JP2018079942A - 蓋材 - Google Patents

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Abstract

【課題】スムージー製造時における内容物の粉砕・撹拌・混合時の耐性・強度を維持する。【解決手段】内部に密封した材料Mを、密封状態を維持したまま自転公転させて粉砕・撹拌する撹拌スムージー製造容器20の上部開口21aを密閉するための蓋材40であって、容器縁部22aとシールされた部分に沿ったシール内側領域49において、内側からの突き刺し試験強度が15〜30Nの範囲に設定される。【選択図】図1

Description

本発明は蓋材に関し、特に、密閉された冷凍材料を開封せずに撹拌してスムージー等を製造する封入容器を密閉する蓋材に用いて好適な技術に関する。
液体やゼリーなどの飲料物を収容した容器の開口部を封止する蓋材としては、簡単に剥がして開口できるように最表面に樹脂フィルム等を用いたものや、容器を封止したままで蓋材にストロー等を突刺して内容物の飲用を可能にするものが知られている。
このような蓋材ではストローの突刺し性が良好であることが要求されている。
また、コンビニエンスストアやジューススタンドといった路面店等の店頭で、野菜・果実などを粉砕混合したジュース、スープ、あるいは、アイスクリーム、ムースなどのデザートや、シェイク、スムージーなどのドリンク類を提供することがある。
このようなスムージーを提供するために使用可能な技術として、回転刃を有さずに、内部に凹凸のある容器を回転させるタイプの撹拌容器等を用いる可能性がある。
このような例としては、特許文献2に記載される撹拌脱泡装置が知られている。
特開2008−265770号公報 特開2013−132590号公報
しかし、特許文献1に記載された技術では、ストローの突刺し性が良好であることが求められているが、容器を撹拌容器として用いた際に、氷など固い材料が入った内容物を粉砕・撹拌・混合する場合に、強度的に耐えうる蓋は想定されていなかった。
また、特許文献2に記載された技術は、路面店等の店頭で、アイスクリームやシェイクなどのドリンク類を提供するものではなく、単に撹拌脱泡を目的としているため、蓋材に関して言及されていない。
このように、従来、路面店等の店頭で、アイスクリームやシェイクなどのドリンク類を密閉容器にてその場で粉砕・撹拌・混合して提供することはおこなわれていなかったため、その実現に際し、好適な密閉容器を形成する蓋材が存在していなかった。
特に、上記の様なスムージー用の容器においては、内容物を粉砕・撹拌・混合して提供する際に、内容物が激しく蓋材に当接するため、破損しないよう強度およびシール性を維持することと、同時に、購入者が容易にストローを突刺すことのできるストローの突刺し性を確保すること、とを両立させることが必要である。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、以下の目的を達成しようとするものである。
1.密閉容器にてその場で粉砕・撹拌・混合して提供することが可能なスムージー製造容器の蓋材を提供可能とすること。
2.内容物の粉砕・撹拌・混合時に、破損することのない耐性・強度を維持する蓋材を提供可能とすること。
3.同時に、良好なストローの突刺し性を実現する蓋材を提供可能とすること。
本発明の蓋材は、内部に密封した材料を、密封状態を維持したまま自転公転させて粉砕・撹拌する撹拌スムージー製造容器の上部開口を密閉するための蓋材であって、
前記撹拌スムージー製造容器の上部開口と密着するシーラント層と、前記シーラント層の外側に設けられる中間層とを少なくとも有し、
前記中間層がナイロン層を有するとともに、
容器縁部とシールされた部分に沿ったシール内側領域において、
内側からの突き刺し試験強度が15〜30Nの範囲に設定されることにより上記課題を解決した。
本発明の蓋材は、前記シール領域と離間した位置に、レーザ加工による易切断溝がその外側表面に設けられたストロー突き刺し領域が設けられることが好ましい。
本発明の蓋材は、前記ストロー突き刺し領域における外側からの突き刺し試験強度が2〜10Nの範囲に設定されることができる。
本発明の蓋材は、前記易切断溝が、前記ストロー突き刺し領域に一筆書き様に形成されることができる。
本発明の蓋材は、前記中間層がアルミ層を有することができる。
本発明の蓋材は、前記易切断溝の深さが、前記アルミ層表面となるように形成されることができる。
本発明の撹拌スムージー製造容器は、上記のいずれか記載の蓋材によってシールされたことができる。
本発明の蓋材は、内部に密封した材料を、密封状態を維持したまま自転公転させて粉砕・撹拌する撹拌スムージー製造容器の上部開口を密閉するための蓋材であって、
前記撹拌スムージー製造容器の上部開口と密着するシーラント層と、前記シーラント層の外側に設けられる中間層とを少なくとも有し、
前記中間層がナイロン層を有するとともに、
容器縁部とシールされた部分に沿ったシール内側領域において、
内側からの突き刺し試験強度が15〜30Nの範囲に設定されることにより、開封することなく材料を粉砕・撹拌して衛生的にスムージーを製造する際に、自転公転させる撹拌スムージー製造容器において、ナイロン層を有することで蓋体としての充分な強度を維持確保するとともに、最も材料がぶつかって破けやすいシール内側領域において、自転公転時の強度耐性を充分な範囲とすることができ、蓋材が破損することがない。これにより、安全に、スムージーを製造することが可能となる。
本発明の蓋材は、前記シール領域と離間した位置に、レーザ加工による易切断溝がその外側表面に設けられたストロー突き刺し領域が設けられることにより、蓋材にストローの圧力による基材の切れ目(穴)がつきやすくでき、ストローによる圧力で、一旦切れ目(穴)ができれば、その後、切れ目(穴)が押し広げられてのストローの進入が容易となるため、スムージーの購入者がストローを刺すだけで、製造されたスムージーを飲用することが可能となる。
本発明の蓋材は、前記ストロー突き刺し領域における外側からの突き刺し試験強度が2〜10Nの範囲に設定されることにより、蓋材にストローの圧力による基材の切れ目(穴)がつきやすくでき、ストローによる圧力で、一旦切れ目(穴)ができれば、その後、切れ目(穴)が押し広げられてのストローの進入が容易となるため、スムージーの購入者がストローを刺すだけで、製造されたスムージーを飲用することが可能となる。
本発明の蓋材は、前記易切断溝が、前記ストロー突き刺し領域に一筆書き様に形成されることにより、レーザ加工による易切断溝の形成を効率よくおこなうことができる。
ここで、一筆書きとは、始点から終点までが一本の線で結ばれるものとされ具体的には、渦巻き状の曲線とされることが可能である。
本発明の蓋材は、撹拌スムージー製造容器の上部開口と密着するシーラント層と、前記シーラント層の外側に設けられる中間層と、前記中間層の外側に設けられる表面層とを有し、
前記中間層がアルミ層を有することにより、開封することなく材料を粉砕・撹拌して衛生的にスムージーを製造する際に、自転公転させる撹拌スムージー製造容器において、最も材料がぶつかって破けやすいシール内側領域において、自転公転時の強度耐性を充分な範囲とすることができ、蓋材が破損することがない。これにより、安全に、スムージーを製造することが可能となる。
ここで、表面層は、例えば、印刷等により表示情報を表示させることができ、また、中間層は、蓋体としての充分な強度を維持確保することができる。
本発明の蓋材は、前記易切断溝の深さが、前記アルミ層表面となるように形成されることにより、レーザ加工により、表面層とアルミ層よりも上側に位置する中間層とを除去して、易切断溝を容易に形成することができる。
本発明の蓋材は、前記中間層がナイロン層を有することにより、蓋体としての充分な強度を維持確保するとともに、レーザ加工により、表面層とアルミ層よりも上側に位置する中間層としてのナイロン層を除去して、易切断溝を容易に形成することが容易となる。
本発明の撹拌スムージー製造容器は、上記のいずれか記載の蓋材によってシールされたことにより、開封することなく材料を粉砕・撹拌して衛生的にスムージーを製造することができるとともに、必要以上に脱泡せずに嵩減りを防止して充分な材料の粉砕・撹拌によって口当たりのよいスムージーを製造することが可能となる。これにより、衛生的に管理された工場等で販売前に材料を容器に密閉し、この材料を密閉した状態を維持して容器を店頭で販売し、店頭で購入した顧客が容器を開封することなくスムージーを製造することが可能となる。
本発明の撹拌スムージー製造容器は、内部に密封した材料を、密封状態を維持したまま自転公転させて粉砕・撹拌するための容器であって、
内部に突出した凸部が設けられることにより、密封状態を維持しつつ、容器を公転自転させて、効率的に材料を粉砕・撹拌し、短時間で充分材料を粉砕・撹拌し、口当たりのよいスムージーを製造することができる。同時に、必要以上に脱泡せずに嵩減りを防止して充分な材料の粉砕・撹拌によって口当たりのよいスムージーを製造することが可能となる。これにより、衛生的に管理された工場等で販売前に材料を容器に密閉し、この材料を密閉した状態を維持して容器を店頭で販売し、店頭で購入した顧客が容器を開封することなくスムージーを製造することが可能となる。
本発明の撹拌スムージー製造容器は、前記凸部が、容器側部の上下方向に設けられた複数の突条とされることにより、必要以上に脱泡せずに嵩減りを防止して充分な材料の粉砕・撹拌を可能として口当たりのよいスムージーを製造することができる。
本発明の撹拌スムージー製造容器は、前記突条が4〜8弁とされることにより、必要以上に粉砕・撹拌時間をかけることなく短時間で充分材料を粉砕・撹拌し、口当たりのよいスムージーを製造することが可能となる。
本発明の撹拌スムージー製造容器は、略有底円筒状とされ、前記側部が下側に向けて縮径することにより、容器上側に比べて容器下側における径寸法を小さくして、公転により移動距離の小さな容器上側における突条の突出寸法に比べて、相対的に公転により移動距離の大きな容器下側における突条の突出寸法を大きくして、材料が突条に衝突する作用を大きくすることができるので、短時間で充分材料を粉砕・撹拌し、口当たりのよいスムージーを製造することが可能となる。同時に、隣り合った突条の間に材料が挟まって粉砕・撹拌されないことを防止できる。
本発明の撹拌スムージー製造容器は、前記容器周方向における内側輪郭が複数の円弧により形成されることにより、容器強度を維持しつつ、効率的に材料を粉砕・撹拌し、短時間で充分材料を粉砕・撹拌し、口当たりのよいスムージーを製造することができる。
本発明の撹拌スムージー製造容器は、樹脂製とされ、PET−Gからなることにより、容器強度を維持しつつ、効率的に材料を粉砕・撹拌し、短時間で充分材料を粉砕・撹拌し、口当たりのよいスムージーを製造することができる。
本発明は、上記のいずれか記載の撹拌スムージー製造容器を用いてスムージーを製造する方法であって、
前記容器内部に材料を格納する密閉工程と、
前記容器の密封状態を維持したまま自転公転手段により自転公転させて材料を粉砕・撹拌する撹拌工程と、
を、有することにより、材料を封入してから密封したまま開封することなく材料を粉砕・撹拌して衛生的にスムージーを製造することができるとともに、粉砕・撹拌装置を洗浄する必要が無く衛生状態を維持したまま衛生的にスムージーを提供することが可能となる。同時に、必要以上に脱泡せずに嵩減りを防止して充分な材料の粉砕・撹拌によって口当たりのよいスムージーを製造することが可能となる。これらにより、衛生的に管理された工場等で販売前に材料を容器に密閉し、この材料を密閉した状態を維持して容器を店頭で販売し、店頭で購入した顧客が容器を開封することなくスムージーを製造することが可能となる。
本発明は、前記密閉工程前に、材料を冷凍する冷凍工程を有することにより、冷凍材料を基にした衛生的で口当たりのよいスムージーを提供することができる。
本発明は、前記材料が塊状とされて、前記密閉工程において互いに間隙を有して収納されることにより、塊状の材料が自転公転により容器の凸部に衝突して充分に粉砕されることができ、材料が残ってしまうことがなく、必要な状態に粉砕・撹拌することが可能となる。
本発明は、公転数が500〜2000rpmの範囲とされることにより、粉砕・撹拌を効率よくおこなうとともに、必要以上に脱泡することなく嵩減りを防止することができる。
本発明は、自転数が300〜1000rpmの範囲とされることにより、粉砕・撹拌を効率よくおこなうとともに、必要以上に脱泡することなく嵩減りを防止することができる。
本発明は、前記撹拌工程において、公転軸と自転軸とが撹拌スムージー製造容器の内部となる位置で交わるように設定されることにより、粉砕・撹拌を効率よくおこなうとともに、必要以上に脱泡することなく嵩減りを防止することができる。
本発明によれば、材料を封入してから密封したまま開封することなく材料を粉砕・撹拌して衛生的にスムージーを製造可能とするとともに、粉砕・撹拌装置を洗浄する必要が無く衛生状態を維持したまま衛生的にスムージーを提供可能とし、同時に、必要以上に脱泡せずに嵩減りを防止して充分な材料の粉砕・撹拌によって口当たりのよいスムージーを製造可能な撹拌スムージー製造容器を密閉する蓋材を、良好なストローの突き刺し性と粉砕・撹拌時の充分な強度とを同時に呈する状態で提供することができるという効果を奏することが可能となる。
本発明に係る蓋材の第1実施形態によって密閉する撹拌スムージー容器を用いる撹拌スムージー製造装置を示す模式図である。 本発明に係る蓋材の第1実施形態によって密閉された撹拌スムージー容器を示す斜視図である。 本発明に係る蓋材の第1実施形態によって密閉する撹拌スムージー容器を示す正面図である。 本発明に係る蓋材の第1実施形態によって密閉する撹拌スムージー容器を示す平面図である。 本発明に係る蓋材の第1実施形態を示す断面図である。 本発明に係る蓋材の第1実施形態におけるストロー突き刺し領域付近を示す断面図である。 本発明に係る蓋材の第1実施形態におけるストロー突き刺し領域付近を示す平面図である。 本発明に係る蓋材の第1実施形態によって密閉する撹拌スムージー容器を用いた製造方法を示すフローチャートである。 本発明に係る蓋材におけるストロー突き刺し領域の他の例を示す平面図である。 本発明に係る蓋材におけるストロー突き刺し領域の他の例を示す平面図である。 本発明に係る蓋材におけるストロー突き刺し領域の他の例を示す平面図である。 本発明に係る蓋材におけるストロー突き刺し領域の他の例を示す平面図である。 本発明に係る蓋材におけるストロー突き刺し領域の他の例を示す平面図である。 本発明に係る蓋材の第1実施形態によって密閉する撹拌スムージー容器を用いる撹拌スムージー製造装置のアダプタを示す平面図である。 本発明に係る蓋材の第1実施形態によって密閉された撹拌スムージー容器の他の例を示す斜視図である。 本発明に係る蓋材の第1実施形態によって密閉された撹拌スムージー容器の他の例を示す斜視図である。 本発明に係る蓋材の第1実施形態によって密閉された撹拌スムージー容器の他の例を示す斜視図である。 本発明に係る蓋材の第1実施形態によって密閉された撹拌スムージー容器の他の例を示す正面図である。
以下、本発明に係る蓋材の第1実施形態によって密閉する撹拌スムージー容器を用いた製造方法を、図面に基づいて説明する。
本実施形態における撹拌スムージーは、例えば、コンビニエンスストアなどの店頭で、顧客が購入する固形物や削氷などを含有する冷たい飲料等を意味する。具体的には、スムージー、シェイク、ヨーグルトドリンク、ジュース、フレッシュジュース、冷スープ、ゼリー飲料、タピオカ等粒状物を含有する飲料等が挙げられる。
本実施形態における撹拌スムージー製造方法は、製造工場等で密封された容器を開封せずに、店頭で材料を粉砕撹拌して提供するものとされている。
図1は、本実施形態の撹拌スムージー製造方法における撹拌スムージー製造装置を示す模式図であり、図14は、本実施形態の撹拌スムージー製造装置における容器アダプタを示す模式図であり、図において、符号1は、撹拌スムージー製造装置である。
本実施形態に係る撹拌スムージー製造装置1は、後述する容器20を自転公転する自転公転手段とされ、図1に示すように、公転回転軸L1と自転回転軸L2とを備えている。垂直方向に延びる公転回転軸L1に対して、自転回転軸L2は例えば45°の角度で斜めに交差するように構成されている。公転回転軸L1と自転回転軸L2との交差角は45°に限定されるものではなく、スムージーの製造条件に合わせて適時設定することが好ましい。
公転回転軸L1と自転回転軸L2の回転方向は反対方向に回るように設定される。例えば、公転回転軸L1が上から見て、時計方向に回転するものとすると、自転回転軸L2は上から見て反時計方向に回転する。公転回転軸L1の一端と自転回転軸L2の一端のそれぞれの延伸方向は一致している。
撹拌スムージー製造装置1には、公転回転軸L1を軸心とする回転軸31を中心として、図示しない駆動モータの動力により回転する回転体30を有する。
回転体31の外周縁には、自転回転軸L2が回転体30に対して、0°〜90°の範囲で傾斜角度を設定可能なように保持されている。
自転回転軸L2は、図示しない駆動モータの動力がベルト、プーリー、ベアリング等を介して伝達されることにより回転する。自転回転軸L2には、アダプタ受け部15が設けられ、自転回転軸L2の回転によりアダプタ受け部15が回転される。
回転体30には図示しないバランス錘を取り付けることもでき、バランス錘によって、回転体30を安定して回転させることが可能となる。この場合、バランス錘とアダプタ受け部15とは、公転回転軸L1を中心とする点対称の配置となるように取り付けることができる。
回転体30を回転させると、アダプタ受け部15は、公転回転軸L1を中心に公転しながら、自転回転軸L2を中心に自転することになる。撹拌スムージー製造装置1では、駆動モータで回転体30を回転させると、アダプタ受け部15は公転しながら自転することになる。
撹拌スムージー製造装置1は、アダプタ受け部15を所望の回転数で回転させるための調整機構をさらに備えた構成とすることも可能である(図示せず)。撹拌スムージー製造装置1は、公転回転軸L1に対する自転回転軸L2の傾斜角度を調整するための調整機構をさらに備えた構成とすることも可能である(図示せず)。
アダプタ受け部15には、容器アダプタ(アダプタ)13が設けられ、容器アダプタ13は材料Mが投入された容器(撹拌スムージー製造容器)20を保持して回転する。
容器アダプタ13は、図14に示すように、容器20の外形に対応して撹拌スムージー製造容器20を同心状に保持可能な形状とされており、内周面には、後述する容器20の突条26に対応した外周面に当接するように突条13aが、突条26に対応した本数・形状として設けられている。容器アダプタ13およびこれに嵌め込まれた容器20は、自転公転時に、保持した容器20と容器アダプタ13とがガタついたり、振動してしまうことがない。
容器アダプタ(アダプタ)13は、公転回転軸L1と自転回転軸L2とが、容器(撹拌スムージー製造容器)20の内部に位置する交点L0で交わるように撹拌スムージー製造容器20を保持する。
撹拌スムージー製造装置1は、これら公転、および、自転によって発生する対流によって容器20内の材料M(塊状材料、液体状材料、粉末材料)を攪拌することが可能になる。
撹拌スムージー製造装置1として用いる自転公転式攪拌装置としては、例えば、株式会社シンキーのARE−310等が挙げられる。
図2は、本実施形態の撹拌スムージー製造容器を示す斜視図であり、図3は、本実施形態の撹拌スムージー製造容器を示す正面図であり、図4は、本実施形態の撹拌スムージー製造容器(蓋材なし)を示す平面図であり、図において、符号20は、撹拌スムージー製造容器である。
本実施形態の撹拌スムージー製造容器(容器)20は、図2〜図4に示すように、略円筒状の有底容器とされ、例えば、PET−G、PS、APET、耐寒PPから選択される樹脂からなるものとされ、上部の開口がシール蓋(蓋材)40によりシールされている。
ここで、PET−Gとは、ポリエチレンテレフタラート(PET)をグリコール成分で変性し、非結晶化させたものであり、厚肉成型でも透明性が保たれるという特徴を有する。
また、PSとは、ポリスチレンである。
APETとは、非晶性で透明なポリエチレンテレフタラートだが140℃程度で結晶化して白濁するものである。
さらに、耐寒PPとは、ポリエチレン(PE)を混ぜることで耐寒性を向上させたポリプロピレン(PP)である。
容器20は、断面が略円筒状とされる側部22と、下端を閉塞する底部23とを有し、側部(側面)22の上側が平断面が円形とされる上側部24とされ、この上側部24より下側位置となる下側部25には、内側に突出した突条(凸部)26が上下方向に複数設けられている。
側部22の上端には、図2〜図4に示すように、上部開口21a外側に延在するフランジ部(容器縁部)22aが周設されている。
フランジ部22aには、その全周にシール蓋(蓋材)40が密着して上部開口21aを密閉するようにシールされている。
図5は、本実施形態の蓋材を示す断面図であり、図6は、本実施形態の蓋材におけるストロー突き刺し領域を示す断面図であり、図7は、本実施形態の蓋材におけるストロー突き刺し領域を示す平面図であり、図において、符号40は、蓋材である。
シール蓋(蓋材)40は、フランジ部22aと密着して、撹拌スムージー製造容器20を自転公転した際にシールを維持可能なシール性能および内容物の当接によって破損しない強度を有しているものとされ、例えば、撹拌スムージー製造容器20の上部開口21aとなるフランジ部22aと密着するシーラント層41と、シーラント層41の外側に設けられる中間層としてのアルミ層42およびナイロン層43、外側中間層であるナイロン層43の外側に位置する表面層としてのPET層44とが順に積層されたものとされる。
シーラント層41は、フランジ部22aと密着させるために、撹拌スムージー製造容器20と接着固定可能な材質とされ、撹拌スムージー製造容器20がPET−Gからなる場合には、同材となるPET樹脂からなることができる。また、加熱処理によりフランジ部22aに接着・シールするため、その厚さが20〜40μm程度となるように設定されることが好ましい。
ここで、シーラント層41の厚さを条規の範囲とすることで、製膜適性よく厚み精度を高くすることができるとともに、一般的な厚みのため、安価で安定的に入手可能とすることができる。
アルミ層42は、撹拌スムージー製造容器20を自転公転した際に内容物が当接することによって破損しない強度を維持するための蓋材40の強度を保持する中間層とされ、その厚さが5〜40μm程度となるように設定されることが好ましく、より好ましくは20μm〜40μmとすることができる。
ここで、シーラント層41の厚さを上記の範囲よりも薄くした場合にはシール時に蓋材40がカールしやすくなりシール阻害要因となり得るため好ましくなく、上記の範囲よりも厚くした場合にはオーバースペックとなり製造コストが増大するため好ましくない。
ナイロン層43は、撹拌スムージー製造容器20を自転公転した際に内容物が当接することによって破損しない強度を維持するための蓋材40の強度を保持する中間層とされ、その厚さが10〜30μm程度となるように設定されることが好ましく、より好ましくは、10〜20μm程度となるように設定されることができる。
ナイロン層43の厚さを上記の範囲とすることで、製膜適性良く厚み精度を高くすることができ、一般的な厚みのため、安価で安定的に入手可能とすることができる。また、ナイロン層43の厚さを上記の範囲より薄くした場合には強度を維持できないため好ましくなく、上記の範囲よりも厚くした場合にはオーバースペックとなり製造コストが増大する、また、易突刺しの阻害要因となるため好ましくない。
特に、このナイロン層43を設けないと、攪拌時に内容物の接触により破れてしまうという不具合が発生する可能性があるため好ましくない。
PET層(表面層)44は、蓋材40表面に位置し、その表面には、商品表示のための表示情報が印刷される。PET層44は、印刷表示が可能であれば、他の材料でもよく、また、シーラント層41とは異なり、フランジ部22aと密着させる必要がないため、撹拌スムージー製造容器20がPET−Gからなる場合でも、同材となるPET樹脂とは異なる樹脂からなることができる。
PET層44の厚さは、5〜25μm程度となるように設定されることができる。
PET層44の厚さを上記の範囲とすることで、製膜適性良く厚み精度を高くすることができ、一般的な厚みのため、安価で安定的に入手可能とすることができる。
フランジ部22aとシールされた部分に沿ったシール内側領域49において、容器内側からの突き刺し試験強度が15〜30Nの範囲に設定される。
ここで、突き刺し試験強度とは、エー・アンド・ディ社製の万能材料試験装置(RTF−1250)を用いて、径寸法1mmで、先端が半径0.5mmの球面状に形成された金属製(鉄)の試験針を、試験面に対してその法線方向に沿って、速さ50mm/分で接近させ、破断したときの作用力を測定するものとされる。
シール内側領域49とは、シールされたフランジ部22aからの距離が2mmの範囲までを意味する。
このシール内側領域49においては、シーラント層41が加熱接着されたフランジ部22a直近がもっとも破断しやすい箇所となるため、上記の突き刺し試験強度は、試験針を当接可能な最小位置であるフランジ部22aから0.5mmの場所における値をもって、その最小値とし、この値よりも、大きければ、蓋材40が破断する可能性はないと判断している。
シール蓋(蓋材)40は、図2,図6に示すように、その中央位置に、ストロー突き刺し領域47が設けられ、ストロー突き刺し領域47における外側からの突き刺し試験強度が2〜10Nの範囲に設定されることができる。
ここで、突き刺し試験強度は、上述したシール内側領域49と同様に設定することが可能である。
ストロー突き刺し領域47には、図2,図6に示すように、レーザ加工による易切断溝47aがその外側表面に設けられ、蓋材40の表面にレーザを照射することでハーフカット状態を形成したものである。
ストロー突き刺し領域47は、シール内側領域49と離間した位置に設けられて、ストローの挿入可能な貫通孔を形成するきっかけとなるものであり、ストロー突き刺し領域47の径寸法は、想定されるストローの径寸法と同等または、ストローの先端によって穴空け可能な程度とされる。具体的には、ストロー突き刺し領域47の径寸法は、φ5〜20mm程度となるように設定されることができる。
易切断溝47aは、図6に示すように、PET層(表面層)44およびナイロン層43の全厚に設けられることができ、アルミ層42の上表面まで設けられることができる。つまり、ストロー突き刺し領域47において、易切断溝47aの深さは、アルミ層42表面までとなるように形成される。
易切断溝47aは、ストロー突き刺し領域47に一筆書き様に形成されることができ、具体的には、図7に示すように、ストロー突き刺し領域47全域に始点から終点までが一本の線で結ばれる渦巻き線として形成されることが好ましい。
易切断溝47aは、また、図7に示すように、その深さ方向の幅寸法がほぼ一定となるように形成される。
このように、易切断溝47aをいわばハーフカットとして、レーザ照射により形成することで、PET層(表面層)44およびナイロン層43とされる特定の材質のみを選択して貫通させることができるため、PET層(表面層)44およびナイロン層43の厚さを設定することで、易切断溝47aの深さを容易に制御することが可能である。
レーザによる易切断溝47aの加工形成は、渦巻き状等とされる平面パターンとなるように、レーザ加工機をソフトウェア的に制御するため、刃物など物理的な道具での加工形成と比べて、寸法や形状の変更が容易であり、蓋材40の製造現場において、製品の加工に要する時間を削減することが可能となる。
易切断溝47aが、加工適性の観点から一筆書きで描けるデザインとすることが好ましいが、さらに、渦巻き状等とされる平面パターンとして、脆弱部による閉領域を作らない形状とすることにより、ストローによる貫通時に、蓋材40が分断されて、容器20内に脱落することを回避することができる。
易切断溝47aは、円筒形状であるストローによる突き刺し適性の観点から、円弧や螺旋形状の方がより望ましい。
このため、図9〜図13に示すように平面形状を設定することもできる。
図9〜図13は、本実施形態におけるストロー突き刺し領域47における易切断溝47aの例を示す平面図である。
ストロー突き刺し領域47における易切断溝47aは、図9に示すように、図7に示した例に比べて、渦巻きの間隔が広くなるように設定することもできる。
また、ストロー突き刺し領域47における易切断溝47aは、図10に示すように、円形の輪郭線と、その中心をとおる直交する2直線とを有するように設定することもできる。
また、ストロー突き刺し領域47における易切断溝47aは、図11に示すように、円形の輪郭線と、その中心をとおり等しい角度で交差する4直線とを有するように設定することもできる。
また、ストロー突き刺し領域47における易切断溝47aは、図12に示すように、円形の輪郭線と、同心状の複数(2本)の小さな円形とを有するように設定することもできる。
また、ストロー突き刺し領域47における易切断溝47aは、図13に示すように、円形の輪郭線と、同心状の複数(2本)の小さな円形と、これらの中心をとおり等しい角度で交差する4直線とを有するように設定することもできる。
図10,図11,図13に示す例では、易切断溝47aが交差している。
本実施形態における蓋材40は、図6に示すように、シーラント層41と、アルミ層42と、ナイロン層43と、PET層44とを順に積層したフィルムを製造した後、ストロー突き刺し領域47において易切断溝47aを、レーザ照射により形成し、フランジ部22aに対応した輪郭形状に切断される。
撹拌スムージー製造容器20においては、側部22と底部23とが連続しており、側部22は、容器20の中心軸線20aに対して、下側が縮径するように傾斜している。側部22の最下端には、全周で縮径する段部22bが設けられている。
これにより、容器20上端のフランジ22a側に比べて容器20下端の段部22b側における径寸法が小さくなるように設定されている。
この側部22の傾斜角θ1は、図3に示すように、0.1°〜20°の範囲で傾斜するように設定されている。
これにより、側部22が容器中心軸線20aに対して傾斜する角度が、撹拌時に、撹拌スムージー製造装置1の公転回転軸L1に対する自転回転軸L2の傾斜角度に対して、0.1°〜25°の範囲となるように設定されることになる。
なお、段部22bは、中心軸線20aと平行にすることもできる。
側部22の上側部24と下側部25とは、フランジ部22aと略平行な段部22cにより接続されている。
この側部22の傾斜、および、段部22bの形成により、公転により移動距離の小さな容器20上側に比べて、相対的に公転により移動距離の大きな容器20下側において、材料Mが側部22に接触・衝突する比率が高くなり、粉砕・撹拌を積極的におこなうことが可能となる。
なお、段部22bは、中心軸線20aと平行にすることもできる。
側部22の上側部24と下側部25とは、フランジ部22aと略平行な段部22cにより接続されている。
この側部22の傾斜、および、段部22bの形成により、公転により移動距離の小さな容器20上側に比べて、相対的に公転により移動距離の大きな容器20下側において、材料Mが側部22に接触・衝突する比率が高くなり、粉砕・撹拌を積極的におこなうことが可能となる。
底部23は、図2,図3に示すように、その中央部分に周縁よりも上側位置となる円形の凸底部23aが設けられている。
また、底部23は、図4に示すように、突条26の形成された下側部25にあわせて、花弁状に形成されている。
下側部25においては、周方向に均等な間隔で内側に突出する凸部となる突条26が6本設けられており、底部23輪郭が6弁となる。
突条26が設けられることにより、容器20が自転するときに、突条26に材料Mが衝突して粉砕されるとともに、容器20が自転するときに、上向きと横向きに内容物(材料)Mの流れが発生して攪拌が行われる。すなわち、突条26が回転するときに発生する流れ、およびその流れによって自転公転による規則的な対流を分散させて材料を混合することができる。
突条26は、いずれも、段部22bの直上とされる下側部25の下端位置から、下側部25の上位置となる段部22cまで、いずれも均等な高さ寸法となるように上下方向に延在して連続するように設けられる。
突条26の設けられる下側部25の範囲は、容器20の高さにおける下側位置の1/2以上7/8以下の範囲として設定されることができる。
下側部25においては、隣り合った突条26の間となる間部25aが、容器20内径よりも曲率半径の小さな円弧状の平断面とされており、その曲率が下側部25の下端から上端に向けて大きくなるように設定され、突条26としての内部突出寸法が、下側部25の下端から上端まで、ほぼ均等になるように設定されている。
ここで、間部25aの曲率半径と、容器20の曲率半径との比率は、2/3〜1/5の範囲となるように設定されることができ、好ましくは、1/2〜1/4の範囲となるように設定される。
間部25aの曲率半径は、高さ方向で上から下に向けて、小さくなるように設定される。
隣り合った突条26の中央位置における間部25aは、その上端が上側部24と面一となるように設けられている。
間部25aの外周側が容器アダプタ13に当接することで、自転公転時における容器20の容器アダプタ13への位置固定および回転駆動力の伝達をおこなうことができる。
突条26の最内側は、円弧状の平断面となる間部25a端部どうしを滑らかに接続するように上下方向に位置する稜線として形成されている。また、6本の突条26は、いずれも同一形状として形成されており、いずれの突条26も平面視して、中心軸線20aに対して点対称となるように設けられている。なお、1本おきに突条26の突出寸法を変化させ、容器20の周方向に全体として点対称な形状とすることや、間部25aと突条26との間が滑らかでなく、角部を有する形状とされることもできる。この場合でも、後述するように材料Mに対する粉砕・撹拌・混合処理における状態を考慮してその形状が設定される。
ここで、突条26の突出寸法とは、ある高さ位置において、複数の突条26でもっとも中心軸線20aに近接する部分を通る円の半径寸法と、その高さにおける下側部25の最外位置から中心軸線20aへの半径寸法との差を意味するものとされる。
したがって、突条26の内側突出寸法は、傾斜面とされる側部22に対して、それぞれの容器20高さ位置で所定の寸法となるように設定される。
例えば、突条26の突出寸法、つまり、側部22の傾斜面からの内側への突出寸法が、容器20の高さによらず、一定となるように設定されることができる。この場合、側部22が上から下に向けて縮径しているため、突条26は、側部22の傾斜面からの内側への突出寸法が、その高さにおける容器20内径寸法(最大内直径)に対する比率が、高さ方向でフランジ22a側から底部23側に向けて増加するように設定されることになる。
さらに、容器20径方向における突条26の突出寸法そのものが、高さ方向でフランジ22a側から底部23側に向けて積極的に増加するように設定することもできる。
これにより、公転により移動距離の小さな容器20上側における突条26の突出寸法に比べて、相対的に公転により移動距離の大きな容器20下側における突条26の突出寸法が大きくなる。
あるいは、容器20径方向における突条26の突出寸法が、下側部25の上側位置に比べて、下側部25の下側位置では大きくなるように、高さ方向で異なる領域を有するように設定することもできる。
これにより、公転により移動距離の小さな容器20上側における突条26の突出寸法に比べて、相対的に公転により移動距離の大きな容器20下側における突条26の突出寸法が大きくなり、材料Mの粉砕・撹拌を積極的におこなうことが可能となる。
突条26の容器径方向における突出寸法は、容器内径寸法に対して0.02〜0.15の範囲とされることができる。
以下、本実施形態における蓋材で密閉した撹拌スムージー油置きを用いてスムージーを製造する方法について図面に基づいて説明する。
図8は、本実施形態における撹拌スムージー製造方法を示すフローチャートである。
本実施形態における撹拌スムージー製造方法は、図8に示すように、容器形状設定工程S01と、冷凍工程S02と、密閉工程S03と、保存工程S04と、軟化工程S05と、セット工程S06と、撹拌工程S07と、を有するものとされる。
本実施形態における撹拌スムージー製造方法において、図8に示す容器形状設定工程S01は、提供するスムージーの材料Mを容器20に密閉するに当たって、この材料Mが塊状とされ、その最長径寸法に対して、突条26の突出寸法、突条26の本数、間部25aの曲率半径、下側部25の高さ寸法、側部22の傾斜角度θ1、フランジ部22a内径寸法等をそれぞれ最適化するように設定するものとされる。この際、材料の種類(材質、および、液状か固体状か粉末状かなど)、硬さ(粉砕しやすさ)、空気含有率、等に対応して、容器20形状を設定することになる。
ここで、塊状の材料Mの最長径寸法とは、容器20に収納される塊状材料Mのうち、その最大のものの径寸法を意味する。したがって、複数種類の材料Mを密閉する場合には、そのうちの最大のものに対して、容器20形状を設定することになる。
つまり、複数種類のスムージーに対応して同一の容器20を使用する場合には、これらのすべてに対応可能な容器20形状とする。
また、このとき、それぞれの材料Mの最長径寸法が、いずれも0.2mm〜底面23の径寸法の半分以下の範囲となるように設定することができる。
次いで、図8に示す冷凍工程S02として、容器形状設定工程S01で設定した容器20に収納する材料Mを冷凍しておく。材料Mとしては、生フルーツ、冷凍フルーツ、カットフルーツ、野菜、氷、砕氷、粒氷、クラッシュアイス、シャーベット、アイスクリーム、ヨーグルト、牛乳、生クリーム、カスタードクリーム等のペースト、砂糖その他調味料や香辛料などの粉体等、を挙げることができる。また、材料Mが1種類、または、2種類以上とされることができる。
なお、材料Mとしては、気泡を含むことができるが、材料Mそのものは気泡を含まないこともできる。また、材料Mは、塊状として冷凍されることが好ましく、容器20内に複数収納された際に塊状の材料M間に、隙間ができた状態とされることが好ましい。
また塊状の材料Mの最長径寸法に対して、隣り合った突条26の間隔、つまり、間部25aの幅寸法が異なる寸法となるようにすることが好ましい。
次いで、図8に示す密閉工程S03として、工場等の衛生状態を管理可能な場所において、冷凍工程S02で冷凍した材料Mを容器20内部に収納する。このとき、容器20高さに対して所定の比率の嵩高さとなるように材料Mを容器20内部に収納する。
なお、このとき、冷凍した塊状の材料Mに、調味料などの粉末材料を追加して同封することなども可能である。
その後、ストロー突き刺し領域47に易切断溝47aの形成されたシール蓋(蓋体)40を、ストロー突き刺し領域47が上部開口21aの略中央位置となるようにしてフランジ部22aに密着させて、容器20を密閉する。この密閉工程S03においては、フランジ部22aに当接した蓋材40を加熱処理等することによって密閉する。
密閉工程S03においては、材料Mが冷凍状態を維持していることが好ましい。また、密閉工程S03において、容器20内の材料Mが容器20の高さ寸法に対して、1/2以上7/8以下の範囲となるように密閉されることができる。
密閉工程S03終了時に、塊状の材料M間に隙間が存在して、互いに多少移動可能な状態とされていることが好ましい。
次いで、図8に示す保存工程S04として、例えば、冷凍倉庫における保管、冷凍トラックなどによる店舗までの配送等として、所定の保存温度に設定して材料Mの収納された容器20を保存する。
保存工程S04における保存温度としては、流通状態での設定温度である−18℃以下、好ましくは、−20℃〜−30℃程度に設定されることができる。
次いで、図8に示す軟化工程S05として、スムージーを販売する店舗などにおける保管、冷凍トラックなどによる店舗までの配送等として、所定の軟化温度に設定して材料Mの収納された容器20を保存する。
軟化工程S05における軟化温度としては、保存工程S04における保存温度よりも高い−10℃〜以下、好ましくは、−14℃〜−5℃程度、または、−5℃〜−10℃程度に設定されることができる。軟化工程S05における軟化温度としては、撹拌工程S07における撹拌を容易にできる温度でかつ衛生状態を維持できる温度であればよく、この条件を見てしていれば、上記の温度範囲に限定されるものではない。
なお、この軟化工程S05における温度管理は、軟化手段として、店舗に設置された調温庫内に容器20を保管することにより温度管理が可能となる。あるいは、軟化手段として、軟化温度に設定された店舗内の陳列棚に容器20を陳列することで温度管理が可能となる。または、軟化手段として、配送トラック等における温度設定を軟化温度にすることもできる。
さらに、軟化工程S05における処理としては、保存温度として保管された容器20および材料Mを、コンビニエンスストア等の店頭に設置された電磁調理器(電子レンジ)等による加熱手段を利用することにより積極的に加熱(加温)して、軟化温度まで温度状態を上昇させることも可能である。この場合、加熱手段が軟化手段とされる。
次いで、図8に示すセット工程S06として、スムージーを購入希望の顧客が支払いを済ませた後、顧客本人、あるいは、店舗の店員が、渡された容器20を店頭に設置された撹拌スムージー製造装置1の容器アダプタ13内にセットする。容器アダプタ13は、容器20の外形に対応した形状とされている。具体的には、容器20の突条26に対応した凹凸としての突条13aが容器アダプタ13内部に形成されている。このため、この突条13aに沿って容器20を容器アダプタ13内の所定位置に載置することが可能となるとともに、次の撹拌工程S07において容器20がガタついたり、振動してしまうことがない。
このとき、容器20の密閉は維持された状態であり、衛生的に良好な状態が維持されている。また、撹拌スムージー製造装置1の容器アダプタ13には、容器20の外側のみが当接し、容器20の内側、あるいは、材料Mが直接当接することがない。
次いで、図8に示す撹拌工程S07として、撹拌スムージー製造装置1を動作させて、容器20を内部の材料Mごと撹拌・粉砕・混合する。
このとき、撹拌条件として、公転数が500〜2000rpmの範囲、自転数が300〜1000rpmの範囲、また、公転軸に対する自転軸の傾きが0°以上90°以下の範囲とされることができる。
上記の撹拌条件とすることで、嵩減りを低減して、容器20の2/3程度まで充填されたスムージーを、撹拌時間を3分以下、好ましくは、1分以下、さらに、1分程度とすることができる。なお、製造されたスムージーの嵩高さは、密閉された材料Mの嵩高さに対して、嵩減りの割合が5〜50%、好ましくは、10〜35%とされることができる。
これにより、スムージーを店頭で撹拌して製造し、顧客に提供することが可能となる。
本実施形態における蓋材40に必要な耐衝撃性は、容器20の自転公転および突条26によって打撃反射された材料Mが蓋材40に衝突して作用する衝撃によって設定される。
ここで、撹拌工程S07においては、容器20を自転公転させているため、材料Mには、公転回転軸L1回りの運動と、自転回転軸L2回りの運動とが発生する。同時に、材料Mには、突条26によって打撃反射されることで、ランダムな運動が発生する。これらの加わった材料Mが、蓋材40に容器20内側から衝突する。
このとき、公転回転軸L1と自転回転軸L2とが、容器(撹拌スムージー製造容器)20の内部に位置する交点L0で交わるように設定されているため、図1に示すように、公転回転軸L1に対して底部23に近い側とその反対側とに位置する蓋材40付近において、撹拌スムージー製造容器20内で撹拌される材料Mに対する作用力が、逆向きになる。
つまり、図1において、公転回転軸L1よりも右側の低い位置にある蓋材40付近では、容器20内で撹拌される材料Mに対する作用力が、図中矢印CF1として示すように右向きとなる。これに対して、図1において、公転回転軸L1よりも左側の高い位置にある蓋材40付近では、容器20内で撹拌される材料Mに対する作用力が、図中矢印CF2として示すように左向きとなる。
したがって、蓋材40の耐衝撃性は、上記の様な材料(内容物)Mの衝突に耐えられるように、材料(内容物)Mの衝突が最も激しく破断しやすいシール内側領域49において容器内側からの突き刺し試験強度が上述した範囲となるように設定される。
この後、製造されたスムージーを顧客は、ストロー突き刺し領域47にストローなどを突き刺してこれを飲用に供する。
この際、ストロー突き刺し領域47における外側からの突き刺し試験強度が上述した範囲となるように設定されていることにより、ストロー突き刺し領域47にストローの圧力によって、蓋材40の切れ目(穴)がつき、その後、切れ目(穴)が押し広げられてのストローの進入が容易となるため、スムージーの購入者がストローを刺すだけで、製造されたスムージーを容易に飲用することが可能となる。
なお、ストロー突き刺し領域47は、蓋材40の中央付近に位置しているため、撹拌工程S07において、シール内側領域49に比べて材料Mの衝突する衝撃は弱い状態を維持している。また、ストロー突き刺し領域47において、易切断溝47aが、蓋材40の外側に形成されているため、この易切断溝47aに対して材料Mが衝突することの影響は小さくなる。
本実施形態の蓋材40によって密閉された撹拌スムージー製造容器20を用いて、撹拌スムージーを製造する場合においては、蓋材40が充分な耐衝撃性を有していることにより、撹拌スムージー製造容器20の内部に密封した材料Mを、密封状態を維持したまま自転公転させて粉砕・撹拌することが可能となる。特に、日常での使用に比べて大きな力のかかる撹拌工程S07においても、蓋材40、容器20の破損、シール漏れ等の発生を防止して、スムージーを提供することが可能となる。これにより、衛生的に管理された状態でスムージーを製造することを可能とすることができ、同時に、衛生的に管理された工場等で蓋材40により材料Mを容器20に密閉した後、この材料Mが密閉された状態を維持して容器20を店頭で製造して、過度に脱泡することなく、適度に気泡を含んだ状態のスムージーを提供することができる。これにより、嵩減りすることなく口当たりのよいスムージーを提供することが可能となる。
本実施形態においては、容器20が蓋材40によって材料Mを密閉した状態として製造するので、店頭に設置されたミキサー等の装置洗浄などの作業をおこなうことが必要ないため、多種類のスムージーを提供する際でも、そのトータルの作業時間を極めて短縮することができる。
さらに、蓋材40、容器20の破損、シール漏れ等の発生を防止しつつ、スムージーの購入者がストローを刺すだけで、製造されたスムージーを容易に飲用することが可能となる。
さらに、容器20が次のようなものとすることもできる。
図15に示す例では、撹拌スムージー製造容器20が、下側部25において、突条26が四本とされている。
図16に示す例では、撹拌スムージー製造容器20が、側部22において、突条26に挟まれた間部25aが上側部24と連続して傾斜した円弧とされ、突条26が下側部25における周方向から中心軸線20aに向けて屈曲して内側に突出した形状とされている。
図17に示す例では、撹拌スムージー製造容器20が、下側部25において、突条26が二本とされている。
図18に示す例では、撹拌スムージー製造容器20が、図3に示した例に比べて、その傾斜角θ1が大きくなるように設定されている。これにより、同じ回転状態でも、突条26と材料Mとの衝突を頻繁にすることが可能となるため、短時間で同様の撹拌工程S07を終了して、口当たりのよいスムージーを製造することができる。
以下、本発明にかかる実験例を説明する。
以下の厚さとなる各フィルムをPET/NY/AL/PETとして積層し、PET層(表面層)44、ナイロン層(中間層)43、アルミ層(中間層)42、シーラント層41を有する蓋材40に対応するフィルムを、表1に示すように、以下の範囲で複数作製した。
また、ナイロンに変えて、厚さ15μmのPE(ポリエチレン)からなる層を積層したフィルムを作製した。
これらを表1に示すように実験例1〜5とした。
PET;12〜16μm
NY;15〜25μm
AL;7〜30μm
PET;30μm
上記の蓋材40としてのフィルムを、円形に切断し、PET−Gからなる以下の寸法の容器20に形成された2mm幅のフランジ部22aと加熱接着した。
<容器寸法>
フランジ部22a外径寸法;92mm
フランジ部22a内径寸法;84mm
容器高さ寸法;99mm
下側部25上端高さ寸法;53mm
段部22b高さ寸法;7mm
段部22b上端外径寸法;53.7mm
段部22b下側外径寸法;53.4mm
下側部25下端外径寸法;56.5mm
その後、この容器20をフランジ部22aから高さ方向に10mm下側の位置で水平方向に切断し、シール内側領域49に対して、容器内側からの突き刺し試験強度試験をおこなった。
突き刺し試験強度は、エー・アンド・ディ社製万能材料試験装置(RTF−1250)を用いて、径寸法1mmで、先端が半径0.5mmの球面状に形成された金属製(鉄)の試験針を、試験面に対してその法線方向に沿って、速さ50mm/分で接近させ、破断したときの作用力を測定した。
このとき、シール部分であるフランジ部22aから蓋材40の径方向に0.5mmとなる点で測定をおこなった。
Figure 2018079942
なお、上記の突き刺し試験強度において、実験例4では、容器へのシール時に若干のカールが認められた。
さらに、突き刺し強度試験に加えて、自転公転式攪拌装置として株式会社シンキーのARE−310を用いて、表2に示す条件とされた撹拌条件により、密閉された容器20により、撹拌試験をおこない、破損状況を確認した。
このとき、材料Mとしては、平均粒径3mmとなるクラッシュアイスを用いた。
この結果を表2に示す。
Figure 2018079942
上記の結果から、ナイロン層43のかわりにPEからなる中間層を有する蓋材40の場合、破損してしまうことがわかる。
同様に、上記の蓋材40となるフィルムに、φ15mmとなるようにストロー突き刺し領域47の易切断溝47aを形成し、ストロー突き刺し領域47における内側からの突き刺し試験と、外側からの突き刺し試験を複数回おこない、その状態を目視により確認した。
このとき、渦巻きの線間隔を2.5mmとした。また、試験針は、ストロー突き刺し領域47における中心位置に当接させた。
この結果を表3に示す。
Figure 2018079942
表2、表3に示す結果から、ナイロン層43を有する蓋材40であって、容器内側からの突き刺し試験強度が、15〜30Nの範囲であった場合に、スムージー製造時の撹拌工程S07において、撹拌条件として、公転数が2000rpm、自転数が1000rpm、また、公転軸に対する自転軸の傾きが45°、撹拌時間が2分とされた場合でも、蓋材40、容器20の破損、シール漏れ等の発生を防止して、スムージーを提供することと、ストロー突き刺し領域47におけるストローによる穴空け良好性を確保することが可能となることがわかる。
また、ストロー突き刺し領域47における内側からの突き刺し強度試験と、外側からの突き刺し強度試験をおこなった。
この結果を表4に示す。
Figure 2018079942
上記の結果から、ストロー突き刺し領域47において、2〜10Nの範囲であった場合に、ストローによる穴空け良好性を確保したことがわかる。
これらの結果から、本発明においては、撹拌工程S07での蓋材40における密閉性および耐衝撃性と、ストロー突き刺し領域47におけるストローによる穴空け良好性とを両立したことがわかる。
1…撹拌スムージー製造装置
15…アダプタ受け部
13…容器アダプタ(アダプタ)
20…撹拌スムージー製造容器(容器)
20a…中心軸線
21a…上部開口
22…側部
22a…フランジ部(容器縁部)
22b…段部
22c…段部
23…底部
24…上側部
25…下側部
25a…間部
26…突条(凸部)
30…回転体
31…回転軸
40…シール蓋(蓋材)
41…シーラント層
42…アルミ層(中間層)
43…ナイロン層(中間層)
44…PET層(表面層)
47…ストロー突き刺し領域
47a…易切断溝
49…シール内側領域
L0…交点
L1…公転回転軸
L2…自転回転軸
M…材料

Claims (7)

  1. 内部に密封した材料を、密封状態を維持したまま自転公転させて粉砕・撹拌する撹拌スムージー製造容器の上部開口を密閉するための蓋材であって、
    前記撹拌スムージー製造容器の上部開口と密着するシーラント層と、前記シーラント層の外側に設けられる中間層とを少なくとも有し、
    前記中間層がナイロン層を有するとともに、
    容器縁部とシールされた部分に沿ったシール内側領域において、
    内側からの突き刺し試験強度が15〜30Nの範囲に設定されることを特徴とする蓋材。
  2. 前記シール領域と離間した位置に、レーザ加工による易切断溝がその外側表面に設けられたストロー突き刺し領域が設けられることを特徴とする請求項1記載の蓋材。
  3. 前記ストロー突き刺し領域における外側からの突き刺し試験強度が2〜10Nの範囲に設定されることを特徴とする請求項2記載の蓋材。
  4. 前記易切断溝が、前記ストロー突き刺し領域に一筆書き様に形成されることを特徴とする請求項2または3記載の蓋材。
  5. 前記中間層の外側に設けられる表面層を有し、
    前記中間層がアルミ層を有することを特徴とする請求項1から4のいずれか記載の蓋材。
  6. 前記易切断溝の深さが、前記アルミ層表面となるように形成されることを特徴とする請求項5記載の蓋材。
  7. 請求項1から6のいずれか記載の蓋材によってシールされたことを特徴とする撹拌スムージー製造容器。
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