JP2018083305A - 中空形状構造体の製造方法 - Google Patents

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【課題】外型、内型、及び真空引きを用いた一体成型法により、複雑な形状を有する中空形状構造体を製造することができるようにする。【解決手段】中空形状構造体Sの製造方法は、複数の外型11、12の1つの面にプリプレグ2を載置する載置工程と、プリプレグ2が載置された複数の外型11、12を、複数の外型11、12に載置された複数のプリプレグ2が向かい合うように合体させる合体工程と、複数の外型11、12に載置された複数のプリプレグ2、及び複数の外型11、12におけるプリプレグ2が載置されていない面を覆うように袋状の第1フィルム3を配置する配置工程と、所定の温度下で第1フィルム3の外側を加圧した状態で、第1フィルム3の開口部31から空気を吸引する吸引工程と、を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、中空形状構造体の製造方法に関するものである。
一体成型で中空形状構造体を成型することが行われている。特許文献1には、外型、内型、及び被成形物を真空バッグで覆った状態で、真空バッグの内側を吸引、減圧することで、中空部を有する成形品を製造することが開示されている。
特許第5313646号公報
しかし、外型、内型、及び真空バッグを用いて、中空部を有する構造体を成型した場合には、単純な形状は成型できても、複雑な形状を有する中空形状構造体を製造することは困難であるという問題が生じていた。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、外型、内型、及び真空引きを用いた一体成型法により、複雑な形状を有する中空形状構造体を製造することができるようにすることを目的とする。
本発明の第1の態様においては、複数の外型の1つの面にプリプレグを載置する載置工程と、前記プリプレグが載置された前記複数の外型を、前記複数の外型に載置された複数の前記プリプレグが向かい合うように合体させる合体工程と、前記複数の外型に載置された複数の前記プリプレグ、及び前記複数の外型における前記プリプレグが載置されていない面を覆うように袋状の第1フィルムを配置する配置工程と、所定の温度下で前記第1フィルムの外側を加圧した状態で、前記第1フィルムの開口部から空気を吸引する吸引工程と、を有することを特徴とする中空形状構造体の製造方法を提供する。
また、前記配置工程は、前記第1フィルムを前記複数の外型を覆うように配置する工程と、前記第1フィルムの一部を向かい合う複数の前記プリプレグの間の空間に押し込む工程と、を有するようにしてもよい。また、前記載置工程の後に前記プリプレグの表面に第2フィルムを貼る工程と、内型を準備する工程と、前記内型を前記第2フィルムに載置する工程と、を有するようにしてもよい。
また、前記内型を準備する工程は、第3フィルムによって前記内型を包装する工程と、前記第3フィルムの一部を棒状に捻じる工程と、を有し、前記内型を前記第2フィルムに載置する工程は、捻じった前記第3フィルムの一部が向かい合う複数の前記プリプレグの間の空間の外側に出るように、前記第3フィルムによって包装された前記内型を前記外型に配置する工程を有するようしてもよい。また、前記内型を前記第2フィルムに載置する工程の後に、空気を通す複数の孔を有するシートを、前記シートの一端は前記内型に接し、かつ他端は向かい合う前記複数の外型の間の空間の外側に出るように配置する工程を有するようにしてもよい。
本発明によれば、複雑な形状を有する中空形状構造体を製造することができるという効果を奏する。
第1の実施形態に係る中空形状構造体Sの製造方法における準備段階の構成を示す。 第1の実施形態に係る中空形状構造体Sの製造方法における製造段階の構成を示す。 中空形状構造体Sの一例の断面図を示す。 第2の実施形態に係る中空形状構造体Sの製造方法における準備段階の構成を示す。 第2の実施形態に係る中空形状構造体Sの製造方法における製造段階の構成を示す。
<第1の実施形態>
図1は、第1の実施形態に係る中空形状構造体Sの製造方法における準備段階の構成を示す図である。図1(a)は、外型1の構成を示す図である。図1(b)は、プリプレグ2が載置された外型1の構成を示す図である。図2は、第1の実施形態に係る中空形状構造体Sの製造方法における製造段階の構成を示す図である。図3は、中空形状構造体Sの一例の断面図である。
図3に示されるような中空形状構造体Sは、航空、宇宙、自動車、医療(CT、MRIの台座)等で使用される。以下に、中空形状構造体Sの製造方法について説明する。
図1(a)に示されるように、まず、外型1を準備する。外型1として、上型11と下型12とを準備する。外型1は、金型、パールボード、樹脂型(CFRP、FRP)のいずれでもよい。金型、パールボードは、図面よりCAD等を使用して直接作成してもよい。樹脂型は、パールボードから成形する。
次に、図1(b)に示されるように、複数の外型(上型11と下型12)の1つの面にプリプレグ2を載置する。プリプレグ2は、中空形状構造体Sが製造される材料である。プリプレグ2は、例えば、カーボン繊維等の強化プラスチック成型材料である。製造される中空形状構造体Sの強度を保持するために、必要に応じて外型1の特定の部分に、2重、3重にプリプレグ2を積層してもよい。
次に、図2に示されるように、プリプレグ2が載置された複数の外型(上型11と下型12)を、複数の外型に載置された複数のプリプレグ2が向かい合うように合体させる。
次に、複数の外型(上型11と下型12)に載置された複数のプリプレグ2、及び複数の外型におけるプリプレグ2が載置されていない面を覆うように袋状の第1フィルム3を配置する。第1フィルム3は、例えば、耐熱性真空引用フィルムである。第1フィルム3は、開口部31を有する。開口部31は、袋形状の第1フィルム3の開口である。開口部31は、外型1の外側におけるどの位置に位置してもよい。
具体的には、第1フィルム3を複数の外型を覆うように配置し、第1フィルム3の一部を向かい合う複数のプリプレグ2の間の空間に押し込む。第1の実施形態に係る中空形状構造体Sの製造方法は、このような工程を有するので、外型1及びプリプレグ2の全ての外側面が第1フィルム3で覆われるようにすることができる。
次に、所定の温度下で第1フィルム3の外側を加圧した状態で、第1フィルム3の開口部31から空気を吸引する。具体的には、第1フィルム3により包装された外型1を、オートクレープ4に入れて、約3時間、3kg/cmで加圧しながら、130℃もしくは180℃で加熱し、かつ、第1フィルム3の内側から空気を吸引する。第1フィルム3の内側から空気を吸引することで、第1フィルム3の内側を、真空の状態にする。オートクレープ4は、例えば、内部を高圧力にすることが可能な耐圧性の装置である。
その後、オートクレープ4の内側を冷却する。冷却された外型1をオートクレープ4の内側から取り出し、外型1から第1フィルム3を取り外す。そして、複数の外型(上型11と下型12)を分離して、複数の外型の内側から中空形状構造体Sを取り出す。そして、取り出した中空形状構造体Sに付着したバリ等を取り除く。このようにして、図3に示されるような、中空形状構造体Sが完成する。
[第1の実施形態に係る中空形状構造体Sの製造方法による効果]
第1の実施形態に係る中空形状構造体Sの製造方法は、複数の外型(上型11と下型12)の1つの面にプリプレグ2を載置する載置工程と、プリプレグ2が載置された複数の外型を、複数の外型に載置された複数のプリプレグ2が向かい合うように合体させる合体工程と、を有する。また、第1の実施形態に係る中空形状構造体Sの製造方法は、複数の外型に載置された複数のプリプレグ2、及び複数の外型におけるプリプレグ2が載置されていない面を覆うように袋状の第1フィルム3を配置する配置工程を有する。そして、第1の実施形態に係る中空形状構造体Sの製造方法は、所定の温度下で第1フィルム3の外側を加圧した状態で、第1フィルム3の開口部31から空気を吸引する吸引工程を有する。
第1の実施形態に係る中空形状構造体Sの製造方法は、このような工程を有するので、真空引きされることに加えて、加圧もされることで、複雑な形状の中空形状構造体を製造することができる。
<第2の実施形態>
第2の実施形態に係る中空形状構造体Sの製造方法は、第1の実施形態に係る中空形状構造体Sの製造方法と比べて、内型6を用いる点で相違する。図4は、第2の実施形態に係る中空形状構造体Sの製造方法における準備段階の構成を示す図である。図4(a)は、実施例1を示す図である。図4(b)は、実施例2を示す図である。図5は、第2の実施形態に係る中空形状構造体Sの製造方法における製造段階の構成を示す図である。
図4(a)に示されるように、まず、外型1を準備する。外型1として、上型11と下型12とを準備する。
次に、複数の外型(上型11と下型12)の1つの面にプリプレグ2を載置する。
次に、プリプレグ2の表面に第2フィルム5を貼る。第2フィルム5は、例えば、耐熱性離型フィルムである。第2フィルム5は、後述する内型6が中空形状構造体Sの内壁に貼着するのを防止し、成型後、内型6を取り出しやすくするために用いられる。また、第2フィルム5は、第1フィルム3が中空形状構造体Sの内壁に貼着するのを防止するために用いられる。第2フィルム5は、厚さ約20ミクロンであることが望ましい。
次に、内型6を準備する。内型6は、例えば、中空形状構造体Sの先端部に、一定の強度を有する所望の外形状を有するようにさせ、中空形状構造体Sを確実かつ効果的に形成するために用いられる。内型6は、外型1の内側の空間に配置される。内型6は、例えば、シリコンゴム製である。また、内型6は、成型後に中空形状構造体Sの内側から取り出し易くするために、例えば、図4(b)に示されるように、外型1の先端部の内側に複数の板状の内型6を積層させた状態で配置するようにしてもよい。このようにすることで、成型後に、中空形状構造体Sから内型6を離間し易くすることができる。
この際に、内型6を第3フィルム7によって包装する場合には、内型6の準備として、第3フィルム7によって内型6を包装する。第3フィルム7は、例えば耐熱離型フィルムである。そして、第3フィルム7の一部を棒状に捻じる。具体的には、第3フィルム7で内型6を包装した後に残された第3フィルム7の部分を、棒状に捻じる。図4(b)に示されるように、複数の内型6を層構造に構成して用いる場合には、複数の内型6のそれぞれを第3フィルム7によって包装する。そして、複数の内型6を包装している第3フィルム7のそれぞれの包装部分以外の一部を棒状に捻じる。そして、包装した複数の内型6を層状に重ねる。第3フィルム7の厚さは、約40ミクロンが望ましい。
次に、内型6を第2フィルム5に載置する。この際に、内型6を第3フィルム7によって包装する場合には、捻じった第3フィルム7の一部が向かい合う複数のプリプレグ2の間の空間の外側に出るように、第3フィルム7によって包装された内型6を外型1に配置する。具体的には、捻じった第3フィルム7の内型6を包装する側の端部とは反対側の端部が、向かい合う複数のプリプレグ2によって形成される開口部21から突出して、向かい合う複数のプリプレグ2の間の空間の外側に位置するように、第3フィルム7によって包装された内型6を外型1に配置する。
図5に示されるように、向かい合う複数のプリプレグ2によって形成される開口部21は、向かい合う複数の外型1によって形成される開口部13よりも、向かい合う複数の外型1の間の空間の内側に位置する。捻じった第3フィルム7の内型6を包装する側の端部とは反対側の端部は、向かい合う複数のプリプレグ2によって形成される開口部21、及び向かい合う複数の外型1によって形成される開口部13から突出して、向かい合う複数の外型1の間の空間の外側に位置していてもよい。
第2の実施形態に係る中空形状構造体Sの製造方法は、このように、第3フィルム7により包装された内型6を外型1に配置するので、成型後に、内型6を包装した第3フィルム7の一部である棒状のフィルムを、例えば指でつまんで引き抜くことにより、内型6を中空形状構造体Sの内側から取り出すことができる。
また、第2の実施形態に係る中空形状構造体Sの製造方法は、上述したように内型6を準備して、内型6を第2フィルム5に載置する工程を有するので、複雑な形状を有する中空形状構造体Sの、特に先端部といった小さな部分でも、大きな強度を有するように製造することができる。
次に、空気を通す複数の孔を有するシート8を、シート8の一端は内型6に接し、かつ他端は向かい合う複数の外型1の間の空間の外側に出るように配置する。シート8は、例えば、ブリーザクロスである。ブリーザクロスは、ポリエステル製の不織布で、細かな空気路が網目状に配置されている。具体的には、シート8の内型6と接している側の端部とは反対側の端部は、向かい合う複数のプリプレグ2によって形成される開口部21、及び向かい合う複数の外型1によって形成される開口部13から突出して、向かい合う複数の外型1の間の空間の外側に位置する。
内型6が、第3フィルム7で包装されている場合には、シート8の一端が内型6に接するとは、シート8の一端が内型6を包装している第3フィルム7に接することを意味する。
第2の実施形態に係る中空形状構造体Sの製造方法は、このようにシート8を配置するので、外型1の内側全体の真空引きが外型1の内側の奥まった先端の部分まで、真空効果を奏するようにすることができる。その結果、外型1の内側の奥まった先端の部分まで、外型1の形状と同一の形状に中空形状構造体Sを成型することが可能になる。
次に、図5に示されるように、プリプレグ2が載置された複数の外型(上型11と下型12)を、複数の外型に載置された複数のプリプレグ2が向かい合うように合体させる。
次に、複数の外型(上型11と下型12)に載置された複数のプリプレグ2、及び複数の外型におけるプリプレグ2が載置されていない面を覆うように袋状の第1フィルム3を配置する。第1フィルム3は、例えば、耐熱性真空引用フィルムである。第1フィルム3は、開口部31を有する。開口部31は、袋形状の第1フィルム3の開口である。
具体的には、第1フィルム3を複数の外型を覆うように配置し、第1フィルム3の一部を向かい合う複数のプリプレグ2の間の空間に押し込む。より具体的には、第1フィルム3を複数の外型を覆うように配置し、第1フィルム3の一部を向かい合うプリプレグ2の表面に配置された第2フィルム5、内型6又は第3フィルム7に包装された内型6、及びシート8の間の空間に押し込む。このとき、シート8の内型6と接する側の端部とは反対側の端部を第1フィルム3の開口部31の付近であって、かつ、第1フィルム3の内側に配置されるように調整する。
次に、所定の温度下で第1フィルム3の外側を加圧した状態で、第1フィルム3の開口部31から空気を吸引する。具体的には、第1フィルム3により包装された外型1を、オートクレープ4に入れて、約3時間、3kg/cmで加圧しながら、130℃もしくは180℃で加熱し、かつ、第1フィルム3の内側から空気を吸引する。第1フィルム3の内側から空気を吸引することで、第1フィルム3の内側を、真空の状態にする。
その後、オートクレープ4の内側を冷却する。そして、冷却された外型1をオートクレープ4の内側から取り出す。そして、外型1から第1フィルム3を取り外し、複数の外型(上型11、下型12)を分離して、中空形状構造体Sの内側からシート8を引き抜く。そして、内型6を包装した第3フィルム7の一部である棒状のフィルムを、例えば指でつまんで引き抜くことにより、内型6を中空形状構造体Sの内側から取り出す。そして、中空形状構造体Sに付着したバリ等を取り除く。このようにして、中空形状構造体Sが完成する。
第2の実施形態に係る中空形状構造体Sの製造方法は、内型6を準備する工程と、内型6を第2フィルム5に載置する工程と、を有する。第2の実施形態に係る中空形状構造体Sの製造方法は、このような工程を有するので、第1の実施形態に係る中空形状構造体Sの製造方法よりも、さらに複雑な形状の中空形状構造体を製造することができる。また、第2の実施形態に係る中空形状構造体Sの製造方法は、複雑な形状を有する中空形状構造体Sの、特に先端部といった小さな部分でも、大きな強度を有するように製造することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。そのような変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
1・・・外型
11・・・上型
12・・・下型
13・・・開口部
2・・・プリプレグ
21・・・開口部
3・・・第1フィルム
31・・・開口部
4・・・オートクレープ
5・・・第2フィルム
6・・・内型
7・・・第3フィルム
8・・・シート
S・・・中空形状構造体

Claims (5)

  1. 複数の外型の1つの面にプリプレグを載置する載置工程と、
    前記プリプレグが載置された前記複数の外型を、前記複数の外型に載置された複数の前記プリプレグが向かい合うように合体させる合体工程と、
    前記複数の外型に載置された複数の前記プリプレグ、及び前記複数の外型における前記プリプレグが載置されていない面を覆うように袋状の第1フィルムを配置する配置工程と、
    所定の温度下で前記第1フィルムの外側を加圧した状態で、前記第1フィルムの開口部から空気を吸引する吸引工程と、
    を有することを特徴とする中空形状構造体の製造方法。
  2. 前記配置工程は、
    前記第1フィルムを前記複数の外型を覆うように配置する工程と、
    前記第1フィルムの一部を向かい合う複数の前記プリプレグの間の空間に押し込む工程と、
    を有することを特徴とする、
    請求項1に記載の中空形状構造体の製造方法。
  3. 前記載置工程の後に前記プリプレグの表面に第2フィルムを貼る工程と、
    内型を準備する工程と、
    前記内型を前記第2フィルムに載置する工程と、
    を有することを特徴とする、
    請求項1又は2に記載の中空形状構造体の製造方法。
  4. 前記内型を準備する工程は、
    第3フィルムによって前記内型を包装する工程と、
    前記第3フィルムの一部を棒状に捻じる工程と、
    を有し、
    前記内型を前記第2フィルムに載置する工程は、
    捻じった前記第3フィルムの一部が向かい合う複数の前記プリプレグの間の空間の外側に出るように、前記第3フィルムによって包装された前記内型を前記外型に配置する工程を有することを特徴とする、
    請求項3に記載の中空形状構造体の製造方法。
  5. 前記内型を前記第2フィルムに載置する工程の後に、
    空気を通す複数の孔を有するシートを、前記シートの一端は前記内型に接し、かつ他端は向かい合う前記複数の外型の間の空間の外側に出るように配置する工程を有することを特徴とする、
    請求項3又は4に記載の中空形状構造体の製造方法。
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