JP2018072961A - 住宅用工程管理プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】住宅の営業から施工までを含む一連の工程を容易に管理することのできる住宅用工程管理プログラムを提供する。【解決手段】住宅の営業から施工までを含む一連の工程を管理するための住宅用工程管理プログラムであって、住宅の契約前に行う各工程と契約後に行う各工程とを画面に表示し、各工程を完了した日付を各工程に対応する箇所に入力可能とする工程完了日入力モードを実行する工程完了日入力モード実行手段と、第一軸が日付を表し、第二軸が各工程の進捗段階を表す工程チャートを画面に表示し、工程完了日入力モードにおいて、一の工程を完了した日付が入力されると、工程チャートにおける当該一の工程の当該日付に対応する箇所に所定のマークMをプロットしていくことにより、工程の進捗具合をグラフ化して表すチャート表示モードを実行するチャート表示モード実行手段とを備えたものを提供する。【選択図】 図3
Description
本発明は、住宅の営業から施工までを含む一連の工程を管理することのできる住宅建築工程管理プログラムに関する。
住宅の施工等における工程を管理する住宅用工程管理プログラムとしては、顧客データと、契約日や打ち合せ日や基礎着工日や上棟日等の日付データとを対応させてデータベース化し、コンピュータ上で、所望の顧客の工程管理データを検索して表示させることができるようにしたもの(例えば、下記特許文献1を参照。)が既に知られている。この種の住宅用工程管理プログラムは、所望の工程管理データを迅速且つ容易に選び出して参照できるという利点を有している。
ところが、従来の住宅用管理プログラムは、各工程とその工程が完了した日付等を表(テーブル)として表すもの(例えば、上記特許文献1の図面を参照。)であったため、画面に表示された工程管理データを参照しても、その案件の進捗具合(早く進んでいるのか遅れているのか等)や、どのような経緯を経てその工程に至ったのか等について、一目では分かりにくいという欠点を有していた。また、これまでに提案されている住宅用管理プログラムは、営業における工程(住宅の契約前の工程)を管理することに特化したものか、施工における工程(住宅の契約後の工程)を管理することに特化したものかしか存在せず、住宅の営業から施工までを含む一連の工程を管理できるものは、見当たらなかった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、住宅の営業から施工までを含む一連の工程を管理することのできる住宅用工程管理プログラムを提供するものである。また、所望の案件の進捗具合や経緯等を視覚化して画面に表示することで、それを見た人がその案件の進捗具合や経緯等を容易に把握できるようにする住宅用工程管理プログラムを提供することも本発明の目的である。さらに、ユーザーインターフェースに優れた住宅用工程管理プログラムを提供することも本発明の目的である。
上記課題は、
住宅の営業から施工までを含む一連の工程を管理するための住宅用工程管理プログラムであって、
住宅の契約前に行う各工程と契約後に行う各工程とを画面に表示し、各工程を完了した日付を各工程に対応する箇所に入力可能とする工程完了日入力モードを実行する工程完了日入力モード実行手段と、
第一軸が日付を表し、第二軸が各工程の進捗段階を表す工程チャートを画面に表示し、工程完了日入力モードにおいて、一の工程を完了した日付が入力されると、工程チャートにおける当該一の工程の当該日付に対応する箇所に所定のマークをプロットしていくことにより、工程の進捗具合をグラフ化して表すチャート表示モードを実行するチャート表示モード実行手段と、
を備えたことを特徴とする住宅用工程管理プログラム
を提供することによって解決される。
住宅の営業から施工までを含む一連の工程を管理するための住宅用工程管理プログラムであって、
住宅の契約前に行う各工程と契約後に行う各工程とを画面に表示し、各工程を完了した日付を各工程に対応する箇所に入力可能とする工程完了日入力モードを実行する工程完了日入力モード実行手段と、
第一軸が日付を表し、第二軸が各工程の進捗段階を表す工程チャートを画面に表示し、工程完了日入力モードにおいて、一の工程を完了した日付が入力されると、工程チャートにおける当該一の工程の当該日付に対応する箇所に所定のマークをプロットしていくことにより、工程の進捗具合をグラフ化して表すチャート表示モードを実行するチャート表示モード実行手段と、
を備えたことを特徴とする住宅用工程管理プログラム
を提供することによって解決される。
本発明の住宅用工程管理プログラムは、営業における工程(住宅の契約前の工程)又は施工における工程(住宅の契約後の工程)のいずれか一方だけでなく、その双方を含む一連の工程を管理できるものとなっている。このため、営業段階で提示された顧客の要望を、施工段階でも的確に反映させることができる等、顧客満足の高いサービスを提供することが可能になる。
また、本発明の住宅用工程管理プログラムは、工程の進捗具合をグラフ化して表示できるものであるため、ある案件の進捗具合(早く進んでいるのか遅れているのか等)や、どのような経緯を経てその工程に至ったのか等について、容易に把握できるようにすることが可能なものとなっている。このため、その案件の担当者(営業マンや施工管理者等)は、その案件について急がなければならないのか、まだ余裕があるのか等について容易に把握することができる。また、その案件の担当者の上司は、その担当者に対して的確な指示を与えることも可能になる。
本発明の住宅用工程管理プログラムにおいては、チャート表示モードで表示される工程チャートに、文字、画像(スタンプ、写真及び工程基準スケールを含む。)、音声ファイル若しくは動画ファイル、又は、これらの組み合わせからなる関連ファイルを貼り付けるための関連ファイル貼付手段を備えることも好ましい。
工程チャートに文字を貼り付ける(記入する)ことができるようにすると、顧客から出された要望等のメモを工程チャートに残すことが可能になる。このため、顧客の要望を忘れることなく、その後の工程に的確に反映させることが可能になる。また、上司は、その部下(担当者)に対して、工程チャートを介して指示を出すことが可能になる。このとき、文字だけで指示を出すと、とげが立つ場合もあるところ、様々な表情の顔が図柄化されたスタンプ等を併用することで、指導にとげが立たないようにすることも可能になる。また、スタンプを使用すると、その日のお客様の表情等をスタンプで記録することができ、そのときにお客様が喜んでいたのか等について、一目で確認することが可能になる。さらに、工程チャートには、顧客が喜んでいる場面の写真等を貼り付けることも可能になる。このため、担当者が後から見ても、その場面を具体的に思い出すことができ、その後の活動に役立てることが可能になる。また、施工現場の写真等を貼り付けることも可能になる。このため、上司や他の担当者等に対して、「この案件はこんな進捗具合になっています。」ということを一目で分かるように伝えることも可能いなる。さらに、音声ファイルや動画ファイルも貼り付けることができるようにすることで、より具体的な情報を、上司や他の担当者に伝えることも可能になる。
本発明の住宅用工程管理プログラムにおいては、工程完了日入力モードにおいて、一の工程を完了した日付が入力されると、当該一の工程に割り当てられた得点を加算する得点加算手段を備えることも好ましい。例えば、営業において、「初回面談」を終えると「10点」、「次回のアポイントが取れる」を達成すると「50点」、「土地契約」を達成すると「100点」という具合に、各工程に得点を割り当てておき、各工程を終えるたびに得点を加算していくようにすると好ましい。また、施工においても、各工程に得点を割り当てておき、同様に、各工程を終えるたびに得点を加算していくようにすると好ましい。得点は、工程チャート上に表示されるようにすると好ましい。
これにより、例えば、各営業マンを、契約するまでの得点で競わせることや、施工管理者を引き渡しまでの得点で競わせること等が可能になり、担当者のやる気を引き出させることが可能になる。したがって、各担当者を自己研鑚させることが可能になり、ひいては、顧客満足度の高いサービスを顧客に提供することも可能になる。
以上のように、本発明によって、住宅の営業から施工までを含む一連の工程を管理することのできる住宅用工程管理プログラムを提供することが可能になる。また、所望の案件の進捗具合や経緯等を視覚化して画面に表示することで、それを見た人がその案件の進捗具合や経緯等を容易に把握できるようにする住宅用工程管理プログラムを提供することも可能になる。さらに、ユーザーインターフェースに優れた住宅用工程管理プログラムを提供することも可能になる。
本発明の住宅用工程管理プログラムの好適な実施態様について、図面を用いてより具体的に説明する。本発明の住宅用工程管理プログラムは、表示画面とネット接続機能を備えた各種情報処理装置において、実行することができる。本発明の住宅用工程管理プログラムを実行する情報処理装置としては、パソコンのほか、タブレット型端末等のモバイル端末等が挙げられる。以下においては、パソコンで実行する場合を例に挙げて、本発明の住宅用工程管理プログラムについて説明する。
本実施態様の住宅用工程管理プログラムは、主に、住宅メーカー等の業者が利用することを想定したものとなっている。業者の担当者(営業マンや施工管理者等)が住宅用工程管理プログラムを実行すると、パソコンの画面には、IDやパスワード等を入力する認証画面(図示省略)が表示される。担当者は、その認証画面に、自分に割り当てられたID及びパスワードの入力を行う。ID及びパスワードが入力されると、住宅用工程管理プログラムは、サーバーにアクセスし、入力されたID及びパスワードと、サーバーに記憶されているID及びパスワードとの照合を行う。その照合の結果、ID及びパスワードが一致すれば、住宅用工程管理プログラムは、その担当者が所属する店舗に応じた店舗トップ画面を、サーバーから受信し、担当者のパソコンの画面に表示する。
図1は、店舗トップ画面の一例を示した図である。店舗トップ画面には、図1に示すように、その店舗に所属する営業マンの氏名や、その店舗における売上や新規顧客数等の推移がグラフ化されて表示されるほか、各種メニューが、画面上部のツールバーに表示される。ツールバーのメニュー項目としては、「チャート」、「顧客情報」、「店舗情報」又は「今月の成績」等のメニューが用意されている。本発明の住宅用工程管理プログラムは、このツールバーを操作等することで、後述する「工程完了日入力モード」や「チャート表示モード」を実行することが可能なものとなっている。このツールバーは、後述する「工程完了日入力モード」や「チャート表示モード」を実行している際にも、画面に表示されている。
以下、「工程完了日入力モード」と「チャート表示モード」とについてより具体的に説明する。
1.工程完了日入力モード
まず、「工程完了日入力モード」について説明する。「工程完了日入力モード」は、上記のツールバー(図1を参照)における「顧客情報」と表示された箇所をクリック等すると実行される。本実施態様においては、このとき、図2に示す顧客情報テーブルを画面に表示するようになっている。図2は、「工程完了日入力モード」を実行する際に画面に表示される顧客情報テーブルの一例を示した図である。
まず、「工程完了日入力モード」について説明する。「工程完了日入力モード」は、上記のツールバー(図1を参照)における「顧客情報」と表示された箇所をクリック等すると実行される。本実施態様においては、このとき、図2に示す顧客情報テーブルを画面に表示するようになっている。図2は、「工程完了日入力モード」を実行する際に画面に表示される顧客情報テーブルの一例を示した図である。
顧客情報テーブルは、図2に示すように、複数列、複数行の表で構成されており、一番左側の列(縦の列)が、営業マンや施工管理者等の「担当者名」を入力(指定)するエリアで、その右隣のエリアが、「顧客名」及び「詳細情報」からなる「顧客情報」を入力する「顧客情報入力エリア」となっている。図示を省略しているが、「顧客情報入力エリア」における「詳細情報」の欄は、さらに「顧客住所」や「土地の有無」、「SNSの利用の可否」、「特記事項」及び「破断理由」の項目が設けられており、これらの項目に対応する情報を入力できるようになっている。「担当者名」や「顧客名」等は、顧客情報テーブルにおける行(横の列)で対応するようになっている。
顧客情報テーブルにおける「顧客情報入力エリア」の左側は、住宅の契約前に行う各工程(契約前工程)と、契約後に行う各工程(契約後工程)とが、列ごとに、左側から右側に向かって時系列で表された「工程完了日入力エリア」となっている。図2の顧客情報テーブルにおける、「契約前工程A1」、「契約前工程A2」・・・と記載された箇所には、実際には、具体的な工程名が表示される。この箇所に表示する工程名は、特に限定されないが、例えば、「初回面談」、「SNS等による顧客とのやり取り」、「年収に対する借入可能額を説明」、「仮プランを提示」、「ローンを組んで家を建てる場合と借家で家賃を払い続ける場合との比較説明」、「他社の住宅との比較説明」、「銀行に対するローンの申込み」、「銀行の審査を通過」又は「契約」等が挙げられる。
顧客情報テーブルの「顧客完了日入力エリア」における「契約前工程」の欄は、顧客が土地を保有する場合としない場合とに分けて設けてもよい。本実施態様においては、「契約前工程A1」、「契約前工程A2」・・・と記載されたエリアが、土地を保有しない人に対して行うべき契約前工程についてのエリアとなっているところ、当該エリアの右隣りに、「契約前工程B1」、「契約前工程B2」・・・(図示省略)と記載されたエリアを設けており、このエリアが、土地を保有する人に対して行うべき契約前工程についての部分となっている。
また、図2の顧客情報テーブルにおける、「契約後工程C1」、「契約後工程C2」・・・と記載された箇所にも、実際には、具体的な工程名が表示される。この箇所に表示する工程名も、特に限定されないが、例えば、例えば、「顧客との面談」、「SNS等による顧客とのやり取り」、「基礎施工」、「上棟」、「屋根施工」、「設備搬入」、「外装施工」、「内装施工」、「電気工事」、「積算」、「検査」又は「引渡し」等が挙げられる。契約後工程についてのエリアの右隣りには、さらにアフターサービスに関する各工程の日付を記入するエリアを設けることもできる。
このように、「工程完了日入力モード」では、図2に示される顧客情報テーブルが画面に表示される。顧客情報テーブルの「工程完了日入力エリア」における各マス(第M行第N列のマス)には、その行(第M行)に対応する担当者が、その行(第M行)に対応する顧客についての、その列(第N列)に対応する工程を完了した日付を入力することができるようになっている。顧客情報テーブルに入力した内容は、サーバーに送信されて記録される。
2.チャート表示モード
続いて、「チャート表示モード」について説明する。「チャート表示モード」は、上記のツールバー(図1を参照)における「チャート」と表示された箇所をクリック等すると実行される。ただし、このときには、どの顧客のどの案件について「チャート表示モード」を実行するのかが指定された状態となっている。案件(顧客)の指定は、図1の店舗トップ画面で行うことができるようにしてもよいし、「チャート」をクリック等した後に、案件(顧客)を指定するようにしてもよい。
続いて、「チャート表示モード」について説明する。「チャート表示モード」は、上記のツールバー(図1を参照)における「チャート」と表示された箇所をクリック等すると実行される。ただし、このときには、どの顧客のどの案件について「チャート表示モード」を実行するのかが指定された状態となっている。案件(顧客)の指定は、図1の店舗トップ画面で行うことができるようにしてもよいし、「チャート」をクリック等した後に、案件(顧客)を指定するようにしてもよい。
本実施態様においては、案件(顧客)が指定された状態で、ツールバーにおける「チャート」タブがクリック等されると、図3に示す工程チャートを画面に表示するようになっている。図3は、チャート表示モードを実行する際に画面に表示される工程チャートの一例を示した図である。図3に示す工程チャートは、指定された案件(顧客)に関する各工程の進捗具合等を確認するためのものとなっており、第一軸(同図の例では横軸)が日付を表し、第二軸(同図の例では縦軸)が各工程の進捗段階を表すものとなっている。
工程チャートにける「活動(工程)」の列(縦の列)には、一番下の行の「契約前工程A1」から上側に向かって、契約前における各工程と、契約後における各工程とが、時系列で表示されている。「活動(工程)」の左隣の列は、「ツール」を表示するエリアとなっている。図3の工程チャートにおける「ツールa1」、「ツールa2」・・・と記載された箇所には、実際には、具体的なツール名が記載される。この箇所に表示するツール名は、特に限定されないが、例えば、「○○カタログ」、「○○DVD」、「○○アンケート」、「○○プラン」、「○○打合せシート」、「○○見積り書」、「○○契約書」、「○○工程表」、「○○図面」又は「○○検査表」等が挙げられる。この「ツール」の欄に表示されたツール名を見ることで、担当者は、例えば、「契約前工程A2」では、「ツールa2」が必要であることを確認することができ、営業活動等を効率的に行うことが可能になる。また、上司等の担当者に対する指導を省力化することも可能になる。
図3の工程チャートにおける「活動(工程)」の右隣りの列は、「結果」を入力するエリアとなっている。この「結果」エリアには、例えば、「次回の面談のアポイントがとれた」、「見学会に来場された」、「プラン決定」又は「事前審査依頼」等、各工程の結果を記入する。これにより、担当者やその上司、又は、他の社員等は、どの工程でどのような結果が得られたかについて、その概略を容易に把握することができる。
工程チャートにおける右側は、図3に示すように、各工程の進捗具合をグラフ化して表示する「チャート表示エリア」となっている。この「チャート表示エリア」には、縦横の罫線が表示され、各工程と日付との対応を容易に把握することができるようになっている。この「チャート表示エリア」には、上記の「工程完了日入力モード」において、その案件(顧客)について各工程に入力された日付(サーバーに記録された情報)に基づき、対応する箇所に所定のマークMがプロットされるようになっている。本実施態様においては、各マークMが直線Lで表示され、各工程の進捗具合は、折線グラフで表示されるようになっている。
このため、住宅の営業から施工までを含む一連の工程の進捗具合や経緯等を視覚化し、それを見た人が、その案件が現在どのような段階にあるのかを容易に把握することも可能となっている。したがって、例えば、その案件の担当者(営業マンや施工管理者等)は、その案件について急がなければならないのか、まだ余裕があるのか等について容易に把握することができる。また、その案件の担当者の上司は、その担当者に対して的確な指示を与えることも可能になる。
また、本実施態様においては、図3に示すように、工程チャートにおける「チャート表示エリア」に、文字T(コメント)を貼り付けることができるようになっている。このため、「○○との要望あり」といった類の、顧客から出された要望等のメモを工程チャートに残すことや、「○○を忘れないこと」といった類の、上司からその担当者する指示を工程チャートに記入することが可能になる。
文字Tは、音声付のものとすることもできる。文字Tに関連付ける音声は、予め用意したものとすることもできる。上司からの指示内容は、多くの場合、特定のパターンに集約できる。これにより、上司からの指示内容等をわざわざ文字Tで入力しなくても済むようになり、適切な指示を高い頻度で行いやすくなる。また、指示を出す側の労力を軽減することも可能になる。加えて、上司によって、指示内容にバラツキがでないよう、指示内容を全店舗で一律化すること等も可能になる。
このとき、文字Tだけで上司が指示を出すと、とげが立つ場合もあるところ、本実施態様においては、様々な表情の顔が図柄化されたスタンプSを工程チャートにおける「スタンプ表示エリア」に貼り付けることができるようになっており、上司の指示にとげが立たないようにすることが可能となっている。スタンプ表示エリアには、上司(会社)のスタンプだけでなく、お客様等、上司(会社)以外の表情を貼り付けるスペースも設けられている。
スタンプSとしては、「笑顔」(スタンプS1を参照)のほか、「普通の顔」(スタンプS3を参照)や「怒った顔」(スタンプS4を参照)や「泣いた顔」等も用意することができる。また、「感動」スタンプ(スタンプS2を参照)を用意しておき、顧客が感動したとき等に貼り付けるようにすると、それを見た人(上司や他の社員等)が、どのようなことをしたら顧客が喜んだのかを容易に把握することも可能になる。したがって、ある担当者が実行した活動内容を、他の担当者が容易に見つけ出して、それを情報共有することがなり、社員全体のレベルアップにつなげることも可能になる。スタンプSとしては、上述したツールを図案化したようなものも用意することができる。これにより、「契約書を用意すること」といった指示内容も、柔らかく担当者に伝えることが可能になる。その他、「済」や「Check」といった類の確認用のスタンプを用意することもできる。
さらに、本実施態様においては、図3に示すように、工程チャートにおける「チャート表示エリア」に、写真Pを貼り付けることもできるようになっている。このため、工程チャートを見れば、顧客が喜んでいる場面や、施工現場の状況等を具体的に確認することが可能になる。このため、上司や他の社員等に対して、「この案件はこんな具合になっています。」ということを一目で分かるように伝えることも可能いなる。さらに、音声ファイルや動画ファイルも貼り付けることができるようにすることで、より具体的な情報を、上司や他の担当者に伝えることも可能になる。
さらにまた、本実施態様においては、工程チャートにおける「チャート表示エリア」に、工程基準スケールSKを貼り付けることもできるようになっている。この工程基準スケールは、特定の工程ごとに用意されており、その工程を完了した後に実行すべき各工程の基準のスケジュールをスケールとして表示するものとなっている。例えば、「契約」の工程を完了したときには、何日までに「上棟」をし、何日までに「引渡し」をするのか等について表示した工程基準スケールSKを貼り付ける。これにより、担当者や上司は、その案件の進捗が遅れているのかを、容易に把握することができ、上司は、その担当者の傾向をつかんで、適切な指導を行うことも可能になる。
3.その他
本実施態様においては、上述した構成のほか、上記の「工程完了日入力モード」において、一の工程を完了した日付が入力されると、当該一の工程に割り当てられた得点を加算していくようになっている。具体的には、例えば、営業において、「初回面談」を終えると「10点」、「次回のアポイントが取れる」を達成すると「50点」、「土地契約」を達成すると「100点」という具合に、各工程に割り当てられた得点を、各工程を終えるたびに加算していくようになっている。得点は、上記の「チャート表示モード」で表示される工程チャート等に表示することができるようになっている。
本実施態様においては、上述した構成のほか、上記の「工程完了日入力モード」において、一の工程を完了した日付が入力されると、当該一の工程に割り当てられた得点を加算していくようになっている。具体的には、例えば、営業において、「初回面談」を終えると「10点」、「次回のアポイントが取れる」を達成すると「50点」、「土地契約」を達成すると「100点」という具合に、各工程に割り当てられた得点を、各工程を終えるたびに加算していくようになっている。得点は、上記の「チャート表示モード」で表示される工程チャート等に表示することができるようになっている。
これにより、例えば、各営業マンを、契約するまでの得点で競わせることや、施工管理者を引き渡しまでの得点で競わせること等が可能になり、担当者のやる気を引き出させることが可能となっている。したがって、各担当者を自己研鑚させることが可能になり、ひいては、顧客満足度の高いサービスを顧客に提供することも可能となっている。
L 直線
M マーク
P 写真
S スタンプ
S1 笑顔スタンプ
S2 感動スタンプ
S3 普通スタンプ
S4 怒りスタンプ
SK 工程基準スケール
T 文字
M マーク
P 写真
S スタンプ
S1 笑顔スタンプ
S2 感動スタンプ
S3 普通スタンプ
S4 怒りスタンプ
SK 工程基準スケール
T 文字
Claims (3)
- 住宅の営業から施工までを含む一連の工程を管理するための住宅用工程管理プログラムであって、
住宅の契約前に行う各工程と契約後に行う各工程とを画面に表示し、各工程を完了した日付を各工程に対応する箇所に入力可能とする工程完了日入力モードを実行する工程完了日入力モード実行手段と、
第一軸が日付を表し、第二軸が各工程の進捗段階を表す工程チャートを画面に表示し、工程完了日入力モードにおいて、一の工程を完了した日付が入力されると、工程チャートにおける当該一の工程の当該日付に対応する箇所に所定のマークをプロットしていくことにより、工程の進捗具合をグラフ化して表すチャート表示モードを実行するチャート表示モード実行手段と、
を備えたことを特徴とする住宅用工程管理プログラム。 - チャート表示モードで表示される工程チャートに、文字、画像(スタンプ、写真及び工程基準スケールを含む。)、音声ファイル若しくは動画ファイル、又は、これらの組み合わせからなる関連ファイルを貼り付けるための関連ファイル貼付手段を備えた請求項1記載の住宅用工程管理プログラム。
- 工程完了日入力モードにおいて、一の工程を完了した日付が入力されると、当該一の工程に割り当てられた得点を加算する得点加算手段を備えた請求項1又は2記載の住宅用工程管理プログラム。
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- 2016-10-25 JP JP2016209077A patent/JP2018072961A/ja active Pending
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