JP2018067326A - 作業支援システム、作業支援方法およびプログラム - Google Patents

作業支援システム、作業支援方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】アプリケーションを用いて処理すべきタスクの内容を容易に把握できるようにする。【解決手段】本発明の作業支援システムは、アプリケーションを用いて処理すべきタスクの内容と、前記アプリケーションの先頭画面または初期画面に遷移させるための第1のアイコンと、前記処理すべきタスクの内容に対応した前記アプリケーションの操作画面に遷移させるための第2のアイコンと、を含む複数のタスクインデックスが一覧表示される一覧表示画面を表示させるタスク情報表示制御部と、前記第1のアイコンが選択されることにより前記タスクインデックスの一覧表示画面を、前記アプリケーションの先頭画面または初期画面に遷移させ、前記第2のアイコンが選択されることにより前記タスクインデックスの一覧表示画面を、前記処理すべきタスクの内容に対応した前記アプリケーションの操作画面に遷移させる画面制御部と、を備える。【選択図】 図5A

Description

本発明は、作業を支援する作業支援システムに関する。
飲食業や小売業の個人事業主や法人オーナーは、固定資産税や個人事業税等の納税処理をおこなう会計アプリケーションや、従業員の給与計算の処理をおこなう給与アプリケーションや、店舗の人員シフトの管理と従業員の勤怠管理の処理をおこなう就業管理アプリケーションや、店舗の日月別の売上集計や分析をおこなう売上管理プログラムや、関連事業者や従業員へ通達文書の作成・管理をおこなう通知文書管理プログラムや、商店などに用いられる販売促進のための広告媒体であるPOP(Point of purchase advertising)を作成するPOP作成アプリケーション等の業務用アプリケーションプログラムを使用して事業運営をおこなっていることが多い。
これらの業務用アプリケーションプログラムを用いて処理する業務の中には、事業決算や申告、給与支給の処理等の所定の時期に「するべきこと」や「しなければならないこと」(以下、これらを、ToDoタスクと記す。)が多くある。
ところで、複数のToDoタスクの管理をおこなうために、ToDoリストを作成し、属性に基づいてToDoタスクの表示を変えて実行管理をおこなう技術がある(例えば、特許文献1を参照)。
詳しくは、特許文献1には、クラウドのNLP(自然言語処理)サービスにネットワークを介して接続するデバイスが開示され、メールや通話をNLP処理してタスク(リマインダ)を生成し、属性に基づいてタスク表示をおこなうことが記載されている。
特表2014−518409号公報
上記の先行技術によれば、ToDoリストの作成が容易になるとともに、ToDoタスクの内容把握を容易におこなうことができる。しかし、上記のように、複数の業務用アプリケーションプログラムにより運営をおこなっている飲食業や小売業に適用した場合には、ToDoタスクを処理するために用いられる業務用アプリケーションプログラムと連携が考慮されていないという問題がある。
本発明の課題は、アプリケーションを用いて処理すべきタスクの内容を容易に把握できるようにすることにある。
上記課題を解決するため、本発明の作業支援システムは、アプリケーションを用いて処理すべきタスクの内容と、前記アプリケーションの先頭画面または初期画面に遷移させるための第1のアイコンと、前記処理すべきタスクの内容に対応した前記アプリケーションの操作画面に遷移させるための第2のアイコンと、を含む複数のタスクインデックスが一覧表示される一覧表示画面を表示させるタスク情報表示制御部と、前記第1のアイコンが選択されることにより前記タスクインデックスの一覧表示画面を、前記アプリケーションの先頭画面または初期画面に遷移させ、前記第2のアイコンが選択されることにより前記タスクインデックスの一覧表示画面を、前記処理すべきタスクの内容に対応した前記アプリケーションの操作画面に遷移させる画面制御部と、を備え、前記第2のアイコンは、前記アプリケーションの操作画面に対応するサムネイル画像である。
本発明によれば、アプリケーションを用いて処理すべきタスクの内容を容易に把握することができる。
作業支援システムの構成を示す図である。 PCのポータルサービス画面の一例を示す図である。 携帯端末のポータルサービス画面の一例を示す図である。 作業支援システムの画面遷移を説明する図である。 会計管理サービス処理画面の一例を示す図である。 タスクインデックス表示の1つめの表示例を示す図である。 タスクインデックス表示の2つめの表示例を示す図である。 タスクインデックス表示の3つめの表示例を示す図である。 ポータル画面遷移を制御する構成を説明する図である。 タスクDBの構成の一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
《システム構成》
図1は、実施形態の作業支援システム1の構成を示す図である。
作業支援システム1は、クラウドコンピューティングの形態により接続するユーザ端末であるスマートフォンやタブレット端末等の携帯端末2a、2bやPC(personal computer)3a、3bの作業支援を行う。以下、携帯端末2a、2bやPC3a、3bを総称してユーザ端末と記すことがある。なお、PC3a、3bは、電子レジスタ、POS端末等の専用端末であってもよい。
詳しくは、実施形態の作業支援システム1は、売上情報DBにより店舗の日別・月別の売上集計や分析をおこなう売上管理業務7や、会計情報DBにより固定資産税や個人事業税等の納税処理をおこなう会計管理業務8や、給与DBにより従業員の給与計算の処理をおこなう給与管理業務9や、就業情報DBにより店舗の人員シフトの管理と従業員の勤怠管理の処理をおこなう就業管理業務10や、関連事業者や従業員への通達文書の作成・管理をおこなう文書管理業務11や、商店などに用いられる販売促進のための広告媒体であるPOP(Point of purchase advertising)を作成するPOP作成業務12の作業支援を行う。
上記のそれぞれの業務は、ハードディスクドライブ等の不揮発性記憶装置で構成される記憶部と、RAMなど揮発性記憶装置で構成されるメモリと、記憶部に保持されるプログラムを前記メモリに読み出すなどして実行し、判定・演算及び制御処理を行なうCPUなどの演算部と、ネットワークと接続し他装置との通信処理を担う通信部、を備えた、サーバ装置で実行されるアプリケーションプログラム(以下、単に「アプリ」と記載する)として提供され、ユーザ端末から利用される。
《ToDoポータルサービスの概要》
ユーザ端末は、上記の個々の業務のアプリを直接実行することもできるが、個々の業務のアプリの実行先の管理や、ログイン処理を個々のアプリで行う必要がある、等の処理の煩雑さが問題となる。また、個々の業務のToDoタスクを一元管理し、ToDoタスクを実行することが容易でない問題がある。
そこで、実施形態の作業支援システム1では、上記の個々の業務のToDoタスクの一元管理と、ToDoタスクに関連するアプリの起動をおこなうToDoポータルサービス5を、ユーザ端末に提供している。これにより、業務のワンストップサービスを行うことができる。
このToDoポータルサービス5は、上記の個々の業務のアプリと連携した、HTML5等のマークアップ言語によるウェブアプリケーションであり、サーバー装置のアプリとして提供される。ユーザ端末は、ウェブブラウザ等により、このアプリをアクセスして、ToDoポータルサービス5を実行する。
また、実施形態の作業支援システム1は、ユーザ端末(ユーザ)ごとにToDoタスクを記憶するタスクDB6を備えている。ToDoポータルサービス5は、このDB6を参照して、ToDoタスクの概要を示すとともに関連する業務のアプリの実行の索引となるタスクインデックス23の一覧を、ユーザ端末に、表示する。そして、ToDoポータルサービス5は、タスクインデックス23のユーザの操作により、ToDoタスクに関連するアプリの起動をおこなう。
また、作業支援システム1は、ユーザ認証部4を備え、ToDoポータルサービス5は、ユーザ認証部4と連携して、ユーザ端末(ユーザ)のログイン認証を行う。このユーザ認証により、詳細を後述するToDoタスクに関連するアプリを起動する際の認証処理を、一括しておこなう。これにより、ToDoタスクに関連するアプリの起動が簡易になり、使い勝手を向上することができる。
《PCのポータルサービス画面》
つぎに、図2Aと図2Bにより、ユーザ端末に表示されるポータルサービス画面の画面構成を説明する。
図2Aは、PC3a、3bのウェブブラウザにより画面に表示されるポータルサービス画面を示している。
《アプリのメニューバー》
ポータルサービス画面の上部には、複数の業務用アプリケーションプログラムを起動するためのアイコン(以下、総称してアプリアイコン20と記す)がアプリ毎に配置された、メニューバーが表示されている。詳しくは、メニューバーには、売上管理業務7のアプリアイコン20a、会計管理業務8のアプリアイコン20b、給与管理業務9のアプリアイコン20c、就業管理業務10のアプリアイコン20d、POP作成業務12のアプリアイコン20e、文書管理業務11のアプリアイコン20fが表示される。
メニューバーのアプリアイコン20をユーザがクリックまたはタップすると、アプリアイコン20に対応するアプリの所定の処理画面に画面遷移し、業務のアプリを起動することができる。ここで、所定の処理画面は、アプリの複数機能の内の代表的な機能の処理画面や、初期画面や、設定画面になっている。
このメニューバーは、アプリの処理画面に画面遷移しても、常に、表示されている。
《タスク登録領域》
上記のメニューバーの下部には、「タスクを入力してください」と表記されたタスク登録領域(テキストボックス)21が表示されている。この領域に文字を入力することにより、詳細を後述する個々の業務のアプリから通知されるToDoタスクとは別に、ユーザが手作業でToDoタスクを登録することができる。
《タスク数表示領域》
タスク登録領域21の下部には、タスク数表示領域22が表示される。このタスク数表示領域22には、ToDoタスク総数(図2Aの10件)と、アプリごとのToDoタスク数を対応するアプリアイコン20と共に表示されている。
ToDoポータルサービス5は、業務のアプリからタスク通知を受けると、アプリのToDoタスク数を増し、ユーザがToDoタスクに対応するアプリを実行すると、ToDoタスク数を減ずる。ToDoタスク総数は、ToDoタスク数の増減に連動して、増減する。これにより、ユーザは、処理しなければならないToDoタスクの量の把握を容易に行うことができる。
《タスクインデックス一覧表示領域》
タスク数表示領域22の下部には、ToDoタスクの概要を表わすタスクインデックスが一覧表示されているタスクインデックス一覧表示領域25が表示される。このタスクインデックス一覧表示領域25には、ToDoタスクを処理していない未済のタスクインデックス23a、23b、23c、23dと、ToDoタスクを処理した実施済のタスクインデックス23e、23f、23g、23h、23iが複数表示されている。なお、以下の説明では、それぞれのタスクインデックスを総称してタスクインデックス23と記すことがある。
タスクインデックス一覧表示領域25には、例えば、未済のタスクインデックス23を、実施期限日を基準に早い日付の順(昇順)に並べて一覧表示する。つぎに、実施済のタスクインデックス23を、実施日を基準に遅い日付の順(降順)に並べて一覧表示する。
なお、タスクインデックス一覧表示領域25に表示可能なタスクインデックスの数よりも一覧表示するタスクインデックス23の数が多い場合には、タスクインデックス23の一覧をスクロール表示する。
ここで、図2Aに示すように、実施済のタスクインデックス23のアイコンや実施期限日を表示しないことでの表示情報量を少なくして、未済のタスクインデックス23の表示個数を多くする。
詳細は後述するが、ポータルサービス画面に一覧表示されるタスクインデックス23には、アプリケーションを用いて処理すべきタスクの内容と、アプリケーションの先頭画面または初期画面に遷移させるための第1のアイコンと、処理すべきタスクの内容に対応したアプリケーションの操作画面に遷移させるための第2のアイコンと、が表示される。
また、タスクの内容によっては、タスクインデックス23には、第2のアイコンは表示されず、タスクインデックス23には、アプリケーションを用いて処理すべきタスクの内容と、アプリケーションの先頭画面または初期画面に遷移させるための第1のアイコンと、が表示される場合がある。
タスクインデックス23に表示された第1のアイコンが、ユーザによりクリックまたはタップされた場合は、ポータルサービス画面から、ToDoタスクを処理するアプリケーションの先頭画面または初期画面に画面遷移される。
また、ユーザがタスクインデックス23に表示された第2のアイコンが、ユーザによりクリックまたはタップされた場合は、ポータルサービス画面から、上述したToDoタスクを処理するアプリケーションのうち、ToDoタスクの内容に対応したアプリケーションの操作画面に画面遷移され、アプリケーションを用いてToDoタスクを処理できるようになる。
また、タスクインデックス一覧表示領域25に表示された未処理(未済)のタスクインデックス23の矩形領域がユーザによりクリックまたはタップされた場合は、ポータルサービス画面からToDoタスクを処理するアプリケーションの先頭画面または初期画面に画面遷移し、アプリケーションを起動できるようにしてもよい。
《ガジェット表示領域》
画面の左端部には、リアルタイムの売上情報等を表示するガジェット表示領域24が設けられている。このガジェット表示領域24と上記のアプリのメニューバーは、画面遷移しても、常に、画面表示されるようにする。このため、ガジェット表示領域24と画面上部のアプリアイコン20の表示領域以外の画面領域を使って、アイコンのクリックまたはタップにより起動するアプリの処理画面を表示する。
《携帯端末のポータルサービス画面》
図2Bは、携帯端末2a、2bのウェブブラウザにより画面に表示されるポータルサービス画面を示している。
携帯端末2a、2bは、PC3a、3bの表示画面よりも縦長画面のものが多く、また、画面幅が小さい。携帯端末2a、2bは、縮小表示による表示品質の低下を防止するために、ガジェット表示領域24を表示せずに、タスクインデックス一覧表示領域25を確保する形態となっている。
詳しくは、画面の上部に、アプリのメニューバーを配置し、その下に、タスク登録領域21とタスク数表示領域22とToDoタスクのタスクインデックス一覧表示領域25を配置する。それぞれの領域の内容は、図2Aと同様のため、ここでは説明を省略する。
ところで、携帯端末2a、2bのなかには、端末の向きに合わせて画面表示の向きを変える機能をもつ端末がある。このような端末では、端末の向きに合わせて、図2Aに示したガジェット表示領域24を含むポータルサービス画面に切り換えるようにしてもよい。
《画面遷移》
ここで、図3により、実施形態の作業支援システム1が制御するユーザ端末の画面遷移の概要を説明する。
ToDoポータルサービス5(図1参照)が起動し、ユーザ端末からアクセスされると、ToDoポータルサービス5は、ユーザ認証部4(図1参照)と連携して、ユーザ端末にログイン画面31を表示する。
ログイン画面31で、ユーザのログインIDとパスワードが入力され、ユーザ認証部4による認証が行われると、ToDoポータルサービス5は、ログインIDを基にユーザに応じたポータル画面32(図2A、図2Bを参照)を表示する。
このとき、後述する業務のアプリの認証処理もおこなわれ、ポータル画面で業務のアプリを起動する際の認証処理を行わないようにする。具体的には、ユーザ認証部4で、ユーザ端末(ユーザ)ごとに、業務のアプリのログインIDとパスワードを管理し、ログイン画面31の認証を行った後に、ToDoポータルサービス5に業務のアプリのパスワードを通知する。ToDoポータルサービス5は、通知されたパスワードに基づいて、業務のアプリの認証処理を行う。
図2A、図2Bには図示していないが、ポータル画面32の「ログアウト」ボタンがクリックまたはタップされると、ToDoポータルサービス5は、ログアウト処理をおこない、ログイン画面31に遷移する。このとき、業務のアプリのログアウト処理も行う。
ToDoポータルサービス5は、図2A、図2Bで説明したアイコンのクリックまたはタップにより、アイコンに関連づけられたアプリのアプリ処理画面33を表示し、ToDoタスクの処理を行えるようにする。
アプリ処理画面33によるサービスの処理が終了すると、ポータル画面32に戻り、ToDoポータルサービス5は、未済のタスクインデックス23と実施済のタスクインデックス23の一覧表示をおこなう。このとき、処理されたToDoタスクのタスクインデックスは、未済のタスクインデックス23群から実施済のタスクインデックス23群に変更されて一覧表示される。
アプリ処理画面33から、ログイン画面31に遷移するようにしてもよい。
また、ポータル画面32やアプリ処理画面33には、図2A、図2Bには図示していないが、設定アイコンやアカウント名ボタンが表示されている。ToDoポータルサービス5は、これらがクリックまたはタップされると、各種設定画面35に遷移し、アカウント情報の表示・変更やToDoポータルサービス5のプログラムの設定変更を行えるようにしている。
ログイン画面31やポータル画面32やアプリ処理画面33や各種設定画面35でシステムエラーが発生すると、エラー画面34に遷移してエラー内容を表示する。そして、
ログアウト処理をおこない、ログイン画面31に遷移する。
ログイン画面31やポータル画面32やアプリ処理画面33や各種設定画面35には、「ヘルプ」ボタンや「利用規約」の表示ボタンが設けられている。これらのボタンがクリックまたはタップされると、サポート画面36に遷移し、アプリケーションプログラムの使用方法等のヘルプ情報や利用規約を表示する。
つぎに、アプリ処理画面33について説明する。
図4は、会計管理業務8の処理画面の一例を示す図である。
画面の上部には、アプリのメニューバーが設けられ、図2A、図2Bのポータル画面と同じアプリアイコン20が表示されている。そして、会計管理業務8のアプリアイコン20bと会計管理業務8の処理画面が、関連性を示す三角イメージ図形41により、対応付けられている。これにより、ユーザは、処理画面が、会計管理業務8に関するものであることを容易に認識できる。
画面の上部のアプリのメニューバーのアプリアイコン20は、アプリごとのアプリ処理画面33(図3参照)に表示され、アプリ処理画面33の内容によらずに固定して表示されている。これらのアプリアイコン20のいずかをクリックまたはタップすると、それぞれのアプリアイコン20に対応するアプリの所定の処理画面に画面遷移し、アプリを起動することができる。これにより、ポータル画面に戻ることなく、他の業務用アプリケーションプログラムを起動することができる。
メニューバーの近くには、「戻る」ボタン40が表示されている。「戻る」ボタン40をクリックまたはタップすると、ポータル画面32(図3参照)に戻る。この時、ToDoタスクの処理を終了していれば、当該ToDoタスクの未済のタスクインデックス23が、実施済のタスクインデックス23に変更される。
図4の会計管理業務8を処理するアプリは、複数の機能(プログラム)を持ち、この機能のひとつひとつを、機能名の文字列のタブとしてタブバー42に表示している。具体的には、会計管理業務8の「基本設定」「取引入力」「申告書」「元帳・補助簿」「決算関連」「年次繰越」の処理が、タブバー42のタブに割り当てられている。
そして、タブバー42のひとつのタブをクリックまたはタップすると、タブに割り当てられた機能(プログラム)が起動する。
タブバー42の「元帳・補助簿」タブの処理画面は、総勘定元帳の表示サービスの処理画面となっている。そして、この「元帳・補助簿」タブの処理画面は、会計管理業務8の代表的な処理画面となっている。会計管理業務8以外の他のアプリの処理画面やポータル画面32で、アプリアイコン20bがクリックまたはタップされると、この「元帳・補助簿」タブの処理画面に遷移する。
また、詳細は後述するが、タスクインデックス23のアイコンやタスクインデックス23の矩形領域と、この「元帳・補助簿」タブの処理画面が関連づけられている場合もある。
処理画面45は、「元帳・補助簿」のタブと、関連性を示す三角イメージ図形43により、対応付けられている。これにより、ユーザは、処理画面45が、会計管理業務8の「元帳・補助簿」の処理に関するものであることを容易に認識できる。
処理画面45は、会計処理における総勘定元帳を、検索条件を設定して元帳の内容を表示するものであり、画面構成の詳細な説明は省略する。
また、処理画面45には、関連するタスクインデックス23の内容を簡易表示するタスク表示フィールド44を設ける。タスク表示フィールド44には、例えば、タスクインデックス23にも表示されているToDoタスクが生成されたときのコメントを表示する。これにより、ユーザは、作業途中に離席し、その後に帰席して作業を再開した場合でも作業の経緯を容易に把握することができる。
《タスクインデックスの表示種別》
つぎに、図2A、図2Bに示した未処理のタスクインデックス23の表示例を、図5A、図5B、図5Cにより説明する。
タスクインデックス23の表示形態には、ToDoタスクを処理するアプリの関連付けの取り扱いに関して、つぎの3タイプがある。
ひとつは、図5Aに示すような、アプリケーションを用いた処理が必要なToDoタスクの場合で、アプリケーションの先頭画面または初期画面に遷移させるためのアプリアイコンの表示領域51(第1のアイコン)と、アプリケーションを用いて処理すべきタスクの内容を表示するコメント表示領域52と、ToDoタスクの登録日の表示領域53と、ToDoタスクの処理期限日と残日数の表示領域54と、処理すべきToDoタスクの内容に対応したアプリケーションの操作画面に遷移するための操作画面に対応するグラフまたは表のサムネイル画像を表示するサムネイル表示領域55(第2のアイコン)と、ToDoタスクの処理が完了したことを入力するチェックボックス56とを表示するタイプである。
このタイプでは、サムネイル画像にToDoタスクを処理するアプリケーションの機能を関連づけてアイコンとし、このアイコンをクリックまたはタップすると、処理すべきToDoタスクの内容に対応したアプリケーションの処理画面(操作画面)に遷移する。
図5Aに示す表示例では、シフト表のサムネイル画像が第2のアイコンとして表示され、就業管理業務アプリケーションにおけるシフト管理の機能(アプリケーションプログラム)が関連付けられている。
2つめは、図5Bに示すような、アプリの処理が必要なToDoタスクの場合で、図5Aと異なり、処理すべきToDoタスクの内容に対応したアプリケーションの操作画面に遷移するための操作画面に対応するグラフまたは表のサムネイル画像を表示するサムネイル表示領域55(第2のアイコン)が表示されていないタイプである。
このタイプでは、タスクインデックス23に表示されたアプリアイコンの表示領域51(第1のアイコン)と、タスクインデックス23の矩形領域とに、ToDoタスクを処理するアプリケーションの機能が関連付けられており、タスクインデックス23の矩形領域をクリックまたはタップすると、ポータル画面32からToDoタスクの内容を処理するアプリケーションの操作画面に画面遷移する。
また、アプリアイコンの表示領域51を、クリックまたはタップした時には、ポータル画面32からアプリアイコンに対応するアプリケーションの先頭画面または初期画面に遷移する。
3つめのタイプは、図5Cに示すような、アプリからの状況通知等のアプリの処理をおこなう必要がないToDoタスクの場合である。タスクインデックス23には、業務の状況を示すグラフまたは表のサムネイル画像を表示するサムネイル表示領域55(第2のアイコン)が表示されている。
このタイプでは、ToDoタスクを処理するのに、アプリの起動をおこなう必要がないため、サムネイルにToDoタスクを処理するアプリの機能が関連づけられていない。
《表示フィールド構成》
つぎに、タスクインデックス23の表示内容を、図5Aにより、詳細に説明する。なお、図5B、図5Cも同様の表示フィールド構成となっている。
タスクインデックス23の表示領域は、アプリケーションの先頭画面または初期画面に遷移させるためのアプリアイコンの表示領域51(第1のアイコン)と、生成されたToDoタスクの内容を表すコメント表示領域52と、ToDoタスクの登録日を表す表示領域53と、ToDoタスクの処理期限日及び残日数を表す表示領域54と、処理すべきToDoタスクの内容に対応したアプリケーションの操作画面に遷移するための操作画面に対応するグラフまたは表のサムネイル画像を表示するサムネイル表示領域55(第2のアイコン)と、ToDoタスクの処理が完了したことを入力するチェックボックス56とを含んでいる。
上記の各表示領域の表示内容は、後述するタスクDB6(図1参照)に記録され、一覧表示されている。
タスクインデックス23を上記の表示構成とすることで、未処理のToDoタスクの内容の把握が容易になる。
そして、アプリアイコンの表示領域51のアイコン画像と、サムネイル表示領域55に表示されるサムネイル画像のそれぞれにアプリの異なる機能(処理)を関連付けて、アイコンとする。これらアイコンをクリックまたはタップすることで、ToDoタスクを処理するアプリを選択して起動することができ、ToDoタスクの処理が容易になる。
また、図5Bに示したように、サムネイルを表示しない場合でも、タスクインデックス23の矩形領域にToDoタスクを処理するアプリの機能を関連付けてアイコンとすることで、ToDoタスクを処理するアプリケーションの起動を容易に行うことができる。
詳しくは、タスクインデックス23の矩形領域からアプリアイコンの表示領域51を除いた領域を、クリックまたはタップした時に、ポータル画面32からToDoタスクの内容を処理するアプリケーションの操作画面に画面遷移する。
また、アプリアイコンの表示領域51を、クリックまたはタップした時には、ポータル画面32からアプリアイコンに対応するアプリケーションの先頭画面または初期画面に遷移する。
以上述べたポータル画面32(図3参照)とアプリの処理画面33(図3参照)との間の画面遷移を制御する構成を、図6により説明する。
ToDoポータルサービス5は、サーバー装置のウェブアプリケーションプログラムとして実装され、図2Aや図2Bに示したポータル画面とアプリの処理画面の表示制御と遷移制御を行うポータル画面制御部61と、タスクインデックス23の一覧表示を制御するタスク情報表示制御部62と、タスクインデックス23の内容の更新を制御するタスクコンテキスト更新部63とから構成されている。
さらに、ToDoポータルサービス5には、各業務の処理カレンダーを記憶するタスクカレンダー64が接続され、ToDoポータルサービス5は、このタスクカレンダー64を参照してToDoタスクを生成する。
また、ToDoポータルサービス5には、タスクDB6が接続され、タスクDB6にタスクインデックス23の表示情報を記憶するとともに、各業務のアプリからの通知に基づいて、タスクDB6に登録したタスクインデックス23の表示内容の更新を行う。
売上管理業務7や会計管理業務8や給与管理業務9や就業管理業務10は、サーバー装置のアプリケーションプログラムとして実装され、それぞれの業務のアプリケーションプログラムは、図4に示したタブバー42のタブに対応して、複数の機能(プログラム)を持っている。そして、それぞれの業務のアプリケーションプログラムは、代表的な機能の処理を行うメインコマンド処理部66と、その他の機能の処理を行う複数のサブコマンド処理部65とを有している。
つぎに、ToDoポータルサービス5の処理手順について説明する。
タスクカレンダー64には、例えば、年度ごとの年末調整の処理日や、月ごとの従業員の給与振り込み日等の業務イベントが記録されている。ToDoポータルサービス5は、タスクカレンダー64を参照して、業務イベントを取得する(S01)。
ToDoポータルサービス5は、取得した業務イベントに基づいて、関連する業務のアプリに処理しなければいけないToDoタスクのタスク発行依頼を行う(S02)。
就業管理業務10等のアプリは、タスク発行依頼に基づいて、ToDoタスクの処理を行うアプリのプログラムの識別情報であるプログラムIDと、売上グラフやシフト表等の業務の処理状況を示すサービス情報を含むToDoタスク通知をToDoポータルサービス5に送信し、タスク発行依頼に応答する(S03)。
また、就業管理業務10が従業員のシフト変更等の要求を直接受理した場合には、ToDoタスク通知をToDoポータルサービス5に送信する。この場合には、シフト変更の要求日時のシフト表等をサービス情報とするとよい。
さらに、図5Cに示した売上目標の到達通知等の確認通知をToDoタスクとする場合には、売上管理業務7のアプリから、売上集計処理の機能(プログラム)のプログラムIDと、売上グラフを示すサービス情報と、タスクインデックス23のコメント表示領域52(図5A参照)に表示するコメント情報を含むToDoタスク通知(S03)をToDoポータルサービス5に送信する。
上述のToDoタスク通知(S03)を受信したToDoポータルサービス5は、ToDoタスク通知をタスクDB6にタスク登録する(S05)。
なお、図2Aや図2Bのタスク登録領域(テキストボックス)21により入力されたToDoタスクも、タスクDB6にタスク登録する(S04)。
ここで、タスクDB6の構成を図7により説明する。
タスクDB6には、登録するToDoタスクに割り当てたタスクID70ごとに、図7に示す符号71〜80の複数の項目が登録されている。
タスクDB6は、後述するタスク情報表示制御部62によりToDoタスクごとに参照されて、タスクDB6の登録内容が、タスクインデックス一覧表示領域25(図2A、図2B参照)にタスクインデックス23a〜23iとして表示される。
また、タスクDB6は、後述するポータル画面制御部61により参照され、処理アプリ名76についてToDoタスク数が集計され、タスク数表示領域22(図2A、図2B参照)に集計数が表示される。
つぎに、図7に示したタスクDB6の登録項目について詳細に説明する。図7のタスクDB6の内容は、図5A(Task0001)、図5B(Task0002)、図5C(Task0003)に対応している。
アプリ処理要否71は、ToDoタスクがアプリの処理を必須とするか否かを示している。上述のとおり図5C(Task0003)は、アプリからの状況通知タスクのため、「否」が設定されている。
処理済フラグ72は、ToDoタスクに対応するアプリの処理を完了したか否かを示している。上述のとおり図5A、図5B、図5Cは、未済のタスクインデックス23のため、すべて「未済」設定されている。ToDoタスクに対応するアプリの処理をおこなうと、「済」に設定される。
また、処理済フラグ72は、タスク情報表示制御部62により参照されて、未済のタスクインデックス23a、23b、23c、23dと実施済のタスクインデックス23e、23f、23g、23h、23i(図2A参照)の選択に参照される。
登録日73は、ToDoタスクが登録された日付情報である。タスク情報表示制御部62により参照されて、タスクインデックス23のToDoタスクの登録日の表示領域53(図5A)に表示される。
処理期限日74は、ToDoタスクの処理期限日の日付情報である。タスク情報表示制御部62により参照されて、未済のタスクインデックス23が昇順に一覧表示されるとともに、ToDoタスクの処理期限日と残日数の表示領域54(図5A)に表示される。
処理日75は、ToDoタスクに対応するアプリを実行し、ToDoタスクの処理が完了した日付情報である。タスク情報表示制御部62により参照されて、タスクインデックス23が実施日を基準に遅い日付の順(降順)に並べて処理済のタスクインデックス23として一覧表示される。
処理アプリ名76は、ToDoタスクに対応するアプリの名称を示している。
対応処理のプログラムID77は、ToDoタスクに対応するアプリまたはプログラムのプログラムIDを示している。タスクインデックス23のサムネイル表示領域55のアイコンまたはタスクインデックス23の矩形領域のクリックまたはタップされたときに、ポータル画面制御部61により参照され、プログラムIDに指定されたアプリを起動する。
コメント78は、ToDoタスクの処理内容の概要を表わし、タスクインデックス23のコメント表示領域52(図5A参照)に表示する文字列を格納している。タスク情報表示制御部62により参照され、表示される。
サムネイルID79は、タスクインデックス23のサムネイル表示領域55(図5A参照)に表示されるサムネイル画像の識別IDを示している。
サムネイルデータ80は、サムネイル表示領域55に表示する表データやグラフデータのサムネイル画像情報である。
このサムネイルID79とサムネイルデータ80は、タスク情報表示制御部62により参照されて、タスクインデックス23のサムネイル表示領域55に表示されるとともに、タスクコンテキスト更新部63により、アプリからのサムネイル画像の更新情報に基づいて更新される。
図6に戻り、ToDoポータルサービス5の処理について、続きを説明する。
ToDoポータルサービス5のポータル画面制御部61は、タスク情報表示制御部62を制御して図2Aや図2Bに示したポータル画面を表示するとともに、クリックやタップ等の画面操作情報に応じた画面遷移の制御をおこなう。
タスク情報表示制御部62は、タスクDB6を参照してToDoタスクのコンテキストを取得し(S06)、タスクインデックス23を生成して、所定の優先順位に基づいて一覧表示を行う。
そして、タスク情報表示制御部62は、ToDoタスクに対応するアプリの処理完了によりポータル画面制御部61がアプリの処理画面からポータル画面に画面を遷移した際に、
ToDoタスクを処理した未済のタスクインデックス23を処理済のタスクインデックス23に変更して、タスクインデックス23の一覧表示を更新する。
ところで、店舗の売上や従業員のシフト予定は、随時変化しているので、ToDoタスク通知(S03)により通知されたサービス情報を更新する必要がある。このため、タスクコンテキスト更新部63は、売上管理業務7の売上情報DBや就業管理業務10の就業情報DBに基づいて生成された売上グラフやシフト表のサムネイルの更新情報を取得し(S07)、タスクDB6のサムネイルデータ80に格納することで、ToDoタスクのコンテキストを更新する(S08)。その後、タスク情報表示制御部62によりタスクインデックス23のサムネイルを更新する。
ポータル画面制御部61は、タスクインデックス23のアプリアイコンの表示領域51のアイコンのクリックまたはタップを検知すると、アイコンに関連づけられたアプリケーションの代表的な機能の処理をおこなうメインコマンド処理部66を起動する(S09)。そして、ポータル画面制御部61は、メインコマンド処理部66からの表示情報によりアイコンに関連づけられたアプリケーションの先頭画面または初期画面がタスクインデックス23の一覧表示に変えて表示されるように画面制御を行う(S10)。
また、ポータル画面制御部61は、タスクインデックス23のサムネイル表示領域55のアイコンまたはタスクインデックス23の矩形領域のクリックまたはタップを検知すると、アイコンまたは領域に関連づけられたアプリの機能の処理をおこなうサブコマンド処理部65を起動する(S11)。そして、ポータル画面制御部61は、サブコマンド処理部65からの表示情報によりタスクインデックス23に表示されたToDoタスクの内容に対応したアプリケーションの操作画面がタスクインデックス23の一覧表示に変えて表示されるよう画面制御を行う(S12)。
タスクコンテキスト更新部63は、アプリの処理の経過情報を取得し(S13)、ToDoタスクの処理完了を検知すると、タスクDB6の対応するToDoタスクの処理済フラグ72(図7参照)を「済」に更新する(S14)。
タスク情報表示制御部62は、タスクDB6を参照して、処理済フラグ72が「済」に更新されたToDoタスクに対応するタスクインデックス23を、未済のタスクインデックス23群から実施済のタスクインデックス23群に変更して一覧表示する。
上記の実施形態の作業支援システムによれば、複数のToDoタスクに関連する業務のアプリの起動が容易になるので、作業効率を向上することができる。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
アプリケーションを用いて処理すべきタスクの内容と、前記アプリケーションの先頭画面または初期画面に遷移させるための第1のアイコンと、前記処理すべきタスクの内容に対応した前記アプリケーションの操作画面に遷移させるための第2のアイコンと、を含む複数のタスクインデックスが一覧表示される一覧表示画面を表示させるタスク情報表示制御部と、
前記第1のアイコンが選択されることにより前記タスクインデックスの一覧表示画面を、前記アプリケーションの先頭画面または初期画面に遷移させ、前記第2のアイコンが選択されることにより前記タスクインデックスの一覧表示画面を、前記処理すべきタスクの内容に対応した前記アプリケーションの操作画面に遷移させる画面制御部と、
を備える作業支援システム。
<請求項2>
前記第2のアイコンは、前記アプリケーションの操作画面に対応するグラフまたは表のサムネイル画像であることを特徴とする請求項1に記載の作業支援システム。
<請求項3>
アプリケーションを用いて処理すべきタスクの内容と、前記アプリケーションの先頭画面または初期画面に遷移させるための第1のアイコンと、前記処理すべきタスクの内容に対応した前記アプリケーションの操作画面に遷移させるための第2のアイコンと、を含む複数のタスクインデックスが一覧表示される一覧表示画面を表示させるステップと、
前記第1のアイコンが選択されることにより前記タスクインデックスの一覧表示画面を、前記アプリケーションの先頭画面または初期画面に遷移させ、前記第2のアイコンが選択されることにより前記タスクインデックスの一覧表示画面を、前記処理すべきタスクの内容に対応した前記アプリケーションの操作画面に遷移させるステップと、
を有する作業支援方法。
<請求項4>
コンピュータを、
アプリケーションを用いて処理すべきタスクの内容と、前記アプリケーションの先頭画面または初期画面に遷移させるための第1のアイコンと、前記処理すべきタスクの内容に対応した前記アプリケーションの操作画面に遷移させるための第2のアイコンと、を含む複数のタスクインデックスが一覧表示される一覧表示画面を表示させるタスク情報表示制御部、
前記第1のアイコンが選択されることにより前記タスクインデックスの一覧表示画面を、前記アプリケーションの先頭画面または初期画面に遷移させ、前記第2のアイコンが選択されることにより前記タスクインデックスの一覧表示画面を、前記処理すべきタスクの内容に対応した前記アプリケーションの操作画面に遷移させる画面制御部、
として機能させるためのプログラム。
1 作業支援システム
5 ToDoポータルサービス
6 タスクDB
7 売上管理業務
8 会計管理業務
9 給与管理業務
10 就業管理業務
51 アプリアイコンの表示領域
52 コメント表示領域
上記課題を解決するため、本発明の作業支援システムは、アプリケーションを用いて処理すべきタスクの内容と前記アプリケーションに対応したアイコンと前記タスクの処理が完了したことをユーザが入力するためのチェックボックスとを含む複数のタスクインデックスを一覧表示させるタスク表示制御部と、前記アイコンが選択されることにより表示画面を当該アイコンに対応したアプリケーション画面に遷移させる画面制御部と、を備え、前記タスク表示制御部は、前記アイコンとして前記アプリケーションの先頭画面または初期画面に遷移させるための第1のアイコンに加えて前記処理すべきタスクの内容に対応した操作画面に遷移させるための第2のアイコンが当該タスクインデックスに含まれるように表示させる際は、前記第1のアイコンよりも前記第2のアイコンの方が前記チェックボックスに近い位置となるように前記タスクインデックスを表示させる

Claims (18)

  1. アプリケーションを用いて処理すべきタスクの内容と、前記アプリケーションの先頭画面または初期画面に遷移させるための第1のアイコンと、前記処理すべきタスクの内容に対応した前記アプリケーションの操作画面に遷移させるための第2のアイコンと、を含む複数のタスクインデックスが一覧表示される一覧表示画面を表示させるタスク情報表示制御部と、
    前記第1のアイコンが選択されることにより前記タスクインデックスの一覧表示画面を、前記アプリケーションの先頭画面または初期画面に遷移させ、前記第2のアイコンが選択されることにより前記タスクインデックスの一覧表示画面を、前記処理すべきタスクの内容に対応した前記アプリケーションの操作画面に遷移させる画面制御部と、を備え、
    前記第2のアイコンは、前記アプリケーションの操作画面に対応するサムネイル画像であることを特徴とする作業支援システム。
  2. 前記第2のアイコンは、前記アプリケーションの操作画面に対応するグラフまたは表のサムネイル画像であることを特徴とする請求項1に記載の作業支援システム。
  3. 前記タスク情報表示制御部は、前記タスクインデックスの表示領域の一方側に前記第1のアイコンを表示させ、前記タスクインデックスの表示領域の他方側に前記第2のアイコンを表示させることを特徴とする請求項1に記載の作業支援システム。
  4. 前記タスク情報表示制御部は、前記タスクの内容に応じて、前記タスクインデックスに前記第1のアイコンのみ表示させ、前記第2のアイコンは表示させないことを特徴とする請求項1に記載の作業支援システム。
  5. 前記タスク情報表示制御部は、前記タスクインデックスの表示領域に、前記第1のアイコン、前記タスクの内容、前記第2のアイコンを順に並べて表示させることを特徴とする請求項1に記載の作業支援システム。
  6. 前記タスク情報表示制御部は、前記タスクインデックスの表示領域に、前記タスクの処理が完了したことをユーザが入力するためのチェックボックスを表示させることを特徴とする請求項1に記載の作業支援システム。
  7. アプリケーションを用いて処理すべきタスクの内容と、前記アプリケーションの先頭画面または初期画面に遷移させるための第1のアイコンと、前記処理すべきタスクの内容に対応した前記アプリケーションの操作画面に遷移させるための第2のアイコンと、を含む複数のタスクインデックスが一覧表示される一覧表示画面を表示させる表示ステップと、
    前記第1のアイコンが選択されることにより前記タスクインデックスの一覧表示画面を、前記アプリケーションの先頭画面または初期画面に遷移させ、前記第2のアイコンが選択されることにより前記タスクインデックスの一覧表示画面を、前記処理すべきタスクの内容に対応した前記アプリケーションの操作画面に遷移させる遷移ステップと、を有し、
    前記第2のアイコンは、前記アプリケーションの操作画面に対応するサムネイル画像であることを特徴とする作業支援方法。
  8. 前記第2のアイコンは、前記アプリケーションの操作画面に対応するグラフまたは表のサムネイル画像であることを特徴とする請求項7に記載の作業支援方法。
  9. 前記表示ステップは、前記タスクインデックスの表示領域の一方側に前記第1のアイコンを表示させ、前記タスクインデックスの表示領域の他方側に前記第2のアイコンを表示させることを特徴とする請求項7に記載の作業支援方法。
  10. 前記表示ステップは、前記タスクの内容に応じて、前記タスクインデックスに前記第1のアイコンのみ表示させ、前記第2のアイコンは表示させないことを特徴とする請求項7に記載の作業支援方法。
  11. 前記表示ステップは、前記タスクインデックスの表示領域に、前記第1のアイコン、前記タスクの内容、前記第2のアイコンを順に並べて表示させることを特徴とする請求項7に記載の作業支援方法。
  12. 前記表示ステップは、前記タスクインデックスの表示領域に、前記タスクの処理が完了したことをユーザが入力するためのチェックボックスを表示させることを特徴とする請求項7に記載の作業支援方法。
  13. コンピュータを、
    アプリケーションを用いて処理すべきタスクの内容と、前記アプリケーションの先頭画面または初期画面に遷移させるための第1のアイコンと、前記処理すべきタスクの内容に対応した前記アプリケーションの操作画面に遷移させるための第2のアイコンと、を含む複数のタスクインデックスが一覧表示される一覧表示画面を表示させる表示手段、
    前記第1のアイコンが選択されることにより前記タスクインデックスの一覧表示画面を、前記アプリケーションの先頭画面または初期画面に遷移させ、前記第2のアイコンが選択されることにより前記タスクインデックスの一覧表示画面を、前記処理すべきタスクの内容に対応した前記アプリケーションの操作画面に遷移させる遷移手段、として機能させ、
    前記第2のアイコンは、前記アプリケーションの操作画面に対応するサムネイル画像であることを特徴とするプログラム。
  14. 前記第2のアイコンは、前記アプリケーションの操作画面に対応するグラフまたは表のサムネイル画像であることを特徴とする請求項13に記載のプログラム。
  15. 前記表示手段は、前記タスクインデックスの表示領域の一方側に前記第1のアイコンを表示させ、前記タスクインデックスの表示領域の他方側に前記第2のアイコンを表示させることを特徴とする請求項13に記載のプログラム。
  16. 前記表示手段は、前記タスクの内容に応じて、前記タスクインデックスに前記第1のアイコンのみ表示させ、前記第2のアイコンは表示させないことを特徴とする請求項13に記載のプログラム。
  17. 前記表示手段は、前記タスクインデックスの表示領域に、前記第1のアイコン、前記タスクの内容、前記第2のアイコンを順に並べて表示させることを特徴とする請求項13に記載のプログラム。
  18. 前記表示手段は、前記タスクインデックスの表示領域に、前記タスクの処理が完了したことをユーザが入力するためのチェックボックスを表示させることを特徴とする請求項13に記載のプログラム。
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