JP2018070285A - 用紙処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】用紙の加湿を行う場合に、ローラーから絞り取った水が用紙や装置の部品等にこぼれないようにする。【解決手段】第1の後処理装置400は、第1の加湿部470Aを含む加湿部470を備える。第1の加湿部470Aは、給水ローラー422、水切り塗布ローラー426、絞り軸428、ガイド部材430および加湿ローラー434を有する。ガイド部材430は、絞り軸428により絞られた水を水切り塗布ローラー用貯水部432に排水するための部材であり、本体430fおよびリブ430aを含む。本体430fは、絞り軸428と水切り塗布ローラー用貯水部432との間に亘って設けられ、水の絞り箇所の位置P1よりも高い位置から水切り塗布ローラー用貯水部432に向かって傾斜する。リブ430aは、細長の板状部材からなり、長手方向が水切り塗布ローラー426の回転方向と平行で、頂面部が水切り塗布ローラー426の外周面に接触する。【選択図】図4

Description

本発明は、用紙を加湿する用紙処理装置に関する。
従来から、画像形成装置においては、転写電圧の印加や搬送時に生じる静電気等により用紙が電荷を帯びることに起因して、排紙トレイ上に積層された用紙同士が貼り付いてしまったり、用紙が相互に反発しあって浮きが生じてしまったりする現象が発生することが知られている。
これらの対策の一つとして、用紙に水を塗布する機構を設け、この機構により用紙に水を塗布して加湿処理することで、用紙に生じる静電気を抑制させる画像形成装置が開発されている。例えば、特許文献1には、加湿ロール、加湿ロールと接触しながら回転する中間ロールおよび中間ロールと接触しながら回転する給水ロールを有する加湿部を搬送経路の上下に備え、これら上下の加湿部により水平方向に搬送される用紙の表面および裏面のそれぞれを加湿処理する用紙加湿装置が記載されている。
特開2014−91605号公報
しかしながら、上記特許文献1等に記載の従来の用紙加湿装置では、以下のような問題がある。すなわち、従来の用紙加湿装置においては、給水ロールの表面から過剰な水分をかきとる絞りロールが設けられているが、絞りロールで絞った水の排水処理については何ら考慮されていない。そのため、絞り箇所からこぼれる水が、水平搬送される用紙上や装置内に設けられた部品に落ちてしまい、画像不良や装置の動作不良等の問題を引き起こしてしまう場合があった。これに対し、排水を貯める貯水部と、貯水部に排水を案内するガイド部材とを設けた装置も提案されているが、給水ローラーの水量が増加した場合には、ガイド部材を乗り越えて水がこぼれ、搬送される用紙上に水が落ちることで画像不良等が発生するという問題がある。
そこで、本発明は、上記課題を解決に鑑みてなされたものであり、用紙の加湿を行う場合に、ローラーから絞り取った水が用紙や装置の部品等にこぼれないようにした用紙処理装置を提供することにある。
本発明に係る用紙処理装置は、水を供給する第1のローラーと、前記第1のローラーにより供給される水の一部を吸い込む第2のローラーと、前記第1のローラーにより供給される水を用紙に付与する第3のローラーと、前記第2のローラーに接し、当該第2のローラーにより前記第1のローラーで吸い込まれた水を絞る絞り部と、前記絞り部により絞られた水を溜める第1の貯水部と、前記第2のローラーと前記絞り部とにおける水の絞り箇所と前記第1の貯水部との間に亘って設けられるガイド部材と、を備えるものである。
本発明によれば、ガイド部材を絞り箇所と第1の貯水部との間に亘って設けるので、絞り箇所で絞られた水がガイド部材からこぼれ落ちることを防止できる。これにより、絞り箇所で絞られた水を確実に第1の貯水部に排水することができ、用紙や装置を構成する部品等に水がこぼれ落ちることを防止できる。
本発明の一実施の形態に係る画像形成システムの構成例を示す図である。 第1の後処理装置の構成例を示す図である。 第1の加湿部の構成例を示す斜視図である。 ガイド部材の側面側の構成例を示す図である。 ガイド部材の内面側の構成例を示す斜視図である。 他のガイド部材の内面側の構成例を示す斜視図である。 絞り機能を有するブレードの構成例を示す図である(その1)。 絞り機能を有するブレードの構成例を示す図である(その2)。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は、説明の都合上拡張されており、実際の比率と異なる場合がある。
[画像形成システム100の構成例]
図1は、本発明の一実施の形態に係る画像形成システム100の概略構成の一例を示している。図1に示すように、画像形成システム100は、大容量給紙装置200と、画像形成装置300と、第1の後処理装置400と、第2の後処理装置500とを備えている。
大容量給紙装置200は、画像形成装置300よりも用紙搬送方向D1の上流側に連結される。大容量給紙装置200は、多数の用紙P(枚葉紙)を集積する複数段の用紙集積部を備えており、ユーザーにより指定された用紙Pを用紙集積部から取り出して画像形成装置300に送り出す。
画像形成装置300は、電子写真方式により大容量給紙装置200等から給送される用紙Pに所定の画像を形成し、画像を形成した用紙Pを第1の後処理装置400に搬送する。なお、画像形成装置300の詳細については後述する。
第1の後処理装置400は、画像形成装置300よりも用紙搬送方向D1の下流側に連結される。第1の後処理装置400は、画像形成装置300から搬送された用紙Pに対して加湿処理を行い、加湿処理を行った用紙Pを第2の後処理装置500に搬送する。なお、第1の後処理装置400の詳細については後述する。
第2の後処理装置500は、第1の後処理装置400よりも用紙搬送方向D1の下流側に連結される。第2の後処理装置500は、第1の後処理装置400で加湿処理された用紙Pに所定の後処理を行って排紙する。後処理としては、例えば、デカール処理や、ステイプル処理、パンチ穴開け処理、折り処理、製本処理等が挙げられる。なお、後処理を行わずに、加湿処理された用紙Pをそのまま通過させて排紙することもできる。
[画像形成装置300の構成例]
次に、画像形成装置300の詳細について図1を参照して説明する。図1に示したように、画像形成装置300は、操作表示部370と、スキャナー302と、給紙トレイ360と、レジストローラー332と、画像形成部310と、中間転写ベルト320と、2次転写ローラー330と、定着部340と、反転機構350とを備えている。
操作表示部370は、LCD(Liquid crystal display)等からなる表示装置と位置入力装置とが組み合わされたタッチパネルと、タッチパネルの周辺部に設けられたスタートキーや決定キーを含む複数の操作キーとを有している。操作表示部70は、操作画面等を表示したり、操作画面でのタッチ操作や操作キーでの操作により入力された画像形成条件等の情報を受け付けたりする。
スキャナー302は、用紙Pに形成された画像を読み取り、R(赤)、G(緑)、及びB(青)の色成分ごとの単色画像データを含む画像データを生成する。画像データは、画像処理部によりアナログ処理、アナログ/ディジタル(以下A/Dという)変換処理、シューディング補正、画像圧縮処理等が行われた後に、図示しないメモリに記憶される。
給紙トレイ360には、A3やA4等の用紙Pが収容される。各給紙トレイ360から複数の搬送ローラーによって搬送された用紙Pは、レジストローラー332に搬送される。
レジストローラー332は、逆回転または停止することで大容量給紙装置200や給紙トレイ360から給紙される用紙Pの先端部を突き当ててループを形成して用紙Pの曲がりを補正すると共に、2次転写ローラー330に対して用紙Pを送り出すタイミングを調整する。
画像形成部310は、図示しないメモリに記憶された画像データに基づいて用紙Pに画像を形成する。画像形成部310は、C(シアン)、M(マゼンダ)、Y(イエロー)、K(ブラック)の色成分に各々対応する4組の露光部312Y,312M,312C,312Kと、現像部314Y,314M,314C,314Kと、感光体ドラム316Y,316M,316C,316Kとを有している。
露光部312Y,312M,312C,312Kは、発光素子としてのLD(Laser Diode)を含み、画像データに基づいてLDを駆動して帯電する各感光体ドラム316Y,316M,316C,316K上にレーザー光を照射、露光することにより静電潜像を形成する。
現像部314Y,314M,314C,314Kは、露光された感光体ドラム316Y,316M,316C,316K上に、現像ローラーにより所定の色のトナー(色材)を供給することにより静電潜像を現像してトナー像を形成する。
中間転写ベルト320は、複数の一次転写ローラーに巻き回された無端ベルトであり、各一次転写ローラー等の回転に従って回転する。各感光体ドラム316Y,316M,316C,316Kに形成された画像(単色画像)は、各感光体ドラム316Y,316M,316C,316Kから回転する中間転写ベルト320上に順次重ねられて転写される。これにより、中間転写ベルト320上にC、M、Y、Kを色成分とするカラー画像が形成される。
2次転写ローラー330は、中間転写ベルト320上に重ね合わされて形成されたカラー画像を、大容量給紙装置200や給紙トレイ360から給紙される用紙P上に転写する。
定着部340は、用紙Pを挟持する一対の加熱ローラーおよび加圧ローラーを有し、トナーが転写された用紙Pを加熱および加圧することでトナー像を用紙Pに定着させる定着処理を行う。加熱ローラーは、加熱源としてのヒーターによって所定の目標温度に加熱される。加圧ローラーは、図示しない弾性部材によって対向する加熱ローラーに向かって付勢される。
反転機構350は、用紙Pの両面に画像を形成する場合に、定着部340により定着処理が行われた用紙Pの表裏を反転させた状態で2次転写ローラー330に再度搬送する。2次転写ローラー330では用紙Pの裏面に所定の画像が形成され、両面に画像が形成された用紙Pは第1の後処理装置400に搬送される。また、用紙Pの片面にのみ画像を形成する場合に、反転機構350による用紙Pの表裏の反転が行われることなく、用紙Pが第1の後処理装置400に搬送される。
[第1の後処理装置400の構成例]
次に、第1の後処理装置400について説明する。図2は、第1の後処理装置400の構成の一例を示している。なお、図2において、実線の矢印はローラーの回転方向を示し、破線の矢印は搬送される水の流れ方向を示している。図3は、第1の加湿部470Aの構成の一例を示している。
図2および図3に示すように、第1の後処理装置400は、ガイド部材410,414,480と、搬送ローラー412,482と、加湿部470とを備えている。
ガイド部材410は、水平方向に延びる搬送経路Rを介して対向して配置された一対の平板から構成され、第1の後処理装置400に設けられる搬入口近傍に配設されている。ガイド部材410は、画像形成装置300から搬送される用紙Pを搬送ローラー412に案内する。
搬送ローラー412は、搬送経路Rを介して対向して配置された一対のローラーから構成され、ガイド部材410よりも用紙搬送方向D1の下流側に配設されている。搬送ローラー412は、図示しない駆動モータの駆動により回転し、画像形成装置300から搬送される用紙Pを加湿部470に搬送する。
ガイド部材414は、搬送経路Rを介して対向して配置された一対の平板から構成され、搬送ローラー412よりも用紙搬送方向D1の下流側に配設されている。ガイド部材414は、搬送ローラー412により搬送される用紙Pを加湿部470に案内する。
加湿部470は、搬送経路Rの上方側に配置される第1の加湿部470Aと、搬送経路Rの下方側に配置される第2の加湿部470Bとを有している。
まず、第1の加湿部470Aについて説明する。第1の加湿部470Aは、貯水タンク418と、給水ローラー用貯水部420と、給水ローラー422と、搬送ローラー424と、水切り塗布ローラー426と、絞り軸428と、ガイド部材430と、水切り塗布ローラー用貯水部432と、加湿ローラー434とを有している。
貯水タンク418は、給水ローラー422の側面側に配設され、図示しないポンプ等の給水機構により汲み上げられた水をケーシング内に給水する。給水ローラー用貯水部420は、給水ローラー422の下方側に配設され、貯水タンク418により給水された水を一定量溜める。
給水ローラー422は、給水ローラー用貯水部420に溜められた水に外周面の一部が浸された状態で配置されると共に、その外周面が搬送ローラー424の外周面に接触している。給水ローラー422の軸方向の長さは、搬送ローラー424に効率的に水を供給できるように、搬送ローラー424の軸方向の長さよりも短く選定され、回転軸422aの略中央部にのみ設けられている。給水ローラー422の材料としては、例えば親水性を有する樹脂(例えばNBR)等を用いることができる。給水ローラー422は、回転軸を中心に回転することにより給水ローラー用貯水部420に溜められた水を汲み上げて保持し、この保持した水を隣接する搬送ローラー424に供給する。
搬送ローラー424は、その外周面が給水ローラー422、水切り塗布ローラー426および加湿ローラー434の外周面のそれぞれに接触している。搬送ローラー424の軸方向の長さは、加湿ローラー434の軸方向の長さと略同一に選定される。搬送ローラー424の材料としては、例えば親水性を有する樹脂(例えばNBR)等を用いることができる。搬送ローラー424は、加湿ローラー434の回転と合わせて回転することにより、給水ローラー422から供給された水を加湿ローラー434に供給する。
水切り塗布ローラー426は、その外周面が搬送ローラー424および絞り軸428の外周面のそれぞれに接触している。水切り塗布ローラー426は、水搬送部426cにより隣接する搬送ローラー424の外周面に余分な水を吸水して軸方向の中央部から端部に向かって水を搬送して水の吸水領域を広げると共に、吸水領域を広げた水を搬送ローラー424の外周面に供給して水の塗布領域の均一化を図る部材である。水切り塗布ローラー426の材料としては、隣接する搬送ローラー424よりも吸水性の高い材料が好ましく、例えばゴムやスポンジ、パルプ等を用いることができる。
絞り軸428は、水切り塗布ローラー426の軸方向に沿って延びる円柱体から構成されている。絞り軸428は、その外周面が隣接する水切り塗布ローラー426の外周面に接触しており、水切り塗布ローラー426の外周面に保持された水を絞る。絞り軸428の軸方向の長さは、水切り塗布ローラー426の軸方向の長さと略同一の長さに選定される。絞り軸428の材料としては、例えば鉄やSUSの金属材料等を用いることができる。
水切り塗布ローラー用貯水部432は、水切り塗布ローラー426の下方側に配設され、水切り塗布ローラー426において絞り軸428により絞られた水を溜める。水切り塗布ローラー用貯水部432は、排水経路440を経由して給水ローラー用貯水部420に連通している。これにより、水切り塗布ローラー426で絞られた水が装置内の部品等にこぼれることを防止できると共に、水切り塗布ローラー426で絞られた水を循環させることで再利用できる。
ガイド部材430は、水切り塗布ローラー426と絞り軸428との絞り位置から斜め下方側に配置される水切り塗布ローラー用貯水部432まで延在しており、水切り塗布ローラー426で絞られた水を水切り塗布ローラー用貯水部432内に案内する。なお、ガイド部材430の詳細については後述する。
加湿ローラー434は、搬送経路Rを挟んで加湿ローラー464に対向して配置され、加湿ローラー464に圧着することでニップ部を形成する。また、加湿ローラー434は、その外周面が搬送ローラー424の外周面に接触している。加湿ローラー434の軸方向の長さは、用紙Pの全域に水を供給するために、少なくとも使用される最大の用紙サイズの用紙幅以上に選定される。加湿ローラー434の材料としては、例えば親水性を有する樹脂(例えばNBR)等を用いることができる。加湿ローラー434は、搬送される用紙Pの表面側に水を塗布することにより用紙Pを加湿処理する。
続けて、第2の加湿部470Bについて説明する。図2に示すように、第2の加湿部470Bは、給水搬送ローラー用貯水部450と、給水搬送ローラー452と、水切り塗布ローラー456と、絞り軸458と、ガイド部材460と、水切り塗布ローラー用貯水部462と、加湿ローラー464とを有している。
給水搬送ローラー用貯水部450は、給水搬送ローラー452の下方側に配設され、図示しないポンプ等の給水機構により汲み上げられた水をケーシング内に一定量溜めることにより給水搬送ローラー452に水を供給する。
給水搬送ローラー452は、給水搬送ローラー用貯水部450内に溜められた水に外周面の一部が浸された状態で配置されると共に、その外周面が加湿ローラー464および水切り塗布ローラー456の外周面のそれぞれに接触している。給水搬送ローラー452の軸方向の長さは、上述した給水ローラー422の軸方向の長さと同一に構成しても良いし、加湿ローラー464の軸方向の長さと略同一に構成することもできる。給水搬送ローラー452の材料としては、例えば親水性を有する樹脂(例えばNBR)等を用いることができる。給水搬送ローラー452は、回転することにより給水搬送ローラー用貯水部450内に溜められた水を汲み上げて保持し、この保持した水を上方側に配置される加湿ローラー464に供給する。なお、本実施の形態では、給水搬送ローラー452に給水ローラーと搬送ローラーとの二つの機能を持たせたが、第1の加湿部470Aのように別々に設けた構成とすることもできる。
水切り塗布ローラー456は、その外周面が給水搬送ローラー452および絞り軸458の外周面のそれぞれに接触している。水切り塗布ローラー456の軸方向の長さは、加湿ローラー464の軸方向の長さと略同一に選定される。水切り塗布ローラー456の材料としては、隣接する給水搬送ローラー452よりも吸水率高いものが好ましく、例えばゴムやスポンジ、パルプ等を用いることができる。水切り塗布ローラー456は、給水搬送ローラー452の外周面に余分な水を吸水すると共に、給水搬送ローラー452の外周面に供給される水の均一化を図る。
ガイド部材460は、水切り塗布ローラー456と絞り軸458との絞り位置から斜め下方側に配置される水切り塗布ローラー用貯水部462まで延在しており、水切り塗布ローラー456で絞られた水を水切り塗布ローラー用貯水部462内に案内する。
水切り塗布ローラー用貯水部462は、水切り塗布ローラー456の下方側に配設され、水切り塗布ローラー用貯水部462で絞られた水を溜める。水切り塗布ローラー用貯水部462は、図示しない水路を介して給水搬送ローラー用貯水部450に連通している。これにより、水切り塗布ローラー456で絞られた水が装置内の部品等にこぼれることを防止できると共に、水切り塗布ローラー456で絞られた水を循環させることで再利用できる。
絞り軸458は、その外周面が水切り塗布ローラー456の外周面に接触しており、水切り塗布ローラー456の外周面に保持される水を絞る。絞り軸458の軸方向の長さは、水切り塗布ローラー456の軸方向の長さと略同一に選定される。絞り軸458の材料としては、例えば鉄やSUSの金属材料等を用いることができる。
加湿ローラー464は、搬送経路Rを挟んで加湿ローラー434に対向して配置され、加湿ローラー434に圧着することでニップ部を形成する。また、加湿ローラー464は、その外周面が給水搬送ローラー452の外周面に接触している。加湿ローラー464の軸方向の長さは、少なくとも使用される最大の用紙Pの幅方向の長さ以上に選定される。加湿ローラー464の材料としては、例えば親水性を有する樹脂(例えばNBR)等を用いることができる。加湿ローラー464は、搬送される用紙Pの裏面側に水を塗布することにより用紙Pを加湿処理する。
ガイド部材480は、搬送経路Rを介して対向して配置された一対の平板から構成され、加湿ローラー434,464よりも用紙搬送方向D1の下流側に配設されている。ガイド部材480は、加湿ローラー434,464により加湿処理された用紙Pを搬送ローラー482に案内する。
搬送ローラー482は、搬送経路Rを介して対向して配置された一対のローラーから構成され、ガイド部材480よりも用紙搬送方向D1の下流側であって排出口近傍に配設されている。搬送ローラー482は、図示しない駆動モータの駆動により回転し、加湿ローラー434,464により加湿処理された用紙Pを後段の第2の後処理装置500に搬送する。
[ガイド部材430の構成例]
図4はガイド部材430の側面側の構成の一例を示し、図5はガイド部材430の内面側の構成の一例を示している。図4および図5に示すように、ガイド部材430は、絞り軸428により絞られた水を水切り塗布ローラー用貯水部432に排水するための部材であり、本体430fとリブ430a,430b,430c,430dとを有している。
本体430fは、樹脂材料や金属材料等の平板部材からなり、絞り軸428と水切り塗布ローラー用貯水部432との間に亘って設けられ、絞り軸428と水切り塗布ローラー426との絞り箇所の位置P1よりも少なくとも高い位置から下方側の水切り塗布ローラー用貯水部432に向かって傾斜している。具体的には、本体430fの上端部は、水切り塗布ローラー426の回転軸を基準とした直交座標系を仮定したとき、水切り塗布ローラー426の第4象限(4)の近傍に位置している。本体430fの装置手前から奥側に向かう幅方向(軸方向D3)の長さは、少なくとも水切り塗布ローラー426や絞り軸428の軸方向の長さ以上に選定される。また、本体430fの内面と絞り軸428および水切り塗布ローラー426のそれぞれの外周面とは、水を流すための若干の間隔をあけて配置される。
リブ430a,430b,430c,430dは、緩やかな山型形状をなす細長の板状部材により構成され、軸方向D3に所定の間隔をあけて本体430fの内面(水切り塗布ローラー426に対向する面)に取り付けられている。リブ430a,430b,430c,430dの長手方向は、水切り塗布ローラー426の回転方向D2と平行である。リブ430a,430b,430c,430dの各頂面部は、水切り塗布ローラー426の外周面に接触しており、水切り塗布ローラー426の外周面で保持された水を絞ることができるようになっている。
また、リブ430a,430b,430c,430dの水の流れ方向D5の上流側の端部の幅W1は、その下流側の端部の幅W2よりも幅狭で構成されている。これにより、水切り塗布ローラー426から流れる水とガイド部材430の内面とで生じる表面張力を抑制することができ、排出する水を効率的に水切り塗布ローラー用貯水部432に流し込むことができる。なお、リブ430a,430b,430c,430dの長手方向は、必ずしも水切り塗布ローラー426の回転方向D2に平行でなくても良く、水切り塗布ローラー426の回転方向D2に対して若干傾斜させて構成することもできる。
なお、搬送経路Rよりも下方側に設けられる第2の加湿部270Bのガイド部材460についても、上述したガイド部材430と同様の構成を採用することができる。ガイド部材460は、図2に示すように、絞り軸458と水切り塗布ローラー456との絞り箇所の位置P2よりも少なくとも高い位置P2、より具体的には絞り軸458が設置される高さから下方側の水切り塗布ローラー用貯水部462に向かって傾斜している。ガイド部材460には、上述したようにリブを設けることもできる。なお、その他のガイド部材430と共通する構成等については、詳細な説明については省略する。
[リブの他の構成例]
なお、上述した実施の形態では、リブ430a等を水切り塗布ローラー426の回転方向D2に対して平行となるように構成したが、これに限定されることはない。図6は、リブ430a等の他の構成である、リブ430eの構成の一例を示している。図6に示すように、リブ430eは、細長の平板部材からなり、その長手方向が水切り塗布ローラー426の軸方向D3と平行となるように本体430fに取り付けられている。リブ430eの頂面部は水切り塗布ローラー426の外周面に接触しており、水切り塗布ローラー426の外周面で保持される水を絞ることができるようになっている。また、リブ430eには、絞られた水を下方側に配置された水切り塗布ローラー用貯水部432に効率的に流すための開口部430gが形成されている。
[水の流れ]
次に、第1の後処理装置400において用紙Pに水が塗布されるまでの水の流れについて図2等を参照して説明する。印刷ジョブの実行に伴い、図示しない駆動モータが駆動し、給水ローラー422や搬送ローラー424、水切り塗布ローラー426等が回転する。また、図示しない給水機構の駆動により、貯水タンク418に水が給水され、その後、貯水タンク418内に給水された水が給水ローラー用貯水部420に溜められる。
給水ローラー422の回転が開始すると、給水ローラー422の外周面に給水ローラー用貯水部420に溜められた水が保持される。給水ローラー422の外周面に保持された水は、隣接する搬送ローラー424の外周面に供給される。
搬送ローラー424の外周面に供給された水の一部は、吸水性の高い水切り塗布ローラー426に吸い込まれ、水切り塗布ローラー426の軸方向外側に搬送されることで、水の塗布領域の均一化が図られる。水切り塗布ローラー426で均一化が図られた水は、搬送ローラー424の外周面に供給され、搬送ローラー424から下方側の加湿ローラー434の外周面に供給される。
また、水切り塗布ローラー426により吸水された水は、隣接する絞り軸428により絞られる。絞り軸428により絞られた水は、ガイド部材430の内面を伝って水切り塗布ローラー用貯水部432に流れる。水切り塗布ローラー用貯水部432内に貯められた水は、排水経路440内を図3の矢印方向に沿って流れ、給水ローラー用貯水部420内に最終的に貯められ、給水ローラー422によって加湿用の水として再利用される。
第2の加湿部470Bについても、第1の加湿部470Aと同様の動作により、給水搬送ローラー452の外周面から加湿ローラー464の外周面に水が供給される。画像形成装置300において画像が形成された用紙Pは、一対の加湿ローラー434,464のニップ部を通過することにより、用紙Pの表面および裏面のそれぞれに水が付与されて加湿処理される。
以上説明したように、本実施の形態によれば、ガイド部材430を絞り箇所と水切り塗布ローラー用貯水部432との間に亘って設けるので、絞り箇所で絞られた水をガイド部材430からこぼすことなく回収できる。これにより、絞り箇所で絞られた水が用紙Pや装置を構成する部品等にこぼれ落ちることを防止でき、画像不良等の問題を防止することができる。
また、本実施の形態によれば、水切り塗布ローラー426で絞られた水を排水経路440により給水ローラー用貯水部420に循環させて再利用するので、コスト削減を図ることができる。
[第1の加湿部470Cの構成例]
図7は、第1の加湿部470Aとは構成の異なる第1の加湿部470Cの構成の一例を示している。図7に示すように、第1の加湿部470Cは、水切り塗布ローラー426の水を絞るためのブレード436Aを有している。ブレード436Aは、板状部材からなり、一端部が水切り塗布ローラー426の第3象限(3)に位置する外周面に接触すると共に他端部が水切り塗布ローラー用貯水部432の底面部に取り付けられている。ブレード436Aの幅方向の長さは、水切り塗布ローラー426の軸方向の長さ以上に構成しても良いし、これよりも短く構成しても良い。
ブレード436Aにより水切り塗布ローラー426から絞られた水は、ブレード436Aを伝って水切り塗布ローラー用貯水部432内に流れる。このように、絞られた水をブレード436Aにより水切り塗布ローラー用貯水部432内に直接流すことができるので、ガイド部材230から排水がこぼれることを確実に防止することができる。
なお、ブレード436Aは、水切り塗布ローラー426と接触する接触位置とこれから退避する退避位置との間を移動可能な構成とすることもできる。これにより、絞り軸428単体で水切り塗布ローラー426の水の絞りを行う構成とすることもできるし、二つの絞り軸428およびブレード436Aで水の絞りを行う構成とすることもできる。また、ブレード436Aを設ける場合には、絞り軸428を設けない構成とすることもできる。
[第1の加湿部470Dの構成例]
図8は、第1の加湿部470Aとは構成の異なる第1の加湿部470Dの構成の一例を示している。なお、第1の加湿部470Cと共通する内容については説明を省略する場合もある。
図8に示すように、第1の加湿部470Dは、水切り塗布ローラー426の水を絞るためのブレード436Bを有している。ブレード436Bは、板状部材からなり、一端部が水切り塗布ローラー426の第4象限(4)に位置する外周面に接触すると共に他端部がガイド部材230の内面に取り付けられている。ブレード436Bの幅方向の長さは、水切り塗布ローラー426の軸方向の長さ以上に構成しても良いし、これよりも短く構成しても良い。
ブレード436Bにより水切り塗布ローラー426から絞られた水は、ブレード436Bおよびガイド部材230内面を伝って水切り塗布ローラー用貯水部432内に流れる。このように、絞られた水をブレード436Bを用いて水切り塗布ローラー用貯水部432内に誘導することができるので、ガイド部材230から排水がこぼれることを確実に防止することができる。
なお、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は、上述した実施の形態に記載の範囲には限定されることはない。本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上述した実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能である。例えば、ガイド部材430にリブ430a等を設けた場合であって、水切り塗布ローラー426での水の絞りをリブ430a等により十分に行える場合には、絞り軸428を設けない構成とすることもできる。
また、上述した実施の形態では、搬送経路Rを水平方向(地面との平行度0度)により構成したが、これに限定されることはない。例えば、用紙Pの搬入口側を基準として搬送経路Rを水平方向に対して±45度の範囲で傾けた場合でも、上述したガイド部材430等の構成を採用した本発明を適用することができる。
また、図1に示す画像形成装置300はカラー画像を形成するものであるが、本発明はカラー画像を形成する画像形成装置に限らず、モノクロ画像を形成する画像形成装置にも適用することができる。
400 第1の後処理装置(用紙処理装置)
420 給水ローラー用貯水部(第2の貯水部)
422 給水ローラー(第1のローラー)
424 搬送ローラー(第4のローラー)
426 水切り塗布ローラー(第2のローラー)
428 絞り軸(絞り部)
430 ガイド部材
430a,430b,430c,430d リブ(突出部)
432 水切り塗布ローラー用貯水部(第1の貯水部)
434 加湿ローラー(第3のローラー)

Claims (9)

  1. 水を供給する第1のローラーと、
    前記第1のローラーにより供給される水の一部を吸い込む第2のローラーと、
    前記第1のローラーにより供給される水を用紙に付与する第3のローラーと、
    前記第2のローラーに接し、当該第2のローラーにより前記第1のローラーで吸い込まれた水を絞る絞り部と、
    前記絞り部により絞られた水を溜める第1の貯水部と、
    前記第2のローラーと前記絞り部とにおける水の絞り箇所と前記第1の貯水部との間に亘って設けられるガイド部材と、
    を備えることを特徴とする用紙処理装置。
  2. 前記絞り部は、前記第2のローラーの軸方向に沿って延びる円柱体により構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の用紙処理装置。
  3. 前記第2のローラーの回転軸を基準とした直交座標系を仮定したとき、前記第2のローラーの第2象限、第3象限または第4象限の少なくとも一つに位置する外周面に接し、前記第2のローラーの水を絞るブレードを有する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の用紙処理装置。
  4. 前記第1のローラーに水を供給する第2の貯水部を備え、
    前記第1の貯水部と前記第2の貯水部とは水路を介して連通している
    ことを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の用紙処理装置。
  5. 前記第1のローラーと前記第2のローラーとの間に設けられる第4のローラーを備え、
    前記第4のローラーは、前記第3のローラーに接すると共に前記第1のローラーからの水を当該第3のローラーに搬送する
    ことを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の用紙処理装置。
  6. 前記ガイド部材は、前記第2のローラーの外周面と対向する面に設けられ、前記第2のローラーの外周面に接する突出部を有する
    ことを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の用紙処理装置。
  7. 前記突出部の長手方向は、前記第2のローラーの軸方向に沿って設けられる
    ことを特徴とする請求項6に記載の用紙処理装置。
  8. 前記突出部の長手方向は、前記第2のローラーの回転方向に沿って設けられる
    ことを特徴とする請求項6に記載の用紙処理装置。
  9. 前記突出部において、前記絞り箇所で絞られた水の流れ方向の上流側の端部の幅は、前記流れ方向の下流側の端部の幅よりも幅狭で構成されている
    ことを特徴とする請求項6に記載の用紙処理装置。
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