JP2018079833A - ドアホールシール及びその製造方法 - Google Patents

ドアホールシール及びその製造方法 Download PDF

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【課題】車内側への水の進入を防止するとともにコスト面で有利なドアホールシール及びその製造方法を提供する。【解決手段】ドアインナーパネル102の車内側にシート本体部51が合成樹脂フィルム52を介して取付けられ、ドアインナーパネル102に形成された開口部Hを覆うとともに、シート本体部51に形成されたハーネス貫通口60を覆うフラップ70が溶着されたドアホールシール50であって、フラップ70は、上部が開状態,下部が閉状態の袋状であり、シート本体部51の車内側に設置されてなる。【選択図】図1

Description

本発明は、ドアインナーパネルの車内側に合成樹脂フィルムを介して取付けられ、ハーネス貫通口を覆うフラップが溶着されたドアホールシール及びそのドアホールシールの製造方法に関するものである。
図6及び図7に示すように、従来、自動車のドア100を、ドアアウターパネル101と構成するドアインナーパネル102に形成された開口部Hを覆うとともに、ドア100内部の防音性対策と防水性確保のためドアインナーパネル102とドアトリム103の間にドアホールシール10が設けられたものがある。ドアホールシール10は、ドアインナーパネル102の車内側に取付けられている。
このドアホールシール10は、シート本体部11にPE(ポリエチレン)フィルム12が一体化されたもので、シート本体部11は高発泡のスポンジゴムシートからなる。なお、シート本体部11は単層構造のものだけでなく2層、3層といった多層構造のものもある。また、PEフィルム12の車外側面には接着剤としてブチルゴムシール剤13が設けられ、これによってドアホールシール10はドアインナーパネル102に固着されている。
また、シート本体部11にはドア100の内部に電気を供給するためのワイヤーハーネス200を貫通させるための貫通口20が形成されている。
このような貫通口20としてはシート本体部11を車内外に貫通する打抜き穴やスリット機構やこれらを併用したものなどがある。そして、シート本体部11の車外側にこれら貫通口20を覆い隠すためのフラップ30を設けたものが知られている(例えば、特許文献1)。フラップ30によって、シート本体部11の上方から流下した水分が貫通口20に達することが防止される。
特開2009−51459号公報
このようなフラップ30は、図7に示したように、シート本体部11の車外側に設けられたものであり、シート本体部11の車内側に設けたものはない。
仮にシート本体部11の車内側にフラップ30を設定する場合には、シート本体部11の車外側から車内側に水が進入することを防止する必要があるので、わざわざフラップ30をシート本体部11の車内側に設定するといった発想がなかった。
しかしながら、フラップ30をシート本体部11の車内側から溶着して取付けたほうが車外側から取付けるよりも作業効率がよくコストを抑えることができる場合もある。
そこで、本発明の目的とするところは、車内側への水の進入を防止するとともにコスト面で有利なドアホールシール及びその製造方法を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明のドアホールシールは、ドアインナーパネル(102)の車内側にシート本体部(51)が合成樹脂フィルム(52)を介して取付けられ、前記ドアインナーパネル(102)に形成された開口部(H)を覆うとともに、前記シート本体部(51)に形成されたハーネス貫通口(60)を覆うフラップ(70)が溶着されたドアホールシール(50)であって、
前記フラップ(70)は、上部が開状態,下部が閉状態の袋状であり、前記シート本体部(51)の車内側に設置されてなることを特徴とする。
また本発明は、前記ハーネス貫通口(60)は、上側の第一穴(61)と下側の第二穴(62)と両穴(61,62)を結ぶスリット(63)からなり、
前記フラップ(70)は下側がテーパー状に細くなった形状であることを特徴とする。
また本発明は、前記第二穴(62)は、上下に細長い楕円形状であることを特徴とする。
また本発明は、前記第二穴(62)の下端周辺に、前記シート本体部(51)を貫通する複数の切れ目(65)を形成したことを特徴とする。
また本発明は、前記複数の切れ目(65)の下端(65a)は、前記フラップ(70)の下部を溶着してなる溶着ライン(L1)まで達するように形成されていることを特徴とする。
また本発明は、前記合成樹脂フィルム(52)の一端(52a)側は、前記シート本体部(51)の車内側に固着され、他端(52b)側が前記ドアインナーパネル(102)の車内側に固着されるものであり、前記フラップ(70)は、前記合成樹脂フィルム(52)に一体化されてなることを特徴とする。
また本発明のドアホールシールの製造方法は、ドアインナーパネル(102)の車内側にシート本体部(51)が合成樹脂フィルム(52)を介して取付けられ、前記ドアインナーパネル(102)に形成された開口部(H)を覆うとともに、前記シート本体部(51)に形成されたハーネス貫通口(60)を覆うフラップ(70)が溶着され、前記合成樹脂フィルム(52)の一端(52a)側は、前記シート本体部(51)の車内側に固着され、他端(52b)側が前記ドアインナーパネル(102)の車内側に固着されるものであり、前記フラップ(70)は、前記合成樹脂フィルム(52)に一体化されてなるドアホールシールの製造方法であって、
前記シート本体部(51)の車内側に対して、前記フラップ(70)が一体化された前記合成樹脂フィルム(52)を一度の溶着で取付けることを特徴とする。
なお、括弧内の記号は、図面および後述する発明を実施するための形態に記載された対応要素または対応事項を示す。
本発明によれば、ハーネス貫通口に差し込まれたワイヤーハーネスを介して水が車外側からシート本体部を越えて車内側に入った場合、水は、袋状のフラップ内に落ちて下部に集まるが、穴やスリットからなるハーネス貫通口を介して車外側に排出されるようになっている。
よって、ハーネス貫通口を覆うフラップをシート本体部の車内側に設けるようにしても水漏れの心配はない。
また、ハーネス貫通口は、上側の第一穴と下側の第二穴と両穴を結ぶスリットからなるので差し込まれたワイヤーハーネスを第二穴で保持しつつ排出機能を維持させることもできる。また、フラップの下側をテーパー状に細くすることで水を集めやすい。
さらに、シート本体部を貫通する複数の切れ目を第二穴の下端周辺に形成することで排出を一層容易かつ円滑に行うことができる。特に複数の切れ目の下端を、フラップ下部の溶着ラインまで達するように形成すると溶着ラインに溜まった水を円滑に車外側に排出することができるのでより好ましい。
また、本発明によれば、シート本体部の車内側に設けられた合成樹脂フィルムとフラップを一体化したので、一度(一回)の溶着作業によってシート本体部に取付けることができ、作業効率がよい。
また、本発明によれば、合成樹脂フィルムをシート本体部の車内側に固着するようにしたことで、ドアインナーパネルの車内側にシート本体部の車外側を接するようにすることができるので、シート本体部をドアインナーパネルに隙間なく密着させることができる。
これによれば、車外側からドアインナーパネルに形成された開口部を通過して車内側に入射する音を逃がすことなくシート本体部のシート全面で効率的にかつ確実に受け止め吸音することができ、ドアホールシールの防音機能を最大限に発揮させることができる。
また、合成樹脂フィルムをシート本体部の車外側に固着した場合と比較して、開口部の周辺では、合成樹脂フィルムの面積が抑えられるので、合成樹脂フィルムが振動することによって、いわゆるビビリ音といった異音が発生することも防止される。
本発明の実施形態に係るドアホールシールが取付けられた状態を示す図6のA−A線拡大断面図である。 図1に示したドアホールシールのフラップ周りの構成を示す拡大側面図である。 図1に示したドアホールシールのシート本体部の拡大側面図である。 図1に示したドアホールシールのフラップ付きの合成樹脂フィルムの拡大側面図である。 図1に示したドアホールシールのシート本体部にフラップ付きの合成樹脂フィルムが取付けられた状態の拡大側面図である。 自動車の外観側面図である。 従来例に係るドアホールシールが取付けられた状態を示す図6のA−A線拡大断面図である。
図面を参照して、本発明の実施形態に係るドアホールシール50について説明する。
図1及び図6に示すように、このドアホールシール50は、ドアインナーパネル102とドアトリム103の間に設けられ、ドアインナーパネル102に形成された開口部Hを覆っている。
また、ドアホールシール50は、防音性及び吸音性に優れたシート本体部51とそのシート本体部51に一体化され、シート本体部51をドアインナーパネル102の車内側に取付ける合成樹脂フィルム52からなる。
そして、シート本体部51の車内側には、シート本体部51に形成されたハーネス貫通口60を車内側から覆うフラップ70が溶着されている。
シート本体部51は、図3に示すように、横方向に長い略楕円形状(略矩形状であってもよい)で、高発泡のゴム様弾性体や樹脂繊維体からなる防音シート材が用いられる。シート本体部51の車外側は、ドアインナーパネル102の車内側に接するようにしている。
高発泡のゴム様弾性体としては、例えば、EPDM,CR,SBR,NBR等の合成ゴムやエラストマーがあげられる。また、シート本体部51として、独立気泡層と連続気泡層を積層(2層あるいはそれ以上)してなる、いわゆるNIシートを用いることもできるが、単層(1層)で構成したほうが車外側から車内側に入射する音と、その逆に車内側から車外側に出射する音に平等に対応し同じ吸音特性を示し、一方の音に対する吸音効果が大きく劣るといったことは軽減されるので好ましい。また、シート本体部51の車外側と車内側の両面にスキン層を形成してもよい。
さらに、シート本体部51の車外側片面に凹凸部を形成するようにしてもよい。
本実施形態では、シート本体部51として比重0.1以下のEPDM製スポンジゴムシートを使用した。
また、シート本体部51に形成されたハーネス貫通口60は、上側の第一穴61と下側の第二穴62と両穴61,62を結ぶスリット63からなる。そして、第二穴62の下端周辺に、シート本体部51を貫通する複数(ここでは3本)の切れ目65を形成している。切れ目65は第二穴62の下端周辺であれば第二穴62に連通していなくてもよいが、ここでは第二穴62の下端から連通する3本の切れ目65を形成している。
第一穴61は略円形状で第二穴62は縦(上下)方向に長い略楕円形状をしている。これらハーネス貫通口60を構成する第一穴61,第二穴62,スリット63及び切れ目65はシート本体部51を車内外に貫通するように打ち抜いたものであり、ここに自動車のドア100の内部に電気を供給するためのワイヤーハーネス200が差込まれている。
合成樹脂フィルム52は、例えば、PE(ポリエチレン)フィルムなどからなり、シート本体部51の厚みに比較してかなり薄い。合成樹脂フィルム52は、シート本体部51をドアインナーパネル102の車内側に安定して取付けることができるものであればよく、PE(ポリエチレン)フィルムのかわりに、PP(ポリプロピレン),EVA樹脂(エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂)などを使用することもできる。
合成樹脂フィルム52は、図4に示すように、シート本体部51の形状に沿った環状であり、図1に示すように、その内方となる一端52a側は、シート本体部51の外周縁部の車内側に溶着により固着され、合成樹脂フィルム52の外方となる他端52b側は、ドアインナーパネル102の車内側にブチルゴムシール剤53(黒塗りで示した)によって固着されてなる。
この合成樹脂フィルム52にフラップ70は一体化されていて、フラップ70の材質は合成樹脂フィルム52の材質と同一である。
フラップ70は、上部が開状態,下部が閉状態でシート本体部51のライニング103A側(車内側)面に対して袋状に溶着されている。フラップ70の下側は、図2に示すように、テーパー状に細く鋭角となるように設定され、全体的にはホームベースのような形状をしている。ワイヤーハーネス200は、フラップ70の開放端面となる上面70aとシート本体部51の間と、それより下方にある第二穴62を通るようにしてシート本体部51を間に車内側と車外側を連通している。
フラップ70の下部のシート本体部51側(車外側)の面に対しては、その形状に沿って略V字状に隙間なく連続して溶着されていて、その溶着ラインL1の溶着幅t1を、特に限定するものではないが、ここでは5mmに設定している。なお、3本の切れ目65の下端65aはフラップ70の下部を溶着してなる溶着ラインL1にまで達していることが好ましい。
これによれば、ワイヤーハーネス200を介して水が車外側からシート本体部51を越えてライニング103A側(車内側)に入った場合、水は、袋状のフラップ70内に落ちて下部に集まるが車内側に打ち抜かれた第二穴62や切れ目65を介して車外側に排出されるようになっている。
よって、ハーネス貫通口60を覆うフラップ70をシート本体部11の車内側に設けるようにしても水漏れの心配はない。
また、フラップ70の開放端面となる上面70aよりもさらに上部、すなわち合成樹脂フィルム51とフラップ70の連結部75のシート本体部51側(車外側)の面に対しても、水平に隙間なく連続して溶着されている。。
このようにフラップ70の上部に位置する連結部75に溶着ラインL2を設けることでフラップ70の保持力が強くなるので、シート本体部51に対してフラップ70を安定した状態で設けることができる。
また、合成樹脂フィルム52の一端52aは、図5に示すように、シート本体部51の外周縁部を取り囲むよりにその外周縁部の車内側に溶着されている。
なお、溶着ラインL1,L2,L3については、図2では斜線で示し、図1及び図5では黒塗りで示した。
ドアホールシール50の製造において、シート本体部51に対する合成樹脂フィルム52の取付けについては、図3乃至図5に示すように、シート本体部51の車内側になる側面(図3)に対して、フラップ70が一体化された合成樹脂フィルム52(図4)を一度の溶着で取付けることができる。
したがって、ドアホールシール50を短時間で製造することができコストを大幅に抑えることができる。
次にフラップ70に対して15ccの水を注入したところ2時間後には少しの水滴が残ったが、1日後にはまったく水滴はなく、ハーネス貫通口60により車内側から車外側に排水されたことを確認することができた。
なお、実験開始から4時間までは、エアコン制御で標準温度25℃(23±2℃)とし、それ以降はエアコン制御はなし(20〜30℃)の雰囲気下で実験を行った。
なお、本実施形態では、合成樹脂フィルム52をシート本体部51の車内側に固着するようにしたことで、ドアインナーパネル102の車内側にシート本体部51の車外側を接するようにすることができるので、シート本体部51をドアインナーパネル102に隙間なく密着させることができる。
これによれば、車外側からドアインナーパネル102に形成された開口部Hを通過して車内側に入射する音を逃がすことなくシート本体部51のシート全面で効率的にかつ確実に受け止め吸音することができ、ドアホールシール50の防音機能を最大限に発揮させることができる。
また、合成樹脂フィルム52をシート本体部51の車外側に固着した場合と比較して、開口部Hの周辺では、合成樹脂フィルム52の面積が抑えられるので、合成樹脂フィルム52が振動することによって、いわゆるビビリ音といった異音が発生することも防止される。
このように合成樹脂フィルム52をシート本体部51の車内側に固着する場合に、フラップ70を合成樹脂フィルム52と同様にシート本体部51の車内側に設けると、シート本体部51をひっくり返すことなくことなく合成樹脂フィルム52とフラップ70を溶着することができる。
そして、特に本実施形態のように、合成樹脂フィルム52とフラップ70を一体化した場合には、一度(一回)の溶着で取付けることができるとともに、フラップ70をシート本体部51の車内側に設けても防水機能を維持することができるので極めて有効で、その効果は絶大である。
このように、本実施形態では、合成樹脂フィルム52とフラップ70を一体化したが別体にすることもできる。また、溶着の点ではシート本体部51をひっくり返す必要が生じて煩雑であるが、図7で示したように、合成樹脂フィルム52をシート本体部51の車外側に設け、フラップ70を逆側となるシート本体部51の車内側に設けることも可能である。
また、本実施形態では、フラップ70の下側を細くテーパー状にしたり、第二穴の下端に複数の切り目65を形成したりすることで車内側に浸入した水を集めて車外側に効率的に排水するようにしたが、シート本体部11に、ワイヤーハーネス200を保持して車内外に貫通する穴やスリットを設けるだけの構成とするものであってもよい。
10 ドアホールシール
11 シート本体部
12 PEフィルム
13 ブチルゴムシール剤
20 貫通口
30 フラップ
50 ドアホールシール
51 シート本体部
52 PEフィルム(合成樹脂フィルム)
52a 一端
52b 他端
53 ブチルゴムシール剤(接着剤)
60 ハーネス貫通口
61 第一穴
62 第二穴
63 スリット
65 切れ目
65a 下端
70 フラップ
70a 上面
75 連結部
100 ドア
101 ドアアウターパネル
102 ドアインナーパネル
103 ドアトリム
103A ライニング
200 ワイヤーハーネス
H 開口部
L1,L2,L3 溶着ライン
t1,t2,t3 溶着幅

Claims (7)

  1. ドアインナーパネルの車内側にシート本体部が合成樹脂フィルムを介して取付けられ、前記ドアインナーパネルに形成された開口部を覆うとともに、前記シート本体部に形成されたハーネス貫通口を覆うフラップが溶着されたドアホールシールであって、
    前記フラップは、上部が開状態,下部が閉状態の袋状であり、前記シート本体部の車内側に設置されてなることを特徴とするドアホールシール。
  2. 前記ハーネス貫通口は、上側の第一穴と下側の第二穴と両穴を結ぶスリットからなり、
    前記フラップは下側がテーパー状に細くなった形状であることを特徴とする請求項1に記載のドアホールシール。
  3. 前記第二穴は、上下に細長い楕円形状であることを特徴とする請求項1又は2に記載のドアホールシール。
  4. 前記第二穴の下端周辺に、前記シート本体部を貫通する複数の切れ目を形成したことを特徴とする請求項2又は3に記載のドアホールシール。
  5. 前記複数の切れ目の下端は、前記フラップの下部を溶着してなる溶着ラインまで達するように形成されていることを特徴とする請求項2乃至4のうちいずれか一つに記載のドアホールシール。
  6. 前記合成樹脂フィルムの一端側は、前記シート本体部の車内側に固着され、他端側が前記ドアインナーパネルの車内側に固着されるものであり、前記フラップは、前記合成樹脂フィルムに一体化されてなることを特徴とする請求項1乃至5のうちいずれか一つに記載のドアホールシール。
  7. ドアインナーパネルの車内側にシート本体部が合成樹脂フィルムを介して取付けられ、前記ドアインナーパネルに形成された開口部を覆うとともに、前記シート本体部に形成されたハーネス貫通口を覆うフラップが溶着され、前記合成樹脂フィルムの一端側は、前記シート本体部の車内側に固着され、他端側が前記ドアインナーパネルの車内側に固着されるものであり、前記フラップは、前記合成樹脂フィルムに一体化されてなるドアホールシールの製造方法であって、
    前記シート本体部の車内側に対して、前記フラップが一体化された前記合成樹脂フィルムを一度の溶着で取付けることを特徴とするドアホールシールの製造方法。
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