JP2018064620A5 - - Google Patents

Description

しかしながら上記文献の遊技機には、遊技興趣を改善する余地があった。

本発明は上記事情に鑑みてなされたものである。すなわちその課題とするところは、遊技興趣を向上させることである。

本発明の遊技機は、
遊技球の入球し易さが変化しない第１入球口、及び、遊技球の入球し易さが変化可能な第２入球口と、
前記第１入球口への入球に基づいて第１図柄の変動表示を実行し、前記第２入球口への入球に基づいて第２図柄の変動表示を実行する図柄表示手段と、
前記第２図柄が特定の停止態様で停止表示されると、特別入賞口を開放する小当たり遊技を実行する小当たり遊技実行手段と、
前記特別入賞口に入賞した遊技球が特定領域を通過したことに基づいて、遊技者に有利な大当たり遊技を実行する大当たり遊技実行手段と、
通常遊技状態よりも前記第２入球口に遊技球が入球し易い特典遊技状態に制御可能な遊技状態制御手段と、を備え、
前記特典遊技状態における前記第２図柄の変動表示の実行回数が所定の上限実行回数に至ると、前記特典遊技状態を終了させる遊技機であって、
前記第２入球口への入球に基づく大当たり遊技後に前記特典遊技状態に制御された場合、前記上限実行回数が、予め定められた第１の値に設定されるときと、前記第１の値に設定された場合よりも次の大当たり遊技の獲得が容易な第２の値に設定されるときとがあり、
前記特典遊技状態中に前記第２図柄が前記特定の停止態様で停止表示されて前記特典遊技状態に制御された場合よりも、前記通常遊技状態中に前記第２図柄が前記特定の停止態様で停止表示されて前記特典遊技状態に制御された場合の方が、前記上限実行回数が前記第２の値に設定され易いことを特徴とする遊技機である。

本発明によれば、遊技興趣を向上させることが可能である。

この構成の遊技機によれば、特典遊技状態において第２判定処理が実行されて小当たりに当選するよりも、特典遊技状態が終了して通常遊技状態に戻ってから、記憶手段に記憶されている判定用情報（いわゆる保留記憶）に基づいて第２判定処理が実行されて小当たりに当選した方が、大当たり遊技後に付与される特典が大きいことが期待できる。よって、特典遊技状態が終了して通常遊技状態に戻ってからの保留記憶に基づく第２図柄の変動表示に対する関心を強くすることが可能となり、このときの遊技興趣を高めることが可能となる。
ところで特開２０１６−１７２１０５号公報に記載の遊技機では、時短状態が終了した直後は、時短状態中に入球し易くなっていた第２始動口への入賞に基づく乱数の記憶が上限数分貯まっていることが多い。
しかしながら上記文献では、時短状態の終了前に当選した場合も、時短状態の終了直後にその貯まった乱数の記憶に基づいて当選した場合も、遊技者が期待できる特典の量は変わらなかった。この点に遊技興趣を改善する余地があった。
上記発明は上記事情に鑑みてなされたものである。すなわちその課題とするところは、特典遊技状態の終了直後の遊技興趣を向上させることである。

Claims (1)

1. 遊技球の入球し易さが変化しない第１入球口、及び、遊技球の入球し易さが変化可能な第２入球口と、
   前記第１入球口への入球に基づいて第１図柄の変動表示を実行し、前記第２入球口への入球に基づいて第２図柄の変動表示を実行する図柄表示手段と、
   前記第２図柄が特定の停止態様で停止表示されると、特別入賞口を開放する小当たり遊技を実行する小当たり遊技実行手段と、
   前記特別入賞口に入賞した遊技球が特定領域を通過したことに基づいて、遊技者に有利な大当たり遊技を実行する大当たり遊技実行手段と、
   通常遊技状態よりも前記第２入球口に遊技球が入球し易い特典遊技状態に制御可能な遊技状態制御手段と、を備え、
   前記特典遊技状態における前記第２図柄の変動表示の実行回数が所定の上限実行回数に至ると、前記特典遊技状態を終了させる遊技機であって、
   前記第２入球口への入球に基づく大当たり遊技後に前記特典遊技状態に制御された場合、前記上限実行回数が、予め定められた第１の値に設定されるときと、前記第１の値に設定された場合よりも次の大当たり遊技の獲得が容易な第２の値に設定されるときとがあり、
   前記特典遊技状態中に前記第２図柄が前記特定の停止態様で停止表示されて前記特典遊技状態に制御された場合よりも、前記通常遊技状態中に前記第２図柄が前記特定の停止態様で停止表示されて前記特典遊技状態に制御された場合の方が、前記上限実行回数が前記第２の値に設定され易いことを特徴とする遊技機。