JP2018072552A - 光走査装置、画像形成装置、駆動制御方法 - Google Patents

光走査装置、画像形成装置、駆動制御方法 Download PDF

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Yuichi Sugiyama
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Abstract

【課題】ポリゴンモーターの挙動異常によって画質が低下した印刷物の出力を未然に防止可能な光走査装置、画像形成装置、及び駆動制御方法を提供すること。【解決手段】画像形成装置は、光源から射出される光を走査するポリゴンミラー、及びポリゴンミラーを回転させるポリゴンモーターを含む走査ユニットを備え、印刷処理の実行前に走査ユニットの駆動音の音圧を検出し(ステップS11)、検出された音圧の変動量が予め定められた第1閾値を超える場合に(ステップS12のYes)、ポリゴンモーターを停止させる(ステップS121)。【選択図】図6

Description

本発明は、電子写真方式の画像形成装置、画像形成装置に設けられる光走査装置、及び光走査装置で実行される駆動制御方法に関する。
電子写真方式の画像形成装置は、感光体ドラムなどの像担持体上に静電潜像を形成する光走査装置を備える。例えば、光走査装置は、光源から射出された光を像担持体上に走査するポリゴンミラーと、ポリゴンミラーを回転させるポリゴンモーターとを備える。なお、ポリゴンモーターの駆動音に異音が含まれているか否かを判定可能な構成が知られている(特許文献1参照)。
特開2010−230606号公報
ところで、画像形成装置では、ポリゴンモーターの経時劣化などにより、ポリゴンモーターの回転速度が周期的に変動することがある。この場合、像担持体上に形成される静電潜像に含まれる画素各々の幅が不揃いとなって、画像形成装置で印刷される画像の画質が低下することがある。これに対し、ポリゴンモーターの交換又はメンテナンスによって画質を改善させることが可能である。しかしながら、画像形成装置で画質の低下が確認された後にポリゴンモーターの交換又はメンテナンスが行われる場合には、画質が低下した印刷物の出力を未然に防止することができない。
本発明の目的は、ポリゴンモーターの挙動異常によって画質が低下した印刷物の出力を未然に防止可能な光走査装置、画像形成装置、及び駆動制御方法を提供することにある。
本発明の一の局面に係る光走査装置は、走査ユニットと、音圧検出部と、駆動制御部とを備える。前記走査ユニットは、光源から射出される光を走査するポリゴンミラー、及び前記ポリゴンミラーを回転させるポリゴンモーターを含む。前記音圧検出部は、印刷処理の実行前に前記走査ユニットの駆動音の音圧を検出する。前記駆動制御部は、前記音圧検出部によって検出される前記音圧の変動量が予め定められた第1閾値を超える場合に、前記ポリゴンモーターを停止させる。
本発明の他の局面に係る画像形成装置は、前記光走査装置を備える。
本発明の他の局面に係る駆動制御方法は、光源から射出される光を走査するポリゴンミラー、及び前記ポリゴンミラーを回転させるポリゴンモーターを含む走査ユニットを備える光走査装置で実行され、検出ステップと、制御ステップとを含む。前記検出ステップでは、印刷処理の実行前に前記走査ユニットの駆動音の音圧が検出される。前記制御ステップでは、前記検出ステップによって検出される前記音圧の変動量が予め定められた第1閾値を超える場合に、前記ポリゴンモーターが停止される。
本発明によれば、ポリゴンモーターの挙動異常によって画質が低下した印刷物の出力を未然に防止可能な光走査装置、画像形成装置、及び駆動制御方法が実現される。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成を示す図である。 図2は、本発明の実施形態に係る画像形成装置のシステム構成を示すブロック図である。 図3は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の光走査部の構成を示す図である。 図4は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の音圧センサーによって検出される音圧の一例を示す図である。 図5は、本発明の実施形態に係る画像形成装置のポリゴンモーターに入力される駆動信号の一例を示す図である。 図6は、本発明の実施形態に係る画像形成装置で実行される駆動制御処理の一例を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
[画像形成装置10の概略構成]
まず、図1及び図2を参照しつつ、本発明の実施形態に係る画像形成装置10の概略構成について説明する。ここで、図1は画像形成装置10の構成を示す断面模式図である。
画像形成装置10は、原稿から画像データを読み取るスキャン機能、及び画像データに基づいて画像を形成するプリント機能と共に、ファクシミリ機能、及びコピー機能などの複数の機能を有する複合機である。なお、本発明は、プリンター装置、ファクシミリ装置、及びコピー機などの画像形成装置に適用可能である。
画像形成装置10は、図1及び図2に示されるように、ADF1、画像読取部2、画像形成部3、給紙部4、制御部5、及び操作表示部6を備える。
ADF1は、原稿セット部、複数の搬送ローラー、原稿押さえ、及び排紙部を備え、画像読取部2によって読み取られる原稿を搬送する自動原稿搬送装置である。画像読取部2は、原稿台、光源、複数のミラー、光学レンズ、及びCCD(Charge Coupled Device)を備え、原稿から画像データを読み取ることが可能である。
画像形成部3は、画像読取部2で読み取られた画像データ又は外部のパーソナルコンピューター等の情報処理装置から入力された画像データに基づいて、電子写真方式で画像を形成する画像形成処理(印刷処理)を実行可能である。具体的に、画像形成部3は、図1に示されるように、感光体ドラム31、帯電器32、光走査部33、現像器34、転写ローラー35、クリーニング装置36、定着ローラー37、加圧ローラー38、及び排紙トレイ39を備える。
給紙部4は、給紙カセット、及び複数の搬送ローラーを備え、前記給紙カセットに収容されるシートを画像形成部3に供給する。なお、前記給紙カセットに収容されるシートは、紙、コート紙、ハガキ、封筒、及びOHPシートなどのシート材料である。
画像形成部3では、給紙部4から供給されるシートに以下の手順で画像が形成され、画像形成後のシートが排紙トレイ39に排出される。
まず、帯電器32によって感光体ドラム31の表面が所定の電位に一様に帯電される。次に、光走査部33により感光体ドラム31の表面に画像データに基づく光が照射される。これにより、感光体ドラム31の表面に画像データに対応する静電潜像が形成される。そして、感光体ドラム31上の静電潜像は現像器34によってトナー像として現像(可視像化)される。なお、現像器34には、画像形成部3に着脱可能なトナーコンテナ34Aからトナー(現像剤)が補給される。
続いて、感光体ドラム31に形成されたトナー像は転写ローラー35によってシートに転写される。その後、シートに転写されたトナー像は、そのシートが定着ローラー37及び加圧ローラー38の間を通過する際に定着ローラー37で加熱されて溶融定着する。なお、感光体ドラム31の表面に残存したトナーはクリーニング装置36で除去される。
制御部5は、不図示のCPU、ROM、RAM、及びEEPROM(登録商標)などの制御機器を備える。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるための制御プログラムなどの情報が予め記憶される不揮発性の記憶部である。前記RAMは、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される揮発性の記憶部である。前記EEPROMは、不揮発性の記憶部である。制御部5では、前記CPUにより前記ROMに予め記憶された各種の制御プログラムが実行される。これにより、画像形成装置10が制御部5により統括的に制御される。なお、制御部5は、集積回路(ASIC)などの電子回路で構成されたものであってもよく、画像形成装置10を統括的に制御するメイン制御部とは別に設けられた制御部であってもよい。
操作表示部6は、制御部5からの制御指示に応じて各種の情報を表示する液晶ディスプレーなどの表示部、及びユーザーの操作に応じて制御部5に各種の情報を入力する操作キー又はタッチパネルなどの操作部を有する。
[光走査部33の構成]
次に、図2及び図3を参照しつつ、光走査部33について説明する。ここで、図3は光走査部33の構成を示す斜視図である。
光走査部33は、画像データに対応する光を感光体ドラム31上に走査して感光体ドラム31上に画像データに対応する静電潜像を形成する。
具体的に、光走査部33は、図2及び図3に示されるように、光源331、走査ユニット332、fθレンズ333、fθレンズ334、全反射ミラー335、光センサー336、音圧センサー337、これら構成要素を収容する筐体330、及び筐体330に形成された射出口330Aを備える。なお、画像形成部3において、光走査部33は、感光体ドラム31の上方であって、射出口330Aの長手方向と感光体ドラム31の軸方向とが平行となる位置に配置される。
光源331は、画像データに対応する光を射出する。例えば、光源331はレーザーダイオードである。
走査ユニット332は、図2及び図3に示されるポリゴンミラー332A、及びポリゴンモーター332Bを含む。
ポリゴンミラー332Aは、光源331から射出される光を感光体ドラム31上に走査する。例えば、ポリゴンミラー332Aは、図3に示されるように平面視が正五角形に形成されており、光源331から射出される光を反射する複数の反射面を有する。
ポリゴンミラー332Aは、ポリゴンモーター332Bから供給される回転駆動力により図3に示される回転方向D1に回転する。これにより、ポリゴンミラー332Aは、回転に伴って前記反射面各々で順に光を走査させる。
ポリゴンモーター332Bは、ポリゴンミラー332Aに回転駆動力を供給して、ポリゴンミラー332Aを回転させる。例えば、ポリゴンモーター332BはDCブラシレスモーターである。ポリゴンモーター332Bは、制御部5から入力される駆動信号の周波数に応じた速度で回転する。
fθレンズ333及びfθレンズ334は、ポリゴンミラー332Aにより等角速度で走査される光を走査方向D2(図3参照)に沿って等速走査される光に変換する。全反射ミラー335は、fθレンズ334を通過した光を感光体ドラム31の表面に向けて反射させる。射出口330Aは、全反射ミラー335で反射された光が感光体ドラム31の表面に向けて射出される長尺状の開口及び前記開口を塞ぐ透明なガラス板又はアクリル板を有する。
光センサー336は、ポリゴンミラー332Aによる光の走査領域における予め定められた検出位置で、ポリゴンミラー332Aにより走査される光を検出する。例えば、光センサー336は、フォトダイオードを含む電子回路である。例えば、前記検出位置は、走査方向D2の上流側であって全反射ミラー335に反射されない走査領域外の位置である。光センサー336は、ポリゴンミラー332Aにより走査される光の検出に応じた検出信号を出力する。
光センサー336から出力される前記検出信号は、制御部5に入力される。制御部5は、前記検出信号の入力タイミングに基づいて、光源331からの画像データの1ラインに対応する光の射出開始タイミング、即ち走査方向D2における静電潜像の書き出しタイミングを決定する。
ところで、画像形成装置10では、ポリゴンモーター332Bの経時劣化などにより、ポリゴンモーター332Bの回転速度が周期的に変動することがある。この場合、感光体ドラム31上に形成される静電潜像に含まれる画素各々の幅が不揃いとなって、画像形成装置10で印刷される画像の画質が低下することがある。これに対し、ポリゴンモーター332Bの交換又はメンテナンスによって画質を改善させることが可能である。しかしながら、画像形成装置10で画質の低下が確認された後にポリゴンモーター332Bの交換又はメンテナンスが行われる場合には、画質が低下した印刷物の出力を未然に防止することができない。
これに対し、本発明の実施形態に係る画像形成装置10では、以下に説明するように、ポリゴンモーター332Bの挙動異常によって画質が低下した印刷物の出力を未然に防止することが可能である。
音圧センサー337は、走査ユニット332の駆動音の音圧を検出する。例えば、音圧センサー337は、ポリゴンミラー332Aの下側に配置されて、ポリゴンミラー332Aの駆動音の音圧を検出する。例えば、音圧センサー337は、ポリゴンミラー332Aで発生する駆動音の音圧に応じた電気信号を出力する圧電素子を含む電子回路である。音圧センサー337から出力される電気信号は、制御部5に入力される。なお、音圧センサー337は、ポリゴンモーター332Bの駆動音の音圧を検出してもよい。
ここで、ポリゴンモーター332Bの回転速度が周期Tで変動すると、ポリゴンモーター332Bによって回転されるポリゴンミラー332Aの回転速度も、周期Tで変動する。これにより、音圧センサー337によって検出されるポリゴンミラー332Aの駆動音の音圧は、図4に示されるように、周期Tで変動する。即ち、音圧センサー337から出力される電気信号には、ポリゴンモーター332Bの回転速度の変動周期及び変動量を示す情報が含まれる。
また、制御部5の前記ROMには、前記CPUに後述の駆動制御処理(図6のフローチャート参照)を実行させるための駆動制御プログラムが予め記憶されている。なお、前記駆動制御プログラムは、CD、DVD、フラッシュメモリーなどのコンピューター読み取り可能な記録媒体に記録されており、前記記録媒体から読み取られて制御部5の前記EEPROM等の記憶部にインストールされるものであってもよい。
そして、制御部5は、図2に示されるように、音圧検出部51、駆動制御部52、及び報知処理部53を含む。具体的に、制御部5は、前記CPUを用いて前記ROMに記憶されている前記駆動制御プログラムを実行する。これにより、制御部5は、音圧検出部51、駆動制御部52、及び報知処理部53として機能する。ここに、光走査部33及び制御部5を備える装置が、本発明における光走査装置の一例である。
音圧検出部51は、前記印刷処理の実行前に、走査ユニット332の駆動音の音圧を検出する。具体的に、音圧検出部51は、ポリゴンモーター332Bが前記印刷処理の実行時における駆動速度で駆動している状態で、音圧センサー337を用いて、ポリゴンミラー332Aの駆動音の音圧を検出する。
なお、音圧検出部51は、音圧センサー337を用いて、ポリゴンモーター332Bの駆動音の音圧を検出してもよい。
駆動制御部52は、音圧検出部51によって検出される走査ユニット332の駆動音の音圧の変動量(図4参照)が予め定められた第1閾値を超える場合に、ポリゴンモーター332Bを停止させる。例えば、前記第1閾値は、画像形成装置10において印刷される画像の画質の低下度合いが予め定められた許容範囲を超える場合の前記変動量である。例えば、前記第1閾値は、画像形成装置10を用いた前記変動量と画質の低下度合いとの関係性を調査する実験の結果に基づいて設定される。
また、駆動制御部52は、音圧検出部51によって検出される走査ユニット332の駆動音の音圧の変動量が前記第1閾値以下であって且つ前記第1閾値より小さい第2閾値を超える場合に、ポリゴンモーター332Bを予め定められた待機時間の間停止させて、前記待機時間の経過後にポリゴンモーター332Bの駆動を再開させる。
また、駆動制御部52は、ポリゴンモーター332Bの駆動の再開後に音圧検出部51によって検出される走査ユニット332の駆動音の音圧の変動量が前記第1閾値以下であって且つ前記第2閾値を超える場合に、ポリゴンモーター332Bに入力される前記駆動信号の周波数を走査ユニット332の駆動音の音圧に応じて変動させる。
具体的に、駆動制御部52は、走査ユニット332の駆動音の音圧が高い場合に、ポリゴンモーター332Bに入力される前記駆動信号の周波数を低くする。また、駆動制御部52は、走査ユニット332の駆動音の音圧が低い場合に、ポリゴンモーター332Bに入力される前記駆動信号の周波数を高くする。例えば、駆動制御部52は、図4及び図5に示されるように、ポリゴンモーター332Bに入力される前記駆動信号の周波数を、周期Tにおける走査ユニット332の駆動音の音圧の変化に応じて3段階で切り替える。なお、駆動制御部52は、前記駆動信号の周波数を4段階以上で切り替えてもよい。
報知処理部53は、音圧検出部51によって検出される走査ユニット332の駆動音の音圧の変動量が前記第1閾値を超える場合に、ポリゴンモーター332Bの異常を報知する。
例えば、報知処理部53は、ポリゴンモーター332Bの異常を示すメッセージを操作表示部6に表示させる。また、報知処理部53は、前記メッセージ及び音圧検出部51によって検出される走査ユニット332の駆動音の音圧の変動量を示すデータを含む電子メールを画像形成装置10の保守作業担当者などの予め定められた送信先に送信してもよい。
なお、報知処理部53は、制御部5に含まれていなくてもよく、画像形成装置10が制御部を複数備える場合は、制御部5以外のいずれかに含まれていてもよい。
[駆動制御処理]
以下、図6を参照しつつ、画像形成装置10において制御部5により実行される駆動制御処理の手順の一例と共に、本発明の駆動制御方法について説明する。ここで、ステップS11、S12・・・は、制御部5により実行される処理手順(ステップ)の番号を表している。なお、前記駆動制御処理は、画像形成装置10において前記印刷処理の実行が指示された場合に実行される。
<ステップS11>
まず、ステップS11において、制御部5は、走査ユニット332の駆動音の音圧を検出する。ここに、ステップS11の処理が、本発明における検出ステップの一例であって、制御部5の音圧検出部51により実行される。
具体的に、制御部5は、ポリゴンモーター332Bが前記印刷処理の実行時における駆動速度で駆動している状態で、音圧センサー337を用いて、ポリゴンミラー332Aの駆動音の音圧を検出する。
<ステップS12>
ステップS12において、制御部5は、ステップS11で検出された走査ユニット332の駆動音の音圧の変動量が前記第1閾値を超えるか否かを判断する。
ここで、制御部5は、走査ユニット332の駆動音の音圧の変動量が前記第1閾値を超えると判断すると(S12のYes側)、処理をステップS121に移行させる。また、走査ユニット332の駆動音の音圧の変動量が前記第1閾値を超えていなければ(S12のNo側)、制御部5は、処理をステップS13に移行させる。
<ステップS121>
ステップS121において、制御部5は、ポリゴンモーター332Bの駆動を停止させる。ここに、ステップS121の処理が、本発明における制御ステップの一例であって、制御部5の駆動制御部52により実行される。これにより、ポリゴンモーター332Bの挙動異常によって画質が低下した印刷物の出力が未然に防止される。
<ステップS122>
ステップS122において、制御部5は、ポリゴンモーター332Bの異常を報知する。ここで、ステップS122の処理は、制御部5の報知処理部53により実行される。
例えば、制御部5は、ポリゴンモーター332Bの異常を示すメッセージを操作表示部6に表示させる。これにより、ユーザーは、ポリゴンモーター332Bの交換又はメンテナンスを画像形成装置10の保守作業担当者に依頼することで、ポリゴンモーター332Bの挙動異常による画質の低下を解消させることが可能である。
また、制御部5は、前記メッセージを操作表示部6に表示させると共に、前記メッセージ及びステップS11で検出された走査ユニット332の駆動音の音圧の変動量を示すデータを含む電子メールを画像形成装置10の保守作業担当者などの予め定められた送信先に送信してもよい。これにより、ユーザーにおけるポリゴンモーター332Bの交換又はメンテナンスを画像形成装置10の保守作業担当者に依頼する手間が省かれる。
なお、ステップS122の処理は省略されてもよい。
<ステップS13>
ステップS13において、制御部5は、ステップS11で検出された走査ユニット332の駆動音の音圧の変動量が前記第2閾値を超えるか否かを判断する。
ここで、制御部5は、走査ユニット332の駆動音の音圧の変動量が前記第2閾値を超えると判断すると(S13のYes側)、処理をステップS14に移行させる。また、走査ユニット332の駆動音の音圧の変動量が前記第2閾値を超えていなければ(S13のNo側)、制御部5は、処理をステップS20に移行させる。
<ステップS14>
ステップS14において、制御部5は、ポリゴンモーター332Bの駆動を停止させる。
<ステップS15>
ステップS15において、制御部5は、ステップS14によるポリゴンモーター332Bの駆動の停止時から前記待機時間の経過後に、ポリゴンモーター332Bの駆動を再開させる。ここで、ステップS14及びステップS15の処理は、制御部5の駆動制御部52により実行される。これにより、ポリゴンモーター332Bの挙動異常がポリゴンモーター332Bの温度上昇に起因する場合には、ポリゴンモーター332Bの温度が前記待機時間の間に低下して、ポリゴンモーター332Bの挙動異常が解消される。そのため、後述するステップS20において画質が低下した印刷物が出力されることが未然に防止される。
<ステップS16>
ステップS16において、制御部5は、ステップS11と同様に、走査ユニット332の駆動音の音圧を検出する。
<ステップS17>
ステップS17において、制御部5は、ステップS12と同様に、ステップS16で検出された走査ユニット332の駆動音の音圧の変動量が前記第1閾値を超えるか否かを判断する。
ここで、制御部5は、走査ユニット332の駆動音の音圧の変動量が前記第1閾値を超えると判断すると(S17のYes側)、処理をステップS121に移行させる。また、走査ユニット332の駆動音の音圧の変動量が前記第1閾値を超えていなければ(S17のNo側)、制御部5は、処理をステップS18に移行させる。
<ステップS18>
ステップS18において、制御部5は、ステップS13と同様に、ステップS16で検出された走査ユニット332の駆動音の音圧の変動量が前記第2閾値を超えるか否かを判断する。
ここで、制御部5は、走査ユニット332の駆動音の音圧の変動量が前記第2閾値を超えると判断すると(S18のYes側)、処理をステップS19に移行させる。また、走査ユニット332の駆動音の音圧の変動量が前記第2閾値を超えていなければ(S18のNo側)、制御部5は、処理をステップS20に移行させる。
<ステップS19>
ステップS19において、制御部5は、ポリゴンモーター332Bに入力される前記駆動信号の周波数を、ステップS16で検出された走査ユニット332の駆動音の音圧に応じて変動させる。ここで、ステップS19の処理は、制御部5の駆動制御部52により実行される。
例えば、制御部5は、ステップS16で検出された走査ユニット332の駆動音の音圧の変動周期及び変動量が図4に示されるものである場合に、ポリゴンモーター332Bに入力される前記駆動信号の周波数を図5に示されるように変動させる。これにより、ポリゴンモーター332Bの回転速度の周期的な変動が抑制される。そのため、後述するステップS20において画質が低下した印刷物が出力されることが未然に防止される。
なお、ステップS13〜ステップS17までの処理は省略されてもよい。また、ステップS13〜ステップS19までの処理は省略されてもよい。また、ステップS19の処理は省略されてもよい。この場合、ステップS18で走査ユニット332の駆動音の音圧の変動量が前記第2閾値を超えていると判断された場合に、処理をステップS121に移行させることが考えられる。
<ステップS20>
ステップS20において、制御部5は、前記印刷処理を実行する。
このように、画像形成装置10では、前記印刷処理の実行前に音圧検出部51によって走査ユニット332の駆動音の音圧が検出されて、検出された音圧の変動量が前記第1閾値を超える場合に、ポリゴンモーター332Bの駆動が停止される。これにより、ポリゴンモーター332Bの挙動異常によって画質が低下した印刷物が出力されることが未然に防止される。
1 ADF
2 画像読取部
3 画像形成部
4 給紙部
5 制御部
6 操作表示部
10 画像形成装置
33 光走査部
51 音圧検出部
52 駆動制御部
53 報知処理部
330 筐体
330A 射出口
331 光源
332 走査ユニット
332A ポリゴンミラー
332B ポリゴンモーター
333 fθレンズ
334 fθレンズ
335 全反射ミラー
336 光センサー
337 音圧センサー

Claims (7)

  1. 光源から射出される光を走査するポリゴンミラー、及び前記ポリゴンミラーを回転させるポリゴンモーターを含む走査ユニットと、
    印刷処理の実行前に前記走査ユニットの駆動音の音圧を検出する音圧検出部と、
    前記音圧検出部によって検出される前記音圧の変動量が予め定められた第1閾値を超える場合に、前記ポリゴンモーターを停止させる駆動制御部と、
    を備える光走査装置。
  2. 前記音圧検出部によって検出される前記音圧の変動量が前記第1閾値を超える場合に、前記ポリゴンモーターの異常を報知する報知処理部を更に備える、
    請求項1に記載の光走査装置。
  3. 前記駆動制御部は、前記音圧検出部によって検出される前記音圧の変動量が前記第1閾値以下であって且つ前記第1閾値より小さい第2閾値を超える場合に、前記ポリゴンモーターを予め定められた待機時間の間停止させて、前記待機時間の経過後に前記ポリゴンモーターの駆動を再開させる、
    請求項1又は2に記載の光走査装置。
  4. 前記駆動制御部は、前記ポリゴンモーターの駆動の再開後に前記音圧検出部によって検出される前記音圧の変動量が前記第1閾値以下であって且つ前記第2閾値を超える場合に、前記ポリゴンモーターに入力される駆動信号の周波数を前記音圧に応じて変動させる、
    請求項3に記載の光走査装置。
  5. 前記音圧は、前記ポリゴンミラーの駆動音の音圧である、
    請求項1〜4のいずれかに記載の光走査装置。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の光走査装置を備える画像形成装置。
  7. 光源から射出される光を走査するポリゴンミラー、及び前記ポリゴンミラーを回転させるポリゴンモーターを含む走査ユニットを備える光走査装置で実行される駆動制御方法であって、
    印刷処理の実行前に前記走査ユニットの駆動音の音圧を検出する検出ステップと、
    前記検出ステップによって検出される前記音圧の変動量が予め定められた第1閾値を超える場合に、前記ポリゴンモーターを停止させる制御ステップと、
    を含む駆動制御方法。
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