JP6354715B2 - 作業支援システム、作業支援方法およびプログラム - Google Patents
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Description
これらの業務用アプリケーションプログラムを用いて処理する業務の中には、事業決算や申告、給与支給の処理等の所定の時期に「するべきこと」や「しなければならないこと」(以下、これらを、ToDoタスクと記す。)が多くある。
詳しくは、特許文献1には、クラウドのNLP(自然言語処理)サービスにネットワークを介して接続するデバイスが開示され、メールや通話をNLP処理してタスク(リマインダ)を生成し、属性に基づいてタスク表示をおこなうことが記載されている。
また、あるいは、本発明に係る作業支援システムは、アプリケーションを用いて処理すべきタスクの内容情報が未処理のタスクインデックスとして表示され、アプリケーションを用いて処理したタスクの内容が処理済みのタスクインデックスとして表示されるタスク一覧画面を表示させるタスク一覧画面表示制御部と、前記タスク一覧画面で未処理のタスクインデックスが選択された際に、表示画面を前記タスク一覧画面から該選択された未処理のタスクインデックスに対応するアプリケーション画面に切り替える画面制御部と、を備え、前記画面制御部は、前記アプリケーション画面の一部として前記選択された未処理のタスクインデックスを、タスクの内容を処理したか否かを設定するためのチェックボックスとともに表示させる、ことを特徴とする。
《システム構成》
図1は、実施形態の作業支援システム1の構成を示す図である。
作業支援システム1は、クラウドコンピューティングの形態により接続するユーザ端末であるスマートフォンやタブレット端末等の携帯端末2a、2bやPC(personal computer)3a、3bの作業支援を行う。以下、携帯端末2a、2bやPC3a、3bを総称してユーザ端末と記すことがある。なお、PC3a、3bは、電子レジスタ、POS端末等の専用端末であってもよい。
ユーザ端末は、上記の個々の業務のアプリを直接実行することもできるが、個々の業務のアプリの実行先の管理や、ログイン処理を個々のアプリで行う必要がある、等の処理の煩雑さが問題となる。また、個々の業務のToDoタスクを一元管理し、ToDoタスクを実行することが容易でない問題がある。
そこで、実施形態の作業支援システム1では、上記の個々の業務のToDoタスクの一元管理と、ToDoタスクに関連するアプリの起動をおこなうToDoポータルサービス5を、ユーザ端末に提供している。これにより、業務のワンストップサービスを行うことができる。
このToDoポータルサービス5は、上記の個々の業務のアプリと連携した、HTML5等のマークアップ言語によるウェブアプリケーションであり、サーバー装置のアプリとして提供される。ユーザ端末は、ウェブブラウザ等により、このアプリをアクセスして、ToDoポータルサービス5を実行する。
つぎに、図2Aと図2Bにより、ユーザ端末に表示されるポータルサービス画面の画面構成を説明する。
図2Aは、PC3a、3bのウェブブラウザにより画面に表示されるポータルサービス画面を示している。
ポータルサービス画面の上部には、複数の業務用アプリケーションプログラムを起動するためのアイコン(以下、総称してアプリアイコン20と記す)がアプリ毎に配置された、メニューバーが表示されている。詳しくは、メニューバーには、売上管理業務7のアプリアイコン20a、会計管理業務8のアプリアイコン20b、給与管理業務9のアプリアイコン20c、就業管理業務10のアプリアイコン20d、POP作成業務12のアプリアイコン20e、文書管理業務11のアプリアイコン20fが表示される。
メニューバーのアプリアイコン20をユーザがクリックまたはタップすると、アプリアイコン20に対応するアプリの所定の処理画面に画面遷移し、業務のアプリを起動することができる。ここで、所定の処理画面は、アプリの複数機能の内の代表的な機能の処理画面や、初期画面や、設定画面になっている。
このメニューバーは、アプリの処理画面に画面遷移しても、常に、表示されている。
上記のメニューバーの下部には、「タスクを入力してください」と表記されたタスク登録領域(テキストボックス)21が表示されている。この領域に文字を入力することにより、詳細を後述する個々の業務のアプリから通知されるToDoタスクとは別に、ユーザが手作業でToDoタスクを登録することができる。
タスク登録領域21の下部には、タスク数表示領域22が表示される。このタスク数表示領域22には、ToDoタスク総数(図2Aの10件)と、アプリごとのToDoタスク数を対応するアプリアイコン20と共に表示している。
ToDoポータルサービス5は、業務のアプリからタスク通知を受けると、アプリのToDoタスク数を増し、ユーザがToDoタスクに対応するアプリを実行すると、ToDoタスク数を減ずる。ToDoタスク総数は、ToDoタスク数の増減に連動して、増減する。これにより、ユーザは、処理しなければならないToDoタスクの量の把握を容易に行うことができる。
タスク数表示領域22の下部には、ToDoタスクの概要を表わすタスクインデックスが一覧表示されているタスクインデックス一覧表示領域25が表示される。このタスクインデックス一覧表示領域25には、ToDoタスクを処理していない未処理(未済)のタスクインデックス23a、23b、23c、23dと、ToDoタスクを処理した実施済のタスクインデックス23e、23f、23g、23h、23iが複数表示されている。なお、以下の説明では、それぞれのタスクインデックスを総称してタスクインデックス23と記すことがある。
ここで、図2Aに示すように、実施済のタスクインデックス23のアイコンや実施期限日を表示しないことでの表示情報量を少なくして、未済のタスクインデックス23の表示個数を多くする。
また、タスクの内容によっては、タスクインデックス23には、第2のアイコンは表示されず、タスクインデックス23には、アプリケーションを用いて処理すべきタスクの内容と、アプリケーションの先頭画面または初期画面に遷移させるための第1のアイコンと、が表示される場合がある。
また、ユーザがタスクインデックス23に表示された第2のアイコンが、ユーザによりクリックまたはタップされた場合は、ポータルサービス画面から、上述したToDoタスクを処理するアプリケーションのうち、ToDoタスクの内容に対応したアプリケーションの操作画面に画面遷移され、アプリケーションを用いてToDoタスクを処理できるようになる。
ポータルサービス画面の左端部には、リアルタイムの売上情報等を表示するガジェット表示領域24が設けられている。このガジェット表示領域24と上記のアプリのメニューバーは、画面遷移しても、常に、画面表示されるようにする。このため、ガジェット表示領域24と画面上部のアプリアイコン20の表示領域以外の画面領域を使って、アイコンのクリックまたはタップにより起動するアプリの処理画面を表示する。
図2Bは、携帯端末2a、2bのウェブブラウザにより画面に表示されるポータルサービス画面を示している。
携帯端末2a、2bは、PC3a、3bの表示画面よりも縦長画面のものが多く、また、画面幅が小さい。画面サイズに合わせて、PC3a、3bの表示内容を縮小して表示してもいいが、携帯端末2a、2bは、縮小表示による表示品質の低下を防止するために、ガジェット表示領域24を表示せずに、タスクインデックス一覧表示領域25を確保する表示形態となっている。
ところで、携帯端末2a、2bのなかには、端末の向きに合わせて画面表示の向きを変える機能をもつ端末がある。このような端末では、端末の向きに合わせて、図2Aに示したガジェット表示領域24を含むポータルサービス画面と図2Bに示したポータルサービス画面の表示を切り換えるようにしてもよい。
ここで、図3により、実施形態の作業支援システム1が制御するユーザ端末の画面遷移の概要を説明する。
ToDoポータルサービス5(図1参照)が起動し、ユーザ端末からアクセスされると、ToDoポータルサービス5は、ユーザ認証部4(図1参照)と連携して、ユーザ端末にログイン画面31を表示する。
ログイン画面31で、ユーザのログインIDとパスワードが入力され、ユーザ認証部4による認証が行われると、ToDoポータルサービス5は、ログインIDを基にユーザに応じたポータル画面32(図2A、図2Bを参照)を表示する。
図2A、図2Bには図示していないが、ポータル画面32の「ログアウト」ボタンがクリックまたはタップされると、ToDoポータルサービス5は、ログアウト処理をおこない、ログイン画面31に遷移する。このとき、業務のアプリのログアウト処理も行う。
アプリ処理画面33によるサービスの処理が終了すると、ポータル画面32に戻り、ToDoポータルサービス5は、未済のタスクインデックス23と実施済のタスクインデックス23の一覧表示をおこなう。このとき、処理されたToDoタスクのタスクインデックスは、未済のタスクインデックス23群から実施済のタスクインデックス23群に変更されて一覧表示される。
アプリ処理画面33から、ログイン画面31に遷移するようにしてもよい。
ログアウト処理をおこない、ログイン画面31に遷移する。
図4は、会計管理業務8の処理画面の一例を示す図である。
画面の上部には、アプリのメニューバーが設けられ、図2A、図2Bのポータル画面と同じアプリアイコン20が表示されている。そして、会計管理業務8のアプリアイコン20bと会計管理業務8の処理画面が、関連性を示す三角イメージ図形41により、対応付けられている。これにより、ユーザは、処理画面が、会計管理業務8に関するものであることを容易に認識できる。
そして、タブバー42のひとつのタブをクリックまたはタップすると、タブに割り当てられた機能(プログラム)が起動する。
また、詳細は後述するが、タスクインデックス23のアイコンやタスクインデックス23の矩形領域と、この「元帳・補助簿」タブの処理画面が関連づけられている場合もある。
処理画面45は、会計処理における総勘定元帳を、検索条件を設定して元帳の内容を表示するものであり、画面構成の詳細な説明は省略する。
上述で、「元帳・補助簿」のタブとアプリアイコン20bを三角イメージ図形41で関連付けていることを説明したが、タブバー42とアプリアイコン(20a〜20f)を識別する他の方法について説明する。
特に図示しないが、アプリアイコンに対応する業務用アプリの表示色を所定の色相に統一して表示し、業務用アプリ毎に、異なる色相の表示色を用いるようにする。
この際、処理画面45を、青色をベースカラ―に表示するようにすればなおよい。
上記のように、業務用アプリの表示色を統一することで、アプリの視認性が向上し、使い勝手をよくすることができる。
つぎに、図2A、図2Bに示した未処理のタスクインデックス23の表示例を、図5A、図5B、図5Cにより説明する。
タスクインデックス23の表示形態には、ToDoタスクを処理するアプリの関連付けの取り扱いに関して、つぎの3タイプがある。
図5Aに示す表示例では、シフト表のサムネイル画像が第2のアイコンとして表示され、就業管理業務アプリケーションにおけるシフト管理の機能(アプリケーションプログラム)が関連付けられている。
このタイプでは、タスクインデックス23に表示されたアプリアイコンの表示領域51(第1のアイコン)と、タスクインデックス23の矩形領域とに、ToDoタスクを処理するアプリケーションの機能が関連付けられており、タスクインデックス23の矩形領域をクリックまたはタップすると、ポータル画面32からToDoタスクの内容を処理するアプリケーションの操作画面に画面遷移する。
また、アプリアイコンの表示領域51を、クリックまたはタップした時には、ポータル画面32からアプリアイコンに対応するアプリケーションの先頭画面または初期画面に遷移する。
このタイプでは、ToDoタスクを処理するのに、アプリの起動をおこなう必要がないため、サムネイルにToDoタスクを処理するアプリの機能が関連づけられていない。
つぎに、タスクインデックス23の表示内容を、図5Aにより、詳細に説明する。なお、図5B、図5Cも同様の表示フィールド構成となっている。
タスクインデックス23の表示領域は、アプリケーションの先頭画面または初期画面に遷移させるためのアプリアイコンの表示領域51(第1のアイコン)と、生成されたToDoタスクの内容を表すコメント表示領域52と、ToDoタスクの登録日を表す表示領域53と、ToDoタスクの処理期限日及び残日数を表す表示領域54と、処理すべきToDoタスクの内容に対応したアプリケーションの操作画面に遷移するための操作画面に対応するグラフまたは表のサムネイル画像を表示するサムネイル表示領域55(第2のアイコン)と、ToDoタスクの処理が完了したことを入力するチェックボックス56とを含んでいる。
タスクインデックス23を上記の表示構成とすることで、未処理のToDoタスクの内容の把握が容易になる。
そして、アプリアイコンの表示領域51のアイコン画像と、サムネイル表示領域55に表示されるサムネイル画像のそれぞれにアプリの異なる機能(処理)を関連付けて、アイコンとする。これらアイコンをクリックまたはタップすることで、ToDoタスクを処理するアプリを選択して起動することができ、ToDoタスクの処理が容易になる。
詳しくは、タスクインデックス23の矩形領域からアプリアイコンの表示領域51を除いた領域を、クリックまたはタップした時に、ポータル画面32からToDoタスクの内容を処理するアプリケーションの操作画面に画面遷移する。
また、アプリアイコンの表示領域51を、クリックまたはタップした時には、ポータル画面32からアプリアイコンに対応するアプリケーションの先頭画面または初期画面に遷移する。
図5Dは、図5Bのタスクインデックス23の表示例で、アプリアイコンを表示しなかった場合を示している。
図6Aに示すように、タスク表示フィールド44には、「処理済」のチェックボックス46と、タスクインデックス23と同様のToDoタスクのコメント表示領域52とToDoタスクの処理期限日と残日数の表示領域54と、が設けられている。
タスク表示フィールド44は、アプリ処理画面を表示して作業経緯が判るように表示している。このため、図5A、図5B、図5Cのタスクインデックス23のアプリアイコンの表示領域51やサービスの処理状況を示すグラムや表のサムネイルである画像アイコンを表示するサムネイル表示領域55を設ける必要は特にない。
上記のように、図4のアプリ処理画面にタスク表示フィールド44を設けることにより、サービスを処理している作業経緯の把握が容易になるので、作業を中断した場合であっても、処理の再開を円滑に行うことができる。
まず、チェックマークが、タスクインデックス23のチェックボックスのものであるかを判定する(S70)。アプリの処理画面のチェックボックスのチェックマークであった場合には(S70のNo)、ToDoタスクの関連するアプリの処理終了の処理をおこなうため、ステップS72に進む。
そして、ステップS77で、タスクDB6の処理をおこなったToDoタスクに対応する処理済フラグ72(図9参照。詳細後述)を「済」に更新するとともに、処理日75(図9参照。詳細後述)を設定し、ステップS78に進む。
以上により、アプリの処理画面のチェックボックス56にチェックマークが設定されて、アプリの処理を終了した場合には、処理をおこなったToDoタスクは実施済に更新されて、未済のタスクインデックス23の一覧表示から実施済のタスクインデックス23の一覧表示に変更されるか、または、未済のタスクインデックス23の一覧表示から削除される。
ステップS71でタスクインデックス23のタスクIDを基にタスクDB6を参照し、続くステップS73ではToDoタスクのAP処理要否71(図9参照。詳細後述)が「要」であるか否かを判定する。
ToDoタスクのAP処理要否71が「要」の場合(S73でYes)には、タスクインデックスに対応するToDoタスクを「処理済」とするか確認するポップアップウインドを表示する(S74)。
ステップS75で、サービス処理を行う場合(S75でYes)には、タスクインデックス23のタスクIDを基にタスクDB6を参照し、対応処理のプログラムID77(図9参照。詳細後述)に指定されたサービスまたはサービスの機能のプログラムを実行すし、ステップS70に戻る。
以上により、チェックボックス46とチェックボックス56による、ToDoタスクの終了処理を行うことができる。
ToDoポータルサービス5は、サーバー装置のウェブアプリケーションプログラムとして実装され、図2Aや図2Bに示したポータル画面とアプリの処理画面の表示制御と遷移制御を行うポータル画面制御部61と、タスクインデックス23の一覧表示を制御するタスク情報表示制御部62と、タスクインデックス23の内容の更新を制御するタスクコンテキスト更新部63とから構成されている。
また、ToDoポータルサービス5には、タスクDB6が接続され、タスクDB6にタスクインデックス23の表示情報を記憶するとともに、各業務のアプリからの通知に基づいて、タスクDB6に登録したタスクインデックス23の表示内容の更新を行う。
タスクカレンダー64には、例えば、年度ごとの年末調整の処理日や、月ごとの従業員の給与振り込み日等の業務イベントが記録されている。ToDoポータルサービス5は、タスクカレンダー64を参照して、業務イベントを取得する(S01)。
ToDoポータルサービス5は、取得した業務イベントに基づいて、関連する業務のアプリに処理しなければいけないToDoタスクのタスク発行依頼を行う(S02)。
また、就業管理業務10が従業員のシフト変更等の要求を直接受理した場合には、ToDoタスク通知をToDoポータルサービス5に送信する。この場合には、シフト変更の要求日時のシフト表等をサービス情報とするとよい。
なお、図2Aや図2Bのタスク登録領域(テキストボックス)21により入力されたToDoタスクも、タスクDB6にタスク登録する(S04)。
ここで、タスクDB6の構成を図9により説明する。
タスクDB6は、後述するタスク情報表示制御部62によりToDoタスクごとに参照されて、タスクDB6の登録内容が、タスクインデックス一覧表示領域25(図2A、図2B参照)にタスクインデックス23a〜23iとして表示される。
また、タスクDB6は、後述するポータル画面制御部61により参照され、処理アプリ名76についてToDoタスク数が集計され、タスク数表示領域22(図2A、図2B参照)に集計数が表示される。
アプリ処理要否71は、ToDoタスクがアプリの処理を必須とするか否かを示している。上述のとおり図5C(Task0003)は、アプリからの状況通知タスクのため、「否」が設定されている。
また、処理済フラグ72は、タスク情報表示制御部62により参照されて、未済のタスクインデックス23a、23b、23c、23dと実施済のタスクインデックス23e、23f、23g、23h、23i(図2A参照)の選択に参照される。
処理期限日74は、ToDoタスクの処理期限日の日付情報である。タスク情報表示制御部62により参照されて、未済のタスクインデックス23が昇順に一覧表示されるとともに、ToDoタスクの処理期限日と残日数の表示領域54(図5A)に表示される。
処理日75は、ToDoタスクに対応するアプリを実行し、ToDoタスクの処理が完了した日付情報である。タスク情報表示制御部62により参照されて、タスクインデックス23が実施日を基準に遅い日付の順(降順)に並べて処理済のタスクインデックス23として一覧表示される。
対応処理のプログラムID77は、ToDoタスクに対応するアプリまたはプログラムのプログラムIDを示している。タスクインデックス23のサムネイル表示領域55のアイコンまたはタスクインデックス23の矩形領域のクリックまたはタップされたときに、ポータル画面制御部61により参照され、プログラムIDに指定されたアプリを起動する。
サムネイルID79は、タスクインデックス23のサムネイル表示領域55(図5A参照)に表示されるサムネイル画像の識別IDを示している。
サムネイルデータ80は、サムネイル表示領域55に表示する表データやグラフデータのサムネイル画像情報である。
このサムネイルID79とサムネイルデータ80は、タスク情報表示制御部62により参照されて、タスクインデックス23のサムネイル表示領域55に表示されるとともに、タスクコンテキスト更新部63により、アプリからのサムネイル画像の更新情報に基づいて更新される。
ToDoポータルサービス5のポータル画面制御部61は、タスク情報表示制御部62を制御して図2Aや図2Bに示したポータル画面を表示するとともに、クリックやタップ等の画面操作情報に応じた画面遷移の制御をおこなう。
そして、タスク情報表示制御部62は、ToDoタスクに対応するアプリの処理完了によりポータル画面制御部61がアプリの処理画面からポータル画面に画面を遷移した際に、
ToDoタスクを処理した未済のタスクインデックス23を処理済のタスクインデックス23に変更して、タスクインデックス23の一覧表示を更新する。
また、ポータル画面制御部61は、タスクインデックス23のサムネイル表示領域55のアイコンまたはタスクインデックス23の矩形領域のクリックまたはタップを検知すると、アイコンまたは領域に関連づけられたアプリの機能の処理をおこなうサブコマンド処理部65を起動する(S11)。そして、ポータル画面制御部61は、サブコマンド処理部65からの表示情報によりタスクインデックス23に表示されたToDoタスクの内容に対応したアプリケーションの操作画面がタスクインデックス23の一覧表示に変えて表示されるよう画面制御を行う(S12)。
タスク情報表示制御部62は、タスクDB6を参照して、処理済フラグ72が「済」に更新されたToDoタスクに対応するタスクインデックス23を、未済のタスクインデックス23群から実施済のタスクインデックス23群に変更して一覧表示する。
ここで、請求項に記載の一覧画面表示手段は、実施形態のタスク情報表示制御部に対応し、請求項に記載の画面遷移手段は、実施形態のポータル画面制御部に対応する。
〔付記〕
<請求項1>
アプリケーションを用いて処理すべきタスクの内容情報がタスクインデックスとして複数表示される一覧画面を表示するタスク情報表示制御部と、
前記一覧画面で前記タスクインデックスが選択された際に、前記一覧画面を該選択されたタスクインデックスに対応するアプリケーション画面に遷移させ、前記アプリケーション画面の一部に前記タスクインデックスを表示する画面制御部と、
を備える作業支援システム。
<請求項2>
アプリケーションを用いて処理すべきタスクの内容情報が第一の形態のタスクインデックスとして複数表示される一覧画面を表示するタスク情報表示制御部と、
前記一覧画面で前記タスクインデックスが選択された際に、前記一覧画面を該選択されたタスクインデックスに対応するアプリケーション画面に遷移させ、前記アプリケーション画面の一部に前記タスクインデックスを第一の形態と異なる第二の形態で表示する画面制御部と、
を備える作業支援システム。
<請求項3>
アプリケーションを用いて処理すべきタスクの内容情報が未処理のタスクインデックスとして一覧表示され、アプリケーションを用いて処理したタスクの内容が処理済みのタスクインデックスとして一覧表示される一覧画面を表示するタスク情報表示制御部と、
前記一覧画面で未処理のタスクインデックスが選択された際に、前記一覧画面を該選択された未処理のタスクインデックスに対応するアプリケーション画面に遷移させ、前記アプリケーション画面に該アプリケーションを処理したか否かを示す属性を設定するチェックボックスを表示する画面制御部と、
を備える作業支援システム。
<請求項4>
請求項3に記載の作業支援システムにおいて、
前記タスク情報表示制御部は、前記アプリケーション画面から一覧画面に復帰した際に、前記チェックボックスがアプリケーションを処理した状態に設定されていた場合には、前記選択した未処理のタスクインデックスを処理済みのタスクインデックスとして再表示することを特徴とする作業支援システム。
<請求項5>
アプリケーションを用いて処理すべきタスクのリストに基づいて作業をおこなう作業支援システムであって、
業務スケジュールに基づいて生成されたタスクを処理するアプリケーションの処理制御情報と、タスク処理期限日と、作業経緯を表わすコメント情報を含み、処理すべき内容情報を示すタスク情報を記憶するタスク情報記憶部と、
前記タスク情報記憶部の複数のタスク情報のタスク一覧表示を、タスク情報を選択可能に画面表示するタスク情報表示制御部と、
前記タスク一覧表示で選択したタスク情報の処理制御情報に基づいて遷移するアプリケーションの画面に、少なくとも、前記タスク情報のタスク処理期限日と前記作業経緯を表わすコメント情報を表示する画面制御部と、
を備えた作業支援システム。
<請求項6>
アプリケーションを用いて処理すべき内容情報がタスクインデックスとして複数表示される一覧画面を表示するステップと、
前記一覧画面で前記タスクインデックスが選択された際に、前記一覧画面を該選択されたタスクインデックスに対応するアプリケーション画面に遷移させるステップと、
前記選択されたタスクインデックスを前記アプリケーション画面の一部に表示させるステップと、
を有する作業支援方法。
<請求項7>
アプリケーションを用いて処理すべき内容情報が第一の形態のタスクインデックスとして複数表示される一覧画面を表示するステップと、
前記一覧画面で前記タスクインデックスが選択された際に、前記一覧画面を該選択されたタスクインデックスに対応するアプリケーション画面に遷移させステップと、
前記アプリケーション画面の一部に前記選択されたタスクインデックスを第一の形態と異なる第二の形態で表示するステップと、
を有する作業支援方法。
<請求項8>
アプリケーションを用いて処理すべき内容情報が未処理のタスクインデックスとして一覧表示され、アプリケーションを用いて処理された内容情報が処理済みのタスクインデックスとして一覧表示される一覧画面を表示するステップと、
前記一覧画面で未処理のタスクインデックスが選択された際に、前記一覧画面を該選択された未処理のタスクインデックスに対応するアプリケーション画面に遷移させるステップと、
前記アプリケーション画面に前記選択されたタスクインデックスに対応するアプリケーションを処理したか否かを示す属性を設定可能に表示するステップと、
を有する作業支援方法。
<請求項9>
請求項8に記載の作業支援方法において、さらに、
前記アプリケーション画面から一覧画面に復帰した際に、前記属性がアプリケーションを処理した状態に設定されていた場合には、前記選択した未処理のタスクインデックスを処理済みのタスクインデックスとして表示するように前記一覧画面を表示するステップと、
を有する作業支援方法。
<請求項10>
タスクリストに基づいて作業をおこなう際に支援を行う作業支援システムの作業支援方法であって、
業務スケジュールに基づいてタスクが生成され、当該タスクを処理するアプリケーションの処理制御情報と、タスク処理期限日と、作業経緯を表わすコメント情報を含み、処理すべき内容情報を示すタスク情報をタスク情報記憶部に記憶するステップと、
前記タスク情報記憶部の複数のタスク情報のタスク一覧表示を、タスク情報を選択可能に画面表示するステップと、
前記タスク一覧表示で選択したタスク情報の処理制御情報に基づいて遷移するアプリケーションの画面に、少なくとも、前記タスク情報のタスク処理期限日と前記作業経緯を表わすコメント情報を表示するステップと、
を有することを特徴とする作業支援方法。
<請求項11>
コンピュータを、
アプリケーションを用いて処理すべきタスクの内容情報がタスクインデックスとして複数表示される一覧画面を表示する一覧画面表示手段、
前記一覧画面で前記タスクインデックスが選択された際に、前記一覧画面を該選択されたタスクインデックスに対応するアプリケーション画面に遷移させ、前記アプリケーション画面の一部に前記タスクインデックスを表示するように機能させる
ことを特徴とするプログラム。
5 ToDoポータルサービス
6 タスクDB
7 売上管理業務
8 会計管理業務
9 給与管理業務
10 就業管理業務
20a、20b、20c、20d、20e、20f アプリアイコン
40 「戻る」ボタン
41 三角イメージ図形
42 タブバー
43 三角イメージ図形
44 タスク表示フィールド
45 処理画面
46 「処理済」のチェックボックス
61 ポータル画面制御部
62 タスク情報表示制御部
63 タスクコンテキスト更新部
64 タスクカレンダー
65 サブコマンド処理部
66 メインコマンド処理部
Claims (10)
- アプリケーションを用いて処理すべきタスクの内容情報がタスクインデックスとして複数表示されるタスク一覧画面を表示させるタスク一覧画面表示制御部と、
前記タスク一覧画面で前記複数のタスクインデックスのうちの何れかが選択された際に、表示画面を前記タスク一覧画面から該選択されたタスクインデックスに対応するアプリケーション画面に切り替える画面制御部と、
を備え、
前記画面制御部は、前記アプリケーション画面の一部として前記選択されたタスクインデックスを表示させる、
ことを特徴とする作業支援システム。 - アプリケーションを用いて処理すべきタスクの内容情報が第一の形態のタスクインデックスとして複数表示されるタスク一覧画面を表示させるタスク一覧画面表示制御部と、
前記タスク一覧画面で前記複数のタスクインデックスのうちの何れかが選択された際に、表示画面を前記タスク一覧画面から該選択されたタスクインデックスに対応するアプリケーション画面に切り替える画面制御部と、
を備え、
前記画面制御部は、前記アプリケーション画面の一部として前記選択されたタスクインデックスを前記第一の形態とは異なる第二の形態で表示させる、
ことを特徴とする作業支援システム。 - アプリケーションを用いて処理すべきタスクの内容情報が未処理のタスクインデックスとして表示され、アプリケーションを用いて処理したタスクの内容が処理済みのタスクインデックスとして表示されるタスク一覧画面を表示させるタスク一覧画面表示制御部と、
前記タスク一覧画面で未処理のタスクインデックスが選択された際に、表示画面を前記タスク一覧画面から該選択された未処理のタスクインデックスに対応するアプリケーション画面に切り替える画面制御部と、
を備え、
前記画面制御部は、前記アプリケーション画面の一部として前記選択された未処理のタスクインデックスを、タスクの内容を処理したか否かを設定するためのチェックボックスとともに表示させる、
ことを特徴とする作業支援システム。 - 前記タスク一覧画面表示制御部は、前記チェックボックスにより前記タスクの内容を処理したことが設定された状態で前記表示画面が前記アプリケーション画面から前記タスク一覧画面に復帰される際には、前記選択された未処理のタスクインデックスを前記処理済みのタスクインデックスに変更して表示させる、
ことを特徴とする請求項3に記載の作業支援システム。 - 前記タスク一覧画面表示制御部は、前記タスク一覧画面において、複数の未処理のタスクインデックスのそれぞれに対応付けて当該未処理のタスクインデックスに対応したアプリケーションを示すアイコンを表示させ、前記処理済みのタスクインデックスについては当該処理済みのタスクインデックスに対応付けた前記アイコンの表示を省略する、
ことを特徴とする請求項3または4に記載の作業支援システム。 - 前記アプリケーションとして、売上管理業務サポートアプリケーション、会計管理業務サポートアプリケーション、給与管理業務サポートアプリケーション、就業管理業務サポートアプリケーション及び広告作成業務サポートアプリケーションのうちの少なくとも二つ以上を有している、
ことを特徴とする請求項1から5の何れかに記載の作業支援システム。 - 前記アプリケーションとして、少なくとも、前記売上管理業務サポートアプリケーション、前記会計管理業務サポートアプリケーション及び前記就業管理業務サポートアプリケーションを有している、
ことを特徴とする請求項6に記載の作業支援システム。 - 前記タスクの内容情報にタスクの実行期限までの残り時間情報が含まれている、
ことを特徴とする請求項1から7の何れかに記載の作業支援システム。 - アプリケーションを用いて処理すべきタスクの内容情報がタスクインデックスとして複数表示されるタスク一覧画面を表示させるタスク一覧画面表示ステップと、
前記タスク一覧画面で前記複数のタスクインデックスのうちの何れかが選択された際に、表示画面を前記タスク一覧画面から該選択されたタスクインデックスに対応するアプリケーション画面に切り替える画面制御ステップと、
を有し、
前記画面制御ステップは、前記アプリケーション画面の一部として前記選択されたタスクインデックスを表示させる、
ことを特徴とする作業支援方法。 - コンピュータを、
アプリケーションを用いて処理すべきタスクの内容情報がタスクインデックスとして複数表示されるタスク一覧画面を表示させるタスク一覧画面表示制御手段、
前記タスク一覧画面で前記複数のタスクインデックスのうちの何れかが選択された際に、表示画面を前記タスク一覧画面から該選択されたタスクインデックスに対応するアプリケーション画面に切り替える画面制御手段、
として機能させ、
前記画面制御手段は、前記アプリケーション画面の一部として前記選択されたタスクインデックスを表示させる、
ことを特徴とするプログラム。
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