JP6774829B2 - ドアホールシールおよびドアホールシールの製造方法 - Google Patents
ドアホールシールおよびドアホールシールの製造方法 Download PDFInfo
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Description
先ず、図1を参照して、本発明の一実施形態に係るドアホールシール1が取付けられたフロントドア100(自動車用ドア)の車内側の構造について説明する。図1は、ドアホールシール1が取付けられたフロントドア100の車内側の構造を示す図である。なお、図1において、紙面向かって左側が前側(フロント側)に、右側が後側(リヤ側)に、それぞれ対応している。
次に、図2〜図4を参照して、ドアホールシール1の構造について説明する。図2の(a)〜(c)は、ドアホールシール1の各成形部材を示す図である。図3の(a)は、ドアホールシール1に設けられた部材格納部10の外観図である。図3の(b)は、部材格納部10および当該部材格納部10に挿入された車両部材102の一部分の断面図である。図4は、部材格納部10の形状保持に係る説明図である。なお、図3の(b)において、紙面向かって上側が車内側に、下側が車外側に、それぞれ対応している。
次に、図5を参照して、ドアホールシール1の製造方法について説明する。図5の(a)〜図5の(d)は、ドアホールシール1の製造方法を示す図である。ドアホールシール1の製造は、以下の各工程を踏むことによって実現される。
(1) 先ず、図5の(a)に示すように、弾性シート1aにおける車両部材102の配置位置と対応する箇所を、のりしろ(4つの柱部1a−2に相当)を残しつつ略長方形状に打ち抜くことで、開口部1a−1および4つの柱部1a−2を形成する。
(2) 次に、図5の(b)に示すように、車両部材102の車内側部位102aの大きさ・形状と略同一の大きさ・形状の雄型K1(金型)を、開口部1a−1に挿入しつつ、4つの柱部1a−2をそれぞれ立ち上げる(柱部立ち上げ工程;第1工程)。
(3) 次に、図5の(c)に示すように、第1工程で立ち上げた4つの柱部1a−2、および雄型K1の頂面を覆うように、部材格納部用シート1cを4つの柱部1a−2の先端に乗せる(部材格納部用シート被覆工程;第2工程)。この時、並行して、弾性シート1aにおける柱部1a−2が立ち上がっている側の面を樹脂シート1bで覆う(不図示)。
(4) 次に、4つの柱部1a−2の先端に乗っている部材格納部用シート1cの上から、雄型の外形に対応する凹部を有する雌型K2(金型)を被せ、溶着ポイント(弾性シート1aと柱部1a−2との境界近傍の部分)を所定の熱量で加熱する。このような雌型K2の装着および溶着ポイント(図中の点線で囲まれた領域)の加熱により、部材格納部用シート1cの形状が部材格納部10の外形に癖付されるとともに、部材格納部用シート1cが4つの柱部1a−2に溶着される。この時、並行して、弾性シート1aに樹脂シート1bを溶着する(溶着工程;第2工程)。
次に、図6を参照して、本発明の一実施形態に係るドアホールシール1と従来のドアホールシール50との対比について説明する。図6の(a)〜図6の(c)は、従来のドアホールシール50の製造方法を示す図である。
次に、図7を参照して、ドアホールシール1の変形例について説明する。図7は、ドアホールシール1の変形例の主要部を示す外観図である。
1a−2:柱部 1a−3:周辺領域 1c:部材格納部用シート(被覆部材)
10:部材格納部 100:フロントドア(自動車用ドア)
101:ドアインナーパネル 102:車両部材
102a 車内側部位(車両部材の一部分)
Claims (4)
- 自動車用ドアのドアインナーパネルに取付けられるドアホールシールであって、
上記ドアインナーパネルを覆うための弾性シートを備えており、
上記弾性シートには、上記ドアインナーパネルと上記ドアホールシールとの間に配置された車両部材を格納するための部材格納部が設けられており、
上記部材格納部は、
上記弾性シートの一部を構成するとともに、上記弾性シートに形成された開口部の外縁を形成する側壁から車内側に向けて立ち上がるように延伸している柱部と、
上記開口部に挿入された上記車両部材の一部分および上記柱部を覆う被覆部材と、を有しており、
上記開口部の形状は、略長方形状であり、
上記柱部は、上記側壁における上記開口部の角から離間した箇所に形成されており、
上記柱部と上記被覆部材とが溶着していることを特徴とするドアホールシール。 - 上記被覆部材は、上記弾性シートにおける上記開口部を取り囲む周辺領域を覆っており、
上記被覆部材と上記周辺領域とが溶着していることを特徴とする請求項1に記載のドアホールシール。 - 上記部材格納部は、上記柱部を少なくとも3つ以上有しており、
少なくとも3つ以上の上記柱部は、互いに隣り合う2つの上記柱部の間隔が均等になるように、上記開口部の外縁に配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載のドアホールシール。 - 請求項1に記載のドアホールシールの製造方法であって、
上記弾性シートの一部を構成し、上記側壁から延伸している柱部を車内側に向けて立ち上げる第1工程と、
上記開口部に挿入される上記車両部材の一部分および上記第1工程で立ち上げた上記柱部を覆うための上記被覆部材によって、上記第1工程で立ち上げた上記柱部を覆うとともに、上記被覆部材と上記第1工程で立ち上げた上記柱部とを溶着することにより、上記部材格納部を成形する第2工程と、を含んでいることを特徴とするドアホールシールの製造方法。
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JP2016184674A JP6774829B2 (ja) | 2016-09-21 | 2016-09-21 | ドアホールシールおよびドアホールシールの製造方法 |
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