JP7040957B2 - 空冷放熱装置 - Google Patents

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Description

本発明は空冷放熱装置に関し、特に、エアポンプで気流を駆動して放熱を行う、空冷放熱装置に関する。
科学技術の進歩に伴い、モバイルコンピューターやタブレット、産業用コンピューター、モバイル通信デバイス、ビデオ再生装置など各種電子機器はすでに軽量薄型化、モバイル化、高性能化のトレンドに向けて発展しており、これら電子機器はその内部空間が限られているため、各種の高集積度または高仕事率の電子素子を配置する必要がある。電子機器の演算速度をより速く、機能をより強大にすると、電子機器内部の電子素子の動作時により多くの熱エネルギーが発生し、高温になる。このほか、これらの電子機器はほとんどが軽量薄型でコンパクトな外観であり、別途放熱冷却に用いる内部空間はないため、電子機器内の電子素子は熱エネルギー、高温の影響を受けやすく、干渉や破損等の問題が引き起こされる。
一般に、電子機器内部の放熱方式は、能動式放熱と受動式放熱に分けることができる。能動式放熱は通常軸流ファンまたは遠心ファンを採用し、電子機器内部に設置して、軸流ファンまたは遠心ファンにより気流を駆動し、電子機器内部の電子素子が発生する熱エネルギーを転移させ、放熱を実現する。しかしながら、軸流ファン及び遠心ファンは運転時に比較的騒音が大きく、かつその体積が比較的大きいため薄型化と小型化が難しい。さらに、軸流ファンと遠心ファンの使用寿命は比較的短いため、従来の軸流ファンと遠心ファンは軽量薄型及びモバイル向けの電子機器内での放熱に適していない。
さらに、多くの電子素子が、例えば表面実装技術(Surface Mount Technology, SMT)、セレクティブソルダリング(Selective Soldering)等の技術を利用してプリント配線板(Printed Circuit Board, PCB)上に半田付けされるが、前述の半田付け方式で半田付けされた電子素子は、長期間高い熱エネルギー、高温の環境下に置かれると、電子素子がプリント配線板から離脱してしまいやすく、またほとんどの電子素子が高温に耐性がないため、電子素子が長期間高い熱エネルギー、高温の環境下に置かれた場合、電子素子の性能安定性が低下し、寿命が短くなりやすい。
図1に従来の放熱機構の構造を示す。図1に示すように、従来の放熱機構は、受動式放熱機構であり、熱伝導板12を含み、前記熱伝導板12が、熱伝導ペースト13を介して、放熱される電子素子11と相互に貼合され、熱伝導ペースト13及び熱伝導板12によって形成される熱伝導経路を通じ、電子素子11に熱伝導を利用させ、自然対流方式で放熱を達成する。しかしながら、前述の放熱機構の放熱効率は優れず、応用の需要を満たすことができない。
これに鑑み、現有の技術が直面している問題を解決できる空冷放熱装置を発展させる必要がある。
本発明の目的は、各種電子機器に応用でき、電子機器内部の電子素子に対して放熱を行い、放熱効果を高め、騒音を抑えるとともに、電子機器内部の電子素子の性能を安定させ、使用寿命を延長することができる、空冷放熱装置を提供することにある。
本発明の別の目的は、温度制御機能を備え、電子機器内部の電子素子の温度変化に基づき、エアポンプの動作を制御して放熱効果を高め、空冷放熱装置の使用寿命を延長することができる、空冷放熱装置を提供することにある。
上述の目的を達するため、本発明のより広義の実施態様により提供される空冷放熱装置は、電子素子の放熱に用いられ、前記空冷放熱装置が、積載基板と、エアポンプと、放熱器を含み、前記積載基板が、上表面と、下表面と、気体導入側開口部と、熱伝導板を含み、そのうち、前記熱伝導板が前記上表面に設置され、かつ前記気体導入側開口部に対応し、前記電子素子が前記熱伝導板上に設置され、前記エアポンプが圧電駆動エアポンプであり、前記積載基板の下表面に設置され、かつ前記気体導入側開口部に対応してこれを封鎖し、前記エアポンプが、中空孔を備えた共振片と、前記共振片に対応して設置された圧電アクチュエータと、蓋板を含み、前記蓋板が側壁及び底板と開口部を備え、前記側壁が前記底板周縁を囲んで該底板上に凸設され、該底板とで収容空間を形成し、前記共振片及び前記圧電アクチュエータが前記収容空間内に設置され、前記開口部が該側壁上に設けられ、前記共振片と前記蓋板の前記側壁が共同で1つの合流チャンバを定義し、そのうち、前記圧電アクチュエータが駆動されて気体収集作業を行うとき、気体が蓋板の開口部から合流チャンバに集められ、さらに共振片の中空孔から第1チャンバへと流れて一時的に貯蔵され、圧電アクチュエータが駆動されて排気作業を行うとき、気体が第1チャンバから共振片の中空孔を通って気体導入側開口部に流入し、熱伝導板と熱交換を行う。
従来の放熱機構の構造を示す断面図である。 本発明の最良の実施例の空冷放熱装置の立体図である。 図2Aの空冷放熱装置を別の角度から見た立体図である。 図2Aの空冷放熱装置のAA線での断面図である。 本発明の最良の実施例のエアポンプの異なる角度からの立体分解図である。 本発明の最良の実施例のエアポンプの異なる角度からの立体分解図である。 本発明の最良の実施例の圧電アクチュエータの正面構造を示す立体斜視図である。 本発明の最良の実施例の圧電アクチュエータの背面構造を示す立体斜視図である。 本発明の最良の実施例の圧電アクチュエータの断面構造を示す断面図である。 図2Bの空冷放熱装置のBB線での断面図である。 図2Bの空冷放熱装置のCC線での断面図である。 本発明の最良の実施例のエアポンプの作動過程を示す断面図である。 本発明の最良の実施例のエアポンプの作動過程を示す断面図である。 本発明の最良の実施例のエアポンプの作動過程を示す断面図である。 本発明の最良の実施例の空冷放熱装置の制御システムブロック図である。
本発明の特徴と利点を体現するいくつかの典型的実施例について、以下で詳細に説明する。本発明は異なる態様において各種の変化が可能であり、そのいずれも本発明の範囲を逸脱せず、かつ本発明の説明及び図面は本質的に説明のために用いられ、本発明を制限するものではないことが理解されるべきである。
図2A、図2B、図3を参照する。図2Aに本発明の最良の実施例の空冷放熱装置の立体図、図2Bに図2Aの空冷放熱装置を別の角度から見た立体図、図3に図2Aの空冷放熱装置のAA線での断面図をそれぞれ示す。図に示すように、本発明の空冷放熱装置2は、例えばモバイルコンピューターやタブレット、産業用コンピューター、モバイル通信デバイス、ビデオ再生装置など(但しこれらに限らない)に応用することができ、電子機器内の放熱が必要な電子素子3に対して放熱を行う。本発明の空冷放熱装置2は、積載基板20と、エアポンプ21と、放熱器26を含み、そのうち、積載基板20は、上表面20aと、下表面20bと、気体導入側開口部23と、熱伝導板25を含む。前記積載基板20はプリント配線板とすることができるが、これに限らず、前記電子素子3と前記エアポンプ21を積載して設置するために用いられる。前記積載基板20の気体導入側開口部23は、前記上表面20aと前記下表面20bに貫通される。前記エアポンプ21は前記積載基板20の下表面20bに設置され、前記気体導入側開口部23に対応する位置に組み付けられ、かつ該気体導入側開口部23を封鎖する。前記熱伝導板25は前記積載基板20の上表面20a上に設置され、かつ前記気体導入側開口部23上に組み付けて位置決めされ、前記熱伝導板25と前記積載基板20間に間隙Gが形成され、気体の流通に用いられる。本実施例において、熱伝導板25はさらに複数の放熱片25aを備え、該放熱片25aは該熱伝導板25の表面上の、前記気体導入側開口部23近くに設置されるが、これに限らず、放熱面積を増加して法熱効率を高めるために用いられる。前記電子素子3は前記熱伝導板25上に設置され、かつ該電子素子3の一表面が前記熱伝導板25に貼付され、該熱伝導板25の熱伝導経路を通じて放熱が行われる。前記放熱器26は前記電子素子3上に設置され、かつ前記電子素子3の別の一表面に貼付される。そのうち、前記エアポンプ21を駆動して気流を気体導入側開口部23に導入し、前記熱伝導板25と熱交換させることで、電子素子3の放熱を実現する。
本実施例において、前記放熱器26は、ベース部261と、複数の放熱片262を含み、前記ベース部261が前記電子素子3の該別の一表面に貼付され、複数の放熱片262が前記ベース部261に垂直に連接される。前記放熱器26の設置により、放熱面積を増加して、電子素子3が発生する熱エネルギーを前記放熱器26の熱伝導経路から放出させることができる。
本実施例において、前記エアポンプ21は圧電駆動エアポンプであり、気体を流動させるために用いられ、気体を空冷放熱装置2の外部から前記気体導入側開口部23内に導入する。一部の実施例において、前記積載基板20はさらに少なくとも1つの回流溝24を含み、前記回流溝24は前記上表面20aと下表面20bに貫通され、かつ前記熱伝導板25の周縁の隣に設置される。エアポンプ21が気体を前記気体導入側開口部23に導入すると、導入された気流が前記積載基板20の上表面20aに設置された熱伝導板25と熱交換を行い、前記積載基板20と前記熱伝導板25間の間隙G内の気体を動かして迅速に流動させ、熱交換後の気流に熱エネルギーを間隙Gから排出させる。そのうち、一部の気流が回流溝24から前記積載基板20の下表面20bに回流し、冷却後続けてエアポンプ21に利用される。このほか、一部の気流が前記熱伝導板25の周縁に沿って前記放熱器26の方向に流動し、冷却後前記放熱器26の放熱片261を通過して、電子素子3の放熱を加速する。前記エアポンプ21が連続作動して気体を導入し、電子素子3に連続導入される気体と熱交換させ、同時に熱交換後の気体を排出することで、電子素子3の放熱を実現し、かつ放熱効率を高め、電子素子3の性能安定性と寿命を向上することができる。
図4A、図4Bを参照する。図4Aは本発明の最良の実施例のエアポンプの正面構造を示す立体分解図、図4Bは本発明の最良の実施例の圧電アクチュエータの背面構造を示す立体斜視図である。本実施例において、前記エアポンプ21は圧電駆動エアポンプであり、気体を流動させるために用いられる。図に示すように、本発明のエアポンプ21は、共振片212と、圧電アクチュエータ213と、蓋板216等の部材を含む。共振片212は圧電アクチュエータ213に対応して設置され、かつ共振片212の中心区域(但しこれに限らない)に設置された中空孔2120を備えている。圧電アクチュエータ213は懸架板2131と、外枠2132と、圧電セラミック板2133を備えている。そのうち、懸架板2131は中心部2131cと外周部2131dを備え、圧電セラミック板2133が電圧を受けて駆動されると、懸架板2131が中心部2131cから外周部2131dへ湾曲振動することができる。外枠2132は懸架板2131の外側に周設され、かつ少なくとも1つの支持部2132aと、導電ピン2132bを備えているが、これに限らない。各支持部2132aは懸架板2131と外枠2132の間に設置され、かつ各支持部2132aの両端が懸架板2131と外枠2132に連接されて弾性的な支持を提供する。導電ピン2132bは外枠2132上に外側に向かって凸設され、給電接続に用いられる。圧電セラミック板2133は懸架板2131の第2表面2131bに貼付され、外部から印加される電圧を受け取って変形を生じ、懸架板2131の湾曲振動を駆動するために用いられる。蓋板216は側壁2161と、底板2162と、開口部2163を含む。側壁2161は底板2162の周縁を囲んで底板2162上に凸設され、かつ底板2162と共同で共振片212と圧電アクチュエータ213を内部に収容して設置するための収容空間216aを形成する。開口部2163は側壁2161上に設置され、外枠2132の導電ピン2132bと導電片215の導電ピン2151を外側に向かって開口部2163に貫通させて蓋板216の外に突出させ、外部電源と接続できるようにするが、これに限らない。
本実施例において、本発明のエアポンプ21はさらに2つの絶縁片2141、2142と、導電片215を含むが、これらに限らない。そのうち、2つの絶縁片2141、2142は導電片215の上下にそれぞれ設置され、その形態は圧電アクチュエータ213の外枠2132の形態にほぼ対応しており、かつ例えばプラスチックなどの絶縁可能な材質で構成され、絶縁に用いられるが、これに限らない。導電片215は、例えば金属などの導電材質で製造し、電力の導通に用いられ、かつその形態も圧電アクチュエータ213の外枠2132の形態にほぼ対応しているが、これに限らない。また、本実施例において、導電片215上に導電ピン2151を設置して電気の導通に用いてもよい。
図5A、図5B、図5Cを参照する。図5Aに本発明の最良の実施例の圧電アクチュエータの正面構造を示す立体斜視図、図5Bに本発明の最良の実施例の圧電アクチュエータの背面構造を示す立体斜視図、図5Cに本発明の最良の実施例の圧電アクチュエータの断面構造を示す断面図をそれぞれ示す。これらの図に示すように、本実施例において、本発明の懸架板2131は階段面を備えた構造であり、即ち、懸架板2131の第1表面2131aの中心部2131c上に凸部2131eが設けられ、凸部2131eは円形の凸起構造とできるが、これに限らない。一部の実施例において、懸架板2131は両面が平坦な板状の正方形構造としてもよい。また、図5Cに示すように、懸架板2131の凸部2131eは外枠2132の第1表面2132cと共平面であり、かつ懸架板2131の第1表面2131aと支持部2132aの第1表面2132a’も共平面である。さらに、懸架板2131の凸部2131e及び外枠2132の第1表面2132cと、懸架板2131の第1表面2131a及び支持部2132aの第1表面2132a’の間には一定の深さがある。図5Bと図5Cに示すように、懸架板2131の第2表面2131bは、外枠2132の第2表面2132d及び支持部2132aの第2表面2132a”と平坦な共平面の構造であり、圧電セラミック板2133がこの平坦な懸架板2131の第2表面2131bに貼付される。別の一部の実施例において、前記懸架板2131の形態は両面が平坦な板状の正方形構造としてもよいが、これに限られず、実際の状況に応じて変化させることができる。一部の実施例において、懸架板2131、外枠2132、支持部2132aは一体成型の構造とすることができ、かつ金属板で構成してもよく、例えばステンレス材質で構成することができるが、これに限らない。また、本実施例において、本発明のエアポンプ21は懸架板2131と、外枠2132と、支持部2132aの間にさらに気体を通過させるために用いる少なくとも1つの空隙2134を備えている。
続いて組み立てが完了した後の本発明のエアポンプ21の内部及び外部構造について説明する。図6と図7Aを参照する。図6は図2Aに示す空冷放熱装置のBB線での断面図であり、図7Aは図2Bに示す空冷放熱装置のCC線での断面図である。図に示すように、本発明のエアポンプ21は、蓋板216、絶縁片2142、導電片215、絶縁片2141、圧電アクチュエータ213、共振片212等の部材が順に上から下に積層され、かつ、積層組み立て後の圧電アクチュエータ213、絶縁片2141、導電片215、もう1つの絶縁片2142の四周にコロイド218が塗布され、蓋板216の収容空間216aの周縁に充填されて密封が完了される。組み立て完了後のエアポンプ21は四辺形の構造であるが、これに限らず、その形状は実際の必要に応じて変化させることができる。このほか、本実施例では、外部電源に接続するために、導電片215の導電ピン2151(図示しない)と圧電アクチュエータ213の導電ピン2132b(図6参照)のみが蓋板216外に凸出されて設置されているが、これに限らない。組み立て後のエアポンプ21は、蓋板216と共振片212の間に第1チャンバ217bが形成される。
エアポンプ21と積載基板20の組み立てを完了した後、図3に示すように、蓋板216の側壁2161が積載基板20の下表面20b上に当接され、気体導入側開口部23を封鎖し、かつ蓋板216の側壁2161、共振片212によって共同で合流チャンバ217aが定義され、さらに、図6に示すように、蓋板216の開口部2163を通じて外部に連通され、外部環境から気体を収集することができる。さらに本実施例において、本発明のエアポンプ21の共振片212と圧電アクチュエータ213の間には間隙g0があり、かつ間隙g0内には例えば導電ペーストなど(但しこれに限らない)の導電材質が充填され、これにより共振片212と圧電アクチュエータ213の懸架板2131の凸部2131eの間に間隙g0の深さが維持され、気流をガイドしてより迅速に流動させることができる。また、懸架板2131の凸部2131eと共振片212が適切な距離を保持して相互の接触干渉を減少することで、騒音の発生を抑えることができる。別の一部の実施例において、圧電アクチュエータ213の外枠2132の高さを高くし、共振片212との組み立て時に間隙を増加してもよいが、これに限らない。これにより、圧電アクチュエータ213が駆動されて気体収集作業を行うとき、気体が蓋板216の開口部2163から合流チャンバ217aに集められ、さらに共振片212の中空孔2120から第1チャンバ217bへと流れて一時的に貯蔵される。圧電アクチュエータ213が駆動されて排気作業を行うとき、気体が第1チャンバ217bから共振片212の中空孔2120を通って合流チャンバ217aへと流れ、気体導入側開口部23に流入して、熱伝導板25と熱交換を行う。
以下で本発明のエアポンプ21の作動フローについて説明する。図7A~図7Dを同時に参照する。そのうち図7B~7Dは本発明の最良の実施例のエアポンプの作動過程を示す断面図である。まず、図7Aに示すように、エアポンプ21の構造は前述のとおりであり、蓋板216、別の絶縁片2142、導電片215、絶縁片2141、圧電アクチュエータ213、共振片212を順に重ねて組み立て、位置決めして成り、共振片212と圧電アクチュエータ213の間に間隙g0を備え、かつ共振片212と蓋板216の側壁2161が共同で該合流チャンバ217aを定義し、共振片212と圧電アクチュエータ213の間に第1チャンバ217bを備えている。エアポンプ21が電圧により駆動されていないとき、各部材の位置は図7Aに示すとおりとなる。
続いて図7Bに示すように、エアポンプ21の圧電アクチュエータ213が電圧を受けて作動し、上に向かって振動すると、気体が蓋板216の開口部2163からエアポンプ21内に進入し、合流チャンバ217aに集められ、続いて共振片212上の中空孔2120を経由し、上に向かって第1チャンバ217b内に流入する。同時に共振片212が圧電アクチュエータ213の懸架板2131の共振の影響を受けて往復振動し、即ち、共振片212が上に向かって変形して、中空孔2120の箇所で上に向かってやや突出した状態となる。
その後、図7Cに示すように、このとき圧電アクチュエータ213が下に向かって振動し、初期位置に戻る。このとき圧電アクチュエータ213の懸架板2131上の凸部2131eが、共振片212の中空孔2120箇所の上に向かってやや突出した部分に接近し、エアポンプ21内の気体を上半層の第1チャンバ217bに一次保存させる。
続いて図7Dに示すように、圧電アクチュエータ213がさらに下に振動すると、共振片212が圧電アクチュエータ213の振動の共振作用を受けて、共振片212も下に向かって振動し、この共振片212の下方向への変形によって第1チャンバ217bの体積が圧縮され、上半層の第1チャンバ217b内の気体が押されて両側に向かって流動し、圧電アクチュエータ213の空隙2134を通過して下へと流れ、共振片212の中空孔2120箇所を圧迫して排出され、圧縮気流を形成し、積載基板20の気体導入側開口部23箇所に向かって流動させ、熱伝導板25に対して放熱を行う。この実施態様から分かるように、共振片212が垂直に往復振動すると、共振片212と圧電アクチュエータ213の間の間隙g0でその垂直移動の最大距離が増加される。つまり、共動片212と圧電アクチュエータ213の間に設置された間隙g0が共振片212の共振時により大きな幅の上下移動を発生させることができる。
最後に、共振片212は図7Aに示す初期位置に戻る。前述の作動フローによって、図7A~図7Dの順序で継続的に循環し、気体を継続的に蓋板216の開口部2163から合流チャンバ217aに流入させ、さらに第1チャンバ217bに流入させた後、続いて第1チャンバ217bから合流チャンバ217a内に流入させ、気流を気体導入側開口部23内に連続して流入させることで、安定した気体の輸送を可能にする。つまり、本発明のエアポンプ21の動作時、気体は蓋板216の開口部2163、合流チャンバ217a、第1チャンバ217b、合流チャンバ217a、気体導入側開口部23の順に流れるため、本発明のエアポンプ21は単一部材、即ち蓋板216を通じ、かつ蓋板216の開口部2163の構造設計を利用して、エアポンプ21の部材数量を減少し、全体プロセスを簡素化する効果を達成することができる。
上述を受け、上述のエアポンプ21の作動を通じて、気体を積載基板20の気体導入側開口部23に導入し、気流を間隙Gに流入させ、かつ導入した気体に、電子素子 3に連接された熱伝導板25と熱交換させ、継続して間隙G内の気体を速やかに流動させて、熱交換後の気体が熱エネルギーを間隙Gの外部に排出できるようにする。これにより放熱冷却の効率を高め、電子素子3の性能安定と寿命を向上することができる。このほか、気体が快速流動排出間隙Gの外部に排出することで、放熱器26周囲の気体の対流を間接的に増加し、放熱冷却効率を高めることもできる。
図8を参照する。図8に本発明の空冷放熱装置の制御システムのブロック図を示す。図に示すように、本発明の最良の実施例の空冷放熱装置2は温度制御機能を備え、さらに制御システム5を含む。そのうち、制御システム5はさらに制御ユニット 51と温度センサー52を含み、そのうち制御ユニット51がエアポンプ21に電気的に接続され、エアポンプ21の動作を制御する。温度センサー52は制御ユニット51に電気的に接続され、電子素子3付近に設置され、電子素子3付近の温度を検出する、または電子素子3上に直接貼付され、電子素子3の温度を検出するために用いられるが、これに限らず、かつ検出信号を制御ユニット51に送信することができる。前記制御ユニット51は、前記温度センサー52の検出信号に基づき、前記電子素子3の温度が温度閾値より高いか否かを判断する。前記制御ユニット51は前記電子素子3の温度が前記温度閾値より高いと判断すると、制御信号を前記エアポンプ21に送信し、前記エアポンプ21を作動させ、これによりエアポンプ21に気流の流動を駆動して電子素子3に対する放熱冷却を行わせ、電子素子3を放熱冷却させて温度を下げる。制御ユニット51が該電子素子3の温度が前記温度閾値より低いと判断すると、制御信号を前記エアポンプ21に送信し、エアポンプ21の動作を停止させ、これによりエアポンプ21が動作を継続して使用寿命が短縮されたり、余分にエネルギーが消費されたりすることを回避できる。制御システム 5の設置により、空冷放熱装置2のエアポンプ21が電子素子3の温度の過熱時に放熱冷却を行い、電子素子3の温度低下後動作を停止するようにすることで、エアポンプ21が動作を継続して使用寿命が短縮されたり、余分にエネルギーが消費されたりすることを回避でき、また電子素子3をより好ましい温度環境下で動作させ、電子素子3の安定性を高めることもできる。
上述をまとめると、本発明の空冷放熱装置は、各種電子機器に応用でき、電子機器内部の電子素子に対して放熱を行い、放熱効果を高め、騒音を抑えるとともに、電子機器内部の電子素子の性能を安定させ、使用寿命を延長することができる。このほか、本発明の空冷放熱装置は、温度制御機能を備え、電子機器内部の電子素子の温度変化に基づき、エアポンプの動作を制御して放熱効果を高め、空冷放熱装置の使用寿命を延長することができる。
本発明は当業者であれば諸般の修飾が可能であるが、いずれも後付の特許請求の範囲の保護範囲に含まれる。
11 電子素子
12 熱伝導板
13 熱伝導ペースト
2 空冷放熱装置
20 積載基板
20a 上表面
20b 下表面
21 エアポンプ
212 共振片
2120 中空孔
213 圧電アクチュエータ
2131 懸架板
2131a 第1表面
2131b 第2表面
2131c 中心部
2131d 外周部
2131e 凸部
2132 外枠
2132a 支持部
2132a’ 第1表面
2132a” 第2表面
2132b 導電ピン
2132c 第1表面
2132d 第2表面
2133 圧電セラミック板
2134 空隙
2141、2142 絶縁片
215 導電片
2151 導電ピン
216 蓋板
216a 収容空間
2161 側壁
2162 底板
2163 開口部
217b 第1チャンバ
217a 合流チャンバ
218 コロイド
23 気体導入側開口部
24 回流溝
25 熱伝導板
25a 放熱片
26 放熱器
261 ベース部
262 放熱片
3 電子素子
5 制御システム
51 制御ユニット
52 温度センサー
g0、G 間隙

Claims (10)

  1. 電子素子の放熱に用いる空冷放熱装置であって、前記空冷放熱装置が、積載基板と、エアポンプと、放熱器を含み、
    前記積載基板が、上表面と、下表面と、気体導入側開口部と、熱伝導板を含み、そのうち、前記熱伝導板が前記上表面に設置され、かつ前記気体導入側開口部に対応し、前記電子素子が前記熱伝導板上に設置され、
    前記エアポンプが圧電エアポンプであり、前記積載基板の前記下表面に設置され、かつ前記気体導入側開口部に対応してこれを封鎖し、前記エアポンプが、
    中空孔を備えた共振片と、前記共振片に対応して設置された圧電アクチュエータと、
    側壁と底板、及び開口部を備えた蓋板を含み、前記共振片と前記圧電アクチュエータの間に第1チャンバを備えており、前記側壁が前記底板の周縁を囲み、前記底板上に凸設され、かつ前記底板とで収容空間を形成し、前記共振片及び前記圧電アクチュエータが前記収容空間内に設置され、前記開口部が前記側壁上に設置され、前記共振片と前記蓋板の前記側壁が共同で合流チャンバを定義し、
    前記放熱器が前記電子素子上に設置され、
    そのうち、前記圧電アクチュエータが駆動されて気体収集作業を行うとき、気体がまず前記蓋板の前記開口部から前記合流チャンバに集められ、さらに前記共振片の前記中空孔から前記第1チャンバに流入して一次保存され、前記圧電アクチュエータが駆動されて排気作業を行うとき、気体がまず前記第1チャンバから前記共振片の前記中空孔を通過して前記気体導入側開口部に流入し、前記熱伝導板に対して熱交換を行うことを特徴とする、空冷放熱装置。
  2. 前記積載基板の前記気体導入側開口部が、前記上表面と前記下表面に貫通されることを特徴とする、請求項1に記載の空冷放熱装置。
  3. 前記熱伝導板と前記積載基板の間に、気体を流通させるために用いる間隙を設けたことを特徴とする、請求項1に記載の空冷放熱装置。
  4. 前記熱伝導板が前記電子素子の一表面に貼付され、かつ前記放熱器が前記電子素子の別の一表面に貼付されることを特徴とする、請求項1に記載の空冷放熱装置。
  5. 前記積載基板がさらに少なくとも1つの回流溝を含み、前記回流溝が前記上表面と前記下表面に貫通され、かつ前記熱伝導板の周縁の隣に設置されることを特徴とする、請求項1に記載の空冷放熱装置。
  6. 前記圧電アクチュエータが、懸架板と、外枠と、圧電セラミック板と、を含み、
    前記懸架板が第1表面と、第2表面を備え、
    前記外枠が少なくとも1つの支持部を備え、前記少なくとも1つの支持部が前記懸架板と前記外枠に連接され、かつ前記懸架板と前記外枠の間に設置され、
    前記圧電セラミック板が、前記懸架板の前記第1表面に貼付され、電圧を印加して前記懸架板を湾曲振動させるために用いられることを特徴とする、請求項1に記載の空冷放熱装置。
  7. 前記共振片が、前記圧電アクチュエータとの間に間隙を備え、かつ前記エアポンプが少なくとも1つの絶縁片と導電片を含み、かつ前記少なくとも1つの絶縁片と前記導電片が前記圧電アクチュエータの下に順に設置されたことを特徴とする、請求項6に記載の空冷放熱装置。
  8. 前記支持部、前記懸架板、前記外枠の間に少なくとも1つの空隙が形成され、かつ前記支持部の両端点が前記外枠と前記懸架板にそれぞれ連接され、かつ前記エアポンプの前記懸架板が前記第2表面上にさらに凸部を備え、かつ前記凸部が円柱構造であることを特徴とする、請求項6に記載の空冷放熱装置。
  9. 前記圧電アクチュエータの外枠が導電ピンを備え、前記導電片が導電ピンを備え、前記エアポンプの前記蓋板の前記開口部が側壁上に設けられ、前記外枠の前記導電ピンと前記導電片の前記導電ピンを外側へ前記開口部に穿通させ、前記蓋板の外に突出させて、外部電源と接続させるために用いられることを特徴とする、請求項7に記載の空冷放熱装置。
  10. さらに制御システムを含み、前記制御システムが、制御ユニットと、温度センサーと、を含み、
    前記制御ユニットが前記エアポンプに電気的に接続され、前記エアポンプの動作を制御し、
    前記温度センサーが前記制御ユニットに電気的に接続され、かつ前記電子素子の隣に設置され、前記電子素子の温度を検出して、前記制御ユニットに検出信号を出力し、
    そのうち、前記制御ユニットが前記検出信号を受信し、前記電子素子の前記温度が温度閾値より大きいと判断すると、前記制御ユニットが前記エアポンプを作動させ、気流の流動を駆動し、前記制御ユニットが前記検出信号を受信し、前記電子素子の前記温度が温度閾値より低いと判断すると、前記制御ユニットが前記エアポンプの動作を停止させることを特徴とする、請求項1に記載の空冷放熱装置。
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