JP2018066097A - 布地を加熱する装置、布地を加熱する方法、布地に画像を付与する方法、媒体を加熱する装置 - Google Patents

布地を加熱する装置、布地を加熱する方法、布地に画像を付与する方法、媒体を加熱する装置 Download PDF

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Abstract

【課題】布地に画像を付与するときの作業性を向上する。【解決手段】装置本体501内に、画像が付与される布地400を保持するカセット200を着脱自在に装着する受け部材503と、布地400を加熱するヒータ504とを備え、布地400を保持するカセット200は、布地400を保持したままで、布地400に画像を印刷する印刷装置1及び加熱装置500に対しても使用可能であり、カセット200に布地400を保持して印刷装置1にセットして布地400に印刷し、印刷完了後カセット200を印刷装置1から取り出し、布地400を保持したカセット200をそのまま加熱装置500の受け部材503にセットして布地400を加熱することができる。【選択図】図1

Description

本発明は布地を加熱する装置、布地を加熱する方法、布地に画像を付与する方法、媒体を加熱する装置に関する。
従来、布地を支持するための支持部と、支持部上に搬送された媒体に液体を吐出するためのヘッドと、媒体に着弾した液体を乾燥するための乾燥部と、を備え、加熱エリアと非加熱エリアとを有し、乾燥部は加熱エリア内に配置され、支持部及びヘッドが非加熱エリアに配置されるものが知られている(特許文献1)。
一方で、捺染装置などの布地(Tシャツ等の加工品を含む。)に画像を付与する装置においては、例えば液体吐出ヘッドを使用して印刷を行った場合、液体が付着して画像が印刷された布地を乾燥させるだけではなく、より高温で一定時間加熱して布地へ定着させることが必要となる。
特開2014−162171号公報
しかしながら、布地に画像を付与する装置に対して、特許文献1に開示されているような1つの装置内に加熱エリアと非加熱エリアを設ける構成を用いると、必要な温度や加熱時間の上昇にともない、より厳重な冷却、断熱などの構成が必要になるなどして、装置が大型化するという課題がある。
そのために、布地に画像を印刷する装置(以下「印刷装置」という。)と、画像を定着させる装置(以下「定着装置」という。)として使用する加熱装置とは別の装置として設置されることが多く、布地を印刷装置にセットして印刷を行い、印刷された布地を取り外して、別の加熱装置に、印刷された布地をセットし直さなければならず、作業性が悪いという課題がある。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、布地を加熱するときの作業性を向上することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る布地を加熱する装置は、
装置本体内に、
画像が付与される布地を保持するトレイを着脱自在に装着する受け部材と、
前記布地を加熱する加熱手段と、を備え、
前記トレイは、前記布地を保持したままで、前記布地に前記画像を印刷する装置に対しても使用可能である
構成とした。
本発明によれば、布地を加熱するときの作業性が向上する。
本発明の第1実施形態に係る布地を加熱する装置(加熱装置)の模式的説明図である。 加熱手段としてシリコンラバーヒータを使用した場合の定着性能の一例の説明に供する説明図である。 加熱と布地に対するダメージの関係の一例の説明に供する説明図である。 本発明の第2実施形態に係る布地を加熱する装置(加熱装置)の模式的説明図である。 同じく加熱手段の平面説明図である。 本発明の第3実施形態に係る布地を加熱する装置(加熱装置)の外観斜視説明図である。 同加熱装置の前カバー(前扉)を開いた状態の斜視説明図である。 同加熱装置の上下動機構の斜視説明図である。 同じく同上下動機構の内のカム機構部分の斜視説明図である。 印刷装置の一例の外観斜視説明図である。 同印刷装置の全体構成を説明する斜視説明図である。 同じく図9と異なる方向から見た斜視説明図である。 本発明に係るトレイであるカセットの一例の斜視説明図である。 同カセットの外周カバーを開いた状態の斜視説明図である。 同カセットの短手方向に沿う断面説明図である。 カセットの情報記憶手段の説明に供する斜視説明図である。 本発明に係る加熱装置を含む画像付与システムのブロック説明図である。 同画像付与システムにおける情報処理装置側の処理の説明に供するフロー図である。 同じく印刷装置における制御の説明に供するフロー図である。 加熱装置における制御の説明に供するフロー図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。本発明の第1実施形態に係る布地を加熱する装置(以下、「加熱装置」という。)について図1を参照して説明する。図1は同加熱装置の模式的説明図である。
この加熱装置500は、装置本体501内に、画像が付与される布地400を保持するトレイ(以下、「布地保持部材」とする。)であるカセット200を着脱自在に装着(単なる「載置」を含む意味である。)する受け部材503と、布地400に接触して又は非接触で加熱する加熱手段であるヒータ504とを備えている。布地保持部材であるカセット200は、布地400を保持したままで、布地400に画像を印刷する装置(印刷装置)に対しても使用可能である。
ヒータ504としては、例えばマイカヒータやシリコンラバーヒータなどが好ましい。シリコンラバーヒータは表面が柔軟なゴムで加熱することになるので、布地400を加熱する面には板金などの平板部材を設けることが好ましい。平板部材の布地側表面はインクの付着を防ぐためのフッ素樹脂加工や撥水加工を施すことが好ましい。
また、受け部材503は、カセット200をヒータ504に対して進退(ここでは、昇降)させることで、カセット200に保持された布地400と加熱手段であるヒータ504とを相対的に移動させる手段を兼ねている。
また、装置本体501には、ヒータ504の上方に断熱部材505が配置され、側部にはファン506が設けられている。
次に、この加熱装置500を使用して布地を加熱する方法及び布地に画像を付与する方法の一連の流れについて説明する。
まず、カセット200に画像を付与する布地400を保持する。
次いで、加熱装置500の受け部材503に、布地400を保持したカセット200を装着してセットする。そして、受け部材503を上昇させて、布地400をヒータ504に所定の押し付け力で押し付ける。
このとき、ヒータ504は所定の温度で発熱しており、ヒータ504に押し付けられた布地400が加熱される。所定時間の加熱を行った後、受け部材503が下降し、布地400はヒータ504から離間する(前工程)。これにより、カセット200は布地400を保持したまま加熱装置500から取り出される。なお、加熱前に布地に水分を霧状にして付与しておくことが好ましい。
その後(前工程完了後)、カセット200を後述の印刷装置1にセットして所要の印刷を行う(印刷工程)。
次いで、印刷工程完了後、画像が印刷された布地400を保持しているカセット200を印刷装置1から取り出し、加熱装置500の受け部材503に装着してセットする。そして、受け部材503を上昇させて、印刷が施された布地400をヒータ504に近づけて加熱する。所定時間の加熱を行った後、受け部材503が下降する(後工程、定着工程)。
この後工程では、布地400とヒータ504とを押し付けないで、非接触で加熱している。これにより、印刷面の汚れや布地400に対するダメージを低減できる。ただし、前工程よりも弱い押し付け力で接触させて加熱することもできる。
なお、カセット200の昇降は、受け部材503を自動で移動させる構成でも、手動で移動させる構成でもよい。
このように、印刷装置で画像を印刷する布地400を保持するカセット200をそのまま加熱装置500で使用することができる。これにより、布地を保持したカセット(布地保持部材)を加熱装置500にセットするだけで布地を加熱することができ、布地を加熱するときの作業性が向上する。この場合、布地400を持ち運んでも皺が寄ったり、一部が重なったりして印刷面が乱れることはなく、布地400に画像を付与する(印刷及び加熱する)ときの作業性が向上する。
なお、ここでは、加熱装置500を印刷工程の前後で使用しているが、印刷工程の前工程のみ、或いは、印刷工程の後工程のみに用いることもできる。
ここで、加熱手段としてシリコンラバーヒータを使用した場合の定着性能の一例について説明する。
定着性は、「JIS L0849」に従った湿式堅牢性にて評価した。
綿100%の布地に印刷装置で印刷を行い、所定の定着条件(押し付け力:圧力、温度、時間:加熱時間(接触時間))で、水、エチレングリコール、アセトンなどを含むインクを布地に定着させた。布地としては、ヘビーウェイトTシャツを使用した。
定着条件は、次の4条件で比較した。なお、圧力0kPaは、布地とヒータ部が接触していない状態である。
条件1:圧力50kPa、温度165℃、時間2min
条件2:圧力82kPa、温度195℃、時間2min
条件3:圧力0kPa、温度150℃、時間30sec
条件4:圧力0kPa、温度165℃、時間1min
測定は、JIS L0849に従い、擦られて試験片に付着したインクを反射濃度計で測定した。この結果を図2に示している。
この結果からは、非接触で、相対的に低い温度、短い加熱時間の条件3の場合に他の条件1、2、4よりも堅牢性が低下していることが分かる。なお、図2はヘビ−ウェイトTシャツについての結果だが、トレ−ナやライトウェイトTシャツの場合も同様の結果が得られる。
次に、加熱と布地に対するダメージについて評価した。
ここでは、図3(a)〜(c)に示すように、布地として、ヘビーウェイトTシャツ(厚さ約0.9mm)、トレーナ、ライトウェイトTシャツ(厚さ約0.2mm)を使用し、加熱温度を160℃、170℃とし、加熱時間を0.5min、1min、2min、3minとして、無荷重(非接触)で加熱した。
そして、加熱した布地の濃度(Bk)を反射分光濃度計(X−Rite社製 型名939)で測定した。図3(a)〜(c)では、加熱前(加熱時間0)の反射濃度を「1.00」としたときの換算値で表わしている。例えば、図3(a)のヘビーウェイトTシャツの欄において、温度170℃で3min加熱したときの「1.05」は、加熱前(加熱時間0)に対して濃度が1.05倍になっていることを意味している。
この結果、170℃−3minの加熱を行ったトレーナーは、加熱前よりも濃度が約1.16倍になっており、目視でも差が分かる程度である。同様に、2min間加熱したトレーナーは多少濃度が変化している程度であった。また、170℃−3min間加熱したライトウェイトTシャツも多少濃度が変化している程度であった。ヘビーTシャツは他と比較して濃度変化がわからない程度であった。
このことから、布地の種類によっては、無荷重(非接触)でも、高温で長時間加熱手段に晒すとダメージを受けることが分かる。
ここでは、短時間で定着するためには、高圧力、高温で処理するのが望ましいと考えられるが、布地に対するダメージを抑えるためには、圧力は約50kPa以下、温度は170℃以下、時間は1分間以上2分間以内(1min以上2min以下)とすることが好ましい。これにより、薄い布地から厚い布地まで、布地に対するダメージを抑制しつつ、高い印刷品質を維持することができる。
次に、本発明の第2実施形態について図4及び図5を参照して説明する。図4は同実施形態に係る布地を加熱する装置(加熱装置)の模式的説明図、図5は同じく加熱手段の平面説明図である。
本実施形態では、カセット200を受けるテーブル513を移動させる手段としてのパンタグラフ式ジャッキ514にて昇降させる構成としている。パンタグラフ式ジャッキで構成した昇降機構514は装置本体501の外部に配置されたモータ515を駆動制御することで高さを調整することができ、受け部材としてのテーブル513とヒータ504との間隔を調整することができる。
また、テーブル513にはヒータ504との距離を測定する距離センサ516を設けて、布地400の厚さに応じてテーブル513の高さ位置を調整できるようにしている。
一方、加熱手段としてのヒータ504は、発熱量を変更可能な分割された複数の加熱領域(分割加熱領域)である複数のヒータ部分504Aで構成されている。ヒータ部分504AはそれぞれON/OFF及び発熱量を制御することができる。
次に、本発明の第3実施形態に係る布地を加熱する装置(加熱装置)について図6ないし図9を参照して説明する。図6は同加熱装置の外観斜視説明図、図7は同加熱装置の前カバー(前扉)を開いた状態の斜視説明図である。図8は同加熱装置の上下動機構の斜視説明図、図9は同じく同上下動機構の内のカム機構部分の斜視説明図である。
この加熱装置500は、装置本体501の前面に開閉可能な前カバー502を有し、装置本体501内に、布地400を保持するカセット200を着脱自在に装着(載置)する受け部材であるテーブル553と、布地を加熱する加熱手段とを備えている。ここでも、布地保持部材であるカセット200は、布地400を保持したままで、布地400に画像を印刷する装置(印刷装置)に対しても使用可能である。
テーブル553は、テーブル上下動機構555上に保持されている。
テーブル上下機構555は、テーブル553を保持した保持テーブル556(図7参照、図8では図示を省略している)と、保持テーブル556を上下動させるカム機構部557を備えている。
カム機構部557は、装置本体501の底板部551に水平方向に回転可能に保持された上下動操作レバー558を有している。上下動操作レバー558には、高さの異なる第1傾斜カム部561と、第2傾斜カム部562とを備えている。なお、第1傾斜カム部561が第2傾斜カム部562よりも最上面の高さが低いものとする。
一方、保持テーブル556の底面には、第1傾斜カム部561を倣う第1コロ563と、第2傾斜カム部562を倣う第2コロ564とをそれぞれ回転可能に保持したコロ保持部材567、568が固定されている。保持テーブル556はこれらの第1コロ563及び第2コロ564を介してカム機構部557上に保持されている。
ここで、図8に示すように、上下動操作レバー558が中央にある位置を初期位置として、上下動操作レバー558を矢印HA方向に回転操作することで、第1コロ563が第1傾斜カム部材561上に載り上げるので、保持テーブル556が高さH1まで上昇する。
また、同じく初期位置から上下動操作レバー558を矢印HB方向に回転操作することで、第2コロ564が第2傾斜カム部材562上に載り上げるので、保持テーブル556が高さH2(H2>H1)まで上昇する。
このように、上下動操作レバー558を操作することによって保持テーブル556が上下動するので、保持テーブル556で保持されたテーブル553上に載置されたカセット200の高さが変わり、布地と加熱手段とのギャップないし押し付け力を変更することができる。
次に、印刷装置の一例について図10ないし図12を参照して説明する。図10は同印刷装置の外観斜視説明図、図11は同印刷装置の全体構成を説明する斜視説明図、図12は同じく図11と異なる方向から見た斜視説明図である。
印刷装置1は、装置本体100内に、布地400を保持するカセット200を着脱可能に保持して進退移動する受け部材であるステージ111と、ステージ111で保持されたカセット200に保持されている布地400に印刷する印刷手段112とを備えている。
ここで、布地400としては、ハンカチ、タオルなどの一枚の布地で形成されるものだけではなく、Tシャツ、トレーナーなどの衣服として加工された布地、トートバック等の製品の一部となっている布地にも用いることができる。
ステージ111は、装置本体100に対して矢印Y方向(送り方向)に移動可能に保持された搬送構造体113上に設けられている。ここでは、装置本体100の底部筐体部114に矢印Y方向に沿って搬送ガイド部材115が配置され、搬送構造体113のスライダ部116が搬送ガイド部材115によって移動可能に保持されている。また、ステージ111はスライダ部116に対して矢印Z方向に昇降可能に配置され、印刷手段112のヘッド122との間のギャップを調整可能とする。
印刷手段112は、ステージ111に対して矢印X方向(主走査方向)に移動するキャリッジ121と、キャリッジ121に搭載されたヘッド122とを備えている。キャリッジ121は、矢印X方向に沿って配置されたガイド部材123で移動可能に保持され、駆動モータ124によってタイミングベルト125などの走査機構部を介して矢印X方向に往復移動される。ヘッド122は液体吐出ヘッドを用いて、インクを布地表面に吐出して画像の形成を行っているが、これに限るものではない。
この印刷装置1においては、カセット200に布地400をセットした状態で、装置本体100内のステージ111にカセット200を装着して保持する。そして、ステージ111の矢印Y方向への移動とヘッド122の矢印X方向への往復移動を繰り返すことで、布地400に所要の画像を印刷する。
次に、カセットの一例について図13ないし図15も参照して説明する。図13は同カセットの斜視説明図、図14は同じくカセットの外周カバーを開いた状態の斜視説明図、図15は同じくカセットの短手方向に沿う断面説明図である。
カセット200は、ベース部材であるカセットベース201と、布地400の印刷が施される部分を平坦な状態で保持する布地保持部材であるプラテン部材300とを有している。
プラテン部材300は、プラテン構造体302と、布地400を平坦な状態で保持する面を構成する断熱部材301とで構成されている。断熱部材301は、加熱装置500による加熱に対して耐熱性を有する。
そして、カセットベース201には、外周カバー部材であるプラテン外周カバー202がヒンジ203で矢印方向に開閉可能に設けられている。プラテン外周カバー202は、プラテン部材300に対応する部分に開口部202aを有し、プラテン部材300の外周部分のフランジ部300aとの間で布地400を押さえる。
プラテン部材300はカセットベース201に対して支持部311で支持して、プラテン部材300とカセットベース201との間には布地400の余剰部分400aを収容できる収容空間312を形成している。余剰部分400aは、例えばTシャツの前面に印刷を行う場合においては、両袖や襟口、すそ等が該当する。
ここで、プラテン部材300はカセットベース201から着脱可能であり交換可能に形成されている。これによりプラテン部材300を複数用意し、印刷動作中に別のプラテン部材300に衣類を巻き付けておくことができ、印刷、定着終了後にプラテン部材300を交換するだけで速やかに次の布地の印刷を開始することができる。
このカセット200に布地400をセットするときには、図14に示すように、プラテン外周カバー202を開いて、プラテン部材300上に布地400をセット(保持)する。このとき、布地400の余分な部分(余剰部分)400aを図11に示すように、収容空間312内に収容した状態で、図13に示すように、プラテン外周カバー202を閉じる。
そして、布地400に画像を印刷するときには、カセット200を印刷装置1の装置本体100のステージ111上に装着する(セットする)。
このように、カセット200は装置本体100から全体を取り出した状態にして印刷対象である布地400をプラテン部材300上にセットすることができるので、プラテン部材300への布地400のセット作業が容易になる。
このようなカセット200は印刷装置1で印刷が完了した後、布地400を保持したまま、前述した加熱装置500の受け部材503やテーブル513、553にセットして加熱することができ、加熱作業の作業性が向上する。
次に、カセットの情報記憶手段について図16を参照して説明する。図16は同説明に供する斜視説明図である。
カセット200の一部分に情報を保持する情報記憶手段290を設けている。情報記憶手段290は、印刷装置1、加熱装置500の装置本体内に挿入される部位に設けることが好ましい。
一方、加熱装置500のテーブル513(第2実施形態の場合)などには、情報記憶手段290に対する情報の書込み及び読取りを行う書込み/読取部590を設けている。同様に、印刷装置1のステージ111にも同様に情報記憶手段290に対する情報の書込み/読取りを行う書込み/読取部590を設ける。
情報記憶手段290と書込み/読取部590は、接触式及び非接触式のいずれでもよい。ここでカセット200の情報記憶手段290には、加熱温度や加熱時間(分割加熱を行う場合は各領域毎)などに係る情報(定着データ)や印刷に係る情報を保持可能である。
これにより、カセット200を加熱装置500に装着することで加熱温度や加熱時間を加熱装置500側で読み出して、読み出した加熱温度、加熱時間に応じた加熱制御を行うことができる。
次に、画像付与システムについて図17も参照して説明する。図17は本発明に係る加熱装置を含む画像付与システムのブロック説明図である。
この画像付与システムは、印刷装置1と、加熱装置500と、印刷装置1及び加熱装置500に共用されるカセット200とを備えている。なお、加熱装置500は前記第2実施形態の構成のものを使用しているが、第1、第3実施形態の構成のものなどでも使用できる。また、印刷装置1はネットインフラや有線を介して情報処理装置800と接続される。
次に、この画像付与システムにおける画像付与に関する制御について図18ないし図20を参照して説明する。図18は情報処理装置側の処理の説明に供するフロー図、図19は印刷装置における制御の説明に供するフロー図、図20は加熱装置における制御の説明に供するフロー図である。
図18を参照して、情報処理装置800側では、印刷指示を受けることで、入力画像データをBk、C、M、Yに色展開するなどの処理を行って印刷装置用データ(印刷データ)に変換する。
そして、加熱装置500の加熱に使用する定着用データを収集する。収集の内容としては、例えば印刷データをA4サイズに展開し、前述した第2実施形態における各ヒータ部分504Aに印刷データがあるか否かをチェックし、データがあるときには当該ヒータ部分504Aを所定温度に加熱、データがないときには当該ヒータ部分504は非加熱、というように局部的に加熱制御する領域データ、加熱温度、加熱時間などの定着用データを生成する。その後、必要に応じて、ヒータ部分504Aとのマッチングを図る処理を行う。
この収集した定着用データを印刷装置1に送出する。印刷装置1には布地400をセットしたカセット200が装着されており、印刷装置1は情報処理装置800から受領した定着用データを書込み/読取部590を通じてカセット200の情報記憶手段290に書き込む。
次いで、印刷ON/OFF処理を行って、印刷データを印刷装置1に転送する。
次に、図19を参照して、情報処理装置800側から印刷コマンドを受けると、カセット200が装着されたステージ111をカセット取出し位置(カセット着脱位置)から印刷初期位置に向けて移動し、高さ調整位置位置で一旦停止する。
そして、ステージ111を上昇させてカセット200の高さ調節を行い、カセット高さセンサでカセット200を検知して高さ調節OKか否かを判別する。
ここで、カセット200が所定の高さに上昇して高さ調節OKになれば、更に、カセット200を印刷初期位置に向けて移動させて停止する。なお、カセット200の高さ調節がNGになったときにはエラー処理に移行する。
その後、ステージ111を印刷初期位置からカセット取出し位置に向けて移動させながら、印刷手段112によってカセット200に保持された布地400に対して情報処理装置800から受領した印刷データに従って印刷を行う。
そして、印刷が完了したときには、ステージ111はカセット取出し位置まで移動して停止する。
その後、カセット装着センサなどでカセット200がステージ111から取り外されたか否かを判別し、カセット200がステージ111から取り外されたときには、一旦、ステージ111を装置本体100内に収納される収納位置まで移動して、処理を終了する。
次に、図20を参照して、加熱装置500には、布地400を保持したカセット200がテーブル513にセットされて、加熱開始が指示されると、モータ515を駆動して昇降機構514を所定の高さまで上昇させる。そして、センサ516でテーブル513が所定の高さに上昇したことを検知できて高さ調節OKになったか否かを判別する。
テーブル513の高さ調節OKになれば、カセット200の情報記憶手段290に記憶された定着データを読み出す。
そして、読み出した定着データに従ってヒータ部分504Aの加熱(昇温)を行い、ヒータ部分504AのON/OFFによる発熱温度の制御を行いながら加熱する。これにより、加熱が必要な領域だけを加熱することができ、消費電力を抑えることができる。
その後、冷却を待ってカセット200が加熱装置500から取出される。
なお、加熱装置500で前処理(プレプレス)を行う場合には、図20の処理において、定着データ読み出しと加熱(昇温)の間、若しくは、加熱(昇温)と定着ON/OFFの間に荷重動作が行われる。同様に、定着ON/OFFと冷却(降温)の間、冷却(降温)と停止の間に離間動作が入る。
なお、本発明における「布地保持部材」とは、印刷装置と加熱装置とに着脱できる構成を備えていれば形状等は上記実施形態のカセットのような箱状の形態に限られるものではない。具体的には、印刷装置と加熱装置とに挿入可能に形成された一枚の板状のプラテン部材であってもよい。
また、印刷作業の作業性を向上させる一手段として、このような布地保持部材に対し、印刷時に作業者が毎回布地(Tシャツ等)を布地保持部材にセットする工程をなくすために、布地(Tシャツ等)をセット済みの布地保持部材を利用することもできる。この場合、使用後の布地保持部材は回収され、再び布地がセットされた状態で供給される。このように、布地保持部材に布地をセットして、布地の印刷面を平坦に保持した布地付き保持部材として市場に流通して商取引の対象とすることもできる。
さらに、同様の効果を奏するために、布地保持部材に着脱可能に形成されたプラテン部材に布地(Tシャツ等)をセットした布地セット済みのプラテン部材を利用することもできる。使用する場合は、この布地セット済みのプラテン部材をそのまま布地保持部材に装着し、印刷、定着が完了したあとに、布地保持部材からプラテン部材を取り外し、次の布地セット済みのプラテン部材を布地保持部材に装着し、印刷、定着が行われる。この場合、使用後のプラテン部材は回収され、再び布地がセットされた状態で供給される。前述と同様に、プラテン部材に布地をセットして、布地の印刷面を平坦に保持した布地付き保持部材として市場に流通して商取引の対象とすることもできる。
このようにすることで、作業者が毎回布地(Tシャツ等)をセットする必要がなく、複数枚の連続処理が容易になり、複数枚の連続処理を自動化することも可能となる。
また、上記実施形態では、布地がTシャツなどである場合について説明しているが、例えば布地を含めて、印刷対象、加熱対象を媒体(メディア)とする場合にも本発明を同様に適用することができる。この場合には、前記実施形態における「布地」が媒体となり、布地保持部材が媒体保持部材となる。
1 印刷装置
100 印刷装置の装置本体
111 ステージ(受け部材)
122 ヘッド
200 カセット(布地保持部材、トレイ)
400 布地
500 加熱装置
501 装置本体
503、513 受け部材
504 ヒータ(加熱手段)
555 テーブル上下動機構
557 カム機構部
558 上下動操作レバー

Claims (9)

  1. 装置本体内に、
    画像が付与される布地を保持する布地保持部材を着脱自在に装着する受け部材と、
    前記布地を加熱する加熱手段と、を備え、
    前記布地保持部材は、前記布地を保持したままで、前記布地に前記画像を印刷する装置に対しても使用可能である
    ことを特徴とする布地を加熱する装置。
  2. 前記受け部材に装着される前記布地保持部材と前記加熱手段とを相対的に移動させる手段を備えている
    ことを特徴とする請求項1に記載の布地を加熱する装置。
  3. 前記加熱手段は、ラバーヒータ又はマイカヒータである
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の布地を加熱する装置。
  4. 前記加熱手段は、発熱量を変更可能な分割された複数の加熱領域を有している
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の布地を加熱する装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の布地を加熱する装置を使用し、
    前記加熱手段と前記布地保持部材に保持された前記布地とを、50kPa以下の圧力で押し付け、又は、前記加熱手段と前記布地保持部材とを非接触とし、
    前記加熱手段の加熱温度を170℃以下とし、
    前記加熱手段の加熱時間を1分間以上2分間以内として、
    前記加熱手段で前記布地を加熱する
    ことを特徴とする布地を加熱する方法。
  6. 請求項1ないし4のいずれかに記載の布地を加熱する装置を使用し、
    前記画像が印刷される前の前記布地を加熱し、
    前記画像を印刷する装置で前記画像が印刷された後の前記布地を加熱する
    ことを特徴とする布地を加熱する方法。
  7. 前記画像が印刷される前に前記布地を加熱するときには、前記加熱手段と前記布地保持部材に保持された前記布地とを押し付けて加熱し、
    前記画像が印刷された後の前記布地を加熱するときには、前記加熱手段と前記布地保持部材に保持された前記布地とを離間した状態で加熱し、又は、前記画像が印刷される前に前記布地を加熱するときよりも弱い力で前記加熱手段と前記布地保持部材に保持された前記布地とを押し付けて加熱する
    ことを特徴とする請求項6に記載の布地を加熱する方法。
  8. 画像が付与される布地を布地保持部材に保持する工程と、
    前記布地を保持した前記布地保持部材を請求項1ないし4のいずれかに記載の布地を加熱する装置に装着して、前記布地を加熱する前工程と、
    前記前工程完了後、前記布地保持部材を、前記布地を加熱する装置から取り出し、前記画像を印刷する装置に装着して、前記布地に画像を印刷する印刷工程と、
    前記印刷工程完了後、前記布地保持部材を、前記画像を印刷する装置から取り出し、前記布地を加熱する装置に装着して、前記布地を加熱する後工程と、を行う
    ことを特徴とする布地に画像を付与する方法。
  9. 装置本体内に、
    画像が付与される媒体を保持する媒体保持部材を着脱自在に装着する受け部材と、
    前記媒体を加熱する加熱手段と、
    前記受け部材に装着される前記媒体保持部材と前記加熱手段とを相対的に移動させる手段と、を備え、
    前記媒体保持部材は、前記媒体を保持したままで、前記媒体に前記画像を印刷する装置に対しても使用可能である
    ことを特徴とする媒体を加熱する装置。
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