JP2018062940A - ダンパ付きプーリユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】大型化を抑制しつつ、回転軸から過剰に大きいトルク変動が入力された場合であっても、弾性体を破損させることなく、プーリベルトの張力が過大になることを抑制可能なダンパ付きプーリユニットを提供する。【解決手段】本発明のダンパ付きプーリユニットは、ハブ1と、プーリ3と、弾性体51と、軸受としての第1、2滑り軸受7、9とを備えている。弾性体51は、ハブ1とプーリ3との間に圧縮状態で設けられており、自己の捩り変形量によりハブ1とプーリ3との回転軸心O周りの相対変位を吸収する。また、このダンパ付きプーリユニットでは、弾性体51とプーリ3との間にリミッタとしての第3滑り軸受11が設けられている。第3滑り軸受11は、弾性体51の圧縮反力F1が設定値を下回れば弾性体51とプーリ3との回転軸心O周りの相対変位を許容する。【選択図】図1

Description

本発明はダンパ付きプーリユニットに関する。
特許文献1に従来のダンパ付きプーリユニットが開示されている。このダンパ付きプーリユニットは、ハブと、プーリと、弾性体と、軸受とを備えている。ハブは、回転軸の一例であるクランクシャフトに固定されており、クランクシャフトとともに、クランクシャフトの回転軸心周りに回転可能となっている。クランクシャフトはエンジンに設けられている。プーリもクランクシャフトの回転軸心周りに回転可能となっている。プーリの外周面にはプーリベルトが巻き掛けられている。このプーリベルトは、クランクシャフトの回転トルクをオルタネータやコンプレッサ等の補機に伝達する。弾性体は、ハブとプーリとの間に圧縮状態で設けられている。軸受は、ハブとプーリとの間に設けられている。
このダンパ付きプーリユニットでは、ハブがクランクシャフトと一体的に回転すると、弾性体及び軸受を介してハブからプーリへ動力が伝達され、プーリがクランクシャフトの回転軸心周りに回転する。そして、このダンパ付きプーリユニットでは、クランクシャフトの回転トルクの変動や回転速度の変動を吸収するように弾性体がハブとプーリとの間で捩じり変形する。また、軸受は、ハブとプーリとの回転軸心周りの相対変位を許容する。これにより、ハブとプーリとの回転軸心周りの相対変位が可能となる。こうして、このダンパ付きプーリユニットでは、クランクシャフトの回転トルクの変動や回転速度の変動が生じた場合に、プーリベルトの張力が過大になることを抑制する。この結果、こうして、このダンパ付きプーリユニットでは、クランクシャフトの捩じり振動を低減するとともに、クランクシャフトの回転速度の変動がプーリ側に伝わるのを抑制することができる。
特開2012−202471号公報
しかし、上記従来のダンパ付きプーリユニットでは、エンジンの始動時等、回転軸から入力されるトルクの変動が過剰に大きくなると、ハブとプーリとの間に固定された弾性体の捩じり変形が過大となって、弾性体が破損してしまうおそれがある。このため、回転軸から入力されるトルクの変動が過剰に大きくなる場合であっても、弾性体を破損させることなく、プーリベルトの張力が過大になることを抑制可能なダンパ付きプーリユニットが求められている。
そこで、例えば、弾性体自体を大型化し、弾性体が捩り変形可能な量を大きくすることにより、ハブとプーリとがより大きく相対変位できるようにすることが考えられる。しかしながら、この場合には、ダンパ付きプーリユニットの大型化を招くことになる。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、大型化を抑制しつつ、回転軸から過剰に大きいトルク変動が入力された場合であっても、弾性体を破損させることなく、プーリベルトの張力が過大になることを抑制可能なダンパ付きプーリユニットを提供することを解決すべき課題としている。
本発明のダンパ付きプーリユニットは、回転軸に固定され、前記回転軸とともに前記回転軸の回転軸心周りに回転可能なハブと、
前記回転軸心周りに回転可能であるとともに、自己の外周面にプーリベルトが巻き掛けられるプーリと、
前記ハブと前記プーリとの間に圧縮状態で設けられ、自己の捩り変形量により前記ハブと前記プーリとの前記回転軸心周りの相対変位を吸収する弾性体と、
前記ハブと前記プーリとの間に設けられ、前記ハブと前記プーリとの前記回転軸心周りの相対変位を許容する軸受とを備えるダンパ付きプーリユニットであって、
前記弾性体と前記プーリとの間には、前記弾性体の圧縮反力が設定値を下回れば前記弾性体と前記プーリとの前記回転軸心周りの相対変位を許容するリミッタが設けられていることを特徴とする。
本発明のダンパ付きプーリユニットでは、弾性体の捩じり変形量が大きくなるにつれて、プーリに作用する弾性体の圧縮反力は小さくなる傾向にある。このため、このダンパ付きプーリユニットでは、回転軸から入力されたトルクの変動がさほど大きくなく、弾性体が捩じり変形してもプーリに作用する弾性体の圧縮反力が設定値以上であるときには、リミッタが弾性体とプーリとの回転軸心周りの相対変位を禁止する。この結果、回転軸から入力されたトルクの変動がさほど大きくない場合には、弾性体が自己の捩り変形量によって、ハブとプーリとの回転軸心周りの相対変位を吸収する。こうして、このダンパ付きプーリユニットでは、回転軸入力されたトルクの変動がさほど大きくない場合、プーリに巻き掛けられたプーリベルトの張力が過大になることを抑制できる。
そして、このダンパ付きプーリユニットでは、回転軸から過剰に大きいトルク変動が入力されれば、弾性体の捩じり変形量が大きくなる。このため、プーリに作用する弾性体の圧縮反力が設定値を下回れば、リミッタは弾性体とプーリとの回転軸心周りの相対変位を許容する。これにより、このダンパ付きプーリユニットでは、リミッタがハブからプーリへの動力伝達を遮断することで、弾性体の捩じり変形が解消する。この結果、回転軸から過剰に大きいトルク変動が入力された場合でも、それによって、弾性体が破損することなく、プーリベルトの張力が過大になることを抑制できる。
また、このダンパ付きプーリユニットでは、プーリベルトの張力が過大になることを抑制するに当たって、弾性体とプーリとの間にリミッタを設けているので、弾性体を大型化する必要がない。
したがって、本発明のダンパ付きプーリユニットによれば、大型化を抑制しつつ、回転軸から過剰に大きいトルク変動が入力された場合であっても、弾性体を破損させることなく、プーリベルトの張力が過大になることを抑制できる。
特に、このダンパ付きプーリユニットでは、リミッタが弾性体とプーリとの間に設けられている。このため、このダンパ付きプーリユニットでは、リミッタがハブと弾性体との間に設けられている場合と比較して、リミッタが弾性体とプーリとの回転軸心周りの相対変位を許容するまでは、弾性体が自己の捩り変形量によってハブとプーリとの回転軸心周りの相対変位を吸収しつつ、ハブからプーリへ好適に動力を伝達できる。
ハブは、回転軸心と同軸に延びる第1ボス部と、第1ボス部から回転軸心から離れる方向に延びる第1フランジと、第1ボス部から第1フランジと対向して延びる第2フランジとを有し得る。また、プーリは、第2フランジと対面する第3フランジを有し得る。さらに、弾性体は、第1フランジと第3フランジとの間に設けられ得る。また、軸受は、第2フランジと第3フランジとの間に設けられ得る。そして、リミッタは、弾性体と第3フランジとの間に設けられていることが好ましい。
また、ハブは、回転軸心と同軸に延びる第1ボス部と、第1ボス部から回転軸心から離れる方向に延びる第1フランジと、第1ボス部から第1フランジと対向して延びる第2フランジとを有し得る。さらに、プーリは、回転軸心と同軸に延び、第1ボス部と対向する第2ボス部と、第2フランジと対面する第3フランジとを有し得る。また、弾性体は、第1ボス部と第2ボス部との間に設けられ得る。さらに、軸受は、第2フランジと第3フランジとの間に設けられ得る。そして、リミッタは、弾性体と第2ボス部との間に設けられていることも好ましい。
リミッタは、軸受よりも高い摩擦係数を有する滑り軸受であることが好ましい。この場合には、リミッタの構成を簡素化しつつ、上記の作用を好適に奏することが可能となる。
本発明のダンパ付きプーリユニットによれば、大型化を抑制しつつ、回転軸から過剰に大きいトルク変動が入力された場合であっても、弾性体を破損させることなく、プーリベルトの張力が過大になることを抑制できる。
図1は、実施例1のダンパ付きプーリユニットを示す断面図である。 図2は、実施例1のダンパ付きプーリユニットを示す要部拡大断面図である。 図3は、実施例2のダンパ付きプーリユニットを示す断面図である。 図4は、実施例2のダンパ付きプーリユニットを示す要部拡大断面図である。
以下、本発明を具体化した実施例1、2を図面を参照しつつ説明する。実施例1、2のダンパ付きプーリユニットは、いずれも車両のエンジンに取り付けられている。
(実施例1)
図1及び図2に示すように、実施例1のダンパ付きプーリユニットは、ハブ1と、プーリ3と、ダンパ5と、第1滑り軸受7と、第2滑り軸受9と、第3滑り軸受11とを備えている。第1滑り軸受7及び第2滑り軸受9は、本発明における「軸受」の一例である。また、第3滑り軸受11は、本発明における「リミッタ」の一例である。
以下の説明では、図1の紙面左側をダンパ付きプーリユニットの前側とし、図1の紙面右側をダンパ付きプーリユニットの後側とする。そして、図2以降では、図1に対応させて前後方向を表示する。なお、実施例1における前後方向は一例であり、車両におけるエンジン(図示略)の搭載方向に対応して、その取付姿勢が適宜変更される。
図1に示すように、ハブ1は、第1ボス部1aと、第1フランジ1bと、外壁1cとを有しており、略円筒状をなしている。ハブ1は、エンジンに設けられたクランクシャフト13に固定されることにより、クランクシャフト13とともに、クランクシャフト13の回転軸心O周りで回転可能となっている。クランクシャフト13は、本発明における「回転軸」の一例である。なお、図1では、説明を容易にするため、クランクシャフト13を仮想線で図示している。後述する図3についても同様である。
第1ボス部1aは、ハブ1の中心側に位置しており、回転軸心Oと平行で前後方向に延びる円筒状に形成されている。また、第1ボス部1aには段部1dが形成されている。これにより、第1ボス部1aは、段部1dよりも前側に比べて、段部1dよりも後側が小径となっている。また、第1ボス部1a内には、前後方向に延びてハブ1を前後に貫通する軸孔1eが形成されている。上記のクランクシャフト13は、ハブ1の後側から軸孔1e内に挿通されることにより、ハブ1と固定されている。
第1フランジ1bは、ハブ1の前端に位置している。第1フランジ1bは、第1ボス部1aの前端と連続しており、第1ボス部1a側から、回転軸心Oから離れる方向に略直角に延びている。外壁1cは、第1フランジ1bの外縁と連続しており、第1フランジ1b側から回転軸心Oと平行で後側に向かって延びる円筒状に形成されている。より詳細には、外壁1cは、前側から後側に向かって段状に拡径する形状となっている。外壁1cは、第1ボス部1aを外周側から覆っている。これにより、第1ボス部1aと外壁1cとの間には、円筒状をなす収容空間1fが形成されている。
また、ハブ1には、プレッシャーリング15が設けられている。プレッシャーリング15は、嵌合部15aと第2フランジ15bとを有している。嵌合部15aは、円筒状に形成されており、回転軸心Oと平行で前後方向に延びている。第2フランジ15bは、嵌合部15aの後端で嵌合部15aと一体をなしており、嵌合部15a側から後側に向かってやや傾斜しつつ、回転軸心Oから離れる方向に延びている。
プレッシャーリング15は、第1ボス部1aの外周面に対してハブ1の後側から嵌合部15aを嵌合させることにより、第1ボス部1aと同軸で第1ボス部1aに固定されている。これにより、プレッシャーリング15は、回転軸心O周りでハブ1と一体で回転可能となっている。また、プレッシャーリング15が第1ボス部1aに固定されることにより、第2フランジ15bは、収容空間1fを挟んで第1フランジ1aと回転軸心O方向で対向した状態となっている。
また、ハブ1には、慣性質量体17とダンパラバー19とが組み付けられている。慣性質量体17及びダンパラバー19は、ともに円筒状に形成されている。慣性質量体17は、外壁1cの外周側であって、外壁1cの前側に配置されている。ダンパラバー19は、外壁1cと慣性質量体17との間に圧入されている。こうして、慣性質量体17及びダンパラバー19は、ハブ1と同軸をなしている。
プーリ3は、円筒部3aと、第3フランジ3bと、第1挿通孔3cとを有しており、略円筒状をなしている。円筒部3aは、プーリ3の外周側に位置しており、回転軸心Oと平行で前後方向に延びている。円筒部3aの外周面には、プーリ溝300が形成されている。プーリ溝300には、プーリベルト21が巻き掛けられている。
第3フランジ3bは、円筒部3aの後端と連続しており、円筒部3a側から、プーリ3の中心側、すなわち回転軸心O側に近づくように延びている。第1挿通孔3cは、プーリ3の中心側に形成されている。
プーリ3は、第1挿通孔3cに第1ボス部1aを挿通させた状態でハブ1の後側に組み付けられている。これにより、ダンパ付きプーリユニットにおいて、プーリ3は回転軸心O周りで回転可能となっている。また、プーリ3がハブ1に組み付けられることにより、第3フランジ3bは、ハブ1の収容空間1fを後側から覆う状態となる。これにより、第3フランジ3bは、自己の前面が収容空間1fを挟んで第1フランジ1cと対面する。また、第3フランジ3bは、自己の後面が収容空間1fの外側で第2フランジ15bと対面する。
また、ハブ1の外壁1cの後側とプーリ3の円筒部3aとの間に、第1滑り軸受7が設けられている。そして、プーリ3の第3フランジ3bとプレッシャーリング15の第2フランジ15bとの間に、第2滑り軸受9が設けられている。つまり、第1滑り軸受7は、ハブ1やプーリ3の径方向、すなわち、ダンパ付きプーリユニットの径方向に設けられている。一方、第2滑り軸受9は、ハブ1やプーリ3の回転軸心O方向、すなわち、ダンパ付きプーリユニットの回転軸心O方向に設けられている。
第1滑り軸受7及び第2滑り軸受9は、摺動製に優れた表面処理がされた金属やPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)等によって形成されている。第1滑り軸受7では、自己の内周面と外壁1cの外周面とが当接しているとともに、自己の外周面と円筒部3aの内周面とが当接している。また、第2滑り軸受9では、自己の前面と第3フランジ3bの後面とが当接しているとともに、自己の後面と第2フランジ15bの前面とが当接している。そして、第1滑り軸受7では、自己に対して外壁1cや円筒部3aを摺動させることで、ハブ1とプーリ3との回転軸心O周りの相対変位を許容する。また、第2滑り軸受9では、自己に対して第3フランジ3bや第2フランジ15bを摺動させることで、ハブ1とプーリ3との回転軸心O周りの相対変位を許容する。
図2に示すように、ダンパ5は、弾性体51と、第1保持部材53と、第2保持部材55とを有している。弾性体51は、合成ゴム製であり、回転軸心Oに沿って前後方向に延びる円筒状に形成されている。より詳細には、弾性体51の中心側には、弾性体51を前後方向に貫通する第2挿通孔51aが形成されている。そして、弾性体51は、第2挿通孔51a側から外周側に向かうにつれて、前後方向の長さが徐々に長くなる形状に形成されている。
第1保持部材53は、本体部53aと接合部53bとを有している。本体部53aは、円筒状に形成されており、回転軸心Oと平行で前後方向に延びている。接合部53bは、本体部53aの前端で本体部53aと一体をなしており、本体部53a側から前側に向かってやや傾斜しつつ、回転軸心Oから離れる方向に延びている。第2保持部材55は、円環状をなしており、中心側に第3挿通孔55aが形成されている。
ダンパ5では、弾性体51の第2挿通孔51a内に第1保持部材53の本体部53aを進入させた状態で、弾性体51の前端面と第1保持部材53の接合部53bとが加硫接着されている。また、弾性体51の後端面と第2保持部材55とが加硫接着されている。こうして、ダンパ5では、弾性体51と、第1、2保持部材53、55とが一体となっている。
ダンパ5は、収容空間1f内でハブ1に同軸で組み付けられている。具体的には、第2保持部材53の本体部53a内及び第2保持部材55の第3挿通孔55a内に第1ボス部1aを進入させつつ、第1ボス部1aの外周面に対して本体部53aを嵌合させる。また、収容空間1f内で第1保持部材53の接合部53bを第1フランジ1cに当接させる。こうして、収容空間1f内において、ダンパ5は、第1保持部材53を通じてプレッシャーリング15よりも前側でハブ1に固定されている。
また、第2保持部材55とプーリ3の第3フランジ3bとの間に第3滑り軸受11が設けられている。これにより、ダンパ5とプーリ3とが組みつけられ、収容空間1f内で第2保持部材55が第3フランジ3bに後側から支持されている。この際、第3フランジ3bは、収容空間1f内でダンパ5を前側に向けて押圧する。このため、ダンパ5では、弾性体51が回転軸心O方向に圧縮された状態となっている。これにより、同図の白色矢印で示すように、収容空間1f内において、ハブ1の第1フランジ1bには、第1保持部材53を通じて後側から弾性体51の圧縮反力F1が作用する。同様に、収容空間1f内において、プーリ3の第3フランジ3bには、第2保持部材55及び第3滑り軸受11を通じて前側から弾性体51の圧縮反力F1が作用する。ここで、このダンパ付きプーリユニットでは、弾性体51の圧縮反力F1について、所定の設定値が設定されている。この設定値は、例えば、弾性体51の特性試験の結果の他、第3フランジ3b及び第2保持部材55と第3滑り軸受11との間に作用する摩擦抵抗等に基づいて決定されている。
第1滑り軸受7及び第2滑り軸受9と同様、第3滑り軸受11についても、摺動製に優れた表面処理がされた金属やPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)等によって形成されている。第3滑り軸受11は、第2滑り軸受9よりも前側で第2滑り軸受9と同軸に設けられている。第3滑り軸受11では、自己の前面と第2保持部材55とが当接するとともに、自己の後面と第3フランジ3bの前面とが当接する。ここで、第3滑り軸受11は、第1滑り軸受7及び第2滑り軸受9よりも摩擦係数が高く設定されている。これにより、第1滑り軸受7及び第2滑り軸受9に比べて、第3滑り軸受11では、第2保持部材55や第3フランジ3bの前面が摺動し難くなっている。
そして、第3滑り軸受11は、第2保持部材55及び第3滑り軸受11を通じて弾性体51から第3フランジ3bに作用する圧縮反力F1が設定値以上である場合には、自己に対して第2保持部材55や第3フランジ3bを摺動させないことで、ダンパ5とプーリ3との回転軸心O周りの相対変位を禁止するようになっている。一方、第3滑り軸受11は、第2保持部材55及び第3滑り軸受11を通じて弾性体51から第3フランジ3bに作用する圧縮反力F1が設定値を下回る場合には、自己に対して第2保持部材55や第3フランジ3bを摺動させることで、ダンパ5とプーリ3との回転軸心O周りの相対変位を許容するようになっている。
以上のように構成されたダンパ付きプーリユニットでは、エンジンが作動してハブ1がクランクシャフト13とともに回転軸心O周りに回転することにより、ダンパ5は、ハブ1からプーリ3へ動力を伝達する。これにより、プーリ3が回転軸心O周りに回転する。そして、このダンパ付きプーリユニットでは、クランクシャフト13から入力されるトルク変動によって、ハブ1の回転速度に変動が生じれば、ダンパ5では、弾性体51がハブ1とプーリ3との間で捩じり変形する。これにより、第1滑り軸受7では、自己に対して外壁1cや円筒部3aを摺動させる。また、第2滑り軸受9では、自己に対して第3フランジ3bや第2フランジ15bを摺動させる。こうして、第1滑り軸受7及び第2滑り軸受9は、ハブ1とプーリ3との回転軸心O周りの相対変位を許容する。
ここで、弾性体51の捩じり変形量が大きくなるにつれて、ハブ1の第1フランジ1cに作用する弾性体51の圧縮反力F1や、プーリ3の第3フランジ3bに作用する弾性体51の圧縮反力F1は小さくなる傾向にある。また、第3滑り軸受11の摩擦係数は、第1滑り軸受7及び第2滑り軸受9よりも高く設定されている。これらのため、このダンパ付きプーリユニットでは、クランクシャフト13から入力されたトルクの変動がさほど大きくなく、弾性体51が捩じり変形しても第3フランジ3bに作用する弾性体51の圧縮反力F1が設定値以上であるときには、第3滑り軸受11は、自己に対して第2保持部材55や第3フランジ3bを摺動させない。つまり、第3滑り軸受11は、ダンパ5とプーリ3との回転軸心O周りの相対変位を禁止する。このため、第3フランジ3bに作用する弾性体51の圧縮反力F1が設定値以上であるときには、第1滑り軸受7及び第2滑り軸受9のみがハブ1とプーリ3との回転軸心O周りの相対変位を許容する。
この結果、クランクシャフト13から入力されたトルクの変動がさほど大きくない場合には、弾性体51が自己の捩り変形量によって、ハブ1とプーリ3との回転軸心O周りの相対変位を吸収する。こうして、このダンパ付きプーリユニットでは、クランクシャフト13から入力されたトルクの変動がさほど大きくない場合、プーリ溝300に巻き掛けられたプーリベルト21の張力が過大になることを抑制できる。
そして、このダンパ付きプーリユニットでは、クランクシャフト13から過剰に大きいトルク変動が入力されれば、弾性体51の捩じり変形量が大きくなる。このため、第3フランジ3bに作用する弾性体51の圧縮反力F1が設定値を下回れば、第3滑り軸受11は、自己に対して第2保持部材55や第3フランジ3bを摺動させることで、ダンパ5とプーリ3との回転軸心O周りの相対変位を許容する。これにより、このダンパ付きプーリユニットでは、第3滑り軸受11がハブ1からプーリ3への動力伝達を遮断する。この結果、このダンパ付きプーリユニットでは、クランクシャフト13から過剰に大きいトルク変動が入力された場合でも、それによって、弾性体51が破損することなく、プーリベルト21の張力が過大になることを抑制できる。
また、このダンパ付きプーリユニットでは、プーリベルト21の張力が過大になることを抑制するに当たって、弾性体51とプーリ3との間にリミッタとしての第3滑り軸受11を設けているので、弾性体51を大型化する必要がない。
したがって、実施例1のダンパ付きプーリユニットによれば、大型化を抑制しつつ、クランクシャフト13から過剰に大きいトルク変動が入力された場合であっても、弾性体51を破損させることなく、プーリベルト21の張力が過大になることを抑制できる。
特に、このダンパ付きプーリユニットでは、第3滑り軸受11が第2保持部材55や第3フランジ3bとの間、ひいては、弾性体51とプーリ3との間に設けられている。このため、このダンパ付きプーリユニットでは、第3滑り軸受11が第1フランジ1bと第1保持部材53の接合部53bとの間に設けられている場合と比較して、第3滑り軸受11が弾性体51とプーリ3との回転軸心O周りの相対変位を許容するまでは、弾性体51が自己の捩り変形量によってハブ1とプーリ3との回転軸心O周りの相対変位を吸収しつつ、ハブ1からプーリ3へ好適に動力を伝達することが可能となっている。
また、このダンパ付きプーリユニットでは、本発明のリミッタとして、第3滑り軸受11を採用しており、第3滑り軸受11は、第1、2滑り軸受7、9よりも摩擦係数が高く設定されている。このため、このダンパ付きプーリユニットでは、リミッタの構成を簡素化しつつ、上記の作用を好適に奏することが可能となっている。
さらに、このダンパ付きプーリユニットでは、収容空間1f内において、弾性体51が回転軸心O方向に圧縮された状態でダンパ5がハブ1に組み付けられている。このため、このダンパ付きプーリユニットでは、径方向に大型化することを抑制することが可能となっている。
(実施例2)
図3及び図4に示す実施例2のダンパ付きプーリユニットは、プーリ3が円筒部3a、第3フランジ3b及び第1挿通孔3cに加えて、第2ボス部3dをさらに有している。また、このダンパ付きプーリユニットは、実施例1のダンパ付きプーリユニットのダンパ5に換えて、ダンパ6を備えている他、第3滑り軸受11に換えて、第3滑り軸受12を備えている。
図4に示すように、第2ボス部3dは、第3フランジ3bに一体に形成されている。第2ボス部3dは円筒状に形成されており、第3フランジ3bから離れるように回転軸心O方向で前側に向かって延びている。第2ボス部3dは、ハブ1の第1ボス部1aよりも大径に形成されている一方、ハブ1の外壁1cよりも小径に形成されている。また、第2ボス部3dは、第3フランジ3b側から前側に向かうにつれて、内周面が拡径するテーパ状をなしている。第2ボス部3dは、実施例1のダンパ付きプーリユニットと同様にハブ1とプーリ3とが組み付けられることにより、ハブ1の収容空間1f内に進入する。これにより、第2ボス部3dは第1ボス部1aと対面する。
ダンパ6は、弾性体61と、第1保持部材63と、第2保持部材65とを有している。弾性体61は、上記の弾性体51と同様、合成ゴム製であり、回転軸心Oに沿って前後方向に延びる円筒状に形成されている。より詳細には、弾性体61の中心側には、弾性体61を前後方向に貫通する第2挿通孔61aが形成されている。第2挿通孔61aは、回転軸心Oと平行に延びる円筒状をなしている。一方、弾性体61の外周面は、後端から前端に向かって拡径するテーパ状をなしている。これにより、弾性体61は、後端から前端に向かって肉厚になっている。また、弾性体61は、第2挿通孔61a側から外周側に向かうにつれて、前後方向の長さが徐々に長くなる形状に形成されている。
第1保持部材63は、回転軸心Oと平行で前後方向に延びる略円筒状に形成されている。第2保持部材65は、円筒状に形成されている。より詳細には、第2保持部材65は、弾性体61の外周面に沿うように、後端から前端に向かって拡径するテーパ状となっている。
ダンパ6では、弾性体61の第2挿通孔61a内に第1保持部材63を進入させた状態で、弾性体61の内周面の全体と前端面の一部とが1保持部材63に加硫接着されている。また、弾性体61の外周面に第2保持部材65が加硫接着されている。こうして、ダンパ6でも、弾性体61と、第1、2保持部材63、65とが一体となっている。
ダンパ6は、収容空間1f内において、第2ボス部3dの内側に配置されている。そして、第1保持部材63内にハブ1の第1ボス部1aを挿通させることで、第1保持部材63と第1ボス部1aとが嵌合する。これにより、ダンパ6は、プレッシャーリング15よりも前側でハブ1に固定されている。
また、第2保持部材65と第2ボス部3dとの間に第3滑り軸受12が設けられている。これにより、ダンパ6とプーリ3とが組みつけられ、収容空間1f内で第2保持部材65は、第4フランジ3dによって径方向の外側から支持されている。この際、第2ボス部3dは、収容空間1f内でダンパ6を径方向の内側に向けて押圧する。このため、ダンパ6では、弾性体61が径方向の内側に圧縮された状態となっている。これにより、同図の白色矢印で示すように、収容空間1f内において、第1ボス部1aには、第1保持部材63を通じて外周側から弾性体61の圧縮反力F2が作用する。同様に、収容空間1f内において、第2ボス部3dには、第2保持部材65及び第3滑り軸受12を通じて内周側から弾性体61の圧縮反力F2が作用する。実施例1のダンパ付きプーリユニットと同様、このダンパ付きプーリユニットでも、弾性体61の圧縮反力F2について、所定の設定値が設定されている。
第3滑り軸受12についても、上記の第3滑り軸受11と同様、摺動製に優れた表面処理がされた金属やPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)等によって形成されている。第3滑り軸受12は円筒状に形成されている。第3滑り軸受12は、第2ボス部3dの内周面及び第2保持部材65の外周面に沿うように、後端から前端に向かって拡径するテーパ状となっている。第3滑り軸受12では、自己の内周面と第2保持部材65の外周面とが当接するとともに、自己の外周面と第2ボス部3dの内周面とが当接する。上記の第3滑り軸受11と同様、第3滑り軸受12についても、第1滑り軸受7及び第2滑り軸受9よりも摩擦係数が高く設定されている。
そして、第3滑り軸受12は、第2保持部材65及び第3滑り軸受12を通じて弾性体61から第2ボス部3dに作用する圧縮反力F2が設定値以上である場合には、自己に対して第2保持部材65や第2ボス部3dを摺動させないことで、ダンパ6とプーリ3との回転軸心O周りの相対変位を禁止するようになっている。一方、第3滑り軸受12は、第2保持部材65及び第3滑り軸受12を通じて弾性体61から第2ボス部3dに作用する圧縮反力F2が設定値を下回る場合には、自己に対して第2保持部材65や円筒部3dを摺動させることで、ダンパ6とプーリ3との回転軸心O周りの相対変位を許容するようになっている。このダンパ付きプーリユニットにおける他の構成は実施例1のダンパ付きプーリユニットと同様であり、同一の後背については同一の符号を付して構成に関する詳細な説明を省略する。
このダンパ付きプーリユニットでは、クランクシャフト13から入力されたトルクの変動がさほど大きくなく、弾性体61が捩じり変形しても第2ボス部3dに作用する弾性体61の圧縮反力F2が設定値以上であるときには、第3滑り軸受12は、自己に対して第2保持部材65や第2ボス部3dを摺動させない。つまり、第3滑り軸受12は、ダンパ6とプーリ3との回転軸心O周りの相対変位を禁止する。このため、実施例1のダンパ付きプーリユニットと同様、このダンパ付きプーリユニットでも、クランクシャフト13から入力されたトルクの変動がさほど大きくない場合には、弾性体61が自己の捩り変形量によって、ハブ1とプーリ3との回転軸心O周りの相対変位を吸収する。
一方、クランクシャフト13から過剰に大きいトルク変動が入力されれば、弾性体61の捩じり変形量が大きくなる。これにより、第2ボス部3dに作用する弾性体61の圧縮反力F2が設定値を下回れば、第3滑り軸受12は、自己に対して第2保持部材65や第2ボス部3dを摺動させる。これにより、第3滑り軸受12は、ダンパ6とプーリ3との回転軸心O周りの相対変位を許容する。こうして、このダンパ付きプーリユニットでも、クランクシャフト13から過剰に大きいトルク変動が入力されれば、第3滑り軸受12がハブ1からプーリ3への動力伝達を遮断する。
また、このダンパ付きプーリユニットでは、収容空間1f内において、弾性体61が径方向に圧縮された状態でダンパ6がハブ1に組み付けられている。このため、このダンパ付きプーリユニットでは、回転軸心O方向に大型化することを抑制することが可能となっている。
さらに、このダンパ付きプーリユニットでは、プーリ3の第2ボス部3dの内周面、弾性体61の外周面、第2保持部材65及び第3滑り軸受12のいずれも、後端から前端に向かって拡径するテーパ状となっている。このため、このダンパ付きプーリユニットでは、ダンパ6に対して回転軸心O方向の後側からプーリ3及び第3滑り軸受12を組み付け易くなっている。また、このダンパ付きプーリユニットでは、ダンパ6と第3滑り軸受12と第2ボス部3dとの位置決めも好適に行うことが可能となっている。このダンパ付きプーリユニットにおける他の作用は、実施例1のダンパ付きプーリユニットと同様である。
以上において、本発明を実施例1、2に即して説明したが、本発明は上記実施例1、2に制限されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して適用できることはいうまでもない。
例えば、実施例1、2では、弾性体51、61を合成ゴム製としているが、これに限らず、弾性体51、61をエラストマー等で形成しても良い。
さらに、実施例1、2では、本発明の「軸受」として、第1、2滑り軸受7、9を採用しているが、これに限らず、玉軸受を採用しても良い。
本発明は動力伝達装置に利用可能である。
1…ハブ
1a…第1ボス部
1b…第1フランジ
3…プーリ、
3d…第2ボス部
7…第1滑り軸受(軸受)
9…第2滑り軸受(軸受)
11、12…第3滑り軸受(リミッタ)
13…クランクシャフト(回転軸)
15b…第2フランジ
21…プーリベルト
51、61…弾性体
F1、F2…圧縮反力

Claims (4)

  1. 回転軸に固定され、前記回転軸とともに前記回転軸の回転軸心周りに回転可能なハブと、
    前記回転軸心周りに回転可能であるとともに、自己の外周面にプーリベルトが巻き掛けられるプーリと、
    前記ハブと前記プーリとの間に圧縮状態で設けられ、自己の捩り変形量により前記ハブと前記プーリとの前記回転軸心周りの相対変位を吸収する弾性体と、
    前記ハブと前記プーリとの間に設けられ、前記ハブと前記プーリとの前記回転軸心周りの相対変位を許容する軸受とを備えるダンパ付きプーリユニットであって、
    前記弾性体と前記プーリとの間には、前記弾性体の圧縮反力が設定値を下回れば前記弾性体と前記プーリとの前記回転軸心周りの相対変位を許容するリミッタが設けられていることを特徴とするダンパ付きプーリユニット。
  2. 前記ハブは、前記回転軸心と同軸に延びる第1ボス部と、前記第1ボス部から前記回転軸心から離れる方向に延びる第1フランジと、前記第1ボス部から前記第1フランジと対向して延びる第2フランジとを有し、
    前記プーリは、前記第2フランジと対面する第3フランジを有し、
    前記弾性体は、前記第1フランジと前記第3フランジとの間に設けられ、
    前記軸受は、前記第2フランジと前記第3フランジとの間に設けられ、
    前記リミッタは、前記弾性体と前記第3フランジとの間に設けられている請求項1記載のダンパ付きプーリユニット。
  3. 前記ハブは、前記回転軸心と同軸に延びる第1ボス部と、前記第1ボス部から前記回転軸心から離れる方向に延びる第1フランジと、前記第1ボス部から前記第1フランジと対向して延びる第2フランジとを有し、
    前記プーリは、前記回転軸心と同軸に延び、前記第1ボス部と対向する第2ボス部と、前記第2フランジと対面する第3フランジとを有し、
    前記弾性体は、前記第1ボス部と前記第2ボス部との間に設けられ、
    前記軸受は、前記第2フランジと前記第3フランジとの間に設けられ、
    前記リミッタは、前記弾性体と前記第2ボス部との間に設けられている請求項1記載のダンパ付きプーリユニット。
  4. 前記リミッタは、前記軸受よりも高い摩擦係数を有する滑り軸受である請求項1乃至4のいずれか1項記載のダンパ付きプーリユニット。
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