JP2018072574A - 画像形成装置及び画像形成装置の消耗部品の報知方法 - Google Patents

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康二 加藤
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康二 加藤
齋藤貴志
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Abstract

【課題】消耗部品の交換時期の到来を報知するための専用の部品を設けることなく、交換の必要な消耗部品を知らせる。【解決手段】IDユニット111を装着位置と離隔位置との間を移動させるユニット移動手段と、感光ドラム106を除電するための除電光Qを報知光プリズム504方向へ切替える光路切替手段を備え、IDユニット111の交換時期が到来したときに、IDユニット111を装着位置から離隔位置へ移動させ、この移動に連動して光路を切り替え、交換が必要なIDユニット111の除電光Qの光源をオンし、報知光プリズム504により、除電光Qを交換が必要なIDユニット111の上部に導いて交換時期の到来を報知する。【選択図】図4

Description

本発明は、プリンタ及び複写機等の画像形成装置に関するものである。
一般に、電子写真方式の画像形成装置においては、基本色毎に、トナーカートリッジ及び感光ドラム等からなる画像形成ユニット(以下、「ID(イメージドラムカートリッジ)ユニット」という)を備え、印刷内容に応じてIDユニットが選択的に用いられて画像形成が行われる(例えば、特開2000−238374号公報(特許文献1)参照)。
この種の画像形成装置においては、安定した印刷品質を維持するために、トナー残量が少なくなったトナーカートリッジ又は感光ドラムが消耗したIDユニットなどを交換する必要がある。このために、交換時期が来たときに、どの基本色のトナーカートリッジ又はIDユニットの交換が必要であるかを表示装置に表示する。そして、交換が必要なトナーカートリッジ又はIDユニットが分かり易いようにIDユニット毎にランプを備え、ランプを点灯させてユーザに知らせるようにしている。
特開2000−238374号公報
しかしながら、上記構成の画像形成ユニットでは、IDユニット毎に交換時期の到来を報知する専用のランプを備える必要があり、装置コストが高くなるといった問題があった。また、IDユニットが装置下側に配置されており、交換の操作性が悪いといった問題もあった。
本発明は、このような問題を解決することを課題とし、交換時期の到来を報知するための専用の発光部品を設けることなく、交換の必要なIDユニット等を報知光によって知らせることができ、交換の操作性を向上させた画像形成装置を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するための本発明に関する画像形成装置は、着脱可能な消耗部品を備える画像形成装置において、前記消耗部品が装着された装着位置より、前記装着位置から離れた離隔位置へ前記消耗部品を移動させる移動手段と、前記消耗部品に対応して設けられ、光を発光する発光手段と、前記消耗部品の交換時期の到来を検出する交換時期検出手段と、前記消耗部品に設けられ、前記移動手段により前記消耗部品を前記離隔位置に移動させたとき、前記発光手段からの前記光を導光する光路とを備え、前記交換時期検出手段により前記交換時期の到来を検出したときは、前記移動手段により前記消耗部品を前記離隔位置に移動させ、前記発光手段を発光させることを特徴とする。
前記光路は、導光した前記光を発光する発光面を有し、前記発光面を発光することにより交換時期の到来となった前記消耗部品を報知する。
前記消耗部品は、トナー像を担持する像担持体を有する画像形成ユニットである。
また、前記交換時期検出手段は、前記像担持体の回転数をカウントし、その累積カウント数によって画像形成ユニットの交換時期の到来を検出する。
また、前記発光手段が発光する前記光は、前記像担持体を除電するための除電光であり、前記画像形成ユニットは、前記除電光を前記像担持体へ照射する除電光プリズムを有する。
また、前記画像形成ユニットを前記離隔位置に移動させたことに連動して、前記除電光プリズム110への前記除電光を前記光路へ切替え、交換時期が到来した前記画像形成ユニットの前記発光手段を発光するようにした。
更にまた、前記消耗部品は、前記画像形成ユニットに搭載され、トナーを収納するトナーカートリッジである。
更にまた、前記交換時期検出手段は、前記トナーカートリッジの前記トナー残量を検出することにより前記画像形成ユニットの交換時期の到来を検出する。
更にまた、前記トナーカートリッジは、前記トナーカートリッジ内を回転する撹拌バーと同軸に回転する反射板を有し、前記発光手段が発光する前記光は、前記反射板へ照射するトナー残量検出光である。
更にまた、前記トナーカートリッジを前記離隔位置に移動させたことに連動して、前記反射板への前記トナー残量検出光を前記光路へ切替え、交換時期が到来した前記トナーカートリッジの前記発光手段を発光するようにした。
また、前記移動手段は、前記消耗部品を前記装着位置から前記離隔位置へ移動するリフトアップ機構と、前記リフトアップ機構を駆動するリフトアップモータからなる。
本発明は、前記交換時期検出手段により前記交換時期の到来を検出したときは、前記移動手段により前記消耗部品を前記離隔位置に移動させ、交換時期の到来した前記消耗部品に対応する前記発光手段からの前記可視光を前記光路へ切替えて、前記光路の前記発光面を発光させることにより、前記消耗部品の交換時期の到来を報知するようにした。これにより、報知のための専用の発光部品を設けることなく、交換の必要な消耗部品を光によって知らせることができ、装置の低コスト化が可能となる。
第1の実施の形態に関する画像形成装置の内部構成図である。 第1の実施の形態に関する画像形成装置の装置カバーを開いた状態を示す説明図である。 第1の実施の形態に関する画像形成装置の制御系ブロック図である。 第1の実施の形態に関する画像形成装置の除電光の光路を示す説明図である。 第1の実施の形態に関する画像形成装置の除電光発光回路の回路図である。 第1の実施の形態に関する画像形成装置のリフトアップ機構の斜視図である。 第1の実施の形態に関する画像形成装置の機能ブロック図である。 第1の実施の形態に関する画像形成装置の消耗部品の交換時期報知動作を示すフローチャート図である。 第1の実施の形態に関する画像形成装置のIDユニットの離隔位置のリフトアップ機構の動作説明図である。 第1の実施の形態に関する画像形成装置のIDユニットの装着位置又は離隔位置の除電光の光路の説明図である。 第1の実施の形態に関する画像形成装置の交換時期到来を知らせる画面の説明図である。 第1の実施の形態に関する画像形成装置のIDユニットの装着位置のリフトアップ機構の動作説明図である。 第2の実施の形態に関する画像形成装置のトナー残量検出部と報知光プリズムの斜視図である。 第2の実施の形態に関する画像形成装置のトナー残量検出部の回路図である。 第2の実施の形態に関する画像形成装置の消耗部品の交換時期報知動作を示すフローチャート図である。 第2の実施の形態に関する画像形成装置のトナー残量検出動作の説明図である。 第2の実施の形態に関する画像形成装置のIDユニットの装着位置又は離隔位置の光路の説明図である。
(第1の実施の形態)
以下に本発明を実施するための最良の形態である第1の実施の形態を説明する。各図面に共通な要素には同一の符号を付す。以下、第1の実施の形態に関する画像形成装置の構成を説明する。
図1は、第1の実施の形態に関する画像形成装置の内部構成図である。画像形成装置100は、トナーカートリッジ122及び感光ドラム106を有するIDユニット111を搭載し、電子写真方式により印刷媒体101に画像を形成するものである。
給紙カセット102は、印刷媒体101を積層して保持するカセットである。ホッピングローラ103は、給紙カセット102から印刷媒体101を1枚ずつ矢印A方向に繰出すためのローラである。
レジストローラ104及び105は、ホッピングローラ103によって給紙カセット102から繰出された印刷媒体101の斜行を矯正して、所定のタイミングで搬送ベルト114へと送り出すローラである。
搬送ベルト114は、レジストローラ104及び105により送り出された印刷媒体101を更に複数のIDユニット111K、111Y、111M及び111Cへと搬送する。搬送ベルト114の媒体搬送方向には、これに対向する位置に複数のIDユニット111K、111Y、111M及び111Cが順次配置されている。
消耗部品としてのIDユニット111K、111Y、111M及び111Cは、それぞれK(ブラック)、Y(イエロー)、M(マゼンタ)及びC(シアン)の基本色によって印刷を行う着脱可能な電子写真方式の画像形成ユニットである。なお、以下の説明では、基本色K、Y、M及びCの共通する説明においては、K、Y、M及びCの付記を省略する。
IDユニット111には、トナー801(図16参照)が収納され、かつ消耗部品としての着脱可能なトナーカートリッジ122が搭載されている。また、IDユニット111には、感光ドラム106、帯電ローラ107、現像ローラ108及びLEDヘッド112が搭載されている。更に、IDユニット111には、クリーニング部109、除電光プリズム110が搭載されている。
感光ドラム106は表面に静電潜像を形成し、この静電潜像によってトナー801を吸着させ、トナー像を担持する像担持体である。帯電ローラ107は、感光ドラム106を帯電するローラである。LEDヘッド112は、帯電された感光ドラム106の表面を露光して、静電潜像としての露光部を生成する。
現像ローラ108は、感光ドラム106の露光部にトナー801を吸着させる。クリーニング部109は、感光ドラム106から印刷媒体101へ転写されずに残ったトナー801を回収するためのものである。
除電光プリズム110は、後に図4に示す除電光発光部501からの除電光Qを導き、感光ドラム106の静電潜像をリセットするものである。
搬送ベルト114には、転写ローラ113及びベルト駆動ローラ115が備えられている。転写ローラ113は、感光ドラム106に生成されたトナー像を印刷媒体101へ転写する。ベルト駆動ローラ115は、搬送ベルト114の両端において搬送ベルト114を張架し、搬送ベルト114を回転させる。これによりベルト駆動ローラ115は、給紙カセット102から繰出された印刷媒体101をIDユニット111の感光ドラム106に当接させて搬送する。
定着器116は、印刷媒体101を加熱してトナー801を融着し、トナー801の定着を行う。定着器116は、図示しないハロゲンランプを有する定着ローラ117及びバックアップローラ118を備える。定着ローラ117は、ハロゲンランプに印加される電力によって定着可能温度まで加熱される。排出ローラ119及び120は、トナー801が定着された印刷媒体101を更に搬送し装置外へ排出する。
また、画像形成装置100は、操作パネル310、トップカバー201及びフロントカバー202の開閉可能な装置カバー並びにカバーオープン検出センサ121を備える。操作パネル310は、ユーザへの操作ガイダンス等を表示するLCD(Liquid Crystal Display)と、LCD上に積層されユーザによる操作入力を行う透明タッチパネルからなる。カバーオープン検出センサ121は、トップカバー201、フロントカバー202のいずれかが開いたことを検出するものであり、例えばマイクロスイッチで構成される。
図2は、第1の実施の形態に関する画像形成装置の装置カバーを開いた状態を示す説明図である。図2に示すように、画像形成装置100のトップカバー201はトップカバー支点203を支点として矢印B方向に開くことができる。また、フロントカバー202はフロントカバー支点204を支点として矢印C方向に開くことができる。
トップカバー201が開いた状態において、ユーザは消耗部品としてのトナーカートリッジ122又はIDユニット111を取り出し、これらを交換することができる。印刷媒体101の搬送ジャム等が発生したとき、フロントカバー202が開いた状態において、ユーザはジャムした印刷媒体101を除去することができる。このようにトップカバー201及びフロントカバー202の開閉は、カバーオープン検出センサ121によって検出される。
図3は、第1の実施の形態に関する画像形成装置の制御系ブロック図である。図3に示すように、画像形成装置100は、制御部301に、操作パネル310、トナー残量検出部311、像担持体寿命検出部としてのドラム寿命検出部312及びカバーオープン検出センサ121が接続された構成となっている。
また、制御部301には、給紙モータ302、IDリフトアップモータ303、ベルトモータ304、IDモータ305及び定着モータ306の駆動系のモータが接続されている。更に、制御部301には、高圧回路307、除電光発光回路308及びLEDヘッド112が接続されている。
給紙モータ302は、前記ホッピングローラ103を駆動して印刷媒体101の繰出しを行い、レジストローラ104及び105を駆動して印刷媒体101を搬送させるためのステッピングモータである。IDリフトアップモータ303は、後述するようにIDユニット111を搬送ベルト114から離隔させること、即ちIDユニット111を離隔位置へ移動させること及びIDユニット111を搬送ベルト114へ当接させること、即ちIDユニット111を装着位置へ移動させることを行うためのステッピングモータである。
ベルトモータ304は、ベルト駆動ローラ115を回転させて、搬送ベルト114を駆動するステッピングモータである。IDモータ305は、IDユニット111の感光ドラム106、帯電ローラ107及び現像ローラ108等を駆動するためのブラシレスDCモータである。
定着モータ306は、定着器116の定着ローラ117並びに排出ローラ119及び120を駆動するブラシレスDCモータである。LEDヘッド112は、複数のIDユニット毎に備えられ、帯電された感光ドラム106の表面を露光して、静電潜像である露光部を生成するLED(Light Emitting Diode)である。
上記給紙モータ302、ベルトモータ304、IDモータ305、定着モータ306及びLEDヘッド112は、後述する印刷手段420として機能する。高圧回路307は、IDユニット111において帯電、現像及び転写を行わせるための高電圧を生成する回路である。
操作パネル310は、前述のように、ユーザへの操作ガイダンス等の表示、ユーザによる操作入力を行うものである。操作パネル310によって、ユーザヘの画像形成装置100の状態表示、各種設定情報及び設定の入力が行われる。
トナー残量検出部311は、IDユニット111毎に備えられ、各トナーカートリッジ122のトナー残量を検出する。トナー残量検出部311は、IDユニット111毎に印刷するドット数を計数し、累積ドット数によってそのIDユニット111のトナー残量を検出する。或いは、トナー残量検出部311は、トナーカートリッジ122のトナー残量に応じてトナー残量を検出するようにしてもよい。
ドラム寿命検出部312は、IDユニット111毎に備えられ、制御部301が有するカウンタ313により感光ドラム106の回転数をカウントし、その累積カウント数によってドラム寿命の到来を検出する。IDユニット111が交換されたときは、交換したIDユニット111の累積カウント数は“0”に初期化される。ドラム寿命検出部312は、同じく後述する交換時期検出手段410として機能する。
カバーオープン検出センサ121は、前述のようにトップカバー201又はフロントカバー202の開閉を検出するものである。カバーオープン検出センサ121は、後述するカバー開閉検出手段409として機能する。
除電光発光回路308は、IDユニット111毎に備えられ、後に図5に示すように、除電光発光部501に通電し除電光Qを発光させる回路である。除電光発光回路308は、除電光発光部501を含み、除電光発光部501は可視光である赤色光を有する赤外光を発光させる長波長赤色LEDである。除電光発光部501を含んだ除電光発光回路308は、後述する発光手段423として機能する。
この除電光Qの照射により感光ドラム106の帯電電位を除去することによって、転写後に感光ドラム106の表面に残存した残留電荷を除電する。即ち、外添剤の静電気的な付着力を低減させ、クリーニング部109による外添剤の除去を容易にする。
次に、第1の光路としての除電光Qの光路を形成するための構成について説明する。図4は、第1の実施の形態に関する画像形成装置の除電光Qの光路を示す説明図である。図4(a)はIDユニット111の除電光プリズム110の周辺の上面図であり、図4(b)はIDユニット111の除電光プリズム110の周辺の側面図である。また、図4(c)は、除電光プリズム110及び報知光プリズム504の配置関係を示す斜視図である。図4(a)及び(b)に示すように、画像形成装置100の第1の光路としての除電光Qの光路は、除電光発光部501及び除電光プリズム110から構成される。そして、第2の光路としての報知用光路は、除電光発光部501及び報知光プリズム504から構成される。報知光プリズム504は、消耗部品としてのIDユニット111内に備えられている。
除電光発光部501は、除電光Qによって感光ドラム106の帯電電位を除去するために、IDユニット111における所定の部位としての除電光プリズム110の一端面110aに対応して設けられ、除電光Qとしての可視光である赤色光を有する赤外光を発光する。更には、除電光発光部501は、消耗部品の交換時期の到来を報知するために、第2の光路である報知用光路としての報知光プリズム504の入光面504aに向けて同じく可視光である赤色光を有する赤外光を発光する。
除電光プリズム110は、長尺状のプリズムであり、長手方向の一端面110aの延長上に除電光発光部501が設けられ、かつ下方には、感光ドラム106が除電光プリズム110に平行に設けられる。更に、除電光プリズム110の内部には、長手方向に沿ってV字状の複数のプリズム503を備え、除電光発光部501からの除電光Qを各プリズム503の斜面で下方へ全反射させる構成をなしている。除電光発光部501からの除電光Qは、除電光プリズム110の一端面110aから入射し、45度の反射面を有するV字状の複数のプリズム503に全反射した後、除電光プリズム110の下方に設けた感光ドラム106の全域を照射する。
第2の光路である報知用光路としての報知光プリズム504は、後述するように除電光発光部501からの除電光Qを導光し、上部の一端に設けた出光面504bに出射することにより、ユーザに消耗部品としてのIDユニット111の交換時期の到来を報知する。報知用光路としての報知光プリズム504は、図4(c)に示すように、略L字状の形状をなしている。報知光プリズム504は、除電光プリズム110に平行に設けた平行部504−1、平行部504−1に直行する直行部504−2及び垂直に設けた垂直部504−3からなり、これらの間に設けた全反射面を介して連続して形成される。
平行部504−1の一端としての入光面504aは、除電光プリズム110の一端面110aの下方に設けられ、後述するように除電光プリズム110及び報知光プリズム504が一体として上昇すると、入光面504aは、除電光発光部501からの除電光Qを導光可能となる。垂直部504−3の一端としての出光面504bは上部に設けられ、報知光プリズム504は除電光プリズム110の光路を遮ることなく、IDユニット111の上部の出光面504bに除電光Qを導く形状としている。
このように報知光プリズム504を配置することにより、IDユニット111を離隔位置(E方向)である上方向に移動したときに、除電光発光部501からの除電光Qを入光面504aで受光し、IDユニット111の上部に導光することができる。
なお、IDユニット111が装着位置から離隔位置まで移動する距離は、図4から分かるように、除電光プリズム110の一端面110aと、報知光プリズム504の入光面504aとの距離である。また、IDユニット111の装着位置又は離隔位置における除電光Qの光路の説明は、後に図10において行う。
次に、除電光発光部501によって除電光Qを発光させる除電光発光回路308について説明する。図5は、第1の実施の形態に関する画像形成装置の除電光発光回路の回路図である。除電光発光回路308はIDユニット111毎に設けられており同一の回路構成である。
図5に示すように、除電光発光回路308は、電源5Vに制限抵抗601を介して除電光発光部501のアノードが接続されている。また、除電光発光部501のカソードがトランジスタ602のコレクタに接続され、トランジスタ602のエミッタはグラウンドである0Vに接続されている。制御部301の出力端子は制限抵抗603を介してトランジスタ602のベースに接続されている。
以上の除電光発光回路308によって、制御部301の出力端子にHighレベル(5V)を出力すると、除電光発光部501が発光する。一方、制御部301の出力端子にLowレベル(0V)を出力すると、除電光発光部501の発光が停止する。
図6は、第1の実施の形態に関する画像形成装置のリフトアップ機構の斜視図である。リフトアップ機構300は、IDユニット111を装着位置から離隔位置へ移動させるものである。なお、図6(a)はリフトアップ機構300全体の斜視図であり、図6(b)は、図6(a)のp部を拡大した斜視図である。
図6(a)に示すように、第1の実施の形態に関する画像形成装置100のリフトアップ機構300は、左右対照的に配置された一対のスライダ340及び341をIDリフトアップモータ303によって矢印F方向又は矢印G方向にスライド移動できる構成となっている。
一方のスライダ340は、矢印F方向又は矢印G方向であるスライド方向に平行に形成されたリフトアップ部342及びリフトアップ部342から続いて斜め下方に形成された傾斜溝343を有する。スライダ340のリフトアップ部342又は傾斜溝343によって、各IDユニット111における感光ドラム106のシャフト131を支持する。そしてスライダ340は、一方端部にラック状のギヤ部344を備える。他方のスライダ341の構成は、スライダ340と同様である。IDユニット111の両側にスライダ340及び341が設けられ、感光ドラム106のシャフト131を両側から支持する。スライダ340のリフトアップ部342は、感光ドラム106のシャフト131が上昇中にこれを支持し、傾斜溝343は感光ドラム106のシャフト131を上昇又は下降させる。
IDリフトアップモータ303の回転軸の駆動ギヤは、アイドルギヤ部320と噛合し、アイドルギヤ部320を介してギヤ321を駆動する。ギヤ321は他方のスライダ341のギヤ部345と噛合する。ギヤ321はシャフト322を介してギヤ323と一体となっている。ギヤ321が駆動されるとシャフト322を介してギヤ323が駆動される。ギヤ323は一方のスライダ340のギヤ部344と噛合する。
このような構成とすることにより、IDリフトアップモータ303を時計方向に回転駆動することにより、スライダ340及び341を矢印F方向にスライドさせる。このスライドによって、感光ドラム106のシャフト131を傾斜溝343から滑り出させ、図6(b)の破線で示すように、シャフト131をリフトアップ部342上に乗り上げさせ、IDユニット111を離隔位置(矢印E)に移動させる。その結果、全てのIDユニット111の感光ドラム106が搬送ベルト114から離隔する。
なお、図6(b)はIDユニット111が矢印F及びG方向に移動するように記載してあるが、実際はスライダ340が矢印F及びG方向に移動するので、IDユニット111は矢印D及びE方向にのみ移動する。
また、IDリフトアップモータ303を反時計方向に駆動することにより、スライダ340及び341を矢印G方向にスライドさせる。この矢印G方向のスライドによって、図6(b)の実線で示すように、感光ドラム106のシャフト131を傾斜溝343に滑り込ませてIDユニット111を装着位置(D方向)に移動させ、装着させる。
次に、第1の実施の形態に関する画像形成装置100の機能ブロックについて説明する。図7は、第1の実施の形態に関する画像形成装置の機能ブロック図である。画像形成装置100は、各手段を制御する制御手段401と、カバー開閉検出手段409、交換時期検出手段410、印刷手段420、ユニット移動手段421、光路切替手段422及び発光手段423とからなる。
制御手段401は、印刷手段420によって印刷媒体101への印刷を行う。また、カバー開閉検出手段409によってトップカバー201が開かれたことを検出する。更に、交換時期検出手段410によって消耗部品の交換時期の到来を検出し、ユニット移動手段421によって交換時期が到来した消耗部品としてのIDユニット111を離隔位置に移動(リフトアップ)させる。また、光路切替手段422によって光路を切替えて、発光手段423による発光によってユーザに交換時期の到来を知らせる。従って、制御手段401は、例えば、図3に示す制御部301によって機能する。
カバー開閉検出手段409は、トップカバー201が開かれたかどうかをカバーオープン検出センサ121によって検出する。従って、カバー開閉検出手段409は、例えば、図2及び図3に示すカバーオープン検出センサ121によって機能する。
交換時期検出手段410は、消耗部品として、例えば、トナーカートリッジ122又はIDユニット111の交換時期の到来を検出するものである。従って、交換時期検出手段410は、例えば、図3に示すトナー残量検出部311及びドラム寿命検出部312によって機能する。
印刷手段420は、印刷媒体101を1枚ずつIDユニット111へと搬送し、感光ドラム106上への画像の現像、印刷媒体101への転写、定着及び排出の一連の印刷動作を行うものである。従って、印刷手段420は、例えば、図3に示す給紙モータ302、ベルトモータ304、IDモータ305、定着モータ306、高圧回路307及びLEDヘッド112によって機能する。
ユニット移動手段421は、リフトアップ機構300のIDリフトアップモータ303によって、IDユニット111が装着された装着位置(図12参照)と、装着位置から離れた離隔位置(図9参照)との間をIDユニット111を移動(リフトアップ)させるものである。従って、ユニット移動手段421は、例えば、図3に示すリフトアップ機構300及びIDリフトアップモータ303によって機能する。
光路切替手段422は、IDユニット111を離隔位置に移動させたときに、除電光発光部501から除電光プリズム110へ入射する第1の光路としての除電光Qの光路を、第2の光路である報知用光路としての報知光プリズム504へ入射するように切替える。従って、光路切替手段422は、除電光プリズム110及び報知光プリズム504によって機能する。この光路切替手段422は、ユニット移動手段421と連動して機能する。
発光手段423は、IDユニット111における所定の部位としての除電光プリズム110の一端面110aに対応して設けられ、除電光Qを発光させるものである。発光手段423は、除電光発光回路308の除電光発光部501によって可視光である赤色光を有する赤外光としての除電光Qを発光させる。従って、例えば、発光手段423は、例えば、図3に示す除電光発光部501を含んだ除電光発光回路308によって機能する。
以上の構成により第1の実施の形態に関する画像形成装置100は以下のように動作する。最初に、図1を用いて画像形成装置100の印刷動作を説明する。
先ず、ユーザよって操作パネル310の図示しない印刷開始ボタンが押下されると、制御手段401は、印刷手段420によって、給紙モータ302を駆動する。この駆動により、ホッピングローラ103によって印刷媒体101を一枚ずつ分離し、レジストローラ104、105によってIDユニット111へと搬送する。そして、IDモータ305を駆動し、現像ローラ108を回転させ、現像ローラ20にトナー801を供給する。現像ローラ20に供給されたトナー801は薄層状に形成され、帯電される。
また、回転する感光ドラム106を帯電ローラ107によってその表面を帯電する。そして、LEDヘッド112によって露光し、感光ドラム106上に静電潜像を形成する。この静電潜像に現像ローラ108上のトナー801を移動させることによって露光された部分を現像し、印刷媒体101へと転写させる。そして、定着器116によって印刷媒体101の転写画像を定着し、排出ローラ119、120によって装置上部のスタッカに出力する。
この間、制御手段401は、発光手段423によって除電光発光部501から発光された除電光Qを除電光プリズム110によって感光ドラム106の表面に導く。この除電光Qによって、トナー801から脱離し感光ドラム106に付着した外添剤の付着力を低減させ、クリーニング部109によって感光ドラム106上に残留したトナー801を掻き取る。
また、上記印刷動作と並行して、制御手段401は、交換時期検出手段410によって、消耗部品の交換時期の到来を検出する。
次に、上記印刷動作において、消耗部品としてのトナーカートリッジ122及びIDユニット111の交換時期が到来したときの画像形成装置100の動作を説明する。図8は、第1の実施の形態に関する画像形成装置の消耗部品の交換時期報知動作を示すフローチャート図である。
ステップS101:先ず、制御手段401は、印刷手段420により印刷を行う。印刷中に、制御手段401は、交換時期検出手段410によって、トナーカートリッジ122又はIDユニット111の消耗部品の交換時期が到来したかどうかを検出する。前述したように、トナーカートリッジ122の交換時期の到来は、IDユニット111毎に、印刷した累積ドット数からトナー残量を検出して交換時期の到来を検出する。IDユニット111の交換時期の到来は、IDユニット111毎に、感光ドラム106の回転数をカウントし、その累積カウント数からドラム寿命を検出する。
ステップS102:消耗部品の交換時期の到来を検出したときは、制御手段401は、印刷手段420によって、印刷動作を停止し、印刷媒体101を装置外に排出する。このとき、制御手段401は、発光手段423によって、除電光発光回路308の除電光発光部501の発光も停止する。
ステップS103:制御手段401は、ユニット移動手段421によって、IDユニットを離隔位置としての上方へ移動(リフトアップ)し、感光ドラム106を搬送ベルト114から離隔させる。
この離隔位置としての上方への移動は次のように行う。図9は、第1の実施の形態に関する画像形成装置のIDユニットの離隔位置のリフトアップ機構の動作説明図である。図7に示した制御手段401はユニット移動手段421によって、図9に示すIDリフトアップモータ303を駆動し、スライダ340を矢印F方向にスライドさせる。すると、全てのIDユニット111の感光ドラム106のシャフト131が傾斜溝343から滑り出てリフトアップ部342に乗り上げ、全IDユニット111が矢印E方向としての上方に移動する。その結果、全IDユニット111の感光ドラム106が搬送ベルト114から離隔し、全IDユニット111は離隔位置となる。
このIDユニット111の矢印E方向としての上方への移動があると、これに連動して、印刷動作において除電光プリズム110によって感光ドラム106の表面に導かれていた第1の光路としての除電光Qの光路が、消耗部品の交換を報知するための第2の光路としての報知用光路に切り替わる。
図10は、第1の実施の形態に関する画像形成装置のIDユニットの装着位置又は離隔位置における除電光Qの光路の説明図である。図10(a)はIDユニット111の装着位置の側面図であり、図10(b)はIDユニット111の離隔位置の側面図である。図10(a)に示すように、IDユニット111が装着された状態では、除電光発光部501からの可視光としての除電光Qは、除電光プリズム110に入光する。そして、除電光プリズム110内の複数のプリズム503によって感光ドラム106の表面に除電光Qとして照射される。このとき、IDユニット111の上部の出光面504bに光を導く報知光プリズム504へは除電光Qは入光しない。
一方、図10(b)に示すように、IDユニット111が離隔位置である上方に移動された状態では、除電光発光部501からの除電光Qは、報知光プリズム504の入光面504aに入光し、IDユニット111の上部の出光の504bに光を導く。このとき、除電光発光部501からの除電光Qは、除電光プリズム110には入光しない。このように離隔位置においては、除電光発光部501からの光を除電光プリズム110による第1の光路から報知用光路としての報知光プリズム504へ第2の光路に切替えられる。
なお、このIDユニット111の装着位置又は離隔位置への移動は、複数あるIDユニット111の全てが同時に行われる。
S104:次に、制御手段401は、操作パネル310にトナーカートリッジ122又はIDユニット111の交換時期が到来したことを表示してユーザに知らせる。
図11は、第1の実施の形態に関する画像形成装置の交換時期到来を知らせる画面の説明図である。図11(a)は、例えば、マゼンタのIDユニット111Mのトナー801が少なくなり交換時期が到来しトナーカートリッジ122Mを交換する必要があることを知らせる画面を示す。図11(b)は、例えば、マゼンタのIDユニット111Mのドラム寿命が到来しIDユニット111Mを交換する必要があることを知らせる画面を示す。
図11(a)に示すように、例えば、マゼンタのトナーカートリッジ122のトナー801が少なくなったときは、制御手段401は、操作パネル310に画面G100を表示する。画面G100には、トナー801がなくなった旨及びトップカバー201を開けてトナーカートリッジ122Mを交換するようにガイドするメッセージ350を表示する。また、トナーカートリッジ122Mの交換をせず継続するときにユーザによって押下されるOKボタン351も表示するのがよい。
また、図11(b)に示すように、マゼンタのIDユニット111Mのドラム寿命が到来したときは、制御手段401は、操作パネル310に画面G101を表示する。画面G101には、ドラムの交換時期が到来した旨及びトップカバー201を開けてIDユニット111Mを交換するようにガイドするメッセージ360を表示する。また、IDユニット111Mの交換をせず継続するときにユーザによって押下されるOKボタン361も表示するのがよい。
操作パネル310に画面G100又はG101が表示されると、ユーザによって、トップカバー201が開けられ、トナーカートリッジ122又はIDユニット111の交換作業が開始される。
ステップS105:次に、制御手段401は、カバー開閉検出手段409によって、トップカバー201が開けられたかどうかを検出する。
ステップS106:トップカバー201が開けられたことを検出したときは、制御手段401は、発光手段423によって、複数あるIDユニット111のうち交換時期が検出されたIDユニット111の除電光発光部501のみをオン、即ち発光させる。このとき、制御手段401は、発光手段423によって、除電光発光部501を点滅させるようにしてもよい。
発光された可視光としての除電光Qは、報知用光路としての報知光プリズム504によって該当するIDユニット111の上部に導かれ、報知光としてIDユニット111の上部の出光面504bに出光する。除電光発光部501からの除電光Qは、可視光である赤色光を有する赤外光としているので、交換が必要なIDユニット111であることが容易に分かる。この報知光が発光されると、ユーザによって、交換すべきトナーカートリッジ122又はIDユニット111の交換が行われ、トップカバー201が閉じられる。
ステップS107:次に、制御手段401は、トップカバー201が閉じられたかどうかをカバー開閉検出手段409によって検出する。このとき、制御手段401は、ステップS104において、操作パネル310に表示したOKボタン351又はOKボタン361が押下されたどうかも確認して次のステップに進むようにしてもよい。
ステップS108:次に、制御手段401は、ステップS106において、発光手段423によって発光させたIDユニット111の除電光発光部501をオフ、即ち発光を停止する。
ステップS109:制御手段401は、交換時期検出手段410によって、交換されたトナーカートリッジ122のトナー残量及びIDユニット111の寿命を確認する。なお、交換が行われたときは、交換が行われたトナーカートリッジ122の累積ドット数及び交換が行われたIDユニット111の累積カウント数を“0”に初期化する。
次に、制御手段401は、ユニット移動手段421によって、IDユニット111を装着位置に移動し、感光ドラム106を搬送ベルト114に当接させ印刷を再開できる状態とする。
上記ユニット移動手段421によるIDユニット111の装着位置への移動は次のように行う。図12は、第1の実施の形態に関する画像形成装置のIDユニットの装着位置のリフトアップ機構の動作説明図である。図7に示した制御手段401は、ユニット移動手段421によって、図12に示すIDリフトアップモータ303を駆動しスライダ340を矢印G方向にスライドさせる。すると、全IDユニット111の感光ドラム106のシャフト131がリフトアップ部342から傾斜溝343に滑り込み、全IDユニット111が矢印D方向に移動した状態となる。即ち、全IDユニット111の感光ドラム106が搬送ベルト114に当接した装着位置となり、印刷を再開できる状態となる。
以上のように、第1の実施の形態に関する画像形成装置100は、IDユニット111を離隔位置に移動させるユニット移動手段421と、報知光プリズム504に光路を切替える光路切替手段422を備え、消耗部品の交換時期が到来したときに、IDユニット111を離隔位置に移動し、当該移動によって光路を切り替え、交換が必要なIDユニット111の除電光発光部501を発光させ、除電光Qを交換が必要なIDユニット111の上部に導いて交換時期の到来を報知するようにした。
これにより、第1の実施の形態に関する画像形成装置100は、交換時期の到来を報知するための専用の発光部品を設けることなく、交換が必要な消耗部品を報知光によって知らせることができる。同時に、IDユニット111が離隔位置に移動し持ち上げられるので、交換し易くなり、交換の操作性が向上する。
また、カバーが開かれたときに除電光発光部501の発光を開始するようにしたので、消耗部品をすぐに交換しない場合であっても、除電光Qによって感光ドラム106にダメージを与えることがなく、また、報知光の省電力化もできる。
(第2の実施の形態)
次に、第2の実施の形態に関する画像形成装置100の構成を説明する。第2の実施の形態に関する画像形成装置100が第1の実施の形態に関する画像形成装置100の構成と異なる点は、トナー残量検出部311が交換時期検出手段410として機能することである。その他の構成は、第1の実施の形態に関する画像形成装置100と同様であるので、その説明を省略する。
最初に、交換時期検出手段410として機能するトナー残量検出部311の構成について説明し、併せて、光路切替手段422として機能する報知光プリズム504の構成を説明する。図13は、第2の実施の形態に関する画像形成装置のトナー残量検出部と報知光プリズムの斜視図である。
図13に示すように、第2の実施の形態に関する画像形成装置100のトナー残量検出部311は、トナー残量検出センサ211、反射板212、撹拌バー214及び駆動ギヤ216を主な要素として構成される。トナー残量検出部311は画像形成装置100の各IDユニット111のトナーカートリッジ122内にそれぞれ備えられる。
トナー残量検出センサ211は、反射型の光学センサであり、後に図14に示すように、出力光217をトナー残量検出光Rとして発光する発光部211a及びトナー残量検出光Rの反射光218をフォトトランジスタにより受光する受光部211bからなる。発光部211aは、第1の実施の形態に関する画像形成装置100の除電光発光部501と同様に、可視光である赤色光を有する赤外光を発光させる長波長赤色LEDとすればよい。
トナー残量検出センサ211の発光部211aは、IDユニット111における所定の部位としてのトナー残量検出部311の反射板212に対応して設けられ、トナー残量検出光Rとしての出力光217を発光する。
反射板212は、トナー残量検出光Rを反射する半円形の明領域212a及びトナー残量検出光Rを反射しない半円形の暗領域212bとを有し、撹拌バー214の回転支軸215に取付けられる。反射板212の明領域212a及び暗領域212bは、トナー残量検出センサ211に対向して設けられる。トナー残量検出センサ211は、撹拌バー214の回転支軸215の直下に設けられる。
反射板212の明領域212a及び暗領域212bの境界は、回転支軸215から円周方向へ向けて形成される。一方、撹拌バー214は回転支軸215から円周方向へ延びた2本の腕214−1により回転支軸215に平行に支持される。矢印K方向に回転する反射板212について、明領域212aから暗領域212bに変化する境界は、撹拌バー214を支持する腕214−1と回転方向において一致するように取り付ける。図13に示すように、撹拌バー214が回転方向の最上位置にあるときに、反射板212の明領域212aから暗領域212bに変化する境界は同じく回転方向の最上位置にある。しかし、反射板212の暗領域212bから明領域212aに変化する境界は、回転方向の最下位置にある。トナー残量検出センサ211は、これらの境界を検出する。
明領域212a及び暗領域212bは、図13に示すように半円形、即ち約50%毎の領域割合としてもよいし、その他の割合としてもよい。また、明領域212aと暗領域212bを交互に繰返すパターンなどとしてもよい。
駆動ギヤ216のK方向の回転によって、撹拌バー214は、同じく矢印K方向に回転してトナーカートリッジ122内のトナー801(図16参照)を撹拌する。ただし、トナー残量が少ない状態では、撹拌バー214は最上位置から自重によって矢印K方向に急速に落下する。駆動ギヤ216は、IDモータ305(図3参照)を駆動源として矢印K方向のみに回転するワンウェイクラッチのギヤであり、回転支軸215の端部に備えられる。
このような構成とすることにより、トナー残量検出部311は、後に図16に示すように、撹拌バー214が最上位置から最下位置まで落下する落下時間Tdを反射板212からの反射光218を受光する受光時間Taとして検出する。落下時間Tdはトナー量によって変化するので、反射光218からの受光量の変化によって、即ち受光時間Taの変化によってトナー残量を検出することができる。
次に、第2の実施の形態に関する画像形成装置100の報知光プリズム504の配置を説明する。図13に示すように、第2の実施の形態に関する報知光プリズム504は第1の実施の形態に関する報知光プリズム504と同様の構成である。報知光プリズム504は、消耗部品としてのIDユニット111のトナーカートリッジ122内に備えられている。報知用光路としての報知光プリズム504は反射板212の下側に入光面504aを配置し、出光面504bをIDユニット111の上部に向けて配置する。
このように報知光プリズム504を配置することにより、IDユニット111を離隔位置(E方向)である上方向に移動したときに、トナー残量検出センサ211からの出力光217を入光面504aで受光し、IDユニット111の上部に導光することができる。
次に、トナー残量検出部311の回路図について説明する。図14は、第2の実施の形態に関する画像形成装置のトナー残量検出部の回路図である。なお、トナー残量検出部311の回路は、全IDユニット111が同じ回路構成となっている。図14に示すように、トナー残量検出部311の回路は、出力光217を発光させる発光側700の回路と、反射光218を受光する受光側の回路710から構成される。
先ず、トナー残量検出部311の発光側の回路700を説明する。トナー残量検出部311の発光側の回路700は、電源5Vがトナー残量検出発光部211aのアノードが接続されて、トナー残量検出発光部211aのカソードがトランジスタ701のコレクタに接続されている。トランジスタ701のエミッタは200Ω程度の電流検出抵抗702を介してグラウンドである0Vに接続されている。
制御部301は、D/Aコンバータ331を備え、D/Aコンバータ331の出力がオペアンプ703の非反転入力端子に接続されている。オペアンプ703の出力が制限抵抗704を介してトランジスタ701のベースに接続されている。オペアンプ703の反転入力部端子にトランジスタ701のエミッタと接続された電流検出抵抗702が接続されている。
このように、トナー残量検出部311の発光側の回路710は、オペアンブ703と、制御部301に内蔵されたD/Aコンバータ331を利用した定電流制御回路となっている。
トナー残量の検出を行う場合、D/Aコンバータ331の出力は約1Vに設定する。これにより、トナー残量検出発光部211aには約5mAの電流が流れる。一方、トナーカートリッジ122の交換時期の到来を報知する際は、発光量を上げるために、D/Aコンバータ331の出力は約2.4Vに設定する。これによりトナー残量検出発光部211aには約12mAの電流が流れる。トナー残量検出発光部211aを消灯する場合は、D/Aコンバータ331の出力は0Vに設定する。
次に、トナー残量検出部311の受光側の回路710を説明する。トナー残量検出部311の受光側の回路710は、電源5Vが1kΩ程度のつり抵抗711を介して、フォトトランジスタからなるトナー残量検出受光部211bのコレクタ側に接続される。トナー残量検出受光部211bのエミッタ側は0Vに接続される。
以上の発光側の回路700及び受光側の回路710により、トナー残量を検出するときは、トナー残量検出センサ211のトナー残量検出発光部211aは、D/Aコンバータ331の出力に応じた光量の出力光217を撹拌バー214の回転支軸215に取り付けた反射板212に照射する。そして、トナー残量検出受光部211bは、反射板212からの反射光218を受光し、その受光量によって変化するコレクタ電圧をトナー残量検出センサ出力712として出力する。トナー残量検出センサ出力712は、制御部301に内蔵されたA/Dコンバータ332に入力される。
制御部301は、トナー残量検出センサ出力712をA/D変換し、反射板212からの反射光218を受光した受光時間Taからトナー残量を検出する。
次に、第2の実施の形態に関する画像形成装置100の機能ブロックについて、図7を用いて説明する。第2の実施の形態に関する画像形成装置100の機能は、第1の実施の形態に関する画像形成装置100の機能と概ね同じであるが、以下に相違する事項について説明する。
第2の実施の形態に関する画像形成装置100における光路切替手段422は、IDユニット111を離隔位置に移動させたときに、トナー残量検出光Rの光路を、反射板212から報知光プリズム504の入光面504aへの切替えるものである。従って、第2の実施の形態に関する画像形成装置100における光路切替手段422は、反射板212及び報知光プリズム504によって機能する。この光路切替手段422は、ユニット移動手段421と連動して機能する。
また、第2の実施の形態に関する画像形成装置100における発光手段423は、トナー残量検出部211のトナー残量検出発光部211aによって、トナー残量検出光Rを発光する。そして、発光手段423は、トナー残量検出部211のトナー残量検出受光部211bによってトナー残量検出光Rを受光する。従って、第2の実施の形態に関する画像形成装置100における発光手段423は、例えば、トナー残量検出部211によって機能する。
以上の構成により第2の実施の形態に関する画像形成装置100は以下のように動作する。なお、画像形成装置100の印刷動作は第2の実施の形態に関する画像形成装置100の印刷動作と同様であるので、その説明は省略する。
図15は、第2の実施の形態に関する画像形成装置の消耗部品の交換時期報知動作を示すフローチャート図である。
ステップS201及びS202:先ず、制御手段401は、印刷手段420により印刷を行う。印刷中に、制御手段401は、交換時期検出手段410によって、消耗部品の交換時期の到来を検出すると、印刷手段420によって印刷を停止する。このとき、制御手段401は、発光手段423によって、トナー残量検出センサ211のトナー残量検出発光部211aの発光も停止する。
消耗部品のうち、トナーカートリッジ122の交換時期が到来したかどうかの検出は次のように行う。図16は、第2の実施の形態に関する画像形成装置のトナー残量検出動作の説明図である。なお、図16は、図13に示すトナーカートリッジ122を矢印X方向から見た図である。図16(a)及び(b)は、トナー残量が多い場合の撹拌バー214の回転動作を示し、図16(c)及び(d)は、トナー残量が少ない場合の撹拌バー214の回転動作を示す。
まず、図16(a)に示すように、トナー残量が多い場合では、撹拌バー214が最上位置から矢印K方向に回転すると、撹拌バー214の自重によってトナー801が堆積した高さ、即ち図16(b)に示す位置まで下降する。その後、図13に示す駆動ギヤ216の回転によって一定速度で矢印Kのようにトナー801を撹拌しながら回転する。
一方、図16(c)に示すように、トナー残量が少ない場合では、撹拌バー214が最上位置から矢印K方向に回転すると、撹拌バー214の自重によって最下位置、即ち図16(d)に示す位置まで急速に落下する。その後、撹拌バー214の自重を受けながら駆動ギヤ216の回転によって一定速度で矢印Kのように回転する。
このように、撹拌バー214の最上位置から最下位置までに落下する落下時間Tdは、トナー残量が多い場合と少ない場合では異なる。即ち、トナー残量が多い場合では落下時間Tdが長くなり、トナー残量が少ないときは、時間Tdが短くなる。
従って、トナー残量が少なくなった場合では、図13に示すトナー残量検出発光部201aからの出力光217が反射板212の明領域212aに照射される時間が短くなり、反射光218を受光する受光時間Taが短くなる。即ち、所定の時間Tαより受光時間Taが短くなったときにトナー残量が少なくなりトナーカートリッジ122の交換時期が到来したと検出される。
ステップS203:以上のように消耗部品の交換時期の到来が検出されたときは、制御手段401は、前記ステップS103と同様に、ユニット移動手段421によって、交換時期が到来したIDユニット111を離隔位置(矢印E方向)に移動(リフトアップ)する。
このIDユニット111の矢印E方向への移動によって、印刷動作においてトナー残量検出のためにトナー残量検出部311の反射板212に照射されていたトナー残量検出光Rの光路が消耗部品の交換を報知するための光路に切り替わる。
図17は、第2の実施の形態に関する画像形成装置のIDユニットの装着位置又は離隔位置の光路の説明図である。図17(a)はIDユニット111の装着位置の側面図であり、図17(b)はIDユニット111の離隔位置の側面図である。
図17(a)に示すように、IDユニット111が装着位置にあるときは、感光ドラム106が搬送ベルト114に当接した状態である。このときトナー残量検出センサ211の出力光217はトナーカートリッジ122の撹拌バー214に取り付けられた反射板212に照射される。そして、報知光プリズム504へはトナー残量検出センサ211からの出力光217は照射されない。
一方、図17(b)に示すように、IDユニット111が離隔位置にあるときは、移動され感光ドラム106が搬送ベルト114から離隔した状態である。このときは、トナー残量検出センサ211からの出力光217は報知光プリズム504に照射され、IDユニット111の上部にトナー残量検出光Rを導く。そして、トナーカートリッジ122の撹拌バー214に取り付けられた反射板212へはトナー残量検出センサ211からの出力光217は照射されない。
このように離隔位置においては、トナー残量検出センサ211からの出力光217の光路は、トナー残量検出部311の反射板212への第1の光路から報知光プリズム504への第2の光路に切替えられる。
ステップS204及びS205:次に、制御手段401は、操作パネル310にトナーカートリッジ122又はIDユニット111の交換を表示する。そして、カバー開閉検出手段409によってトップカバー201が開かれたかどうかを検出する。
ステップS206:トップカバー201が開かれたことを検出すると、制御手段401は、発光手段423によって、複数あるIDユニット111のうち交換時期が検出されたIDユニット111のトナー残量検出発光部211aのみをオン、即ち発光させる。このとき、制御手段401は、発光手段423によって、トナー残量検出発光部211aを点滅させるようにしてもよい。
発光されたトナー残量検出光Rは、報知光プリズム504によってIDユニット111の上部に導かれ、報知光としてIDユニット111の上部の出光面504bに出光する。トナー残量検出発光部211aからの可視光としてのトナー残量検出光Rは、可視光である赤色光を有する赤外光としているので、交換が必要なIDユニット111であることが容易に分かる。
ステップS207及びS208:次に、制御手段401は、トップカバー201が閉じられたことをカバー開閉検出手段409によって検出すると、ステップS206において発光させたIDユニット111のトナー残量検出発光部211aをオフ、即ち発光を停止する。
ステップS209:制御手段401は、第1の実施の形態に関する画像形成装置100のステップS109と同様に、交換されたトナーカートリッジ122のトナー残量又はIDユニット111のドラム寿命を確認し、IDユニット111を装着位置に移動して、印刷を再開できる状態とする。
以上のように、第2の実施の形態に関する画像形成装置100は、IDユニット111を離隔位置に移動させるユニット移動手段421と、報知光プリズム504に光路を切替える光路切替手段422を備え、消耗部品の交換時期が到来したときに、IDユニット111を離隔位置に移動し、当該移動によって光路を切り替え、トナー残量検出発光部211aの光を交換が必要なIDユニット111の上部に導いて交換時期の到来を報知するようにした。
これにより、第2の実施の形態に関する画像形成装置100は第1の実施の形態に関する画像形成装置100と同様に、交換時期の到来を報知するための専用の発光部品を設けることなく、交換が必要な消耗部品を報知光によって知らせることができる。同時に、IDユニット111が離隔位置に移動し持ち上げられるので、交換し易くなり、交換の操作性が向上する。
また、カバーが開かれたときに再びトナー残量検出発光部211aの発光を開始するようにしたので、消耗部品をすぐに交換しない場合であっても、無駄な電力を消費しないという効果もある。
(実施の形態の変形例)
以上の実施の形態に関する画像形成装置100の説明では、電子写真方式の画像形成装置を例として説明したが、本発明は、交換部品を備える電子写真方式の複写機、MFP(マルチファンクションプリンタ)等にも適用することができる。
以上の実施の形態に関する画像形成装置100の説明では、複数のIDユニット111を備える画像形成装置100として説明したが、単数のIDユニット111によって画像形成する装置であっても、本発明を適用することができる。この場合の報知光は、交換が必要なトナーカートリッジ122及びIDユニット111が配置された場所を知らせるものとして機能する。
また、以上の実施の形態に関する画像形成装置100の説明では、除電光Q又はトナー残量検出光Rを利用して、交換の操作性を向上させる報知光としてIDユニット111の上部に導く例を説明したが、LEDヘッド112の光を報知光として用いるようにしてもよい。また、その他のIDユニット111毎に備える発光部材の光であれば、本発明を適用して報知光として用いることができる。
また、以上の第1の実施の形態に関する画像形成装置100の説明では、発光手段423は、図5に示す除電光発光回路308によって、一定電流を流して除電光発光部501を発光させるように説明したが、以下のようにしてもよい。
即ち、図14に示す第2の実施の形態に関する画像形成装置100のトナー残量検出発光部311の発光側の回路700のように、除電光発光回路308は、制御部301からの出力に応じた定電流回路とし、除電光発光部501の発光量を変化させることができる構成とする。そして、交換時期検出手段410によって消耗部品の交換時期の到来を検出したときは、除電光発光部501への電流を増加させ、報知光を見易くするようにしてもよい。或いは、更に除電光発光部501への電流を断続的にして報知光を点滅させるようにしてもよい。
更に、以上の実施の形態に関する画像形成装置100の説明では、報知用光路として報知光プリズム504を説明したが、これに限らず例えば、光ファイバーであっても報知用光路として機能することができる。
また、以上の実施の形態に関する画像形成装置100の説明では、IDユニット111を装着位置又は離隔位置に移動させるリフトアップ機構300を図6に示す機構として説明したが、IDユニット111を装着位置又は離隔位置に移動させることができればよく、その構成を限定するものではない。
100 画像形成装置
106 感光ドラム
110 除電光プリズム
111 IDユニット
122 トナーカートリッジ
211 トナー残量検出センサ
212 反射板
300 リフトアップ機構
301 制御部
501 除電光発光部
504 報知光プリズム
Q 除電光
R トナー残量検出光

Claims (15)

  1. 着脱可能な消耗部品を備える画像形成装置において、
    前記消耗部品が装着された装着位置より、前記装着位置から離れた離隔位置へ前記消耗部品を移動させる移動手段と、
    前記消耗部品に対応して設けられ、光を発光する発光手段と、
    前記消耗部品の交換時期の到来を検出する交換時期検出手段と、
    前記消耗部品に設けられ、前記移動手段により前記消耗部品を前記離隔位置に移動させたとき、前記発光手段からの前記光を導光する光路とを備え、
    前記交換時期検出手段により前記交換時期の到来を検出したときは、前記移動手段により前記消耗部品を前記離隔位置に移動させ、前記発光手段を発光させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記光路は、導光した前記光を発光する発光面を有し、前記発光面を発光することにより交換時期の到来となった前記消耗部品を報知することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記消耗部品はトナー像を担持する像担持体を有する画像形成ユニットであることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記交換時期検出手段は、前記像担持体の回転数をカウントし、その累積カウント数によって画像形成ユニットの交換時期の到来を検出することを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 前記発光手段が発光する前記光は、前記像担持体を除電するための除電光であり、
    前記画像形成ユニットは、前記除電光を前記像担持体へ照射する除電光プリズムを有することを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 前記画像形成ユニットを前記離隔位置に移動させたことに連動して、前記除電光プリズム110への前記除電光を前記光路へ切替え、交換時期が到来した前記画像形成ユニットの前記発光手段を発光するようにしたことを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  7. 前記消耗部品は、前記画像形成ユニットに搭載され、トナーを収納するトナーカートリッジであることを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  8. 前記交換時期検出手段は、前記トナーカートリッジの前記トナー残量を検出することにより前記画像形成ユニットの交換時期の到来を検出することを特徴とする請求項7記載の画像形成装置。
  9. 前記トナーカートリッジは、前記トナーカートリッジ内を回転する撹拌バーと同軸に回転する反射板を有し、
    前記発光手段が発光する前記光は、前記反射板へ照射するトナー残量検出光であることを特徴とする請求項8記載の画像形成装置。
  10. 前記トナーカートリッジを前記離隔位置に移動させたことに連動して、前記反射板への前記トナー残量検出光を前記光路へ切替え、交換時期が到来した前記トナーカートリッジの前記発光手段を発光するようにしたことを特徴とする請求項9記載の画像形成装置。
  11. 前記移動手段は、前記消耗部品を前記装着位置から前記離隔位置へ移動するリフトアップ機構と、前記リフトアップ機構を駆動するリフトアップモータからなることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  12. 前記光路は、プリズムであることを特徴とする請求項6又は10記載の画像形成装置。
  13. 着脱可能な消耗部品の交換時期の到来を報知する画像形成装置の消耗部品の報知方法において、
    前記消耗部品に対応して設けられた発光手段から光を発光することにより印刷を行う印刷工程と、
    前記印刷工程中に前記消耗部品の交換時期の到来を交換時期検出手段により検出する交換時期検出工程と、
    前記交換時期検出工程により前記交換時期の到来を検出したときは、前記消耗部品が装着された装着位置より、前記装着位置から離れた離隔位置へ前記消耗部品を移動手段により移動させる移動工程と、
    交換時期の到来した前記消耗部品に対応する前記発光手段から光を光路へ導出する発光工程とを含み、
    更に、前記移動工程は、前記消耗部品の移動に連動して前記発光手段からの前記光を前記消耗部品から前記光路へ切替えることを特徴とする画像形成装置の消耗部品の報知方法。
  14. 前記移動工程における前記消耗部品はトナー像を担持する像担持体を有する画像形成ユニットであり、
    前記画像形成ユニットは、前記像担持体へ除電光を照射するための除電光プリズムを有し、
    前記発光工程における前記発光手段は、交換時期の到来した像担持体に対応する除電光発光部であることを特徴とする請求項13記載の画像形成装置の消耗部品の報知方法。
  15. 前記移動工程における前記消耗部品は、トナーを収納するトナーカートリッジであり、
    前記トナーカートリッジは、前記トナーカートリッジ内を回転する撹拌バーと同軸に回転する反射板を有し、
    前記発光工程における前記発光手段は、交換時期の到来した前記トナーカートリッジに対応する前記発光手段であることを特徴とする請求項13記載の画像形成装置の消耗部品の報知方法。
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