JP2018060722A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】コネクタハウジングの金型形状が複雑になるのを防止して製造コストを低減すると共に、大型化を招くことなく、一対の端子金具の短絡解除を良好に行うことができるコネクタを提供すること。
【解決手段】コネクタ1は、2つのオス端子31を収容する端子収容室15を有するオスハウジング11と、2つのオス端子31を互いに電気的に接続するショート端子41と、を備え、嵌合された相手側コネクタによりショート端子41による2つのオス端子31の電気的な接続が解除される。ショート端子41の短絡用接触片46の前端に設けられた当て部47がオスハウジング本体部13の前面17から突出しており、前面17に対向する相手側コネクタの前面が当て部47を押圧して短絡用接触片46をコネクタ後方へ撓ませることで、2つのオス端子31の短絡解除が行われる。
【選択図】図3

Description

本発明は、一対の端子を短絡可能にするショート端子を備えたコネクタに関する。
例えば、エアバッグ用のインフレータへの回路接続に使用されるコネクタは、通常、雌雄コネクタハウジングの嵌合接続時に静電気によってインフレータが誤作動することを防止するために、ショート端子及び短絡解除部材を備えた構成になっている(例えば、特許文献1参照)。短絡金具(ショート端子)は、雌雄コネクタハウジングの嵌合接続が完了するまでは、インフレータに接続する2極間に電位差が生じないように、インフレータに接続する2極間を短絡接続する。また、絶縁片(短絡解除部材)は、雌雄コネクタハウジング相互の嵌合接続が完了したときに、絶縁片が短絡金具の弾性アームを押し上げて2極間の短絡を解除する。
また、例えば、特許文献2に開示されたコネクタの場合、一方のコネクタハウジングに設けられたショート端子の先端に斜め方向に延出する形態の受け片が形成され、一対のコネクタハウジングの嵌合過程で受け片を他方のコネクタハウジングの側壁部に向かって変位させてショート端子を端子金具から離間する方向へ弾性撓みさせる押動部が他方のコネクタハウジングに設けられている。
特開2002−305057号公報 特開2003−36944号公報
しかしながら、上記特許文献1のコネクタの場合、短絡金具が設けられたコネクタハウジングには絶縁片が挿入される挿入口を設け、相手側のコネクタには絶縁片を突設しなければならず、雌雄コネクタハウジングの金型形状が複雑になって製造コストが嵩むという問題がある。
また、上記特許文献1のコネクタの場合、ショート端子の受け片を他方のコネクタハウジングの側壁部(側方)に向かって変位させなければならず、一方のコネクタハウジングの側壁部には変位させられた受け片との干渉を回避する逃がし部(隙間)を設けなければならないので、コネクタの大型化を招くという問題がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、コネクタハウジングの金型形状が複雑になるのを防止して製造コストを低減すると共に、大型化を招くことなく、一対の端子金具の短絡解除を良好に行うことができるコネクタを提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係るコネクタは、下記(1)〜(5)を特徴としている。
(1) 少なくとも2つの端子金具と、前記端子金具を収容する端子収容室を有するコネクタハウジングと、2つの前記端子金具を互いに電気的に接続するショート端子と、を備え、嵌合された相手側コネクタにより前記ショート端子による2つの前記端子金具の電気的な接続が解除されるコネクタであって、
前記ショート端子の短絡用接触片の前端に設けられた当て部が前記コネクタハウジングの前面から突出しており、
前記コネクタハウジングの前面に対向する前記相手側コネクタの前面が前記当て部を押圧して前記短絡用接触片をコネクタ後方へ撓ませることで、2つの前記端子金具の短絡解除が行われることを特徴とするコネクタ。
(2) 嵌合された前記相手側コネクタの前面によりコネクタ後方へ撓ませられた前記短絡用接触片は、前記端子収容室に形成されて前記短絡用接触片に当接可能な突起部に接触して前記端子金具と離れる位置に変位されることで、前記端子金具に対する前記短絡用接触片の接触が解除されることを特徴とする上記(1)に記載のコネクタ。
(3) 前記端子金具の端子箱部側に突出して該端子箱部に接触する接点部を有する前記短絡用接触片は、嵌合された前記相手側コネクタの前面によりコネクタ後方へ撓ませられることにより、前記接点部が前記端子箱部と離れる位置に変位されて前記端子箱部に対する接触が解除されることを特徴とする上記(1)に記載のコネクタ。
(4) 前記端子金具の端子箱部側に突出して該端子箱部に接触する接点部を有する前記短絡用接触片は、嵌合された前記相手側コネクタの前面によりコネクタ後方へ撓ませられることにより、前記接点部が前記端子箱部に形成された非接触用凹部に変位されて前記端子箱部に対する接触が解除されることを特徴とする上記(1)に記載のコネクタ。
(5) 前記ショート端子は、一方の前記端子金具に電気的に接続された第1ショート端子と、他方の前記端子金具に電気的に接続された第2ショート端子とを有し、前記第1ショート端子の接点部と前記第2ショート端子の接点部とが接触することにより電気的に接続されると共に、前記第1ショート端子の短絡用接触片の前端に設けられた当て部が前記コネクタハウジングの前面から突出しており、
前記コネクタハウジングの前面に対向する前記相手側コネクタの前面が前記当て部を押圧して前記短絡用接触片をコネクタ後方へ撓ませることで、前記第1ショート端子の接点部が前記前記第2ショート端子の接点部と離れる位置に変位されて2つの前記端子金具の短絡解除が行われることを特徴とする上記(1)に記載のコネクタ。
上記(1)の構成のコネクタでは、相手側コネクタとの嵌合時に、コネクタハウジングの前面から突出するショート端子の短絡用接触片における当て部が、相手側コネクタの前面により押圧されることにより、ショート端子の短絡用接触片がコネクタ後方へ撓ませられ、2つの端子金具の短絡解除が行われる。
そこで、相手側コネクタの前面には短絡解除部材を設ける必要がなく、コネクタハウジングには短絡解除部材が挿入される挿入口を設ける必要がない。従って、両コネクタのハウジングの金型形状が複雑になるのを防止して製造コストを低減することができる。
また、ショート端子の短絡用接触片がコネクタハウジングの側方へ向って大きく変位させられることがなく、短絡用接触片との干渉を避けるために、コネクタハウジングの側壁部には変位させられた短絡用接触片との干渉を回避する逃がし部(隙間)を設ける必要がなくなるので、コネクタの大型化を招くことがない。
上記(2)の構成のコネクタでは、コネクタ後方へ撓ませられた短絡用接触片が、端子収容室に形成されて短絡用接触片に当接可能な突起部(端子金具の前方位置決めする端子位置決め部など)に接触して端子金具と離れる位置に変位されるので、端子金具の短絡解除がより確実に行われる。
上記(3)の構成のコネクタでは、コネクタ後方へ撓ませられた短絡用接触片は、端子箱部側に突出する接点部が端子箱部と離れる位置に変位されて端子箱部に対する接触が解除されるので、2つの端子金具の電気的な接続及び短絡解除がより円滑に行われる。
上記(4)の構成のコネクタでは、コネクタ後方へ撓ませられた短絡用接触片は、端子箱部側に突出する接点部が端子箱部に形成された非接触用凹部に変位されるので、2つの端子金具の電気的な接続及び短絡解除がより円滑、かつ確実に行われる。
上記(5)の構成のコネクタでは、相手側コネクタとの嵌合時に、コネクタハウジングの前面から突出する第1ショート端子の短絡用接触片における当て部が、相手側コネクタの前面により押圧されることにより、第1ショート端子の接点部が第2ショート端子の接点部と離れる位置に変位されて、2つの端子金具の短絡解除が行われる。
そこで、上記構成のショート端子は、相手側コネクタとの嵌合ストロークに応じて第1ショート端子の接点部と第2ショート端子の接点部を離間させることができる。従って、上記構成のコネクタは、2つの端子金具の短絡解除をより確実に行うことができ、構造上の設計自由度が高い。
本発明によれば、コネクタハウジングの金型形状が複雑になるのを防止して製造コストを低減すると共に、大型化を招くことなく、一対の端子金具の短絡解除を良好に行うことができるコネクタを提供できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本発明の第1実施形態に係るコネクタの斜視図である。 図2は、図1に示したコネクタに嵌合される相手側コネクタの斜視図である。 図3は、図1に示したコネクタのA−A断面図である。 図4は、図1に示したコネクタにおける端子金具の斜視図である。 図5は、本第1実施形態のコネクタに用いられるショート端子の斜視図である。 図6は、図5に示したショート端子が装着されたフロントホルダーの斜視図である。 図7は、図2に示した相手側コネクタのB−B断面図である。 図8は、本第1実施形態に係るコネクタの相手側コネクタへの嵌合初期状態における縦断面図及び要部拡大図である。 図9は、本第1実施形態に係るコネクタの相手側コネクタへの嵌合完了状態における縦断面図及び要部拡大図である。 図10は、本発明の第2実施形態に係るコネクタに用いられるショート端子の斜視図である。 図11は、本発明の第3実施形態に係るコネクタに用いられるショート端子の斜視図である。 図12の(a)は図10に示したショート端子を用いたコネクタの要部拡大図、図12の(b)は図10に示したショート端子を用いたコネクタの相手側コネクタへの嵌合完了状態における要部拡大断面図である。 図13の(a)は図11に示したショート端子を用いたコネクタの要部拡大図、図13の(b)は図11に示したショート端子を用いたコネクタの相手側コネクタへの嵌合完了状態における要部拡大断面図である。 図14は、図13に示したコネクタにおける端子金具の斜視図である。 図15は本発明の第4実施形態に係るコネクタに用いられるショート端子の斜視図である。 図16は図15に示したショート端子の短絡解除状態における斜視図である。
以下、本発明に係る実施の形態の例を、図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1及び図2は、本発明の第1実施形態に係るコネクタ1及び相手側コネクタ5の斜視図である。図3は、図1に示したコネクタ1のA−A断面図である。図4は、図2に示した相手側コネクタ5のB−B断面図である。
図1及び図3に示すように、本第1実施形態に係るコネクタ1は、一対のオス端子(端子金具)31と、一対のオス端子31を収容する端子収容室15を有するコネクタハウジングであるオスハウジング11と、一対のオス端子31を互いに電気的に接続するショート端子41とを備えている。
オス端子31は、図4に示すように、例えば、銅または銅合金などの導電性の金属板を所定形状に打ち抜いたものに曲げ加工等を施すことにより、前後方向に細長い形状に作製される。オス端子31の先端側には、タブ状の電気接続部32が形成されており、後端側には、図示しない電線が圧着接続される圧着部33が形成されており、電気接続部32と圧着部33の間には、矩形筒状の端子箱部35が形成されている。
圧着部33は、導体の周囲を外被で覆った電線の端部が圧着されて導通接続される。圧着部33は、導体加締め部33aと、被覆加締め部33bとを有している。導体加締め部33aは、外被から露出された導体に加締められ、被覆加締め部33bは、外被に加締められる。
オスハウジング11は、電気絶縁性の合成樹脂から成形されたもので、その先端側が嵌合凹部12とされている。オスハウジング11は、オスハウジング本体部13と、これを取り囲む長円筒状のフード部18とから構成される。オスハウジング本体部13には、一対のオス端子31をそれぞれに収容する端子収容室15が形成されている。
一対の端子収容室15は、相手側コネクタ5との嵌合方向に沿って形成されており、オスハウジング11の幅方向に並設されている。各端子収容室15は、オスハウジング本体部13の先端側に開口部14を有している。この開口部14を画成する周壁の内、オス端子31における電気接続部32の上面34に対向する壁部は、他の壁部よりも後方側に形成され、端子収容室15の後方から挿入されたオス端子31における端子箱部35の前部に当接してオス端子31の前方位置決めする端子位置決め部20とされている。また、端子位置決め部20は、後述するショート端子41の短絡用接触片46の後方側から当接可能な突起部としての機能も有する。
オスハウジング本体部13のそれぞれの端子収容室15は、一側面から端子収容室15の内方へ突出する可撓係止片であるオス端子用ランス19を有している。オス端子用ランス19は、前方へ延出する片持ち梁状に形成されており、その先端側が端子収容室15内へ入り込んでいる。また、オス端子用ランス19の端子収容室15と反対側には、オス端子用ランス19がオス端子31の端子箱部35によって下方へ押圧されて撓めるように可撓空間15aが設けられている。そして、オス端子31は、端子箱部35の後端部36がオス端子用ランス19によって係止されて抜け止めがなされる。
オス端子31のタブ状の電気接続部32は、端子収容室15の開口部14から前方に突出し、フード部18内に臨んでおり、相手側コネクタ5のメス端子61と接続可能とされている。このフード部18の内壁には、長手方向に沿って凸条16が形成され、この凸条16にメスハウジング51に設けられたガイド溝58が係合されて、メスハウジング51の嵌合を案内するように構成されている。
フード部18の外周面上下の中央には、ロック突起63が突設され、ロック突起63は相手側コネクタ5の上下部に形成した一対のロックアーム65のロック係止部65aと係合する。
フード部18の奥に位置するオスハウジング本体部13の外周壁とフード部18の内周壁との間には、ショート端子41が装着されたフロントホルダー21に嵌装されている。フロントホルダー21に装着されたショート端子41は、一対の端子収容室15にそれぞれ収容されたオス端子31に隣接して配設され、電気接続部32を互いに電気的に接続して一対のオス端子31間を短絡接続する。
ショート端子41は、金属板のプレス成形により形成された端子であり、図5に示すように、矩形状の端子本体42と、該端子本体42の両側に配設されて後端(図5中、右端)から延出する2つの短絡用接触片46と、を備えている。
端子本体42は、左右の側縁に突設された被支持部45と、中央の後端側に穿設された係止孔44とを備えている。
短絡用接触片46は、図1及び図3に示すように、端子本体42の後端からU字状に折り返され、オス端子31の電気接続部32側に斜めに延出して、オスハウジング本体部13の前面17から前端が突出する形状に成形されている。
また、オス端子31の電気接続部32に接触する短絡用接触片46の自由端部には、オス端子31側に凸の折り曲げ部48が屈曲形成され、オスハウジング本体部13の前面17から突出する短絡用接触片46の前端には、当て部47が折り曲げ形成されている。
フロントホルダー21は、電気絶縁性の合成樹脂から成形されたもので、図6に示すように、ショート端子41の端子本体42が載置される支持板部23と、支持板部23の上面に対向配置された上壁部25とを有し、これらの左右端側を連結して枠体形状に成形されている。
支持板部23の左右両側には、互いに対向する支持溝22が設けられており、端子本体42の左右側縁に突設された被支持部45を板厚方向に挟持する。また、支持板部23の中央部には、後方端から前方へ延出するロックアーム24が設けられており、端子本体42の係止孔44を係止する。そこで、左右側縁の被支持部45が支持溝22に案内されながら支持板部23の上面に沿って前方から挿入されるショート端子41の端子本体42は、所定位置に達すると、ロックアーム24により係止孔44が係止されて抜け止めされる。
また、フロントホルダー21の支持板部23の後方には、それぞれの端子収容室15に応じて一対のランス規制部27が設けられている。ランス規制部27は、フロントホルダー21がオスハウジング本体部13に嵌装されると、可撓空間15a(図3参照)に挿入される。可撓空間15aに挿入されたランス規制部27は、端子収容室15にオス端子31を固定しているオス端子用ランス19の係止解除方向の移動を規制し、オス端子31の固定をより確実とする。なお、このフロントホルダー21は、図示しない係止構造によって、オス端子用ランス19の係止解除方向の移動を許容する仮係止位置と、係止解除方向の移動を規制する本係止位置とを採りえるように、オスハウジング本体部13に固定される。
そして、フロントホルダー21がオスハウジング本体部13に嵌装されると、フロントホルダー21に装着されたショート端子41は、オス端子31の上面側(図3の下側)に隣接して配置される。この状態では、ショート端子41の各短絡用接触片46が、オスハウジング本体部13の端子位置決め部20よりも前側に配置されており、折り曲げ部48が電気接続部32の上面34に接触し、短絡用接触片46における前端の当て部47がオスハウジング本体部13の前面17から突出する。従って、ショート端子41は、2つのオス端子31を互いに電気的に接続して短絡状態とする。
次に、コネクタ1に嵌合される相手側コネクタ5について説明する。
図2及び図7に示すように、相手側コネクタ5は、一対のメス端子61と、これらメス端子61を収容する一対の端子収容室59を有する相手側コネクタハウジングであるメスハウジング51と、メスハウジング51をオスハウジング11に嵌合した際に離脱を規制する一対のロックアーム65を有するロック用ハウジング53とを備えている。
メス端子61は、例えば、銅または銅合金などの導電性の金属板を所定形状に打ち抜いたものに曲げ加工等を施すことにより、前後方向に細長い形状に作製される。メス端子61の先端側には、角筒状の電気接続部69が形成されており、後端側には、図示しない電線が圧着接続される圧着部70が形成されている。
メスハウジング51は、ハウジング本体52とフロントホルダー55との2部品に分割した構成とされ、それぞれを別体として成形後、組付けて一対の端子収容室59を画成するようにしたものである。一対の端子収容室59は、コネクタ1との嵌合方向に沿って形成され、メスハウジング51の幅方向に並設される。
図7に示すように、電気絶縁性の合成樹脂により成形されたフロントホルダー55には、メスハウジング51をオスハウジング11に嵌合させる際にフード部18の凸条16に係合されて案内されるガイド溝58と、オス端子31のタブ状の電気接続部32が挿入される一対の端子挿入口56を有する前壁57と、メス端子61を係止して抜け止めするため端子収容室59の内方へ突出する可撓係止片であるメス端子用ランス60とが形成されている。
ハウジング本体52は、その前端部に切欠き部が形成されるように、電気絶縁性の合成樹脂を射出成形して形成されている。このハウジング本体52の切欠き部に、フロントホルダー55が組み付けられ、オスハウジング11の嵌合凹部12に嵌合される嵌合部66を構成している。
また、ハウジング本体52は、オスハウジング11のフード部18の外周面を囲むフード部64を有し、オスハウジング11のフード部18の内周面に対向する嵌合部66の外周面には、防水パッキン62が装着されている。そこで、コネクタ嵌合されたオスハウジング11の嵌合凹部12とメスハウジング51の嵌合部66との間が液密にシールされる。
ロック用ハウジング53は、電気絶縁性の合成樹脂から成形されたもので、ハウジング本体52の外周囲を囲むように装着される。ロック用ハウジング53の上下部に形成した一対のロックアーム65は、コネクタ嵌合方向に沿って前方に延出された先端部のロック係止部65aがオスハウジング11のロック突起63と係合することで、嵌合されたコネクタ1と相手側コネクタ5との離脱を規制する。嵌合ロックの解除は、ロックアーム65の後方の解除操作部67を押下することにより、ロック係止部65aをロック突起63から離反させて嵌合ロックを解除する。
次に、コネクタ1を相手側コネクタ5に嵌合する場合について説明する。
図8及び図9は、コネクタ1の相手側コネクタ5への嵌合初期状態及び嵌合完了状態における縦断面図及び要部拡大図である。
先ず、コネクタ1を相手側コネクタ5に嵌合すべく、コネクタ1のオスハウジング11の先端を相手側コネクタ5のメスハウジング51の先端に向けて近接させる。そして、図8に示すように、メスハウジング51の嵌合部66を、オスハウジング11の嵌合凹部12に挿し込む。すると、オスハウジング11のガイド突条16が、メスハウジング51のガイド溝58に入り込み、相手側コネクタ5に対してコネクタ1が嵌合方向へガイドされる。
この状態で、メスハウジング51が、オスハウジング11へ挿し込まれると、図9に示すように、オスハウジング11のオス端子31がメスハウジング51の先端側の端子挿入口56からメス端子61の電気接続部69に挿し込まれ、メス端子61とオス端子31とが電気的に接続される。
このとき、オスハウジング11の前面であるオスハウジング本体部13の前面17から突出するショート端子41の短絡用接触片46における当て部47が、相手側コネクタ5の前面であるフロントホルダー55の前壁57により押圧されることにより、ショート端子41の短絡用接触片46がコネクタ後方(図9中、右方)へ撓ませられ、2つのオス端子31の短絡解除が行われる。
即ち、オス端子31の電気接続部32側に斜めに延出された短絡用接触片46の前端に設けられた当て部47がコネクタ後方へ押圧されることにより、短絡用接触片46のU字状に折り返された部分が後方へ弾性変形され、短絡用接触片46の自由端部が端子本体42側へ変位される。そこで、短絡用接触片46の自由端部に屈曲形成された折り曲げ部48が電気接続部32の上面34から離間し、非導通状態とされる。そこで、ショート端子41による隣接する2つのオス端子31間の短絡が解除される。
コネクタ1と相手側コネクタ5の嵌合解除時には、相手側コネクタ5の前壁57による押圧が解除されることにより、ショート端子41の短絡用接触片46が弾性復帰し、短絡用接触片46の折り曲げ部48が電気接続部32の上面34に接触する。その結果、ショート端子41が再び2つのオス端子31に接触して短絡接続する。
以上、説明したように、本第1実施形態のコネクタ1によれば、相手側コネクタ5におけるメスハウジング51の前面(フロントホルダー55の前壁57)には短絡解除部材を突設する必要がなく、コネクタ1におけるオスハウジング11のオスハウジング本体部13には短絡解除部材が挿入される挿入口を設ける必要がない。従って、オスハウジング11及びメスハウジング51の金型形状が複雑になるのを防止して製造コストを低減することができる。
また、ショート端子41の短絡用接触片46がオスハウジング11の側方へ向って大きく変位させられることがなく、短絡用接触片46との干渉を避けるために、オスハウジング11の側壁部には変位させられた短絡用接触片46との干渉を回避する逃がし部(隙間)を設ける必要がなくなるので、コネクタ1の大型化を招くことがない。
更に、本第1実施形態のコネクタ1では、コネクタ後方へ撓ませられた短絡用接触片46が、端子収容室15に形成されて短絡用接触片46に当接可能な端子位置決め部20に接触してオス端子31と離れる位置に変位されるので、2つのオス端子31間の短絡解除がより確実に行われる。
(第2実施形態)
図10は、本発明の第2実施形態に係るコネクタ1Aに用いられるショート端子71の斜視図である。図12の(a)は、図10に示したショート端子71を用いたコネクタ1Aの要部拡大図、図12の(b)は図10に示したショート端子71を用いたコネクタ1Aの相手側コネクタ5への嵌合完了状態における要部拡大断面図である。なお、上記第1実施形態に係るコネクタ1と同様の構成部材については、同符号を付して詳細な説明を省略する。
図10に示すように、ショート端子71は、金属板のプレス成形により形成された端子であり、矩形状の端子本体72と、該端子本体72の両側に配設されて後端(図10中、右端)から延出する2つの短絡用接触片76と、を備えている。
端子本体72は、左右の側縁に突設された被支持部75と、中央の後端側に穿設された係止孔74とを備えている。
短絡用接触片76は、図12の(a)に示すように、端子本体72の後端から後斜め上方に延出された後、U字状に折り返されて前方に略水平に延出して、オスハウジング本体部13の前面17から前端が突出する形状に成形されている。
また、オス端子31の端子箱部35に接触する短絡用接触片76には、オス端子31の端子箱部35側に突出する湾曲形状に形成されて該端子箱部35の天面37に接触する接点部78を有する。更に、オスハウジング本体部13の前面17から突出する短絡用接触片76の前端には、当て部77が折り曲げ形成されている。
そして、ショート端子71は、上記第1実施形態のショート端子41と同様に、端子本体72の左右側縁に突設された被支持部75をフロントホルダー21の支持溝22に案内させながら支持板部23の上面に沿って前方から挿入し、ロックアーム24により係止孔74を係止させてフロントホルダー21に装着される。
図12の(a)に示すように、フロントホルダー21がオスハウジング本体部13に嵌装されると、フロントホルダー21に装着されたショート端子71は、オス端子31の上面側(図12の下側)に隣接して配置される。この状態では、ショート端子71の各短絡用接触片76における接点部78が端子箱部35の天面37に接触し、短絡用接触片46における前端の当て部77がオスハウジング本体部13の前面17から突出する。従って、ショート端子71は、2つのオス端子31を互いに電気的に接続して短絡状態とする。
次に、コネクタ1Aを相手側コネクタ5に嵌合する場合について説明する。
図12の(b)に示すように、メスハウジング51が、オスハウジング11へ挿し込まれると、オスハウジング11のオス端子31がメスハウジング51の先端側の端子挿入口56からメス端子61の電気接続部69に挿し込まれ、メス端子61とオス端子31とが電気的に接続される。
このとき、オスコネクタハウジング11の前面であるオスハウジング本体部13の前面17から突出するショート端子71の短絡用接触片76における当て部77が、相手側コネクタ5の前面であるフロントホルダー55の前壁57により押圧されることにより、ショート端子71の短絡用接触片76がコネクタ後方(図12中、右方)へ撓ませられ、2つのオス端子31の短絡解除が行われる。
即ち、短絡用接触片76の前端に設けられた当て部77がコネクタ後方へ押圧されることにより、短絡用接触片76の後斜め上方に延出された後にU字状に折り返された部分が後方へ弾性変形され、短絡用接触片76が端子本体42側へ変位される。そこで、短絡用接触片76に形成された接点部78が端子箱部35の天面37から離間し、非導通状態とされる。そこで、ショート端子71による隣接する2つのオス端子31間の短絡が解除される。
コネクタ1Aと相手側コネクタ5の嵌合解除時には、相手側コネクタ5の前壁57による押圧が解除されることにより、ショート端子71の短絡用接触片76が弾性復帰し、短絡用接触片76の接点部78が端子箱部35の天面37に接触する。その結果、ショート端子71が再び2つのオス端子31に接触して短絡接続する。
以上、説明したように、本第2実施形態のコネクタ1Aによれば、コネクタ後方へ撓ませられた短絡用接触片76は、端子箱部35側に突出する接点部78が端子箱部35と離れる位置に変位されて端子箱部35に対する接触が解除されるので、2つの端子金具31の電気的な接続及び短絡解除がより円滑に行われる。
(第3実施形態)
図11は、本発明の第3実施形態に係るコネクタ1Bに用いられるショート端子81の斜視図である。図13の(a)は、図11に示したショート端子81を用いたコネクタ1Bの要部拡大図、図13の(b)は図11に示したショート端子81を用いたコネクタ1Bの相手側コネクタ5への嵌合完了状態における要部拡大断面図である。図14は、図13に示したコネクタ1Bにおける端子金具31Aの斜視図である。なお、上記第2実施形態に係るコネクタ1と同様の構成部材については、同符号を付して詳細な説明を省略する。
図11に示すように、ショート端子81は、金属板のプレス成形により形成された端子であり、矩形状の端子本体82と、該端子本体82の両側に配設されて前端(図11中、左端)から延出する2つの短絡用接触片86と、を備えている。
端子本体82は、左右の側縁に突設された被支持部85と、中央の後端側に穿設された係止孔84とを備えている。
短絡用接触片86は、図13の(a)に示すように、端子本体82の前端から前斜め上方に延出された後、U字状に折り返されて後方に略水平に延出して、オスハウジング本体部13の前面17から前端が突出する形状に成形されている。
また、オス端子31Aの端子箱部35に接触する短絡用接触片86には、オス端子31Aの端子箱部35側に突出する湾曲形状に形成されて該端子箱部35の天面37に接触する接点部88を有する。更に、オスハウジング本体部13の前面17から突出する短絡用接触片86の前端には、U字状に折り返された屈曲部分が当て部77として形成されている。
そして、ショート端子81は、上記第1実施形態のショート端子41と同様に、端子本体82の左右側縁に突設された被支持部85をフロントホルダー21の支持溝22に案内させながら支持板部23の上面に沿って前方から挿入し、ロックアーム24により係止孔84を係止させてフロントホルダー21に装着される。
図13の(a)に示すように、フロントホルダー21がオスハウジング本体部13に嵌装されると、フロントホルダー21に装着されたショート端子81は、オス端子31Aの上面側(図13の下側)に隣接して配置される。この状態では、ショート端子81の各短絡用接触片86における接点部88が端子箱部35の天面37に接触し、短絡用接触片86における前端の当て部87がオスハウジング本体部13の前面17から突出する。従って、ショート端子81は、2つのオス端子31を互いに電気的に接続して短絡状態とする。
次に、コネクタ1Bを相手側コネクタ5に嵌合する場合について説明する。
図13の(b)に示すように、メスハウジング51が、オスハウジング11へ挿し込まれると、オスハウジング11のオス端子31Aがメスハウジング51の先端側の端子挿入口56からメス端子61の電気接続部69に挿し込まれ、メス端子61とオス端子31Aとが電気的に接続される。
このとき、オスハウジング11の前面であるオスハウジング本体部13の前面17から突出するショート端子81の短絡用接触片86における当て部87が、相手側コネクタ5の前面であるフロントホルダー55の前壁57により押圧されることにより、ショート端子81の短絡用接触片86がコネクタ後方(図13中、右方)へ撓ませられ、2つのオス端子31の短絡解除が行われる。
即ち、短絡用接触片86の前端に設けられた当て部87がコネクタ後方へ押圧されることにより、短絡用接触片86の前斜め上方に延出された後にU字状に折り返された部分が後方へ弾性変形され、端子箱部35側に突出する接点部88も後方へ変位する。ここで、オス端子31Aの端子箱部35の天面37における接点部88との接触部後方には、図14に示すように、非接触用凹部38が形成されている。そこで、接点部88が端子箱部35に形成された非接触用凹部38に対応する位置に変位される。そこで、短絡用接触片86に形成された接点部88が端子箱部35と非接触となり、非導通状態とされる。そこで、ショート端子81による隣接する2つのオス端子31A間の短絡が解除される。
コネクタ1Bと相手側コネクタ5の嵌合解除時には、相手側コネクタ5の前壁57による押圧が解除されることにより、ショート端子81の短絡用接触片86が弾性復帰し、短絡用接触片86の接点部88が端子箱部35の天面37に接触する。その結果、ショート端子81が再び2つのオス端子31Aに接触して短絡接続する。
以上、説明したように、本第3実施形態のコネクタ1Bによれば、コネクタ後方へ撓ませられた短絡用接触片86は、端子箱部35側に突出する接点部88が端子箱部35に形成された非接触用凹部38に変位されるので、2つのオス端子31Aの電気的な接続及び短絡解除がより円滑、かつ確実に行われる。
(第4実施形態)
図15は本発明の第4実施形態に係るコネクタに用いられるショート端子100の斜視図、図16は図15に示したショート端子100の短絡解除状態における斜視図であり、コネクタハウジング及びフロントホルダーを省略して図示している。
図15及び図16に示すように、ショート端子100は、一方(図15中、右方)のオス端子31に電気的に接続された第1ショート端子101と、他方(図15中、左方)のオス端子31に電気的に接続された第2ショート端子91とを有する。
第1ショート端子101は、金属板のプレス成形により形成された端子であり、矩形状の端子本体102と、該端子本体102の両側に折り曲げ形成された対向壁にそれぞれ配設された短絡用接触片109及び端子接触片104と、を備えている。
短絡用接触片109は、端子本体102における他方のオス端子31側の対向壁の後端から後方に延出された後、前方へ折り返されて略水平に延出して、オスハウジング本体部13の前面17から前端が突出する形状に成形されている。オスハウジング本体部13の前面17から突出する短絡用接触片109の前端には、当て部108が折り曲げ形成されている。また、短絡用接触片109における当て部108の後方には、接点部103を構成する湾曲部106と、環状変形部107とが形成されている。
端子接触片104は、端子本体102における一方のオス端子31側の対向壁の後端から後方に略水平に延出して、先端にオス端子31の端子箱部35の天面37に接触する端子接触部105が形成されている。
第2ショート端子91は、金属板のプレス成形により形成された端子であり、矩形状の端子本体92と、該端子本体92の両側に折り曲げ形成された対向壁にそれぞれ配設された短絡用接触片96及び端子接触片94と、を備えている。
短絡用接触片96は、端子本体92における一方のオス端子31側の対向壁の前端から前方に延出された後、第1ショート端子101側に折り曲げ形成されて接点部93が形成されている。
端子接触片94は、端子本体92における一方のオス端子31側と反対側の対向壁の後端から後方に略水平に延出して、先端にオス端子31の端子箱部35の天面37に接触する端子接触部95が形成されている。
そして、第2ショート端子91における接点部93の後面は、第1ショート端子101の接点部103の前面に当接しており、接点部103により接点部93の前方への移動が規制された短絡用接触片109は、環状変形部107の弾性反発力により蓄勢状態とされている。
そして、これら第1ショート端子101及び第2ショート端子91からなるショート端子100は、図示しないフロントホルダーに装着される。フロントホルダーがオスハウジング本体部13に嵌装されると、フロントホルダーに装着されたショート端子100は、オス端子31の上面側(図15の上側)に隣接して配置され、端子接触部95,105が各オス端子31の端子箱部35の天面37に接触させられる。この状態では、第1ショート端子101の短絡用接触片109における接点部103が第2ショート端子91の接点部93に接触し、短絡用接触片109における前端の当て部108がオスハウジング本体部13の前面17から突出する。従って、ショート端子100は、2つのオス端子31を互いに電気的に接続して短絡状態とする。
次に、上記構成のショート端子100を備えたコネクタ1を相手側コネクタ5に嵌合する場合を例に説明する。
メスハウジング51が、オスハウジング11へ挿し込まれると、オスハウジング11のオス端子31がメスハウジング51の先端側の端子挿入口56からメス端子61の電気接続部69に挿し込まれ、メス端子61とオス端子31とが電気的に接続される。
このとき、オスハウジング11の前面であるオスハウジング本体部13の前面17から突出する第1ショート端子101の短絡用接触片109における当て部108が、相手側コネクタ5の前面であるフロントホルダー55の前壁57により押圧されることにより、第1ショート端子101の短絡用接触片109がコネクタ後方(図16中、右方)へ撓ませられ、2つのオス端子31の短絡解除が行われる。
即ち、短絡用接触片109の前端に設けられた当て部108がコネクタ後方へ押圧されることにより、短絡用接触片109の環状変形部107が弾性変形され、接点部103を構成する湾曲部106が端子本体102に近付きながら後方へ変位される。そこで、短絡用接触片109に形成された接点部103が第2ショート端子91の接点部93から離間し、非導通状態とされる。そこで、ショート端子100による隣接する2つのオス端子31間の短絡が解除される。
コネクタ1と相手側コネクタ5の嵌合解除時には、相手側コネクタ5の前壁57による押圧が解除されることにより、第1ショート端子101の短絡用接触片109が弾性復帰し、短絡用接触片109の接点部103が第2ショート端子91の接点部93に接触する。その結果、ショート端子100が再び2つのオス端子31に接触して短絡接続する。
以上、説明したように、本第4実施形態に係るショート端子100を用いたコネクタ1によれば、相手側コネクタ5との嵌合時に、オスハウジング本体部13の前面17から突出する第1ショート端子101の短絡用接触片109における当て部108が、相手側コネクタ5の前面であるフロントホルダー55の前壁57により押圧されることにより、第1ショート端子101の接点部103が第2ショート端子91の接点部93と離れる位置に変位されて、2つのオス端子31の短絡解除が行われる。
そこで、上記構成のショート端子100は、相手側コネクタ5との嵌合ストロークに応じて第1ショート端子101の接点部103と第2ショート端子91の接点部93を離間させることができる。即ち、短絡用接触片109の環状変形部107が十分な弾性変形量を有するので、接点部103を構成する湾曲部106と当て部108との間隔を適宜広げることで、嵌合ストロークに応じて接点部103と接点部93の離間間隔を大きくすることが容易である。従って、上記構成のコネクタは、2つのオス端子31の短絡解除をより確実に行うことができ、構造上の設計自由度が高い。
従って、上記各実施形態のコネクタ1、1A,1Bによれば、オスハウジング11及びメスハウジング51の金型形状が複雑になるのを防止して製造コストを低減すると共に、大型化を招くことなく、一対のオス端子31の短絡解除を良好に行うことができる。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
例えば、上記各実施形態においては、端子金具としてオス端子31を用い、コネクタハウジングとしてオスハウジング11を用いた場合を例に説明したが、本発明の端子金具はメス端子でもよく、コネクタハウジングはメスハウジングでもよい。また、上記各実施形態のショート端子41,71,81,100は、フロントホルダー21に装着されてコネクタハウジングに配置される場合を例に説明したが、コネクタハウジングに直接装着してもよいことは云うまでもない。
ここで、上述した本発明に係るコネクタの実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]〜[5]に簡潔に纏めて列記する。
[1] 少なくとも2つの端子金具(オス端子31,31A)と、前記端子金具を収容する端子収容室(15)を有するコネクタハウジング(オスハウジング11)と、2つの前記端子金具を互いに電気的に接続するショート端子(41,71,81,100)と、を備え、嵌合された相手側コネクタ(5)により前記ショート端子による2つの前記端子金具の電気的な接続が解除されるコネクタであって、
前記ショート端子の短絡用接触片(46,76,86,109)の前端に設けられた当て部(47,77,87,108)が前記コネクタハウジングの前面(オスハウジング本体部13の前面17)から突出しており、
前記コネクタハウジングの前面に対向する前記相手側コネクタの前面(フロントホルダー55の前壁57)が前記当て部を押圧して前記短絡用接触片をコネクタ後方へ撓ませることで、2つの前記端子金具の短絡解除が行われることを特徴とするコネクタ(1,1A,1B)。
[2] 嵌合された前記相手側コネクタの前面(フロントホルダー55の前壁57)によりコネクタ後方へ撓ませられた前記短絡用接触片(46)は、前記端子収容室(15)に形成されて前記短絡用接触片に当接可能な突起部(端子位置決め部20)に接触して前記端子金具(オス端子31)と離れる位置に変位されることで、前記端子金具に対する前記短絡用接触片の接触が解除されることを特徴とする上記[1]に記載のコネクタ(1)。
[3] 前記端子金具(31)の端子箱部(35)側に突出して該端子箱部に接触する接点部(78)を有する前記短絡用接触片(76)は、嵌合された前記相手側コネクタの前面(フロントホルダー55の前壁57)によりコネクタ後方へ撓ませられることにより、前記接点部が前記端子箱部と離れる位置に変位されて前記端子箱部に対する接触が解除されることを特徴とする上記[1]に記載のコネクタ(1A)。
[4] 前記端子金具(31A)の端子箱部(35)側に突出して該端子箱部に接触する接点部(88)を有する前記短絡用接触片(86)は、嵌合された前記相手側コネクタ(5)の前面(フロントホルダー55の前壁57)によりコネクタ後方へ撓ませられることにより、前記接点部が前記端子箱部に形成された非接触用凹部(38)に変位されて前記端子箱部に対する接触が解除されることを特徴とする上記[1]に記載のコネクタ(1B)。
[5] 前記ショート端子(100)は、一方の前記端子金具(31)に電気的に接続された第1ショート端子(101)と、他方の前記端子金具(31)に電気的に接続された第2ショート端子(91)とを有し、前記第1ショート端子の接点部(103)と前記第2ショート端子の接点部(93)とが接触することにより電気的に接続されると共に、前記第1ショート端子の短絡用接触片(109)の前端に設けられた当て部(108)が前記コネクタハウジングの前面(オスハウジング本体部13の前面17)から突出しており、
前記コネクタハウジングの前面に対向する前記相手側コネクタの前面(フロントホルダー55の前壁57)が前記当て部を押圧して前記短絡用接触片をコネクタ後方へ撓ませることで、前記第1ショート端子の接点部が前記前記第2ショート端子の接点部と離れる位置に変位されて2つの前記端子金具の短絡解除が行われることを特徴とする上記[1]に記載のコネクタ(1)。
1:コネクタ
5:相手側コネクタ
11:オスハウジング(コネクタハウジング)
13:オスハウジング本体部
15:端子収容室
17:前面(コネクタハウジングの前面)
31:オス端子(端子金具)
41:ショート端子
46:短絡用接触片
47:当て部
57:前壁(相手側コネクタの前面)

Claims (5)

  1. 少なくとも2つの端子金具と、前記端子金具を収容する端子収容室を有するコネクタハウジングと、2つの前記端子金具を互いに電気的に接続するショート端子と、を備え、嵌合された相手側コネクタにより前記ショート端子による2つの前記端子金具の電気的な接続が解除されるコネクタであって、
    前記ショート端子の短絡用接触片の前端に設けられた当て部が前記コネクタハウジングの前面から突出しており、
    前記コネクタハウジングの前面に対向する前記相手側コネクタの前面が前記当て部を押圧して前記短絡用接触片をコネクタ後方へ撓ませることで、2つの前記端子金具の短絡解除が行われることを特徴とするコネクタ。
  2. 嵌合された前記相手側コネクタの前面によりコネクタ後方へ撓ませられた前記短絡用接触片は、前記端子収容室に形成されて前記短絡用接触片に当接可能な突起部に接触して前記端子金具と離れる位置に変位されることで、前記端子金具に対する前記短絡用接触片の接触が解除されることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記端子金具の端子箱部側に突出して該端子箱部に接触する接点部を有する前記短絡用接触片は、嵌合された前記相手側コネクタの前面によりコネクタ後方へ撓ませられることにより、前記接点部が前記端子箱部と離れる位置に変位されて前記端子箱部に対する接触が解除されることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  4. 前記端子金具の端子箱部側に突出して該端子箱部に接触する接点部を有する前記短絡用接触片は、嵌合された前記相手側コネクタの前面によりコネクタ後方へ撓ませられることにより、前記接点部が前記端子箱部に形成された非接触用凹部に変位されて前記端子箱部に対する接触が解除されることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  5. 前記ショート端子は、一方の前記端子金具に電気的に接続された第1ショート端子と、他方の前記端子金具に電気的に接続された第2ショート端子とを有し、前記第1ショート端子の接点部と前記第2ショート端子の接点部とが接触することにより電気的に接続されると共に、前記第1ショート端子の短絡用接触片の前端に設けられた当て部が前記コネクタハウジングの前面から突出しており、
    前記コネクタハウジングの前面に対向する前記相手側コネクタの前面が前記当て部を押圧して前記短絡用接触片をコネクタ後方へ撓ませることで、前記第1ショート端子の接点部が前記前記第2ショート端子の接点部と離れる位置に変位されて2つの前記端子金具の短絡解除が行われることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
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