JP2018061872A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数種の演出を用いて遊技の趣向性を向上させること。【解決手段】所定条件の成立を契機として実行される特定演出10を、一または複数種の第一特定演出11および当該第一特定演出11よりも発生したときに当否判定結果が当たりとなる蓋然性が低い一または複数種の第二特定演出12を含む演出群から選択し実行する特定演出実行手段を備え、前記特定演出実行手段は、発生することで当否判定結果が当たりとなる蓋然性が高まる一または複数種の好機演出20のいずれかが発生することが決定され、併せて前記特定演出10を実行することが決定されたとき、実行する前記特定演出10として一または複数種の前記第二特定演出12から選択する遊技機1とする。【選択図】図5

Description

本発明は、遊技機に関する。
当否判定結果を報知するに際し、複数種の演出が複合して発生することがある遊技機が知られている(例えば、下記特許文献1参照)。
特開2014−54344号公報
本発明が解決しようとする課題は、複数種の演出を用いて遊技の趣向性を向上させることが可能な遊技機を提供することにある。
上記課題を解決するためになされた本発明にかかる遊技機は、所定条件の成立を契機として実行される特定演出を、一または複数種の第一特定演出および当該第一特定演出よりも発生したときに当否判定結果が当たりとなる蓋然性が低い一または複数種の第二特定演出を含む演出群から選択し実行する特定演出実行手段を備え、前記特定演出実行手段は、発生することで当否判定結果が当たりとなる蓋然性が高まる一または複数種の好機演出のいずれかが発生することが決定され、併せて前記特定演出を実行することが決定されたとき、実行する前記特定演出として一または複数種の前記第二特定演出から選択することを特徴とする。
上記本発明にかかる遊技機によれば、好機演出が発生するときには強制的にいわゆる信頼度が低い第二特定演出が発生することになるため、いわゆる信頼度が低い演出が発生しても当たりへの当選がもてるという趣向性の高い遊技性を実現することが可能である。
前記好機演出の後、一または複数種の前記第二特定演出のうちのいずれかが発生するように設定されるとよい。
このような構成とすることで、いわゆる信頼度が高まる好機演出の後、信頼度が低い第二特定演出が発生することになるため、その後当たりに当選した場合には、好機演出の後発生した信頼度が低い第二特定演出を遊技者に印象付けること(信頼度が低い第二特定演出が発生した場合であっても当たりとなる場合があるということを遊技者に印象付けること)が可能である。
当否判定結果を報知する演出の開始から所定時点までの時間T1から、前記好機演出を実行するために必要な時間T2を引いた残り時間Trが所定時間以上である場合に、一または複数種の前記第二特定演出のうちのいずれかが発生する可能性があるとよい。
一般的な遊技機において、当否判定結果を報知する演出の開始から完了までの時間(いわゆる変動時間)は、種々変化する(例えば、いわゆる保留の数等に応じて変化する)。上記構成によれば、比較的長い変動時間が設定された場合において、好機演出が実行される際、好機演出によっては埋めることができない時間を、第二特定演出で埋めること(演出が何も発生しない時間が生じないようにすること)が可能である。
前記第二特定演出は、前記好機演出とともに発生したときの方が、前記好機演出の非発生時に発生したときよりも対象の当否判定結果が当たりとなる蓋然性が高いとよい。
このような構成とすることで、第二特定演出は、基本的にはいわゆる信頼度が低い演出であるということを遊技者に対し印象付けることが可能となる。
また、前記一または複数種の第二特定演出の少なくとも一種は、前記好機演出の非発生時に発生したときには、対象の当否判定結果がはずれとなることが確定するものである一方、前記好機演出の発生時に発生したときには、対象の当否判定結果が当たりとなる可能性があるものであるとよい。
このような構成とすることで、第二特定演出の少なくとも一種は、基本的には当否判定結果がはずれとなることを示す演出であるということを遊技者に対し印象付けることが可能となる。
本発明にかかる遊技機によれば、複数種の演出を用いて遊技の趣向性を向上させることが可能である。
本発明の一実施形態にかかる遊技機の正面図である。 表示領域に表示される識別図柄や保留表示を示した図である。 特定演出を説明するための図であって、(a)は各コメントが選択肢として表示される特定演出(ルーレット演出)を、(b)は第一特定演出となる結末と第二特定演出となる結末を一覧にして示した図である。 (a)は好機演出の流れを示した図であり、(b)は失敗演出の流れを示した図である。 好機演出の後、第二特定演出が実行される演出の流れを示した図である。 第一具体例を説明するための図である。 (a)は第二具体例を説明するための図であり、(b)は第二具体例を説明するための図である。
以下、本発明にかかる遊技機1の一実施形態について図面を参照して詳細に説明する。まず、図1を参照して遊技機1の全体構成について簡単に説明する。遊技機1は遊技盤90を備える。遊技盤90は、ほぼ正方形の合板により成形されており、発射装置908(発射ハンドル)の操作によって発射された遊技球を遊技領域902に案内する通路を構成するガイドレール903が略円弧形状となるように設けられている。
遊技領域902には、始動入賞口904、大入賞口906、アウト口などが設けられている。表示装置91は、遊技盤90の後方に設けられており、表示装置91の表示領域911は遊技盤90に形成された開口901を通じて視認可能となる領域である。なお、図2〜図5では、表示領域911を大まかに略方形状に記載するが、その形状等は適宜変更可能である(開口901の形状や大きさ、表示装置91自体の形状や大きさを変更することで表示領域911の形状等を変更することができる)。
また、遊技領域902には、流下する遊技球が衝突することにより遊技球の流下態様に変化を与える障害物としての遊技釘が複数設けられている。遊技領域902を流下する遊技球は、遊技釘に衝突したときの条件に応じて様々な態様に変化する。
このような遊技機1では、発射装置908を操作することにより遊技領域902に向けて遊技球を発射する。遊技領域902を流下する遊技球が、始動入賞口904や大入賞口906等の入賞口に入賞すると、所定の数の賞球が払出装置により払い出される。
なお、遊技機1の枠体、遊技球を貯留する下皿や上皿など、本発明に関係のない遊技機1の構成要素は説明を省略する。これらについては公知の遊技機と同様の構造のものが適用できる。
当否の抽選(当否判定)は、図示されない制御基板に設けられた当否判定手段が、図1に示す始動入賞口904への遊技球の入賞を契機として実行する(このような始動入賞口904は複数設けられていてもよい)。なお、本実施形態では入賞「口」(入賞した遊技球が内部に取り込まれるもの)であるが、入賞「領域」(入賞した遊技球がそのまま遊技領域902を流下するもの。入賞領域をゲートのような態様としたものが例示できる)であってもよい。
始動入賞口904への遊技球の入賞を契機として乱数源から数値が取得され、当該数値が予め定められた大当たりの数値と同じである場合には大当たりとなり、異なる場合にははずれとなる。つまり、始動入賞口904への遊技球の入賞を契機として、直接的に大当たりの当選の有無を判定するものである。
また、本実施形態では、上記当否判定を行うための数値が取得された順に当否判定結果の報知が開始されることとなるが、ある数値が取得されたときに、それより前に取得された数値に基づく当否判定結果が報知されている際には、当該ある数値に基づく当否判定結果の報知が開始されるまで、図示されない制御基板に設けられた記憶手段に記憶される。未だ当否判定結果の報知が開始されていない数値(以下、保留(情報)と称することもある)の最大の記憶数(最大保留数)は適宜設定することができる。本実施形態における記憶手段が記憶できる最大の保留情報の数は四つである。なお、当否判定を行うために取得された数値は、当否判定結果を報知する演出の具体的な内容を決定するための数値としても利用される。表示領域911には、当該保留情報の存在を示す表示(保留表示80;図2参照)がなされるようにしてもよい。また、始動入賞口904に入賞したことを契機として即座に当否判定を行い、当否判定結果自体を記憶手段に記憶させておく構成としてもよい(かかる場合には、当否判定結果それ自体が保留情報ということになる)。
当否判定結果が大当たりであるかはずれであるかは、表示装置91の表示領域911に表示される複数種(本実施形態では七種)識別図柄70(図2参照)の組み合わせによって報知される。本実施形態では、「1」〜「7」の数字を含む三つの識別図柄70群(左の識別図柄70群・中の識別図柄70群・右の識別図柄70群)が変動表示される。各識別図柄70群は、ある当否判定結果を報知する演出の開始と同時に変動を開始し、大当たりに当選している場合には識別図柄70は最終的に所定の組み合わせで停止する。当該所定の組み合わせとしては、同じ識別図柄70の三つ揃いが例示できる。はずれである場合には識別図柄70は大当たりとなる組み合わせ以外の組み合わせで停止する。
公知の遊技機と同様に、ある当否判定結果を報知するに際し、種々の演出が実行される。遊技者は、実行される演出により、当否判定結果が大当たりとなる蓋然性が高いのかどうかを予測等しつつ、遊技を楽しむことになる。本実施形態にかかる遊技機1では、実行される演出として、所定条件の成立を契機として実行される特定演出10が設定されている。
特定演出10として設定される演出として複数種の演出が設定されている。上述したように、特定演出10は、所定条件の成立を契機として複数種のうちのいずれかが実行される演出であって、異なる種類のものが同時に発生することはない。つまり、実行される契機となる条件が同じとなる演出であるから、ある種の特定演出10と、別の種類の特定演出10が同時に発生することは、特殊な演出態様を設定した場合を除いて基本的には存在しない。
特定演出10として設定される演出の具体的な態様はどのようなものであってもよい。ただし、各特定演出10は、同系統の演出であって基本的な態様が共通していることが好ましい。つまり、演出を構成する少なくとも一部の要素が各演出において共通していることが好ましい。本実施形態における特定演出10は、対象の当否判定結果が大当たりとなる蓋然性(以下、信頼度と称することもある)の高低を示すコメントを表示領域に表示するコメント演出である。つまり、当否判定結果を示唆する「コメント」が表示されるという点において共通する要素を有する。なお、「コメント」が表示されるまでの演出の流れはどのようなものであってもよい。いきなり「コメント」が表示されるような構成としてもよいし、本実施形態のように各コメントが選択肢として提示された(図3(a)参照)上で、いずれかのコメントが選択されたかのような流れの演出(例えば、各コメントが選択肢として表示されるルーレット演出)としてもよい。いずれにせよ、本実施形態における特定演出10は、信頼度を示唆するコメントを表示することを含むものである。
特定演出10として設定される複数種の演出は、少なくとも、第一特定演出11と第二特定演出12に区分けされる。本実施形態では、特定演出10の結末の内容(コメントの内容)に基づき第一特定演出11と第二特定演出12に区分けされる。第一特定演出11として区分けされる演出は一種のみであってもよいし、複数種であってもよい。同様に、第二特定演出12として区分けされる演出は一種のみであってもよいし、複数種であってもよい。本実施形態では、コメントの内容が異なる特定演出10が四種類設定されている。具体的には、特定演出10を構成するコメントとして「残念」「?」「チャンス」「激熱」の四種類が設定されている(図3(b)参照)。信頼度は、「残念」「?」「チャンス」「激熱」の順で高くなるように(「残念」が最も低く、「激熱」が最も高い)設定されている。そして、「チャンス」と「激熱」の二種類が第一特定演出11として、「残念」「?」の二種類が第二特定演出12として設定されている(図3(b)参照)。つまり、第二特定演出12は、発生したときの信頼度が第一特定演出11に比べて低いものである。なお、ここでいう信頼度とは、それぞれの演出が単独で発生したときの信頼度をいうものとし、後述する好機演出20とともに発生した場合の信頼度ではない。
また、本実施形態にかかる遊技機1は、好機演出20を実行することが可能である。好機演出20は、それが発生した場合の方が、発生しなかった場合に比して大当たりとなる蓋然性(信頼度)が高まるいわゆるチャンスアップ演出である。好機演出20それ自体の具体的な態様はどのようなものであってもよい。一種のみの好機演出20が設定されていてもよいし、複数種の好機演出20が設定されていてもよい。本実施形態では、所定の演出画像20aが表示され、当該演出画像20aが大きく拡大された場合を好機演出20(図4(a)参照)と、当該拡大が実現しなかった場合を失敗演出21(図4(b)参照)としている。つまり、導入部分が同じであるが結末が異なる演出のうち、遊技者にとって有利な結末となる演出を好機演出20とし、遊技者にとって不利な結末となる演出を失敗演出21としている。好機演出20が発生した場合の方が、失敗演出21が発生した場合よりも信頼度が高くなる。なお、かかる失敗演出21のように、好機演出20と相反する演出が設定されていなくてもよい。また、好機演出20として設定された演出は、一種類のみであってもよいし複数種であってもよい。
上述した特定演出10は、基本的には当否判定結果を踏まえて実行される演出の種類が決定される。しかし、好機演出20が発生することが決定されたとき、それを踏まえて実行する特定演出10の種類が決定される場合がある。以下では、かかる場合の制御について説明する。
ある当否判定結果を報知するに際し、好機演出20が発生することが決定され、かつ、特定演出10が実行されることが決定された場合には、実行する特定演出10は第二特定演出12に限定する。つまり、第一特定演出11を実行せず、強制的に第二特定演出12を実行することを決定する。
上述したように、好機演出20は、当否判定結果が大当たりとなる蓋然性が高まったことを示す演出である。一方、第二特定演出12は、第一特定演出11に比して当否判定結果が大当たりとなる蓋然性が低いものである。つまり、本実施形態では、遊技者にとって喜ばしい好機演出20が発生する場合(図5(a))に、強制的に遊技者にとって喜ばしくない演出である第二特定演出12が発生する(図5(b))ようにする。このように、当否判定結果が大当たりとなる期待を高めるチャンスアップ演出である好機演出20が発生する場合に、意図的に第二特定演出12を発生させることで、いわゆる信頼度が低い第二特定演出12が発生しても当たりへの当選がもてるという趣向性の高い遊技性を実現することが可能である。
また、本実施形態では、先に好機演出20が実行され、それが完了した後第二特定演出12が実行される(図5参照)。このように、信頼度が高まる好機演出20の後、信頼度が低い第二特定演出12が発生するようにし、その後当否判定結果が大当たりとなる場合があるようにすれば、好機演出20の後発生した信頼度が低い第二特定演出12を遊技者に印象付けること(信頼度が低い第二特定演出12が発生した場合であっても大当たりとなる場合があるということを遊技者に印象付けること)が可能である。ただし、先に第二特定演出12が実行され、それが完了した後好機演出20が実行されるように構成することを否定するわけではない。また、好機演出20と第二特定演出12が同時期に進行していくように構成することを否定するわけではない。
なお、このように、好機演出20が実行されることを理由として、強制的に第二特定演出12が実行される場合以外においては、従来一般的な遊技機と同様に、当否判定結果を踏まえた抽選により、好機演出20が実行されるか否かや、特定演出10が実行されるか否か(実行される場合には実行される特定演出10の種類)が決定されることになる。
以下、上記実施形態にかかる遊技機1を、具体化、変形、改良等した具体例について説明する。なお、以下で説明する各例を組み合わせて適用した構成としてもよい。
・第一具体例
好機演出20が実行されることを理由として、強制的に第二特定演出12が実行される場合、当該第二特定演出12は、好機演出20によって埋めることができない演出用の尺を埋める演出として実行される。具体的には以下の通りである。
図6に示すように、当否判定結果を報知する演出の開始時点、すなわち識別図柄70が変動を開始する時点(以下、変動開始時点と称することもある)から、所定時点に到達するまでの時間をT1とする。ここで、所定時点とは、いわゆるリーチ状態(一つの識別図柄70群を除いて変動が停止した状態であって、未だ大当たりとなる可能性が残されている状態をいう)またはリーチ状態とならずにはずれであることの報知が完了した状態(いわゆるどはずれ状態)に到達した時点のことをいうものとする。なお、本実施形態では、好機演出20が実行される場合、リーチ状態となることが確定するから、上記時間T1は変動開始時点からリーチ状態となるまでの時間であるということができる。当該変動開始時点から所定時点までの時間は、いわゆるスーパーリーチ演出等が実行される時間を除いた、総変動時間(変動開始時点から当否判定結果の報知完了時点までの時間)であるということもできる。
好機演出20および特定演出10は、変動開始時点から所定時点までの間に実行される演出として設定されている。しかし、本実施形態にかかる遊技機1は、公知の遊技機と同様に、上記時間T1は、遊技状況に応じて種々変化する。記憶手段に記憶されている保留情報の数が多ければ多いほど上記T1が短くなるように設定することが例示できる。また、別の構成としては、記憶手段に記憶される保留情報の数が最大数(本実施形態では四つ)であれば、それ以外の場合(本実施形態では一つ〜三つ)よりも上記T1が短くなるように設定することが例示できる。
好機演出20が発生する場合、上記T1から好機演出20を実行するのに必要な時間T2を差し引いた残り時間Trが所定時間以上である場合に限り、第二特定演出12が実行されるように、または実行される可能性があるようにする。一方、残り時間Trが所定時間未満である場合には、第二特定演出12が実行されることはない。なお、当該所定時間は、第二特定演出12を実行するのに必要な時間であるということもできる。
このように第二特定演出12は、変動開始時点から所定時点までに到達するまでの時間T1のうち、好機演出20によって埋めることができない時間が存在する場合に、当該時間を利用して実行される。つまり、好機演出20と相反する第二特定演出12を発生させることで遊技の趣向性を向上させつつ、何も演出が発生しない時間が発生するのを防止することが可能となる。
・第二具体例
第二特定演出12は、ある一つの当否判定結果を報知する一連の演出(一変動時)において、好機演出20とともに発生することもあれば、好機演出20が発生しないときに発生することもあるように設定する。そして、第二特定演出12が好機演出20とともに発生した場合の方が、好機演出20が発生せずに第二特定演出12が発生した場合よりも、対象の当否判定結果が当たりとなる蓋然性が高くなるようにする(図7(a)参照)。
このような構成とすれば、第二特定演出12は、基本的にはいわゆる信頼度が低い演出であるということを遊技者に対し印象付けることが可能となる。つまり、好機演出20が発生せずに第二特定演出12が発生した場合、その信頼度が低く、当否判定結果がはずれとなるケースが多くなるから、遊技者には第二特定演出12は信頼度が低い演出であるように感じる。このような印象付けにより、チャンスアップ演出である好機演出20が発生したにも拘わらず、信頼度が低い第二特定演出12が発生して残念に感じていたところ、大当たりとなるケースが発生した場合の遊技者の喜びを大きなものとすることが可能となる(第二特定演出12を信頼度が低い演出であると印象付けた方が、このようなケースが発生した場合の喜びが大きい)。
なお、好機演出20のみが発生した場合の信頼度は、好機演出20と第二特定演出12が発生した場合の信頼度と同じかそれ以上に設定することが好ましい。好機演出20それ自体は、第二特定演出12が発生したか否かに拘わらず、一定程度大当たりに期待がもてる演出として設定されていることが好ましい。
・第三具体例
一または複数種の第二特定演出12の少なくとも一種は、ある一つの当否判定結果を報知する一連の演出において、好機演出20の非発生時に発生したときには、対象の当否判定結果がはずれとなることが確定するもの(大当たりとなる蓋然性が0%であるもの)とする一方、好機演出20の発生時に発生したときには、対象の当否判定結果が大当たりとなる可能性があるように設定する(図7(b)参照)。例えば、上記実施形態に沿っていえば、第二特定演出12の一つである「残念」の表示を行う演出について、このような設定とする。つまり、基本的には、当否判定結果がはずれとなることが確定することを示す演出であるものの、その例外として、好機演出20の発生時に発生したときを設定する。なお、このような構成とする場合、好機演出20が発生した場合に強制的に発生させる第二特定演出12は、「残念」の表示を行うもの、すなわち好機演出20の非発生時に発生したときにはずれとなることが確定するものに限定する(「?」を表示する第二特定演出12は、好機演出20の発生時に強制的に発生させる第二特定演出12として設定しない)ことが好ましい。
このような構成とすれば、第二特定演出12のうちの少なくとも一種は、基本的にははずれとなることを示す演出であるということを遊技者に対し印象付けることが可能となる。つまり、好機演出20が発生せずに第二特定演出12が発生した場合、当否判定結果が必ずはずれとなるから、遊技者には第二特定演出12ははずれとなることを示す演出であるように感じる。このような印象付けにより、チャンスアップ演出である好機演出20が発生したにも拘わらず、はずれであることを示す第二特定演出12が発生して残念に感じていたところ、大当たりとなるケースが発生した場合の遊技者の喜びを大きなものとすることが可能となる(第二特定演出12をはずれとなることを示す演出であると印象付けた方が、このようなケースが発生した場合の喜びが大きい)。
以上、本発明の一実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
上記実施形態にかかる遊技機は、いわゆるぱちんこ遊技機であるが、回動式遊技機等、その他の遊技機にも同様の技術思想が適用可能である。
1 遊技機
10 特定演出
11 第一特定演出
12 第二特定演出
20 好機演出
91 表示装置
911 表示領域

Claims (5)

  1. 所定条件の成立を契機として実行される特定演出を、一または複数種の第一特定演出および当該第一特定演出よりも発生したときに当否判定結果が当たりとなる蓋然性が低い一または複数種の第二特定演出を含む演出群から選択し実行する特定演出実行手段を備え、
    前記特定演出実行手段は、発生することで当否判定結果が当たりとなる蓋然性が高まる一または複数種の好機演出のいずれかが発生することが決定され、併せて前記特定演出を実行することが決定されたとき、実行する前記特定演出として一または複数種の前記第二特定演出から選択することを特徴とする遊技機。
  2. 前記好機演出の後、一または複数種の前記第二特定演出のうちのいずれかが発生するように設定されることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 当否判定結果を報知する演出の開始から所定時点までの時間T1から、前記好機演出を実行するために必要な時間T2を引いた残り時間Trが所定時間以上である場合に、一または複数種の前記第二特定演出のうちのいずれかが発生する可能性があることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記第二特定演出は、前記好機演出とともに発生したときの方が、前記好機演出の非発生時に発生したときよりも対象の当否判定結果が当たりとなる蓋然性が高いことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の遊技機。
  5. 前記一または複数種の第二特定演出の少なくとも一種は、
    前記好機演出の非発生時に発生したときには、対象の当否判定結果がはずれとなることが確定するものである一方、
    前記好機演出の発生時に発生したときには、対象の当否判定結果が当たりとなる可能性があるものである
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の遊技機。
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