JP2018073225A - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】サービス施設の予約を検討しているユーザの時限的かつ不確定な仮予約を許容しながら、本予約の成立率を極力高めること。【解決手段】情報処理装置は、記憶手段と通信手段と制御手段とを有する。記憶手段は、複数のサービス施設に関する施設情報を記憶する。通信手段は、上記各サービス施設の施設端末及び複数のユーザ端末と通信可能である。制御手段は、上記各ユーザ端末からいずれかのサービス施設に対して本予約を要求する本予約要求または時限的な予約である仮予約を要求する仮予約要求を受信する。また制御手段は、上記本予約要求に基づいて、当該サービス施設の施設端末に予約確定を要求する予約確定通知を送信し、上記仮予約要求に基づいて、当該サービス施設の施設端末に上記仮予約を所定の維持期間だけ維持するよう要求する仮予約維持通知を送信し、上記予約確定の状況に応じて、上記維持期間を変更することが可能である。【選択図】図4

Description

本発明は、飲食店や宿泊施設等のサービス施設の予約に関する処理を実行可能な情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
従来から、飲食店の仮予約(所定の条件により取消または破棄される予約)を受付可能なシステムが存在する。下記特許文献1には、宿泊施設や飲食店の予約に際し、ユーザが指定の位置以外の場所から予約を申し込んだ場合にはそれを仮予約として受け付け、例えば24時間以内に指定の位置から再度の予約の電話が無ければ仮予約が破棄されることが開示されている。
特開2014−006642号公報
しかしながら、この技術では、ユーザには予約の意思があるにも関わらず、たまたま電話を忘れていた場合等には、仮にそのユーザ以外にその予約時間帯に予約を希望するユーザが存在しなかったとしても、24時間が経過すると一律に予約は破棄されてしまい、店側は、その予約時間帯における集客の機会を失ってしまう。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、サービス施設の予約を検討しているユーザの時限的かつ不確定な仮予約を許容しながら、本予約の成立率を極力高めることが可能な情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る情報処理装置は、記憶手段と、通信手段と、制御手段とを有する。上記記憶手段は、複数のサービス施設に関する施設情報を記憶する。上記通信手段は、上記各サービス施設の施設端末及び複数のユーザ端末と通信可能である。上記制御手段は、上記各ユーザ端末からいずれかのサービス施設に対して本予約を要求する本予約要求または時限的な予約である仮予約を要求する仮予約要求を受信する。また制御手段は、上記本予約要求に基づいて、当該サービス施設の施設端末に予約確定を要求する予約確定通知を送信し、上記仮予約要求に基づいて、当該サービス施設の施設端末に上記仮予約を所定の維持期間だけ維持するよう要求する仮予約維持通知を送信し、上記予約確定の状況に応じて、上記維持期間を変更することが可能である。
これにより情報処理装置は、仮予約を所定の維持期間だけ維持することでユーザに時限的かつ不確定な予約を許容しながら、本予約確定状況に応じて維持期間を増減させて確定予約を優先的に受付可能としたり仮予約を優先的に維持したりすることで、全体としての本予約の成立率を極力高めることができる。ここで所定の維持期間とは、例えば1日、2日、3日、1週間等であるが、これらに限られない。
上記制御手段は、上記仮予約要求の受付後の、当該仮予約と同日またはその前後日を予約日とする本予約の予約確定率の上昇に応じて上記維持期間を短縮してもよい。
これにより情報処理装置は、仮予約日及びその前後日における本予約の確定率が高い場合には、さらに本予約が入る可能性が高いとみなして、仮予約の維持期間を短縮し、本予約の確定可能性を高めることができる。
上記制御手段は、上記仮予約要求の受付後の、当該仮予約と同日またはその前後日を予約日とする本予約の予約確定率が所定の閾値未満である期間の長さに応じて、上記維持期間を延長してもよい。
これにより情報処理装置は、仮予約日及びその前後日における本予約の確定率が低いままの場合には、本予約よりも仮予約を継続して維持することで、仮予約が本予約として成立する可能性を高めることができる。
上記記憶手段は、上記仮予約要求の送信元のユーザ端末のユーザによる過去の仮予約及び本予約並びにそれらの取消を含む予約履歴情報を記憶してもよい。この場合上記制御手段は、上記ユーザの過去の仮予約に基づく本予約確定率に応じて上記維持期間を短縮または延長してもよい。
これにより情報処理装置は、仮予約要求を送信したユーザが過去に仮予約に基づいて本予約を確定した実績が高い場合には維持期間を延ばし、逆の場合には維持期間を短くすることで、より本予約を確定させる可能性の高いユーザを優先し、全体として本予約を確定できる可能性を高めることができる。
本発明の他の形態に係る情報処理方法は、
複数のサービス施設に関する施設情報を記憶する記憶し、
ユーザ端末からいずれかのサービス施設に対して本予約を要求する本予約要求または時限的な予約である仮予約を要求する仮予約要求を受信し、
上記本予約要求に基づいて、当該サービス施設の施設端末に予約確定を要求する予約確定通知を送信し、
上記仮予約要求に基づいて、当該サービス施設の施設端末に上記仮予約を所定の維持期間だけ維持するよう要求する仮予約維持通知を送信し、
上記予約確定の状況に応じて、上記維持期間を変更することを含む。
本発明の他の形態に係るプログラムは、情報処理装置に、
複数のサービス施設に関する施設情報を記憶する記憶するステップと、
ユーザ端末からいずれかのサービス施設に対して本予約を要求する本予約要求または時限的な予約である仮予約を要求する仮予約要求を受信するステップと、
上記本予約要求に基づいて、当該サービス施設の施設端末に予約確定を要求する予約確定通知を送信するステップと、
上記仮予約要求に基づいて、当該サービス施設の施設端末に上記仮予約を所定の維持期間だけ維持するよう要求する仮予約維持通知を送信するステップと、
上記予約確定の状況に応じて、上記維持期間を変更するステップとを実行させる。
以上説明したように、本発明によれば、サービス施設の予約を検討しているユーザの時限的かつ不確定な仮予約を許容しながら、本予約の成立率を極力高めることができる。しかし、当該効果は本発明を限定するものではない。
本発明の一実施形態に係る飲食店情報提供システムの構成を示した図である。 本発明の一実施形態に係る飲食店情報提供サーバのハードウェア構成を示した図である。 本発明の一実施形態に係る飲食店情報提供サーバが有するデータベースの構成を示した図である。 本発明の一実施形態に係る飲食店情報提供サーバによる、飲食店予約処理の流れを示したフローチャートである。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。本実施形態では、サービス施設が飲食店である場合について説明する。
[システムの構成]
図1は、本実施形態に係る飲食店情報提供システムの構成を示した図である。
同図に示すように、このシステムは、インターネット50上の飲食店情報提供サーバ100と、複数のユーザ端末200と、複数の飲食店端末とを含む。
飲食店情報提供サーバ100は、飲食店に関する情報を掲載したポータルサイトを運営するウェブサーバである。飲食店情報提供サーバ100は、複数のユーザ端末200とインターネット50を介して接続されている。
飲食店情報提供サーバ100は、上記ポータルサイトにおいて、ユーザ端末200のユーザ向けに飲食店情報の検索システムを提供する。具体的には、飲食店情報提供サーバ100は、ユーザ端末200からの検索要求に基づいて検索条件に合致する飲食店情報を検索し、検索結果を掲載したWebページを生成してユーザ端末200へ送信する。
ユーザ端末200(200A,200B,200C...)は、ユーザにより使用される端末であり、例えばスマートフォン、携帯電話、タブレットPC(Personal Computer)、ノートブックPC、デスクトップPC等である。ユーザ端末200は、飲食店情報提供サーバ100へアクセスし、上記Webページを受信してブラウザ等により画面に表示する。
ユーザ端末200は、ユーザの操作に基づいて飲食店の検索条件を決定し、当該検索条件に基づく飲食店検索要求を飲食店情報提供サーバ100へ送信する。本実施形態では、飲食店の所在エリア(最寄駅)やジャンル、価格帯等、予め設定された検索条件をユーザ端末200のユーザが選択することで検索要求の送信が可能である。
飲食店端末300(300A,300B,300C...)は、各飲食店の例えば管理者によって使用される端末であり、例えばスマートフォン、携帯電話、タブレットPC(Personal Computer)、ノートブックPC、デスクトップPC等である。飲食店端末300は、飲食店情報提供サーバ100との間で、例えば上記ユーザ端末200のユーザによる飲食店のテーブルまたは席の予約に関する情報をやり取り可能である。
本実施形態では、飲食店情報提供サーバ100は、各飲食店の通常の予約(本予約)の受付処理を代行するほか、時限的な(所定の維持期間が終了すると取り消される)予約である仮予約を受付可能である。仮予約は、上記維持期間が終了するまでは、本予約と同等に扱われる。そして、上記仮予約の維持期間は、上記本予約の確定状況に応じて変更される。
[飲食店情報提供サーバのハードウェア構成]
図2は、上記飲食店情報提供サーバ100のハードウェア構成を示した図である。同図に示すように、飲食店情報提供サーバ100は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、入出力インタフェース15、及び、これらを互いに接続するバス14を備える。
CPU11は、必要に応じてRAM13等に適宜アクセスし、各種演算処理を行いながら飲食店情報提供サーバ100の各ブロック全体を統括的に制御する。ROM12は、CPU11に実行させるOS、プログラムや各種パラメータなどのファームウェアが固定的に記憶されている不揮発性のメモリである。RAM13は、CPU11の作業用領域等として用いられ、OS、実行中の各種アプリケーション、処理中の各種データを一時的に保持する。
入出力インタフェース15には、表示部16、操作受付部17、記憶部18、通信部19等が接続される。
表示部16は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)、OELD(Organic ElectroLuminescence Display)、CRT(Cathode Ray Tube)等を用いた表示デバイスである。
操作受付部17は、例えばマウス等のポインティングデバイス、キーボード、タッチパネル、その他の入力装置である。操作受付部17がタッチパネルである場合、そのタッチパネルは表示部16と一体となり得る。
記憶部18は、例えばHDD(Hard Disk Drive)や、フラッシュメモリ(SSD;Solid State Drive)、その他の固体メモリ等の不揮発性メモリである。当該記憶部18には、上記OSや各種アプリケーション、各種データが記憶される。
特に本実施形態では、記憶部18は、ユーザ端末200から受信した、本予約要求及び仮予約要求に関する情報等を記憶するとともに、これらのデータを用いて飲食店情報提供サーバ100が予約/仮予約処理及び維持期間の変更処理を実行するためのアプリケーションその他のプログラムを記憶している。後述するが、記憶部18は、そのようなデータを含むデータベースとして、飲食店情報データベース、ユーザ情報データベース、及び本予約/仮予約情報データベースを有している。
通信部19は、例えばEthernet用のNIC(Network Interface Card)や無線LAN等の無線通信用の各種モジュールであり、上記ユーザ端末200との間の通信処理を担う。
なお、図示しないが、ユーザ端末200及び飲食店端末300の基本的なハードウェア構成も上記飲食店情報提供サーバ100のハードウェア構成と略同様である。
[飲食店情報提供サーバのデータベース構成]
図3は、上記飲食店情報提供サーバ100が有するデータベースの構成を示した図である。
同図に示すように、飲食店情報提供サーバ100は、記憶部18に、飲食店情報データベース31、ユーザ情報データベース32、及び本予約/仮予約情報データベース33を有している。
飲食店情報データベース31は、飲食店毎に、その飲食店の店名や所在位置情報、その飲食店を識別するID(店舗ID)の他、その飲食店の業態・サービスのカテゴリ情報、その飲食店を紹介する内容、すなわち、店舗のPR文等の店舗の特徴を示す情報、飲食店が行うイベント情報、飲食店が立地しているエリア情報、飲食店の住所、電話番号、飲食店に関する(飲食店を紹介する)画像データ、飲食店が提供するメニューに関するメニュー情報、営業時間、ウェブサイトURL等の情報を記憶している。
上記メニュー情報は、上記ポータルサイト上の各飲食店のサイトに掲載されるメニューに対応する情報であり、各飲食店が提供可能な複数のメニューのメニュー名を、飲食店毎に記憶している。当該メニュー情報は、例えば前菜/メイン、ランチ/ディナー/コース等のメニューカテゴリ毎に記憶されてもよい。また上記画像データがメニューに対応するものである場合には、当該画像データはメニュー情報と対応付けられて記憶される。
上記エリア情報は、例えば都道府県単位のものであるが、市区町村等のより狭い範囲の単位でも情報が記憶されてもよい。上記カテゴリ情報は、例えば和食、中華、イタリアン、フレンチ、焼肉等のメインカテゴリの他、和食における焼き鳥・天ぷら等、イタリアンにおけるパスタ・ピザ等のより詳細なサブカテゴリを含んでいてもよい。
ユーザ情報データベース32は、ユーザ端末200を所有する、上記飲食店情報提供サーバ100が提供する上記ポータルサイトを介した飲食店情報サービスの利用者(会員)であるユーザに関する情報を記憶する。具体的には、ユーザ情報データベース32は、ユーザID、パスワード、氏名、メールアドレス、電話番号、住所、年齢(層)、性別、誕生日、過去の本予約/仮予約履歴情報等の情報をユーザ毎に記憶している。
本予約/仮予約情報データベース33は、上記ユーザ端末200から受信した、予約日がまだ到来していない各飲食店の本予約要求または仮予約要求に含まれる予約情報(例えば、飲食店名、予約時刻、利用人数、利用コース等)を、上記ユーザ端末200のユーザを識別するユーザ情報と対応付けて記憶する。
また本予約/仮予約情報データベース33は、仮予約毎に、その維持期間を示す維持期間情報を記憶している。上述したように、当該維持期間は、本予約の確定状況に応じて変更され、維持期間情報は、当該変更後の維持期間に応じて随時更新される。
これら各データベースは、後述する飲食店情報提供サーバ100による飲食店情報提供処理において、必要に応じて相互に参照されて用いられる。
[飲食店情報提供サーバの動作]
次に、以上のように構成された飲食店情報提供サーバ100の動作について説明する。当該動作は、飲食店情報提供サーバ100のCPU11及び通信部19等のハードウェアと、記憶部18に記憶されたソフトウェアとの協働により実行される。以下の説明では、便宜上、CPU11を動作主体とする。
図4は、飲食店情報提供サーバ100による、飲食店の予約処理の流れを示したフローチャートである。以下では、特に飲食店の仮予約及びそれに基づく本予約処理について説明する。
同図に示すように、飲食店情報提供サーバ100のCPU11は、まず、ユーザ端末100から、上記ポータルサイト上の飲食店情報一覧等を介して、ある飲食店に対する仮予約要求を受信したか否かを判断する(ステップ41)。図示しないが、ここでは、上記飲食店情報一覧において、本予約を要求するためのユーザインタフェース(例えば、予約ボタン)とは別に、仮予約を要求するためのユーザインタフェースが(例えば、仮予約ボタン)が設けられている場合を想定する。
上記仮予約要求を受信したと判断した場合(Yes)、CPU11は、当該仮予約要求に含まれる予約情報(例えば、飲食店名、予約時刻、利用人数、利用コース等)を、上記ユーザ端末200のユーザID等のユーザ情報と対応付けて記憶する(ステップ42)。
続いてCPU11は、上記仮予約要求の予約情報とともに、当該仮予約を所定の維持期間だけ維持するよう要求する仮予約維持要求を仮予約対象の飲食店の飲食店端末300へ送信する(ステップ43)。ここで所定の維持期間は、例えば1日、2日、3日、1週間等であるが、これらに限られない。
続いてCPU11は、上記本予約/仮予約情報データベース33を参照して、上記仮予約の予約日(仮予約日)と同一の日を予約日とする本予約のその時点における予約確定率(予約可能な席(またはテーブル)数に対する本予約を受け付けた席(またはテーブル)の割合)を算出する(ステップ44)。
続いてCPU11は、上記仮予約の受付時から上記本予約の予約確定率が上昇したか否かを判断する(ステップ45)。なお、上記予約確定率を初めて算出した場合には当該判断はNoとなる。
上記本予約の予約確定率が上昇したと判断した場合(Yes)、CPU11は、当該予約確定率の上昇率に応じて、上記仮予約の維持期間を短縮し、当該短縮された維持期間を示す情報を上記飲食店端末300へ送信する(ステップ46)。予約確定率の上昇率に応じた維持期間の短縮は、例えば、当初の維持期間を、上昇率と同じ割合だけ短縮するものであってもよいし、上昇率に複数の段階(例えば10%毎、20%毎等)を設定し、当該段階毎に割り当てられた時間(例えば上昇率10%毎に6時間等)だけ維持期間を短縮するものであってもよい。
ここで、本予約の予約確定率の上昇率に応じて維持期間を短縮するのは、仮予約日において本予約の予約確定率が上昇している事実から、さらなる本予約の確定が見込まれることから、仮予約よりもユーザがより確実に来店するであろう本予約の受付を優先するためである。
一方、本予約の予約確定率が上昇していないと判断した場合(No)、CPU11は、上記仮予約受付後における上記本予約の予約確定率が所定の閾値未満か否かを判断する(ステップ47)。所定の閾値は例えば20%、30%等であるがこれらに限られない。
上記本予約の予約確定率が上記閾値未満であると判断した場合(Yes)、CPU11は、当該予約確定率が上記閾値未満である期間の長さに応じて、上記仮予約の維持期間を延長し、当該延長された維持期間を示す情報を上記飲食店端末300へ送信する(ステップ48)。
上記予約確定率が上記閾値未満である期間(以下、予約停滞期間ともいう)の長さに応じた維持期間の延長は、例えば、当該予約停滞期間が1日であれば維持期間を1日延長し、予約停滞期間が2日であれば維持期間を2日延長するというように、予約停滞期間と同じ期間だけ維持期間を延長するものであってもよいし、予約停滞期間と維持期間の延長期間とを予め対応付けて設定しておき、当該対応付けに基づいて延長するものであってもよい。
ここで、本予約の予約停滞期間の長さに応じて維持期間を延長するのは、仮予約日において本予約の予約確定率が長期間停滞している事実から、今後も本予約の確定率の上昇はあまり見込めないため、見込みの薄い未定の本予約よりも、既に受付済みの仮予約の維持を優先してその仮予約を極力本予約として成立させることを優先するためである。
続いてCPU11は、上記短縮または延長後の仮予約の維持期間、または当初の設定のままの仮予約の維持期間の終了時刻が到来したか否かを判断する(ステップ49)。
仮予約維持期間の終了時刻が到来したと判断した場合(Yes)、CPU11は、上記本予約/仮予約情報データベース33において仮予約取消を記録し、ユーザ端末200及び飲食店端末300へ仮予約取消通知を送信する(ステップ50)。なお、当該仮予約取消の履歴は、ユーザの本予約/仮予約履歴の一部としてユーザ情報データベース32に記憶され得る。
一方、ステップ49において仮予約維持期間の終了時刻が到来していないと判断した場合(No)、CPU11は、上記仮予約要求を送信したユーザ端末200から、本予約要求を受信したか否かを判断する(ステップ51)。
ユーザ端末200から本予約要求を受信したと判断した場合(Yes)、CPU11は、上記仮予約先の飲食店の飲食店端末300へ上記仮予約要求元のユーザによる本予約要求を送信し(ステップ52)、上記ユーザのユーザ端末200へ、本予約完了通知を送信する(ステップ53)。
一方、ステップ51においてユーザ端末200から本予約要求を受信していないと判断した場合(No)、CPU11は、ステップ44に戻り、それ以降の処理を繰り返す。
[まとめ]
以上説明したように、本実施形態によれば、飲食店情報提供サーバ100は、仮予約を所定の維持期間だけ維持することでユーザに時限的かつ不確定な予約を許容しながら、本予約確定状況に応じて維持期間を増減させて確定予約を優先的に受付可能としたり仮予約を優先的に維持したりすることで、全体としての本予約の成立率を極力高めることができる。
また、ユーザ端末200のユーザは、飲食店情報提供サーバ100へ一旦仮予約要求を送信した後は、変更された維持期間の通知を受けることで、いつまでに本予約を成立させる必要があるかを常に把握できるため、予約状況の確認のために飲食店情報提供サーバ100へ何度もアクセスする必要がないことから、仮予約要求を許容しながらも、ユーザ端末200と飲食店情報提供サーバ100との間のトラフィックは最低限に抑えられ、飲食店情報提供サーバ100に掛かる負荷が大きくなりすぎるのを防ぐことができる。
[変形例]
本発明は上述の実施形態にのみ限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更され得る。
上述の実施形態では、上記仮予約日と同一の日を予約日とする本予約の予約確定率が算出された。しかし、飲食店情報提供サーバ100は、これに加えて、またはこれに代えて、仮予約日の前後日(1日前、1日後、またはその両日)を予約日とする本予約の予約確定率を算出してもよい。
上述の実施形態においては、本予約の予約確定状況に応じて仮予約の維持期間が変更されたが、これに加えて、仮予約要求元のユーザの過去の仮予約及びそれに基づく本予約確定率に応じて上記維持期間が変更されてもよい。この場合、飲食店情報提供サーバ100は、ユーザ情報データベース32に記憶されたユーザの予約(本予約/仮予約)履歴情報(本予約/仮予約の取消情報も含む)を参照し、上記ユーザの過去の仮予約に基づく本予約確定率(上記過去の仮予約に基づく本予約確定率は、過去の本予約の総数に対して、仮予約に基づく本予約の数が占める割合)に応じて上記維持期間をさらに短縮または延長してもよい。この場合の短縮又は延長される期間は、上記本予約の予約確定状況に応じて変更される期間に比べて短い(例えば25%、50%等の所定割合)ものであってもよい。
具体的には、当該過去の仮予約に基づく本予約確定率が所定の第1の閾値よりも高い場合には、上記維持期間が所定時間延長され、過去の仮予約に基づく本予約確定率が所定の第2の閾値(第1の閾値よりも低い)よりも低い場合には、上記維持期間が所定時間短縮されてもよい。または、過去の仮予約に基づく本予約確定率について所定の基準値(例えば50%)が設定され、当該基準値以上の確定率について複数の数値段階毎に所定の延長期間が設定され、当該基準値以下の確定率について複数の数値段階毎に所定の短縮期間が設定されてもよい。
これにより飲食店情報提供サーバ100は、仮予約要求を送信したユーザが過去に仮予約に基づいて本予約を確定した実績が高い場合には維持期間を延ばし、逆の場合には維持期間を短くすることで、より本予約を確定させる可能性の高いユーザを優先し、全体として本予約を確定できる可能性を高めることができる。
上述の実施形態では、サービス施設として飲食店が例に挙げられたが、サービス施設は飲食店に限られず、例えば、ホテル・旅館等の宿泊施設、テニス、バスケットボール、ゴルフ等の各種スポーツ施設、カラオケ・ボーリング等の娯楽施設、マッサージ・エステ等の施術施設等の様々なサービス施設についても、本発明は同様に適用可能である。
本願の特許請求の範囲に記載された発明のうち、「情報処理方法」と記載された発明は、その各ステップを、ソフトウェアによる情報処理によりコンピュータ等の少なくとも1つの装置が自動的に行うものであり、人間がコンピュータ等の装置を用いて行うものではない。すなわち、当該「情報処理方法」は、コンピュータ・ソフトウェアによる情報処理方法であって、コンピュータという計算道具を人間が操作する方法ではない。
11…CPU
18…記憶部
19…通信部
31…飲食店情報データベース
32…ユーザ情報データベース
32…本予約/仮予約情報データベース
100…飲食店情報提供サーバ
200…ユーザ端末
300…飲食店端末

Claims (6)

  1. 複数のサービス施設に関する施設情報を記憶する記憶手段と、
    前記各サービス施設の施設端末及び複数のユーザ端末と通信可能な通信手段と、
    前記各ユーザ端末からいずれかのサービス施設に対して本予約を要求する本予約要求または時限的な予約である仮予約を要求する仮予約要求を受信し、
    前記本予約要求に基づいて、当該サービス施設の施設端末に予約確定を要求する予約確定通知を送信し、
    前記仮予約要求に基づいて、当該サービス施設の施設端末に前記仮予約を所定の維持期間だけ維持するよう要求する仮予約維持通知を送信し、前記予約確定の状況に応じて、前記維持期間を変更する
    ことが可能な制御手段と
    を具備する情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置であって、
    前記制御手段は、前記仮予約要求の受付後の、当該仮予約と同日またはその前後日を予約日とする本予約の予約確定率の上昇に応じて前記維持期間を短縮する
    情報処理装置。
  3. 請求項1または2に記載の情報処理装置であって、
    前記制御手段は、前記仮予約要求の受付後の、当該仮予約と同日またはその前後日を予約日とする本予約の予約確定率が所定の閾値未満である期間の長さに応じて、前記維持期間を延長する
    情報処理装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の情報処理装置であって、
    前記記憶手段は、前記仮予約要求の送信元のユーザ端末のユーザによる過去の仮予約及び本予約並びにそれらの取消を含む予約履歴情報を記憶し、
    前記制御手段は、前記ユーザの過去の仮予約に基づく本予約確定率に応じて前記維持期間を短縮または延長する
    情報処理装置。
  5. 複数のサービス施設に関する施設情報を記憶する記憶し、
    ユーザ端末からいずれかのサービス施設に対して本予約を要求する本予約要求または時限的な予約である仮予約を要求する仮予約要求を受信し、
    前記本予約要求に基づいて、当該サービス施設の施設端末に予約確定を要求する予約確定通知を送信し、
    前記仮予約要求に基づいて、当該サービス施設の施設端末に前記仮予約を所定の維持期間だけ維持するよう要求する仮予約維持通知を送信し、
    前記予約確定の状況に応じて、前記維持期間を変更する
    情報処理方法。
  6. 情報処理装置に、
    複数のサービス施設に関する施設情報を記憶する記憶するステップと、
    ユーザ端末からいずれかのサービス施設に対して本予約を要求する本予約要求または時限的な予約である仮予約を要求する仮予約要求を受信するステップと、
    前記本予約要求に基づいて、当該サービス施設の施設端末に予約確定を要求する予約確定通知を送信するステップと、
    前記仮予約要求に基づいて、当該サービス施設の施設端末に前記仮予約を所定の維持期間だけ維持するよう要求する仮予約維持通知を送信するステップと、
    前記予約確定の状況に応じて、前記維持期間を変更するステップと
    を実行させるプログラム。
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