JP2018083140A - 排ガスの減圧除害方法及びその装置 - Google Patents

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柳澤 道彦
Michihiko Yanagisawa
道彦 柳澤
吉田 哲久
Tetsuhisa Yoshida
哲久 吉田
塚田 勉
Tsutomu Tsukada
勉 塚田
今村 啓志
Keiji Imamura
啓志 今村
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【課題】希釈用の窒素ガスの使用を極小化でき、エネルギーの利用効率に優れた排ガスの除害方法とその装置とを提供する。【解決手段】真空ポンプを介して発生源より供給される排ガスを、減圧状態を保ち電熱ヒーターで加熱して分解及び/又は反応処理する、ことを特徴とする排ガスの減圧除害方法及びその装置。【選択図】図1

Description

本発明は、主として電子産業の製造プロセスより排出される可燃性ガス、有毒ガス、温室効果ガスなどの有害ガスの処理に好適な排ガスの除害方法とその装置とに関する。
半導体や液晶などを製造する電子産業では、シリコン窒化膜CVD,シリコン酸化膜CVD,TEOS酸化膜CVD,高誘電率膜CVD,低誘電率膜CVD及びメタル膜CVDなどの様々なCVDプロセスが使われる。
このうち、例えばシリコン系薄膜の形成には、主として爆発性や毒性を有するシラン系ガスを用いたCVD法が使われている。このCVD法で使用された上記シラン系ガスを含むプロセスガスは、CVDプロセスで使用された後、排ガスとして下記の特許文献1に記載のような除害装置で無害化されるが、従来より、かかる除害装置の手前で、排ガス中のシラン系ガスを爆発限界以下まで希釈するために大量の希釈用窒素ガスが投入されていた。
ここで、典型的なシリコン窒化膜CVDでは、SiH4/NH3/N2O=1slm/10slm/10slm(slm;standard liter per minute,1atm、0℃における1分間辺りの流量をリットルで表示した単位)が使われるが、SiH4の爆発範囲が1.3%〜100%であるため、CVDプロセスから排出されたこのようなガスは、直ちに希釈用窒素ガスで約76倍程度希釈をする必要がある。かかる希釈を行えば、従来の燃焼方式や大気圧プラズマ方式の熱分解装置で安全且つ確実に除害処理をすることができる。
特開平11−333247号公報
しかしながら、上記の従来技術には、次のような問題があった。
すなわち、上述のように窒素ガスで希釈されたシラン系ガスを含む排ガス全体を分解温度まで加熱するのに必要なエネルギーは、希釈前のシラン系ガスを含む排ガスのみを加熱する場合の約76倍のエネルギーが必要となる。つまり、従来の窒素ガスでの希釈が必要な除害プロセスでは、多量な窒素ガスの使用に伴うコストアップのみならず、排ガスの除害に直接関係が無い窒素ガスも加熱しなければならないため、エネルギー効率が低く、電力或いは燃料などのコストアップも招いていた。
それゆえに、本発明の主たる目的は、安全性を損なうことなく希釈用の窒素ガスの使用を極小化でき、エネルギーの利用効率に優れた排ガスの除害方法とその装置とを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、排ガスの除害を減圧下で行なう事により対処している。
すなわち、本発明における第1の発明は、真空ポンプ14を介して排ガス発生源12より供給される排ガスEを、減圧状態に保ち電熱ヒーター17で加熱して分解及び/又は反応処理する、ことを特徴とする排ガスの減圧除害方法である。
この第1の発明は、例えば、次の作用を奏する。
真空ポンプ14を介して排ガス発生源12より供給される排ガスEを、減圧状態に保ち電熱ヒーター17で加熱して分解や反応処理するため、反応で生じる熱が希薄となり、急激な温度上昇や爆発反応を生じることなく、希釈用の窒素ガスが不要か極少量で足りることとなる。また、このように窒素ガスでの希釈が不要か極少量で足りるため、電熱ヒーター17より供給される熱エネルギーのほぼ全てを直接的に排ガスEの分解や反応に使用することができる。加えて、排ガスEの発生源から処理部までが減圧下にあるため、排ガスE中に人体にとって有毒なものが含まれる場合であっても、電熱ヒーター17で加熱分解・反応処理される前に当該排ガスEが系外へ漏れ出す心配はない。
ここで、前記第1の発明においては、前記の減圧状態が、1Torr以上で且つ700Torr以下の範囲内であることが好ましく、より好ましくは、15Torr以上で且つ685Torr以下の範囲内であり、さらに好ましいのは100±50Torrの範囲内である。
減圧状態が1Torr未満の場合には、高度な真空環境を実現するために高価で大掛かりな装置が必要になり、逆に、減圧状態が700Torrを超える場合には、大気圧との差が小さくなるため、排ガスEを多量の窒素ガスで希釈しなければならなくなる。
本発明における第2の発明は、上記の排ガスの減圧除害方法を実施するための装置であって、例えば図1及び図2でよう示すに、排ガスの減圧除害装置10を次のように構成した。
排ガスの減圧除害装置10は、真空ポンプ14を介して排ガス発生源12より供給される排ガスEを、その内部に形成された排ガス処理空間26にて電熱ヒーター17で加熱して分解及び/又は反応処理する反応筒16を有する。その反応筒16の排ガス出口40側には、上記真空ポンプ14のデリベリから上記反応筒16の内部に亘って減圧する後段真空ポンプ18が接続される。
この第2の発明においては、前記反応筒16の内部に分解・反応補助剤として水分,空気,O2,H2又は炭化水素ガスからなる群より選ばれる少なくとも1種を供給する分解・反応補助剤供給手段20を設けることが好ましい。
この場合、排ガスE中にSiH4やNF3などと言った可燃性の物質や有害な物質が主体で且つ多量に含まれる場合であっても、上記の分解・反応補助剤を加えることにより、これらの物質を安定な状態まで容易に分解したり反応で無害化したりすることができる。
また、第2の発明において、上記反応筒16は、外管21と内管23とを有する二重管構造であり、上記外管21と上記内管23との間に、上記反応筒16内に導入され前記排ガス処理空間26へと供給される処理前の排ガスEと上記排ガス処理空間26で加熱により分解・反応処理された処理済の排ガスEとの間で熱交換させる予熱ゾーン25を形成するのが好ましい。
この場合、準真空とも言うべき減圧環境下にある反応筒16の内部において、排ガス処理空間26へと供給する排ガスEを予熱することができ、電熱ヒーター17によって生成される熱エネルギーを無駄なく排ガスEの分解・反応処理に利用することができる。
さらに、前記第2の発明においては、前記後段真空ポンプ18が水封ポンプであることが好ましい。
後段真空ポンプ18は、真空ポンプ14のデリベリから上記反応筒16の内部に亘って減圧するのに加え、反応筒16内で除害処理された排ガスを吸い込み、吐出するためのものでもある。ここで、水封ポンプ(=水封式真空ポンプ)とは、ケーシング内に適当量の封水を入れて羽根車を回転させる構造のポンプで、遠心力でケーシング内壁に押しつけられた封水液と羽根車で囲まれた空間の変化を利用し、吸込み・吐出作用を行う真空ポンプである。それゆえ、反応筒16内で除害処理された排ガスEは、水封ポンプの内部を通過する際に封水と接触するようになる。そうすると、除害処理によって副成された排ガスE中の水溶性成分は封水に溶解して排ガスE中から除去されるようになる。このため、湿式スクラバー等の排ガス水洗装置を省略することができる。
本発明によれば、安全性を損なうことなく希釈用の窒素ガスの使用を極小化でき、エネルギーの利用効率に優れた排ガスの除害方法とその装置とを提供することができる。
本発明の一実施形態の排ガスの減圧除害装置の概要を示す図である。 図2Aは、本発明における排ガスの減圧除害装置の反応筒の一例を示す正面視部分断面図であり、図2Bは、図2AにおけるA−A線断面図である。
以下、本発明の一実施形態を図1及び図2によって説明する。
図1は、本発明の一実施形態の排ガスの減圧除害装置10の概要を示す図である。この図が示すように、本実施形態の排ガスの減圧除害装置10は、CVD装置などの排出源12より真空ポンプ14を介して供給される排ガスEを除害するための装置であり、反応筒16と後段真空ポンプ18とを有する。
ここで、図1の実施形態では、排ガスの発生源12としてシリコン窒化膜CVD装置の例を示している。典型的なシリコン窒化膜CVD装置ではプロセスガスとしてSiH4/NH3/N2O=1slm/10slm/10slmが、又、クリーニングガスとしてNF3/Ar=15slm/10slmがそれぞれ使用されており、またクリーニング反応の生成物としてSiFが約10slmほど排出されるとみられる。使用済みとなったこれらのガスが排ガスEとして真空ポンプ14を介して減圧除害装置10へと供給される。なお、シリコン窒化膜CVDのような半導体デバイスの製造プロセスでは、真空ポンプ14として主にドライポンプが使用される。したがって、この真空ポンプ14に供給されているN2(窒素ガス)は、当該ポンプ14の軸シールのために供給されるパージN2である。
反応筒16は、ハステロイ(登録商標)などの耐食性に優れる金属材料等で形成され、その軸が上下方向を向くように立設された円筒状の外管21と、同じくハステロイ(登録商標)などの耐食性に優れる金属材料等で形成され、上記外管21内にて当該外管21と同心円上に配設されて二重管を構成する内管23とを有する(図2参照)。ここで、外管21の外周壁下端部には、配管36を介して真空ポンプ14のデリベリ(吐出口)に連通する排ガス入口38が設けられる。又、外管21と内管23とで挟まれた空間は、下端部が密閉されると共に、上端部は内管23が反応筒16の天板16aから離間することによって、内管23の内部に形成される排ガス処理空間26と連通するようになっている。このため、排ガス入口38から外管21と内管23とで挟まれた空間に導入された排ガスEは、当該空間を上昇していく間に、排ガス処理空間26内で加熱分解処理された高温の処理済の排ガスEとの間で熱交換が行われ予熱されるようになる。つまり、この外管21と内管23とで挟まれた空間が予熱ゾーン25となる。
この反応筒16は、架台27に立設されると共に、内管23の下端部が下方へと延ばされ、その先端に、後段真空ポンプ18のサクション(吸込口)に直結する排ガス出口40が開設される。
なお、図2における符号29aは、反応筒16内部の真空度を測定する真空計(図示せず)などの計器を取り付けるための測定ポートであり、符号29bは、必要に応じて反応筒16内部に反応空気や希釈空気などを入れるための給気ノズルである。
また、反応筒16上部の予熱ゾーン25と排ガス処理空間26とが連通する部分の近傍には、必要に応じて分解・反応補助剤供給手段20より供給される水分などの分解・反応補助剤を排ガス処理空間26内に導入するためのノズル42が取り付けられている(図2A参照)。
そして、反応筒16の天板16aの中央部にはヒーター挿入孔16bが穿設され、このヒーター挿入孔16bを介して反応筒16内の電熱ヒーター17が設置される。
電熱ヒーター17は、排ガス処理空間26内を排ガスE(とりわけ除害対象成分)の熱分解温度以上(具体的には600℃〜1300℃程度)の所定の温度に加熱して、排ガスEを加熱分解させるためのものであり、発熱体17aと保護管17bとを有する。
発熱体17aは、電気によって排ガスEの熱分解温度以上の温度に発熱し、電熱ヒーター17の発熱源となるものであり、例えば、炭化珪素からなる中実あるいは中空の棒状のものや、ニクロム線やカンタル線などの金属線をその長手方向中心部Cで二つ折りにして該金属線どうしが互いに略並行するようにした後、さらに螺旋状に巻回したものなどを挙げることができる。そして、この発熱体17aの外周は保護管17bによって保護されている。
保護管17bは、アルミナ(Al23),シリカ(SiO2)および窒化ケイ素(Si34)などのセラミック、又はハステロイ(登録商標)などの耐食性に優れる金属材料等からなり、その内部に発熱体17aを収容してこれを保護する有底筒状の容器体である。
後段真空ポンプ18は、真空ポンプ14のデリベリから反応筒16の内部に亘って所定の真空度まで減圧すると共に、反応筒16で除害処理した排ガスEを吸引して排出するためのポンプである。本実施形態では、この後段真空ポンプ18として水封ポンプを用いる。このため、後段真空ポンプ18のデリベリ側には、この後段真空ポンプ18から混ざった状態で排出される処理済の排ガスEと封水とを分離させる気液分離コアレッサーなどのようなセパレーター62が装着されている(図1参照)。
ここで、後段真空ポンプ18によって作り出される真空ポンプ14のデリベリから反応筒16の内部に亘る排ガス通流領域の減圧状態は、1Torr以上で且つ700Torr以下の範囲内であることが好ましく、より好ましくは、15Torr以上で且つ685Torr以下の範囲内であり、さらに好ましいのは100±50Torrの範囲内である。減圧状態が1Torr未満の場合には、高度な真空環境を実現するために高価で大掛かりな装置が必要になり、逆に、減圧状態が700Torrを超える場合には、大気圧との差が小さくなるため、排ガスEを大気圧下と同程度の多量の窒素ガスで希釈しなければならなくなる。
なお、本実施形態の排ガスの減圧除害装置10には、図示しないが、電熱ヒーター17や後段真空ポンプ18などの作動に必要な各種検出機器,制御機器及び電源などが備えられていることは言うまでもない。
次に、以上のように構成された排ガスの減圧除害装置10を用いた排ガスEの減圧除害方法について説明すると、排ガス発生源12から排出される排ガスEは真空ポンプ14を介して反応筒16へと送られる。ここで、後段真空ポンプ18を作動させることにより、排ガスEは所定の減圧状態に保たれ反応筒16内の予熱ゾーン25から排ガス処理空間26へと導入され、この排ガス処理空間26で電熱ヒーター17で発生させた熱によって分解・反応処理される。
本実施形態の排ガスの減圧除害方法によれば、排ガスEを減圧状態に保ち電熱ヒーター17で加熱して分解・反応で生じる熱が希薄となり、急激な温度上昇や爆発反応を生じることなく除害処理するため、希釈用の窒素ガスが不要か極少量で足りる。また、このように窒素ガスでの希釈が不要か極少量で足りるため、電熱ヒーター17より供給される熱エネルギーのほぼ全てを直接的に排ガスEの分解・反応に使用することができる。したがって、これら2つの作用が相俟って、排ガスEの除害装置を非常にコンパクトな構成にすることができるようになる。
さらに、排ガスの発生源から処理部までが減圧下にあるため、排ガスE中に人体にとって有毒なものが含まれる場合であっても電熱ヒーター17で加熱分解・反応処理される前に当該排ガスEが系外へ漏れ出す心配はない。
上記の実施形態は次のように変更可能である。
前記反応筒16として、外管21と内管23とを有し予熱ゾーン25が設けられた二重管構造のものを示したが、排ガスEを予熱する必要がない場合などには、この反応筒16を、予熱ゾーン25を省略した単管(一重管)構造のものにしてもよい。
前記分解・反応補助剤供給手段20より供給される分解・反応補助剤として水分を挙げたが、例えば、排ガスE中にNF3のようなPFCs(パーフルオロコンパウンド)が多量に含まれ、分解・反応生成物として多量のHFが生成されるような場合には、中和剤(分解・反応補助剤)としてKOH水溶液やNaOH水溶液などのアルカリ水溶液を添加するのが好ましい。また、酸化処理する場合には、空気、酸素を添加する場合、或いは還元性のHやCHのような炭化水素系ガスを入れる場合もある。
前記後段真空ポンプ18として水封ポンプを使用する場合を示したが、排ガスE除害処理後の分解生成物に水洗の必要がない場合には、この水封ポンプに代えてドライポンプなどを用いるようにしてもよい。
前記真空ポンプ14と反応筒16の排ガス入口38とを配管36で連結する場合を示したが、この真空ポンプ14のデリベリと排ガス入口38とを直結するようにしてもよい。また、反応筒16の排ガス出口40と後段真空ポンプ18のサクションとを直結する場合を示しているが、反応筒16の排ガス出口40と後段真空ポンプ18とを配管を介して接続するようにしてもよい。
10:排ガスの減圧除害装置,12:排ガス発生源,14:真空ポンプ,16:反応筒,17:電熱ヒーター,18:後段真空ポンプ,20:分解・反応補助剤供給手段,21:外管,23:内管,25:予熱ゾーン,26:排ガス処理空間,E:排ガス.

Claims (6)

  1. 真空ポンプを介して排ガス発生源より供給される排ガスを、減圧状態に保ち電熱ヒーターで加熱して分解及び/又は反応処理する、ことを特徴とする排ガスの減圧除害方法。
  2. 請求項1の排ガスの減圧除害方法において、
    前記減圧状態が、1Torr以上で且つ700Torr以下の範囲内である、ことを特徴とする排ガスの減圧除害方法。
  3. 真空ポンプ(14)を介して排ガス発生源(12)より供給される排ガス(E)を、その内部に形成された排ガス処理空間(26)にて電熱ヒーター(17)で加熱して分解及び/又は反応処理する反応筒(16)と、
    上記反応筒(16)の排ガス出口側に接続され、上記真空ポンプ(14)のデリベリから上記反応筒(16)の内部に亘って減圧する後段真空ポンプ(18)とを備える、
    ことを特徴とする排ガスの減圧除害装置。
  4. 請求項3の排ガスの減圧除害装置において、
    前記反応筒(16)の内部に分解・反応補助剤として水分,空気,O2,H2又は炭化水素ガスからなる群より選ばれる少なくとも1種を供給する分解・反応補助剤供給手段(20)を設けた、ことを特徴とする排ガスの減圧除害装置。
  5. 請求項3又は4の排ガスの減圧除害装置において、
    前記反応筒(16)は、外管(21)と内管(23)とを有する二重管構造であり、上記外管(21)と上記内管(23)との間に、上記反応筒(16)内に導入され前記排ガス処理空間(26)へと供給される処理前の排ガス(E)と上記排ガス処理空間(26)で加熱により分解処理された処理済の排ガス(E)との間で熱交換させる予熱ゾーン(25)が形成されている、ことを特徴とする排ガスの減圧除害装置。
  6. 請求項3乃至5の何れかの排ガスの減圧除害装置において、
    前記後段真空ポンプ(18)が水封ポンプである、ことを特徴とする排ガスの減圧除害装置。


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WO2018221021A1 (ja) * 2017-05-29 2018-12-06 カンケンテクノ株式会社 排ガスの減圧除害方法及びその装置

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