JP2018062271A - プラットホーム検出装置、制御方法及びプログラム - Google Patents
プラットホーム検出装置、制御方法及びプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018062271A JP2018062271A JP2016201895A JP2016201895A JP2018062271A JP 2018062271 A JP2018062271 A JP 2018062271A JP 2016201895 A JP2016201895 A JP 2016201895A JP 2016201895 A JP2016201895 A JP 2016201895A JP 2018062271 A JP2018062271 A JP 2018062271A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- platform
- contact sensor
- speed
- control device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 title claims abstract description 73
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 27
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 12
- 230000004397 blinking Effects 0.000 description 3
- 244000025254 Cannabis sativa Species 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 238000004590 computer program Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)
Abstract
Description
特許文献1には、関連する技術として、鉄道車両において、先頭車両と最後尾車両のそれぞれに取り付けた超音波センサでプラットホームが存在するか否かを判定し、超音波センサの何れか一方でもプラットホームを検出しない場合にドアを開放させないよう制御する技術が記載されている。
以下、図面を参照しながら実施形態について詳しく説明する。
本実施形態による車両システム1は、図1に示すように、第1車両10aと、第2車両10bと、を備える。
ここでは、第1車両10aが先頭車両であり、第2車両10bが最後尾車両であるものとする。また、第1車両10aの進行方向に対して左側にプラットホーム106aが存在し、右側にプラットホーム106bが存在するものとする。なお、図1は、プラットホーム106aと106bとは並行して存在しておらず、プラットホーム検出装置100がプラットホーム106aを検出する場合を示している。
第2車両10bは、速度発電機101b(速度センサ)と、第2の非接触センサ(以下、「第2非接触センサ」と記載)103a、103bと、制御装置104bと、表示器105c、105dと、ドア107b、107dと、を備える。
速度発電機101bは、第2車両10bの速度を検出する。速度発電機101bは、第2車両10bの走行速度に応じた速度パルスp2を制御装置104bに送信する。
第1非接触センサ102bは、第1車両10aの前部で第1非接触センサ102aとは異なる側のプラットホームの有無を検出する。
第2非接触センサ103aは、第2車両10bの後部で第1非接触センサ102aと同じ側のプラットホームの有無を検出する。
第2非接触センサ103bは、第2車両10bの後部で第2非接触センサ102bと同じ側のプラットホームの有無を検出する。
第1非接触センサ102a、102bと第2非接触センサ103a、103bは、例えば、反射式光センサ、超音波センサである。
制御装置104aと制御装置104bは、車内引き通し線l1、l2を用いて、第1車両10aの進行方向の左側のプラットホーム106aを検出し、かつ、車両の速度がゼロである場合に表示器105aと表示器105cを点灯させる。
抵抗R1aの第1端子は、5ボルト電源に接続される。抵抗R1aの第2端子は、抵抗R2aの第1端子とフォトカプラPC1aにおける入力ダイオードのアノードとに接続される。抵抗R2aの第2端子は、フォトカプラPC1aにおける入力ダイオードのカソードとトランジスタQ1aのコレクタとに接続される。トランジスタQ1aのベースは、抵抗R3aの第1端子に接続される。トランジスタQ1aのエミッタ及び抵抗R3aの第2端子は、グラウンドGNDに接続される。抵抗R4aの第1端子は、5ボルト電源に接続される。抵抗R4aの第2端子は、フォトカプラPC2aにおける出力トランジスタのコレクタに接続される。フォトカプラPC2aにおける出力トランジスタのエミッタは、グラウンドGNDに接続される。フォトカプラPC1aにおける出力の2つのトランジスタのエミッタと24ボルト電源24Vaのマイナス側は、車内引き通し線l2に接続される。フォトカプラPC1aにおける出力の2つのトランジスタのコレクタは、車内引き通し線l1に接続される。フォトカプラPC2aにおける入力ダイオードのアノードは、24ボルト電源24Vaのプラス側に接続される。フォトカプラPC2aにおける入力ダイオードのカソードは、抵抗R5aの第1端子に接続される。抵抗R5aの第2端子は、ダイオードD1aのアノードに接続される。ダイオードD1aのカソードは、車内引き通し線l1に接続される。
なお、トランジスタQ1aのベースには、第1非接触センサ102aの検出結果に応じた電圧が印加される。具体的には、センサ102aは、プラットホーム106aを検出した場合、物体検出信号s1を制御装置104aに送信する。制御装置104aが物体検出信号s1を所定時間(例えば1秒間)以上連続して受信すると、物体検出信号s1を受信している間トランジスタQ1aのベースには、Lowレベルの電圧(例えば、ゼロボルト)が印加される。また、第1非接触センサ102aが何も検出しない場合、トランジスタQ1aのベースには、Highレベルの電圧(例えば、5ボルト)が印加される。
また、制御装置104bは、第1車両10bの進行方向の左側のプラットホーム106aを検出する回路として、図3に示すように、抵抗R1b、R2b、R3b、R4b、R5bと、トランジスタQ1bと、ダイオードD1bと、フォトカプラPC1b、PC2bと、PC2bの入力ダイオードに電流を流すための電源24Vbと、を備える。
制御装置104bが備えるプラットホーム106aを検出する回路は、制御装置104aが備えるプラットホーム106aを検出する回路と同様である。
なお、トランジスタQ1bのベースには、第2非接触センサ103aの検出結果に応じた電圧が印加される。具体的には、第2非接触センサ103aは、プラットホーム106aを検出した場合、物体検出信号s2を制御装置104bに送信する。制御装置104bが物体検出信号s2を所定時間(例えば1秒間)以上連続して受信すると、物体検出信号s2を受信している間トランジスタQ1bのベースには、Lowレベルの電圧(例えば、ゼロボルト)が印加される。また、第2非接触センサ103aが何も検出しない場合、トランジスタQ1bのベースには、Highレベルの電圧(例えば、5ボルト)が印加される。
図3で示す回路内の矢印は、第1非接触センサ102aがプラットホーム106aを検出し、第2非接触センサ103aが何も検出しない場合に、回路内を流れる電流の経路を示している。
第1非接触センサ102aがプラットホーム106aを検出した場合、トランジスタQ1aのベースには、Lowレベルの電圧が印加される。トランジスタQ1aのベースの電圧がLowレベルである場合、トランジスタQ1aはオフ状態であり、コレクタからエミッタへは電流が流れない。したがって、抵抗R1a、R2aにも電流は流れず、フォトカプラPC1aにおける入力ダイオードには電圧が印加されない。その結果、フォトカプラPC1aにおける入力ダイオードには電流が流れない。フォトカプラPC1aにおける入力ダイオードに電流が流れない場合、フォトカプラPC1aにおける出力の2つのトランジスタのそれぞれは、オフ状態である。そのため、ダイオードD1aまたは車内引き通し線l1からフォトカプラPC1aにおける出力の2つのトランジスタに向かって電流は流れない。
一方、第2非接触センサ103aが何も検出しない場合、トランジスタQ1bのベースには、Highレベルの電圧が印加される。トランジスタQ1bのベースの電圧がHighレベルである場合、トランジスタQ1bはオン状態であり、抵抗R1b、R2bを介して、コレクタからエミッタに電流が流れる。抵抗R2bに電流が流れると、フォトカプラPC1bにおける入力ダイオードに電圧が印加され、フォトカプラPC1bにおける入力ダイオードに電流が流れる。フォトカプラPC1bにおける入力ダイオードに電流が流れると、当該入力ダイオードは発光し、当該発光により照射される光によってフォトカプラPC1bにおける出力の2つのトランジスタはオン状態になる。
フォトカプラPC1bにおける出力の2つのトランジスタがオン状態になると、制御装置104aの24ボルト電源24Vaのプラス側から、フォトカプラPC2aにおける入力ダイオード、抵抗R5a、ダイオードD1a、車内引き通し線l1、フォトカプラPC1bにおける出力の2つのトランジスタを介して、車内引き通し線l2に向かう電流経路ができ、その経路を電流が流れる。また、制御装置104bの24ボルト電源24Vbのプラス側から、フォトカプラPC2bにおける入力ダイオード、抵抗R5b、ダイオードD1b、フォトカプラPC1bにおける出力の2つのトランジスタを介して、24ボルト電源24Vbのマイナス側に向かう電流経路ができ、その経路を電流が流れる。
フォトカプラPC2aにおける入力ダイオードに電流が流れると、当該入力ダイオードは発光し、当該発光により照射される光によってフォトカプラPC2aにおける出力トランジスタはオン状態になる。フォトカプラPC2aにおける出力トランジスタがオン状態になると、制御装置104aの5ボルト電源から、抵抗R4a、フォトカプラPC2aにおける出力トランジスタを介して、グラウンドGNDに向かう電流経路ができ、その経路を電流が流れる。
その結果、抵抗R4aにおいて電圧降下が発生し、フォトカプラPC2aにおける出力トランジスタのコレクタの電圧は、Lowレベル(例えば、0.1ボルト)になる。
制御装置104aは、速度発電機101aから第1車両10aの走行速度に応じた速度パルスp1を常時取得している。制御装置104aは、フォトカプラPC2aにおける出力トランジスタのコレクタの電圧がLowレベルである場合、速度パルスp1が示す速度に関わらず、表示器点灯指示c1を表示器105aには送信しない。したがって、表示器105aは、表示器点灯指示c1を受信せず、消灯する。
また、同様に、フォトカプラPC2bにおける入力ダイオードに電流が流れると、当該入力ダイオードは発光し、当該発光により照射される光によってフォトカプラPC2bにおける出力トランジスタはオン状態になる。フォトカプラPC2bにおける出力トランジスタがオン状態になると、制御装置104bの5ボルト電源から、抵抗R4b、フォトカプラPC2bにおける出力トランジスタを介して、グラウンドGNDに向かう電流経路ができ、その経路を電流が流れる。
その結果、抵抗R4bにおいて電圧降下が発生し、フォトカプラPC2bにおける出力トランジスタのコレクタの電圧は、Lowレベル(例えば、0.1ボルト)になる。
制御装置104bは、速度発電機101bから第2車両10bの走行速度に応じた速度パルスp2を常時取得している。制御装置104bは、フォトカプラPC2bにおける出力トランジスタのコレクタの電圧がLowレベルである場合、速度パルスp2が示す速度に関わらず、表示器点灯指示c3を表示器105cには出力しない。したがって、表示器105cは、表示器点灯指示c3を受信せず、消灯する。
フォトカプラPC2aにおける入力ダイオードに電流が流れると、制御装置104aの5ボルト電源から、抵抗R4a、フォトカプラPC2aにおける出力トランジスタを介して、グラウンドGNDに向かう電流経路ができ、その経路を電流が流れる。
その結果、抵抗R4aにおいて電圧降下が発生し、フォトカプラPC2aにおける出力トランジスタのコレクタの電圧は、Lowレベル(例えば、0.1ボルト)になる。
制御装置104aは、フォトカプラPC2aにおける出力トランジスタのコレクタの電圧がLowレベルである場合、速度パルスp1が示す速度に関わらず、表示器点灯指示c1を表示器105aには出力しない。
したがって、表示器105aは、表示器点灯指示c1を受信せず、消灯する。
また、フォトカプラPC2bにおける入力ダイオードに電流が流れると、制御装置104bの5ボルト電源から、抵抗R4b、フォトカプラPC2bにおける出力トランジスタを介して、グラウンドGNDに向かう電流経路ができ、その経路を電流が流れる。
その結果、抵抗R4bにおいて電圧降下が発生し、フォトカプラPC2bにおける出力トランジスタのコレクタの電圧は、Lowレベル(例えば、0.1ボルト)になる。
制御装置104bは、フォトカプラPC2bにおける出力トランジスタのコレクタの電圧がLowレベルである場合、速度パルスp2が示す速度に関わらず、表示器点灯指示c3を表示器105cには出力しない。
したがって、表示器105cは、表示器点灯指示c3を受信せず、消灯する。
したがって、フォトカプラPC2aにおける入力ダイオードには電流が流れず、フォトカプラPC2aにおける出力トランジスタにも電流が流れない。
その結果、抵抗R4aには電流が流れず、フォトカプラPC2aにおける出力トランジスタのコレクタの電圧は、Highレベル(例えば、5ボルト)になる。
制御装置104aは、フォトカプラPC2aにおける出力トランジスタのコレクタの電圧がHighレベルであり、速度パルスp1が示す速度がゼロでない場合には、表示器点灯指示c1を表示器105aには出力しない。
したがって、表示器105aは、表示器点灯指示c1を受信せず、消灯する。
また、制御装置104aは、フォトカプラPC2aにおける出力トランジスタのコレクタの電圧がHighレベルであり、速度パルスp1が示す速度が所定時間(例えば3秒間)以上連続してゼロである場合には、フォトカプラPC2aにおける出力トランジスタのコレクタの電圧がHighレベルであり、速度パルスp1が示す速度がゼロを継続している間、表示器点灯指示c1を表示器105aに出力する。
したがって、表示器105aは、表示器点灯指示c1を受信し、点灯する。
また、フォトカプラPC2bにおける入力ダイオードには電流が流れず、フォトカプラPC2bにおける出力トランジスタにも電流が流れない。
その結果、抵抗R4bには電流が流れず、フォトカプラPC2bにおける出力トランジスタのコレクタの電圧は、Highレベル(例えば、5ボルト)になる。
制御装置104bは、フォトカプラPC2bにおける出力トランジスタのコレクタの電圧がHighレベルであり、速度パルスp2が示す速度がゼロでない場合には、表示器点灯指示c3を表示器105cには出力しない。
したがって、表示器105cは、表示器点灯指示c3を受信せず、消灯する。
また、制御装置104bは、フォトカプラPC2bにおける出力トランジスタのコレクタの電圧がHighレベルであり、速度パルスp2が示す速度が所定時間(例えば3秒間)以上連続してゼロである場合には、フォトカプラPC2bにおける出力トランジスタのコレクタの電圧がHighレベルであり、速度パルスp2が示す速度がゼロを継続している間、表示器点灯指示c3を表示器105cに出力する。
したがって、表示器105cは、表示器点灯指示c3を受信し、点灯する。
また、制御装置104bは、表示器点灯指示c3を表示器105cに出力すると同時に、表示器点灯指示c3を表示器105cに出力している間、第1非接触センサ102a及び第2非接触センサ103aの検出結果に基づいてプラットホーム106aを検出したと判定した場合、第2車両10bの速度がゼロのときにプラットホーム106aを検出したと判断し、ドア107bの開放を許可する状態にする制御を行う。
例えば、図4に示す速度パルスp1及び速度パルスp2、物体検出信号s1及び物体検出信号s2の場合(図4における符号v1は、p1に対応する第1車両10aの速度)、制御装置104aは、第1非接触センサ102aから所定時間(例えば1秒間)以上連続して物体検出信号s1を受信している間(図4において符号T1で示す期間)、図3で示したトランジスタQ1aのベースに、Lowレベルの電圧(例えば、ゼロボルト)が印加する。また、制御装置104bは、第2非接触センサ103aから所定時間(例えば1秒間)以上連続して物体検出信号s2を受信している間(図4において符号T2で示す期間)、図3で示したトランジスタQ1bのベースに、Lowレベルの電圧(例えば、ゼロボルト)が印加する。制御装置104aは、プラットホーム106aを検出していると判定している間に、第1車両10aの速度が所定時間(例えば3秒間)以上連続してゼロであることを検出すると、ホーム検知信号論理を0にし、第1車両10aの速度がゼロでプラットホーム106aを検出していると判定している間(図4において符号T3で示す期間)、ホーム検知信号論理の0を継続する。また、制御装置104bは、プラットホーム106aを検出していると判定している間に、第2車両10bの速度が所定時間(例えば3秒間)以上連続してゼロであることを検出すると、ホーム検知信号論理を0にし、第2車両10bの速度がゼロでプラットホーム106aを検出していると判定している間(図4において符号T4で示す期間)、ホーム検知信号論理の0を継続する。
なお、速度ゼロに対する3秒のマージン及びセンサ入力に対する1秒のマージンは、例えば、図示していないマイコン内部のプログラムにより実現することができる。
具体的には、超音波センサ出力はマイコンに入力され、マイコン内部で1秒のマージンをもって判定される。そして、検知信号がマイコンから出力される。
また、速度発電機のパルスは、マイコンに入力される。
車両の走行中、マイコンはLowレベルの電圧を出力し,3秒間パルス入力がない場合にHighレベルの電圧を出力する。なお、車両の出発時にはマイコンは再びLowレベルの電圧を出力する。
表示器105bは、ドア107cが開放可能な状態になると点灯する。また、表示器105bは、ドア107cが開放できない状態では消灯する。
表示器105cは、ドア107bが開放可能な状態になると点灯する。また、表示器105cは、ドア107bが開放できない状態では消灯する。
表示器105dは、ドア107dが開放可能な状態になると点灯する。また、表示器105dは、ドア107dが開放できない状態では消灯する。
なお、ドア開放部は、コイルに流れる電流に基づいて経路を物理的に開閉するリレー回路であってよい。また、ドア開放部は、信号の振幅の高低に基づいて動作する論理回路であってよい。また、ドア開放部が信号の振幅の高低に基づいて動作する論理回路である場合、論理回路は、物理的にハードウエアとして構成され動作する論理回路であってよいし、プログラムにより構成され動作する回路であってもよい。
車両システム1において、第1車両10a及び第2車両10bの速度がゼロの状態で、ユーザがプラットホーム検出装置100を起動する。
なお、このとき制御装置104aは、表示器105aに表示器点灯指示c1を送信しておらず、表示器105aは点滅している(ステップS2a)。
また、このとき制御装置104bは、表示器105cに表示器点灯指示c3を送信しておらず、表示器105cは点滅している(ステップS2b)。
また、制御装置104bは、プラットホーム106aを検出しているか否かを判定する(ステップS3b)。具体的には、例えば、制御装置104a及び制御装置104bのそれぞれが図3で示した回路を備えている場合、制御装置104bは、フォトカプラPC2bにおける出力トランジスタのコレクタの電圧がHighレベルである場合にプラットホーム106aを検出していると判定する。また、制御装置104a及び制御装置104bのそれぞれが図3で示した回路を備えている場合、制御装置104bは、フォトカプラPC2bにおける出力トランジスタのコレクタの電圧がLowレベルである場合にプラットホーム106aを検出していないと判定する。
なお、制御装置104a及び制御装置104bのそれぞれが図3で示した回路を備えている場合、フォトカプラPC2aにおける出力トランジスタのコレクタの電圧とフォトカプラPC2bにおける出力トランジスタのコレクタの電圧のレベル(HighレベルまたはLowレベル)は一致する。
制御装置104bは、プラットホーム106aを検出していないと判定すると(ステップS3b、NO)、ステップS3bの処理を再度行う。
また、本実施形態によるプラットホーム検出装置100は、図5で示した処理と並行して、第1非接触センサ102aを102b、第2非接触センサ103aを103b、ドア107aを107c、ドア107bを107d、表示器105aを105b、表示器105cを105d、物体検出信号s1をs3、物体検出信号s2をs4、表示器点灯指示c1をc2、表示器点灯指示c3をc4にそれぞれ置き替えた処理も行っている。
そして、制御装置104a、104bのそれぞれは、ステップS1の処理に戻す。
なお、保守モードでは、停止状態であるか走行状態であるかは無視される。また、保守モードでは、物体検出信号s1及びs2に対するマージン(図4で示した物体検出信号s1及びs2における1秒)が0秒である。
なお、このときドア開閉部は開放許可信号を送信しない状態であり、また、制御装置104aは表示器105aに表示器点灯指示c1を送信しておらず、表示器105aは消灯している(ステップS5a)。
また、このときドア開閉部は開放許可信号を送信しない状態であり、また、制御装置104bは表示器105cに表示器点灯指示c3を送信しておらず、表示器105cは消灯している(ステップS5b)。
また、制御装置104aは、第1非接触センサ102a、第2非接触センサ103aが共にプラットホーム106aを検出していると判定すると(ステップS6a、YES)、第1車両10aの速度がゼロであるか否かを判定する(ステップS7a)。
制御装置104aは、第1車両10aの速度がゼロであると判定した場合(ステップS7a、YES)、表示器105aに表示器点灯指示c1を送信し、ホーム検知信号論理を0にする。表示器105aは、ドア開放部が開放許可信号を受信している間、制御装置104aから表示器点灯指示c1を受信し点灯し続け、また、制御装置104aは、ドア開放部に対して開放許可信号を送信する(ステップS8a)。具体的には、制御装置104aは、ドア107aを開放するドア開放部に対して開放許可信号を送信する。
また、制御装置104aは、第1車両10aの速度がゼロでないと判定した場合(ステップS7a、NO)、ステップS5aの処理に戻す。
また、制御装置104bは、第1非接触センサ102a、第2非接触センサ103aが共にプラットホーム106aを検出していると判定すると(ステップS6b、YES)、第2車両10bの速度がゼロであるか否かを判定する(ステップS7b)。
制御装置104bは、第1非接触センサ102a、第2非接触センサ103aが共にプラットホーム106aの検出を継続し、かつ、第2車両10bの速度がゼロであると判定した場合(ステップS7b、YES)、表示器105cに表示器点灯指示c3を送信し、ホーム検知信号論理を0にする。表示器105cは、ドア開放部が開放許可信号を受信している間、制御装置104bから表示器点灯指示c3を受信し点灯し続け、また、制御装置104bは、ドア開放部に対して開放許可信号を送信する(ステップS8b)。具体的には、制御装置104bは、ドア107bを開放するドア開放部に対して開放許可信号を送信する。
また、制御装置104bは、第2車両10bの速度がゼロでないと判定した場合(ステップS7b、NO)、ステップS5bの処理に戻す。
また、本実施形態によるプラットホーム検出装置100は、図5で示した処理と並行して、第1非接触センサ102aを102b、第2非接触センサ103aを103b、ドア107aを107c、ドア107bを107d、表示器105aを105b、表示器105cを105d、物体検出信号s1をs3、物体検出信号s2をs4、表示器点灯指示c1をc2、表示器点灯指示c3をc4にそれぞれ置き替えた処理も行っている。
こうすることで、乗務員が誤ってプラットホームの存在しない側のドアを開放する操作を行っても、ドアは開放されない。乗務員は、第1非接触センサ及び第2非接触センサがプラットホームを検出し、かつ、第1車両10a及び第2車両10bの速度がゼロである場合にドアを開放することができる。その結果、乗客は、より安全に車両から降車することができる。
したがって、右側にプラットホームがある場合には、第一の実施形態によるプラットホーム検出装置100の図5で示した処理において、第1非接触センサ102aを102b、第2非接触センサ103aを103b、ドア107aを107c、ドア107bを107d、表示器105aを105b、表示器105cを105d、物体検出信号s1をs3、物体検出信号s2をs4、表示器点灯指示c1をc2、表示器点灯指示c3をc4、車内引き通し線l1をl3にそれぞれ置き替えればよい。
10a・・・第1車両
10b・・・第2車両
100・・・プラットホーム検出装置
101a、101b・・・速度発電機
102a、102b・・・第1非接触センサ
103a、103b・・・第2非接触センサ
104a、104b・・・制御装置
105a、105b、105c、105d・・・表示器
106a、106b・・・プラットホーム
107a、107b、107c、107d・・・ドア
108・・・制御部
Claims (5)
- 車両の速度を検出する速度センサと、
前記車両の前部でプラットホームの有無を検出する第1の非接触センサと、
前記車両の後部で前記プラットホームの有無を検出する第2の非接触センサと、
前記速度センサが検出した前記車両の速度と、前記第1の非接触センサが検出した前記プラットホームの有無と、前記第2の非接触センサが検出した前記プラットホームの有無とに基づいて、前記車両のドアを開放させるドア開放部を制御する制御部と、
を備えるプラットホーム検出装置。 - 前記制御部は、
前記第1の非接触センサが所定時間以上継続して前記プラットホームを検出し、前記第2の非接触センサが所定時間以上継続して前記プラットホームを検出し、前記速度センサが前記車両の速度がゼロであることを検出した場合に、前記ドア開放部を前記車両のドアの開放を許可する状態にする制御を行う、請求項1に記載のプラットホーム検出装置。 - 前記車両の同一側面に、前記第1の非接触センサと、前記第2の非接触センサとを備える、請求項1または請求項2に記載のプラットホーム検出装置。
- 速度センサにより車両の速度を検出し、
第1の非接触センサにより前記車両の前部でプラットホームの有無を検出し、
第2の非接触センサにより前記車両の後部で前記プラットホームの有無を検出し、
制御部により前記速度センサにより検出した前記車両の速度と、前記第1の非接触センサにより検出した前記プラットホームの有無と、前記第2の非接触センサにより検出した前記プラットホームの有無とに基づいて、ドア開放部を前記車両のドアの開放を許可する状態にする制御を行う、制御方法。 - コンピュータを、
車両の速度を検出する速度センサが検出した前記車両の速度と、前記車両の前部でプラットホームの有無を検出する第1の非接触センサが検出した前記プラットホームの有無と、前記車両の後部で前記プラットホームの有無を検出する第2の非接触センサが検出した前記プラットホームの有無とに基づいて、前記車両のドアの開放を許可する状態にする制御を行う制御手段、
として機能させるプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016201895A JP2018062271A (ja) | 2016-10-13 | 2016-10-13 | プラットホーム検出装置、制御方法及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016201895A JP2018062271A (ja) | 2016-10-13 | 2016-10-13 | プラットホーム検出装置、制御方法及びプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018062271A true JP2018062271A (ja) | 2018-04-19 |
Family
ID=61967404
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016201895A Pending JP2018062271A (ja) | 2016-10-13 | 2016-10-13 | プラットホーム検出装置、制御方法及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2018062271A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP4198240A4 (en) * | 2020-08-13 | 2024-02-07 | Crrc Zhuzhou Locomotive Co Ltd | RAIL TRANSIT VEHICLE AND DOOR CONTROL METHOD AND SYSTEM FOR RAIL TRANSIT VEHICLE |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07108922A (ja) * | 1993-10-15 | 1995-04-25 | East Japan Railway Co | ホームドア制御装置 |
JPH08253136A (ja) * | 1995-03-16 | 1996-10-01 | Nippon Kotsu Kikai Kk | 戸閉回路ロック装置 |
JP2002205640A (ja) * | 2001-01-09 | 2002-07-23 | West Japan Railway Technos Corp | 車両乗務員支援装置 |
JP2007015574A (ja) * | 2005-07-08 | 2007-01-25 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | プラットホーム検知システム |
JP2008018889A (ja) * | 2006-07-14 | 2008-01-31 | West Japan Railway Co | ドア誤扱い防止システム |
JP2009220658A (ja) * | 2008-03-14 | 2009-10-01 | Saxa Inc | 監視装置 |
JP2010012869A (ja) * | 2008-07-02 | 2010-01-21 | Nippon Signal Co Ltd:The | 列車ドア制御装置 |
JP2011084206A (ja) * | 2009-10-16 | 2011-04-28 | Nippon Signal Co Ltd:The | 列車進入進出検知装置、及びこれを用いた扉制御装置 |
-
2016
- 2016-10-13 JP JP2016201895A patent/JP2018062271A/ja active Pending
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07108922A (ja) * | 1993-10-15 | 1995-04-25 | East Japan Railway Co | ホームドア制御装置 |
JPH08253136A (ja) * | 1995-03-16 | 1996-10-01 | Nippon Kotsu Kikai Kk | 戸閉回路ロック装置 |
JP2002205640A (ja) * | 2001-01-09 | 2002-07-23 | West Japan Railway Technos Corp | 車両乗務員支援装置 |
JP2007015574A (ja) * | 2005-07-08 | 2007-01-25 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | プラットホーム検知システム |
JP2008018889A (ja) * | 2006-07-14 | 2008-01-31 | West Japan Railway Co | ドア誤扱い防止システム |
JP2009220658A (ja) * | 2008-03-14 | 2009-10-01 | Saxa Inc | 監視装置 |
JP2010012869A (ja) * | 2008-07-02 | 2010-01-21 | Nippon Signal Co Ltd:The | 列車ドア制御装置 |
JP2011084206A (ja) * | 2009-10-16 | 2011-04-28 | Nippon Signal Co Ltd:The | 列車進入進出検知装置、及びこれを用いた扉制御装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP4198240A4 (en) * | 2020-08-13 | 2024-02-07 | Crrc Zhuzhou Locomotive Co Ltd | RAIL TRANSIT VEHICLE AND DOOR CONTROL METHOD AND SYSTEM FOR RAIL TRANSIT VEHICLE |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6717723B2 (ja) | 車両システム | |
US10379536B2 (en) | Driving assistance method, and driving assistance device, information presentation device, and recording medium using same | |
EP3823872B1 (en) | Autonomous vehicle identification | |
CN103108770A (zh) | 电动汽车及其应急控制方法 | |
CN105620354A (zh) | 用于提醒驾驶员可能的后座乘客或物品的系统和方法 | |
US20200122629A1 (en) | Control apparatus and lighting system | |
JP2007045347A (ja) | プラットホームドア装置 | |
CN204020698U (zh) | 车辆转向的提示系统及具有其的汽车 | |
JP2007302205A (ja) | 車両乗務員支援装置 | |
KR20200102365A (ko) | 무인 자동차 제어 방법, 장치, 설비 및 컴퓨터 판독 가능 매체 | |
EP3243701B1 (en) | Passenger communication lighting | |
JP2012224120A (ja) | 列車制御装置 | |
JP2019074885A (ja) | 自動運転車両の動作シミュレータ、自動運転車両の動作確認方法、自動運転車両の制御装置及び自動運転車両の制御方法 | |
JP2018062271A (ja) | プラットホーム検出装置、制御方法及びプログラム | |
JP2019131141A (ja) | 車載制御装置 | |
CN105730456B (zh) | 动车组站台侧车门开启系统 | |
CN110398952A (zh) | 通知主车辆的操作者另一车辆中的接管事件的系统及方法 | |
CA3046572A1 (en) | Controlling an indicator at a rear car of a train based on a control signal from a lead car | |
US20210131163A1 (en) | Train door control method and system | |
KR20150136976A (ko) | 열차 방호 시스템 | |
JP5091638B2 (ja) | エレベーターのかご内案内装置 | |
KR970061668A (ko) | 열차운행 종합제어장치 및 그 제어방법 | |
CN206436901U (zh) | 汽车及其车辆灯光切换装置 | |
US11433933B2 (en) | Ground base device, unmanned operation system, operation system, and unmanned operation method | |
KR20070049461A (ko) | 고속전철의 판토그래프 상승 제어방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20181026 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190920 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190930 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20191129 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200210 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20200803 |