JP2018066626A - 二次電池の劣化判定装置及び方法 - Google Patents

二次電池の劣化判定装置及び方法 Download PDF

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Abstract

【課題】二次電池の劣化程度の判定を行うための内部抵抗の計測において、二次電池の充電具合に影響されることなく、内部抵抗の計測値に基づいて劣化判定を行うことができる二次電池の劣化判定装置及び方法を提供する。
【解決手段】二次電池の劣化判定装置が、二次電池の蓄電電圧を計測する蓄電電圧計測手段と、二次電池の内部抵抗を計測する内部抵抗計測手段と、前記蓄電電圧の計測値を得たときの前記内部抵抗の計測値を、二次電池の劣化判定を行うための基準蓄電電圧における内部抵抗又はその近似値に換算する処理を行って補正内部抵抗を導出する内部抵抗補正手段と、導出された前記補正内部抵抗に応じて二次電池の劣化判定結果を表示する表示手段と、を有することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、鉛蓄電池等の二次電池の劣化程度を判定するための装置及び方法に関する。
二次電池の劣化判定を行うためのいくつかの方式が知られている。一般的な放電による電池容量試験方式は長時間を要し、作業負担とコストが掛かる。特許文献1では二次電池の充電期間の完了時に劣化診断を行う方法が開示されているが、これも充電時間の後に行うので時間を要する方式である。
二次電池の劣化判定を短時間で行う方式としては、特許文献2、3等のコンダクタンス法によるバッテリテスタがある。
二次電池の劣化判定を短時間でかつより簡易に行う方式としては、特許文献4等の電池の内部抵抗を計測する方式がある。特許文献4の電池良否判別装置では、交流を整流した脈流を、二次電池に印加し、二次電池の端子間電圧に含まれる交流電圧成分の大きさに基づいて、二次電池の劣化程度を含め二次電池の種々の特性についての良否を判断する。これは、端子間電圧の交流電圧成分が、二次電池の内部抵抗を反映しており、二次電池の内部抵抗が劣化の進行とともに増大することを利用している。
特開2015−104138号公報 特開2005−148056号公報 特開2001−126774号公報 特開2011−214938号公報 特開2016−39742号公報
特許文献4の二次電池の内部抵抗の計測により劣化程度を判定する方式では、二次電池を満充電状態とした上で計測する必要がある。従って、例えば車載型二次電池の場合、一定の走行を終えて入庫した後に直ちに内部抵抗の計測を行うことができず、充電装置により満充電状態をした後に計測しなければならない。これは、二次電池の内部抵抗が充電具合によっても変化することによる(例えば特許文献5に記載)。
仮に、充電具合が満充電状態より低下している状態で内部抵抗を計測すると、満充電状態の内部抵抗よりも高い値が計測されるため、実際の劣化程度よりも劣化が進んでいると誤判定することになる。その結果、未だ使用可能な二次電池を交換したり再生処理したりすることになる。
以上の問題点に鑑み本発明は、二次電池の劣化程度の判定を行うための内部抵抗の計測において、二次電池の充電具合に影響されることなく、内部抵抗の計測値に基づいて劣化判定を行うことができる二次電池の劣化判定装置及び方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するべく、本発明は、以下の構成を提供する。なお、括弧内の符号は後述する図面中の符号であり、参考のために付するものである。
・ 本発明による二次電池の劣化判定装置の態様は、二次電池の蓄電電圧を計測する蓄電電圧計測手段と、
二次電池の内部抵抗を計測する内部抵抗計測手段と、
前記蓄電電圧の計測値を得たときの前記内部抵抗の計測値を、二次電池の劣化判定を行うための基準蓄電電圧における内部抵抗又はその近似値に換算する処理を行って補正内部抵抗を導出する内部抵抗補正手段と、
導出された前記補正内部抵抗に基づいて二次電池の劣化判定結果を表示する表示手段と、を有することを特徴とする。
・ 上記態様において、前記内部抵抗補正手段が、前記蓄電電圧の計測値に該当する充電具合と適用すべき補正係数とを対応付けて予め設定したテーブルを有し、前記蓄電電圧の計測値に基づいて前記テーブルを参照して選択した前記補正係数を用いて前記内部抵抗の計測値を換算することが、好適である。
・ 上記態様において、前記内部抵抗補正手段が、前記蓄電電圧の計測値と前記内部抵抗の計測値の相関関係を示す、予め決定された一次関数を用いて、前記内部抵抗の計測値を、基準蓄電電圧における内部抵抗に換算することが、好適である。
・ 上記態様において、前記内部抵抗計測手段が、二次電池の端子間に一極性の変動する電流を印加したときに端子間に生じる交流電圧成分を取得し、前記交流電圧成分の大きさに比例する値を前記内部抵抗の計測値として取得することが、好適である。
・ 本発明による二次電池の劣化判定方法の態様は、二次電池の蓄電電圧を計測する蓄電電圧計測ステップと、
二次電池の内部抵抗を計測する内部抵抗計測ステップと、
前記蓄電電圧の計測値を得たときの前記内部抵抗の計測値を、二次電池の劣化判定を行うための基準蓄電電圧における内部抵抗又はその近似値に換算する処理を行って補正内部抵抗を導出する内部抵抗補正ステップと、
導出された前記補正内部抵抗に応じて二次電池の劣化判定結果を表示する表示ステップと、を有することを特徴とする。
本発明では、二次電池の劣化程度の判定を行うための内部抵抗の計測において、二次電池の充電具合を示す蓄電電圧を計測し、蓄電電圧の計測値に応じて内部抵抗の計測値を補正し、補正された内部抵抗を用いて劣化判定を行う。この結果、二次電池の充電具合による内部抵抗の変動の影響を相殺して、二次電池の内部抵抗に基づいた劣化程度の判定を行うことができる。
図1は、本発明による二次電池の劣化判定装置の一構成例を概略的かつ模式的に示した図である。 図2は、図1に示した劣化判定装置の動作フローの一例である。 図3は、制御部の内部抵抗補正部における補正演算処理の一例を説明するための模式図である。 図4は、制御部の内部抵抗補正部における補正演算処理の別の例を説明するための模式図である。 図5は、制御部の内部抵抗補正部における補正演算処理のさらに別の例を説明するためのグラフである。 図6は、脈流生成部の構成例を示す概略構成図である。 図7は、内部抵抗計測部の構成例を示す概略構成図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明による二次電池の劣化判定装置及び方法の実施形態について説明する。
図1は、本発明による二次電池の劣化判定装置(以下「電池劣化判定装置」と称する)の一構成例を概略的かつ模式的に示した図である。本発明を適用される二次電池は、鉛蓄電池、リチウムイオン電池、ニッカド充電池、ニッケル水素充電池等である。
電池劣化判定装置10は、主たる構成要素として、蓄電電圧計測部1、脈流生成部2、内部抵抗計測部3、表示部4、切換部5、及び制御部6を有する。さらに、外部の交流電源acから入力するための端子T1、T2と、二次電池Bの正極及び負極の両端子と接続される端子T3、T4を有する。電池劣化判定装置10の各構成要素を駆動するための電源は、外部の交流電源ac、二次電池B、又は図示しない別のバッテリ等から得るように構成してもよい。但し、二次電池Bから電源を得る場合は、二次電池Bの計測に影響を与えないように構成する。
電池劣化判定装置10の全体の動作は、制御部6により制御される。制御部6は、マイコン又はDSP等の演算装置を有し、必要なデータを記憶するための記憶部を備えている。
蓄電電圧計測部1は、二次電池Bの蓄電電圧Vを計測するために設けられている。蓄電電圧Vにより、二次電池Bの充電具合を判別できる。この計測は、二次電池Bを開放状態(充電も放電もしていない状態)とし、端子T3、T4間に蓄電電圧計測部1のみを接続してその端子間電圧を計測することにより行う。蓄電電圧計測部1は、一般的な直流電圧測定器として構成できる。
脈流生成部2及び内部抵抗計測部3は、二次電池Bの内部抵抗を計測するために設けられている。脈流生成部2は、外部の交流電源acを入力され、これを全波整流して脈流Vを生成する。交流電源acは、例えば100V又は200Vの50Hz又は60Hzの単相交流商用電源である。脈流生成部2の構成例は、後述する図6を参照して説明する。
なお、脈流生成部2により出力される脈流Vが二次電池Bの蓄電電圧以上の所定の電圧を有することにより、その電流が二次電池Bを充電することもできる。従って、本発明の電池劣化判定装置10は、充電器兼用の装置とすることもできる。但し、脈流生成部2を充電器として用いる場合は、電池劣化判定モードとは異なる別の動作モードとして行う。
脈流生成部2の起動停止は、制御部6の脈流起動停止制御部6Bからの制御信号c2によりスイッチS3を制御することにより行うことができる。
脈流生成部2の出力電流の波形は、好適には単相交流の全波整流波形であるが、これに替えて、パルス電流又は矩形波電流でもよい。一極性(正極性又は負極性のいずれかの振幅のみを有する)であって振幅が周期的に変化する変動電流であれば、内部抵抗の計測及び二次電池Bの充電の双方に用いることができる。
内部抵抗計測部3は、脈流生成部2により生成された脈流Vが二次電池Bの端子間に印加されている状態で、二次電池Bの端子間電圧の交流成分(以下「交流電圧成分」と称する)を取得する。この交流電圧成分の大きさが、二次電池Bの内部抵抗に比例することは公知である。
この交流電圧成分は例えば数mV程度であるが、内部抵抗計測部3において、例えば数百倍の増幅と整流を行って直流電圧に変換する。内部抵抗計測部3の構成例は、後述する図7を参照して説明する。
内部抵抗計測部3の出力する直流電圧は、二次電池Bの内部抵抗に比例している。従って、内部抵抗計測部3の出力値を「内部抵抗の計測値r」と称することとする。
内部抵抗計測部3による計測は、蓄電電圧Vの計測とほぼ同時にかつ瞬時に行われるので、内部抵抗の計測中の脈流Vの印加により二次電池Bが充電されて蓄電電圧Vが変化してしまう影響は無視できる。
上述した通り、二次電池Bの内部抵抗は、二次電池Bの劣化程度の判定基準として用いることができる。一方、この内部抵抗は、二次電池Bの現時点の充電具合によっても変動する。本発明の電池劣化判定装置では、充電具合に依存することなく劣化程度を判定できるように、二次電池Bに充電具合に応じて内部抵抗の計測値rの補正を行う。この補正は、制御部6において行う。
制御部6は、蓄電電圧計測部1により計測された蓄電電圧の計測値Vと、内部抵抗計測部3により計測された内部抵抗の計測値rを取得する。制御部6は、内部抵抗の計測値rを補正するための演算処理を行う内部抵抗補正部6Aを有する。この演算処理では、現時点の充電具合を示す蓄電電圧の計測値Vに基づいて内部抵抗の計測値rを、充電具合に依存しない補正された内部抵抗に換算する。
例えば、一つの蓄電電圧を基準蓄電電圧Vrefとして予め設定し、所定の蓄電電圧の計測値Vにおいて得られた内部抵抗の計測値rを、基準蓄電電圧Vrefにおける内部抵抗又はその近似値に換算する。基準蓄電電圧Vrefは、一例として満充電の蓄電電圧とする。以下、補正後の内部抵抗の値を「補正内部抵抗r」と称する。内部抵抗補正部6Aにおける補正演算処理の具体例については、後述する図3〜図5を参照して説明する。
内部抵抗補正部6Aで導出された補正内部抵抗rは、二次電池Bの劣化程度の判定基準として用いることができる。制御部6は、補正内部抵抗rに基づいた所定の劣化判定信号c1を表示部4に送る。表示部4は、劣化判定信号c1に基づいて劣化程度を示す指標を表示する。一例として、劣化判定信号c1は、補正内部抵抗に比例する大きさの電圧として生成される。表示部4は、制御部6から受信した電圧に応じて、例えばレベルインジケータ等を駆動して表示を行う。別の例として、制御部6は、補正内部抵抗rの値に基づいて、予め設定された複数の劣化段階と比較して劣化段階を決定し、決定した劣化段階に対応する劣化判定信号c1を表示部4に送信してもよい。表示部4は、アナログ表示、デジタル表示又はこれらの組合せ等、表示器としての多様な構成が可能である。
切換部5は、2つのスイッチS1、S2を内蔵しており、制御部6の切換制御部6Cから送られる切換制御信号c3により制御されて次の2つの状態を切り換える。
(i)蓄電電圧計測状態:二次電池Bの正極と負極の端子T3、T4を蓄電池計測部1と接続した状態
(ii)内部抵抗計測状態:二次電池Bの正極と負極の端子T3、T4を脈流生成部2及び内部抵抗計測部3と接続した状態
なお図1に示した装置構成は一例である。別の例として、蓄電電圧計測部1、脈流生成部2、内部抵抗計測部3、表示部4、切換部5、制御部6の構成要素のうちの1又は複数を別個の装置として構成し、全体としてシステムとして実施することも可能である。例えば、蓄電電圧計測部1及び表示部4は、既存の装置を用いることもできる。
図2は、図1に示した電池劣化判定装置の動作フローの一例である。例えば、図1には示していないが、所定の計測開始スイッチをオンすることにより、このような動作フローが自動的に実行されるようにしてもよい。制御部6は、このような動作フローを実行するためのプログラムを予め導入されている。
ステップS11において、切換部5により電池端子T3、T4を蓄電電圧計測部1に接続し、蓄電電圧計測部1が蓄電電圧の計測値Vを得る。
ステップS12において、制御部6が、蓄電電圧計測部1により計測された蓄電電圧の計測値Vを取得する。制御部6は、蓄電電圧の計測値Vを一時的に記憶部に保存する。
ステップS13において、切換部5により電池端子T3、T4を脈流生成部2及び内部抵抗計測部3に接続する。その後、脈流生成部2を起動し、二次電池Bに脈流を印加する。
ステップS14において、内部抵抗計測部3が、端子間の交流電圧成分から内部抵抗を計測し、内部抵抗の計測値rを得る。
ステップS15において、制御部6が、内部抵抗計測部3により計測された内部抵抗の計測値rを取得する。制御部6は、内部抵抗の計測値rを一時的に記憶部に保存する。
ステップS16において、制御部6が、蓄電電圧の計測値Vに基づき、内部抵抗の計測値rを補正し、補正内部抵抗rを得る。
ステップS17において、得られた補正内部抵抗rに基づき、二次電池Bの劣化程度を示す指標を表示部4において表示させる。
図2のステップS11の計測開始からステップS17の結果表示までの動作フローは、ほぼ瞬時に実行される。なお、図2に示した動作フローは、図1に示した構成の装置を用いた場合について示したものであるが、この動作フローの基本は、電池劣化判定方法のフローとして捉えるべきであり、図1に示した構成の装置においてのみ実施されるものではない。
図3は、制御部6の内部抵抗補正部6Aにおける補正演算処理の一例を説明するための模式図である。本例は、単セル2Vを6セル直列接続した鉛蓄電池のものである。
内部抵抗補正部6Aは、充電具合と補正係数kを対応付けたテーブルT1を予め作成し、記憶している。このようなテーブルT1は、対象種の二次電池について、充電具合(蓄電電圧)と内部抵抗の相関関係を予め計測する予備試験を行うことにより作成できる。
本例では、充電具合を9段階に区分し、各区分についてそれぞれ所定の補正係数kを設定している。各区分は[%]で示されているが、実際は各区分毎に蓄電電圧の計測値Vの所定の範囲が設定されている。例えば充電具合100%の場合、蓄電電圧の計測値Vが12.40V以上の範囲とし、例えば充電具合55%の場合、蓄電電圧の計測値Vが11.90V以上12.05V未満の範囲とする、等である。充電具合100%の区分はほぼ満充電の状態に相当し、充電具合0%の区分はほぼ放電の状態に相当する。
本例では、基準蓄電電圧Vrefを12.46Vとしている。基準蓄電電圧Vrefとは、二次電池の劣化判定を行うための基準とする蓄電電圧の意味である。蓄電電圧の計測値Vを得たときの内部抵抗の計測値rを、対応する補正係数kを用いて補正することにより、基準蓄電電圧Vrefにおける内部抵抗に換算されるように、補正係数kが設定されている。換算された内部抵抗が補正内部抵抗rである。本例では、この換算は、内部抵抗の計測値rを補正係数kで除算する(r/k)ことにより行われる。
蓄電電圧の計測値Vが、基準蓄電電圧Vrefと等しい"12.46V"のときは、補正係数kが"1"に設定されているので、内部抵抗の計測値r(=6.60mΩ)を補正係数k(=1.00)で除算した補正内部抵抗rは"6.60mΩ"である。この例では、換算した補正内部抵抗rが、基準蓄電電圧Vrefにおける内部抵抗と一致する。
蓄電電圧の計測値Vが"11.98V"のときは、充電具合55%の区分に含まれる。充電具合55%の区分の補正係数kは"1.26"である。この場合、内部抵抗の計測値rは"8.32mΩ"であるから、補正内部抵抗rは"8.32/1.26=6.60"により算出され、補正内部抵抗は"6.60mΩ"となる。この例でも、換算した補正内部抵抗rが、基準蓄電電圧Vrefにおける内部抵抗と一致する。
テーブルT1では、充電具合が低い区分になるほど、補正係数kの値が大きくなるように設定されている。これは、充電具合が低いほど、内部抵抗の計測値rが大きくなるためである。
図3に示した計測値は、換算後の補正内部抵抗rが、基準蓄電電圧Vrefにおける内部抵抗に一致する例のみを挙げているが。実際の計測値には,当然これら以外の値も含まれる。ここで、図示していない例を挙げる。充電具合100%の区分に含まれる蓄電電圧の計測値Vが"12.40V"のとき、内部抵抗の計測値rが"6.75mΩ"であった場合、補正係数kが"1"であるので補正内部抵抗rは"6.75mΩ"となる。また、充電具合55%の区分に含まれる蓄電電圧の計測値Vが"11.93V"のとき、内部抵抗の計測値rが"8.60mΩ"であった場合、補正係数kが"1.26"であるので補正内部抵抗raは"6.82mΩ"となる。
このように、補正内部抵抗rは、基準蓄電電圧Vrefにおける内部抵抗の値に常に一致するとは限らずその近似値となる場合もある。これは、充電具合の各区分が所定の範囲をもって設定されているためである。充電具合の区分が細かく設定されるほど、補正内部抵抗rのばらつきの範囲は小さくなる。しかしながら、本発明の目的とする二次電池の劣化判定は、精確な劣化状況を知るためのものではなく、大きな誤差のない信頼性のある目安を知ることであるので、充電具合の区分を過度に細かく設定する意義は薄いといえる。
補正内部抵抗rが得られたならば、この値に基づいて二次電池の劣化程度を判定することができる。補正内部抵抗rの値は、そのまま劣化程度を反映しているともいえる。従って、補正内部抵抗rに比例する電圧を生成し、劣化判定信号として表示部に送信してもよい。
別の例では、二次電池の劣化程度を複数の段階(例えば3段階、4段階等)に分け、劣化程度の各段階を補正内部抵抗rと対応付けたテーブル(図示せず)を予め作成し、記憶しておく。補正内部抵抗rが得られたならば、このテーブルを参照して劣化程度の段階を判定し、判定結果に基づいた電圧を生成し、劣化判定信号として表示部に送信してもよい。
図4は、制御部6の内部抵抗補正部6Aにおける補正演算処理の別の例を説明するための模式図である。この例は、図3と同じ鉛蓄電池の例であり、図3の変形例でもある。
本例では、充電具合の9区分を3区分毎にまとめて補正係数kを設定している。実質的には、充電具合の区分を3段階で設定していることになる。
本例においても、図3の例と同じく基準蓄電電圧Vrefは12.46Vとしているが、補正係数kとして1.00は採用していない。従って、蓄電電圧の計測値Vが基準蓄電電圧Vrefと同じ"12.46V"であっても、補正係数kが"1.04"であるため、補正内部抵抗rが"6.30mΩ"となり、基準蓄電電圧Vrefにおける内部抵抗からずれた近似値になる、という現象が起きる。また、充電具合の区分が3段階であるので、図3の例に比べて補正内部抵抗rのばらつきは大きくなる。しかしながら、全体としては、基準蓄電電圧Vrefにおける内部抵抗を中心として上下の所定の範囲でのばらつきとなっている。従って、補正内部抵抗rに基づいて劣化判定を行うことに支障は無い。
図5は、制御部6の内部抵抗補正部6Aにおける補正演算処理のさらに別の例を説明するためのグラフである。
内部抵抗補正部6Aは、図5(a)に示すような充電具合(蓄電電圧)と内部抵抗の相関関係を示す一次関数を予め決定し、記憶している。このような一次関数は、対象種の二次電池について、充電具合(蓄電電圧)と内部抵抗の相関関係を予め計測する予備試験を行うことにより決定できる。なお、図5(a)では、分かり易いように一次関数の傾きaを正で示すために、x軸の蓄電電圧の計測値Vの高低を逆方向(右側が低電圧)で示している。蓄電電圧の計測値Vと内部抵抗の計測値rの相関関係を示す一次関数が決定されていることは、その傾きaと切片が決定されていることを意味する。
内部抵抗補正部6Aは、蓄電電圧の計測値Vと内部抵抗の計測値rを取得すると、次式を用いて補正を行う。
補正内部抵抗:r=r−Δr=r−a(Vref−V
上式により、内部抵抗の計測値rが、基準蓄電電圧Vrefにおける内部抵抗である補正内部抵抗rに換算される。これは、図5(a)の一次関数のグラフでは、計測点であるQ点の内部抵抗rから、基準蓄電電圧VrefであるP点の内部抵抗rに移行されることを意味する。
図5(b)は、図5(a)の一次関数を基に得られた補正内部抵抗rを用いて、二次電池の劣化判定を行う一例を模式的に示している。図5(b)のx軸は二次電池の劣化程度を、y軸は内部抵抗を示す。本例では、二次電池の劣化程度と、基準蓄電電圧Vrefにおける内部抵抗(補正内部抵抗r)は、実線で示す一次関数の相関関係がある。この相関関係を基に、補正内部抵抗rから二次電池の劣化程度を正しく判定することができる。劣化判定結果は、図3及び図4で示した方式と同様に表示部4において表示する。
なお、図5(b)に点線で示す一次関数のグラフは、蓄電電圧の計測値Vのときの内部抵抗の計測値rを換算しないまま用いた場合の劣化程度の判定を仮想したものである。この場合、実際の劣化程度よりも、劣化が進んでいると誤って判定されることになる。
図3〜図5に示した内部抵抗補正部6Aの構成例以外にも、蓄電電圧の計測値Vに応じて内部抵抗の計測値rを補正する方式は、多様に考えられる。
上述した例では、劣化判定を行うための基準蓄電電圧Vrefを満充電の蓄電電圧としたが、満充電以外の蓄電電圧を基準蓄電電圧Vrefとしてもよい。また、図3、図4の例では、内部抵抗の計測値rを補正係数kで除算する補正例を示したが、これは補正係数1/kを乗算することと同じ処理であり、演算方法は除算に限られないことは自明である。
上述した例では、マイコン又はDSPで構成された制御部において、主としてデジタル処理により内部抵抗の計測値rの補正を行ったが、同じ処理を、全て又は一部においてアナログ回路により行うことも可能である。
図6(a)は、図1に例示した本装置における脈流生成部2の構成例を概略的に示している。交流電源acの出力した正弦波波形の交流は、本装置の端子T1、T2に入力される。入力された交流は、整流部2Aの交流入力端子に入力される。整流部2Aは、例えばブリッジ整流回路であるがこれに限られない。また、全波整流回路が好ましいが半波整流回路でもよい。整流部2Aの正極出力端と負極出力端の間に整流電圧Vrecが出力される。ここでは、整流電圧Vrecの波形は全波整流波形とする。交流電源acが単相交流の場合、整流電圧Vrecの周波数は交流電源acの周波数の2倍となる。
整流部2Aの正極出力端と負極出力端に出力された整流電圧Vrecは、次段の力率改善部2Bに入力される。本例では、力率改善部2Bは絶縁型フライバックコンバータとして構成されている。力率改善部2Bはこれに限られず、絶縁型フォワードコンバータでもよく、非絶縁型の昇圧チョッパ又は降圧チョッパでもよい。入力電圧と同じ正弦波で同位相の電流を出力する力率改善機能を有するスイッチングコンバータであれば、いずれの構成も採用できる。共通する構成として、いずれもPWM制御のためのスイッチング素子Qを有する。整流電圧Vrecの波形はトランスTの一次側でPWM制御によりチョッピングされ、トランスTの二次側のコンデンサC21により包絡線の形状に均され、正弦波の電流波形が得られる。図6(b)は、脈流生成部2により出力される脈流Vの波形例を示している。
図7は、図1に例示した本装置における内部抵抗計測部3の構成例を概略的に示している。内部抵抗計測部3は、図6に示した脈流生成部2により生成された脈流Vを印加されている二次電池Bの端子間電圧を入力される。この端子間電圧は、直流成分と交流成分を含む。
内部抵抗計測部3の入力段である交流成分抽出部3Aにおいて、交流電圧成分vrxのみを取り出す。例えば、コンデンサC31により直流成分をカットする。別の例としてトランスを介して交流電圧成分vrxを取り出してもよい。交流電圧成分vrxは、例えば数mV程度の場合もあり、必要に応じて増幅する。図示の例ではOPアンプ32を有する増幅部3Bにおいて、例えば数百倍の増幅を行い、増幅された交流電圧成分vrx’を得る。さらに、増幅後の交流電圧成分vrx’の大きさを評価し易いように、直流変換部3Cにおいて交流を直流に変換する。直流変換部3Cは、図示の例では倍電圧整流回路33により構成し、整流と同時に更なる増幅も行っている。このようにして、内部抵抗計測部3から、直流電圧として内部抵抗の計測値rが出力される。内部抵抗の計測値rは制御部6に送信される。
なお、内部抵抗計測部3の構成は、交流電圧成分の抽出、増幅及び直流変換の機能を有するものであれば、任意の構成とすることができる。
1 蓄電電圧計測部
2 脈流生成部(充電器)
3 内部抵抗計測部
4 表示部
5 切換部
6 制御部
6A 内部抵抗補正部
6B 脈流起動停止制御部
6C 切換制御部

Claims (5)

  1. 二次電池の蓄電電圧を計測する蓄電電圧計測手段と、
    二次電池の内部抵抗を計測する内部抵抗計測手段と、
    前記蓄電電圧の計測値を得たときの前記内部抵抗の計測値を、二次電池の劣化判定を行うための基準蓄電電圧における内部抵抗又はその近似値に換算する処理を行って補正内部抵抗を導出する内部抵抗補正手段と、
    導出された前記補正内部抵抗に基づいて二次電池の劣化判定結果を表示する表示手段と、を有することを特徴とする
    二次電池の劣化判定装置。
  2. 前記内部抵抗補正手段が、前記蓄電電圧の計測値に該当する充電具合と適用すべき補正係数とを対応付けて予め設定したテーブルを有し、前記蓄電電圧の計測値に基づいて前記テーブルを参照して選択した前記補正係数を用いて前記内部抵抗の計測値を換算することを特徴とする請求項1に記載の二次電池の劣化判定装置。
  3. 前記内部抵抗補正手段が、前記蓄電電圧の計測値と前記内部抵抗の計測値の相関関係を示す、予め決定された一次関数を用いて、前記内部抵抗の計測値を、基準蓄電電圧における内部抵抗に換算することを特徴とする請求項1に記載の二次電池の劣化判定装置。
  4. 前記内部抵抗計測手段が、二次電池の端子間に一極性の変動する電流を印加したときに端子間に生じる交流電圧成分を取得し、前記交流電圧成分の大きさに比例する値を前記内部抵抗の計測値として取得することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の二次電池の劣化判定装置。
  5. 二次電池の蓄電電圧を計測する蓄電電圧計測ステップと、
    二次電池の内部抵抗を計測する内部抵抗計測ステップと、
    前記蓄電電圧の計測値を得たときの前記内部抵抗の計測値を、二次電池の劣化判定を行うための基準蓄電電圧における内部抵抗又はその近似値に換算する処理を行って補正内部抵抗を導出する内部抵抗補正ステップと、
    導出された前記補正内部抵抗に応じて二次電池の劣化判定結果を表示する表示ステップと、を有することを特徴とする
    二次電池の劣化判定方法。
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