及ぼすものであるが、このようなレンズとしては、従来から知られたGe(ゲルマニウム)やZnSe(セルシウム化亜鉛)、MgF(2フッ化マグネシウム)を材料とするレンズを適宜に用いることができる。
また、上述した如く、赤外光ビームLURのビーム径は特に制限がない。
上に説明した実施の各形態では、ビーム径として0.1mm〜1mm程度を想定している。ビーム径がある程度大きくなると、上記レンズ141や241等の作用で、ビーム径が変動し、受光手段20の受光面位置で、入射光束径が変動する可能性もある。このような場合には、受光部の手前に集光レンズを配して、入射する赤外光ビームを受光部に集光させるようにすればよい。
以上に説明したように、この発明によれば、以下の如き新規な「ガス検出光学装置およびガス検出装置」を実現できる。
[1]
検出空間(SD)内における1以上の被検出ガスを検出するガス検出光学装置であって、前記検出空間を、前記被検出ガスの吸収波長を波長領域内に含む赤外光ビーム(LUR)により2次元的に走査する光源側ユニット(LSU)と、前記検出空間を2次元的に走査した前記赤外光ビームを受光する受光側ユニット(LRU)と、を有し、前記光源側ユニット(LSU)は、前記赤外光ビーム(LUR)を放射する赤外光光源(10、11)と、該赤外光光源から放射された前記赤外光ビームにより前記検出空間を2次元的に走査する走査手段(12、141)と、を少なくとも有し、前記受光側ユニット(LRU)は、受光手段(20、21)と、前記検出空間(SD)を2次元的に走査した前記赤外光ビームを前記受光手段に集光させる集光手段(241)と、を少なくとも有する、ガス検出光学装置(図1〜図7)。
[2]
[1]記載のガス検出光学装置であって、前記光源側ユニット(LSU)の前記走査手段は、光源側光学手段(141、141A、141B、14、14A)と、前記赤外光光源(10、11)から放射された前記赤外光ビーム(LUR)を前記光源側光学手段に向けて2次元的に偏向させる偏向手段(12)とを有して、前記光源側光学手段を介した前記赤外光ビームにより前記検出空間(SD)を2次元的に走査させる機能を有し、前記偏向手段による前記赤外光ビーム(LUR)の偏向の起点と、前記受光手段(20、21)の受光部とが略共役関係となるガス検出光学装置(図1〜図7)。
[3]
[2]記載のガス検出光学装置であって、前記光源側光学手段及び前記集光手段が共にレンズであるガス検出光学装置(図1、図2、図3、図7)。
[4]
[3]記載のガス検出光学装置であって、前記光源側光学手段と前記集光手段が、共に正レンズであるガス検出光学装置(図1、図7)。
[5]
[3]記載のガス検出光学装置であって、前記光源側光学手段と前記集光手段の一方が正レンズ(141A、241B)であり、他方が負レンズ(241A、141B))であるガス検出光学装置(図2、図3)。
[6]
[2]記載のガス検出光学装置であって、前記光源側光学手段と前記集光手段が共に、ミラーを含むガス検出光学装置(図4、図5、図6。)
[7]
[6]記載のガス検出光学装置であって、前記光源側光学手段および前記集光手段が共に、凹面ミラー(14、24)であるガス検出光学装置(図4)。
[8]
[6]記載のガス検出光学装置であって、前記光源側光学手段および集光手段の一方が、凹面ミラー(24A)であり、他方が凸面ミラー(14A)であるガス検出光学装置(図5)。
[9]
[6]記載のガス検出光学装置であって、前記光源側光学手段および集光手段の少なくとも一方は、レンズ(141、142)を含むガス検出光学装置(図6)。
[10]
[1]〜[9]の何れか1に記載のガス検出光学装置であって、前記赤外光光源は、2以上の被検出ガスに対応する2種以上の吸収波長を波長領域内に含む赤外光ビームを放射するものであり、受光ユニットは、前記検出空間を2次元的に走査した前記赤外光ビームを、前記2種以上の吸収波長に応じて分光して受光する機能(20、21、22)を有するガス検出光学装置(図7)。
[11]
[1]〜[10]の何れか1に記載のガス検出光学装置の前記受光手段の出力を処理して検出信号として出力する信号処理手段(30)と、該信号処理手段から出力される検出信号に基づき、前記1種以上の被検出ガスの空間分布を2次元画像化する画像処理手段(40)と、前記ガス検出光学装置および前記信号処理手段および画像処理手段を制御する制御手段(60)と、を有するガス検出装置(図1等)。
[12]
[11]記載のガス検出装置であって、前記制御手段(60)により制御されて、前記画像処理手段(40)により2次元画像化された画像を表示するディスプレイ手段(50)を有するガス検出装置(図1等)。
以上、発明の好ましい実施の形態について説明したが、この発明は上述した特定の実施形態に限定されるものではなく、上述の説明で特に限定していない限り、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
この発明の実施の形態に記載された効果は、発明から生じる好適な効果を列挙したに過ぎず、発明による効果は「実施の形態に記載されたもの」に限定されるものではない。
10 光源
11 コリメートレンズ
12 偏向手段
141 正レンズ(光源側光学手段)
SD 検出空間
20 受光手段
241 正レンズ(集光手段)
SD 検出空間
特開2013-127414号公報 特開2002−22652号公報 特許第5096126号公報

Claims (12)

  1. 検出空間内における1以上の被検出ガスを検出するガス検出光学装置であって、
    前記検出空間を、前記被検出ガスの吸収波長を波長領域内に含む赤外光ビームにより2次元的に走査する光源側ユニットと、前記検出空間を2次元的に走査した前記赤外光ビームを受光する受光側ユニットと、を有し、
    前記光源側ユニットは、前記赤外光ビームを放射する赤外光光源と、該赤外光光源から放射された前記赤外光ビームにより前記検出空間を2次元的に走査する走査手段と、を少なくとも有し、
    前記受光側ユニットは、受光手段と、前記検出空間を2次元的に走査した前記赤外光ビームを前記受光手段に集光させる集光手段と、を少なくとも有する、ガス検出光学装置。
  2. 請求項1記載のガス検出光学装置であって、
    前記光源側ユニットの前記走査手段は、光源側光学手段と、前記赤外光光源から放射された前記赤外光ビームを前記光源側光学手段に向けて2次元的に偏向させる偏向手段とを有して、前記光源側光学手段を介した前記赤外光ビームにより前記検出空間を2次元的に走査させる機能を有し、
    前記偏向手段による前記赤外光ビームの偏向の起点と、前記受光手段の受光部とが略共役関係となるガス検出光学装置。
  3. 請求項2記載のガス検出光学装置であって、
    前記光源側光学手段及び前記集光手段が共にレンズであるガス検出光学装置。
  4. 請求項3記載のガス検出光学装置であって、
    前記光源側光学手段と前記集光手段が、共に正レンズであるガス検出光学装置。
  5. 請求項3記載のガス検出光学装置であって、
    前記光源側光学手段と前記集光手段の一方が正レンズであり、他方が負レンズであるガス検出光学装置。
  6. 請求項2記載のガス検出光学装置であって、
    前記光源側光学手段と前記集光手段が共に、ミラーを含むガス検出光学装置。
  7. 請求項6記載のガス検出光学装置であって、
    前記光源側光学手段および前記集光手段が共に、凹面ミラーであるガス検出光学装置。
  8. 請求項6記載のガス検出光学装置であって、
    前記光源側光学手段および集光手段の一方が、凹面ミラーであり、他方が凸面ミラーであるガス検出光学装置。
  9. 請求項6記載のガス検出光学装置であって、
    前記光源側光学手段および集光手段の少なくとも一方は、レンズを含むガス検出光学装置。
  10. 請求項1〜9の何れか1項に記載のガス検出光学装置であって、
    前記赤外光光源は、2以上の被検出ガスに対応する2種以上の吸収波長を波長領域内に含む赤外光ビームを放射するものであり、
    受光ユニットは、前記検出空間を2次元的に走査した前記赤外光ビームを、前記2種以上の吸収波長に応じて分光して受光する機能を有するガス検出光学装置。
  11. 請求項1〜10の何れか1項に記載のガス検出光学装置の前記受光手段の出力を処理して検出信号として出力する信号処理手段と、該信号処理手段から出力される検出信号に基づき、前記1種以上の被検出ガスの空間分布を2次元画像化する画像処理手段と、
    前記ガス検出光学装置および前記信号処理手段および画像処理手段を制御する制御手段と、を有するガス検出装置。
  12. 請求項11記載のガス検出装置であって、
    前記制御手段により制御されて、前記画像処理手段により2次元画像化された画像を表示するディスプレイ手段を有するガス検出装置。
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