JP2018086860A - 積層バリアシート - Google Patents

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Abstract

【課題】透明性が高く、バリア性能に優れた、積層バリアシートを提供する。【解決手段】ガスバリア機能を果たす積層バリアシートであって、熱可塑性フィルム1と、前記熱可塑性フィルム1上に積層されており、ZnとSnとの合金の酸化物により形成されている、第1の無機膜2と、前記第1の無機膜2上に積層されており、SiとAlのうち少なくとも一方の酸化物により形成されている、第2の無機膜3と、前記第2の無機膜3の前記第1の無機膜2側とは反対側の面に積層されており、酸成分を含むポリマーを含有する接着剤層4とを備える、積層バリアシート。【選択図】図1

Description

本発明は、ガスバリア機能を果たす、積層バリアシートに関する。
バリアシートにおいては、優れた水蒸気バリア性を得るために、熱可塑性フィルム基材上に無機膜が製膜されている。無機膜としては、Siや金属の酸化物及び窒化物が用いられる。例えば、下記特許文献1には、ZnとSnとの合金酸化膜や窒化膜が開示されている。特許文献1では、ZnとSnとの合金酸化膜や窒化膜は非常に優れたバリア性を有するとされている。
またバリアシートにおいては、所望される機能を発現させるために、使用するフィルムとして種々の材料を積層した多機能フィルム等が使用されている。例えば、無機膜を外界から保護するためにフッ素系の熱可塑性フィルムを貼り合わせたり、バリアシートの品質や安定性の向上のためにバリアフィルム同士を何層にも貼り合わせたりするという手法が用いられている。
これらの貼り合わせは、一般的には、粘接着剤を用いたドライラミネートにより行われる。粘接着剤としては、優れた透明性を実現するという点でアクリル系やウレタン系の接着剤や粘着剤が使用されてきた。
特表2010−524732号公報
しかしながら、特許文献1のバリアシートでは、非常に優れたバリア性を有する一方、上記無機膜が高い屈折率を有するため、基材である熱可塑性フィルムと屈折率差が生じ、SiOやAlOに比べ透明性が低下するという問題があった。
また別の基材との貼り合わせを行う際、密着性を高めるために、酸成分を含む接着剤を用いて、貼り合わせることが考えられるが、この場合、酸成分によりZnとSnとの合金酸化物に腐食が発生し、長期のバリア性能が低下するという問題があった。
本発明の目的は、透明性が高く、バリア性能に優れた、積層バリアシートを提供することにある。
本発明に係る積層バリアシートは、ガスバリア機能を果たす積層バリアシートであって、熱可塑性フィルムと、上記熱可塑性フィルム上に積層されており、ZnとSnとの合金の酸化物により形成されている、第1の無機膜と、上記第1の無機膜上に積層されており、SiとAlのうち少なくとも一方の酸化物により形成されている、第2の無機膜と、上記第2の無機膜の上記第1の無機膜側とは反対側の面に積層されており、酸成分を含むポリマーを含有する接着剤層とを備える。
本発明に係る積層バリアシートは、好ましくは、上記第2の無機膜が、Siの酸化物により形成されている。
本発明に係る積層バリアシートは、好ましくは、上記酸成分を含むポリマーが、アクリル系ポリマーである。
本発明に係る積層バリアシートは、好ましくは、上記第1の無機膜中におけるSnの含有量が、10〜30重量%である。
本発明に係る積層バリアシートは、好ましくは、上記接着剤層の上記第2の無機膜側とは反対側の面に積層されているフィルムをさらに備える。
本発明に係る積層バリアシートは、好ましくは、上記接着剤層の上記第2の無機膜側とは反対側の面に積層されているフィルムが、無機膜が積層された熱可塑性フィルムである。
本発明によれば、透明性が高く、バリア性能に優れた、積層バリアシートを提供することが可能となる。
本発明の第1の実施形態に係る積層バリアシートの模式的断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る積層バリアシートの模式的断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る積層バリアシートの模式的断面図である。 本発明の積層バリアシートを得るためのラミネート装置の一例としての概略構成図である。
以下、本発明の詳細を説明する。
本発明に係る積層バリアシートは、ガスバリア機能を果たす積層バリアシートである。上記積層バリアシートは、熱可塑性フィルムと、第1,2の無機膜と、接着剤層とを備える。上記熱可塑性フィルム上には、第1,2の無機膜及び接着剤層がこの順に積層されている。上記第1の無機膜は、ZnとSnとの合金の酸化物により形成されている。従って、本発明に係る積層バリアシートは、ガスバリア性能に優れている。第2の無機膜は、SiとAlのうち少なくとも一方の酸化物により形成されている。上記接着剤層は、酸成分を含むポリマーを含有する。よって、本発明に係る積層バリアシートは、密着性及び透明性にも優れている。
また、本発明における、積層バリアシートは、第1の無機膜上にSiとAlのうち少なくとも一方の酸化物により形成されている第2の無機膜が形成されているため、酸成分を含む接着剤を用いて貼り合わせても、第1の無機膜が破壊され難い。よって、本発明に係る積層バリアシートは、ガスバリア性能が低下し難い。すなわち、本発明に係る積層バリアシートは、ガスバリア性能が優れている。
(熱可塑性フィルム)
第1,第2の無機膜を製膜する熱可塑性フィルムとしては、特に限定されるものではなく、例えば、ポリエチレンテレフタレートやポリエチレンナフタレート等のポリエステル、ナイロン等のポリアミド、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリメチルペンテン等のポリオレフィン、エチレンとノルボルネンとのコポリマーである環状ポリオレフィンもしくはその共重合体、ポリイミド、ポリフェニレンサルファイド、ポリカーボネート、酢酸セルロース、ポリ塩化ビニリデン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、フッ素樹脂、アイオノマーおよびポリアクリロニトリルからなる群から選択された少なくとも1種である熱可塑性樹脂からなるフィルムを使用することができる。透明性や、無機膜との接着性の観点から、樹脂としては、ポリエチレンテレフタレートやポリエチレンナフタレートであることがより好ましい。また、優れた接着強度と長期安定性を得る上で熱可塑性フィルム上へのコロナ処理やプラズマ処理を行うことが好ましい。
熱可塑性フィルムの一面には、表面平滑性に優れる平滑化層が積層一体化されていることが好ましい。透明な熱可塑性フィルムが、その一面に無機膜層、すなわちガスバリア層によって被覆することが困難な凸部を有している場合、このような熱可塑性フィルムの一面にガスバリア層を形成すると、ガスバリア層表面から熱可塑性フィルムが有する凸部の先端がガスバリア層によって被覆されずに露出することがある。この場合、得られるフィルムのガスバリア性を低下させるおそれがある。
しかしながら、熱可塑性フィルムの凸部を好ましくは、全面的に被覆しかつ表面平滑性に優れる平滑化層が、熱可塑性フィルムの一面に積層一体化されていることによって、熱可塑性フィルムが有する凸部がガスバリア層表面から突出するのをより一層効果的に抑制することができる。すなわち、ガスバリア性がより優れるフィルムを提供することができる。
熱可塑性フィルムに用いられる平滑化層は、表面の平滑性を得られるものであれば特に限定されない。例えば、ラジカル重合性基を有するアルコキシシランと、ラジカル重合性基を有しないアルコキシシランと、水とを含む組成物を作製し、該組成物を塗布した後、塗布した上記組成物に活性エネルギー線を照射することにより得られる。
平滑化層の厚みは、0.01〜100μmが好ましく、0.1〜50μmがより好ましく、1〜10μmが特に好ましい。厚みが0.01μm未満である平滑化層では、十分なガスバリア性を有さない場合がある。また、厚みが100μmを超える平滑化層では、剛性が高くなり過ぎてフィルムの取扱性が低下することがある。
(第1,第2の無機膜)
第1,第2の無機膜は、上記熱可塑性フィルム上に第1の無機膜、第2の無機膜の順に製膜されている。
(第1の無機膜)
第1の無機膜は、ガスバリア層である。第1の無機膜は、ZnとSnとの合金の酸化物からなる。以下、本明細書において、ZnとSnとの合金の酸化物は、ZnxSnyOz(x、y、zは、適宜の正の数である)と表すこととする。
ZnxSnyOz膜中の、Snの含有量を10〜30重量%とすることで、10−4(g/m/日)レベルの非常に優れた水蒸気バリア性と、10000回以上の屈曲試験に耐え得る屈曲性を得ることができることから好ましい。
熱可塑性フィルム上に製膜されるZnxSnyOz膜の形成方法としては、蒸着法、コーティング法などの方法が使用できる。蒸着法には、物理気相蒸着(PVD)、あるいは化学気相蒸着(CVD)などの方法が含まれる。
物理気相蒸着法には、真空蒸着、イオンプレーティング、スパッタリングなどが挙げられ、化学気相蒸着法には、プラズマを利用したプラズマCVD、加熱触媒体を用いて材料ガスを接触熱分解する触媒化学気相成長法(Cat−CVD)等が挙げられる。
高いガスバリア性を有する高密度の薄膜が得られるという点でスパッタリング法を用いることが好ましい。スパッタリング法を用いてZnxSnyOz膜を製膜する場合、反応性スパッタリング法を用いることができる。ZnxSnyの合金ターゲットを用い、酸素雰囲気化でスパッタリングを行うことでスパッタされたZnxSny粒子が酸化され、ZnxSnyOz膜を得ることができる。このときロールツーロール方式のスパッタリング装置を用いることで連続的に製膜が可能になる。
(第2の無機膜)
第2の無機膜は、SiとAlのうち少なくとも一方の酸化物からなる。本明細書において、Siの酸化物は、SiOm(mは、適宜の正の数である)と表すこととし、Alの酸化物は、AlOn(nは、適宜の正の数である)と表すこととする。
ZnxSnyOz膜上に製膜されるSiOm膜若しくはAlOn膜の形成方法としては、特に限定されないが、ZnxSnyOz膜と同様にスパッタリング法を用いるのが好ましい。上記と同様にSi若しくはAlターゲットを用い、酸素雰囲気化でスパッタリングを行うことでSiOm膜やAlOn膜を得ることができる。
SiOm膜、AlOn膜ともに優れた耐酸性を有するため、いずれの膜を利用してもZnxSnyOz膜を保護し、優れた水蒸気バリア性と接着強度が得られる。もっとも、積層バリアシートの透明性の点から、SiOm膜を用いることが好ましい。
また、2台以上のカソードを有するロールツーロール方式のスパッタリング装置を用い、ZnxSnyとSi若しくはAlターゲットとをセットした場合、1回のプロセスで本発明の構成を有するバリアフィルムの製膜を行うことができるため好ましい。
(接着剤層)
第2の無機膜の第1の無機膜が積層されている面とは反対側の面には、酸成分を含むポリマーを含有する接着剤層が積層されている。上記酸成分を含むポリマーは、熱可塑性フィルムと貼り合わせることができるものであれば特に限定されず、例えばアクリル系、ウレタン系、エポキシ系などが挙げられる。優れた透明性、接着強度、耐久性を有することから、酸成分を含むアクリル系ポリマーを用いることが好ましい。
具体的には、カルボキシル基又はカルボン酸無水物を骨格に有するアクリル系ポリマーを用いる。カルボキシル基又はカルボン酸無水物をアクリル系ポリマー骨格に導入する方法には、特に限定はないが、たとえば、1)カルボキシル基又はカルボン酸無水物を有する(メタ)アクリルモノマーと、これと共重合可能な他の(メタ)アクリルモノマーとを共重合する方法、2)アクリルモノマーを重合してアクリルポリマーを得た後、カルボキシル基又はカルボン酸無水物を有する(メタ)アクリルモノマーをグラフト重合する方法、又は3)官能基を有するアクリル系ポリマーを得た後、アクリル系ポリマーの官能基と反応する官能基と、カルボキシル基又はカルボン酸無水物を有する化合物を反応させて、後変性を行う方法等があげられる。
アクリル系ポリマーを重合する方法としては、モノマー混合物又はアクリルモノマーを重合開始剤の存在下にてラジカル重合させる方法等が挙げられる。上記ラジカル重合の方法としては特に限定されず、例えば、溶液重合、乳化重合、懸濁重合、塊状重合等の従来公知の重合方法を用いることができる。
アクリル系ポリマーに含有されるカルボキシル基を含むモノマーとしては、一般的な粘接着剤に使用されるものであれば特に制限はなく、例えばアクリル酸、アクリル酸ダイマー、クロトン酸、マレイン酸、無水マレイン酸、フマール酸、シトラコン酸、グルタコン酸、イタコン酸、アクリルアミドN−グリコール酸又はケイ皮酸等のモノマーを使用することができる。
カルボキシル基又はカルボン酸無水物を有する(メタ)アクリルモノマーと共重合可能な他の(メタ)アクリルモノマーとしては、一般的に接着目的で使用されるものであれば特に制限はなく、例えば、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸プロピル、(メタ)アクリル酸イソプロピル、(メタ)アクリル酸−n−ブチル、(メタ)アクリル酸−t−ブチル、又は(メタ)アクリル酸−2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸オクチル等が挙げられる。これらの(メタ)アクリル酸アルキルエステルモノマーは、単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。なかでも、安価で粘着特性にも優れていることから、(メタ)アクリル酸−n−ブチルを含有することが好ましい。
また、他の基材への密着性を高めたり、架橋剤と併用することで他の基材への密着性をより高めたりすることができることから、カルボキシル基以外の極性基を有するモノマーをさらに含有することが好ましい。カルボキシル基以外の極性基としては、水酸基、カルボキシシリル基又はアルコキシシリル基等があげられる。イソシアネート架橋剤を用いて硬化することで、より他の基剤との密着性の高い接着層が得られることから、アクリル系ポリマーには、水酸基を有していることがより好ましい。
さらに極性を高め第1,第2の無機膜との接着強度を得るためにカルボキシル基を有する酸成分を含有した粘接着剤を用いるが、他の基材との密着性を十分に発揮させる観点より、アクリル系ポリマー中のカルボキシル基又はカルボン酸無水物を有する(メタ)アクリルモノマーと共重合可能な他の(メタ)アクリルモノマーの含有量は、0.1質量%以上であることが好ましく、0.5質量%以上であることがより好ましい。
さらにアクリル系ポリマーにさらなる接着強度を得ることを目的として粘着付与剤、長期安定性を得ることを目的として紫外線吸収剤や、光安定剤などの添加物を添加することできる。
アクリル系ポリマーの塗布方法としては、バリアフィルムの全面に液状のアクリル系ポリマーを塗布することができる方法であれば特に限定されるものではなく、例えば、マイクログラビアコート法、グラビアコート法、コンマコート法、バーコート法、ロールコート法、ワイヤーバーコート法、フレキソ印刷法、オフセット印刷法、スクリーン印刷法等が挙げられる。
貼り合わせを行うラミネート装置は図4に示すような、塗布工程、乾燥工程、貼り合わせ工程を行うことができる一般的な装置を利用することができる。
(別の基材)
本発明においては、積層バリアシートの上記接着剤層を介して、別の基材を貼り合わせることができる。第1,第2の無機膜を製膜した熱可塑性フィルムにより形成されるバリアフィルムと貼り合わせる別の基材としては、上記の無機膜の基材と同様に特に限定されるものではないが、無機膜の保護目的であれば耐候性に優れたフッ素系樹脂を用いることができる。また、バリアフィルム同士を貼り合わせる場合は、上記と同様にポリエチレンテレフタレートやポリエチレンナフタレートであることが好ましい。
(積層形態)
本発明に係る積層バリアシートは、第2の無機膜と接着剤層が接する限りにおいて、様々な積層形態をとることができる。具体的に、以下、図面を参照しつつ、第1〜第3の実施形態について説明する。なお、本発明は、これらの実施形態に限定されるものではなく、例えば、第1〜第3の実施形態における積層バリアシートを複数積層して用いてもよい。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る積層バリアシートの模式的断面図である。第1の実施形態においては、熱可塑性フィルム1上に、第1の無機膜2、第2の無機膜3、接着剤層4がこの順に積層されている。そして、接着剤層4の第2の無機膜3と接する面とは反対側の面に、さらに他の第2の無機膜3、第1の無機膜2、熱可塑性フィルム1がこの順に積層されている。
第1の実施形態のように、第2の無機膜3同士が接着剤層4を介して貼り合わせた構成は、図4に示すような一般的なラミネート装置を用いて作製することができる。
具体的には、熱可塑性フィルム1上に第1,第2の無機膜2,3がこの順に積層されたバリアフィルムを2本用意し、図4のラミネート装置において、一方のバリアフィルム6を巻出しロール7にセットし、もう一方のバリアフィルム8を巻出しロール9にセットする。このとき、第2の無機膜3同士が接着剤を介して、貼り合わされるようにセットする。バリアフィルム6は、コンマコーター10による塗布工程、オーブン11による乾燥工程、ニップロール12によるバリアフィルム8との貼り合わせ工程を経て、第1の実施形態に係る積層バリアシートとなる。
(第2の実施形態)
図2は、本発明の第2の実施形態に係る積層バリアシートの模式的断面図である。第2の実施形態においては、熱可塑性フィルム1上に、第1の無機膜2、第2の無機膜3、接着剤層4がこの順に積層されている。そして、接着剤層4の第2の無機膜3と接する面とは反対側の面に、さらに他の熱可塑性フィルム1、第1の無機膜2、第2の無機膜3がこの順に積層されている。
第2の実施形態においても、第1の実施形態と同じラミネート装置を用いて、積層バリアシートを作製することができるが、第2の実施形態においては、第2の無機膜3と熱可塑性フィルム1が接着剤層4を隔てて、向き合うようにセットする。この塗布工程において塗布面は、第2の無機膜3側、熱可塑性フィルム1側のいずれでも積層バリアシートを得ることができる。もっとも、第2の無機膜3側へ塗布を行う場合、塗布工程及び乾燥工程において第2の無機膜3へダメージを与える可能性があるため、熱可塑性フィルム1側へ塗布を行うことが好ましい。
(第3の実施形態)
図3は、本発明の第3の実施形態に係る積層バリアシートの模式的断面図である。第3の実施形態においては、熱可塑性フィルム1上に、第1の無機膜2、第2の無機膜3、接着剤層4がこの順に積層されている。そして、接着剤層4が第2の無機膜3と接する面とは反対側の面には、さらに他の熱可塑性フィルム5がこの順に積層されている。
第3の実施形態においても、第1の実施形態と同じラミネート装置を用いて、積層バリアシートを作製することができる。そして、第3の実施形態においても、第2の無機膜3へダメージを与える可能性があるため、熱可塑性フィルム5側へ塗布を行うことが好ましい。ただし、この熱可塑性フィルム5が溶剤によって膨潤したり、乾燥工程により軟化したりする場合、第2の無機膜3側に塗布する必要がある。
(実施例及び比較例)
以下、本発明について、具体的な実施例に基づき、さらに説明する。なお、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
(A)3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン100重量部、(B)テトラエトキシシラン63重量部及び水4.9重量部を含む平滑化層形成用組成物に、2−メチル−1[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モリフォリノプロパン−1−オン(チバ・スペシャリティーケミカルズ社製、商品名「イルガキュア907」)0.1重量部を加えて、9Wの紫外線ランプを用いて紫外線を15分間照射して予備重合を行った。
得られた組成物に、液温20℃の状態で組成物と同量の水を加えて1時間程度撹拌し、12時間以上20℃環境下で静置した。沈降した固形分の重量による、(A)の転化率は、5%であった。
次に、得られた組成物をグラビアコーターにより50μmのポリエステル基材(三菱樹脂社製)の一面に塗布し、塗布した組成物に電子線照射装置(ESI社製、製品名「EC300/165/800」)を用いて、加速電圧175kV、照射線量150kGyの条件で電子線を照射することによって、3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシランのラジカル重合を行い、ラジカル重合体を形成した。
しかる後、電子線照射を行った組成物を一面に有するポリエステル基材を、45℃、相対湿度65%RHの環境下に1時間放置し、加水分解及び脱水縮合反応を促進することにより、上記ラジカル重合体の主鎖間を架橋するテトラエトキシシランの脱水縮合物を形成し、平滑化層(厚み8μm)を得た。
次に、平滑化層を製膜した透明なポリエステル基材上に出力3kW、圧力1.0×10−1Paの条件下で、Zn:Sn=7:3のZnSnターゲットを用いた反応性スパッタリング法により、ZnxSnyOz膜を150(nm)の厚みで製膜した。
次に、製膜したZnxSnyOz膜上に、出力5kW,圧力1.0×10−1Paの条件下で、Siターゲットを用いた反応性スパッタリング法により、SiOm膜を50(nm)の厚みで製膜し、バリアフィルムを得た。
また、アクリル酸−n−ブチル96重量%、アクリル酸3.0重量%、アクリル酸2−エチルヘキシル1.0重量%を混合し、作製した混合物100重量部に対し、酢酸エチル80重量部及び重合開始剤としてのt−ヘキシルパーオキシピバレート0.1重量部を添加し、70℃、5時間還流させて、アクリルポリマーを得た。得られたアクリルポリマー100重量部に対し、酢酸エチルを40重量部及びイソシアネート系架橋剤(日本ポリウレタン社製、商品名「コロネートL−40」)を3.0重量部添加し、アクリルポリマー1を得た。
次に作製したバリアフィルムとアクリルポリマー1とをコンマコーターを有するラミネート機にセットし、SiOm膜表面上にアクリルポリマー1を塗布した。しかる後、バリアフィルムのSiOm膜面が向かい合うように2枚のバリアフィルムの貼り合わせを行った。作製した積層体を、40℃の乾燥炉で4日間養生した後、全光線透過率、初期及び耐久後の水蒸気バリア性及び接着強度を評価した。
(実施例2)
実施例1と同じ平滑化層を製膜した厚み50(μm)のPETフィルム(三菱樹脂社製)上に出力3kW、圧力1.0×10−1Paの条件下で、Zn:Sn=7:3のZnSnターゲットを用いた反応性スパッタリング法により、ZnxSnyOz膜を150(nm)の厚みで製膜した。
次に製膜したZnxSnyOz膜上に出力3kW、圧力1.0×10−1Paの条件下でAlターゲットを用いた反応性スパッタリング法により、AlOn膜を50(nm)の厚みで製膜し、バリアフィルムを得た。
次に作製したバリアフィルムと実施例1と同様の方法で作製したアクリルポリマー1とをラミネート機にセットし、AlOn膜表面上にアクリルポリマー1を塗布した。しかる後、バリアフィルムのAlOn膜面が向かい合うように2枚のバリアフィルムの貼り合わせを行った。作製した積層体を、40℃の乾燥炉で4日間養生した後、全光線透過率、初期及び耐久後の水蒸気バリア性及び接着強度を評価した。
(実施例3)
アクリルポリマー1の代わりに、アクリル酸−n−ブチル98重量部、アクリル酸1.0重量部、アクリル酸2−エチルヘキシル1.0重量部を混合し、作製した混合物100重量部に対し、酢酸エチル80重量部、及び重合開始剤としてt−ヘキシルパーオキシピバレート0.1重量部を添加し、70℃、5時間還流させて、得られたアクリルポリマー2を用いたこと以外は、実施例1と同様にして、積層体を作製し、作製した積層体を、40℃の乾燥炉で4日間養生した後、全光線透過率、初期及び耐久後の水蒸気バリア性及び接着強度を評価した。
(実施例4)
実施例1と同様の条件で作製したバリアフィルムとアクリルポリマー1とをラミネート機にセットし、アクリルポリマー1を介して、SiOm膜と熱可塑性フィルム基材が向かい合うように、2枚のバリアフィルムの貼り合わせを行った。作製した積層体を、40℃の乾燥炉で4日間養生した後、全光線透過率、初期及び耐久後の水蒸気バリア性及び接着強度を評価した。
(実施例5)
実施例1と同様の条件で作製したバリアフィルム及びアクリルポリマー1と、PVDFフィルム(大倉工業社製)とをラミネート機にセットし、貼り合わせ及び養生を行った。このときバリアフィルムのSiOm膜側にアクリルポリマーの塗布を行った。また、PVDFフィルムの貼り合わせ面にあらかじめコロナ処理を行った。コロナ処理は春日電機社製の枚葉式のコロナ放電気を用い、電極間距離を2mmに調整し、1.0kWの出力で1秒間照射した。作製した積層体を、40℃の乾燥炉で4日間養生した後、全光線透過率、初期及び耐久後の水蒸気バリア性及び接着強度を評価した。
(比較例1)
厚み50(μm)のPETフィルム(三菱樹脂社製)上に出力5kW、圧力1.0×10−1Paの条件下で、Zn:Sn=7:3のZnSnターゲットを用いた反応性スパッタリング法により、ZnxSnyOz膜を150(nm)の厚みで製膜し、バリアフィルムを得た。作製したバリアフィルムと実施例1と同様の方法で作製したアクリルポリマー1とをラミネート機にセットしZnxSnyOz膜表面上にアクリルポリマーを塗布し、ZnxSnyOz面が向かい合うように貼り合わせを行った。作製した積層体を、40℃の乾燥炉で4日間養生した後、全光線透過率、初期及び耐久後の水蒸気バリア性及び接着強度を評価した。
<水蒸気バリア性の評価>
実施例1〜5及び比較例1において得られた積層体を水蒸気透過率測定器(GTR−TEC社製、商品名「GTR−3000」)を用いて、40℃、90%の条件で、初期及び耐久後の水蒸気透過率を測定した。このときの水蒸気透過率が1.0×10−3(g/m/日)未満であれば◎、1.0×10−3(g/m/日)以上、5.0×10−3(g/m/日)未満の範囲であれば○、5.0×10−3(g/m/日)以上であれば×とした。評価結果を下記表1にまとめた。
<フィルム接着強度の評価>
実施例1〜5及び比較例1において得られた積層体を幅10mmの短冊状になるように切り出し、引張試験機(テンシロン万能材料試験機、ORIENTEC社製、製品名「RTC−1310A」)を用いて、200mm/分の剥離速度にて初期及び耐久後の接着強度の評価を行った。
この初期の接着強度が10.0(N/cm)以上であれば◎、7.5(N/cm)以上、10.0(N/cm)未満であれば○、7.5(N/cm)未満であれば×とした。また、耐久後の接着強度は7.5(N/cm)以上であれば◎、5.0(N/cm)以上、7.5(N/cm)未満の範囲であれば○、5.0(N/cm)未満であれば×とした。評価結果を表1にまとめた。
<全光線透過率の測定>
実施例1〜5及び比較例1において得られた積層体をHAZEメーター(コニカミノルタ社製、製品名「HAZE GURDII」)を用いて全光線透過率の測定を行った。このとき全光線透過率が90(%)以上であれば◎、85(%)以上、90(%)未満であれば〇、85(%)未満であれば×とした。評価結果を下記表1にまとめた。
Figure 2018086860
1,5…熱可塑性フィルム
2…第1の無機膜
3…第2の無機膜
4…接着剤層
6,8…バリアフィルム
7,9…巻出しロール
10…コンマコーター
11…オーブン
12…ニップロール

Claims (6)

  1. ガスバリア機能を果たす積層バリアシートであって、
    熱可塑性フィルムと、
    前記熱可塑性フィルム上に積層されており、ZnとSnとの合金の酸化物により形成されている、第1の無機膜と、
    前記第1の無機膜上に積層されており、SiとAlのうち少なくとも一方の酸化物により形成されている、第2の無機膜と、
    前記第2の無機膜の前記第1の無機膜側とは反対側の面に積層されており、酸成分を含むポリマーを含有する接着剤層とを備える、積層バリアシート。
  2. 前記第2の無機膜が、Siの酸化物により形成されている、請求項1に記載の積層バリアシート。
  3. 前記酸成分を含むポリマーが、アクリル系ポリマーである、請求項1又は2に記載の積層バリアシート。
  4. 前記第1の無機膜中におけるSnの含有量が、10〜30重量%である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の積層バリアシート。
  5. 前記接着剤層の前記第2の無機膜側とは反対側の面に積層されているフィルムをさらに備える、請求項1〜4のいずれか1項に記載の積層バリアシート。
  6. 前記接着剤層の前記第2の無機膜側とは反対側の面に積層されているフィルムが、無機膜が積層された熱可塑性フィルムである、請求項5に記載の積層バリアシート。
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