JP2018085510A - 空冷放熱装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子機器内部の電子素子に対する循環式熱対流の放熱により放熱効果を高め、騒音を抑え、電子素子の性能を安定させ、使用寿命を延長する、空冷放熱装置の提供。
【解決手段】本発明の空冷放熱装置は電子素子の放熱に用いられ、導流担体と、エアポンプを含み、前記導流担体が、第1表面、第2表面、チャンバ、気体導入側開口部、複数の導流排気溝を含み、前記導流担体のチャンバが第1表面と第2表面に貫通され、前記気体導入側開口部が第1表面に設置され、かつ前記チャンバと連通され、前記複数の導流排気溝が第2表面に設置され、かつ前記チャンバと連通され、前記電子素子が前記チャンバに収容され、前記エアポンプが前記導流担体の第1表面に設置され、かつ前記気体導入側開口部を封鎖し、前記エアポンプを駆動して気流を前記気体導入側開口部から前記チャンバに導入し、電子素子と熱交換させ、熱交換後の気流を前記複数の導流排気溝から排出させる。
【選択図】図2B

Description

本発明は空冷放熱装置に関し、特に、エアポンプで気流を駆動して放熱を行う、空冷放熱装置に関する。
科学技術の進歩に伴い、モバイルコンピューターやタブレット、産業用コンピューター、モバイル通信デバイス、ビデオ再生装置など各種電子機器はすでに軽量薄型化、モバイル化、高性能化のトレンドに向けて発展しており、これら電子機器はその内部空間が限られているため、各種の高集積度または高仕事率の電子素子を配置する必要がある。電子機器の演算速度をより速く、機能をより強大にすると、電子機器内部の電子素子の動作時により多くの熱エネルギーが発生し、高温になる。このほか、これらの電子機器はほとんどが軽量薄型でコンパクトな外観であり、別途放熱冷却に用いる内部空間はないため、電子機器内の電子素子は熱エネルギー、高温の影響を受けやすく、干渉や破損等の問題が引き起こされる。
一般に、電子機器内部の放熱方式は、能動式放熱と受動式放熱に分けることができる。能動式放熱は通常軸流ファンまたは遠心ファンを採用し、電子機器内部に設置して、軸流ファンまたは遠心ファンにより気流を駆動し、電子機器内部の電子素子が発生する熱エネルギーを転移させ、放熱を実現する。しかしながら、軸流ファン及び遠心ファンは運転時に比較的騒音が大きく、かつその体積が比較的大きいため薄型化と小型化が難しい。さらに、軸流ファンと遠心ファンの使用寿命は比較的短いため、従来の軸流ファンと遠心ファンは軽量薄型及びモバイル向けの電子機器内での放熱に適していない。
さらに、多くの電子素子が、例えば表面実装技術(Surface Mount Technology,SMT)、 セレクティブソルダリング(Selective Soldering)等の技術を利用してプリント配線板(Printed Circuit Board,PCB)上に半田付けされるが、前述の半田付け方式で半田付けされた電子素子は、長期間高い熱エネルギー、高温の環境下に置かれると、電子素子がプリント配線板から離脱してしまいやすく、またほとんどの電子素子が高温に耐性がないため、電子素子が長期間高い熱エネルギー、高温の環境下に置かれた場合、電子素子の性能安定性が低下し、寿命が短くなりやすい。
図1に従来の放熱機構の構造を示す。図1に示すように、従来の放熱機構は、受動式放熱機構であり、熱伝導板12を含み、前記熱伝導板12が、熱伝導ペースト13を介して、放熱される電子素子11と相互に貼合され、熱伝導ペースト13及び熱伝導板12によって形成される熱伝導経路を通じ、電子素子11に熱伝導を利用させ、自然対流方式で放熱を達成する。しかしながら、前述の放熱機構の放熱効率は優れず、応用の需要を満たすことができない。
これに鑑み、現有の技術が直面している問題を解決できる空冷放熱装置を発展させる必要がある。
本発明の目的は、各種電子機器に応用でき、電子機器内部の電子素子に対して循環式熱対流の放熱を行い、放熱効果を高め、騒音を抑えるとともに、電子機器内部の電子素子の性能を安定させ、使用寿命を延長することができる、空冷放熱装置を提供することにある。
本発明の別の目的は、温度制御機能を備え、電子機器内部の電子素子の温度変化に基づき、エアポンプの動作を制御して放熱効果を高め、空冷放熱装置の使用寿命を延長することができる、空冷放熱装置を提供することにある。
上述の目的を達するため、本発明のより広義の実施態様により提供される空冷放熱装置は、電子素子の放熱に用いられ、前記空冷放熱装置が、導流担体と、エアポンプを含み、前記導流担体が第1表面、第2表面、チャンバ、気体導入側開口部、複数の導流排気溝を含み、そのうち前記チャンバが前記第1表面と第2表面に貫通され、前記気体導入側開口部が前記第1表面に設置され、かつ前記チャンバに連通され、前記複数の導流排気溝が前記第2表面に設置され、かつ前記チャンバに連通され、そのうち電子素子が前記チャンバに収容され、前記エアポンプが前記導流担体の第1表面に設置され、かつ前記気体導入側開口部を封鎖し、そのうち、前記エアポンプを駆動することで気流を前記気体導入側開口部から前記チャンバに導入し、電子素子に対して熱交換を行い、かつ電子素子と熱交換した後の気流を前記複数の導流排気溝から排出させる。
上述の目的を達するため、本発明の別のより広義の実施態様により提供される空冷放熱装置は、電子素子の放熱に用いられ、前記空冷放熱装置が、導流担体と、放熱器と、エアポンプを含み、前記導流担体が第1表面、第2表面、チャンバ、気体導入側開口部、複数の導流排気溝を含み、そのうち前記チャンバが前記第1表面と第2表面に貫通され、前記気体導入側開口部が前記第1表面に設置され、かつ前記チャンバに連通され、前記複数の導流排気溝が前記第2表面に設置され、かつ前記チャンバに連通され、そのうち電子素子が前記チャンバに収容され、前記放熱器が前記電子素子に貼付され、かつ前記チャンバに配置され、前記エアポンプが前記導流担体の第1表面に設置され、かつ前記気体導入側開口部を封鎖し、そのうち、前記エアポンプを駆動することで気流を前記気体導入側開口部から前記チャンバに導入し、電子素子に対して熱交換を行い、かつ電子素子と熱交換した後の気流を前記複数の導流排気溝から排出させる。
上述の目的を達するため、本発明のさらに別のより広義の実施態様により提供される空冷放熱装置は、電子素子の放熱に用いられ、前記空冷放熱装置が、導流担体と、ヒートパイプと、エアポンプを含み、前記導流担体が第1表面、第2表面、チャンバ、気体導入側開口部、複数の導流排気溝を含み、そのうち前記チャンバが前記第1表面と第2表面に貫通され、前記気体導入側開口部が前記第1表面に設置され、かつ前記チャンバに連通され、前記複数の導流排気溝が前記第2表面に設置され、かつ前記チャンバに連通され、そのうち電子素子が前記チャンバに収容され、前記ヒートパイプが前記電子素子の表面に貼付され、かつ前記チャンバに配置され、前記エアポンプが前記導流担体の第1表面に設置され、かつ前記気体導入側開口部を封鎖し、そのうち、前記エアポンプを駆動することで気流を前記気体導入側開口部から前記チャンバに導入し、電子素子に対して熱交換を行い、かつ電子素子と熱交換した後の気流を前記複数の導流排気溝から排出させる。
従来の放熱機構の構造を示す断面図である。 本発明の実施例1の空冷放熱装置の立体外観図である。 図2Aの空冷放熱装置のAA線での断面図である。 図2Aの導流担体の立体図である。 本発明の実施例2の空冷放熱装置の断面図である。 本発明の実施例3の空冷放熱装置の断面図である。 本発明の最良の実施例のエアポンプの異なる角度からの立体分解図である。 本発明の最良の実施例のエアポンプの異なる角度からの立体分解図である。 図6Aと図6Bに示す圧電アクチュエータの断面図である。 図6Aと図6Bに示すエアポンプの断面図である。 図6Aと図6Bに示すエアポンプの作動の流れを示す断面図である。 図6Aと図6Bに示すエアポンプの作動の流れを示す断面図である。 図6Aと図6Bに示すエアポンプの作動の流れを示す断面図である。 図6Aと図6Bに示すエアポンプの作動の流れを示す断面図である。 図6Aと図6Bに示すエアポンプの作動の流れを示す断面図である。 本発明の実施例4の空冷放熱装置の断面図である。
本発明の特徴と利点を体現するいくつかの典型的実施例について、以下で詳細に説明する。本発明は異なる態様において、いずれも本発明の範囲を逸脱しない各種の変化を有し、かつ以下の説明と図面は本質的に説明のためのものであり、本発明を制限するものではないことが理解されるべきである。
図2Aに本発明の実施例1の空冷放熱装置の立体外観図、図2Bに図2Aの冷放熱装置のAA線での断面図、図3に図2Aの導流担体の立体図をそれぞれ示す。図2A、図2B、図3に示すように、本発明の空冷放熱装置2は、例えばモバイルコンピューターやタブレット、産業用コンピューター、モバイル通信デバイス、ビデオ再生装置など(但しこれらに限らない)に応用することができ、電子機器内の放熱が必要な電子素子3に対して放熱を行う。本発明の空冷放熱装置2は、導流担体20と、エアポンプ22を含む。前記導流担体20は第1表面20a、第2表面20b、チャンバ201、気体導入側開口部202、複数の導流排気溝203を含み、そのうち、前記チャンバ201は前記第1表面20aと第2表面20bに貫通され、前記気体導入側開口部202が前記第1表面20aに設置され、かつ前記チャンバ201に連通される。前記複数の導流排気溝203は前記第2表面20bに設置され、気体の流通に用いられ、そのうち各導流排気溝203の一端がチャンバ201に連通され、かつ各導流排気溝203の他端が前記導流担体20の側壁204まで延伸されて外部に連通され、これにより前記導流担体20の側壁204に複数の排気側開口部205が形成される。前記導流担体20のチャンバ201に前記電子素子3が収容される。前記エアポンプ22は、前記導流担体20の第1表面20a上に固定され、かつ前記気体導入側開口部202に組み付けて位置決めされ、前記気体導入側開口部202を封鎖する。そのうち、前記エアポンプ22を駆動することで、気流を気体導入側開口部202から導流担体20のチャンバ201に導入し、電子素子3に対して熱交換を行い、かつ前記電子素子3と熱交換した後の気流を前記複数の導流排気槽203から排出させ、電子素子3に対する放熱を実現する。
一部の実施例において、前記導流担体20は枠体とすることができるが、これに限らない。本実施例において、前記気体導入側開口部202は前記第1表面20aの中央区域に配置される。前記電子素子3は積載基板4上に設置され、そのうち、前記積載基板4はプリント配線板とすることができるが、これに限らない。前記積載基板4は前記導流担体20の第2表面20bに連接され、かつ前記電子素子3が前記導流担体20のチャンバ201に収容される。前記複数の導流排気溝203は前記第2表面20bに設置され、かつ放射状に外側に向かって延伸される。一部の実施例において、前記複数の導流排気溝203の他端に形成される排気側開口部205は、前記導流担体20の複数の側壁204及び複数の角部207に配置され、これにより気流を前記導流担体20の周辺から外に向かって排出させることができる。
本実施例において、前記エアポンプ22は圧電駆動エアポンプであり、気体の流動を駆動するために用いられる。前記エアポンプ22は、前記導流担体20の第1表面20a上に固定され、かつ前記気体導入側開口部202に組み付けて位置決めされ、前記気体導入側開口部202を封鎖する。前記積載基板4は、前記導流担体20の第2表面20bに貼付して設置され、つまり、前記導流担体20と前記エアポンプ22の組立体が前記積載基板4上を覆って接合され、前記電子素子3が前記導流担体20のチャンバ201内に収容される。前記エアポンプ22と前記積載基板4で前記気体導入側開口部202を封鎖することで、前記気体導入側開口部202、チャンバ201、複数の導流排気溝203により封鎖式の流路が形成され、これにより電子素子3に対して集中的に放熱を行い、放熱効果を高めることができる。強調すべきは、本発明は封鎖式流路の形成のみに限られず、その他の流路形式も実際の応用ニーズに基づき調整し、変化させることができる点である。当然、別の一実施例において(図示しない)、導流担体20において、気体導入側開口部202の外囲に収容部を設置してもよく、即ち前記収容部は、気体導入側開口部202の外囲において、第1表面20aを内側に凹陥させた凹槽とし、エアポンプ22を直接収容部上に組み込み、気体導入側開口部202を封鎖しても、同様に上述の空冷放熱装置2の放熱作用を実施することができる。このようにエアポンプ22を凹陥された収容部内に組み込む設計で、空冷放熱装置2の全体高さを抑え、薄型化の効果を達成することができる。
本実施例において、前記エアポンプ22は気体の流動を駆動し、気体を空冷放熱装置2の外部から気体導入側開口部202を経由してチャンバ201内に導入するために用いられる。エアポンプ22が気体をチャンバ201に導入すると、導入された気体がチャンバ201内の電子素子3と熱交換を行い、チャンバ201内の気流を速やかに流動させ、熱交換後の気流に熱エネルギーを導流担体20の複数の導流排気溝203から空冷放熱装置2の外部に排出させる。エアポンプ22は連続的に作動して気体を導入するため、電子素子3は連続導入される気体と熱交換を行い、同時に熱交換後の気体を導流担体20の複数の導流排気溝203から排出させることができ、これにより電子素子3に対する放熱を実現でき、かつ放熱効率を高め、電子素子3の性能安定性と寿命を向上することができる。
図4に本発明の実施例2の空冷放熱装置の断面図を示す。図4に示すように、本実施例の空冷放熱装置2aは図2Bに示す空冷放熱装置2と相似しており、同じ符号は同じ構造、部材、機能を表すため、ここでは説明を省略する。図2Bに示す空冷放熱装置2と比較して、本実施例の空冷放熱装置2aはさらに、前記電子素子3の表面に連接して設置され、かつ前記チャンバ201内に配置された放熱器25を含む。前記放熱器25は、ベース部251と複数の放熱片252を含み、前記ベース部251が前記電子素子3の表面に貼付され、前記複数の放熱片252が前記ベース部251に垂直に連接される。前記放熱器25の設置により、放熱面積を増加し、前記放熱器25を介して前記電子素子3が発生する熱エネルギーを前記チャンバ201内に導入される気体と熱交換させ、放熱効果を高めることができる。
図5に本発明の実施例3の空冷放熱装置の断面図を示す。図5に示すように、本実施例の空冷放熱装置2bは図2Bに示す空冷放熱装置2と相似しており、同じ符号は同じ構造、部材、機能を表すため、ここでは説明を省略する。図2Bに示す空冷放熱装置2と比較して、本実施例の空冷放熱装置2bは、前記電子素子3の表面に連接して設置され、かつ前記チャンバ201内に配置されたヒートパイプ26を含む。前記ヒートパイプ26は前記電子素子3の表面に貼付され、かつヒートパイプ26は高熱伝導係数の熱伝導材料で成る。一部の実施例において、前記ヒートパイプ26の一端が前記導流担体20の側壁204から延伸されて、前記導流担体20の外部で熱交換を行い、かつ前記ヒートパイプ26の他端が前記電子素子3の表面まで延伸されて、前記電子素子3に接触する。前記ヒートパイプ26の設置により、前記ヒートパイプ26を介して前記電子素子3が発生する熱エネルギーを前記チャンバ201内の気体とより迅速に熱交換させ、放熱効果を高めることができる。
図6Aと図6Bに、本発明の最良の実施例のエアポンプの異なる角度の分解図をそれぞれ示す。図7に図6Aと図6Bに示す圧電アクチュエータの断面図を示し、図8に図6Aと図6Bに示すエアポンプの断面図を示す。図6A、図6B、図7、図8に示すように、前記エアポンプ22は圧電駆動エアポンプであり、かつ、気体導入板221、共振片222、圧電アクチュエータ223、絶縁片2241、2242、導電片225等の構造を含む。そのうち、前記圧電アクチュエータ223は共振片222に対応して設置され、気体導入板221、共振片222、圧電アクチュエータ223、絶縁片2241、導電片225及び別の絶縁片2242等が順に積層されて設置され、その組み立てが完了した状態の断面図は図8のとおりとなる。
本実施例において、前記気体導入板221は、少なくとも1つの気体導入孔221aを備え、そのうち、前記気体導入孔221aの数量は4個が好ましいが、これに限らない。前記気体導入孔221aは、前記気体導入板221を貫通し、装置の外から大気圧の作用に応じて前記少なくとも1つの気体導入孔221aから気体をエアポンプ22 の中に流入させるために用いられる。前記気体導入板221上には少なくとも1つの合流孔221bが設けられ、前記気体導入板221の他方の表面の前記少なくとも1つの気体導入孔221aに対応して設置される。前記合流孔221bの中心の合流箇所は中心凹部221cを備え、かつ前記中心凹部221cは合流孔221bに連通され、これにより前記少なくとも1つの気体導入孔221aから合流孔221bに進入した気体がガイドされて前記中心凹部221cに集められ、気体の伝達が実現される。本実施例において、前記気体導入板221は一体成型の気体導入孔221a、合流孔221b、中心凹部221cを備え、かつ中心凹部221c箇所に気体を合流させて一時的に保存する合流チャンバが対応して形成される。一部の実施例において、前記気体導入板221の材質は、例えばステンレス材質で構成することができるが、これに限らない。別の一部の実施例において、前記中心凹部221c箇所に構成された合流チャンバの深さは合流孔221bの深さと同じであるが、これに限らない。共振片222は可撓性材質で構成されるが、これに限らず、かつ共振片222上には気体導入板221の中心凹部221cに対応して設置され、気体を流通させるための中空孔2220が設けられる。別の一部の実施例において、共振片222は銅材質で構成されるが、これに限らない。
圧電アクチュエータ223は、浮動板2231と、外枠2232と、少なくとも1つのフレーム2233と、圧電片2234を組み立てて成り、そのうち、前記圧電片2234が前記浮動板2231の第1表面2231cに貼付され、電圧を印加して変形を生じ、前記浮動板2231を駆動して湾曲振動させる。前記少なくとも1つのフレーム2233が前記浮動板2231と前記外框2232の間に連接され、本実施例において、前記フレーム2233は前記浮動板2231と前記外枠2232の間に連接して設置され、その両端が前記外枠2232と前記浮動板2231にそれぞれ連接され、弾性的支持を提供する。かつ前記フレーム2233、前記浮動板2231、前記外枠2232の間にさらに少なくとも1つの空隙2235を備え、前記少なくとも1つの空隙2235が前記気体導入側開口部202に連通され、気体の流通に用いられる。強調すべきは、前記浮動板2231、外枠2232、フレーム2233の型態及び数量は、前述の実施例に限られず、実際の応用ニーズに基づき変化させることができる。また、前記外枠2232は浮動板2231の外側を囲んで設置され、かつ外側に凸設された導電ピン2232cを備え、電気的接続に用いられるが、これに限らない。
前記浮動板2231は、段状面の構造(図7参照)であり、即ち、前記浮動板2231の第2表面2231bがさらに凸部2231aを備え、前記凸部2231aは円形の隆起構造とすることができるが、これに限らない。前記浮動板2231の凸部2231aは、前記外枠2232の第2表面2232aと共平面であり、かつ前記浮動板2231の第2表面2231bと前記フレーム2233の第2表面2233aも共平面であり、かつ前記浮動板2231の凸部2231a及び前記外枠2232の第2表面2232aと、前記浮動板2231の第2表面2231b及び前記フレーム2233の第2表面2232aの間には一定の深さがある。前記浮動板2231の第1表面2231cは、前記外枠2232の第1表面2232b及び前記フレーム2233の第1表面2233bと平坦な共平面構造を成し、前記圧電片2234が前記浮動板2231のこの平坦な第1表面2231c箇所に貼付される。別の一部の実施例において、前記浮動板2231の形態は両面が平坦な板状の正方形構造としてもよいが、これに限られず、実際の状況に応じて変化させることができる。一部の実施例において、前記浮動板2231、フレーム2233、外枠2232は一体成型の構造であり、かつ金属板で構成することができ、例えばステンレス材質で構成できるが、これに限らない。また別の一部の実施例において、前記圧電片2234の辺の長さは、前記浮動板2231の辺の長さより小さい。さらに別の一部の実施例において、前記圧電片2234の辺の長さは前記浮動板2231の辺の長さに等しく、かつ同様に前記浮動板2231と相互に対応する正方形の板状構造として設計されるが、これに限らない。
前記エアポンプ22の絶縁片2241、導電片225及び別の絶縁片2242は前記圧電アクチュエータ223の下に順に対応して設置され、かつその形態は前記圧電アクチュエータ223の外枠2232の形態にほぼ対応している。一部の実施例において、絶縁片2241、2242は、例えばプラスチックなどの絶縁材質で構成されるが、これに限らず、絶縁機能を提供する。別の一部の実施例において、導電片225は、例えば金属材質などの導電材質で構成されるが、これに限らず、電気の導通機能を提供する。本実施例において、前記導電片225上には導電ピン225aを設置し、電気の導通機能を実現することができる。
本実施例において、エアポンプ22は、気体導入板221、共振片222、圧電アクチュエータ223、絶縁片2241、導電片225及び別の絶縁片2242等を順に積み重ねて成り、かつ共振片222と圧電アクチュエータ223の間に間隙hが形成される。本実施例において、前記共振片222と前記圧電アクチュエータ223の外枠2232周縁の間の間隙h内には例えば導電ペーストなどの充填材質が充填されるが、これに限らず、共振片222と圧電アクチュエータ223の浮動板2231の凸部2231aの間に前記間隙hの深さを維持し、気流をより迅速にガイドして流動させることができ、かつ浮動板2231の凸部2231aと共振片222が適切な距離を保持して相互の接触干渉を減少することで、騒音の発生を抑えることができる。また、別の一部の実施例において、圧電アクチュエータ223の外枠2232の高さを高くし、共振片222との組み立て時に間隙を増加してもよいが、これに限らない。
本実施例において、共振片222は可動部222aと固定部222bを備え、気体導入板221、共振片222、圧電アクチュエータ223を順に対応して組み立てた後、可動部222a箇所とその上の気体導入板221とで気体を集めるチャンバが共同で形成され、かつ共振片222と圧電アクチュエータ223の間にさらに第1チャンバ220が形成され、気体を一時的に保存するために用いられる。かつ第1チャンバ220は共振片222の中空孔2220を通じて気体導入板221の中心凹部221c箇所のチャンバに連通され、第1チャンバ220の両側が圧電アクチュエータ223のフレーム2233の間の空隙2235を介してその下に設けられた気体導入側開口部202に連通される。
図9Aから図9Eに、図6Aと図6Bのエアポンプの作動の流れを表す断面図を示す。図8、図9A〜図9Eを参照しながら、本発明のエアポンプの作動の流れを以下で簡単に説明する。エアポンプ22が作動すると、圧電アクチュエータ223が電圧を受けて駆動され、フレーム2233を支点として垂直方向に往復振動する。図9Aに示すように、圧電アクチュエータ223が電圧を受けて作動し、下に振動すると、共振片222は軽くて薄い片状構造であるため、圧電アクチュエータ223の振動時、共振片222もそれに伴い共振して垂直に往復振動し、共振片222の中心凹部221cに対応する部分も同時に湾曲して振動で変形する。この中心凹部221cに対応する部分が共振片222の可動部222aであり、圧電アクチュエータ223が下に湾曲して振動すると、共振片222の中心凹部221cに対応する可動部222aが気体の進入と押圧及び圧電アクチュエータ223の振動により動かされ、圧電アクチュエータ223の下方向への湾曲振動に伴って変形し、気体が気体導入板221上の少なくとも1つの気体導入孔221aから進入し、少なくとも1つの合流孔221bを介して中央の中心凹部221c箇所に集められ、さらに共振片222上の中心凹部221cに対応して設置された中空孔2220を経由し、下に向かって第1チャンバ220内へ流入する。その後、図9Bに示すように、圧電アクチュエータ223の振動により動かされるため、共振片222もそれに伴い共振して垂直に往復振動し、このとき共振片222の可動部222aも下に向かって振動し、圧電アクチュエータ223の浮動板2231の凸部2231a上に貼付されて接触するが、浮動板2231の凸部2231a以外の区域と共振片222両側の固定部222bの間の合流チャンバの間隔は小さくならず、この共振片222の変形により、第1チャンバ220の体積が圧縮され、かつ第1チャンバ220中間の流通空間が閉鎖され、その内部の気体が押し動かされて両側に流動され、圧電アクチュエータ223のフレーム2233の間の空隙2235を通過して下に流動する。その後、図9Cに示すように、共振片222の可動部222aが上に湾曲振動して変形し、初期位置を回復するとともに、圧電アクチュエータ223が電圧を受けて駆動され、上に向かって振動し、同様に第1チャンバ220の体積が圧縮されるが、このとき圧電アクチュエータ223は上に向かって持ち上げられ、第1チャンバ220内の気体が両側に流動し、気体が継続して気体導入板221上の少なくとも1つの気体導入孔221aから進入し、さらに中心凹部221cに形成されたチャンバ内に流入する。その後、図9Dに示すように、前記共振片222は圧電アクチュエータ223が上に持ち上げられる振動を受けて上に共振し、このとき共振片222の可動部222aもそれに伴い上に振動して、気体が継続して気体導入板221上の少なくとも1つの気体導入孔221aから進入し、さらに中心凹部221cに形成されたチャンバ内に流入する作用が緩和される。最後に、図9Eに示すように、共振片222の可動部222aも初期位置を回復する。この実施態様から分かるように、共振片222が垂直に往復振動すると、共振片222と圧電アクチュエータ223の間の間隙hでその垂直移動の最大距離が増加される。つまり、これら2つの構造の間に間隙hを設けることで、共振片222の共振時により大きな幅の上下移動を発生させることができる。これにより、このエアポンプ22の流路設計中を通過することで圧力の勾配を生じ、気体を高速流動させ、流路の出入方向の抵抗差を通じて、気体を吸入側から排出側に移動させ、気体の輸送作業を完了する。排出側に気圧がある状態下でも、継続して気体を導気側チャンバ23aに押し入れる能力を備え、かつ静音の効果を達することができる。このように、図9A〜図9Eのエアポンプ22の作動を繰り返し、エアポンプ22に外から内への気体輸送を発生させることができる。
上述を受け、上述のエアポンプ22の作動を通じて、気体を導流担体20の チャンバ201に導入し、導入した気体に電子素子3と熱交換させ、チャンバ201内の気体の高速流動を促進し、熱交換後の気体が熱エネルギーを導流担体20の複数の導流排気溝203箇所から空冷放熱装置2の外部に排出させることができ、これにより放熱冷却の効率を高め、電子素子3の性能安定性と寿命を向上することができる。
図10に本発明の実施例4の空冷放熱装置の断面図を示す。図10に示すように、本実施例の空冷放熱装置2cは図2Bに示す空冷放熱装置2と相似しており、同じ符号は同じ構造、部材、機能を表すため、ここでは説明を省略する。図2Bに示す空冷放熱装置2と比較して、本実施例の空冷放熱装置2cは温度制御機能を備え、さらに制御システム21を含み、前記制御システム21が制御ユニット211と温度センサー212を含む。そのうち、前記制御ユニット21は前記エアポンプ22に電気的に接続され、前記エアポンプ22の動作を制御する。前記温度センサー212は導流担体20のチャンバ201内の電子素子3近くに設置され、電子素子3の温度を検出するために用いられる。温度センサー212は前記制御ユニット21に電気的に接続され、電子素子3付近の温度を検出する、または電子素子3上に直接貼付され、電子素子3の温度を検出し、検出信号を制御ユニット211に送信する。前記制御ユニット211は前記温度センサー212の検出信号に基づき、前記電子素子3の温度が温度閾値より高いか否かを判断する。前記制御ユニット211は前記電子素子3の温度が前記温度閾値より高いと判断すると、制御信号を前記エアポンプ22に送信し、前記エアポンプ22を動作させ、前記エアポンプ22により気流を流動させて電子素子3に対して放熱冷却を行い、電子素子3を放熱冷却させて温度を低下させる。前記制御ユニット211は前記電子素子3の温度が前記温度閾値より低いと判断すると、制御信号を前記エアポンプ22に送信し、エアポンプ22の動作を停止させ、これにより前記エアポンプ22が動作を継続して使用寿命が短縮されたり、余分にエネルギーが消費されたりすることを回避できる。このように、制御システム21の設置により、空冷放熱装置2のエアポンプ22が電子素子3の温度の過熱時に放熱冷却を行い、電子素子3の温度低下後動作を停止するようにすることで、エアポンプ22が動作を継続して使用寿命が短縮されたり、余分にエネルギーが消費されたりすることを回避でき、また電子素子3をより好ましい温度環境下で動作させ、電子素子3の安定性を高めることもできる。
上述をまとめると、本発明の空冷放熱装置は、各種電子機器に応用でき、電子機器内部の電子素子に対して放熱を行い、放熱効果を高め、騒音を抑えるとともに、電子機器内部の電子素子の性能を安定させ、使用寿命を延長することができる。このほか、本発明の空冷放熱装置は、温度制御機能を備え、電子機器内部の電子素子の温度変化に基づき、エアポンプの動作を制御して放熱効果を高め、空冷放熱装置の使用寿命を延長することができる。
本発明は当業者であれば諸般の修飾が可能であるが、いずれも後付の特許請求の範囲の保護範囲に含まれる。
11 電子素子
12 熱伝導板
13 熱伝導ペースト
2、2a、2b、2c 空冷放熱装置
20 導流担体
20a 第1表面
20b 第2表面
201 チャンバ
202 気体導入側開口部
203 導流排気溝
204 側壁
205 排気側開口部
207 角部
21 制御システム
211 制御ユニット
212 温度センサー
22 エアポンプ
220 第1チャンバ
221 気体導入板
221a 気体導入孔
221b 合流孔
221c 中心凹部
222 共振片
222a 可動部
222b 固定部
2220 中空孔
223 圧電アクチュエータ
2231 浮動板
2231a 凸部
2231b 第2表面
2231c 第1表面
2232 外枠
2232a 第2表面
2232b 第1表面
2232c 導電ピン
2233 フレーム
2233a 第2表面
2233b 第1表面
2234 圧電片
2235 空隙
2241、2242 絶縁片
225 導電片
225a 導電ピン
25 放熱器
251 ベース部
252 放熱片
26 ヒートパイプ
3 電子素子
4 積載基板

Claims (12)

  1. 電子素子の放熱に用いる空冷放熱装置であって、前記空冷放熱装置が、導流担体と、エアポンプを含み、
    前記導流担体が、第1表面と、第2表面と、チャンバと、気体導入側開口部と、複数の導流排気溝を含み、そのうち、前記チャンバが前記第1表面と第2表面に貫通され、前記気体導入側開口部が前記第1表面に設置され、かつ前記チャンバに連通され、前記複数の導流排気溝が前記第2表面に設置され、かつ前記チャンバに連通され、そのうち前記電子素子が前記チャンバに収容され、
    前記エアポンプが前記導流担体の第1表面に設置され、かつ前記気体導入側開口部を封鎖し、そのうち、前記エアポンプを駆動することで気流を前記気体導入側開口部から前記チャンバに導入し、前記電子素子に対して熱交換を行わせ、かつ前記電子素子と熱交換した後の気流を前記複数の導流排気溝から排出させる、
    ことを特徴とする、空冷放熱装置。
  2. さらに前記導流担体の前記第2表面に連接された積載基板を含み、そのうち、前記電子素子が前記積載基板に設置されたことを特徴とする、請求項1に記載の空冷放熱装置。
  3. 前記導流担体にさらに収容部が設けられ、前記気体導入側開口部の外囲において、前記第1表面を内側に凹陥させた凹槽であり、前記エアポンプが前記収容部上に直接組み込まれ、前記気体導入側開口部を封鎖することを特徴とする、請求項2に記載の空冷放熱装置。
  4. 前記導流担体が枠体であることを特徴とする、請求項1に記載の空冷放熱装置。
  5. 前記エアポンプが圧電駆動エアポンプであることを特徴とする、請求項1に記載の空冷放熱装置。
  6. 前記圧電駆動エアポンプが、気体導入板と、共振片と、圧電アクチュエータと、を含み、
    前記気体導入板が、少なくとも1つの気体導入孔と、少なくとも1つの合流孔と、合流チャンバを構成する中心凹部とを備え、そのうち、前記少なくとも1つの気体導入孔が気流の導入に用いられ、前記合流孔が前記気体導入孔に対応し、かつ前記気体導入孔の気流をガイドして前記中心凹部で構成される前記合流チャンバに集合させ、
    前記共振片が、前記合流チャンバに対応する中空孔を備え、かつ前記中空孔の周囲が可動部であり、
    前記圧電アクチュエータが、前記共振片に対応して設置され、
    そのうち、前記共振片と前記圧電アクチュエータの間に間隙が設けられてチャンバを形成し、それにより前記圧電アクチュエータが駆動されると、気流が前記気体導入板の前記少なくとも1つの気体導入孔から導入され、前記少なくとも1つの合流孔を介して前記中心凹部に集められた後、前記共振片の前記中空孔を経由して前記チャンバ内に進入し、前記圧電アクチュエータと前記共振片の可動部により共振を発生して気流が輸送されることを特徴とする、請求項5に記載の空冷放熱装置。
  7. 前記圧電アクチュエータが、浮動板と、外枠と、少なくとも1つのフレームと、圧電片と、を含み、 前記浮動板が第1表面と第2表面を備え、かつ湾曲振動可能であり、
    前記外枠が前記浮動板の外側を囲んで設置され、
    前記少なくとも1つのフレームが前記浮動板と前記外枠の間に連接され、弾性的支持を提供し、
    前記圧電片が辺の長さを備え、前記辺の長さが前記浮動板の辺の長さに等しい、またはそれより小さく、かつ、前記圧電片が前記浮動板の第1表面上に貼付され、電圧を印加して前記浮動板を駆動し、湾曲振動させるために用いられる,
    ことを特徴とする、請求項6に記載の空冷放熱装置。
  8. 前記浮動板が正方形の浮動板であり、かつ凸部を備えていることを特徴とする、請求項7に記載の空冷放熱装置。
  9. 前記圧電駆動エアポンプが、導電片と、第1絶縁片と、第2絶縁片を含み、そのうち、前記気体導入板と、前記共振片と、前記圧電アクチュエータと、前記第1絶縁片と、前記導電片と、前記第2絶縁片が順に重ねて設置されることを特徴とする、請求項7に記載の空冷放熱装置。
  10. さらに制御システムを含み、前記制御システムが、制御ユニットと、温度センサーと、を含み、
    前記制御ユニットが前記エアポンプに電気的に接続され、前記エアポンプの動作を制御し、
    前記温度センサーが前記制御ユニットに電気的に接続され、かつ前記電子素子の隣に設置され、前記電子素子の温度を検出して前記制御ユニットに検出信号を出力し、
    そのうち、前記制御ユニットが前記検出信号を受信し、前記電子素子の前記温度が温度閾値より大きいと判断すると、前記制御ユニットが前記エアポンプを作動させ、気流の流動を駆動し、前記制御ユニットが前記検出信号を受信し、前記電子素子の前記温度が温度閾値より低いと判断すると、前記制御ユニットが前記エアポンプの動作を停止させることを特徴とする、請求項1に記載の空冷放熱装置。
  11. 電子素子の放熱に用いる空冷放熱装置であって、前記空冷放熱装置が、導流担体と、放熱器と、エアポンプを含み、
    前記導流担体が、第1表面と、第2表面と、チャンバと、気体導入側開口部と、複数の導流排気溝を含み、そのうち、前記チャンバが前記第1表面と第2表面に貫通され、前記気体導入側開口部が前記第1表面に設置され、かつ前記チャンバに連通され、前記複数の導流排気溝が前記第2表面に設置され、かつ前記チャンバに連通され、そのうち前記電子素子が前記チャンバに収容され、
    前記放熱器が前記電子素子に貼付され、かつ前記チャンバに配置され、
    前記エアポンプが前記導流担体の第1表面に設置され、かつ前記気体導入側開口部を封鎖し、そのうち、前記エアポンプを駆動することで気流を前記気体導入側開口部から前記チャンバに導入し、前記電子素子に対して熱交換を行わせ、かつ前記電子素子と熱交換した後の気流を前記複数の導流排気溝から排出させる、
    ことを特徴とする、空冷放熱装置。
  12. 電子素子の放熱に用いる空冷放熱装置であって、前記空冷放熱装置が、導流担体と、ヒートパイプと、エアポンプを含み、
    前記導流担体が、第1表面と、第2表面と、チャンバと、気体導入側開口部と、複数の導流排気溝を含み、そのうち、前記チャンバが前記第1表面と第2表面に貫通され、前記気体導入側開口部が前記第1表面に設置され、かつ前記チャンバに連通され、前記複数の導流排気溝が前記第2表面に設置され、かつ前記チャンバに連通され、そのうち前記電子素子が前記チャンバに収容され、
    前記ヒートパイプが前記電子素子の表面に貼付され、かつ前記チャンバに配置され、
    前記エアポンプが前記導流担体の第1表面に設置され、かつ前記気体導入側開口部を封鎖し、
    そのうち、前記エアポンプを駆動することで気流を前記気体導入側開口部から前記チャンバに導入し、前記電子素子に対して熱交換を行わせ、かつ前記電子素子と熱交換した後の気流を前記複数の導流排気溝から排出させる、ことを特徴とする、空冷放熱装置。
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