JP2018075289A - 遊技情報表示システム - Google Patents
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Description
(実施例1)
本例は、特定の遊技機2の営業終了時点の稼動データである最終データを、遊技者の携帯端末15に通知(最終データPUSH通知)する遊技情報表示システム1に関する例である。この内容について、図1〜図15を参照して説明する。
遊技情報表示システム1は、遊技機2が設置される各遊技場の場内システム11、公衆通信回線であるインターネットを介して場内システム11と通信可能に接続された外部のサーバ装置100、及び遊技者が所持する携帯端末(端末装置)15、を含めて構成されたシステムである。
遊技場内の図示しない景品交換カウンタには、獲得玉を計数する計数機(図示略)や獲得玉を景品に交換するPOS端末(図示略)に加えて、携帯端末登録装置26が数台設置されている。また、遊技場内の管理スペースには、遊技場内の各種機器の稼動状況を集中的に管理するための営業管理装置20、特定の遊技機2の稼動データを携帯端末15に送信する情報管理装置23が設置されている。営業管理装置20は、各遊技場に設けられ、遊技場内に設置された各遊技機2の稼動データを収集して記憶する遊技場管理装置の一例をなしている。
図1に例示の遊技機2には、大きく分類して、パチンコ遊技機21とスロットマシン22とがある。
パチンコ遊技機21は、遊技価値である玉を発射して遊技する遊技機である。図1に例示するパチンコ遊技機21は、始動入賞口への入賞に応じて大当たり抽選を実行する、いわゆるセブン機である。このパチンコ遊技機21は、大当たり抽選に応じて図柄変動を実行するゲームを開始し、大当たり図柄の停止表示により大当たり当選を報知する。大当たり当選が発生すれば、大入賞口が開放されるラウンドが複数回繰り返される有利な大当たり状態に移行できる。
(2)セーフ信号:入賞に応じて玉を10個払い出す毎に1回出力される信号。
(3)スタート信号:図柄変動がスタートしたときに出力される信号。
(4)大当たり信号:大当たり状態の発生中に継続的に出力されるレベル信号。
(5)連荘信号:大当たり状態が連続的に発生する連荘状態中に出力されるレベル信号。
(1)アウト信号:メダルを1枚消費する毎に1回出力される信号。
(2)セーフ信号:入賞に応じてメダルを1枚払い出す毎に1回出力される信号。
(3)BB信号:BBの発生中に出力されるレベル信号。
(4)RB信号:RBの発生中に出力されるレベル信号。
(5)ART信号:ARTの発生中に出力されるレベル信号。
図1のサーバ装置100は、例えば遊技情報提供サービスの運営会社等が管理するコンピュータ装置であり、各遊技場に設けられた営業管理装置20(遊技場管理装置)から稼動データを収集して記憶する。サーバ装置100は、公衆通信回線であるインターネットに接続され、インターネットを介して各遊技場の場内システム11と通信可能に接続されている。サーバ装置100は、遊技情報サーバ、アプリケーションサーバ、アカウントサーバとしての機能を備えている。
(1)配信手段:遊技情報表示システム1のサービスを提供するためのアプリケーションをダウンロードする手段。なお、配信手段は、初回のダウンロード以降、バージョンアップソフトを随時自動的にダウンロードする。これにより、携帯端末15側では、アプリケーションのバージョンを最新に維持できる。
(2)遊技者情報記憶手段:アプリケーションの会員登録をした遊技者(アプリ会員)のアプリ会員情報を記憶する手段。遊技者情報記憶手段は、アプリ会員である遊技者の個人情報、遊技者が所持する携帯端末15の端末ID、アプリケーションを利用する際のアカウント情報であるアカウントID、各遊技場で発行したホール会員カード101のID(遊技場毎の会員識別情報である会員ID)等を記憶し、アプリ会員毎に管理する。
(3)ホール情報記憶手段:各遊技場に関するホール情報を記憶する手段。ホール情報には、各遊技場の情報管理装置23から受信する全ての遊技機2の稼動データが含まれている。稼動データとしては、例えば、大当たり履歴、大当たり回数、所定時間毎の差玉(スランプグラフの元データ)等のデータがある。
(4)個人データ記憶手段:遊技場の遊技情報表示装置3から受信する後述の個人データ特定情報に基づいて各アプリ会員(遊技者)の個人データ(以下、マイデータ)を記憶する手段。個人データ記憶手段は、ホール情報記憶手段が記憶する遊技機2毎の稼動データの一部を特定のアプリ会員の遊技による稼動データとして特定することによりマイデータを記憶している。
(5)個人データ送信手段:前記個人データ記憶手段が記憶しているマイデータを遊技者が所持する携帯端末15へ送信する手段。
(6)機種情報記憶手段:遊技機2の各機種について、遊技性、スペック、遊び方などの機種情報を記憶する手段。
(7)アカウント認証手段:携帯端末15でアプリケーションを実行する際に入力されたアカウントID(アカウント情報)について、有効であるか無効であるかの認証を実行し、認証できれば携帯端末15にアプリケーションの実行を許可する手段。
図1及び図2の遊技情報表示装置3は、各遊技機2にそれぞれ対応して設けられ、対応する遊技機2の稼動データを表示可能な装置である。遊技情報表示装置3は、大型の液晶ディスプレイよりなる液晶表示部33を備えている。液晶表示部33の画面330の下側には、呼出ボタン341、リセットボタン343、NFC(Near Field Communication)リーダ345、メニューボタン347等が配置され、上半分を取り囲むようにランプ部32が配設されている。
液晶表示部33は、タッチパネル331(図3)が積層されたタッチ操作可能な表示部である。液晶表示部33の画面330には、大当たり履歴や過去の遊技情報等、各種の稼動データが表示される。
NFCリーダ345は、NFC機能を備える携帯端末15との間でデータ通信を実行し、携帯端末15の携帯識別情報である端末ID等を読み込むデータリーダである。
(2)大当たり間スタート回数:直前の大当たり状態が終了してからのスタート回数(図柄変動回数)。
(3)本日累計スタート回数:当日、開店後の累計の図柄変動の回数。
(4)差玉:遊技者側から見た収支。セーフ信号を受信する毎に10個ずつ加算されるセーフから、アウト信号を受信する毎に10個ずつ加算されるアウトを差し引いて差玉が演算される。
(1)出力手段:遊技者による操作に応じて、少なくとも遊技場ID(遊技場の識別情報)及び台番(遊技機2の識別情報)を含む設定情報(最終データPUSH通知の設定情報)を出力する手段。出力手段は、この設定情報を表す二次元コードを画面330に表示する(図11及び図13を参照して後述する。)。
(2)場内個人データ表示手段:遊技者の操作により指定された期間の稼動データをその遊技者のマイデータとして表示する手段。なお、メニューボタン347の操作に応じて画面330に表示されるメニュー(図示略)中の「記録開始」へのタッチ操作、同様のメニュー中の「記録終了」へのタッチ操作が、マイデータに対応する期間を指定するための遊技者側の操作となっている。
(3)個人データ特定情報送信手段:マイデータを特定するための個人データ特定情報をサーバ装置100へ送信する手段。遊技情報表示装置3は、上記の「記録開始」及び「記録終了」へのタッチ操作が行われた時点の情報に遊技場ID及び台番等を対応付けた個人データ特定情報をサーバ装置100に送信する。
貸出装置4は、各遊技機2の側方に設置される縦長の装置である。貸出装置4は、営業管理装置20が貯玉として記憶し管理する遊技価値を遊技者に対して返却することにより、遊技者が貯玉を遊技に再度使用(再プレイ)できるようにする再遊技装置としての機能を備えている。
図1の携帯端末15は、遊技者が所持し、サーバ装置100から稼動データを受信して表示可能な端末装置であって、例えばタッチパネルディスプレイの表示画面150を備えるスマートフォン(多機能型携帯電話)等の通信端末である。遊技者が所持する携帯端末15は、WiFiネットワーク(無線通信回線)を介して情報管理装置23と通信可能であるほか、インターネットを介してサーバ装置100と通信可能である。
(1)個人情報登録手段:利用者である遊技者が登録した氏名、生年月日、性別、住所、暗証番号等の個人情報を記憶する手段。この個人情報登録手段としての機能は、遊技者の個人情報を登録するためにアプリケーションに含められた個人情報登録プログラムにより実現される。
(2)取得手段:遊技情報表示装置3が二次元コード(図11、図13)により表す上記の最終データPUSH通知の設定情報を取得する手段。
(3)稼動データ受信手段:予め設定された時期(例えば23時)に、前記設定情報により特定される遊技機2の稼動データをサーバ装置100から受信する手段。
(4)個人データ受信手段:前記個人データ送信手段としてのサーバ装置100から送信されるマイデータを受信する手段。
(5)稼動データ表示手段:稼動データ受信手段が受信した稼動データを表示画面150に表示する手段。
(6)端末個人データ表示手段:前記個人データ受信手段が受信したマイデータを表示画面150に表示する手段。
(7)表示手段:遊技機2の稼動データや遊技者の収支などの各種の情報を表示するほか、特定の遊技機2の稼動データの表示、営業管理装置20から受信したホール会員IDを示すホール会員情報(コード情報)の表示等を実行する手段。表示手段は、さらに、アプリケーションのアカウントIDと共に事前登録された個人情報を二次元コード化し、事前登録情報として表示画面150に表示可能である。
場内システム11における営業管理装置20(図1)は、遊技場内の各種機器の稼動状況を集中的に管理するための装置である。営業管理装置20は、複数の遊技場にそれぞれ設置され、ホール会員登録時に入力された遊技者の個人情報を記憶するホール会員情報サーバとしての機能を備えている。
(1)稼動データ生成手段:各遊技機2の稼動データを生成する手段。稼動データ生成手段は、各遊技機2が出力するアウト信号等の遊技信号の受信回数を集計等することで稼動データを生成する。パチンコ遊技機21については、アウト(消費玉数)、セーフ(払出玉数)、スタート(ゲーム回数)、大当たり回数等の稼動データを遊技機2毎に生成する。スロットマシン22については、アウト(消費メダル数)、セーフ(払出メダル数)、スタート(ゲーム回数)、BB回数、RB回数、ART回数等の稼動データを遊技機2毎に生成する。なお、稼動データの生成は、営業管理装置20に代えて、遊技情報表示装置3など遊技機2に付設された機器が実行しても良い。
(2)稼動データ記憶手段:各遊技機2の稼動データ、およびホール会員毎の個別遊技データを記憶する手段。各遊技機2の稼動データは、遊技機2の識別情報である台番を対応付けた状態で記憶される。ホール会員毎の個別遊技データは、会員識別情報であるホール会員IDを対応付けた状態で記憶される。
(3)会員情報記憶手段:遊技場に登録済みのホール会員に関する情報を記憶する手段であり、この会員情報記憶手段は、少なくともホール会員IDを記憶管理する。遊技者が所持する携帯端末15の端末ID(携帯識別情報)やホール会員毎の個別遊技データ等を含めてホール会員に関する情報にはホール会員IDが対応付けられている。
(4)遊技者ID取得手段:ホール会員カード101の会員ID、あるいはホール会員が所持する携帯端末15の端末IDを取得する手段。ホール会員ID等が認証された状態での遊技がホール会員によるログイン遊技として特定される。
(5)遊技価値記憶手段:各遊技者が遊技により獲得した遊技価値である貯玉をホール会員IDと対応付けて記憶する手段。
図1の携帯端末登録装置26は、各遊技場においてホール会員登録を行うための装置である。携帯端末登録装置26は、ホール会員登録を希望する遊技者が利用可能なように景品カウンタ等に複数台、設置される。
情報管理装置23は、サーバ装置100との間で送受信する情報のほか、携帯端末15に向けて送信する情報等を管理する装置である。遊技情報表示システム1における情報管理装置23は、遊技情報表示装置3と通信可能に接続されるサーバの一例をなしている。情報管理装置23は、演算処理を実行するCPUを中心とした制御機能、ハードディスクドライブ、ROM、RAM等を利用する記憶機能、及び各種信号あるいは情報を送受信する通信機能等を有する装置本体を備えている。
(1)情報送受信手段:営業管理装置20が記憶する遊技機2の稼動データなどをサーバ装置100との間で送受信する手段。情報管理装置23が、場内システム11がサーバ装置100との間で情報のやり取りを行うための窓口となっている。
(2)登録情報送信手段:ホール会員登録が行われたとき、サーバ装置100に向けて登録情報を送信する手段。
場内に設置された各遊技機2の稼動データであり、図4は、スロットマシン22の稼動データの例示である。営業管理装置20は、遊技機2の識別情報である台番を対応付けて、メダルの投入枚数、払出枚数、ゲーム回数、BB回数、RB回数等の稼動データを記憶している。なお、営業管理装置20が管理する稼動データは、例えば10分等の所定時間が経過する毎に、情報管理装置23を介してサーバ装置100に対して送信される。
遊技場に登録済みのホール会員を管理するための図5に例示のデータであり、営業管理装置20は、ホール会員IDを対応付けて、アプリケーションを利用するためのアカウントID、アプリケーションをダウンロードした携帯端末15の端末ID、氏名や年齢や性別等の個人情報を管理している。なお、ホール会員マスタデータは、アプリケーションを利用してホール会員登録したか否かによらず全てのホール会員を網羅している。アカウントIDについては、アプリケーションをダウンロードしてホール会員登録したアプリ会員でもある遊技者についてのみ登録される。
遊技場に登録済みのホール会員の個別遊技データであり、図6は、ホール会員ID「12345678」のホール会員の稼動データを例示している。同図のホール会員個別遊技データでは、ホール会員による上記のログイン遊技の履歴である遊技レコードが遊技機2毎に管理され、各遊技レコードでは、遊技機2の台番、遊技開始時刻、遊技終了時刻、ゲーム回数、BB回数等が管理されている。ホール会員によるログイン遊技は、貸出装置4によるホール会員カード101の受付あるいは携帯端末15を用いたホール会員IDの認証、遊技情報表示装置3による携帯端末15を用いたホール会員IDの認証等による遊技ログインに応じて特定される。「遊技開始」の項目には、ホール会員ID認証時の時刻が記録される。「遊技終了」の項目には、ホール会員カード101の排出時、貸出装置4の図示しないログアウトボタンのタッチ操作時、端末IDの再読取時等、の時刻が記録される。
アプリケーションをダウンロードして登録を済ませたアプリ会員のデータであり、サーバ装置100は、図7に例示する通り、アプリ会員の識別情報であるアカウントIDを対応付けて、メールアドレス、パスワード、携帯端末15の端末IDのほか、氏名、年齢等の個人情報、遊技場毎のホール会員IDを記憶し管理している。遊技場毎のホール会員IDは、遊技場の識別情報である遊技場IDを対応付けて100店舗分まで対応可能である。サーバ装置100では、遊技場ID及びホール会員IDの記憶領域が100データ分(Data1〜Data100)用意されている。
(5)遊技場毎のホール情報
ホール情報には、遊技場に設置された各遊技機2の稼動データのほか、遊技場の施設情報や、遊技場の営業情報が含まれる。ホール情報は、各遊技場を特定するための識別情報である遊技場IDを対応付けて管理され、遊技場IDを利用すれば、特定の遊技場のホール情報を参照可能である。施設情報には、遊技場の住所、電話番号、交通アクセスの情報、営業時間、遊技場が提供するインターネットサイトのアドレス等の情報が含まれる。営業情報には、遊技場に設置された遊技機2の機種内訳、営業時間やイベント営業等の営業案内情報、駐車場や無線LAN環境の有無やアメニティ等の設備情報など、遊技場に関する様々な情報が含まれる。
(6)アプリ会員のマイデータ(個人データ)
アプリケーションに登録済みのアプリ会員の遊技による個別の稼動データであるマイデータ。ホール情報としてサーバ装置100が記憶する遊技機2毎の稼動データのうち、遊技情報表示装置3が送信する上記の個人データ特定情報により特定される一部の稼動データがマイデータとして記憶、管理されている。
(7)最終データ通知リスト
最終データ通知リスト(図8)はアプリ会員が設定した最終データPUSH通知のリストである。最終データ通知リストは、最終データPUSH通知を設定したアプリ会員を特定するための情報、最終データPUSH通知の対象の遊技機2を特定する情報、及び通知情報、を含むリストである。アプリ会員を特定する情報としては、アプリケーションのアカウントID、アプリ会員の携帯端末15の端末IDがある。遊技機2を特定する情報としては、その遊技機2が設置された遊技場の識別番号である遊技場ID、通知対象の遊技機2の識別番号である台番がある。通知情報には台データと個人データ(マイデータ)がある。台データは、対応する遊技機2の稼動データである。個人データ(マイデータ)は、台データに係る稼動データのうち、対応する遊技機2の遊技による一部の稼動データである。
遊技情報表示システム1が提供するサービスを利用するに当たっては、予め運営会社のサイトにアクセスし、アプリケーションを携帯端末15にダウンロードしてインストールする必要がある。
(A)必須項目
アプリケーションを起動するためのアカウントID、及びパスワード。
(B)任意項目
氏名、生年月日、性別、住所、暗証番号等の個人情報。
事前個人情報登録は、携帯端末15を利用して遊技場でのホール会員登録を簡単に済ませるための登録である。上記のアプリ会員登録時の入力項目のうち、暗証番号を除く前記(B)任意項目の各項目の情報が、ホール会員登録に必要な個人情報となる。携帯端末15は、アプリケーションに含まれる上記の個人情報登録プログラムの実行により遊技者が入力した個人情報を記憶し、事前登録する。
アプリケーションにログインすると、携帯端末15の表示画面150が図9(b)のトップメニュー画面に切り換わる。トップメニュー画面では、提供する以下の各サービスに対応するメニューボタンが配置されている。
「収支帳」メニュー156Eは、遊技者自身が遊技の収支を入力し、管理するメニューである。
「その他」メニュー156Gは、個人情報の登録など、各種の設定に関する操作を行うためのメニューである。
各遊技場でWiFi接続サービスを初めて利用する際には、図9(b)のトップメニュー画面において「WiFi接続」メニュー156Hを選択し、携帯端末15をWiFiネットワークに接続するための操作を実行する必要がある。
マイデータをサーバ装置100に記録させるサービスを利用するためには、遊技情報表示装置3の操作が必要となる。遊技情報表示装置3のメニューボタン347を押下して図示しないメニューを表示させ、そのメニューから「記録開始」をタッチするとマイデータの記録及び表示を開始できる。
・マイデータ有無(マイデータなし:0、マイデータあり:1)
・遊技場ID(遊技場を識別する5〜8桁のコード)
・台番号
・日時(マイデータのログイン日時、ログアウト日時、マイデータなしのときは操作日時)
・端末ID(端末IDを読み取った場合のみ)
遊技情報表示装置3が表示するメニューで「記録終了」がタッチされた時刻が閉店時刻よりも30分以上前である場合には、図11の二次元コードの読み取りに応じて図12のPUSH通知設定確認画面が表示される。このPUSH通知設定確認画面は、閉店時の稼動データである最終データの通知(最終データPUSH通知)を受けるか否かの確認画面である。このPUSH通知設定確認画面で遊技者が「受け取る」(通知)を選択すれば、サイトへのアクセスの際、サーバ装置100に最終データPUSH通知を設定できる。
例えば23:00などの所定の時期(所定の時刻)になったとき、携帯端末15は、最終データPUSH通知の対象となった遊技機2の最終データをサーバ装置100に要求する。サーバ装置100は、図8の最終データ通知リストと照合し、端末ID、遊技場ID、台番など該当する設定データが有れば、対象の遊技機2の最終データを携帯端末15に返信する。携帯端末15は、最終データを受信すると、図14に例示する最終データPUSH通知画面を表示画面150にポップアップ表示させる。携帯端末15は、最終データPUSH通知画面内のOKボタンのタッチ操作を条件に図15の最終データ表示画面を生成して切替表示する。
この遊技情報表示システム1が導入された遊技場においては、遊技者はいちいち面倒な操作をすることなく容易に特定の遊技機2の最終データを確認できるので、非常に便利である。
携帯端末15のアプリ側で最終データ表示画面(図15)を作成するようにしたが、サーバ装置100側でこの画面を生成し、携帯端末15がこの画面を受信するようにしてもよい。
携帯端末15で最終データ表示画面を表示する際、マイデータが存在する場合はマイデータと最終データとを一画面で一緒に表示するようにしたが、別々に表示してもよい。
遊技情報表示装置3を遊技機2の上方に設置したが、遊技機2の側方に設置してもよい。また、本例では、従業員を呼び出す機能を備える遊技情報表示装置3を例示したが、呼出表示装置を別体で構成しても良い。あるいは遊技情報表示装置3と貸出装置4とを一体的に構成することも良い。また、営業管理装置20と情報管理装置23とを1つの管理装置で実現してもよい。
100 サーバ装置(配信手段、遊技者情報記憶手段、ホール情報記憶手段、個人データ記憶手段、個人データ送信手段、機種情報記憶手段、アカウント認証手段)
11 場内システム
15 携帯端末(端末装置、個人情報登録手段、取得手段、稼動データ受信手段、個人データ受信手段、稼動データ表示手段、端末個人データ表示手段、表示手段)
2 遊技機
20 営業管理装置(遊技場管理装置、稼動データ生成手段、稼動データ記憶手段、会員情報記憶手段、遊技者ID取得手段、遊技価値記憶手段)
201 サービス用ネットワーク
202 WiFiルータ(通信接続手段)
23 情報管理装置(情報送受信手段、登録情報送信手段)
26 携帯端末登録装置
29 中継装置
3 遊技情報表示装置(出力手段、場内個人データ表示手段、個人データ特定情報送信手段)
4 貸出装置
Claims (3)
- 各遊技場に設けられ、遊技場内に設置された各遊技機の稼動データを収集して記憶する遊技場管理装置と、
各遊技機にそれぞれ対応して設けられ、当該遊技機の稼動データを表示可能な遊技情報表示装置と、
各遊技場に設けられた遊技場管理装置から前記稼動データを収集して記憶するサーバ装置と、
遊技者が所持し、前記サーバ装置から前記稼動データを受信して表示可能な端末装置と、を備えた遊技情報表示システムにおいて、
前記遊技情報表示装置は、
遊技者による操作に応じて、少なくとも当該遊技場の識別情報及び遊技機の識別情報を含む設定情報を出力する出力手段を備え、
前記端末装置は、
前記出力手段が出力した設定情報を取得する取得手段と、
予め設定された時期に、前記設定情報により特定される遊技機の稼動データを前記サーバ装置から受信する稼動データ受信手段と、
この稼動データ受信手段が受信した稼動データを表示する稼動データ表示手段と、を備えたことを特徴とする遊技情報表示システム。 - 前記遊技情報表示装置は、
遊技者の操作により指定された期間の稼動データを当該遊技者の個人データとして表示する場内個人データ表示手段と、
前記個人データを特定するための個人データ特定情報を前記サーバ装置へ送信する個人データ特定情報送信手段と、を備え、
前記サーバ装置は、
前記個人データ特定情報に基づいて各遊技者の個人データを記憶する個人データ記憶手段と、
前記個人データ記憶手段が記憶している個人データを前記端末装置へ送信する個人データ送信手段と、を備え、
前記端末装置は、
前記個人データ送信手段から送信される個人データを受信する個人データ受信手段と、
この個人データ受信手段が受信した個人データを表示する端末個人データ表示手段と、を備えたことを特徴とする請求項1に記載の遊技情報表示システム。 - 前記稼動データ受信手段が受信した稼動データの中に、前記個人データ受信手段が受信した個人データが含まれる場合には、前記稼動データ表示手段が稼動データを表示している状態において、前記端末個人データ表示手段が当該稼動データの一部を前記個人データとして表示することを特徴とする請求項2に記載の遊技情報表示システム。
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