JP2018064373A - ポータブル電源装置 - Google Patents

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Kazufumi Yamazaki
和文 山崎
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Abstract

【課題】スマートメーターに商用電源に代えて電力を供給できる携帯可能なポータブル電源装置を提供する。
【解決手段】本発明にかかるポータブル電源装置100は、スマートメーター102に商用電源に代えて電力を供給するポータブル電源装置であって、携帯可能な筐体128と、電池124と、直流電力を所定の電圧の交流電力に変換するインバーター162とを備えていることを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、スマートメーターに商用電源に代えて電力を供給するポータブル電源装置に関する。
スマートメーターは、家庭やオフィス、工場などに設置される電力量計である。スマートメーターの主な機能としては、使用された電力量を計測し、単位時間(例えば30分)ごとに事業者に送信する。また、契約容量を設定しておき、使用電力が契約容量を超過した場合にはブレーカーを落とす機能も有している。スマートメーターは、通常時には商用電源から供給される電力を受電して動作する。そして機器情報(使用電力量に関する積数や各種設定状態など)を表示したり、設定したりすることが可能となっている。
しかしスマートメーターは、電池を内蔵していないため、商用電源から電力が供給されない状況では、機器情報が表示されず、機器情報の読み出しおよび設定、さらには通信も不可能となる。このような状況では、スマートメーターに商用電源に代えて電力を供給する電源装置を接続し、スマートメーターを動作させることが考えられる。
特許文献1には、蓄電池を内蔵していて、宅内の壁面に設けられた凹部に取り出し可能に収容されるポータブル電源装置が記載されている。このポータブル電源装置は、凹部に収容された状態で商用電源に接続されることで、蓄電池が商用電源により充電される。またポータブル電源装置は、凹部から取り出された状態で電気機器に接続することにより、蓄電池によって電気機器を駆動する。
特許第5548027号公報
スマートメーターに商用電源から電力が供給されない状況としては、災害などにより大規模な停電が長時間発生した場合がある。また、大規模集合住宅を建設する際には、スマートメーターを先に設置し、後日商用電源が供給される。このため、大規模集合住宅においてスマートメーターの設置直後には商用電源が供給されず、スマートメーターの設定を行うことができない。これらのような場合、商用電源とは別にスマートメーターを動作させるための電源が必要になる。
特許文献1のポータブル電源装置は、宅内コンセントを備えていて、任意の家電を動作させることが可能である。しかしながらスマートメーターはコンセントに接続して電源を取るものではなく、特許文献1に記載のポータブル電源を用いてスマートメーターを動作させることは難しい。またスマートメーターのために特許文献1のポータブル電源装置を各戸に設置するのは設備投資が大きい。さらに、スマートメーターの寿命は10年であるところ、蓄電池の一般的な寿命は1〜2年であるから、蓄電池を数回交換しなくてはならなくなり、ランニングコストも高くついてしまうという問題がある。
本発明は、このような課題に鑑み、スマートメーターに商用電源に代えて電力を供給できる携帯可能なポータブル電源装置を提供することを目的としている。
スマートメーターに供給されるのは商用電源であるから、スマートメーターの制御部を動作させるためには100Vや200Vなどの商用電源の電圧が必要である。しかし発明者らは、制御部は少数のマイコンやセンサ、ブレーカーなどを備えているだけであるから、その消費電力が極めて少ないことに着目した。すなわち、高電圧だが低電流である代わりに小型軽量で可搬性が高いという特殊な電源装置を実現することにより上記課題を解決できると考え、さらに検討を重ねて本発明を完成するに至った。
上記課題を解決するために、本発明にかかるポータブル電源装置の代表的な構成は、スマートメーターに商用電源に代えて電力を供給するポータブル電源装置であって、携帯可能な筐体と、電池と、直流電力を所定の電圧の交流電力に変換するインバーターとを備えていることを特徴とする。
上記構成によれば、スマートメーターに商用電源からの電力が供給されない状況(停電など)であっても、スマートメーターにポータブル電源装置を接続することで、スマートメーターを動作させて機器情報の読み出しおよび設定が可能となる。特に本発明にかかるポータブル電源装置では、携帯可能な筐体内に、電池および各種回路を収容している。よって、作業者は、スマートメーターを動作させる必要が生じた現地までポータブル電源装置を携帯できる。そして現地にてポータブル電源装置をスマートメーターに接続することで、スマートメーターの制御部を動作させて作業を行うことができる。
上記のポータブル電源装置はさらに、インバーターの出力から複数の電圧の交流電力を取り出すトランスを備えているとよい。これにより、スマートメーターの規格に合わせた電圧(例えば100Vや200V)を1台のポータブル電源装置で出力させることができるため、利便性を高めることができる。
上記のポータブル装置はさらに、装置とスマートメーターとを接続するケーブルを接続する端子を、複数の電圧ごとに別々に備えているとよい。このように、ケーブルを接続する端子を複数の電圧ごとに別々に設けることで、切り替えスイッチではなく、あえてケーブルを差し替えることを必要にした。これにより、作業者の誤操作、特に100V規格のスマートメーターに200Vを印加してしまうことを防止し、スマートメーターの損傷を回避することができる。
上記のポータブル電源装置はさらに、筐体に吊下げ穴を有するとよい。これにより、作業者は、吊下げ穴にストラップ等を取り付けて、首に掛けるなどすることにより、ポータブル電源装置から手を離すことができる。したがって両手を用いて作業を行うことができ、作業性が向上する。
本発明によれば、スマートメーターに商用電源に代えて電力を供給できる携帯可能なポータブル電源装置を提供することができる。
本実施形態におけるポータブル電源装置が適用されるスマートメーターを含む電力供給システムの概略構成を示す図である。 本実施形態におけるポータブル電源装置の外観を示す斜視図である。 図2のポータブル電源装置の変形例を示す図である。 図2のポータブル電源装置の回路構成を示す図である。 図2のポータブル電源装置をスマートメーターに接続した状態を示す図である。 図2のポータブル電源装置の現地での使用例を示す図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、本実施形態におけるポータブル電源装置100が適用されるスマートメーター102を含む電力供給システム104の概略構成を示す図である。
電力供給システム104において、各種発電所で発電された電力は、電力事業者106から配電線108を通されて、商用電源として家110やオフィスに配電される。家110に配電された電力は、スマートメーター102を通過して、配電盤112を通り不図示のコンセントまで供給されている。電気機器114を運転させるために必要な電力は、電気機器114に設けられた電源プラグをコンセントに挿入することで得られる。
スマートメーター102は、表示部116と、配電線108に接続される一次側端子118と、家110の配電盤112に接続される二次側端子120とを備える(図5参照)。表示部116は、スマートメーター102の機器情報(使用電力量に関する積数や各種設定状態など)を表示する。
またスマートメーター102は、電力事業者106との間で通信網122を介して機器情報を通信する機能を有し、検針などを自動的に行うことを可能とする。なお通信網122は、無線通信であっても有線通信であってもよい。
スマートメーター102は、電池を内蔵していない構造であり、通常時には商用電源から供給される電力を受電して動作する。このため、スマートメーター102に商用電源から電力が供給されない状況では、例えば使用電力量に関する積数や各種設定状態が表示部116に表示されず、これらの確認や各種設定、さらには電力事業者106との通信も不可能となってしまう。なお上記の状況としては、災害などにより大規模な停電が長時間発生した場合や、集合住宅を建設する場合などが挙げられる。
スマートメーター102は、電力量計であり、家110やオフィス、工場などで使用される大きな電力を通過させるものである。しかし、スマートメーター102に内蔵された制御部を動作させるための電力はきわめて小さい。なお制御部は、電力を計測したり、ブレーカー(リレースイッチ)を動作させたりする回路である。すなわち、スマートメーター102では、商用電源の電圧は必要であるが、電力は携帯機器程度の低電流でよい。
そこで本実施形態にかかるポータブル電源装置100では、携帯可能な筐体内に電池124(図4参照)および各種回路を収容して、商用電源と同様の高電圧(例えば100Vや200V)と、携帯機器程度の低電流(例えば0.5A以下)の交流電力を生成し、スマートメーター102の制御部を駆動させる構成を採用した。図1には、ケーブル126a、126bが接続されたポータブル電源装置100を例示している。
図2は、本実施形態におけるポータブル電源装置100の外観を示す斜視図である。図2(a)に示すポータブル電源装置100は、小型で軽量であり携帯可能な筐体128を備える。筐体128の周囲は、衝撃吸収性を有するカバー130で覆われている。筐体128の表面132には、電源スイッチ134、電源表示部136、警告灯138が配置されている。電源表示部136は、電源スイッチ134のON/OFFに応じて点灯あるいは消灯する。警告灯138は、電池124のバッテリー電圧が所定値以下になると点滅あるいは点灯し、電池124を交換もしくは充電する必要があることを警告する。
筐体128の側面140には、外部電源端子142が設けられている。外部電源端子142(図4参照)に外部電源(不図示)を接続すると電池124が回路から切り離されて、外部電源から回路に電力が供給される。筐体128の下面146には、ケーブル126a、126b(図5参照)が接続される2組の出力端子148aおよび148bと、150aおよび150bが設けられている。
図2(b)に示すように、筐体128の上面152には吊下げ穴144を有している。吊下げ穴144にはストラップ取付用リング154が取り付けられている。なお図2(b)は、図2(a)のA矢視図である。ストラップ取付用リング154には、帯状のストラップ156(図5参照)が取付けられる。
図3は、図2のポータブル電源装置100の変形例を示す図である。ポータブル電源装置100Aは、吊下げ穴144とストラップ取付用リング154に代えて、図3(a)に示すように、筐体128の上面152にストラップを直接取り付け可能な幅の広い吊下げ穴158を形成した点で、ポータブル電源装置100と異なる。このようなポータブル電源装置100Aでは、図3(b)に示すように、筐体128の吊下げ穴158に紐状のストラップ156Aを直接取り付けることができる。
図4は、図2のポータブル電源装置100の回路構成を示す図である。ポータブル電源装置100は、図示のように、電池124、昇圧回路160、インバーター162、コンパレータ164およびトランス166を備え、これらが携帯可能な筐体128内に収容されている。電池124は、9Vの積層電池や、乾電池などを用いることができ、ポータブル電源装置100の電源を担う。なお電池は充電可能な二次電池であることが好ましい。
昇圧回路160は、電池124の電圧を、インバーター162の入力に適した電圧(例えば12V)に昇圧する。インバーター162は、昇圧回路160によって昇圧された直流電力を、所定の電圧(例えば100V)の交流電力に変換する。電源表示部136はインバーター162に接続されていて、電源スイッチ134がONとなり、インバーター162により所定の電圧の交流電力が生成されると点灯する。
なお本実施形態では、ポータブル電源装置100の筐体128内に、昇圧回路160およびトランス166を含めた各種回路を収容したが、これに限定されない。電池124の電圧をインバーター162の入力に合わせるのであれば、昇圧回路160は不要である。また、インバーター162の出力が100Vであって、出力を100Vのみにするのであれば、トランス166は不要となる。このような場合には、携帯可能な筐体128内に、電池124と、電池124の直流電力を100Vの電圧の交流電力に変換するインバーター162とを収容すればよく、回路構成を簡素化でき、ポータブル電源装置100のさらなる小型化を図ることができる。
コンパレータ164は、所定の基準電圧と電池124の電圧とを比較する。コンパレータ164に接続された警告灯138は、電池124の電圧が基準電圧以下になると点灯し、使用不可である旨を警告する。
トランス166は、インバーター162の出力から複数の電圧(ここでは、100Vと200V)の交流電力を取り出す。トランス166においては、巻線から引き出した複数のタップ168a、168b、168cのうち、タップ168a、168bが出力端子148a、148bに接続されている。またタップ168a、168cは、出力端子150a、150bに接続されている。
ここでタップ168a、168c間の巻線の巻き数は、タップ168a、168b間の巻線の巻き数の2倍となっている。このため、タップ168a、168bに接続された出力端子148a、148bからは100Vが出力できる。一方、タップ168a、168cに接続された出力端子150a、150bからは100Vの2倍の電圧である200Vが出力できる。
さらにポータブル電源装置100の筐体128内には、過電流防止用のヒューズ169が収容されている。ヒューズ169は、インバーター162の出力側すなわち交流側(ここではタップ168aと出力端子148a、150aとの間)に配置され、例えば1.0A以上の過電流が発生すると回路を遮断する。
図5は、図2のポータブル電源装置100をスマートメーター102に接続した状態を示す図である。ここでのスマートメーター102の規格は100Vとする。このため、100Vを出力できる出力端子148a、148bにケーブル126a、126bがそれぞれ接続されている。
ケーブル126a、126bの先端には、クリップ170a、170bが設けられている。図示のように、スマートメーター102の一次側端子118をクリップ170a、170bで挟み込むことで、ポータブル電源装置100は、ケーブル126a、126bを介してスマートメーター102に接続され、100Vを印加できる。仮にスマートメーター102が200V規格であれば、200Vを出力できる出力端子150a、150bにケーブル126a、126bをそれぞれ接続すればよい。
このようにポータブル電源装置100では、ケーブル126a、126bを接続する出力端子148aおよび148b、150aおよび150bを、複数の電圧(ここでは、100Vと200V)ごとに別々に設けている。つまり、ポータブル電源装置100では、切り替えスイッチではなく、スマートメーター102の規格に合わせて、あえてケーブル126a、126bを差し替えることを必要にした。
これにより、作業者の誤操作、特に100V規格のスマートメーター102に200Vを印加してしまうことを防止し、スマートメーター102の損傷を回避できる。またスマートメーター102の規格に合わせた電圧(例えば100Vや200V)を1台のポータブル電源装置100で出力させることができるため、利便性が高い。
またポータブル電源装置100では、例えば100Vや200Vの高電圧を出力でき、その一方で、電流についてはスマートメーター102の制御部を駆動させることが可能な低電流(例えば、0.5A以下)で済む。
以上説明したように、本実施形態にかかるポータブル電源装置100は、電池124を使用して商用電源と同様の電圧の交流電力を生成し、スマートメーター102を動作させることができる。しかもポータブル電源装置100では、携帯可能な筐体128内に電池124および各種回路が収容されている。したがって、スマートメーター102に商用電源から電力が供給されない状況において、作業者は、スマートメーター102を動作させる必要が生じた現地までポータブル電源装置100を容易に携帯し、作業することができる。
図6は、図2のポータブル電源装置100の現地での使用例を示す図である。ここでは家110などに設置された100V規格のスマートメーター102に商用電源が供給されない状況を想定している。この状況において、作業者172は、現地までポータブル電源装置100を携帯し、現地にてケーブル126a、126bを介してスマートメーター102にポータブル電源装置100を接続する。これにより、商用電源に代えてポータブル電源装置100からスマートメーター102に100Vが印加され、スマートメーター102の制御部が駆動し、表示部116に使用電力量に関する積数や各種設定状態が表示される。
作業者172は、表示部116の表示を確認しながら、スマートメーター102に対して設定など各種作業を行うことができる。図6では、作業者172は一方の手174でポータブル電源装置100を保持しながら、他方の手176でスマートメーター102に対して各種作業を行っている。しかし、作業者172は、筐体128の吊下げ穴144に取付けられたストラップ156を首178に掛けている。このため作業者172は、ポータブル電源装置100から手を離して吊り下げることで、両手を用いて作業を行うこともでき、作業性を向上させることができる。
このように、スマートメーター102に商用電源からの電力が供給されない状況において、作業者172は、ポータブル電源100を用いて規格に合わせた電圧をスマートメーター102のみに印加する。そのため、作業者172は、本来、スマートメーター102の一次側配線および二次側配線を取り外した状態で電圧を印加する作業を行う。
しかし作業者172が誤ってスマートメーター102の各配線を取り外すことなく電圧を印加してしまう場合もあり得る。例えば、スマートメーター102の二次側配線のみを取り外し、一次側配線を取付けたままの状態で電圧を印加すると、図1に示す配線線108側に負荷電流が流れる。またスマートメーター102の一次側配線のみを取り外し、二次側配線を取付けたままの状態で電圧を印加すると、図1に示す配電盤112側に負荷電流が流れる。またスマートメーター102の一次側配線および二次側配線を取付けたままの状態で電圧を印加すると、配線線108側および配電盤112側に負荷電流が流れる。さらに災害時などにより、スマートメーター102が水没その他の要因で破損し短絡している場合には、電圧を印加すると短絡電流が発生する。これらの事態では、ポータブル電源装置100のインバーター162の出力側すなわち交流側で過負荷となる可能性がある。
そこでポータブル電源装置100では、図4に示したように筐体128内にヒューズ169を収容し、さらに交流側に配置している。したがって、ポータブル電源装置100では、作業者172の誤った作業あるいはスマートメーター102自体の破損により、例えば1.0A以上の負荷電流あるいは短絡電流が発生しても、ヒューズ169により安全に回路を遮断できる。
さらにヒューズ169は、小型のものを使用することで、筐体128内にヒューズ169を収容するスペースを確保できる。特に、筐体128内の例えば背面付近にヒューズ169を収容するスペースを確保し、着脱可能な適宜の蓋部材でこのスペースを覆うように設定すれば、筐体128を分解することなく、ヒューズ169に外部から容易にアクセスできる。例えば回路が遮断された後、作業者172は、筐体128の背面を覆うカバー130および蓋部材を取り外すだけで、ヒューズ169にアクセスできるため、ヒューズ169の交換作業を容易に行うことができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、スマートメーターに商用電源に代えて電力を供給するポータブル電源装置として利用することができる。
100、100A…ポータブル電源装置、102…スマートメーター、104…電力供給システム、106…電力事業者、108…配線線、110…家、112…配電盤、114…電気機器、116…表示部、118…一次側端子、120…二次側端子、122…通信網、124…電池、126a、126b…ケーブル、128…筐体、130…カバー、132…筐体の表面、134…電源スイッチ、136…電源表示部、138…警告灯、140…筐体の側面、142…外部電源端子、144、158…吊下げ穴、146…筐体の下面、148a、148b、150a、150b…出力端子、152…筐体の上面、154…ストラップ取付用リング、156、156A…ストラップ、160…昇圧回路、162…インバーター、164…コンパレータ、166…トランス、168a、168b、168c…タップ、169…ヒューズ、170a、170b…クリップ、172…作業者、174、176…手、178…首

Claims (4)

  1. スマートメーターに商用電源に代えて電力を供給するポータブル電源装置であって、
    携帯可能な筐体と、
    電池と、
    直流電力を所定の電圧の交流電力に変換するインバーターとを備えていることを特徴とするポータブル電源装置。
  2. 当該ポータブル電源装置はさらに、前記インバーターの出力から複数の電圧の交流電力を取り出すトランスを備えていることを特徴とする請求項1に記載のポータブル電源装置。
  3. 当該ポータブル電源装置はさらに、当該装置と前記スマートメーターとを接続するケーブルを接続する端子を、複数の電圧ごとに別々に備えていることを特徴とする請求項2に記載のポータブル電源装置。
  4. 当該ポータブル電源装置はさらに、前記筐体に吊下げ穴を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のポータブル電源装置。
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