JP2018064390A - ケース体、排水弁駆動装置および排水弁駆動装置ユニット - Google Patents
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Abstract
Description
を接続する第1リブおよび第2リブを備える。これにより、出力部が設置されたケース体の外周面部分は、第1リブおよび第2リブが設けられていない場合と比較して、その剛性が向上する。よって、ブラケットを用いてケース体を外部の機器に取り付けたときに、外部からの負荷が出力部に加わってブラケットに歪みが発生した場合でも、その歪みによって、ケース体が歪むことを防止或いは抑制できる。よって、ブラケットの歪みによってケース体が損傷することを防止あるいは抑制できる。
前記ブラケットは、前記出力部材駆動機構を前記Z方向の一方側から被うことを特徴とする。
図1は本発明を適用した排水弁駆動装置ユニットをブラケットの側から見た場合の斜視図である。図2は本発明を適用した排水弁駆動装置ユニットをブラケットとは反対の側から見た場合の斜視図である。図3は排水弁駆動装置とブラケットを離間させた排水弁駆動装置ユニットの分解斜視図である。図4は排水弁駆動装置の分解斜視図である。図5は駆動部および出力部を取り出して示す斜視図である。図5は駆動部、伝達歯車および出力部
を取り出して示す斜視図である。
れぞれは、出力部7が設置されたケース体9の外周面部分10からZ方向第1方向Z1に突出する。ブラケット固定部34は、3つのボス31、32、33から離間する位置に設けられている。ブラケット3はブラケット3に形成された4つの固定孔36、37、38、39をZ方向第1方向Z1から貫通して、3つのボス31、32、33とブラケット固定部34に設けられたねじ孔34bに捩じ込まれた4本の有頭ねじ41、42、43、44によってケース体9に固定される。
図6は排水弁駆動装置2を出力部7が位置する側から見た場合の平面図である。図7は排水弁駆動装置2を出力部7が位置する側とは反対側から見た場合の底面図である。ケース体9は、図4に示すように、Z方向で2分割されている。ケース体9は、Z方向第1方向Z1の分割ケースである第1ケース51と、Z方向第2方向Z2の分割ケースである第2ケース52とを備える。駆動部8(モータ部13および伝達輪列14)は第1ケース51と第2ケース52との間に収容される。
位置する。
図8(a)はブラケット3をZ方向第1方向Z1およびX方向第2方向X2から見た場合の斜視図であり、図8(b)はブラケット3をZ方向第2方向Z2およびX方向第2方向X2から見た場合の斜視図である。ブラケット3は一定厚さの長方形の金属板を折り曲げるなどして形成されている。すなわち、ブラケット3は、長方形の金属製の板材の長手
方向の両端部分のそれぞれに折り曲げ段部91を設けるとともに、折り曲げ段部91の間に位置する長手方向の中央板部(板部)92に切り込みを設け、切り込みによって区画された板部分を折り曲げ段部91とは反対方向に起こして折り曲げた切り起こし部93とを備える。
排水弁駆動装置2を洗濯機に取り付ける際には、まず、排水弁駆動装置2にブラケット3を取り付けて排水弁駆動装置ユニット1を構成する。排水弁駆動装置ユニット1を構成する際には、図1に示すように、ブラケット3の中央板部92がZ方向第1方向Z1からプーリ6を被うようにして、ブラケット3をケース体9に当接させる。これにより、ブラケット3における中央板部92のZ方向第1方向Z1の端面が、第1ボス31、第2ボス32、第3ボス33、第1リブ66、第2リブ67、接続リブ71、屈曲リブ72、第1中間リブ73、第2中間リブ74、および、第3中間リブ75に当接した状態とする。また、ブラケット3のブラケット側固定板部分93bがケース体9のブラケット固定部34に当接した状態とする。その後、Z方向第1方向Z1から、ブラケット3の第1固定孔3
6、第2固定孔37および第3固定孔38を介して、ケース体9の第1ボス31、第2ボス32、第3ボス33に有頭ねじ41、42、43を捩じ込む。また、Z方向第1方向Z1からブラケット側固定板部分93bの第4固定孔39を介して、ブラケット固定部34のねじ孔34bに有頭ねじ44を捩じ込む。
排水弁を開く際には、排水弁駆動装置2を洗濯機に固定した後にモータへの給電を行ってプーリ6を回転させてワイヤ5を巻き取る。これにより、排水弁を牽引して排水口を開状態とする。また、給電状態を維持することにより、排水弁を牽引した状態を維持して、排水口の開状態を維持する。排水弁を閉じる際には、モータへの給電を停止する。これにより、外力によりワイヤ5を引き出すことが可能になる。従って、例えば、排水弁の弁体に連結されたばね力等の付勢力によってワイヤ5が引き出されると、弁体によって排水口が閉鎖される。
Claims (13)
- 出力部材と当該出力部材を駆動する出力部材駆動機構とを備える出力部が外周面部分に配置され、前記出力部材駆動機構を駆動するための駆動部が内部に収容され、前記外周面部分に形成された開口部に前記駆動部から前記出力部材駆動機構に駆動力を伝達する伝達機構が配置されたケース体において、
互いに直交する方向をX方向、Y方向、および、Z方向としたときに、
前記外周面部分は、Z方向の一方側を向いており、ブラケットを取り付けるための3以上の複数のボスを備え、
前記複数のボスは、前記出力部材駆動機構を囲む位置に設けられ、
各ボスは、前記Z方向の一方側に突出し、
前記複数のボスのうち前記X方向で前記出力部材駆動機構を間に挟む2つボスの間には、前記外周面部分からZ方向に突出してこれら2つのボスの間を接続する第1リブが設けられ、
前記複数のボスのうち前記Y方向で前記出力部材駆動機構を間に挟む2つボスの間には、前記外周面部分からZ方向に突出してこれら2つのボスを接続する第2リブが設けられていることを特徴とするケース体。 - 前記第1リブおよび前記第2リブのZ方向の端面は、前記複数のボスに取り付けられたブラケットに当接するブラケット当接部となっていることを特徴とする請求項1に記載のケース体。
- 前記ブラケット当接部は、前記複数のボスに取り付けられたブラケットに面で当接することを特徴とする請求項2に記載のケース体。
- 前記複数のボスのそれぞれのZ方向の端面よりもZ方向の他方側に後退した位置に当該複数のボスとともに前記ブラケットを取り付けるためのブラケット固定部を有し、
前記出力部材駆動機構は、Z方向において前記複数のボスのZ方向の端面と前記ブラケット固定部との間に位置することを特徴とする請求項1から3のうちのいずれか一項に記載のケース体。 - 前記出力部材は、外部の負荷に接続されて当該負荷をX方向に移動させるものであり、
前記外周面部分には、Z方向に突出してX方向に延びる第3リブが設けられていることを特徴とする請求項1から4のうちのいずれか一項に記載のケース体。 - 前記第3リブは、前記第2リブに接続されていることを特徴とする請求項5に記載のケース体。
- 前記外周面部分を備える第1ケースと、
前記第1ケースにZ方向の他方側から積層された第2ケースと、を有し、
前記駆動部は、前記第1ケースと前記第2ケースの間に収容され、
前記第2ケースは、Z方向から見た場合に前記出力部材駆動機構と重なる位置でZ方向の他方側を向く第2ケース側外周面部分を備え、
前記第2ケース側外周面部分には、Z方向の他方側に突出してX方向に延びる第2ケース側リブが設けられていることを特徴とする請求項1から6のうちのいずれか一項に記載のケース体。 - 前記出力部は、出力部材としてワイヤを備え、出力部材駆動機構としてZ方向に延びる回転中心線回りに前記ワイヤを巻き取り可能なプーリを備えるものであり、
前記外周面部分は、前記第1リブおよび前記第2リブと前記プーリとの間でZ方向に突
出して前記プーリを部分的に囲む円弧形状リブを備えることを特徴とする請求項4に記載のケース体。 - 前記複数のボスは、3つのボスであり、前記X方向で前記出力部材駆動機構を間に挟む第1ボスおよび第2ボスと、前記Y方向で前記出力部材駆動機構を間に挟む前記第2ボスおよび第3ボスと、を備え、
前記第1ボスと前記ブラケット固定部とは、前記Y方向で前記出力部材駆動機構を間に挟み、
前記第3ボスと前記ブラケット固定部とは、前記X方向で前記出力部材駆動機構を間に挟み、
前記外周面部分は、Z方向に突出して、前記円弧形状リブと前記第2ボスとの間、前記円弧形状リブと前記第3ボスとの間、および、前記円弧形状リブと前記第2リブとの間のうちの少なくとも1つの間を接続する中間リブを備えることを特徴とする請求項8に記載のケース体。 - 前記円弧形状リブは、前記プーリに設けられた当接部に当接して当該プーリの回転角度範囲を規制する回転角度範囲規制部を備えることを特徴とする請求項8または9に記載のケース体。
- 出力部材と当該出力部材を駆動する出力部材駆動機構とを備える出力部と、前記出力部材駆動機構を駆動するための駆動部と、前記出力部が外周面部分に配置され、前記駆動部が内部に収容されたケース体と、前記外周面部分に形成された開口部に前記駆動部から前記出力部材駆動機構に駆動力を伝達する伝達機構と、を有し、前記出力部材に排水弁が接続された排水弁駆動装置において、
互いに直交する方向をX方向、Y方向、および、Z方向としたときに、
前記外周面部分は、Z方向の一方側を向いており、ブラケットを取り付けるための3以上の複数のボスを備え、
前記複数のボスは、前記出力部材駆動機構を囲む位置に設けられ、
各ボスは、前記Z方向の一方側に突出し、
前記複数のボスのうち前記X方向で前記出力部材駆動機構を間に挟む2つボスの間には、前記外周面部分からZ方向に突出してこれら2つのボスの間を接続する第1リブが設けられ、
前記複数のボスのうち前記Y方向で前記出力部材駆動機構を間に挟む2つボスの間には、前記外周面部分からZ方向に突出してこれら2つのボスを接続する第2リブが設けられていることを特徴とする排水弁駆動装置。 - 出力部材と当該出力部材を駆動する出力部材駆動機構とを備える出力部と、前記出力部材駆動機構を駆動するための駆動部と、前記出力部が外周面部分に配置され、前記駆動部が内部に収容されたケース体と、前記外周面部分に形成された開口部に前記駆動部から前記出力部材駆動機構に駆動力を伝達する伝達機構と、前記ケース体に取り付けられるブラケットと、を有し、前記出力部材に排水弁が接続された排水弁駆動装置ユニットにおいて、
互いに直交する方向をX方向、Y方向、および、Z方向としたときに、
前記外周面部分は、Z方向の一方側を向いており、前記ブラケットを取り付けるための3以上の複数のボスを備え、
前記複数のボスは、前記出力部材駆動機構を囲む位置に設けられ、
各ボスは、前記Z方向の一方側に突出し、
前記複数のボスのうち前記X方向で前記出力部材駆動機構を間に挟む2つボスの間には、前記外周面部分からZ方向に突出してこれら2つのボスの間を接続する第1リブが設けられ、
前記複数のボスのうち前記Y方向で前記出力部材駆動機構を間に挟む2つボスの間には、前記外周面部分からZ方向に突出してこれら2つのボスを接続する第2リブが設けられており、
前記複数のボスに固定された前記ブラケットは、前記出力部材駆動機構を前記Z方向の一方側から被うことを特徴とする排水弁駆動装置ユニット。 - 前記ケース体は、前記複数のボスのそれぞれのZ方向の端面よりもZ方向の他方側に後退した位置に当該複数のボスとともに前記ブラケットを取り付けるためのブラケット固定部を有し、
前記出力部材駆動機構は、Z方向において前記複数のボスのZ方向の端面と前記ブラケット固定部との間に位置し、
前記ブラケットは、1枚の金属製の板材からなり、前記複数のボスに固定されて前記出力部材駆動機構を被う板部と、前記板部からZ方向の他方側に向かって延設されて前記ブラケット固定部に固定されるブラケット側固定板部分と、を備えることを特徴とする請求項12に記載の排水弁駆動装置ユニット。
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JP2021035164A (ja) * | 2019-08-23 | 2021-03-01 | 日本電産トーソク株式会社 | 電動アクチュエータ |
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JPS63152954U (ja) * | 1987-03-30 | 1988-10-06 | ||
JP2015068573A (ja) * | 2013-09-30 | 2015-04-13 | 日本電産サンキョー株式会社 | 冷蔵庫 |
JP2016029993A (ja) * | 2014-07-28 | 2016-03-07 | 日本電産サンキョー株式会社 | 排水弁駆動装置 |
-
2016
- 2016-10-13 JP JP2016201744A patent/JP6830336B2/ja active Active
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