JP2009245403A - 座席予約における座席料金算出システム、および座席料金算出方法 - Google Patents

座席予約における座席料金算出システム、および座席料金算出方法 Download PDF

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Toshiyasu Yoshioka
稔泰 吉岡
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治 山中
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Abstract

【課題】鉄道を始めとする指定席を販売する交通機関において、座席料金の割引に現在と過去の予約率、イベント情報、他の交通機関を利用した他ルート情報を活用しておらず、十分な予約を確保できないまま空席で運行している場合がある。また予約の状況を考慮せず、予約率が一定数を超え、割引料金を適用しなくても予約確保できるにもかかわらず、割引料金を適用している場合がある。
【解決手段】本発明は、座席予約率の向上を図る上での座席料金決定において、予め入手した、最寄駅、予想人員などのイベント情報、移動手段や料金などの他の交通機関を利用した他ルート情報、現在の予約率及び去年の予約率実績から、各情報の重み付けを考慮した指数を算出し、割引後の座席料金を決定することで必要な予約を確保できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、鉄道等の座席料金を変更し座席予約率向上を図るために、特定座席の予約率、イベント情報、他ルート情報、実績情報から料金を算出する座席料金算出システム及び座席料金算出方法に関する。
鉄道を始めとする指定席を販売する交通機関において、時間帯等の条件により指定席の予約が無く空席で運行している場合があり、収益悪化を招いている。収益改善に向けてはなるべく空席を作らないことが必要である。
このような空席を埋める方法として、特定期間に限定して予め設定された固定の割引料金で切符を販売することが行なわれている。また、特開2004−213556号公報においては乗車券購入時に、自動券売機にてイベントチケットもあわせて提示することで、乗車券の割引を行なう方法について開示されている。それによると、自動券売機にて乗車券を購入する際にイベントチケットを投入すると、イベントチケットに記憶された情報を読み取り、最寄り駅までの往復乗車券が選択された場合、正規の往復料金から所定の金額を割り引いて乗車券を発売することとある。
特開2004−213556号公報
特許文献1は、イベントチケットに記憶されたイベントの開催地情報から最寄り駅を券売機の記憶部から読み出して、所定の金額を割引いて発券するものである。しかしながら、割引を行なう判断として、イベントチケットの有無及び、往復乗車券の購入のみで判断しており、他の交通機関の情報や現在の予約率を考慮しておらず、乗車率が一定数を超えているのにもかかわらず割引を適用してしまい、収益が悪化するといった問題があった。
そこで本発明は上記課題を考慮したものであり、現在と過去の予約率、イベント情報、他ルート情報を元に割引率を決定することで、収益改善に最適な料金を算出し、さらには予約率の向上を図る座席料金算出システム、および座席料金算出方法を提供することを主たる目的とする。
本発明は、座席予約率の向上を図る上での座席料金決定において、予め入手した、最寄駅、予想人員などのイベント情報、移動手段や料金などの他ルート情報、現在の予約率及び去年の予約率実績から割引後の料金を決定する。現在の予約率が目標の予約率を超えている場合は割引料金を適用しない。割引料金を適用する場合、乗車日までの日数によって割引率に反映する条件を変化させることで、座席料金を変更することが可能となる。例えば、乗車日まで20日の時点では現在の予約率からの情報のみで座席料金を決定し、乗車日から10日の時点で、現在の予約率に加えイベント情報と他ルート情報を考慮した座席料金を決定することで、より最適な座席料金を算出可能であり収益改善および予約率向上が図れる。
本発明によれば、イベント情報、他ルート情報など複数の条件を考慮した割引料金が設定可能であり、他の交通機関を利用する顧客も取り込むことが可能となり、収益改善および座席の予約率向上が期待できる。
以下、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、座席料金算出システム10と関連する他システムのシステム構成図である。座席料金算出システム10は、予約率向上を図る上での座席料金決定において、イベント情報、他ルート情報、現在の予約率および去年の実績から割引後の料金を決定するためのシステムである。割引後の料金を算出する一例として、鉄道の指定席料金に適用する場合について説明する。図2〜21は本実施例におけるテーブル構成例であり、図2の総合予約率算出指数テーブル200、図3の予約率テーブル300、図4の特定座席の予約率指数テーブル400、図5の座席全体の予約率指数テーブル500は図1の予約状況データベース118に格納されており、図6のイベント指数テーブル600、図7のイベント情報テーブル700、図8の会場距離指数テーブル800、図9の予想人員指数テーブル900、図10の内容指数テーブル1000は図1のイベントデータベース116に格納されており、図11の他ルート指数テーブル1100、図12の他ルート情報テーブル1200、図13の出発地距離指数テーブル1300、図14の目的地距離指数テーブル1400、図15の移動手段指数テーブル1500、図16の料金指数テーブル1600は図1の他ルートデータベース117に格納されており、図17の実績指数テーブル1700、図18の去年の予約率実績テーブル1800、図19の去年の予約率指数テーブル1900は図1の実績データベース119に格納されており、図20の割引率変更日管理テーブル2000は図1の日付管理データベース115に格納されており、図21の割引後料金テーブル2100は図1の割引後料金データベース120に格納されている。図22は本実施例におけるフローチャートである。
入力端末104より割引料金を変更する割引率変更日として乗車日までの日数を日付予約状況管理部を介し日付管理データベース115へ格納する。図20の例では、割引率変更回次が1の設定日に30日前を設定する。また、割引料金適用対象便の乗車日と便名、割引料金の開始、終了を判断する座席予約率も入力端末104から予約状況データベース118に登録する。図3の例では、乗車日に2008年5月3日、便名にはA便、適用終了予約率に70%と入力する。
イベント情報の登録は、イベント会場が公開しているイベントカレンダー情報などをイベント情報公開システム100からイベント名、会場場所、会場への最寄り駅、イベントの予想人員、イベント期間の情報を入手し、イベント情報登録部107を介し、イベントデータベース116へ格納する。図7の例では、イベント名にAイベント、会場場所に大阪市ホール、最寄り駅には新大阪、予想人員には100,000人、内容には展覧博覧会、期間には2008年1月1日〜2008年2月20日と格納される。
他ルート情報の登録は、ルート検索システム101から割引料金適用対象区間の他ルートでの出発地、目的地、移動手段、料金の情報を入手し、他ルート情報登録部108を介し、他ルートデータベース117へ格納する。図12の例では、鉄道での出発地に東京、鉄道での目的地に新大阪、鉄道料金に16,000円、出発地に羽田、目的に関西、手段に飛行機、料金に30,000円と格納される。
割引料金算出方法について図22のフローチャート用いて説明する。
まず、日付予約状況管理部106により、割引料金適用対象便の特定座席及び全体の予約率を予約管理システム102から入手し、予約率テーブル300へ格納する。図3の例では乗車日が2008年5月3日、便名がA便の予約率(特定座席)が30%、予約率(全体)が60%となる。
日付予約状況管理部106により、予約率テーブル300の予約率(全体)と適用終了予約率とを比較し、予約率(全体)が適用終了予約率を超えていたら、割引を行なわない。図3の例では予約率(全体)が60%であり適用終了予約率70%に達していない。適用終了予約率に達していない場合、割引率に反映する条件を決定するために割引率変更日を算出する。
日付予約状況管理部106により、日付管理テーブル2000の割引率変更回次が1の設定日の値と予約率テーブル300の乗車日から算出した日(以下、設定日時(1)と記述する)と、プログラム実行日の比較を行なう。プログラム実行日が設定日時(1)以前だった場合、割引を行なわない。設定日時(1)以降だった場合、予約状況割引率計算部110により総合予約率指数算出テーブル200の総合予約率指数を算出する。例えば、図3の2008年5月3日のA便を対象とする場合、図20の割引率変更回次が1の設定日の値30日前より割引率変更日は2008年4月3日と算出する。プログラム実行日が2008年5月1日とすると、2008年4月3日以降であるため、予約状況割引率計算部110により総合予約率指数算出テーブル200の総合予約率指数を算出する。
次に日付予約状況管理部106により、日付管理テーブル2000の割引変更回次が2の設定日の値と予約率テーブル300の乗車日から算出した日(以下、設定日時(2)と記述する)と、プログラム実行日の比較を行なう。プログラム実行日が設定日時(2)以前だった場合、割引後料金計算部114にて総合予約率指数と、予約管理サーバ102から取得する割引料金適用対象便と、区間毎の予約開始時の設定料金から、割引後の料金を算出し、割引後料金テーブル2100へ格納する。例えば、図2の総合予約率指数30%を割引率として2008年5月3日のA便の東京―新大阪間の割引料金を算出すると11、200円となる。
設定日時(2)以降だった場合、イベント割引率計算部111によりイベント指数テーブル600のイベント指数を算出する。続いて、他ルート割引率計算部112により他ルート指数テーブル1100の他ルート指数を算出する。例えば、図3の2008年5月3日のA便を対象とする場合、図20の割引率変更回次が2の設定日の値20日前より割引率変更日は2008年4月13日と算出する。プログラム実行日が2008年5月1日とすると、2008年4月13日以降であるため、イベント割引率計算部111によりイベント指数テーブル600のイベント指数を算出する。続いて、他ルート割引率計算部112により他ルート指数テーブル1100の他ルート指数を算出する。
次に日付予約状況管理部106により、日付管理テーブル2000の割引変更回次が3の設定日の値と予約率テーブル300の乗車日から算出した日(以下、設定日時(3)と記述する)と、プログラム実行日の比較を行なう。プログラム実行日が設定日時(3)以前だった場合、割引後料金計算部114にて、総合予約率指数、イベント指数、他ルート指数と、予約管理サーバ102から取得する割引料金適用対象便と、区間毎の予約開始時の設定料金から割引後の料金を算出し、割引後料金テーブル2100へ格納する。例えば、図2の総合予約率指数30%と、図6のイベント指数0.5%、図11の他ルート指数1.1%の和を割引率として2008年5月3日のA便の東京―新大阪間の割引料金を算出すると10、944円となる。
プログラム実行日が設定日時(3)以降だった場合、実績割引率計算部113により実績指数テーブル1700の実績指数を算出する。例えば、図3の2008年5月3日のA便を対象とする場合、図20の割引率変更回次が3の設定日の値10日前より割引率変更日は2008年4月23日と算出する。プログラム実行日が2008年5月1日とすると、2008年4月23日以降であるため、実績割引率計算部113により実績指数テーブル1700の実績指数を算出する。
次に割引後料金計算部114にて、総合予約率指数、イベント指数、他ルート指数、実績指数と、予約管理サーバ102から取得する割引料金適用対象便と、区間毎の予約開始時の設定料金から、割引後の料金を算出し、割引後料金テーブル2100へ格納する。例えば、図2の総合予約率指数30%と、図6のイベント指数0.5%、図11の他ルート指数1.1%、図17の実績指数10%の和を割引率として2008年5月3日のA便の東京―新大阪間の割引料金を算出すると9,344円となる。
図1の予約状況割引率計算部110の処理について説明する。予約率テーブル300に格納されている予約率(特定座席)の値から、特定座席の予約率指数テーブル400を参照して予約率指数(特定座席)を抽出し、その結果を総合予約率指数算出テーブル200の座席種別ごとの予約率指数(特定座席)へ格納する。次に、予約率テーブル300に格納されている予約率(全体)の値から、席全体の予約率指数テーブル500を参照して予約率指数(全体)を抽出し、その結果を総合予約率指数算出テーブル200の座席種別ごとの予約率指数(全体)へ格納する。求めた座席種別ごとの予約率指数の値により、重み付けを考慮した総合予約率指数を算出し、その結果を予約率指数テーブル200へ格納する。
重み付けを考慮した総合予約率指数の算出方法としては座席種別ごとの予約率指数の平均、最大値、最小値などが考えられる。
例えば、図3の2008年5月3日のA便の特定座席の予約率が30%の場合、予約率指数(特定座席)を図4の特定座席の予約率指数テーブル400より50%と抽出し、同様に予約率(全体)が60%の場合、予約率指数(全体)を図5の席全体の予約率指数テーブル500より10%と抽出する。その結果を図2の総合予約率算出テーブル200へ格納する。求めた座席種別予約率指数の値より、予め定めておいた重み付けを考慮し、図2の総合予約率算出テーブル200の総合予約率指数は30%と算出される。
図1のイベント割引率計算部111の処理について説明する。任意の割引料金適用対象便の停車駅全てにおいて、イベント情報登録部107により登録されたイベントテーブル700の最寄り駅と任意の割引料金適用対象便の停車駅が一致するイベントを検索する。一致したイベントについて、割引料金適用対象便の乗車日がイベント開催期間内であれば、会場場所、イベント予想人員、イベント内容のそれぞれについて重み付けを考慮したイベント指数を算出し、イベント指数テーブル600へ格納する。割引料金適用対象便の乗車日がイベント開催期間外であれば、イベント指数は算出対象外とする。イベント要素毎の指数算出として、距離指数については会場場所と任意の割引料金適用対象便の停車駅との距離を求め、その距離から会場距離指数テーブル800を参照して会場距離指数を抽出し、その結果をイベント指数テーブル600のイベント毎の指数(距離)に格納する。イベント予想人員についても同様に、イベント予想人員から予想人員指数テーブル900を参照して予想人員指数を抽出し、その結果をイベント指数テーブル600のイベント要素毎の指数(予想人員)へ格納する。イベント内容についても同様に、内容指数テーブル1000を参照して内容指数を抽出し、その結果をイベント指数テーブル600のイベント要素毎の指数(内容)へ格納する。抽出したイベント要素毎の指数から重み付けを考慮したイベント指数を算出し、イベント指数テーブル600へ格納する。
イベント要素毎の指数からイベント指数を算出するにはイベント要素毎の指数の平均、最大値、最小値などが考えられる。
例えば、図7の大阪市ホールで開催されるAイベントの場合、イベント会場の最寄駅とイベント会場場所の距離が30Kmとすると、会場距離指数を図8の会場距離指数テーブル800より1%と抽出し、同様に予想人員が100,000人の場合、予想人員指数を図9の予想人員指数テーブル900より0.3%と抽出し、同様に、内容が展覧博覧会の場合、内容指数を図10の内容指数テーブル1000により0.2%と抽出する。その結果を図6のイベント指数テーブル600へ格納する。求めたイベント要素毎の指数の値より、予め定めておいた重み付けを考慮し、図6のイベント指数テーブル600のイベント指数は0.5%と算出される。
図1の他ルート割引率計算部112の処理について説明する。割引料金適用対象便の出発地、目的地毎に、他ルート情報登録部108により登録された他ルート情報テーブル1200を参照し、同一出発地、目的地について、他ルートでの出発地、目的地、移動手段、料金差額のそれぞれについて重み付けを考慮した他ルート指数を算出し、他ルート指数テーブル1100へ格納する。他ルート要素毎の指数算出として、出発地については、割引料金適用対象便での出発地と他ルートでの出発地の距離から出発地距離指数テーブル1300を参照して出発地距離指数を抽出し、他ルート指数テーブル1100のルートの要素毎の指数(出発地距離)へ格納する。目的地についても同様に、割引料金適用対象便での目的地と他ルートでの目的地の距離から目的地距離指数テーブル1400を参照して目的地距離指数を抽出し、他ルート指数テーブル1100のルートの要素毎の指数(目的地距離)へ格納する。移動手段については、他ルートでの移動手段から移動手段指数テーブル1500を参照して移動手段指数を抽出し、他ルート指数テーブル1100のルートの要素毎の指数(移動手段)へ格納する。料金については、割引料金適用対象便の料金と他ルート料金の差額から料金指数テーブル1600を参照して料金指数を抽出し、他ルート指数テーブル1100のルートの要素毎の指数(料金)へ格納する。他ルート情報テーブル1200から複数のルートが抽出された場合、他ルート毎にルート要素毎の指数を抽出し、出発地距離指数、目的地距離指数、移動手段指数、料金指数の各々を1つの指数として算出し他ルート指数テーブル1100のルートの要素毎の指数へ格納する。抽出したルートの要素毎の指数から重み付けを考慮した他ルート指数を算出し、他ルート指数テーブル1100へ格納する。他ルート情報テーブル1200から複数のルートが抽出された場合の出発地距離指数、目的地距離指数、移動手段指数、料金指数の各々を1つの指数として算出するには各ルートの要素毎の指数の平均、最大値、最小値などが考えられる。 ルートの要素毎の指数から他ルート指数を算出するにはルートの要素毎の指数の平均、最大値、最小値などが考えられる。
例えば、図12の他ルート情報として抽出された割引料金適用対象便の東京―新大阪間の場合、手段が飛行機の羽田―関西間とバスの東京駅―大阪駅が抽出される。手段が飛行機の場合、出発地が東京と羽田であり、その距離が20Kmとすると、出発地距離指数を図13の出発地距離指数テーブル1300より1%と抽出し、目的地が新大阪と関西であり、その距離が55Kmとすると、目的地距離指数を図14の目的地距離指数テーブル1400より2%と抽出し、移動手段は飛行機であり、移動手段指数を図15の移動手段指数テーブル1500より1%と抽出し、割引料金適用対象便の料金と、飛行機料金の差が14,000円から、料金指数を図16の料金指数テーブル1600より0.3%と抽出する。次に手段がバスの場合についても同様に、ルートの要素毎の指数を抽出し、出発地距離指数、目的地距離指数、移動手段指数、料金指数の各々を1つの指数として算出し、出発地距離指数1%、目的地距離指数2%、移動手段指数1%、料金指数0.3%を図11の他ルート指数テーブル1100へ格納する。
求めたルート要素毎の指数の値より、予め定めておいた重み付けを考慮し、図11の他ルート指数テーブル1100の他ルート指数は1.1%と算出される。
図1の実績割引率計算部113の処理について説明する。去年の予約率実績テーブル1800に格納されている、割引料金適用対象便の乗車日、便名と去年の乗車日、便名が一致する予約率実績を抽出し、その去年の予約率より去年の予約率指数テーブル1900を参照して去年の予約率指数を抽出し、その結果を実績指数テーブル1700の実績指数へ格納する。
例えば、図17の2008年5月3日のA便の去年の予約率は、図18の去年の予約率実績テーブル1800より65%と抽出され、その抽出した去年の予約率より、去年の予約率指数を、去年の予約率指数テーブル1900より10%と抽出する。その結果を図17の実績指数テーブル1700へ格納する。
以上説明したように、現在の予約率、イベント情報、他ルート情報、去年の実績を考慮した割引料金が設定可能であり、収益改善および座席の予約率向上が期待できる。
座席料金算出システムと関連する他システムのシステム構成図。 総合予約率指数を算出するための総合予約率算出指数テーブル。 割引料金適用対象便の座席種別毎の予約率を格納する予約率テーブル。 特定座席の予約率から座席種別毎の予約率指数(特定座席)を抽出する特定座席予約率指数テーブル。 全体の予約率から座席種別毎の予約率指数(全体)を抽出する座席全体の予約率指数テーブル。 イベント指数を算出するためのイベント指数テーブル。 イベント情報を格納するイベント情報テーブル。 割引料金適用対象便の停車駅と会場場所の距離から会場距離指数を抽出する会場距離指数テーブル。 イベント予想人員から予想人員指数を抽出する予想人員指数テーブル。 イベント内容から内容指数を抽出する内容指数テーブル。 他ルート指数を算出するための他ルート指数テーブル。 他ルート情報を格納する他ルートテーブル。 割引料金適用対象便の出発地と他ルートでの出発地の距離から出発地距離指数を抽出する出発地距離指数テーブル。 割引料金適用対象便の目的地と他ルートでの目的地の距離から目的地距離指数を抽出する目的地距離指数テーブル。 他ルートでの移動手段から移動手段指数を抽出する移動手段指数テーブル。 割引料金適用対象便の料金と他ルートでの料金差から料金指数を抽出する料金指数テーブル。 割引料金適用対象便の実績指数を格納する実績指数テーブル。 去年の予約率を格納する去年の予約率実績テーブル。 去年の予約率から予約率指数を抽出する去年の予約率指数テーブル。 割引料金適用対象便の乗車日から割引率変更日までの日数を格納する割引率変更日管理テーブル。 割引後の料金を格納する割引後料金テーブル。 割引料金算出の処理方法を示すフローチャート。
符号の説明
10…座席料金算出システム、100…イベント情報公開システム、101…ルート検索システム、102…予約管理システム、103…ネットワーク、104…入力端末、105…計算サーバ、106…日付予約状況管理部、107…イベント情報登録部、108…他ルート情報登録部、109…割引率計算部、110…予約状況割引率計算部、111…イベント割引率計算部、112…他ルート割引率計算部、113…実績割引率計算部、114…割引後料金計算部、115…日付管理データベース、116…イベントデータベース、117…他ルートデータベース、118…予約状況データベース、119…実績データベース、120…割引後料金データベース。

Claims (6)

  1. 予約率向上を図る上での座席料金決定において、現在の予約率、イベント情報、他の交通機関を利用した他ルート情報、去年までの実績から割引後の料金を決定するための、入力端末と計算サーバからなる座席料金算出システムであって、割引適用開始日を入力する入力端末と、現在の予約率、イベント情報、他の交通機関を利用した他ルート情報(以下、他ルート情報と記述する)、去年までの実績から割引後の料金を算出する計算サーバと、入力端末より入力された日付管理データを日付管理データベースに格納し、入力インターフェースを介して取得する座席種別毎の予約状況を予約状況データベースに格納する日付予約状況管理部と、入力インターフェースを介して取得したイベント情報をイベントデータベースに格納するイベント情報登録部と、入力インターフェースを介して取得した他の交通機関を利用した他ルート情報を他ルートデータベースに格納する他ルート情報登録部と、座席種別毎の予約率を格納した予約状況データベースの予約率情報に基づいて割引率を計算する予約状況割引率計算部と、前記イベントデータベースに格納されたイベント情報に基づいて割引率を計算するイベント割引率計算部と、前記他ルートデータベースに格納された他ルート情報に基づいて割引率を計算する他ルート割引率計算部と、去年の予約率を格納した実績データベースに格納された実績情報に基づいて割引率を計算する実績割引率計算部と、前記予約状況割引率計算部とイベント割引率計算部と他ルート割引率計算部と実績割引率計算部からなる割引率計算部と、前記割引率計算部で算出した割引率と予約開始時の設定料金から、割引後の料金を割引後料金データベースに格納する割引料金計算部とを備えることを特徴とする座席料金算出システム。
  2. 前記予約状況データベースに格納した、特定座席の予約率と、座席全体の予約率から、前記予約状況割引率計算部で、総合予約率指数算出テーブルを用いて特定座席の予約率と座席全体の予約率を重み付けした総合予約率指数に数値化することを特徴とする、請求項1に記載の座席料金算出システム。
  3. 前記イベント情報登録部は、イベント情報として、イベント名、会場場所、会場の最寄駅、イベント予想人員、イベント内容、イベント期間を入力インターフェースを介して取得して前記イベントデータベースに格納し、前記イベント割引率計算部でイベント指数テーブルを用いてイベント情報を重み付けしたイベント指数に数値化することを特徴とする、請求項1に記載の座席料金算出システム。
  4. 前記他ルート情報登録部は、他ルート情報として、他ルートでの出発地および目的地、移動手段、料金を入力インターフェースを介して取得して前記他ルートデータベースに格納し、前記他ルート割引率計算部で他ルート指数テーブルを用いて他ルート情報を重み付けした他ルート指数に数値化することを特徴とする、請求項1に記載の座席料金算出システム。
  5. 前記実績データベースに格納した、去年の予約率実績から、前記実績割引率計算部で実績指数テーブルを用いて去年の予約率実績を重み付けした実績指数に数値化することを特徴とする、請求項1に記載の座席料金算出システム。
  6. 前記予約状況割引率計算部で算出された総合予約率指数と、イベント割引率計算部で算出されたイベント指数と他ルート割引率計算部で算出された他ルート指数と実績割引率計算部で算出された実績指数から、割引後の料金を算出することを特徴とする、請求項1、2、3、4、5に記載の座席料金算出システム。
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