JP2018058250A - 樹脂シート、プリント配線板及び部品内蔵基板 - Google Patents
樹脂シート、プリント配線板及び部品内蔵基板 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018058250A JP2018058250A JP2016196378A JP2016196378A JP2018058250A JP 2018058250 A JP2018058250 A JP 2018058250A JP 2016196378 A JP2016196378 A JP 2016196378A JP 2016196378 A JP2016196378 A JP 2016196378A JP 2018058250 A JP2018058250 A JP 2018058250A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- resin composition
- resin sheet
- compound
- mass
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- ASVMJHGPUJSDTI-UHFFFAOYSA-N CC(C)(c(cc1CC=C)ccc1N=C=O)c(cc1CC=C)ccc1N=C=O Chemical compound CC(C)(c(cc1CC=C)ccc1N=C=O)c(cc1CC=C)ccc1N=C=O ASVMJHGPUJSDTI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
Description
[1]
高分子フィルム、金属箔及び金属フィルムからなる群から選択される、いずれか一種である外層と、該外層上に積層された樹脂組成物からなる絶縁層とを含む樹脂シートであって、該樹脂組成物が、二官能シアン酸エステル化合物(A)、無機充填材(B)及びシリコーン複合パウダー(C)を含有し、該樹脂組成物をCステージ状態まで硬化させた硬化物のヤング率をE(GPa)、熱膨張係数をα(ppm/K)とし、ヤング率Eと熱膨張係数αを掛け合わせた熱応力係数をXとした際に、熱応力係数Xの値が150〜204GPa・ppm/Kとなるものである、樹脂シート。
[2]
樹脂組成物がマレイミド化合物(D)をさらに含有する、[1]に記載の樹脂シート。
[3]
樹脂組成物がエポキシ化合物(E)をさらに含有する、[1]又は[2]に記載の樹脂シート。
[4]
樹脂組成物が多官能シアン酸エステル化合物(F)をさらに含有する、[1]〜[3]のいずれか一項に記載の樹脂シート。
[5]
樹脂組成物中の二官能シアン酸エステル化合物(A)の含有量が、樹脂組成物における樹脂固形分100質量部に対し、5質量部以上である、請求項[1]〜[4]のいずれか一項に記載の樹脂シート。
[6]
樹脂組成物中の無機充填材(B)の含有量が、樹脂組成物における樹脂固形分100質量部に対し、200質量部以上である、[1]〜[5]のいずれか一項に記載の樹脂シート。
[7]
樹脂組成物中のシリコーン複合パウダー(C)の含有量が、樹脂組成物における樹脂固形分100質量部に対し、15質量部以上である、[1]〜[6]のいずれか一項に記載の樹脂シート。
[8]
前記金属箔又は金属フィルムが、銅又はアルミニウムの箔又はフィルムである、[1]〜[7]のいずれか一項に記載の樹脂シート。
[9]
前記高分子フィルムが、ポリエステル、ポリイミド及びポリアミドからなる群から選択される、いずれか一種である、[1]〜[7]のいずれか一項に記載の樹脂シート。
[10]
前記樹脂組成物からなる絶縁層が、Bステージ状態のものである、[1]〜[9]のいずれか一項に記載の樹脂シート。
[11]
前記Bステージ状態の絶縁層の最低溶融粘度が1,000Pa・s以下である、[10]に記載の樹脂シート。
[12]
[1]〜[11]に記載の樹脂シートを含有する、プリント配線板。
[13]
[1]〜[11]に記載の樹脂シートを含有する、部品内蔵基板。
(1)Bステージ状態にある樹脂シートの可撓性に優れる。
(2)樹脂の溶融粘度が低く、成形性及び部品埋め込み性に優れる。
(3)Cステージ状態における樹脂硬化物と部品の密着性に優れる。
(4)高いガラス転移温度を有する。
本明細書において、Bステージ状態とは、樹脂組成物が半硬化状態であり、加熱及び加圧により溶融成形可能な状態を指し、Cステージ状態とは、樹脂組成物が完全に硬化した状態を指す。
熱応力係数Xの値をこのような範囲のものとすることで、樹脂組成物をCステージ状態まで硬化させた硬化物と部品間の接着性が良好で、硬化物の低熱膨張性及び耐熱性を優れたものとすることができる。
本発明に使用される二官能シアン酸エステル化合物(A)は、シアナト基(シアン酸エステル基)を有する化合物であって、その官能基数が2つであれば特に限定されない。
二官能性シアン酸エステル化合物(A)によって、Bステージ状態の溶融粘度を低減し、部品埋め込み成形性を向上させることが出来る。
二官能シアン酸エステル化合物(A)として具体的には、ビスフェノールA型シアン酸エステル化合物、ビスフェノールAP型シアン酸エステル化合物、ビスフェノールAF型シアン酸エステル化合物、ビスフェノールB型シアン酸エステル化合物、ビスフェノールBP型シアン酸エステル化合物、ビスフェノールC型シアン酸エステル化合物、ビスフェノールE型シアン酸エステル化合物、ビスフェノールF型シアン酸エステル化合物、ビスフェノールG型シアン酸エステル化合物、ビスフェノールM型シアン酸エステル化合物、ビスフェノールS型シアン酸エステル、ビスフェノールP型シアン酸エステル化合物、ビスフェノールPH型シアン酸エステル化合物、ビスフェノールTMC型シアン酸エステル化合物、ビスフェノールZ型シアン酸エステル化合物、ジアリルビスフェノールA型シアン酸エステル等が挙げられる。二官能シアン酸エステル化合物(A)は、1種もしくは2種以上を適宜混合して使用することも可能である。
さらに、二官能シアン酸エステル化合物(A)は、室温下で液状のものであれば、上記特性をより発揮するため、より好ましい。
なお、上記例示に記すように、本明細書では、ある樹脂又は化合物をシアナト化(シアン酸エステル化)して得られる構造を有するシアン酸エステル化合物(A)を、その樹脂又は化合物の名称に「〜型シアン酸エステル化合物」との記載を付して表す場合がある。
本発明に使用される無機充填材(B)は、当業界で用いられるものであれば特に制限されないが、例としては、シリカ(例えば天然シリカ、溶融シリカ、アモルファスシリカ、中空シリカ等)、アルミニウム化合物(例えばベーマイト、水酸化アルミニウム、アルミナ等)、マグネシウム化合物(例えば酸化マグネシウム、水酸化マグネシウム等)、カルシウム化合物(例えば炭酸カルシウム等)、モリブデン化合物(例えば酸化モリブデン、モリブデン酸亜鉛等)、タルク(例えば天然タルク、焼成タルク等)、マイカ(雲母)、ガラス(例えば短繊維状ガラス、球状ガラス、微粉末ガラス(例えばEガラス、Tガラス、Dガラス等)等)、チタン(例えば酸化チタン、チタン酸バリウム等)、ジルコニア化合物(例えば酸化ジルコニウム等)、などが挙げられる。無機充填材(B)は、1種もしくは2種以上を適宜混合して使用することも可能である。
シリコーン複合パウダーとは、ビニル基含有ジメチルポリシロキサンとメチルハイドロジェンポリシロキサンの付加重合物による微粉末にシリコーンレジンで表面を被覆して分散性を向上させたものである。シリコーン複合パウダー(C)は、分散性の観点から、平均粒子径が1〜15μmの範囲であることが好ましい。
本発明においては、樹脂シートの絶縁層の吸湿耐熱性を向上させる場合に、マレイミド化合物(D)を使用することが好ましい。使用されるマレイミド化合物(D)としてはマレイミド基を有する化合物であれば、特に限定されず、具体的には、ビス(4−マレイミドフェニル)メタン、2,2−ビス{4−(4−マレイミドフェノキシ)−フェニル}プロパン、ビス(3,5−ジメチル−4−マレイミドフェニル)メタン、ビス(3−エチル−5−メチル−4−マレイミドフェニル)メタン、ビス(3,5−ジエチル−4−マレイミドフェニル)メタン、トリス(4−マレイミドフェニル)メタン、長鎖アルキルビスマレイミド、式(2)で表されるマレイミド化合物、などが挙げられる。
この中でも吸湿耐熱性、耐燃性の観点から式(2)で表されるマレイミド化合物が好ましい。該化合物は市販品を用いることができ、そのようなものとしては、ケイ・アイ化成(株)製、BMI−2300等がある。
なお、これらマレイミド化合物(D)は、プレポリマー、又はマレイミド化合物とアミン化合物のプレポリマーなどの形で用いることができる。マレイミド化合物(D)及びそのプレポリマーは、1種もしくは2種以上を適宜混合して使用することも可能である。
本発明に使用されるエポキシ化合物(E)は、例えば樹脂シートにおいて吸湿耐熱性、基板・銅箔との密着性、絶縁性、電気特性等を求められる場合には、それぞれの特性に応じた構造を有するものを用いることができ、好適に使用することができる。
エポキシ化合物(E)としては、少なくとも1個のエポキシ基を有する有機化合物であれば特に限定されないが、例えば、ビフェニルアラルキル型エポキシ化合物(エポキシ基含有ビフェニルアラルキル樹脂)、ナフタレン型エポキシ化合物(ナフタレン骨格を有するエポキシ基含有化合物:ナフタレン2官能型エポキシ化合物)、ビスナフタレン型エポキシ化合物(ビスナフタレン骨格を有するエポキシ基含有化合物:ナフタレン4官能型エポキシ化合物)、芳香族炭化水素ホルムアルデヒド型エポキシ化合物(エポキシ基含有芳香族炭化水素ホルムアルデヒド樹脂)、アントラキノン型エポキシ化合物(アントラキノン骨格を有するエポキシ基含有化合物)、ナフトールアラルキル型エポキシ化合物(エポキシ基含有ナフトールアラルキル樹脂)、ザイロック型エポキシ化合物(エポキシ基含有ザイロック樹脂)、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキ樹脂、ビスフェノールAノボラック型エポキシ樹脂、3官能フェノール型エポキシ化合物(3官能フェノール骨格を有するエポキシ基含有化合物)、4官能フェノール型エポキシ化合物(4官能フェノール骨格を有するエポキシ基含有化合物)、ビフェニル型エポキシ樹脂(ビフェニル骨格を有するエポキシ基含有化合物)、アラルキルノボラック型エポキシ樹脂、トリアジン骨格エポキシ化合物(トリアジン骨格含有エポキシ樹脂)脂環式エポキシ樹脂、ポリオール型エポキシ樹脂、グリシジルアミン、グリシジルエステル、ブタジエン等の二重結合含有化合物の二重結合をエポキシ化した化合物、及び水酸基含有シリコーン樹脂類とエピクロルヒドリンとの反応により得られる化合物等が挙げられる。
これらのエポキシ化合物(E)は、樹脂シートとして求められる特性に応じ、1種もしくは2種以上を適宜混合して使用することも可能である。
本発明においては、樹脂シートの絶縁層の耐薬品性、高ガラス転移温度、低熱膨張性を向上させる場合に、多官能シアン酸エステル化合物(F)を用いることが好ましい多官能シアン酸エステル化合物(F)としては、シアナト基(シアン酸エステル基)を3つ以上有する化合物であれば特に限定されない。具体的には、ナフトールアラルキル型シアン酸エステル化合物(シアナト基含有ナフトールアラルキル樹脂)、芳香族炭化水素ホルムアルデヒド型シアン酸エステル化合物(シアナト基含有芳香族炭化水素ホルムアルデヒド樹脂)、ビフェニルアラルキル型シアン酸エステル化合物(シアナト基含有ビフェニルアラルキル樹脂)、及びノボラック型シアン酸エステル化合物(シアナト基含有ノボラック樹脂)等が挙げられ、多官能シアン酸エステル化合物(F)は、1種もしくは2種以上を適宜混合して使用することも可能である。
本発明の樹脂シートにおいては、二官能シアン酸エステル化合物(A)、無機充填材(B)、シリコーン複合パウダー(C)、マレイミド化合物(D)、エポキシ化合物(E)、多官能シアン酸エステル化合物(F)の他に、その他の1又は2種以上の成分を含有していてもよい。
本発明の絶縁層に用いられる樹脂組成物は、二官能シアン酸エステル化合物(A)、無機充填材(B)、シリコーン複合パウダー(C)の他に、その他の1又は2種以上の成分を混合することにより調製される。必要に応じて、これらの成分を有機溶剤に溶解させた溶液の形態(ワニス)としてもよい。斯かる溶液は、後述する本発明の樹脂シートを作製する際のワニスとして、好適に使用することができる。有機溶剤としては、上述の成分を各々好適に溶解又は分散させることができ、且つ、本発明の樹脂組成物の所期の効果を損なわないものであれば限定されない。具体例としては、アルコール類(メタノール、エタノール、プロパノール等)、ケトン類(例えばアセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン等)、アミド類(例えばジメチルアセトアミド、ジメチルホルムアミド等)、芳香族炭化水素類(例えばトルエン、キシレン等)等が挙げられる。これらの有機溶剤は、1種を単独で使用してもよく、2種以上を任意の組み合わせ及び比率で併用してもよい。
本発明の樹脂シートは、外層上に、上述した樹脂組成物からなる絶縁層が積層されたものである。
高分子フィルムの具体例としては、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリブテン、ポリブタジエン、ポリウレタン、エチレン‐酸化ビニル共重合体、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート及びポリブチレンテレフタレート等のポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン‐プロピレン共重合体、ポリメチルペンテン、ポリイミド及びポリアミドからなる群より選ばれる少なくとも1種以上の樹脂を含有するフィルム、並びにこれらのフィルムの表面に離型剤を塗布した離型フィルムが挙げられ、これらの中でも、特にポリエステル、ポリイミド、ポリアミドが好ましく、その中でもポリエステルの一種である、ポリエチレンテレフタレートが特に好ましい。
また、高分子フィルムの厚さは特に限定されず、例えば、0.002〜0.1mmであってもよい。
金属箔、金属フィルムの具体例としては、銅やアルミニウム等の金属からなる箔又はフィルムが挙げられ、中でも銅箔又は銅フィルムが好ましく、特に電解銅箔、圧延銅箔、銅合金フィルム等が好適に使用できる。金属箔又は金属フィルムには、例えばニッケル処理やコバルト処理等、公知の表面処理が施されていてもよい。金属箔又は金属フィルムの厚さは、使用用途によって適宜調整することができるが、例えば5〜70μmの範囲が好適である。
本発明のプリント配線板は、コア基材と呼ばれる樹脂絶縁層が完全硬化した金属箔張積層板に対し、本発明の樹脂シートをビルドアップ材として用いることにより得ることができる。コア基材の表面には通常当業界で用いられる金属箔張積層板の金属箔、又は金属箔を剥離した後にめっきするなどして得られる導体層により導体回路を形成する。
コア基材とは、主として、ガラスエポキシ基板、金属基板、ポリエステル基板、ポリイミド基板、BTレジン基板、熱硬化型ポリフェニレンエーテル基板等の基板の片面又は両面にパターン加工された導体層(回路)が形成されたものをいう。また、多層プリント配線板を製造する際に、さらに絶縁層及び/又は導体層が形成されるべき中間製造物の内層回路基板も本発明でいうプリント配線板に含まれる。なお、導体層(回路)表面は黒化処理等により予め粗化処理が施されていた方が絶縁層の回路基板への密着性の観点から好ましい。
必要に応じてその他の各種の工程(例えば、ビアホール、スルーホール等を形成する穴加工処理等)を加えてもよい。
積層成形は、通常のプリント配線板用積層板の積層成形に一般に使用される手法、例えば、多段プレス、多段真空プレス、ラミネーター、真空ラミネーター、オートクレーブ成形機等を使用し、温度は例えば100〜300℃、圧力は例えば0.1〜100kgf/cm2(約9.8kPa〜約38MPa)、加熱時間は例えば30秒〜5時間の範囲で適宜選択して行う。また、必要に応じて、例えば150〜300℃の温度で後硬化を行い、硬化度を調整してもいい。
表面粗化および及びスミア溶解工程は、酸化剤を用いて行う。酸化剤としては、例えばアルカリ性の過マンガン酸塩溶液等が挙げられ、好適な具体例としては、過マンガン酸カリウム水溶液、過マンガン酸ナトリウム水溶液等が挙げられる。斯かる酸化剤処理はウェットデスミアと呼ばれるが、当該ウェットデスミアに加えて、プラズマ処理やUV処理によるドライデスミア、バフ等による機械研磨、サンドブラスト等の他の公知の粗化処理を、適宜組み合わせて実施してもよい。
中和工程は、前工程で使用した酸化剤を還元剤で中和するものである。還元剤としては、アミン系還元剤が挙げられ、好適な具体例としては、ヒドロキシルアミン硫酸塩水溶液、エチレンジアミン四酢酸水溶液、ニトリロ三酢酸水溶液等の酸性水溶液が挙げられる。
サブトラクティブ法でパターン形成する手法の例としては、当該樹脂シートの支持体である銅箔、もしくは絶縁層表面にめっきにより形成した導体層に対し、エッチングレジストを用いて選択的に銅箔、もしくは導体層を除去することにより、配線パターンを形成する手法が挙げられる。
セミアディティブ法でパターン形成する手法の例としては、絶縁層表面に無電解めっき等により薄い導体層を形成した後、めっきレジストを用いて選択的に電解めっきを施し(パターンめっき)、その後めっきレジストを剥離し、全体を適量エッチングして配線パターン形成する手法が挙げられる。
フルアディティブ法でパターン形成する手法の例としては、絶縁層表面にめっきレジストを用いて予めパターン形成を行い、選択的に無電解めっき等を付着させることにより配線パターンを形成する手法が挙げられる。
部品とは、主として、ICチップ、コンデンサー、センサー等の、モジュールを形成するための構成要素のことを指す。
・実施例1:
二官能シアン酸エステル化合物(A)として、ビスフェノールA型シアン酸エステル(TA、シアン酸エステル当量:139g/eq.、三菱瓦斯化学(株)製)のメチルエチルケトン(以下「MEK」と略す場合がある。)溶液(不揮発分40質量%)50質量部(不揮発分換算で20質量部)、無機充填材(B)として、溶融シリカ(SFP−330MC、電気化学工業(株)製、平均粒子径0.7μm)150質量部、溶融シリカ(SC−4053SQ、アドマテックス(株)製、平均粒子径1.1μm)150質量部、シリコーン複合パウダー(C)として、シリコーン複合パウダー(KMP−605M、信越化学(株)製、平均粒子径3μm)15質量部、マレイミド化合物(D)として、ノボラック型マレイミド(BMI−2300、マレイミド当量:186g/eq.、大和化成工業(株)製)40質量部、エポキシ化合物(E)として、ナフタレン骨格含有エポキシ化合物(HP−9500、エポキシ当量:230g/eq.、DIC(株)製)30質量部、多官能シアン酸エステル化合物(F)として、合成例1によって得られたα−ナフトールアラルキル型シアン酸エステル化合物(シアン酸エステル当量:261g/eq.)のMEK溶液20質量部(不揮発分換算で10質量部)、硬化促進剤としてオクチル酸マンガンのMEK溶液1.0質量部(不揮発分換算で0.1質量部)をMEKに溶解又は分散させた。その後、高速攪拌装置を用いて30分間攪拌して、二官能シアン酸エステル化合物(A)、無機充填材(B)、シリコーン複合パウダー(C)、マレイミド化合物(D)、エポキシ化合物(E)、多官能シアン酸エステル化合物(F)を含む樹脂組成物の溶液を得た。このワニスを、銅箔(MT−Ex、三井金属鉱業(株)製)のマット面に対して塗布し、平均温度110℃で5分間加熱乾燥して、銅箔を支持体とした、樹脂厚100μmの樹脂シートを得た。該樹脂シートの硬化物の熱応力係数Xは200であり、請求項1記載の範囲内に該当する。
シリコンウエハの片面に、該樹脂シートの樹脂塗布面を配置し、圧力30kgf/cm2、温度220℃で120分間の積層成形を行ない、銅箔を除去することで、絶縁層30μmの評価基板を得た。
任意のプリプレグを積層成形した後、銅箔又は高分子フィルム等の外層を除去した樹脂基板(330mm*330mm*0.8mmt)の中央に、キャビティ(200mm*200mm*0.8mmt)を形成し、キャビティに該樹脂シートの樹脂部のみを粉体として配置し、圧力30kgf/cm2、温度220℃で120分間の積層成形を行うことで、厚さ0.8mmtの評価基板を得た。
アンクラッド板(520mm*345mm*0.2mmt)に対し、直径100μm、直径200μmのビアを形成し、ビア形成したアンクラッド板の片面に、該樹脂シートの樹脂塗布面を配置し、任意の積層成形を行なうことで、評価基板を得た。
シリコーン複合パウダー(C)としてのシリコーン複合パウダー(KMP−605M、平均粒子径3μm)の使用量を20質量部とした以外は、実施例1と同様にしてワニス(樹脂組成物の溶液)を調整し、樹脂シート及びそれを用いた各種評価基板を得た。該樹脂シートの硬化物の熱応力係数Xは165であり、請求項1記載の範囲内に該当する。
二官能シアン酸エステル化合物(A)として、ビスフェノールA型シアン酸エステル(TA、シアン酸エステル当量:139g/eq.、三菱瓦斯化学(株)製)のMEK溶液(不揮発分40質量%)12.5質量部(不揮発分換算で5質量部)、多官能シアン酸エステル化合物(F)として、α−ナフトールアラルキル型シアン酸エステル化合物(シアン酸エステル当量:261g/eq.)のMEK溶液の使用量を50質量部(不揮発分換算で25質量部)とした以外は、実施例1と同様にしてワニス(樹脂組成物の溶液)を調整し、樹脂シート及びそれを用いた各種評価基板を得た。該樹脂シートの硬化物の熱応力係数Xは198であり、請求項1記載の範囲内に該当する。
二官能シアン酸エステル化合物(A)として、ビスフェノールA型シアン酸エステル(TA、シアン酸エステル当量:139g/eq.、三菱瓦斯化学(株)製)のMEK溶液(不揮発分40質量%)62.5質量部(不揮発分換算で25質量部)、多官能シアン酸エステル化合物(F)として、α−ナフトールアラルキル型シアン酸エステル化合物(シアン酸エステル当量:261g/eq.)のMEK溶液の使用量を10質量部(不揮発分換算で5質量部)とした以外は、実施例1と同様にしてワニス(樹脂組成物の溶液)を調整し、樹脂シート及びそれを用いた各種評価基板を得た。該樹脂シートの硬化物の熱応力係数Xは199であり、請求項1記載の範囲内に該当する。
二官能シアン酸エステル化合物(A)として、ビスフェノールA型シアン酸エステル(TA、シアン酸エステル当量:139g/eq.、三菱瓦斯化学(株)製)のMEK溶液(不揮発分40質量%)75質量部(不揮発分換算で30質量部)とした以外は、実施例1と同様にしてワニス(樹脂組成物の溶液)を調整し、樹脂シート及びそれを用いた各種評価基板を得た。該樹脂シートの硬化物の熱応力係数Xは200であり、請求項1記載の範囲内に該当する。
シリコーン複合パウダー(C)(KMP−605M、平均粒子径3μm)の使用量を0質量部とした以外は、実施例1と同様にしてワニス(樹脂組成物の溶液)を調整し、樹脂シート及びそれを用いた評価基板を得た。該樹脂シートの硬化物の熱応力係数Xは206であり、請求項1記載の範囲外である。
無機充填材(B)として、溶融シリカ(SFP−330MC、電気化学工業(株)製、平均粒子径0.7μm)50質量部、溶融シリカ(SC−4053SQ 、アドマテックス(株)製、平均粒子径1.1μm)50質量部とした以外は、比較例1と同様にしてワニス(樹脂組成物の溶液)を調整し、樹脂シート及びそれを用いた各種評価基板を得た。該樹脂シートの硬化物の熱応力係数Xは228であり、請求項1記載の範囲外である。
無機充填材(B)として、溶融シリカ(SFP−330MC、電気化学工業(株)製、平均粒子径0.7μm)100質量部、溶融シリカ(SC−4053SQ 、アドマテックス(株)製、平均粒子径1.1μm)100質量部とした以外は、比較例1と同様にしてワニス(樹脂組成物の溶液)を調整し、樹脂シート及びそれを用いた各種評価基板を得た。該樹脂シートの硬化物の熱応力係数Xは206であり、請求項1記載の範囲外である。
二官能シアン酸エステル化合物(A)として、ビスフェノールA型シアン酸エステル(TA、シアン酸エステル当量:139g/eq.、三菱瓦斯化学(株)製)のMEK溶液(不揮発分40質量%)の使用量を0質量部とし、多官能シアン酸エステル化合物(F)として、α−ナフトールアラルキル型シアン酸エステル化合物(シアン酸エステル当量:261g/eq.)のMEK溶液の使用量を40質量部(不揮発分換算で20質量部)とした以外は、実施例1と同様にしてワニス(樹脂組成物の溶液)を調整し、樹脂シート及びそれを用いた各種評価基板を得た。該樹脂シートの硬化物の熱応力係数Xは206であり、請求項1記載の範囲外である。
二官能シアン酸エステル化合物(A)として、ビスフェノールA型シアン酸エステル(TA、シアン酸エステル当量:139g/eq.、三菱瓦斯化学(株)製)のMEK溶液(不揮発分40質量%)の使用量を0質量部とし、エポキシ化合物(E)として、ナフタレン骨格含有エポキシ化合物(HP−9500、エポキシ当量:230g/eq.、DIC(株)製)の10質量部を、液状エポキシ化合物(828、エポキシ当量:189g/eq.、DIC(株)製)10質量部に置換し、多官能シアン酸エステル化合物(F)として、α−ナフトールアラルキル型シアン酸エステル化合物(シアン酸エステル当量:261g/eq.)のMEK溶液の使用量を40質量部(不揮発分換算で20質量部)とした以外は、実施例1と同様にしてワニス(樹脂組成物の溶液)を調整し、樹脂シート及びそれを用いた各種評価基板を得た。該樹脂シートの硬化物の熱応力係数Xは203であり、請求項1記載の範囲外である。
(1)可撓性:
実施例1〜5及び比較例1〜7の手順により作製された樹脂シートを用い、樹脂シートの可撓性を確認するため、得られた樹脂シート30mm×100mmの短冊状サンプルを、直径10mm及び直径20mmの棒に巻きつけて、クラックの発生有無を目視で観察した。直径10mmの棒に巻きつけた際に、クラックが発生してないものを「○」とした。続いてクラックが発生したものについては、φ20mmの棒に樹脂シートを巻きつけた際にクラックが発生するかどうかを目視で観察した。クラックが発生してないものを「△」とした。上記全ての評価でクラックが発生してしまったものを「×」とした。結果を表1に示した。
樹脂シートから採取した樹脂粉1gをサンプルとして使用し、レオメータ(TAインスツルメンツ社製ARES−G2)により、最低溶融粘度を測定した。ここでは、プレート径25mmのディスポーサブルプレートを使用し、40℃から180℃の範囲において、昇温速度2℃/分、周波数10.0rad/秒、歪0.1%の条件下で、樹脂の最低溶融粘度を測定した。結果を表1に示した。
直径100μm、直径200μmのビアを開口した厚さ0.2mmtのアンクラッド板の片面に、該樹脂シートを積層し、真空多段プレスによって成形し、得られた基板の断面を観察することで、十分にビアを埋めることが可能かどうかを確認した。直径100μmのビアを、十分に樹脂で充填出来ている場合は「○」とした。続いて充填が不十分なものについては、直径200μmのビアに対して、同様の評価を行い、十分に樹脂で充填出来ている場合は「△」とした。上記全ての評価で、十分に樹脂を充填出来なかった場合は「×」とした。結果を表1に示した。
シリコンウエハに、該樹脂シートを積層し、真空多段プレスによって成形した後、4cm角にダイシングしたサンプルを、121℃−0.2MPa下で96hr吸湿させ、樹脂面に対してクロスカット試験を行い、密着性を判断した。具体的には、樹脂面に対し、幅1mm間隔で、縦6本、横6本の切込みを入れ、25マスの碁盤目を形成し、セロハン粘着テープを貼り付けた後、1分間経過後に、樹脂面に対し垂直に瞬時に引き剥がした。判定基準に従い、基準値0〜1のものを「○」、基準値2〜3のものを「△」、基準値4〜5のものを「×」とした。結果を表1に示した。
厚み0.8mmtの樹脂硬化物について、オートグラフ((株)島津製作所製 AG−Xplus)を用いて、引張試験により測定した。結果を表1に示した。
厚み0.8mmtの樹脂硬化物について、30mm角の試験片を作製し、熱機械分析装置(TAインスツルメント製)で40℃から340℃まで毎分10℃で昇温し、60℃から120℃での線膨張係数αを測定した。結果を表1に示した。
得られたヤング率Eと、熱膨張係数αを掛け合わせることでXを算出した。結果を表1に示した。
厚み0.8mmtの樹脂硬化物について、12mm×25mmの試験片を作製し、DMA測定装置(TAインスツルメント社製動的粘弾性測定装置DMA Q400)を用いて10℃/min.で昇温し、LossModulusのピーク位置をガラス転移温度とした。結果を表1に示した。
Claims (13)
- 高分子フィルム、金属箔及び金属フィルムからなる群から選択される、いずれか一種である外層と、該外層上に積層された樹脂組成物からなる絶縁層とを含む樹脂シートであって、該樹脂組成物が、二官能シアン酸エステル化合物(A)、無機充填材(B)及びシリコーン複合パウダー(C)を含有し、該樹脂組成物をCステージ状態まで硬化させた硬化物のヤング率をE(GPa)、熱膨張係数をα(ppm/K)とし、ヤング率Eと熱膨張係数αを掛け合わせた熱応力係数をXとした際に、熱応力係数Xの値が150〜204GPa・ppm/Kとなるものである、樹脂シート。
- 樹脂組成物がマレイミド化合物(D)をさらに含有する、請求項1に記載の樹脂シート。
- 樹脂組成物がエポキシ化合物(E)をさらに含有する、請求項1又は2に記載の樹脂シート。
- 樹脂組成物が多官能シアン酸エステル化合物(F)をさらに含有する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の樹脂シート。
- 樹脂組成物中の二官能シアン酸エステル化合物(A)の含有量が、樹脂組成物における樹脂固形分100質量部に対し、5質量部以上である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の樹脂シート。
- 樹脂組成物中の無機充填材(B)の含有量が、樹脂組成物における樹脂固形分100質量部に対し、200質量部以上である、請求項1〜5のいずれか一項に記載の樹脂シート。
- 樹脂組成物中のシリコーン複合パウダー(C)の含有量が、樹脂組成物における樹脂固形分100質量部に対し、15質量部以上である、請求項1〜6のいずれか一項に記載の樹脂シート。
- 前記金属箔又は金属フィルムが、銅又はアルミニウムの箔又はフィルムである、請求項1〜7のいずれか一項に記載の樹脂シート。
- 前記高分子フィルムが、ポリエステル、ポリイミド及びポリアミドからなる群から選択される、いずれか一種である、請求項1〜7のいずれか一項に記載の樹脂シート。
- 前記樹脂組成物からなる絶縁層が、Bステージ状態のものである、請求項1〜9のいずれか一項に記載の樹脂シート。
- 前記Bステージ状態の絶縁層の最低溶融粘度が1,000Pa・s以下である、請求項10に記載の樹脂シート。
- 請求項1〜11に記載の樹脂シートを含有する、プリント配線板。
- 請求項1〜11に記載の樹脂シートを含有する、部品内蔵基板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016196378A JP6843367B2 (ja) | 2016-10-04 | 2016-10-04 | 樹脂シート、プリント配線板及び部品内蔵基板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016196378A JP6843367B2 (ja) | 2016-10-04 | 2016-10-04 | 樹脂シート、プリント配線板及び部品内蔵基板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018058250A true JP2018058250A (ja) | 2018-04-12 |
JP6843367B2 JP6843367B2 (ja) | 2021-03-17 |
Family
ID=61909511
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016196378A Active JP6843367B2 (ja) | 2016-10-04 | 2016-10-04 | 樹脂シート、プリント配線板及び部品内蔵基板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6843367B2 (ja) |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20050129895A1 (en) * | 2002-05-27 | 2005-06-16 | Ajinomoto Co., Inc. | Adhesive film and prepreg |
JP2011153285A (ja) * | 2009-12-28 | 2011-08-11 | Sekisui Chem Co Ltd | 樹脂組成物、bステージフィルム、積層フィルム、銅張り積層板及び多層基板 |
JP2012001583A (ja) * | 2010-06-15 | 2012-01-05 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | プリント配線板用樹脂組成物、プリプレグ、積層板、樹脂シート、プリント配線板及び半導体装置 |
JP2012102227A (ja) * | 2010-11-10 | 2012-05-31 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | エポキシ樹脂前駆体組成物、プリプレグ、積層板、樹脂シート、プリント配線板および半導体装置 |
US20140113151A1 (en) * | 2012-10-19 | 2014-04-24 | Guangdong Shengyi Sci.Tech Co., Ltd | Cyanate ester resin composition, and a prepreg, a laminated material and a metal clad laminated material made therefrom |
JP2015135940A (ja) * | 2013-12-16 | 2015-07-27 | 味の素株式会社 | 部品内蔵基板の製造方法および半導体装置 |
KR20150115523A (ko) * | 2014-04-04 | 2015-10-14 | 삼성전기주식회사 | 인쇄회로기판용 절연 수지 조성물 및 이를 이용한 제품 |
JP2016136645A (ja) * | 2016-03-24 | 2016-07-28 | 味の素株式会社 | 樹脂組成物 |
-
2016
- 2016-10-04 JP JP2016196378A patent/JP6843367B2/ja active Active
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20050129895A1 (en) * | 2002-05-27 | 2005-06-16 | Ajinomoto Co., Inc. | Adhesive film and prepreg |
JP2011153285A (ja) * | 2009-12-28 | 2011-08-11 | Sekisui Chem Co Ltd | 樹脂組成物、bステージフィルム、積層フィルム、銅張り積層板及び多層基板 |
JP2012001583A (ja) * | 2010-06-15 | 2012-01-05 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | プリント配線板用樹脂組成物、プリプレグ、積層板、樹脂シート、プリント配線板及び半導体装置 |
JP2012102227A (ja) * | 2010-11-10 | 2012-05-31 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | エポキシ樹脂前駆体組成物、プリプレグ、積層板、樹脂シート、プリント配線板および半導体装置 |
US20140113151A1 (en) * | 2012-10-19 | 2014-04-24 | Guangdong Shengyi Sci.Tech Co., Ltd | Cyanate ester resin composition, and a prepreg, a laminated material and a metal clad laminated material made therefrom |
JP2015135940A (ja) * | 2013-12-16 | 2015-07-27 | 味の素株式会社 | 部品内蔵基板の製造方法および半導体装置 |
KR20150115523A (ko) * | 2014-04-04 | 2015-10-14 | 삼성전기주식회사 | 인쇄회로기판용 절연 수지 조성물 및 이를 이용한 제품 |
JP2015199905A (ja) * | 2014-04-04 | 2015-11-12 | サムソン エレクトロ−メカニックス カンパニーリミテッド. | 印刷回路基板用絶縁樹脂組成物及びそれを用いた製品 |
JP2016136645A (ja) * | 2016-03-24 | 2016-07-28 | 味の素株式会社 | 樹脂組成物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6843367B2 (ja) | 2021-03-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI631009B (zh) | 印刷電路板材料用樹脂組成物、及使用此組成物之預浸體、樹脂片、覆金屬箔疊層板、及印刷電路板 | |
JP6065845B2 (ja) | プリント配線板材料用樹脂組成物、並びにそれを用いたプリプレグ、樹脂シート、金属箔張積層板及びプリント配線板 | |
KR20120012782A (ko) | 열경화성 수지 조성물, 및 이를 이용한 프리프레그, 지지체 부착 절연 필름, 적층판 및 인쇄 배선판 | |
JP6638887B2 (ja) | 樹脂シート及びプリント配線板 | |
JP2016010964A (ja) | 樹脂シート及びプリント配線板 | |
TW201412864A (zh) | 熱硬化性樹脂組成物、b階段(半硬化階段)化的樹脂薄膜、金屬箔、覆銅箔板及多層增層基板 | |
TWI636089B (zh) | 樹脂組成物、預浸體、疊層片及覆金屬箔疊層板 | |
KR102645236B1 (ko) | 절연성 수지층이 형성된 동박 | |
JP6819921B2 (ja) | 樹脂組成物、プリプレグ、金属箔張積層板、樹脂シート及びプリント配線板 | |
JP2014024970A (ja) | 樹脂組成物、プリプレグ、樹脂シート、金属箔張積層板及びプリント配線板 | |
JP6761572B2 (ja) | 樹脂組成物、プリプレグ、金属箔張積層板、樹脂シート及びプリント配線板 | |
JP6139172B2 (ja) | 熱硬化性樹脂充填材及びそれを用いて得られるプリント配線板 | |
JP6653065B2 (ja) | 樹脂シート及びプリント配線板 | |
JP6817529B2 (ja) | 樹脂組成物、プリプレグ、金属箔張積層板、樹脂シート、樹脂複合シート及びプリント配線板 | |
US11359062B1 (en) | Polymer compositions and their uses | |
JP6796276B2 (ja) | 樹脂組成物、プリプレグ、金属箔張積層板、樹脂シート及びプリント配線板 | |
JP6843367B2 (ja) | 樹脂シート、プリント配線板及び部品内蔵基板 | |
JP6485728B2 (ja) | プリント配線板材料用樹脂組成物、それを用いたプリプレグ、樹脂シート、金属箔張積層板及びプリント配線板 | |
TWI663895B (zh) | 用以形成微細介層孔的印刷電路板用樹脂疊層體及在樹脂絕緣層設有微細介層孔的多層印刷電路板與其製造方法 | |
JP2017039898A (ja) | 樹脂組成物、プリプレグ、樹脂シート、金属箔張積層板及びプリント配線板 | |
TWI735441B (zh) | 樹脂組成物、預浸體、覆金屬箔疊層板、樹脂片及印刷電路板 | |
TW201819521A (zh) | 樹脂組成物、預浸體、覆金屬箔疊層板、樹脂片及印刷電路板 | |
TWI670321B (zh) | 樹脂組成物、預浸體、覆金屬箔疊層板、樹脂片及印刷電路板 | |
JP6829808B2 (ja) | 樹脂組成物、プリプレグ、金属箔張積層板、樹脂シート及びプリント配線板 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20190624 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190709 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20190624 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200422 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200519 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200716 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20201015 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20201125 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210125 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210207 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6843367 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |