JP2018077606A - 携帯型電子装置、表示方法、表示システム、プログラム、および記憶媒体 - Google Patents

携帯型電子装置、表示方法、表示システム、プログラム、および記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】運動に伴う腕振り状態から、表示部を目視するために腕を動かしたことを検出する精度を向上させ、表示の切り替えの安定性を高めた携帯型電子装置を提供する。
【解決手段】携帯型電子装置としてのリスト機器200は、慣性センサーとしての加速度センサー77,78,79から出力されたデータに基づいて、評価値を算出し、評価値が第1の閾値を超えた場合、第1の状態であると判定し、且つ、評価値が第2の閾値を下回った場合、第2の状態であると判定するとき、当該判定が、第1の状態から第2の状態に遷移したとき、所定の表示をする。
【選択図】図3

Description

本発明は、携帯型電子装置、表示方法、表示システム、プログラム、および記憶媒体に関する。
従来、携帯型電子装置として、バンド等によって手首等の部位に装着され、装着者の運動状態の検出や評価を行ったり、時計機能による計時を行ったりすることができるリスト機器が知られている。このようなリスト機器において、近年、運動や動作中にリスト機器の姿勢を検出して、例えば、リスト機器の表示の視認性を向上させるための技術が開発されている。
例えば特許文献1には、加速度センサーおよび角速度センサーの検出データからリスト機器の姿勢を検出し、ローカル座標とワールド座標の差分の角度θが所定の閾値αよりも小さい場合にリスト機器の表示部に表示をする、ジェスチャー検出に係る技術が記載されている。
また、例えば特許文献2には、ユーザーが運動動作中であっても、3軸加速度センサーの出力データから電子機器の傾きを検出し、ユーザーが目視状態であるか否かを判定し、目視状態であれば、表示のバックライトを点灯させる技術が記載されている。
また、例えば特許文献3には、磁気センサー(方位角センサー)および加速度センサーの検出データからリスト機器の姿勢を検出し、リスト機器の姿勢が視認状態(目視状態)であるか否かを判定する技術が記載されている。
また、例えば特許文献4には、姿勢検出機能により、バックライトを自動点灯する場合の時間と、手動操作によりバックライトを点灯する場合の時間を異ならせる技術が記載されている。
特開2014−182612号公報 特開2014−59824号公報 特開2007−41143号公報 特開2005−17021号公報
しかしながら、上述の特許文献に記載されている技術では、ユーザーが、例えばジョギングなどの運動中において、運動に伴う腕振り状態から、ユーザーがリスト機器の表示部を目視するために腕を動かしたとき、その目視するための腕の動作を検出する検出精度に起因して、表示の切り替えができなかったり、タイミングがずれたりする虞があった。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係る携帯型電子装置は、慣性センサーから出力されたデータに基づいて、評価値を算出し、前記評価値が第1の閾値を超えた場合、第1の状態であると判定し、且つ、前記評価値が第2の閾値を下回った場合、第2の状態であると判定するとき、前記判定が、前記第1の状態から前記第2の状態に遷移したとき、所定の表示をする。
本適用例の携帯型電子装置によれば、慣性センサーから出力されたデータに基づいて算出された評価値が、第1の閾値を超えたとき、慣性センサーの出力の大きな、例えばジョギングの腕振り状態などを示す第1の状態と判定し、第1の状態のときに評価値が第2の閾値を下回ったとき、ユーザーが慣性センサーの出力の小さな他の動作、例えばユーザーが表示を視認すために腕を動かした状態を示す第2の状態に遷移したと判定する。そして、この第2の状態の判定に基づいて、所定の表示を行う。即ち、運動中(ジョギング中)のユーザーがリスト機器の表示を目視するために腕を動かしたときに、その腕の動作を高精度に検出することができる。
[適用例2]上記適用例に記載の携帯型電子装置において、前記第2の閾値は、前記第1の閾値よりも小さいことが好ましい。
本適用例によれば、第1の閾値を用いて第1の状態であることを判定する、例えばジョギングの腕振り状態などでは、比較的大きな慣性強度を示し、第2の閾値を用いて第2の状態を判定する、例えばユーザーが表示を視認すために腕を動かした状態では、比較的小さな慣性強度を示すため、第2の閾値を第1の閾値よりも小さくすることで的確な判定を行うことができる。
[適用例3]上記適用例に記載の携帯型電子装置において、前記第2の状態から前記第1の状態に遷移したとき、前記所定の表示を解除することが好ましい。
本適用例によれば、第2の状態から第1の状態に遷移したときを切り替えタイミングとして、目視状態の所定の表示から腕振り状態のときの表示に、自動的に切り替えることができる。
[適用例4]上記適用例に記載の携帯型電子装置において、所定の時間を経過したとき、前記所定の表示を解除することが好ましい。
本適用例によれば、所定の表示がされてから所定の時間を経過したときを切り替えタイミングとして、目視状態の所定の表示から腕振り状態のときの表示に、自動的に切り替えることができる。
[適用例5]上記適用例に記載の携帯型電子装置において、複数の前記評価値が第1の閾値を超えたとき、前記第1の状態であると判定することが好ましい。
本適用例によれば、第1の状態の判定を、複数の評価値が第1の閾値を超えたときとすることにより、評価値のノイズなどの影響を排除することができ、第1の状態の判定の精度を高めることができる。
[適用例6]上記適用例に記載の携帯型電子装置において、前記評価値が第2の閾値を最初に下回ったとき、前記第2の状態であると判定することが好ましい。
本適用例によれば、速やかに所定の表示に切り替えることができる。これにより、所定の表示への切り替えが、ユーザーの欲する視認タイミングに遅れてしまうことを低減することができる。
[適用例7]上記適用例に記載の携帯型電子装置において、前記評価値を算出するタイミングは、前記データの変動周期の最大値となるときであることが好ましい。
本適用例によれば、評価値を算出するタイミングを、慣性センサーからの出力されたデータの変動周期の最大値とすることにより、算出された評価値の精度を高めることができる。
[適用例8]上記適用例に記載の携帯型電子装置において、前記第1の状態から前記第2の状態に遷移したとき、目視状態と判定することが好ましい。
本適用例によれば、第1の状態から第2の状態に遷移したとき、ユーザーが表示を視認すために腕を動かした状態である目視状態と判定することができる。
なお、ここでの目視状態とは、携帯型電子装置を携帯しているユーザーが、携帯型電子装置の表示を視認することが可能な状態をいう。
[適用例9]上記適用例に記載の携帯型電子装置において、前記慣性センサーは、加速度センサー、角速度センサー、および磁気センサーの少なくとも何れかを含むことが好ましい。
本適用例によれば、加速度センサー、角速度センサー、および磁気センサーの少なくとも何れかからの出力データに基づいて、評価値を算出することができる。
[適用例10]本適用例に係る表示方法は、慣性センサーから出力されたデータに基づいて、評価値を算出するステップと、前記評価値が第1の閾値を超えた場合、第1の状態であると判定し、且つ、前記評価値が第2の閾値を下回った場合、第2の状態であると判定するとき、前記判定が、前記第1の状態から前記第2の状態に遷移したとき、所定の表示をするステップと、を含む。
本適用例の表示方法によれば、慣性センサーから出力されたデータに基づいて算出された評価値が、第1の閾値を超えたとき、慣性センサーの出力の大きな、例えばジョギングの腕振り状態などを示す第1の状態と判定し、第1の状態のときに評価値が第2の閾値を下回ったとき、ユーザーが慣性センサーの出力の小さな他の動作、例えばユーザーが表示を視認するために腕を動かした状態を示す第2の状態に遷移したと判定する。そして、この第2の状態の判定に基づいて、所定の表示を行う。即ち、運動中(ジョギング中)のユーザーがリスト機器の表示部を目視するために腕を動かしたときに、その腕の動作を高精度に検出し、所定の表示を行うことができる。
[適用例11]本適用例に係る表示システムは、慣性センサーと、前記慣性センサーから出力されたデータに基づいて、評価値を算出する算出部と、前記評価値が第1の閾値を超えた場合、第1の状態であると判定し、且つ、前記評価値が第2の閾値を下回った場合、第2の状態と判定する判定部と、前記判定が、前記第1の状態から前記第2の状態に遷移したとき、所定の表示をする表示部と、を含む。
本適用例の表示システムによれば、慣性センサーから出力されたデータに基づいて、算出部が評価値を算出する。判定部により、評価値が第1の閾値を超えたとき、慣性センサーの出力の大きな、例えばジョギングの腕振り状態などを示す第1の状態と判定し、第1の状態のときに評価値が第2の閾値を下回ったとき、ユーザーが慣性センサーの出力の小さな他の動作、例えばユーザーが表示を視認するために腕を動かした状態を示す第2の状態に遷移したと判定する。そして、この第2の状態の判定に基づいて、表示部に所定の表示を行う。即ち、運動中(ジョギング中)のユーザーがリスト機器の表示部を目視するために腕を動かしたときに、その腕の動作を高精度に検出し、所定の表示を行うことができる。
[適用例12]上記適用例に記載の表示システムにおいて、前記第2の閾値は、前記第1の閾値よりも小さいことが好ましい。
本適用例によれば、第1の閾値を用いて第1の状態であることを判定する、例えばジョギングの腕振り状態などでは、比較的大きな慣性強度を示し、第2の閾値を用いて第2の状態を判定する、例えばユーザーが表示を視認すために腕を動かした状態では、比較的小さな慣性強度を示すため、第2の閾値を第1の閾値よりも小さくすることで的確な判定を行なうことができる。
[適用例13]上記適用例に記載の表示システムにおいて、前記第2の状態から前記第1の状態に遷移したとき、前記所定の表示を解除することが好ましい。
本適用例によれば、第2の状態から第1の状態に遷移したときを切り替えタイミングとして、目視状態の所定の表示から腕振り状態のときの表示に、自動的に切り替えることができる。
[適用例14]上記適用例に記載の表示システムにおいて、所定の時間を経過したとき、前記所定の表示を解除することが好ましい。
本適用例によれば、所定の表示がされてから所定の時間を経過したときを切り替えタイミングとして、目視状態の所定の表示から腕振り状態のときの表示に、自動的に切り替えることができる。
[適用例15]上記適用例に記載の表示システムにおいて、前記評価値が第2の閾値を最初に下回ったとき、前記第2の状態であると判定することが好ましい。
本適用例によれば、速やかに所定の表示に切り替えることができる。これにより、所定の表示への切り替えが、ユーザーの欲する視認タイミングに遅れてしまうことを防ぐことができる。
[適用例16]本適用例に係るプログラムは、慣性センサーから出力されたデータに基づいて、評価値を算出するステップと、前記評価値が第1の閾値を超えた場合、第1の状態であると判定し、且つ、前記評価値が第2の閾値を下回った場合、第2の状態であると判定するとき、前記判定が、前記第1の状態から前記第2の状態に遷移したとき、所定の表示をするステップと、を含む。
本適用例のプログラムを用いることにより、慣性センサーから出力されたデータに基づいて算出された評価値が、第1の閾値を超えたとき、慣性センサーの出力の大きな、例えばジョギングの腕振り状態などを示す第1の状態と判定し、第1の状態のときに評価値が第2の閾値を下回ったとき、ユーザーが慣性センサーの出力の小さな他の動作、例えばユーザーが表示を視認すために腕を動かした状態を示す第2の状態に移ったと判定する。そして、この第2の状態の判定に基づいて、所定の表示を行うため、運動中(ジョギング中)のユーザーがリスト機器の表示部を目視するために腕を動かしたときに、その腕の動作を高精度に検出し、所定の表示を行うことができる。
[適用例17]本適用例に係る記憶媒体は、慣性センサーから出力されたデータに基づいて、評価値を算出するステップと、前記評価値が第1の閾値を超えた場合、第1の状態であると判定し、且つ、前記評価値が第2の閾値を下回った場合、第2の状態であると判定するとき、前記判定が、前記第1の状態から前記第2の状態に遷移したとき、所定の表示をするステップと、をコンピューターに実行させるプログラムを記憶している。
本適用例の記憶媒体を用いることにより、出力されたデータに基づいて、評価値を算出するステップと、評価値が第1の閾値を超えたとき、第1の状態であると判定し、且つ、評価値が第2の閾値を下回ったとき、第2の状態であると判定するステップと、判定が、第2の状態であると判定した場合、所定の表示をするステップと、をコンピューターに実行させることができる。
携帯型電子装置としてのリスト機器の表側からの斜視図。 リスト機器の表側からの平面図。 リスト機器の概略構成を示す機能ブロック図。 第1の状態、および第2の状態の判定を説明するグラフ。 リスト機器の表示方法の実施例を示すフローチャート。 表示方法の変形例1を示すフローチャート。 表示方法の変形例2を示すフローチャート。 所定の表示の解除タイミングを説明するタイミングチャート。
以下、本発明に係る実施形態について説明する。なお、以下で説明する実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また、本実施形態で説明される構成の全てが、本発明の必須構成要件であるとは限らない。
また、本明細書では、本発明による携帯型電子装置としてリスト機器を例示して説明する。以下では、説明の便宜上、リスト機器の風防板側を表(表側)、風防板とは反対側(装着時にユーザーに接する側)を裏(裏側)として説明することがある。なお、本実施形態に係るリスト機器は、ランナーズウォッチ、デュアスロンやトライアスロン等のマルチスポーツ対応のランナーズウォッチ、および衛星測位システム、例えば衛星測位システムとしてのGPSを搭載したGPSウォッチ、等のリスタブル機器に広く適用できる。
1.携帯型電子装置としてのリスト機器
先ず、図1、および図2を参照して、本発明による携帯型電子装置としてのリスト機器の概要について説明する。図1は、携帯型電子装置としてのリスト機器の表側からの斜視図である。図2は、リスト機器の表側からの平面図である。なお、図1、および図2では、説明の便宜上、それぞれ直交する3軸をX軸、Y軸、Z軸を使用して説明し、後述する風防板71の面に垂直な軸をZ軸、ケースを挟むように配置されている一対のバンド部(図1に示す第1のバンド部32および第2のバンド部37)が並ぶ方向をY軸としている。また、以下において「軸方向」とは、「軸に沿う方向」を意味する。
図1および図2に示すように、携帯型電子装置(ウェアラブル型電子機器)の一例としてのリスト機器200は、ユーザー(装着者)の身体の所与の部位(例えば、手首)に装着され、ユーザーの位置情報や運動情報などを検出することができる。リスト機器200は、ユーザーに装着されて位置情報や運動情報などを検出する機器本体10と、機器本体10に取り付けられ機器本体10をユーザーに装着するための第1のバンド部32および第2のバンド部37と、を有する。なお、リスト機器200には、ユーザーの位置情報や運動情報に加えて、例えば脈波情報などの生体情報を検出する機能や時刻情報などを取得する機能を設けることができる。
機器本体10は、ユーザーへの装着側にケースとしてのボトムケース33が配置され、ユーザーへの装着側と反対側には、表側に開口するケースとしてのトップケース30が配置されている。ここで、ボトムケース33とトップケース30とによって、ケースが構成される。機器本体10の表側(トップケース30)に位置する開口の外側には、ベゼル75が設けられるとともに、このベゼル75の内側にベゼル75と並んで配置されて内部構造を保護する天板部分(外壁)としての風防板(本例ではガラス板)71が設けられている。風防板71は、透明な基板であり、トップケース30の開口を塞ぐように配置されている。機器本体10の表側(トップケース30)の側面には、複数の操作ボタン80,81が設けられている。なお、ベゼル75には、表側から視認可能な表示を設けることができる。
また、機器本体10は、風防板71の直下に配置されている液晶ディスプレイ(LCD)などで構成される表示部70と、風防板71の外縁部分の風防板71と表示部70との間に配置されているリング部材としての見切り板72と、を有している。なお、見切り板72には、表側から視認可能な表示を設けることができる。機器本体10は、風防板71を介して、表示部70の表示や見切り板72の表示をユーザーが閲覧可能な構成としてもよい。つまり本実施形態のリスト機器200では、検出した位置情報や運動情報、或いは時刻情報等の種々の情報を表示部70に表示し、当該表示を機器本体10のトップ側からユーザーに提示するものであってもよい。また、ボトムケース33の両側には、第1のバンド部32および第2のバンド部37との接続部である一対のバンド装着部(不図示)が設けられている。
なお、機器本体10の天板部分の風防板71は、ガラス板に限らず、表示部70を閲覧可能な透明部材であり、表示部70を構成する液晶ディスプレイ(LCD)などのトップケース30とボトムケース33との内部(内部空間)に収容される構成を保護可能な程度の強度を有する部材であれば、透明のプラスチックなど、ガラス以外の材料とすることができる。
2.表示システム(リスト機器の機能構成)
次に、図3、および図4を参照して、表示システムを構成するリスト機器200の機能構成について、その構成例を説明する。図3は、リスト機器の概略構成を示す機能ブロック図である。図4は、第1の状態、および第2の状態の判定を説明するグラフである。
表示システムを構成するリスト機器200は、その機能構成として、図3に示されているように、制御部140、表示部150、GPS160、慣性センサーとしての加速度センサー77,78,79を含む体動センサー部170、および記憶部180を含んでいる。ただし、リスト機器200は、図3の構成に限定されず、これらの一部の構成要素を省略したり、他の構成要素を追加するなどの種々の変形実施が可能である。
制御部140は、例えば記憶部180をワーク領域として、各種の信号処理や制御処理を行うものであり、例えばCPU等のプロセッサーあるいはASICなどの論理回路により実現できる。制御部140は、算出部45、判定部46、および表示制御部47を少なくとも含んでいる。また、制御部140は、表示部150(表示パネル55)を駆動する回路、GPS160を制御する回路、体動センサー部170を駆動し慣性データなどの体動情報を検出する回路、などの制御回路を構成している。
算出部45は、慣性センサーとしての加速度センサー77,78,79によって検出されたX軸、Y軸、Z軸の3軸の加速度に係る出力を用いて、評価値を算出する。評価値は、加速度センサー77,78,79によって検出されたX軸、Y軸、Z軸の三軸の加速度に係る出力の合成パワーP1として算出される。
例えばX軸方向の加速度を検出する加速度センサー77によって検出された出力値(加速度の強度)をAx、Y軸方向の加速度を検出する加速度センサー78によって検出された出力値(加速度の強度)をAy、Z軸方向の加速度を検出する加速度センサー79によって検出された出力値(加速度の強度)をAz、としたときの、三軸の合成パワーP1は、例えば、次式(1)によって求めることができる。
P1=Ax2+Ay2+Az2・・・(1)
このとき、合成パワーP1に算出に当たって、加速度センサー77,78,79から出力された、周期的に変動する加速度データの最大値となるタイミングの三軸の出力値を合成して合成パワーP1を求める。この合成パワーP1が、評価値となる。このように、評価値としての合成パワーP1を算出するタイミングを、加速度センサー77,78,79からの出力値の変動周期の最大値とすることにより、算出された評価値(合成パワーP1)の精度を高めることができる。
判定部46は、評価値(合成パワーP1)が第1の閾値を超えたとき、第1の状態と判定し、且つ、評価値(合成パワーP1)が第2の閾値を下回ったとき、第2の状態と判定する。なお、第1の閾値および第2の閾値は、所定の値として予め設定されている。また、第2の閾値は、第1の閾値よりも小さく設定される。このように、第2の閾値を第1の閾値よりも小さく設定することにより、第1の閾値を用いて第1の状態であることを判定する、例えばジョギングの腕振り状態などでは、比較的大きな慣性強度を示し、第2の閾値を用いて第2の状態を判定する、例えばユーザーが表示を視認すために腕を動かした状態では、比較的小さな慣性強度を示すため、第2の閾値を第1の閾値よりも小さくすることで的確な判定を行なうことができる。
なお、評価値が第1の閾値を超えている第1の状態から、評価値が第2の閾値を下回っている第2の状態に遷移したとき、目視状態と判定する。なお、ここでの目視状態とは、リスト機器200を携帯しているユーザーが、リスト機器200の表示を視認可能な位置まで移動させ、表示の視認が可能な状態をいう。
ユーザーが、例えばランニングなどを行っている場合は、腕が振られるなど動きが激しいため、加速度センサー77,78,79から出力される三軸の加速度の出力データの強度は、夫々が強くなるため、評価値(合成パワーP1)が大きくなる。また、ユーザーが、例えばランニングなどを行っている場合にリスト機器200の表示を視認したいときには、腕の振りを小さくしながら目視可能な位置まで腕を回転させ、最終的には腕の振りによる動きが殆んど止まった状態で表示を視認することになる。したがって、加速度センサー77,78,79から出力される三軸の加速度の出力データの強度は、夫々が弱くなるため、評価値(合成パワーP1)が小さくなる。このように、評価値(合成パワーP1)が、第1の閾値よりも小さな第2の閾値を下回っている第2の状態に遷移したときを、ユーザーが表示を視認するために腕を動かした状態である目視状態と判定することができる。
判定部46による第1の状態の判定は、複数の評価値(合成パワーP1)が、例えば図4に示す評価値S1,S2,S3のように、複数の評価値が第1の閾値を超えたときに第1の状態と判定することが好ましい。このように、第1の状態の判定を、複数の評価値S1,S2,S3が、第1の閾値を超えたとき、とすることにより、評価値のノイズなどの影響を排除することができ、第1の状態の判定の精度を高めることができる。
また、判定部46による第2の状態の判定は、評価値(合成パワーP1)が、例えば図4に示す評価値S4のように、第2の閾値を最初に下回ったときに判定することが好ましい。このような判定とすることにより、タイムラグを無くし速やかに所定の表示に切り替えることができる。これにより、所定の表示への切り替えが、ユーザーの欲する視認タイミングに遅れてしまうなどを低減することができる。
表示制御部47は、例えばユーザーの位置情報、ユーザーの活動情報、および計時情報などに関し、表示データの生成や表示部150への表示指示などの制御処理を行う。また、表示制御部47は、判定部46による判定が、第2の状態であると判定した場合、所定の表示をさせる指示を表示部150に行う。本形態において、所定の表示とは、表示部150に備えられているバックライト56を点灯させる。これにより、表示部150の表示パネル55に表示されている表示の視認性を向上させることができ、例えばランニング時などの運動動作中においても表示を視認することができる。
また、表示制御部47は、判定部46が、第2の状態から第1の状態に遷移したと判定したとき、所定の表示を解除する指示を表示部150に行う。このようにすれば、第2の状態から第1の状態に遷移したタイミングを切り替えタイミングとして、所定の表示を解除し、ランニングの腕振り状態の表示(通常表示)に自動的に切り替えることができる。なお、本形態における所定の表示の解除とは、バックライト56を消灯することになる。また、自動的に表示が切り替わることにより、例えばバックライト56の点灯などによる消費電流の大きな状態を短時間に留めることができ、二次電池などの消耗を減少させることができる。
また、表示制御部47は、判定部46が、第1の状態から第2の状態に遷移したタイミング、即ち所定の表示を始めてからの時間が、予め設定されている所定の時間を経過したとき、換言すれば、予め設定されている所定の時間に達したと判定したタイミングで所定の表示を解除する指示を行うことができる。このようにすれば、第1の状態から第2の状態に遷移したタイミングからの経過時間が、予め設定されている所定時間に達したタイミングに基づいて、所定の表示を解除し、通常表示に自動的に切り替えることができる。なお、自動的に表示が切り替わることにより、例えばバックライト56の点灯などによる消費電流の大きな状態を短時間に留めることができ、二次電池などの消耗を減少させることができる。
表示部150は、例えば液晶ディスプレイ(LCD)などで構成される表示パネル55、およびバックライト56を含み、表示制御部47の表示指示に基づいて、各種情報を表示することができる。
GPS160は、GPSアンテナ65および信号処理部66を含み、GPSアンテナ65が受信した複数の衛星信号に基づいて信号処理部66が測位計算を行い、ユーザーの位置情報として取得することができる。
体動センサー部170は、ユーザーの体の動きに係る情報の検出、即ち体動情報を検出することができる。体動センサー部170は、慣性センサーとしての加速度センサー77,78,79を含んでいる。加速度センサー77,78,79は、前述したように、互いに直交する三軸であるX軸、Y軸、Z軸の加速度をそれぞれ測定する。具体的には、加速度センサー77は、X軸方向の加速度を検出し、加速度センサー78は、Y軸方向の加速度を検出し、加速度センサー79は、Z軸方向の加速度を検出する。
なお、慣性センサーとしては、加速度センサー、角速度センサー、および磁気センサーの少なくとも何れかを用いることができる。このようなセンサーを用いることによって、評価値を算出することができる。
なお、磁気センサーは、リスト機器200の周辺の磁場の大きさや方向を検知するセンサーとして使用することができる。即ち、磁気センサーは、磁場の互いに直交する三軸方向の大きさを検出して磁気データとして出力する。磁気センサーは、複数の軸方向、例えば三軸(X,Y,Z)方向の磁気を感知することができる。磁気センサーが検知する磁場は、その場所の地磁気及び磁気センサーの近傍に存在する磁石や磁性体等により生じる周辺磁場を含んでいる。この磁気データは、例えば、制御部140においてリスト機器200を基準とする方位を算出する際に用いられる。
記憶部180は、制御部140の制御によって、体動センサー部170による加速度データ、およびGPS160によるユーザーの現在位置情報や移動情報などを記憶する。また、記憶部180は、本実施形態に係る表示システムの一連の処理をコンピューターに実行させるプログラムを記憶する。メモリーは、例えばSRAM(Static Random Access Memory)、DRAM(Dynamic Random Access Memory)などの半導体メモリーやレジスターで構成することができる。例えば、メモリーはコンピューターにより読み取り可能な命令を格納しており、当該命令がプロセッサーにより実行されることで、リスト機器200に係る表示システムの各部の機能が実現されることになる。ここでの命令は、プログラムを構成する命令でもよいし、プロセッサーのハードウェア回路に対して動作を指示する命令であってもよい。
なお、本実施形態に係るリスト機器200の各部の処理をプログラムにより実現することができる。すなわち、本実施形態の手法は、慣性センサーとしての加速度センサー77,78,79から出力されたデータに基づいて、評価値を算出し、評価値が第1の閾値を超えた場合、第1の状態であると判定し、且つ、評価値が第2の閾値を下回った場合、第2の状態であると判定するとき、当該判定が、第1の状態から第2の状態に遷移したとき、表示部150に所定の表示をする処理を、コンピューターに実行させるプログラムに適用できる。
また、本実施形態の手法は、慣性センサーとしての加速度センサー77,78,79から出力されたデータに基づいて、評価値を算出し、評価値が第1の閾値を超えた場合、第1の状態であると判定し、且つ、評価値が第2の閾値を下回った場合、第2の状態であると判定するとき、当該判定が、第1の状態から第2の状態に遷移したとき、表示部150に所定の表示をし、第2の状態から第1の状態に遷移したタイミングを切り替えタイミングとしたり、もしくは、第1の状態から第2の状態に遷移したタイミングからの経過時間が、予め設定されている所定時間に達したタイミングを切り替えタイミングとしたりすることにより、目視状態の所定の表示から腕振り状態の通常表示に、自動的に切り替える処理を、コンピューターに実行させるプログラムに適用できる。
なお、本実施形態に係る表示システムの一連の処理をコンピューターに実行させるプログラムを記憶する記憶媒体としては、上述の記憶部180に含まれるメモリーやレジスターの他に、例えば、リスト機器200と通信可能な外部の記憶媒体として、ハードディスク装置等の磁気記憶装置であってもよいし、光学ディスク装置等の光学式記憶装置であってもよい。
以上説明した携帯型電子装置としてのリスト機器200によれば、慣性センサーとして三軸の加速度を検出する加速度センサー77,78,79から出力されたデータに基づいて算出された評価値が、第1の閾値を超えたとき、慣性センサーの出力の大きな、例えばジョギングの腕振り状態などを示す第1の状態と判定し、且つ第1の状態のときに評価値が第2の閾値を下回ったとき、ユーザーが加速度センサー77,78,79の出力の小さな他の動作、例えばユーザーが表示を視認すために腕を動かした状態を示す第2の状態に遷移したと判定する。そして、この第2の状態の判定に基づいて、所定の表示を行うため、運動中(ジョギング中)のユーザーがリスト機器200の表示部150を目視するために腕を動かしたときに、その腕の動作を高精度に検出することができる。
3.表示方法(表示システムの動作手順)
次に、リスト機器200を用いた表示システムおよびその動作手順(表示方法)の実施例を、表示システムの動作手順として、図5を参照して説明する。図5は、リスト機器の表示方法の実施例を示すフローチャートである。なお、上述したリスト機器200の構成および形態と同様な構成は同符号を付して説明する。
3.1.実施例に係る表示システムの動作手順(表示方法)
表示システムを用いた表示方法の実施例は、図5に示すように、評価値を算出するステップS110と、評価値が第1の閾値を超えたか否かを判断(ステップS112)し、評価値が第1の閾値を超えた場合、第1の状態である判定(ステップS114)し、且つ、評価値が第2の閾値を下回ったか否かを判断(ステップS116)し、評価値が第2の閾値を下回った場合、第2の状態であると判定(ステップS118)するとき、判定が、第1の状態から第2の状態に遷移したとき、所定の表示をするステップS120と、を含んでいる。
以下、図5のフローチャートに沿って、各手順をステップ毎に説明する。なお、第1の閾値、および第2の閾値は、所定の値として予め設定されている。また、第2の閾値は、第1の閾値よりも小さく設定される。このように、第2の閾値を第1の閾値よりも小さく設定することにより、第1の閾値を用いて第1の状態であることを判定する、例えばジョギングの腕振り状態などでは、比較的大きな慣性強度を示し、第2の閾値を用いて第2の状態を判定する、例えばユーザーが表示を視認すために腕を動かした状態では、比較的小さな慣性強度を示すため、第2の閾値を第1の閾値よりも小さくすることで的確な判定を行なうことができる。
先ず、リスト機器200は、慣性センサーとしての加速度センサー77,78,79から出力された加速度データに基づいて、評価値を算出する(ステップS110)。ここでの評価値の算出は、制御部140に含まれる算出部45によって行う。ここで、評価値は、慣性センサーとしての加速度センサー77,78,79によって検出されたX軸、Y軸、Z軸の三軸の加速度に係る出力データに基づいて算出する。
具体的に、評価値は、X軸方向の加速度を検出する加速度センサー77によって検出された出力値(加速度の強度)をAx、Y軸方向の加速度を検出する加速度センサー78によって検出された出力値(加速度の強度)をAy、Z軸方向の加速度を検出する加速度センサー79によって検出された出力値(加速度の強度)をAz、としたときの、三軸の合成パワーP1は、例えば次式(1)によって求めることができる。
P1=Ax2+Ay2+Az2・・・(1)
このとき、加速度センサー77,78,79から出力された、周期的に変動する加速度データの最大値となるタイミングの三軸の出力値を合成して合成パワーP1を求める。この合成パワーP1が、評価値となる。
次に、判定部46は、算出された評価値(合成パワー)が、第1の閾値を超えたか否かを判断する(ステップS112)。そして、判定部46は、ステップS112において評価値(合成パワーP1)が、第1の閾値を超えた場合(ステップS112:Yes)、第1の状態であると判定する(ステップS114)。なお、評価値が、第1の閾値を超えない場合(ステップS112:No)は、ステップS112における判断を繰り返す。
ステップS112における判定部46による第1の状態の判断は、例えば図4に示す評価値S1,S2,S3のように、複数の評価値(合成パワーP1)が第1の閾値を超えたときに判断することが好ましい。このように、第1の状態の判定を、複数の評価値S1,S2,S3が、第1の閾値を超えたとき、とすることにより、評価値のノイズなどの影響を排除することができ、第1の状態の判定の精度を高めることができる。
次に、判定部46は、ステップS114で判定された第1の状態において、評価値が第2の閾値を下回ったか否かを判断する(ステップS116)。そして、判定部46は、ステップS116において評価値(合成パワーP1)が、第2の閾値を下回った場合(ステップS116:Yes)、第2の状態であると判定する(ステップS118)。なお、評価値が、第2の閾値を超えない場合(ステップS116:No)は、ステップS116における判断を繰り返す。
ステップS116における判定部46による第2の状態の判断は、評価値(合成パワーP1)が、例えば図4に示す評価値S4のように、第2の閾値を最初に下回ったときに判断することが好ましい。このように第2の状態を判定することにより、タイムラグを無くし速やかに所定の表示に切り替えることができる。これにより、所定の表示への切り替えが、ユーザーの欲する視認タイミングに遅れてしまうなどを防ぐことができる。
次に、前述のステップS114において、判定部46が第1の状態であると判定し、且つ、ステップS118において第2の状態であると判定するとき、この判定が、第1の状態から第2の状態に遷移したとき、表示制御部47は、例えば、表示部150に備えられているバックライト56を点灯させるなどの、所定の表示をさせる指示を表示部150に行う。この指示に基づいて、表示部150は、表示パネル55における表示を、ランニングなどの腕振り状態の表示である通常表示から切り替えて所定の表示を行う(ステップS120)。この所定の表示を行うことにより、表示部150の表示パネル55に表示されている表示の視認性をより向上させることができ、例えばランニング時などの運動動作中においても表示を視認することができる。
この、ステップS120による所定の表示により、リスト機器200を用いた実施例に係る表示システムおよびその動作手順(表示方法)の一連の動作手順(表示方法)を終了する。
以上説明したような、リスト機器200を用いた実施例に係る表示システムおよびその動作手順(表示方法)によれば、慣性センサーとして三軸の加速度を検出する加速度センサー77,78,79から出力されたデータに基づいて算出された評価値が、第1の閾値を超えたとき、慣性センサーの出力の大きな、例えばジョギングの腕振り状態などを示す第1の状態と判定し、且つ第1の状態のときに評価値が第2の閾値を下回ったとき、ユーザーが加速度センサー77,78,79の出力の小さな他の動作、例えばユーザーが表示を視認するために腕を動かした状態を示す第2の状態に遷移したと判定する。そして、この第2の状態の判定に基づいて、所定の表示を行うため、運動中(ジョギング中)のユーザーがリスト機器200の表示部150を目視するために腕を動かしたときに、その腕の動作を高精度に検出することができる。
4.表示方法(表示システムの動作手順)の変形例
次に、リスト機器200を用いた表示システムおよびその動作手順(表示方法)の変形例を、表示システムの動作手順として、図6、図7、および図8を参照して説明する。図6は、表示方法の変形例1を示すフローチャートである。図7は、表示方法の変形例2を示すフローチャートである。図8は、所定の表示の解除タイミングを説明するタイミングチャートである。なお、上述したリスト機器200の構成および形態と同様な構成は同符号を付して説明する。
4.1.変形例1に係る表示システムの動作手順(表示方法)
表示システムを用いた表示方法の変形例1は、図6に示すように、図5を参照して説明した実施例の動作手順(表示方法)に加えて、所定の表示を行うステップS120の後に、評価値が第2の状態から第1の状態に遷移したか否かを判断するステップS122と、第2の状態から第1の状態に遷移したと判断したとき、所定の表示を解除するステップS124と、を含んでいる。
以下、図6のフローチャートに沿って、各手順をステップ毎に説明する。なお、第1の閾値、および第2の閾値は、所定の値として予め設定されている。なお、表示方法の変形例1の手順においても、ステップS122の前に、前述の実施例と同様な、ステップS110と、ステップS112と、ステップS114と、ステップS116と、ステップS118とステップS120と、を含んでいるが、以下においての詳細な説明は省略する。
先ず、リスト機器200は、評価値を算出するステップS110と、評価値が第1の閾値を超えたか否かを判断(ステップS112)し、評価値が第1の閾値を超えた場合、第1の状態であると判定(ステップS114)し、且つ、評価値が第2の閾値を下回ったか否かを判断(ステップS116)し、評価値が第2の閾値を下回った場合、第2の状態であると判定(ステップS118)するとき、判定が、第1の状態から第2の状態に遷移したとき、所定の表示をするステップS120とを経て、表示部150の表示パネル55に所定の表示を行う(ステップS120)。
次に、判定部46は、評価値(合成パワー)が、第2の閾値を下回っている第2の状態から、第1の閾値を超えた第1の状態に遷移したか否かを判断する(ステップS122)。
次に、判定部46は、ステップS122において評価値が第1の閾値を超えた第1の状態に遷移したと判断した場合(ステップS122:Yes)、表示部150における所定の表示を解除(ステップS124)し、腕振り状態のときの表示である通常表示に切り替える。なお、判定部46は、評価値が、第1の閾値を超えない第2の状態にある場合(ステップS122:No)は、ステップS122における判断を繰り返す。
このステップS124によって所定の表示を解除することにより、リスト機器200を用いた変形例1に係る表示システムおよびその動作手順(表示方法)の一連の動作を終了する。
以上説明したような、リスト機器200を用いた変形例1に係る表示システムおよびその動作手順(表示方法)によれば、上述の実施例の効果に加えて、第2の状態から第1の状態に遷移したタイミングを切り替えタイミングとして、目視状態の所定の表示から腕振り状態のときの表示である通常表示に、自動的に切り替えることができる。なお、自動的に表示が切り替わることにより、例えばバックライト56の点灯などによる消費電流の大きな状態を短時間に留めることができ、二次電池などの消耗を減少させることができる。
4.2.変形例2に係る表示システムの動作手順(表示方法)
表示システムを用いた表示方法の変形例2は、図7に示すように、図5を参照して説明した実施例の動作手順(表示方法)に加えて、所定の表示を行うステップS120の後に、第2の状態に遷移したときのタイミングt1(図8参照)から所定時間t(図8参照)が経過したか否かを判断するステップS126と、第2の状態に遷移したタイミングt1(図8参照)から所定時間t(図8参照)が経過したと判断したとき、所定の表示を解除するステップS124と、を含んでいる。
以下、図7のフローチャート、および図8のタイミングチャートに沿って、各手順をステップ毎に説明する。なお、第1の閾値、第2の閾値、および第2の状態に遷移したときからの所定時間t(図8参照)は、所定の値として予め設定されている。なお、表示方法の変形例2の手順においても、ステップS122の前に、前述の実施例と同様な、ステップS110と、ステップS112と、ステップS114と、ステップS116と、ステップS118とステップS120と、を含んでいるが、以下においての詳細な説明は省略する。
先ず、リスト機器200は、評価値を算出するステップS110と、評価値が第1の閾値を超えたか否かを判定判断(ステップS112)し、評価値が第1の閾値を超えた場合、第1の状態である判定(ステップS114)し、且つ、評価値が第2の閾値を下回ったか否かを判断(ステップS116)し、評価値が第2の閾値を下回った場合、第2の状態であると判定(ステップS118)するとき、判定が、第1の状態から第2の状態に遷移したとき、所定の表示をするステップS120とを経て、表示部150の表示パネル55に所定の表示を行う(ステップS120)。
次に、判定部46は、評価値(合成パワーP1)が、第2の閾値を下回っている第2の状態に遷移したタイミングt1からの経過時間が、予め設定されている所定時間tに達したか否かを判断する(ステップS126)。
次に、判定部46は、ステップS126において、第1の状態から評価値が第2の閾値を下回っている第2の状態に遷移したタイミングt1から所定時間tが経過したと判断した場合、換言すれば、第1の状態から第2の状態に遷移してからの経過時間が、予め設定されている所定時間tに達したと判定した場合(ステップS126:Yes)、所定時間tに達したタイミングt2に基づいて表示部150における所定の表示を解除(ステップS124)し、腕振り状態の表示である通常表示に切り替える。なお、判定部46は、評価値が第2の閾値を下回っている第2の状態に遷移してからの経過時間が、予め設定されている所定時間tに達していないと判定した場合(ステップS126:No)は、ステップS126における判断を繰り返す。
このステップS124によって所定の表示を解除することにより、リスト機器200を用いた変形例2に係る表示システムおよびその動作手順(表示方法)の一連の動作を終了する。
以上説明したような、リスト機器200を用いた変形例2に係る表示システムおよびその動作手順(表示方法)によれば、上述の実施例の効果に加えて、第1の状態から第2の状態に遷移したタイミングt1からの経過時間が、予め設定されている所定時間tに達したタイミングt2に基づいて、目視状態の所定の表示から腕振り状態の表示である通常表示に、自動的に切り替えることができる。なお、自動的に表示が切り替わることにより、例えばバックライト56の点灯などによる消費電流の大きな状態を短時間に留めることができ、二次電池などの消耗を減少させることができる。
なお、上述では、携帯型電子装置として、ユーザーの手首に装着されるリスト機器200を例示して説明したが、次のような装着例を例示することができる。携帯型電子装置としては、例えば首に掛けるネックレス様の構成、胴体や足首などに装着する構成、もしくは携帯型情報端末のようにユーザーがポケットやバッグの中に保持する構成などであってもよい。
また、上述では、リスト機器200では、センサーとして体動センサー部170が備えられている構成を例示したが、例えば、脈拍や脈波などのユーザーの身体の情報(生体情報)を検出する生体センサー(光センサー)、気圧センサー(高度センサー)、および磁気センサーなどの各種センサーを備えることができる。
また、第1の状態において、評価値が第2の閾値を下回った場合に第2の状態であると判定したとき、即ち第1の状態から第2の状態に遷移したときに行われる所定の表示を、バックライト56の点灯を一例として説明したが、これに限らない。所定の表示の他の例としては、例えば、表示パターンを変えたり表示文字のサイズを大きくしたりすることも例示することができる。また、ユーザーが予め設定した情報(ラップタイム、走行距離、走行時間、ペース、消費カロリー、VO2max、SpO2(経皮的動脈血酸素飽和度)、HRV(Heart Rate Variability:心拍変動)、等)を表示することができる。これらのように、視認性を高めることが可能であれば、如何なる表示であってもよい。
また、衛星測位システムとしてGPS(Global Positioning System)を用いて説明したが、他の全地球的航法衛星システム(GNSS:Global Navigation Satellite System)を利用してもよい。例えば、EGNOS(European Geostationary-Satellite Navigation Overlay Service)、QZSS(Quasi Zenith Satellite System)、GLONASS(GlObal Navigatin Satellite System)、GALILEO、BeiDou(BeiDou Navigation Satellite System)、等の衛星測位システムのうち1又は2以上を利用してもよい。また、全地球的航法衛星システムの少なくとも1つに、WAAS(Wide Area Augmentation System)、EGNOS(European Geostationary-Satellite Navigation Overlay Service)等の静止衛星型衛星航法補強システム(SBAS:Satellite-based Augmentation System)を利用してもよい。
10…機器本体、30…ケースとしてのトップケース、32…第1のバンド部、33…ケースとしてのボトムケース、37…第2のバンド部、45…算出部、46…判定部、47…表示制御部、55…表示パネル、56…バックライト、65…GPSアンテナ、66…信号処理部、70…表示部、71…風防板、72…見切り板、75…ベゼル、77…慣性センサーとしてのX軸の加速度センサー、78…慣性センサーとしてのY軸の加速度センサー、79…慣性センサーとしてのZ軸の加速度センサー、80,81…操作ボタン、140…制御部、150…表示部、160…GPS、170…体動センサー部、180…記憶部、200…携帯型電子装置としてのリスト機器。

Claims (17)

  1. 慣性センサーから出力されたデータに基づいて、評価値を算出し、
    前記評価値が第1の閾値を超えた場合、第1の状態であると判定し、且つ、前記評価値が第2の閾値を下回った場合、第2の状態であると判定するとき、
    前記判定が、前記第1の状態から前記第2の状態に遷移したとき、所定の表示をする、
    携帯型電子装置。
  2. 請求項1において、
    前記第2の閾値は、前記第1の閾値よりも小さい、
    携帯型電子装置。
  3. 請求項1または2において、
    前記第2の状態から前記第1の状態に遷移したとき、前記所定の表示を解除する、
    携帯型電子装置。
  4. 請求項1または2において、
    所定の時間を経過したとき、前記所定の表示を解除する、
    携帯型電子装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれか一項において、
    複数の前記評価値が第1の閾値を超えたとき、前記第1の状態であると判定する、
    携帯型電子装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれか一項において、
    前記評価値が第2の閾値を最初に下回ったとき、前記第2の状態であると判定する、
    携帯型電子装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれか一項において、
    前記評価値を算出するタイミングは、前記データの変動周期の最大値となるときである、
    携帯型電子装置。
  8. 請求項1ないし7のいずれか一項において、
    前記第1の状態から前記第2の状態に遷移したとき、目視状態と判定する、
    携帯型電子装置。
  9. 請求項1ないし8のいずれか一項において、
    前記慣性センサーは、加速度センサー、角速度センサー、および磁気センサーの少なくとも何れかを含む、
    携帯型電子装置。
  10. 慣性センサーから出力されたデータに基づいて、評価値を算出するステップと、
    前記評価値が第1の閾値を超えた場合、第1の状態であると判定し、且つ、前記評価値が第2の閾値を下回った場合、第2の状態であると判定するとき、
    前記判定が、前記第1の状態から前記第2の状態に遷移したとき、所定の表示をするステップと、を含む、
    表示方法。
  11. 慣性センサーと、
    前記慣性センサーから出力されたデータに基づいて、評価値を算出する算出部と、
    前記評価値が第1の閾値を超えた場合、第1の状態であると判定し、且つ、前記評価値が第2の閾値を下回った場合、第2の状態と判定する判定部と、
    前記判定が、前記第1の状態から前記第2の状態に遷移したとき、所定の表示をする表示部と、
    を含む、
    表示システム。
  12. 請求項11において、
    前記第2の閾値は、前記第1の閾値よりも小さい、
    表示システム。
  13. 請求項11または12において、
    前記第2の状態から前記第1の状態に遷移したとき、前記所定の表示を解除する、
    表示システム。
  14. 請求項11または12において、
    所定の時間を経過したとき、前記所定の表示を解除する、
    表示システム。
  15. 請求項11ないし14のいずれか一項において、
    前記評価値が第2の閾値を最初に下回ったとき、前記第2の状態であると判定する、
    表示システム。
  16. 慣性センサーから出力されたデータに基づいて、評価値を算出するステップと、
    前記評価値が第1の閾値を超えた場合、第1の状態であると判定し、且つ、前記評価値が第2の閾値を下回った場合、第2の状態であると判定するとき、
    前記判定が、前記第1の状態から前記第2の状態に遷移したとき、所定の表示をするステップと、
    を含む、
    プログラム。
  17. 慣性センサーから出力されたデータに基づいて、評価値を算出するステップと、
    前記評価値が第1の閾値を超えた場合、第1の状態であると判定し、且つ、前記評価値が第2の閾値を下回った場合、第2の状態であると判定するとき、
    前記判定が、前記第1の状態から前記第2の状態に遷移したとき、所定の表示をするステップと、
    をコンピューターに実行させるプログラムを記憶している記憶媒体。
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