JP2018081430A - 画像処理装置、画像処理方法、画像処理システムおよびプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、画像処理システムおよびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】見本画像のテクスチャ特性を転写する際に、奥行きを表現でき、自然な画像とすることができる画像処理装置等を提供できる。【解決手段】原画像から指定領域を検出する領域検出部13と、指定領域の形状に合わせて見本となる画像である見本画像の形状を変形させるとともに、指定領域に合わせた奥行きを表現するように見本画像のテクスチャを変形させる画像処理部16と、変形した見本画像を原画像の指定領域に対し合成する画像合成部17と、を備える画像処理装置10。【選択図】図2

Description

本発明は、画像処理装置、画像処理方法、画像処理システム、プログラムに関する。
画像加工・再現の分野では、これまで、画像全体を適正な画質に修正する技術や、人の肌や風景の空などの記憶色を好ましく仕上げる技術によって、画質を向上させる研究が行われてきた。また近年、人の知覚に訴える、または手触り感などの視覚以外の感覚が喚起する質感の制御を行なう研究がさかんになっている。
特許文献1には、画像入力装置は物体のRGB表色系における画像を入力して画像保持用メモリに記憶し、ディスプレイ制御部はRGB表色系で表現した物体色ベクトル、照明光ベクトル、2次反射光ベクトルを決定してデータメモリに記憶すると共に、これらベクトルと物体の各画素毎の画像データを反射モデル式に代入して各画素毎に3つの係数を演算し、係数記憶部に記憶し、かかる状態で、操作部より3つのベクトル及び3つの係数のうち少なくとも1つのパラメ−タを変更すると、ディスプレイ制御部は反射モデル式を用いて各画素のRGB表色系における画像データを生成して画像表示部に記憶し、ディスプレイ装置に描画することが開示されている。
また特許文献2には、輝度補正手段が、入力される画像データの各画素の輝度を、画像データの所定範囲内の平均輝度を用いて輝度補正して画像強度データを生成し、知覚的な鏡面反射像推定手段が、画像強度データに高域通過フィルタリングと非線形変換を施して知覚的な鏡面反射像のデータを得、知覚的な拡散反射像推定手段が、画像強度データから、知覚的な鏡面反射像のデータに閾値処理を施した画像データを減算して知覚的な拡散反射像のデータを得、明度推定手段が、知覚的な鏡面反射像のデータを平均して明度を得、光沢度推定手段が、知覚的な鏡面反射像のデータを平均し、その平均値を明度で除算して光沢度を得る知覚的な鏡面・拡散反射画像推定装置が開示されている。
特開平5−40833号公報 特開2008−281402号公報
質感の制御を行なうのに、原画像の一部に、見本となる画像である見本画像のテクスチャ特性を転写するなどの操作を行なうことがある。
しかしながらこの方法では、見本画像の凹凸等の特性を反映させ、質感を制御することはできるが、単に転写しただけでは奥行きについては表現できず、不自然な画像となることがある。
本発明は、見本画像のテクスチャ特性を転写する際に、奥行きを表現でき、自然な画像とすることができる画像処理装置等を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、原画像から指定領域を検出する領域検出部と、前記指定領域の形状に合わせて見本となる画像である見本画像の形状を変形させるとともに、当該指定領域に合わせた奥行きを表現するように当該見本画像のテクスチャを変形させる画像処理部と、変形した前記見本画像を前記原画像の前記指定領域に対し合成する画像合成部と、を備える画像処理装置である。
請求項2に記載の発明は、前記画像処理部は、前記見本画像の画素の座標に対しアフィン変換または射影変換を行うことにより当該見本画像の形状およびテクスチャを変形させることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置である。
請求項3に記載の発明は、前記画像処理部は、前記見本画像をキルティング処理することでさらに大きな見本画像を作成することを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置である。
請求項4に記載の発明は、前記画像処理部は、前記見本画像の変形を行なうための基準となる基準矩形を設定し、ユーザが当該基準矩形を変形させる程度により当該見本画像の形状およびテクスチャの変形の程度を決定することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の画像処理装置である。
請求項5に記載の発明は、前記画像処理部は、前記基準矩形の4つの頂点の位置を変更することで、当該基準矩形を変形させることを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置である。
請求項6に記載の発明は、前記画像処理部は、前記基準矩形の4つの頂点のうち何れか1つを指定した後に移動先の位置を指定し、さらに指定した1つの頂点以外の他の3つの頂点についても同様の処理を行なうことで、当該基準矩形の4つの頂点の位置を変更することを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置である。
請求項7に記載の発明は、前記画像処理部は、前記基準矩形の4つの辺のうち何れか1つに沿って方向を指定することで、当該方向の先にある頂点の位置を変更することを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置である。
請求項8に記載の発明は、原画像から指定領域を検出する領域検出工程と、前記指定領域の形状に合わせて見本となる画像である見本画像の形状を変形させるとともに、当該指定領域に合わせた奥行きを表現するように当該見本画像のテクスチャを変形させる画像処理工程と、変形した前記見本画像を前記原画像の前記指定領域に対し合成する画像合成工程と、を有する画像処理方法である。
請求項9に記載の発明は、画像を表示する表示装置と、前記表示装置に表示される画像の画像情報に対し画像処理を行なう画像処理装置と、を備え、前記画像処理装置は、原画像から指定領域を検出する領域検出部と、前記指定領域の形状に合わせて見本となる画像である見本画像の形状を変形させるとともに、当該指定領域に合わせた奥行きを表現するように当該見本画像のテクスチャを変形させる画像処理部と、変形した前記見本画像を前記原画像の前記指定領域に対し合成する画像合成部と、を備える画像処理システムである。
請求項10に記載の発明は、コンピュータに、原画像から指定領域を検出する領域検出機能と、前記指定領域の形状に合わせて見本となる画像である見本画像の形状を変形させるとともに、当該指定領域に合わせた奥行きを表現するように当該見本画像のテクスチャを変形させる画像処理機能と、変形した前記見本画像を前記原画像の前記指定領域に対し合成する画像合成機能と、を実現させるプログラムである。
請求項1の発明によれば、見本画像のテクスチャ特性を転写する際に、奥行きを表現でき、自然な画像とすることができる画像処理装置を提供することができる。
請求項2の発明によれば、奥行きを表現するのにより適した変換を行なうことができ、奥行きをより知覚しやすい画像とすることができる。
請求項3の発明によれば、見本画像が小さい場合でも見本画像をより大きい指定領域に対し合成することができる。
請求項4の発明によれば、より直観的に見本画像を変形することができる。
請求項5の発明によれば、見本画像を変形する処理がより容易になる。
請求項6の発明によれば、基準矩形の4つの頂点の位置を変更する作業をより直観的に行なうことができる。
請求項7の発明によれば、基準矩形の4つの頂点の位置を変更する作業をより直観的に行なうことができる。
請求項8の発明によれば、見本画像のテクスチャ特性を転写する際に、奥行きを表現でき、自然な画像とすることができる画像処理方法を提供することができる。
請求項9の発明によれば、画像処理がより容易に行える画像処理システムが提供できる。
請求項10の発明によれば、見本画像のテクスチャ特性を転写する際に、奥行きを表現でき、自然な画像とすることができる機能をコンピュータにより実現できる。
本実施の形態における画像処理システムの構成例を示す図である。 本実施の形態における画像処理装置の機能構成例を表すブロック図である。 (a)〜(b)は、指定領域を指定する作業をユーザインタラクティブに行なう方法の例を示した図である。 図3(a)の画像に対し、領域拡張方法により指定領域を切り出した結果を示した図である。 (a)〜(c)は、見本画像について示した図である。 従来の方法により見本画像を、画像の指定領域に対し合成した合成画像の一例を示している。 アフィン変換により変形前の見本画像と変形後の見本画像とを比較した図である。 (a)〜(b)は、射影変換により変形前の見本画像と変形後の見本画像とを比較した図である。 (a)〜(b)は、実際にユーザが指定領域の形状に合わせて見本画像の形状を変化させる方法の第1の例を示した図である。 基準矩形の4つの頂点を、マウスでドラッグしたり、ユーザの指やタッチペン等によりスワイプすることで直接移動させる場合を示した図である。 (a)〜(c)は、実際にユーザが指定領域の形状に合わせて見本画像の形状を変化させる方法の第2の例を示した図である。 画像処理部で変形した見本画像を、画像の指定領域に対し合成した後の合成画像を示している。 画像処理装置の動作について説明したフローチャートである。 画像処理装置のハードウェア構成を示した図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
<画像処理システム全体の説明>
図1は、本実施の形態における画像処理システム1の構成例を示す図である。
図示するように本実施の形態の画像処理システム1は、表示装置20に表示される画像の画像情報に対し画像処理を行なう画像処理装置10と、画像処理装置10により作成された画像情報が入力され、この画像情報に基づき画像を表示する表示装置20と、画像処理装置10に対しユーザが種々の情報を入力するための入力装置30とを備える。
画像処理装置10は、例えば、所謂汎用のパーソナルコンピュータ(PC)である。そして、画像処理装置10は、OS(Operating System)による管理下において、各種アプリケーションソフトウェアを動作させることで、画像情報の作成等が行われるようになっている。
表示装置20は、表示画面21に画像を表示する。表示装置20は、例えばPC用の液晶ディスプレイ、液晶テレビあるいはプロジェクタなど、加法混色にて画像を表示する機能を備えたもので構成される。したがって、表示装置20における表示方式は、液晶方式に限定されるものではない。なお、図1に示す例では、表示装置20内に表示画面21が設けられているが、表示装置20として例えばプロジェクタを用いる場合、表示画面21は、表示装置20の外部に設けられたスクリーン等となる。
入力装置30は、キーボードやマウス等で構成される。入力装置30は、画像処理を行なうためのアプリケーションソフトウェアの起動、終了や、詳しくは後述するが、画像処理を行なう際に、ユーザが画像処理装置10に対し画像処理を行なうための指示を入力するのに使用する。
画像処理装置10および表示装置20は、DVI(Digital Visual Interface)を介して接続されている。なお、DVIに代えて、HDMI(登録商標)(High-Definition Multimedia Interface)やDisplayPort等を介して接続するようにしてもかまわない。
また画像処理装置10と入力装置30とは、例えば、USB(Universal Serial Bus)を介して接続されている。なお、USBに代えて、IEEE1394やRS−232C等を介して接続されていてもよい。
このような画像処理システム1において、表示装置20には、まず最初に画像処理を行なう前の画像である原画像が表示される。そしてユーザが入力装置30を使用して、画像処理装置10に対し画像処理を行なうための指示を入力すると、画像処理装置10により原画像の画像情報に対し画像処理がなされる。この画像処理の結果は、表示装置20に表示される画像に反映され、画像処理後の画像が再描画されて表示装置20に表示されることになる。この場合、ユーザは、表示装置20を見ながらインタラクティブに画像処理を行なうことができ、より直感的に、またより容易に画像処理の作業を行える。
なお本実施の形態における画像処理システム1は、図1の形態に限られるものではない。例えば、画像処理システム1としてタブレット端末を例示することができる。この場合、タブレット端末は、タッチパネルを備え、このタッチパネルにより画像の表示を行なうとともにユーザの指示が入力される。即ち、タッチパネルが、表示装置20および入力装置30として機能する。また同様に表示装置20および入力装置30を統合した装置として、タッチモニタを用いることもできる。これは、上記表示装置20の表示画面21としてタッチパネルを使用したものである。この場合、画像処理装置10により画像情報が作成され、この画像情報に基づきタッチモニタに画像が表示される。そしてユーザは、このタッチモニタをタッチ等することで画像処理を行なうための指示を入力する。
<画像処理装置の説明>
図2は、本実施の形態における画像処理装置10の機能構成例を表すブロック図である。なお図2では、画像処理装置10が有する種々の機能のうち本実施の形態に関係するものを選択して図示している。
図示するように本実施の形態の画像処理装置10は、画像情報取得部11と、ユーザ指示受付部12と、領域検出部13と、見本画像取得部14と、見本画像記憶部15と、画像処理部16と、画像合成部17と、画像情報出力部18とを備える。
画像情報取得部11は、画像処理を行なう画像の画像情報を取得する。即ち、画像情報取得部11は、画像処理を行なう前の原画像の画像情報を取得する。この画像情報は、表示装置20で表示を行なうための、例えば、RGB(Red、Green、Blue)のビデオデータ(RGBデータ)である。
ユーザ指示受付部12は、位置情報取得部の一例であり、入力装置30により入力された画像処理に関するユーザによる指示を受け付ける。
具体的には、ユーザ指示受付部12は、表示装置20で表示している画像の中から、ユーザが特定の画像領域として指定した指定領域を指定する指示をユーザ指示情報として受け付ける。この特定の画像領域は、この場合、ユーザが画像処理を行なう画像領域である。実際には、本実施の形態では、ユーザ指示受付部12は、ユーザ指示情報として、ユーザが入力した指定領域の代表位置を表す位置情報を取得する。
また詳しくは後述するが、ユーザ指示受付部12は、ユーザが、見本画像を選択する指示をユーザ指示情報として受け付ける。さらにユーザ指示受付部12は、画像処理部16が行なう処理であり、選択された見本画像を変形させるための指示をユーザ指示情報として受け付ける。
本実施の形態では、指定領域を指定する作業を下記に説明するユーザインタラクティブに行なう方法を採用する。
図3(a)〜(b)は、指定領域を指定する作業をユーザインタラクティブに行なう方法の例を示した図である。
図3(a)では、表示装置20の表示画面21で表示している画像が、室内の写真の画像G(原画像)である場合を示している。そしてユーザが、前景として床の部分、および後景として床以外の部分をそれぞれ指定領域として選択する場合を示している。即ち、この場合指定領域は2つある。以後、床の部分の指定領域を「第1の指定領域」、床以外の部分の指定領域を「第2の指定領域」と言うことがある。
そしてユーザは、指定領域のそれぞれに対し代表となる軌跡をそれぞれ与える。この軌跡は、入力装置30により入力することができる。具体的には、入力装置30がマウスであった場合は、マウスを操作して表示装置20の表示画面21で表示している画像Gをドラッグし軌跡を描く。また入力装置30がタッチパネルであった場合は、ユーザの指やタッチペン等により画像Gをなぞりスワイプすることで同様に軌跡を描く。なお軌跡ではなく、点として与えてもよい。即ち、ユーザは、それぞれの指定領域に対し代表となる位置を示す情報を与えればよい。これは指定領域の代表位置を表す位置情報をユーザが入力する、と言い換えることもできる。なお以後、この軌跡や点等を「シード」と言うことがある。
図3(b)は、図3(a)の画像Gにシードを描いた例を示している。図3(b)では、床の部分と床以外の部分にそれぞれシードが描かれている。なお以後、前景である床の部分に描かれたシードを「シード1」、後景である床以外の部分に描かれたシードを「シード2」ということがある。
領域検出部13は、シードの位置情報に基づき、表示装置20で表示されている画像G(原画像)から指定領域を検出する。
領域検出部13が、シードの位置情報を基にして指定領域を切り出すには、まずシードが描かれた箇所の画素に対しラベルを付加する。図3(b)の例では、床の部分に描かれたシード1に対応する画素に「ラベル1」を、床以外の部分に描かれたシード2に対応する画素に「ラベル2」を付加する。本実施の形態では、このようにラベルを付与することを「ラベル付け」と言う。
そしてシードが描かれた画素と周辺の画素との間で画素値の近さを基に、近ければ連結し、遠ければ連結しない作業等を繰り返し、領域を拡張していく領域拡張方法により、指定領域を切り出していく。
図4は、図3(a)の画像Gに対し、領域拡張方法により指定領域を切り出した結果を示した図である。
図示するように指定領域として2つの指定領域である第1の指定領域S1、第2の指定領域S2が切り出される。
以上のような方法を採用することで、指定領域が複雑な形状であっても、ユーザは、より直感的に、またより容易に指定領域が切り出せる。
見本画像取得部14は、見本となる画像である見本画像の画像情報を取得する。ここでは見本画像の画像情報は、見本画像記憶部15に記憶されている。そして例えば、ユーザが見本画像記憶部15に記憶されている見本画像の中から何れかを選択する指示を行なう。これにより見本画像取得部14は、見本画像記憶部15を参照し、見本画像を取得する。ただしこれに限られるものではなく、例えば、ユーザが画像処理装置10に見本画像の画像情報を入力し、これにより見本画像取得部14が見本画像の画像情報を取得してもよい。
図5(a)〜(c)は、見本画像について示した図である。
図5(a)は、見本画像Gの一例について示している。この見本画像Gは、矩形形状をしており図示するように破線を並べて配列させたようなテクスチャを有する。なおここでテクスチャとは、見本画像Gが有する質感であり、色彩感、凹凸感、陰影の程度等が複合したものである。
また図5(b)は、図5(b)の見本画像Gを2個×3個=6個並べた例を示している。さらに図5(c)は、図5(b)の見本画像Gのつなぎ目にキルティング処理をし、新たな見本画像Gを作成した例を示している。つまり見本画像Gが、図5(a)に示すような小さい画像であった場合でも、図5(b)〜(c)に示すように、見本画像Gをキルティング処理することでさらに大きな見本画像Gを作成することができる。これにより後述する画像合成部17の処理において、見本画像取得部14で取得した見本画像Gより指定領域が大きい領域を占める場合でも対応できる。
画像処理部16は、選択された指定領域に対し画像処理を行なう。具体的には、画像処理部16は、指定領域の形状に合わせて見本画像Gの形状を変形させるとともに、指定領域に合わせた奥行きを表現するように見本画像Gのテクスチャを変形させる。
また画像合成部17は、画像処理部16で変形した見本画像Gを画像Gの指定領域に対し合成する。
図6は、従来の方法により見本画像Gを、画像Gの指定領域に対し合成した合成画像G’の一例を示している。
ここでは、前景である床の部分に対応する第1の指定領域S1に対して見本画像Gを合成した場合を示している。
図示するように、第1の指定領域S1について、見本画像Gのテクスチャが反映され、床のテクスチャが見本画像Gのテクスチャとなっていることがわかる。ただしこのテクスチャは画像Gの奥行き感と合致しておらず、不自然な画像となっている。
そこで本実施の形態では、画像処理部16において、見本画像Gに対し奥行きが表現できるような変形を行ない、これにより奥行き感を表現する。
この変形の手法としては、例えば、見本画像Gの画素の座標に対しアフィン変換を行い座標を変換することで行なうことができる。
アフィン変換は、平行移動と線形変換を組み合わせた変換であり、下記数1式で表すことができる。数1式は、アフィン変換前の見本画像Gの画素の座標(x、y)を、アフィン変換後の見本画像Gの画素の座標(x’、y’)に変換する数式である。またa、b、c、d、e、fは、アフィン変換係数である。
Figure 2018081430
図7は、アフィン変換により変形前の見本画像Gと変形後の見本画像Gとを比較した図である。ここでは、変形前の見本画像Gを太線で示し、変形後の見本画像Gを(1)〜(5)で示している。なお(1)〜(5)は、説明をわかりやすくするため、変換後の見本画像Gについてその輪郭のみを図示している。
このうち(1)は、変形前の見本画像Gを縮小した例を示している。この場合、変形後の見本画像Gは、形状は変化せず、大きさが小さくなる。また(2)は、変形前の見本画像Gを拡大した例を示している。この場合、変形後の見本画像Gは、形状は変化せず、大きさが大きくなる。さらに(3)は、変形前の見本画像Gを平行移動した例を示している。この場合、変形後の見本画像Gは、形状や大きさは変化しないが、変形前の見本画像Gに含まれる画素の位置が同じ方向に同じ距離だけ変化する。またさらに(4)は、変形前の見本画像Gを回転した例を示している。この場合、変形後の見本画像Gは、形状や大きさは変化しないが、変形前の見本画像Gに含まれる画素の位置が、ある点を中心として一定の角度だけ回転する。またさらに(5)は、変形前の見本画像Gをスキュー(せん断)させた例を示している。この場合、変形後の見本画像Gは、形状が平行四辺形に変形する。
アフィン変換係数a、b、c、d、e、fを調整することで、指定領域の形状に合わせて見本画像Gの形状を変化させることができる。
また他の変形の手法としては、例えば、見本画像Gの画素に対し射影変換を行い座標を変換することで行なうことができる。
射影変換は、下記数2式で表すことができる。数2式は、アフィン変換前の見本画像Gの画素の座標(x、y)を、アフィン変換後の見本画像Gの画素の座標(u、v)に変換する数式である。またa、b、c、d、e、f、g、hは、変換係数である。
Figure 2018081430
変換係数a、b、c、d、e、f、g、hの8つの未知数となるため、変換前後で最低限4つの対応関係がわかればよいことになる。そこで、数2式を以下の数3式のように変形する。
Figure 2018081430
数3式は、2つの方程式を含むので、(x、y)と(u、v)の対応関係を4組与えれば、8つの方程式ができることになる。これにより変換係数a、b、c、d、e、f、g、hの8つの未知数が求まる。
図8(a)〜(b)は、射影変換により変形前の見本画像Gと変形後の見本画像Gとを比較した図である。
ここで図8(a)は、変形前の見本画像Gを表し、図8(b)は、変形後の見本画像Gを表す。図示するように変形後の見本画像Gは、形状が台形に変形する。
図9(a)〜(b)は、実際にユーザが指定領域の形状に合わせて見本画像Gの形状を変化させる方法の第1の例を示した図である。
ここでは、表示画面21で表示される画像G中に基準矩形Qを設定し、これをユーザが変形させる。基準矩形Qは、見本画像Gの変形を行なうための基準となる図形である。そしてユーザが基準矩形Qを変形させると、基準矩形Qの変形に合わせて見本画像Gの形状が変化する。この際、画像処理部16は、ユーザが基準矩形Qを変形させる程度により見本画像Gの形状およびテクスチャの変形の程度を決定する。
図9(a)は、画像Gに基準矩形Qを表示した場合を示している。そしてユーザは、基準矩形Qの4つの頂点の位置を変更することで、基準矩形Qを変形させる。このときユーザ指示受付部12は、ユーザ指示情報として、4つの頂点の位置を変更するための情報を取得する。そして画像処理部16は、画像G中において基準矩形Qを変形させ、さらにこれに応じて見本画像Gを変形させる。これらは表示画面21で表示される画像G中に表示される。
ここではユーザは、基準矩形Qの4つの頂点のうち何れか1つを指定した後に画像中の1点を指定する。この1点は、先に指定した1つの頂点の移動先の位置を意味する。さらにユーザは、指定した1つの頂点以外の他の3つの頂点についても同様の処理を行なう。つまりユーザは、基準矩形Qの4つの頂点の移動先として画像中の合計4点を指定する。
図9(b)は、画像中の4点を指定する様子を示した図である。この操作によりユーザは、基準矩形Qの4つの頂点の移動先を決定し、基準矩形Qを変形させることができる。そして画像中の4点の位置により、見本画像Gの形状を変化させる程度を調整することができる。なおこれは見本画像Gを歪ませる程度を調整すると言うこともできる。
ユーザは、入力装置30がマウスであった場合は、マウスを操作して表示装置20の表示画面21で表示している画像Gをクリックすることで指定を行なう。また入力装置30がタッチパネルであった場合は、ユーザの指やタッチペン等により画像Gをタップすることで指定を行なう。
また図10で示すように、基準矩形Qの4つの頂点を、マウスでドラッグしたり、ユーザの指やタッチペン等によりスワイプすることで直接移動させてもよい。
図11(a)〜(c)は、実際にユーザが指定領域の形状に合わせて見本画像Gの形状を変化させる方法の第2の例を示した図である。
ここでも、基準矩形Qを使用し、これをユーザが変形させることで、見本画像Gの形状を変化させる。ただし基準矩形Qを変形させる操作が異なる。ここでは、基準矩形Qの4つの辺の何れか1つに沿って方向を指定することで、この方向の先にある頂点の位置を変更する。
図11(a)は、基準矩形Qの下領域を基準矩形Qの下辺に沿って右方向に、マウスでドラッグしたり、ユーザの指やタッチペン等によりスワイプしたことを示している。このドラッグやスワイプの操作により基準矩形Qの下辺に沿った方向を指定することになる。そしてこの場合、この方向の先にある基準矩形Qの右下の頂点を移動させる操作となり、基準矩形Qの右下が広がる。
また図11(b)は、図11(a)の操作の後、基準矩形Qの下領域を基準矩形Qの下辺に沿って左方向に、マウスでドラッグしたり、ユーザの指やタッチペン等によりスワイプしたことを示している。図11(a)と同様に、このドラッグやスワイプの操作により基準矩形Qの下辺に沿った方向を指定することになる。そしてこの場合、この方向の先にある基準矩形Qの左下の頂点を移動させる操作となり、基準矩形Qの左下が広がる。
さらに図11(c)は、図11(b)の操作の後、基準矩形Qの上領域を基準矩形Qの上辺に沿って左方向に、マウスでドラッグしたり、ユーザの指やタッチペン等によりスワイプしたことを示している。このドラッグやスワイプの操作により基準矩形Qの上辺に沿った方向を指定することになる。そしてこの場合、この方向の先にある基準矩形Qの左上の頂点を移動させる操作となり、基準矩形Qの左上が広がる。なお基準矩形Qの上領域を基準矩形Qの上辺に沿って右方向にドラッグ等すると、基準矩形Qの右上の頂点を移動させる操作となり、基準矩形Qの右上が広がる。
図11(a)〜(c)の場合、基準矩形Qの下辺や上辺を利用することで、基準矩形Qの頂点を左右方向に移動させる操作となる。なお基準矩形Qの下辺や上辺だけでなく、左辺や右辺を利用してもよい。この場合、基準矩形Qの頂点を上下方向に移動させる操作となる。
図12は、画像処理部16で変形した見本画像Gを、画像Gの指定領域に対し合成した後の合成画像G’を示している。
図示するように、第1の指定領域S1の箇所が、変形後の見本画像Gに置き換わっている。この合成画像G’は、図6で示した合成画像G’と同様に見本画像Gのテクスチャが反映され、床のテクスチャが見本画像Gのテクスチャとなっている。また図6とは異なり、このテクスチャは奥行きを表現するものであるので、テクスチャと画像Gの奥行き感とは合致しており、自然な画像となっている。
図2に戻り、画像情報出力部18は、以上のように画像処理がなされた後の画像情報を出力する。画像処理がなされた後の画像情報は、表示装置20に送られる。そして表示装置20の表示画面21にてこの画像情報に基づき画像が表示される。
次に画像処理装置10の動作について説明する。
図13は、画像処理装置10の動作について説明したフローチャートである。
まず画像情報取得部11は、画像処理を行なう画像G(原画像)の画像情報を取得する(ステップ101)。
次にユーザ指示受付部12が、画像Gに対しユーザが描いたシードの位置情報を取得する(ステップ102)。
そして領域検出部13が、シードの位置情報を基にして指定領域を切り出す(ステップ103)。
一方、見本画像取得部14が、ユーザの指示に基づき見本画像記憶部15から見本画像Gの画像情報を取得する(ステップ104)。
次に画像処理部16が、指定領域の形状に合わせて見本画像Gの形状を変形させるとともに、指定領域に合わせた奥行きを表現するように見本画像Gのテクスチャを変形させる(ステップ105)。
さらに画像合成部17は、画像処理部16で変形した見本画像Gを画像Gの指定領域に対し合成する(ステップ106)。
そして画像情報出力部18は、以上のように画像処理がなされた後の画像情報を出力する(ステップ107)。
以上詳述した画像処理装置10によれば、見本画像のテクスチャ特性を転写する際に、奥行きを表現でき自然な画像とすることができる。
なお以上説明した画像処理装置10が行なう処理は、原画像(画像G)から指定領域を検出する領域検出工程と、指定領域の形状に合わせて見本となる画像である見本画像Gの形状を変形させるとともに、指定領域に合わせた奥行きを表現するように見本画像Gのテクスチャを変形させる画像処理工程と、変形した見本画像Gを原画像の指定領域に対し合成する画像合成工程と、を有する画像処理方法として捉えることもできる。
<画像処理装置のハードウェア構成例>
次に、画像処理装置10のハードウェア構成について説明する。
図14は、画像処理装置10のハードウェア構成を示した図である。
画像処理装置10は、上述したようにパーソナルコンピュータ等により実現される。そして図示するように、画像処理装置10は、演算手段であるCPU(Central Processing Unit)91と、記憶手段であるメインメモリ92、およびHDD(Hard Disk Drive)93とを備える。ここで、CPU91は、OS(Operating System)やアプリケーションソフトウェア等の各種プログラムを実行する。また、メインメモリ92は、各種プログラムやその実行に用いるデータ等を記憶する記憶領域であり、HDD93は、各種プログラムに対する入力データや各種プログラムからの出力データ等を記憶する記憶領域である。
さらに、画像処理装置10は、外部との通信を行なうための通信インターフェース(以下、「通信I/F」と表記する)94を備える。
<プログラムの説明>
ここで以上説明を行った本実施の形態における画像処理装置10が行なう処理は、例えば、アプリケーションソフトウェア等のプログラムとして用意される。
よって本実施の形態で、画像処理装置10が行なう処理は、コンピュータに、原画像(画像G)から指定領域を検出する領域検出機能と、指定領域の形状に合わせて見本となる画像である見本画像Gの形状を変形させるとともに、指定領域に合わせた奥行きを表現するように見本画像Gのテクスチャを変形させる画像処理機能と、変形した見本画像Gを原画像の指定領域に対し合成する画像合成機能と、を実現させるプログラムとして捉えることもできる。
なお、本実施の形態を実現するプログラムは、通信手段により提供することはもちろん、CD−ROM等の記録媒体に格納して提供することも可能である。
以上、本実施の形態について説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、種々の変更または改良を加えたものも、本発明の技術的範囲に含まれることは、特許請求の範囲の記載から明らかである。
1…画像処理システム、10…画像処理装置、11…画像情報取得部、12…ユーザ指示受付部、13…領域検出部、14…見本画像取得部、15…見本画像記憶部、16…画像処理部、17…画像合成部、18…画像情報出力部、20…表示装置、30…入力装置

Claims (10)

  1. 原画像から指定領域を検出する領域検出部と、
    前記指定領域の形状に合わせて見本となる画像である見本画像の形状を変形させるとともに、当該指定領域に合わせた奥行きを表現するように当該見本画像のテクスチャを変形させる画像処理部と、
    変形した前記見本画像を前記原画像の前記指定領域に対し合成する画像合成部と、
    を備える画像処理装置。
  2. 前記画像処理部は、前記見本画像の画素の座標に対しアフィン変換または射影変換を行うことにより当該見本画像の形状およびテクスチャを変形させることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記画像処理部は、前記見本画像をキルティング処理することでさらに大きな見本画像を作成することを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記画像処理部は、前記見本画像の変形を行なうための基準となる基準矩形を設定し、ユーザが当該基準矩形を変形させる程度により当該見本画像の形状およびテクスチャの変形の程度を決定することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記画像処理部は、前記基準矩形の4つの頂点の位置を変更することで、当該基準矩形を変形させることを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 前記画像処理部は、前記基準矩形の4つの頂点のうち何れか1つを指定した後に移動先の位置を指定し、さらに指定した1つの頂点以外の他の3つの頂点についても同様の処理を行なうことで、当該基準矩形の4つの頂点の位置を変更することを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  7. 前記画像処理部は、前記基準矩形の4つの辺のうち何れか1つに沿って方向を指定することで、当該方向の先にある頂点の位置を変更することを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  8. 原画像から指定領域を検出する領域検出工程と、
    前記指定領域の形状に合わせて見本となる画像である見本画像の形状を変形させるとともに、当該指定領域に合わせた奥行きを表現するように当該見本画像のテクスチャを変形させる画像処理工程と、
    変形した前記見本画像を前記原画像の前記指定領域に対し合成する画像合成工程と、
    を有する画像処理方法。
  9. 画像を表示する表示装置と、
    前記表示装置に表示される画像の画像情報に対し画像処理を行なう画像処理装置と、
    を備え、
    前記画像処理装置は、
    原画像から指定領域を検出する領域検出部と、
    前記指定領域の形状に合わせて見本となる画像である見本画像の形状を変形させるとともに、当該指定領域に合わせた奥行きを表現するように当該見本画像のテクスチャを変形させる画像処理部と、
    変形した前記見本画像を前記原画像の前記指定領域に対し合成する画像合成部と、
    を備える画像処理システム。
  10. コンピュータに、
    原画像から指定領域を検出する領域検出機能と、
    前記指定領域の形状に合わせて見本となる画像である見本画像の形状を変形させるとともに、当該指定領域に合わせた奥行きを表現するように当該見本画像のテクスチャを変形させる画像処理機能と、
    変形した前記見本画像を前記原画像の前記指定領域に対し合成する画像合成機能と、
    を実現させるプログラム。
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