JP2018068271A - 害獣忌避装置及び害獣忌避方法 - Google Patents

害獣忌避装置及び害獣忌避方法 Download PDF

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Abstract

【課題】不快音を意図的に発して、害獣を寄せ付けなくすることが可能な害獣忌避装置を提供する。【解決手段】害獣検知部10は、害獣の接近を検知する。信号生成部20bは、害獣の接近が検知されると、複数の正弦波の重ね合わせから構成されている矩形波のCPUクロック信号を用いて出力クロック信号を出力し、出力クロック信号のHI状態に対応するH時間を一定にし、出力クロック信号のLOW状態に対応するL時間を所定の時間毎に段階的に変更することで、第一の周波数から第二の周波数まで変化した一連の出力クロック信号を生成する。信号増幅部21は、生成された一連の出力クロック信号の振幅を、一連の出力クロック信号の振幅の2倍以上に増幅させる。音声出力部11は、増幅された一連の出力クロック信号を音声に変換して、音声を害獣に聞かせる。繰り返し生成部20cは、一連の出力クロック信号を繰り返し生成させる。【選択図】図2

Description

本発明は、害獣忌避装置及び害獣忌避方法に関する。
従来、超音波や光を用いて、猪、猿、熊、鹿、烏等の害獣を忌避する害獣忌避装置が多種存在する。ここで、超音波とは、人間の耳には聞こえ難い高い周波数(振動数)を持つ音波を意味し、人間の耳は、20Hz〜20kHzの周波数の音波を聞くことが出来ると言われている。
例えば、特開2009−159943号公報(特許文献1)、特開2010−207175号公報(特許文献2)、特開2015−112098号公報(特許文献3)には、センサーが害獣を検知した際に、人間の耳に聞こえ難く、害獣の耳に聞こえる周波数の超音波を発射して害獣を忌避する害獣忌避装置が開示されている。又、実用新案登録第3153448号公報(特許文献4)には、センサーが害獣を検知した際に、紫外線及び白色のLEDを照射して害獣を忌避する害獣忌避装置が開示されている。
特開2009−159943号公報 特開2010−207175号公報 特開2015−112098号公報 実用新案登録第3153448号公報
しかしながら、害獣には、単純な超音波や光に対して慣れるという特性がある。つまり、害獣は、単純な超音波でも光でも、一度は、危険や不快を感じて、逃げ出すものの、同じ超音波や同じ光を繰り返し聞くと、これに慣れてしまい、逃げなくなるという課題がある。
一方、害獣に、周波数の高低の変化が激しい、ノイズの入った音波(不快音とする)を聞かせると、不快や危機を感じ、二度と聞きたくないと思って、当該音波を聞いた場所には二度と現れない。不快音は、不快の原因になり、典型的な例は、黒板を爪でひっかく音(音波)である。
そこで、本発明は、前記課題を解決するためになされたものであり、不快音を意図的に発して、害獣を寄せ付けなくすることが可能な害獣忌避装置及び害獣忌避方法を提供することを目的とする。
本発明者は、鋭意研究を重ねた結果、本発明に係る新規な害獣忌避装置及び害獣忌避方法を完成させた。即ち、本発明に係る害獣忌避装置は、害獣検知部と、信号生成部と、信号増幅部と、音声出力部と、繰り返し生成部と、を備える。害獣検知部は、害獣の接近を検知する。信号生成部は、前記害獣の接近が検知されると、複数の正弦波の重ね合わせから構成されている矩形波のCPUクロック信号を用いて出力クロック信号を出力し、当該出力クロック信号のHI状態に対応するH時間を一定にし、前記出力クロック信号のLOW状態に対応するL時間を所定の時間毎に段階的に変更することで、第一の周波数から第二の周波数まで変化した一連の出力クロック信号を生成する。信号増幅部は、前記生成された一連の出力クロック信号の振幅を、当該一連の出力クロック信号の振幅の2倍以上に増幅させる。音声出力部は、前記増幅された一連の出力クロック信号を音声に変換して、当該音声を前記害獣に聞かせる。繰り返し生成部は、前記一連の出力クロック信号を繰り返し生成させる。
又、本発明に係る害獣忌避方法は、害獣検知ステップと、信号生成ステップと、信号増幅ステップと、音声出力ステップと、繰り返し生成ステップと、を備える。害獣検知ステップは、害獣の接近を検知する。信号生成ステップは、前記害獣の接近が検知されると、複数の正弦波の重ね合わせから構成されている矩形波のCPUクロック信号を用いて出力クロック信号を出力し、当該出力クロック信号のHI状態に対応するH時間を一定にし、前記出力クロック信号のLOW状態に対応するL時間を所定の時間毎に段階的に変更することで、第一の周波数から第二の周波数まで変化した一連の出力クロック信号を生成する。信号増幅ステップは、前記生成された一連の出力クロック信号の振幅を、当該一連の出力クロック信号の振幅の2倍以上に増幅させる。音声出力ステップは、前記増幅された一連の出力クロック信号を音声に変換して、当該音声を前記害獣に聞かせる。繰り返し生成ステップは、前記一連の出力クロック信号を繰り返し生成させる。
本発明によれば、不快音を意図的に発して、害獣を寄せ付けなくすることが可能となる。
本発明に係る害獣忌避装置の外観構成図である。 本発明に係る害獣忌避装置の機能ブロック図である。 本発明に係る害獣忌避装置の実行手順を示すフローチャートである。 本発明に係るCPUクロック信号の構成図(図4A)と、本発明に係る出力クロック信号の生成方法を示す概略図(図4B)と、である。 本発明に係る一連の出力クロック信号の周期の時系列を示すグラフ(図5A)と、本発明に係る一連の出力クロック信号の周波数の時系列を示すグラフ(図5B)と、である。 時間t1における一連の出力クロック信号に基づいて発生した音声の周波数と音圧レベルとの関係を示すグラフ(図6A)と、時間t2における一連の出力クロック信号に基づいて発生した音声の周波数と音圧レベルとの関係を示すグラフ(図6B)と、時間t3における一連の出力クロック信号に基づいて発生した音声の周波数と音圧レベルとの関係を示すグラフ(図6C)と、時間t4における一連の出力クロック信号に基づいて発生した音声の周波数と音圧レベルとの関係を示すグラフ(図6D)と、である。 一連の出力クロック信号に基づいて発生した音声の周波数と音圧レベルとの関係を示すグラフである。 一連の出力クロック信号の生成が繰り返された場合の一連の出力クロック信号の周波数の時系列を示すグラフである。 時間t1における一連の出力クロック信号に基づいて発生した音声の周波数と音圧レベルとの関係を示すグラフ(測定結果)(図9A)と、時間t2における一連の出力クロック信号に基づいて発生した音声の周波数と音圧レベルとの関係を示すグラフ(測定結果)(図9B)と、時間t3における一連の出力クロック信号に基づいて発生した音声の周波数と音圧レベルとの関係を示すグラフ(測定結果)(図9C)と、時間t4における一連の出力クロック信号に基づいて発生した音声の周波数と音圧レベルとの関係を示すグラフ(測定結果)(図9D)と、である。 一連の出力クロック信号に基づいて発生した音声の周波数と音圧レベルとの関係を示すグラフ(測定結果)である。 実施例の害獣忌避装置により烏を撃退した際の写真である。
以下に、添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。尚、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
先ず、本発明に係る害獣忌避装置1の外観構成図について説明する。本発明に係る害獣忌避装置1は、図1に示すように、害獣検知部10と、スピーカー11(音声出力部)と、を備える。害獣検知部10は、害獣の接近を検知する。害獣検知部10は、例えば、赤外線感知センサー(焦電センサー)で構成され、害獣検知部10から所定の検知距離(例えば、12m)までに存在する害獣(赤外線を発している物体)を検知することが出来る。スピーカー11は、害獣検知部10が害獣の接近を検知すると、本体12の内部のマイクロコントローラーにより、第一の周波数(例えば、8kHz)から第二の周波数(例えば、40kHz)まで変化した一連の出力クロック信号が生成され、一連の出力クロック信号が増幅され、これに基づいて変換された音声(超音波)が発せられる。害獣は、その音声を聞くことで、不快又は危険を感じ、逃げ出す。一連の出力クロック信号の生成については、後述する。
害獣検知部10と、スピーカー11とは、例えば、害獣忌避装置1の本体12の正面と左右の両側面にそれぞれ設けられ、害獣忌避装置1の正面又は両側面に害獣が接近すれば、いずれかの害獣検知部10が検知し、スピーカー11が超音波を発する。そのため、害獣忌避装置1は、上方から見て270度の広範囲(3方向)で害獣を検知し、当該広範囲で超音波を発することが出来る。
又、本発明に係る害獣忌避装置1は、本体12を所定の高さに支持する支持部13(支柱)を備える。又、本発明に係る害獣忌避装置1は、LED14を備え、LED14は、害獣検知部10が害獣の接近を検知すると、本体12の内部のマイクロコントローラーにより、LED14の光源を点灯する。LED14は、例えば、光源から高輝度の青色光を害獣に照射する。害獣は、その光を見ることで、危険を感じ、逃げ出す。このLED14は、本体12の正面に複数個(例えば、6つ)設けられる。
又、本発明に係る害獣忌避装置1は、ソーラーパネル15を備え、ソーラーパネル15は、太陽光により発電し、当該発電された電気を本体12の内部の充電部に充電する。充電部に充電された電気は、獣害忌避装置1の各部(検知部10、スピーカー11、LED14、マイクロコントローラー等)に供給される。そのため、本発明に係る害獣忌避装置1は、外部電源を不要とする。尚、充電部により供給される電気は、直流電流であり、この直流電流により各部が駆動する。
又、本発明に係る害獣忌避装置1は、ソーラーパネル15の角度を調整する角度調整部16を備え、ユーザーが害獣忌避装置1を設置した場合に、当該角度調整部16を用いて、ソーラーパネル15の発電面を昼頃の太陽の方向へ合わせ、ソーラーパネル15の発電効率を高める。
次に、本発明に係る害獣忌避装置1の機能ブロック図について説明する。本発明に係る害獣忌避装置1は、図2に示すように、害獣検知部10、スピーカー11(音声出力部)、LED14、ソーラーパネル15の他に、本体12の内部に、マイクロコントローラー20と、信号増幅部21と、充電部22と、書込部23と、を備える。
マイクロコントローラー20は、発振回路20aと、信号生成部20bと、を備える。発振回路20aは、CPUの駆動に要する特定の周波数(例えば、16MHz)のCPUクロック信号を発振する。信号生成部20bは、害獣検知部10が害獣の接近を検知すると、発振回路20aのCPUクロック信号を用いて、第一の周波数(例えば、8kHz)から第二の周波数(例えば、40kHz)まで変化した一連の出力クロック信号を生成する。つまり、本発明では、2つ以上の異なる周波数のクロック信号を発振する複数の発振器を不要とし、1つの発振回路20aのCPUクロック信号を基に、プログラム的に、目的とする一連の出力クロック信号を生成することが出来るため、マイクロコントローラー20に所望のプログラムを書き込めば、量産化可能であり、害獣の種類に応じて、周波数を変化させた一連の出力クロック信号を調整・生成することが可能であるため、機動的に対応出来る利点を有する。プログラムは、後述するステップに対応する。
尚、害獣の種類によって、聞こえる周波数領域が異なることから、全ての種類の害獣に適用するために、第一の周波数が8kHzとし、第二の周波数が40kHzとすることで、広範囲の周波数領域の音声を発生させることが可能となり、どのような種類の害獣が近寄ってきても、効果のある音声を照射することが出来る。
一連の出力クロック信号は、信号増幅部21に入力され、信号増幅部21は、前記生成された一連の出力クロック信号の振幅(例えば、5V)を、当該一連の出力クロック信号の振幅の2倍以上(例えば、12V)に増幅させる。増幅された一連の出力クロック信号は、スピーカー11へ入力される。スピーカー11は、検知された害獣に音声を発射する。又、マイクロコントローラー20は、繰り返し生成部20cを備え、信号生成部20bに、一連の出力クロック信号の生成を所定回数繰り返させる。
又、マイクロコントローラー20は、点灯制御部20dを備え、点灯制御部20dは、害獣検知部10が害獣の接近を検知すると、LED14に点灯信号を入力し、LED14が光源を点灯して、光を害獣に照射する。
又、充電部22は、ソーラーパネル15が発電した電気を充電し、充電した電気を各部に供給する。又、書込部23は、外部のコンピューターに電気的に接続可能であり、コンピューターからの指示に基づいて、信号生成部20bに対して一連の出力クロック信号の生成のためのプログラムや繰り返し生成部20cに対して一連の出力クロック信号の生成回数のためのプログラムを書き込んだり、バグを修正したりする。
次に、図2、図3を参照しながら、本発明に係る害獣忌避装置1の構成及び実行手順について説明する。先ず、ユーザーが、害獣の出没する場所に本発明に係る害獣忌避装置1を設置し、電源を投入(ON)する(図3:S101YES)。
すると、ソーラーパネル15により予め電気を充電していた充電部22が各部に電気を供給し、マイクロコントローラー20が初期動作を行う(図3:S102)。ここで、電源が投入された時点から所定の時間(例えば、30秒等)までの間では、害獣検知部10(焦電センサ)からの信号が不安定となることから、マイクロコントローラー20は、電源投入時から所定の時間まで、害獣検知部10からの信号を無視する。
さて、初期動作が完了すると、害獣検知部10は、害獣の接近の検知を開始する(図3:S103)。害獣が害獣忌避装置1に接近しない限り(害獣が害獣検知部10から検知距離までに侵入しない限り)、害獣検知部10は、害獣の接近を検知せず(図3:S103NO)、害獣の接近を繰り返し監視する。
一方、害獣が害獣忌避装置1に接近すると、害獣検知部10は、害獣の接近を検知し(図3:S103YES)、信号生成部20bは、発振回路20aのCPUクロック信号を用いて出力クロック信号を出力し、当該出力クロック信号のHI状態に対応するH時間を一定にし、前記出力クロック信号のLOW状態に対応するL時間を所定の時間毎に段階的に変更することで、第一の周波数(8kHz)から第二の周波数(40kHz)まで変化した一連の出力クロック信号を生成する(図3:S104)。
具体的には、下記の手順で行われる。先ず、図4Aに示すように、マイクロコントローラー20の発振回路20aは、周波数が比較的高い(16MHz)CPUクロック信号を発振しているが、このCPUクロック信号を分解すると、複数の正弦波の重ね合わせから構成されている。そのため、図4Aに示すように、CPUクロック信号の形状は、厳密な矩形波(方形波)でなく、所定のノイズを含む矩形波となる。この矩形波を用いて、音声の源泉となる出力クロック信号を生成することで、後述する音声において共鳴を引き起こし、周波数の高低の変化が激しい、ノイズを含む音声(不快音)を発することが出来る。
信号生成部20bは、先ず、害獣の接近が検知されると、CPUクロック信号の立ち上がりの数をカウント数Cとしてカウントし、図4Bに示すように、カウント数Cが0から予め設定された第一の閾値C0までの間では、所定の電圧値(5V)を出力値として出力する。次に、信号生成部20bは、カウント数Cが第一の閾値C0+1から予め設定された第二の閾値C1までの間では、前記電圧値を0Vにして出力する。第二の閾値C1は、第一の周波数(8kHz)に対応する。これにより、カウント数Cが0から第一の閾値C0までの間では、HI状態とし、カウント数Cが第一の閾値C0+1から第二の閾値C2までの間では、LOW状態とする出力クロック信号を生成することが出来る。ここで、出力クロック信号がHI状態である時間をH時間と称し、出力クロック信号がLOW状態である時間をL時間(図4Bでは、L1)と称する。
次に、信号生成部20bは、カウント数CがC1を超えると、カウント数Cを0に戻して、再度、カウント数Cが0から第一の閾値C0までの間では、前記電圧値を出力し、カウント数Cが第一の閾値C0+1から第二の閾値C1までの間では、0Vを出力することで、所定の周期T1(=H+L1)を有する出力クロック信号を生成する。
尚、出力クロック信号において第一の周波数(1/T1)が8kHzの場合は、例えば、第一の閾値C0が200と設定され、第二の閾値C1が2000と設定される。
ここで、第一の閾値C0は、出力クロック信号のH時間、つまり、パルス幅に関係し、第一の閾値C0が200の場合、出力クロック信号のパルス幅は15.6μsecとなり、出力クロック信号のL時間は109.4μsecとなり、最初の周期T1は125μsecとなる。
さて、信号生成部20bは、カウント数Cのカウントを開始した時点から所定の時間Tm(例えば、100msec)だけ経過する毎に、前記第二の閾値C2を、前記第二の周波数(40kHz)に対応する第三の閾値Cn(例えば、400)に近づくように所定値ΔC(例えば、16)だけ変化させ、変化させた変化値C2を新たな第二の閾値として設定する。ここでは、第一の周波数が8kHzであり、第二の周波数が40kHzであるため、信号生成部20bは、第二の閾値C2を所定値ΔCだけ減算し、減算した減算値C2(=C1−ΔC)を新たな第二の閾値として設定する。尚、第一の周波数が40kHzであり、第二の周波数が8kHzである場合は、第二の閾値C2が400となり、第三の閾値Cnが2000となるため、減算とは逆となり、信号生成部20bは、第二の閾値C2を所定値ΔCだけ加算し、加算した加算値C2(=C1+ΔC)を新たな第二の閾値として設定する。ここでは、第二の閾値C2が2000であり、第三の閾値Cnが400であることを前提に説明する。
そして、図4Bに示すように、信号生成部20bは、新たな第二の閾値C2を設定すると、カウント数Cが0から第一の閾値C0までの間では、前記電圧値を出力し、カウント数Cが第一の閾値C0+1から新たな第二の閾値C2までの間では、0Vを出力する。これにより、所定の時間Tm毎に、LOW状態に対応するL時間を段階的に減少させることが出来るため、所定の時間Tm毎に出力クロック信号の周期Tを小さくする、言い換えれば、出力クロック信号の周波数fを大きくすることが可能となる。
又、出力クロック信号のH時間を固定し、L時間を可変とすることで、周波数が変化する一連の出力クロック信号に基づいて音声を円滑に発生することが出来る。即ち、出力クロック信号のH時間を出来るだけ短くすることも可能であるが、そのようにすると、マイクロコントローラー20のプログラム上で出力クロック信号を生成しているため、プログラムの処理量が多くなり、適切に動作しない可能性が出てくる。一方、出力クロック信号のH時間を長くすると、出力クロック信号の刻み幅が荒くなり、音声の出力に不具合が生じやすくなる。そこで、出力クロック信号のH時間を、マイクロコントローラー20と信号増幅部21とスピーカー11のスペックに合わせて固定し、出力クロック信号のL時間を変更するように構成することで、周波数が大きく変化した一連の出力クロック信号を生成したとしても、音声の変換に不具合が生じず、周波数が変化する音声を円滑に発生させることが出来るのである。
次に、信号生成部20bは、新たな第二の閾値C2が予め設定された第三の閾値Cnになるまで、所定の時間Tm毎に、前記新たな第二の閾値C2から所定値ΔCを減算する処理を繰り返す。そうすることで、周期が段階的に減算された出力クロック信号が生成される。
そして、新たな第二の閾値C2が所定値ΔCだけ繰り返し減算され、減算された新たな第二の閾値C2が第三の閾値Cnになると、信号生成部20bは、所定の時間Tmが経過するまで、カウント数Cが0から第一の閾値C0までの間では、前記電圧値を出力し、カウント数Cが第一の閾値C0+1から第三の閾値Cnまでの間では、0Vを出力する。
このように、信号生成部20bは、所定の時間Tm(100msec)に、第二の閾値C2を減算する回数n={(最初の第二の閾値C2−第三の閾値Cn)/所定値ΔC}={(2000−400)/16}=100を乗算した生成時間Tg(100msec×100回=10sec)だけ、出力クロック信号を生成し続ける。
尚、出力クロック信号の第二の周波数(1/Tn)が40kHzの場合は、例えば、C0が200と設定され、Cnが400と設定される。
このように、信号生成部20bは、CPUクロック信号とカウント数Cを用いることで、第一の周波数(f1)から第二の周波数(fn)まで変化した一連の出力クロック信号を生成することが出来る。言い換えると、プログラム的に、1つの発振回路20aを用いて、周波数が変化する一連の出力クロック信号を生成することが出来るのである。
一連の出力クロック信号の周期及び周波数の特性は、下記のようになる。即ち、一連の出力クロック信号の周期について、図5Aに示すように、最初は、長い第一の周期T1の出力クロック信号が所定の時間Tmだけ生成され、次に、第一の周期T1よりも短い周期T2の出力クロック信号が所定の時間Tmだけ生成される。このように出力クロック信号の周期Tは段階的に短くなり、最後に、最も短い周期Tnの出力クロック信号が生成される。
一方、一連の出力クロック信号の周波数について、図5Bに示すように、最初は、短い第一の周波数f1(=1/T1)(8kHz)の出力クロック信号が所定の時間Tmだけ生成され、次に、第一の周波数f1よりも長い周波数f2の出力クロック信号が所定の時間Tmだけ生成される。ここで、出力クロック信号の周波数fは、周期Tの逆数であることから、指数関数的に段階的に長くなり、最後に、第二の周波数fn(40kHz)の出力クロック信号が生成される。このように周期Tを段階的に変更することで、周波数が指数関数的に変化する一連の出力クロック信号を生成することが出来る。
さて、信号生成部20bが一連の出力クロック信号を生成すると、信号増幅部21に送られ、信号増幅部21は、前記生成された一連の出力クロック信号の振幅(5V)を、当該一連の出力クロック信号の振幅の2倍以上(12V)に増幅させる(図3:s105)。
具体的には、信号増幅部21に、低周波数から高周波数までの増幅が可能なDCモータ駆動用フルブリッジドライバICを採用し、前記生成された一連の出力クロック信号の振幅を5Vから12Vへ増幅する。これにより、一般的に、出力信号の負荷を高めれば(エネルギーを高くすれば)、出力クロック信号を安定化させることが出来るため、この出力クロック信号に基づいてスピーカー11から発する音声(超音波)の音圧レベルを確実に高めることが出来る。
そして、信号増幅部21が一連の出力クロック信号の振幅を増幅すると、スピーカー11に送られ、スピーカー11は、前記増幅された一連の出力クロック信号を音声に変換して(図3:S106)、当該音声を前記害獣に聞かせる。
ここで、図6には、一連の出力クロック信号に基づいて発生した音声の周波数と音圧レベルの時系列変化を示す。尚、図6中の時間t1、t2、t3、t4の大小関係は、0(sec)<t1<t2<t3<t4<生成時間Tg(sec)である。
図6Aに示すように、初期の段階(t=t1)では、第一の周波数8kHzの音声がメインピークとなり出力されているものの、8kHzよりも高周波数側に複数のノイズピークが見られる。又、図6Bに示すように、第二の段階(t=t2)では、発せられる音声のうち、目的となるメインピークの周波数が高周波数側にシフトし、周波数10kHzの音声がメインピークとなるものの、高周波数側に2つのノイズピークと低周波数側に1つのノイズピークが見られる。更に、図6Cに示すように、第三の段階(t=t3)では、目的となるメインピークの周波数が更に高周波数側にシフトし、周波数15kHzの音声がメインピークとして出力されるものの、やはり、高周波数側に2つのノイズピークと低周波数側に1つのノイズピークが見られる。図6Dに示すように、最後の段階(t=t4)では、生成時間Tgに近いことから、周波数35kHzの音声がメインピークとして出力されるものの、低周波数側に複数のノイズピークが見られる。このように、目的の周波数のメインピーク以外にノイズピークが発生し、このノイズピークは、正しく、音声において共鳴により生じ、発生する音声(超音波)は、周波数の高低の変化が激しい、ノイズを含む音声(不快音)であることを示している。
次に、図7では、一連の出力クロック信号に基づいて発生した音声の周波数と音圧レベルとの関係を示す。図7に示すように、害獣忌避装置1からの特定の距離において、低周波数側では、音圧レベルがやや低くなるものの、高周波数側では、音圧レベルが平坦であり、どの周波数でも音圧レベルを確実に高めることが出来る。尚、特定の距離が2m、4m、8mの場合でも、その傾向が同じであることが理解出来る。これは、音圧レベルを高めるための信号増幅部21が上手く機能していることを示す。
さて、スピーカー11は、一連の出力クロック信号に基づいて音声を前記害獣に聞かせると、繰り返し生成部20cが、前記一連の出力クロック信号を繰り返し生成させる(図3:S107)。
具体的には、信号生成部20bが、第二の(最後の)周波数fnの出力クロック信号を生成する場合、新たな第二の閾値C2が第三の閾値Cnになり、信号生成部20bが、カウント数Cが0から第一の閾値C0までの間では、前記電圧値を出力し、カウント数Cが第一の閾値C0+1から第三の閾値Cnまでの間では、0Vを出力し、所定の時間Tmが経過する。すると、繰り返し生成部20cは、所定の繰り返し数Rの0に1を加えて、繰り返し数Rが予め設定された繰り返し閾値(例えば、3回)になったか否かを判定する。
現時点では、繰り返し数Rが1であるため、繰り返し生成部20cは、繰り返し数Rが繰り返し閾値になっていないと判定し(図3:S107YES)、カウント数Cを0にするとともに、第三の閾値Cnを最初の第二の閾値C1に戻す。
これにより、S107からS104に戻る。つまり、信号生成部20bは、カウント数Cが0から第一の閾値C0までの間では、前記電圧値を出力し、カウント数Cが第一の閾値C0+1から第二の閾値C1までの間では、前記電圧値を0Vにして出力し、所定の時間Tm毎に第二の閾値C1を所定値ΔCだけ減算することを繰り返すことで、第二の閾値C1が第三の閾値Cnになるまで、一連の出力クロック信号を生成し続ける。尚、第二の閾値C1が400で、第三の閾値Cnが2000で、所定値ΔCだけ加算する場合であっても同様である。
そして、図8に示すように、生成期間Tgを一単位として一連の出力クロック信号の生成が繰り返される。一連の出力クロック信号の生成が、所定回数(3回)繰り返され、S107において、繰り返し数Rが3になり、繰り返し生成部20cが、繰り返し数Rが繰り返し閾値(3回)になったか否かを判定する(図3:S107)。
この場合では、繰り返し数Rが3であるため、繰り返し生成部20cは、繰り返し数Rが繰り返し閾値になったと判定し(図3:S107NO)、信号生成部20bに対して一連の出力クロック信号の生成を終了させる(図3:S108)。これにより、音声の発生が停止する。
さて、一連の出力クロック信号に基づいて、不快音が発生するが、この音声を聞いた害獣は、不快や危機を感じ、直ぐに逃げ出す。仮に、不快音を一度聞いただけの害獣であっても、上述のように、不快音が繰り返し発生すれば、害獣は、危機感を抱き、その場を直ぐに離れ、二度と近づかなくなるであろう。
尚、上述では、音声の発生について主に説明したが、本発明に係る害獣忌避装置1では、音声の発生とともに光の照射も同時に行い、害獣の忌避効果を高める。即ち、害獣検知部10は、害獣の接近を検知すると(図3:S103YES)、点灯制御部20dは、LED14の光源を点灯する(図3:S109)。これにより、害獣に不快音(超音波)とLED14の光とを同時に発して、害獣に更に強く危機感を与えることが出来る。
そして、S107において、繰り返し生成部20cは、繰り返し数Rが繰り返し閾値になったと判定した場合(図3:S107NO)、点灯制御部20dは、一連の出力クロック信号の生成の繰り返しが終了すると、前記点灯したLED14の光源を消灯する(図3:S110)。これにより、不快音(超音波)と同時にLED14の光を停止することが出来る。
尚、繰り返し生成部20cが、一連の出力クロック信号の生成を停止させ、点灯制御部20dが、LED14の光線を消灯した後、処理を終えるが、例えば、他の害獣が、再度、害獣忌避装置1に接近すると、S103から処理が開始される。これらの処理は、充電部22の電気量が無くなるか、又はユーザーにより電源を切断(OFF)されるまで繰り返される。
<実施例、実験結果等>
以下、実施例等によって本発明を具体的に説明するが、本発明はこれにより限定されるものではない。
先ず、図1〜図5に示す図面に基づいて、害獣忌避装置1の試作品を作成した。そして、この試作品を一般財団法人小林理学研究所で音圧計測を行った。図9には、一連の出力クロック信号に基づいて発生した音声の周波数と音圧レベルの時系列変化(測定結果)を示す。尚、図9中の時間t1、t2、t3、t4の大小関係は、0<t1<t2<t3<t4<10secである。図9Aに示すように、初期の段階(t=t1)では、低周波数側に目的の周波数に対応するメインピークが表れ、高周波数側にノイズに対応する複数のノイズピークが表れている。図9Bに示すように、第二の段階(t=t2)では、メインピークは、高周波数側にシフトするとともに、高周波数側と低周波数側に複数のノイズピークが表れる。図9Cに示すように、第三の段階(t=t3)では、メインピークは、更に高周波数側にシフトし、高周波数側と低周波数側に複数のノイズピークが表れ、図9Dに示すように、最後の段階(t=t4)では、メインピークが、目的の高周波数に近づくとともに、低周波数側に複数のノイズピークが表れる。このように、ノイズを含む音声を低周波数から高周波数に変化させながら発生させ、不快音を発生させることが出来た。
又、図10には、一連の出力クロック信号に基づいて発生した音声の周波数と音圧レベルとの関係(測定結果)を示す。ここで、図10の値は空気吸収補正を行っている。図10に示すように、害獣忌避装置1からの特定の距離が2m、4m、8mの場合、低周波数側では、音圧レベルがやや低くなるものの、高周波数側では、音圧レベルが平坦であり、どの周波数でも音圧レベルを高めることが出来た。
次に、害獣として烏が複数出没して被害を受けている場所に害獣忌避装置1の試作品を設置し、害獣忌避効果を確認した。その結果、複数の烏が表れた際に、害獣忌避装置1が起動し、周波数の高低の変化が激しい、ノイズの入った音波(不快音)(超音波)と光を発生し、図11に示すように、複数の烏を全て撃退した。数日経過後、烏が全く出没しなくなり、害獣の被害が殆ど無くなった。鹿やアライグマ、猪等の害獣に対しても、同様の忌避効果があった。
以上のように、本発明は、猪、猿、熊、鹿、烏等の害獣に対して効果的に忌避することが出来る害獣忌避装置及び害獣忌避方法として有用であり、不快音を意図的に発して、害獣を寄せ付けなくすることが可能な害獣忌避装置及び害獣忌避方法として有効である。
1 害獣忌避装置
10 害獣検知部
11 スピーカー(音声出力部)
12 本体
13 支持部
14 LED
15 ソーラーパネル
16 角度調整部
20 マイクロコントローラー
20a 発振回路
20b 信号生成部
20c 繰り返し生成部
20d 点灯制御部
21 信号増幅部
22 充電部
23 書込部

Claims (4)

  1. 害獣の接近を検知する害獣検知部と、
    前記害獣の接近が検知されると、複数の正弦波の重ね合わせから構成されている矩形波のCPUクロック信号を用いて出力クロック信号を出力し、当該出力クロック信号のHI状態に対応するH時間を一定にし、前記出力クロック信号のLOW状態に対応するL時間を所定の時間毎に段階的に変更することで、第一の周波数から第二の周波数まで変化した一連の出力クロック信号を生成する信号生成部と、
    前記生成された一連の出力クロック信号の振幅を、当該一連の出力クロック信号の振幅の2倍以上に増幅させる信号増幅部と、
    前記増幅された一連の出力クロック信号を音声に変換して、当該音声を前記害獣に聞かせる音声出力部と、
    前記一連の出力クロック信号を繰り返し生成させる繰り返し生成部と、
    を備える害獣忌避装置。
  2. 前記害獣の接近が検知されると、LEDの光源を点灯して、前記害獣に光を照射し、前記一連の出力クロック信号の生成の繰り返しが終了すると、前記点灯したLEDの光源を消灯する点灯制御部を更に備える
    請求項1に記載の害獣忌避装置。
  3. 前記信号生成部は、
    前記害獣の接近が検知されると、前記CPUクロック信号の立ち上がりの数をカウント数Cとしてカウントし、前記カウント数Cが0から第一の閾値C0までの間では、所定の電圧値を出力値として出力し、前記カウント数Cが前記第一の閾値C0+1から、前記第一の周波数に対応する第二の閾値C1までの間では、前記電圧値を0Vにして出力し、前記カウント数Cが前記第二の閾値C1を超えると、前記カウント数Cを0に戻し、
    前記カウント数Cのカウントを開始した時点から所定の時間Tmだけ経過する毎に、前記第二の閾値C2を、前記第二の周波数に対応する第三の閾値Cnに近づくように所定値ΔCだけ変化させ、変化させた変化値C2を新たな第二の閾値として設定し、前記カウント数Cが0から前記第一の閾値C0までの間では、前記電圧値を出力し、前記カウント数Cが前記第一の閾値C0+1から前記新たな第二の閾値C2までの間では、0Vを出力し、
    前記新たな第二の閾値C2が前記第三の閾値Cnになるまで、前記所定の時間Tm毎に、前記新たな第二の閾値C2を前記所定値ΔCだけ変化させる処理を繰り返す
    請求項1又は2に記載の害獣忌避装置。
  4. 害獣の接近を検知する害獣検知ステップと、
    前記害獣の接近が検知されると、複数の正弦波の重ね合わせから構成されている矩形波のCPUクロック信号を用いて出力クロック信号を出力し、当該出力クロック信号のHI状態に対応するH時間を一定にし、前記出力クロック信号のLOW状態に対応するL時間を所定の時間毎に段階的に変更することで、第一の周波数から第二の周波数まで変化した一連の出力クロック信号を生成する信号生成ステップと、
    前記生成された一連の出力クロック信号の振幅を、当該一連の出力クロック信号の振幅の2倍以上に増幅させる信号増幅ステップと、
    前記増幅された一連の出力クロック信号を音声に変換して、当該音声を前記害獣に聞かせる音声出力ステップと、
    前記一連の出力クロック信号を繰り返し生成させる繰り返し生成ステップと、
    を備える害獣忌避装置の害獣忌避方法。
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