JP2018057525A - 容器洗浄装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】動作や構成を複雑化させることなく、貯留容器の内面の上部まで適切に洗浄できる容器洗浄装置を提供する。
【解決手段】医療用容器50を洗浄する容器洗浄装置10は、ポンプ11と、ポンプ11の吐出側に一端が接続され、医療用容器50内において液面下まで空気を供給するための第1管51に他端が接続可能な吐出経路12と、ポンプ11の吸入側に一端が接続され、医療用容器50内から空気を排出するための第2管52に他端が接続可能な吸入経路13とを備え、洗浄液が供給された医療用容器50の内面を洗浄する際に、第1管51に吐出経路12が接続され、且つ、第2管52に吸入経路13が接続されることで形成される循環経路において、ポンプ11を駆動して、ポンプ11と医療用容器50との間で空気を循環させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、医療現場で用いられる医療用容器を洗浄する容器洗浄装置に関する。
医療現場では、痰などの廃液を溜めるために医療用容器が用いられる。医療用容器は、溜まった廃液を汚物流しに流した後に洗浄される。作業者が医療用容器を洗浄する場合、衛生面に気を使い作業者の負担が大きい。このような問題を改善する装置として、医療用容器の洗浄を自動で行う処理装置が特許文献1に記載されている。
具体的に、特許文献1に記載の処理装置では、廃液を収容した貯留容器を回収し、その貯留容器が排液トレー上に設置される。そして、貯留容器にノズルが差し込まれ、ノズル等を介して排液タンクに接続される。この状態で吸引ポンプを駆動して排液タンクを負圧にすることで、貯留容器の廃液が排液タンクへ排出される。排液タンク内の廃液は汚物流しへ排出される。一方、廃液が排出された後の貯留容器には、洗浄液が導入される。この状態で吸引ポンプを駆動して、貯留容器内に空気を導入してバブリングにより貯留容器の内面が洗浄される。
特開2016−42970号公報
ところで、従来の容器洗浄装置では、バブリングによって医療用容器(特許文献1に記載の処理装置では「貯留容器」に相当)の内面を洗浄する際に、洗浄液の液面を高くすると、泡になった洗浄液や飛散した洗浄液が、医療用容器に形成された隙間(例えば、ノズルの周囲の隙間、蓋部材を備える場合は蓋部材の周囲の隙間)から漏れ出す虞があった。そのために、医療用容器の上方から噴射水を吹き付ける外部洗浄工程を実行するようになっている。さらに、医療用容器の外周面を流下した噴射水を回収する排液トレーを設けている。すなわち、バブリング洗浄の際に医療用容器から洗浄液が漏れ出すことの対策のために、容器洗浄装置の動作や構成が複雑になっている。
また、外部洗浄工程によって医療用容器の外面を洗浄するものの、バブリング洗浄の際に医療用容器から漏れ出す液体量が多くならないように、洗浄液の液面の高さを抑える必要があった。そのため、医療用容器の内面の上部を適切に洗浄できない虞があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、動作や構成を複雑化させることなく、医療用容器の内面の上部まで適切に洗浄できる容器洗浄装置を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するべく、第1の発明は、医療現場で発生する廃液を溜める医療用容器を洗浄する容器洗浄装置であって、吸い込んだ空気を吐出するポンプと、ポンプの吐出側に一端が接続され、医療用容器内において液面下まで空気を供給するための第1管に他端が接続可能な吐出経路と、ポンプの吸入側に一端が接続され、医療用容器内から空気を排出するための第2管に他端が接続可能な吸入経路とを備え、洗浄液が供給された医療用容器の内面を洗浄する際に、第1管に吐出経路が接続され、且つ、第2管に吸入経路が接続されることで形成される循環経路において、ポンプを駆動して、ポンプと医療用容器との間で空気を循環させる。
第2の発明は、第1の発明において、第1管及び第2管が、医療用容器に設けられた同一の挿通孔に挿入されることで医療用容器に装着される。
第3の発明は、第2の発明において、挿通孔に挿入された第2管のうち、挿通孔を通る部分の内側に第1管が挿入されている。
第4の発明は、第1乃至第3の1つの発明において、医療用容器内に連通し、負圧が形成されると医療用容器内の廃液を吸引して回収する回収容器をさらに備え、回収容器は、吸入経路の途中に接続され、医療用容器から吸入経路に流入した空気に洗浄液が含まれる場合に、洗浄液を分離して捕捉する。
第1の発明では、医療用容器に設けられた第1管に吐出経路が接続され、且つ、医療用容器に設けられた第2管に吸入経路が接続されることで、医療用容器を通る空気が循環する循環経路が形成される。医療用容器を洗浄する際にポンプを駆動すると、ポンプから吐出された空気が、吐出経路及び第1管を通じて医療用容器に供給される。医療用容器では、洗浄液がバブリングされて内面が洗浄される。また、医療用容器内の空気は、第2管及び吸入経路を通じてポンプに吸引される。
ここで、従来の容器洗浄装置は、医療用容器をバブリング洗浄する際に、医療用容器内の空気が吸引されるように構成されていない。そのため、医療用容器の内圧が上昇し、泡になった洗浄液や飛散した洗浄液が、医療用容器に形成された隙間から吹き出して漏れ出す虞があった。それに対し、第1の発明では、医療用容器をバブリング洗浄する際に、ポンプによって医療用容器内の空気が吸引される。そのため、医療用容器の内圧がほとんど変化しない。バブリング洗浄の際に洗浄液の液面を高くしても、泡になった洗浄液等が医療用容器の隙間から漏れ出すことを回避できる。従って、従来の容器洗浄装置に設けられていた外部洗浄工程や排液トレーは必要ない。第1の発明によれば、容器洗浄装置の動作や構成を複雑化させることなく、医療用容器の内面の上部まで適切に洗浄できる。
第2の発明では、医療用容器に形成された同一の挿通孔に、第1管及び第2管が挿入される。そのため、挿通孔が1つ医療用容器であっても、医療用容器に空気の導入路及び排出路の両方を設けることができる。従って、挿通孔が1つの医療用容器を容器洗浄装置によって洗浄することができる。
第3の発明では、第2管における挿通孔の箇所の内側に第1管が配置されている。すなわち、挿通孔の箇所が二重管になっている。第2の発明と同様に、挿通孔が1つの医療用容器を容器洗浄装置によって洗浄することができる。
第4の発明では、医療用容器を洗浄するために循環経路に空気を循環させる際に、廃液を回収する回収容器が、医療用容器から吸入経路に流入した空気に洗浄液が含まれる場合に、洗浄液を捕捉する。つまり、回収容器は、気液分離器としても機能し、吸入経路に流入した洗浄液がポンプに吸引されることを阻止する。第4の発明では、別途に気液分離器を設けることなく、ポンプの損傷を回避することができる。
(a)実施形態に係る容器洗浄装置の概略構成図、(b)ケーシングの内外の構成を説明するための概略構成図 (a)医療用容器に未接続の容器洗浄装置の概略構成図、(b)薬剤供給ステップ中の容器洗浄装置の概略構成図 (a)殺菌ステップ中又は第2洗浄ステップ中の容器洗浄装置の概略構成図、(b)廃液回収ステップ中又は第3洗浄ステップ中の容器洗浄装置の概略構成図 (a)第1洗浄ステップ中の容器洗浄装置の概略構成図、(b)回収容器洗浄ステップ中の容器洗浄装置の概略構成図 変形例1に係る容器洗浄装置の概略構成図 (a)変形例1に係る容器洗浄装置において第1洗浄ステップ中の概略構成図、(b)変形例1に係る容器洗浄装置において回収容器洗浄ステップ中の概略構成図
以下、図1−図4を参照しながら、本発明に係る実施形態を詳細に説明する。なお、以下の実施形態は、本発明の一例であって、本発明、その適用物、あるいはその用途の範囲を制限することを意図するものではない。
[1.容器洗浄装置の構成について]
容器洗浄装置10は、患者から出る廃液(例えば、痰や血液)を溜めるために用いる医療用容器50を洗浄する装置である。容器洗浄装置10は、医療用容器50内の廃液の殺菌、医療用容器50からの廃液の排出、及び、医療用容器50の内面洗浄を自動で行うように構成されている。
容器洗浄装置10は、図1(a)に示すように、吸い込んだ空気を吐出するポンプ11と、ポンプ11の吐出側に接続された吐出管(吐出経路)12と、ポンプ11の吸入側に接続された吸入管(吸入経路)13と、吸入管13の途中に接続された回収容器14とを備えている。ポンプ11は空気ポンプにより構成されている。以下では、吸入管13のうち、回収容器14よりも上流側を「上流側吸入管13a」と言い、回収容器14よりも下流側を「下流側吸入管13b」と言う。
吐出管12では、ポンプ11とは逆端に吐出側コネクタ22が設けられている。吐出側コネクタ22には、医療用容器50に装着される第1管51が接続される。吐出管12には、吐出側開閉弁41が接続されている。また、吐出管12における吐出側開閉弁41の上流側には、排気用開閉弁43が接続された排気管16が接続されている。なお、容器洗浄装置10では、吐出側開閉弁41及び排気用開閉弁43を含めて全ての開閉弁41〜45,47〜49が、電磁弁により構成されている。
一方、吸入管13では、ポンプ11とは逆端に吸入側コネクタ23が設けられている。吸入側コネクタ23には、医療用容器50に装着される第2管52が接続される。上流側吸入管13aには、吸入側開閉弁42が接続されている。吐出側コネクタ22に第1管51が接続され、且つ、吸入側コネクタ23に第2管52が接続された状態では、ポンプ11と医療用容器50との間を空気が循環する循環経路が形成される(図3(a)における太線の経路を参照)。
回収容器14は、廃液などを一時的に溜めることが可能な密閉容器である。回収容器14は、容器本体14aと、容器本体14aの上部開口に着脱自在に装着される蓋部材14bとを備えている。容器本体14aの底面には、排液用開閉弁44が接続された排液管17が接続されている。また、蓋部材14bには、上流側吸入管13a、下流側吸入管13b、第1導水管18、及び、空気導入管19が貫通している。これらの4本の管13a,13b,18,19の各々には、回収容器14寄りの位置にコネクタ81,82,83,84が設けられている。回収容器14は、各コネクタ81,82,83,84に対して取り外し可能になっている。
回収容器14では、上流側吸入管13a、下流側吸入管13b、及び、空気導入管19の各々が、内部空間の上部(本実施形態では、蓋部材14bの内面又は内面近傍)に開口している。下流側吸入管13bの入口には、その入口を満水時に閉鎖するフロート弁46が取り付けられている。空気導入管19には、通気用開閉弁45が接続されている。また、回収容器14内では、第1導水管18の一端に散水器38が取り付けられている。散水器38は、蓋部材14bの直下に配置されている。第1導水管18の他端には、水道栓に接続するための接続コネクタ37が設けられている。第1導水管18には、第1導水用開閉弁48が接続されている。また、接続コネクタ37の下流には、水道栓側への逆流を防止する逆止弁が接続されている。
吐出管12と上流側吸入管13aとは、接続管15によって互いに接続されている。吐出管12では、吐出側開閉弁41と吐出側コネクタ22との間に接続管15の一端が接続されている。上流側吸入管13aでは、吸入側開閉弁42と回収容器14との間に接続管15の他端が接続されている。接続管15には、接続側開閉弁47が接続されている。
容器洗浄装置10では、図1に示すように、医療用容器50に薬剤(消毒剤)を導入するための第2導水管28が設けられている。第2導水管28は、第1導水管18から分岐した管路である。第2導水管28の一端は、第1導水管18における第1導水用開閉弁48の上流側に接続されている。第2導水管28の他端は、吐出管12における接続管15の接続箇所と吐出側コネクタ22との間に接続されている。第2導水管28には、上流側から順番に、第2導水用開閉弁49と薬剤供給部33とが接続されている。また、第2導水管28には、第2導水用開閉弁49の下流側にコネクタ85が設けられている。
薬剤供給部33は、薬剤を貯留する薬剤貯留容器34と、薬剤貯留容器34と第2導水管28とを接続する薬剤供給管35と、薬剤供給管35に接続された薬剤供給ポンプ36とを備えている。薬剤供給管35の入口端は、薬剤貯留容器34の底面近傍に開口している。薬剤供給ポンプ36は電磁ポンプにより構成されている。薬剤供給ポンプ36を駆動させると、薬剤貯留容器34内の薬剤が、薬剤供給管35の入口から吸い込まれ、第2導水管28を介して医療用容器50に供給される。
容器洗浄装置10は、底面に複数の車輪が設けられたケーシング20を備え、作業者によって容易に移動させることが可能である。ケーシング20は、図1(b)に示すように、ポンプ11、吐出管12、上流側吸入管13a、下流側吸入管13b、接続管15、排気管16、第2導水管28、及び、薬剤供給部33を収容している。吐出管12、上流側吸入管13a、下流側吸入管13b、及び、第2導水管28の各管は、コネクタ側がケーシング20から外側へ延びている。また、排液用開閉弁44、通気用開閉弁45、第1導水用開閉弁48、及び、第2導水用開閉弁49の各開閉弁に対し、後述する制御部に接続するための各電気コード(図示省略)がケーシング20から外側に延びている。各電気コードは、各開閉弁44,45,48,49に着脱自在である。なお、図1(b)は、図1(a)と同じ容器洗浄装置10であるが、ケーシング20内の構成部品を理解しやすくするために各部品の配置等を図1(a)から変更している。図1(b)では、各コネクタの接続先を破線で表している。
回収容器14は、汚物流し55の上方に排液管17の出口を配置した排液可能状態で、且つ、第1導水管18の接続コネクタ37に水道栓を接続した水道接続状態で据え付けられる。汚物流し55近傍にケーシング20を移動させることで、ケーシング20側に回収容器14を接続可能となる。
ここで、医療用容器50は、容器本体50aと、容器本体50aの上部開口に着脱自在に装着された蓋部材50bとを備えた密閉容器である。医療用容器50は、例えば病室の壁面などに吊り下げられ、カテーテル(チューブ)を通じて患者の喉部に接続される(図示省略)。カテーテルは、蓋部材50bの挿通孔50cを通して容器本体50aの内部に導かれる。医療用容器50には、痰吸引装置のポンプによって患者の喉部から吸い込まれた痰が廃液として溜まる。医療用容器50は、廃液がある程度溜まると、カテーテルが引き抜かれて回収される。そして、容器洗浄装置10に医療用容器50を接続するために、第1管51及び第2管52が一体化された接続具54が、挿通孔50cに挿通されて、医療用容器50に装着される。第1管51及び第2管52は、医療用容器50に設けられた同一の挿通孔50cに挿入される。
医療用容器50に接続具54が装着された状態では、第1管51の一端が医療用容器50の下部(本実施形態では、底面近傍)に開口し、第2管52の一端が医療用容器50の上部(本実施形態では、蓋部材50bの内面又は内面近傍)に開口している。医療用容器50内では、第1管51よりも第2管52の方が上方の位置に開口している。
本実施形態では、接続具54が、第2管52の内側に第1管51が挿入された二重管構造を有する。具体的に、第2管52は、蓋部材50bの外面から上方に延びて横方向に屈曲している。第1管51は、第2管52の屈曲部近傍を貫通し、第2管52(屈曲部より入口側の部分)の内側を通り、第2管52の入口から下方に突出している。接続具54では、第2管のうち挿通孔50cを通る部分の内側に第1管51が挿入されている。
[2.容器洗浄装置の動作について]
容器洗浄装置10は、開始ボタンが設けられた操作パネルと、容器洗浄装置10の動作を制御する制御部とをさらに備えている(図示省略)。制御部は、ポンプ11、薬剤供給ポンプ36、及び、各開閉弁41〜45,47〜49を制御する。図2−図4を参照して、制御部が実行する制御処理、及び、制御処理によって容器洗浄装置10で行われる容器洗浄方法について説明する。なお、制御処理は、プロセッサがメモリに記憶したプログラムを読み出して実行及び解釈することにより行われる。但し、制御処理の一部又は全部の機能は、FPGA等の専用LSIで実現してもよい。
以下では、医療用容器50が未接続の初期状態(図2(a)参照)から説明する。初期状態では、排液用開閉弁44及び通気用開閉弁45が開状態に設定され、これらを除く開閉弁41〜43,47〜49が閉状態に設定されている。なお、図2−図4では、液体又は気体が流通している経路を太線にし、開状態の開閉弁41〜45,47〜49の符号を四角で囲っている。
まず、準備ステップについて説明する。準備ステップでは、医療用容器50を回収し、汚物流し55がある処理室へケーシング20を移動させて、吐出側コネクタ22に第1管51を、吸入側コネクタ23に第2管52を、コネクタ81,84を回収容器14に接続した容器接続状態にする(図2(b)参照)。また、排液用開閉弁44、通気用開閉弁45、第1導水用開閉弁48、及び、第2導水用開閉弁49の各々に対し、上述の電気コードをそれぞれ接続する。
準備ステップの終了後に、使用者は操作パネルの開始ボタンを押す。そうすると、制御部は、薬剤供給ステップ、殺菌ステップ、廃液回収ステップ、第1〜第3洗浄ステップ、及び、回収容器洗浄ステップを、容器洗浄装置10に実行させる。
具体的に、制御部は、まず薬剤供給ステップを実行させる。薬剤供給ステップでは、薬剤供給ポンプ36が駆動される。そうすると、薬剤貯留容器34内の薬剤は、図2(b)に示すように、薬剤供給管35、第2導水管28及び第1管51などを介して、医療用容器50に供給される。その結果、医療用容器50では、廃液に薬剤が混ざった状態となる。薬剤供給ポンプ36は、所定時間の運転後に停止される。
続いて、制御部は、医療用容器50内を殺菌する殺菌ステップを実行させる。殺菌ステップでは、吐出側開閉弁41及び吸入側開閉弁42が開状態に切り替えられ、排液用開閉弁44及び通気用開閉弁45が閉状態に切り替えられて、ポンプ11が駆動される。循環経路では、図3(a)に示すように、ポンプ11から吐出された空気が、吐出管12及び第1管51を介して医療用容器50へ供給される。医療用容器50内では、バブリングにより液体(廃液と薬剤との混合液)が撹拌されることで、廃液の殺菌が行われる。
また、医療用容器50内の空気は、第2管52及び吸入管13を介して、ポンプ11に吸い込まれる。医療用容器50内でバブリングを行うと、泡になった混合液や飛散した混合液が、空気と共に第2管52に吸い込まれる場合がある。本実施形態では、第2管52に吸い込まれた混合液が、吸入管13の途中の回収容器14で空気から分離されて貯留される。そのため、混合液はポンプ11に吸引されない。ポンプ11は、例えば所定時間(例えば30秒間)の運転後に停止される。ポンプ11の停止後は、吐出側開閉弁41及び吸入側開閉弁42が閉状態に切り替えられる。
続いて、制御部は、医療用容器50から回収容器14へ混合液を回収する廃液回収ステップを実行させる。廃液回収ステップでは、接続側開閉弁47及び排気用開閉弁43が開状態に切り替えられて、ポンプ11が駆動される。そうすると、図3(b)に示すように、回収容器14の空気が、下流側吸入管13bを介してポンプ11によって吸引されて排気管16から吐出される。回収容器14内は負圧になり、医療用容器50の混合液は、第1管51及び接続管15などを介して、回収容器14に吸引される。ポンプ11は、医療用容器50から全ての混合液が回収容器14に回収された後に停止される。ポンプ11の停止後は、接続側開閉弁47及び排気用開閉弁43が閉状態に切り替えられる。
続いて、制御部は、医療用容器50を洗浄するための第1洗浄ステップ、第2洗浄ステップ、及び第3洗浄ステップを順番に実行させる。第1洗浄ステップ、第2洗浄ステップ、及び第3洗浄ステップは、所定回数(例えば3回)繰り返される。
第1洗浄ステップでは、第2導水用開閉弁49、排液用開閉弁44、及び、通気用開閉弁45が開状態に切り替えられて、薬剤供給ポンプ36が駆動される。そうすると、図4(a)に示すように、空気導入管19を介して回収容器14内に空気が導入され、回収容器14の液体(1回目の第1洗浄ステップでは「混合液」、2回目以降の第1洗浄ステップでは「洗浄液」)が排液管17から汚物流し55へ排出される。
また、薬剤供給ポンプ36によって薬剤貯留容器34から吸い上げられた薬剤が、水道栓から供給されて第2導水管28を流れる水道水に合流し、水道水と薬剤とが混ざった洗浄液が医療用容器50に流入する。第1洗浄ステップでは、回収容器14の排液と、医療用容器50への洗浄液の供給とが同じタイミングに行われる。なお、回収容器14の排液と、医療用容器50への洗浄液の供給とを別のタイミングで行ってもよい。
ここで、制御部には、第2導水管28から供給される洗浄液が医療用容器50において所定水位になった時点で洗浄液の供給を停止するために、タイマーが設けられている。例えば、使用者は回収容器14を据え付けた際に、タイマーの設定時間を設定する。具体的に、使用者は、水道栓を開いた状態で、第2導水用開閉弁49を閉状態から開状態へ切り替えた時点から、医療用容器50が満水近くの所定水位になるまでに要した時間をタイマーの設定時間とする。タイマーの設定後は、水道栓の開度は変更しない。
制御部は、タイマーが設定時間となった時点で、第2導水用開閉弁49を閉鎖すると共に、薬剤供給ポンプ36を停止する。これにより、医療用容器50への洗浄液の供給は停止する。回収容器14の排液と医療用容器50への洗浄液の供給との両方が終了すると、第1洗浄ステップは終了する。なお、医療用容器50に対して液面センサを設け、液面センサを用いて制御部は、医療用容器50の液面が所定の高さ(満水に相当する高さ又は満水に近い高さ)になったことを検知してもよい。
続いて、第2洗浄ステップでは、殺菌ステップと同様に、吐出側開閉弁41及び吸入側開閉弁42が開状態に切り替えられ、排液用開閉弁44及び通気用開閉弁45が閉状態に切り替えられて、ポンプ11が駆動される。循環経路では、図3(a)に示すように、ポンプ11から吐出された空気が、吐出管12及び第1管51を介して医療用容器50へ供給される。医療用容器50内では、洗浄液がバブリングにより撹拌されて医療用容器50の内面が洗浄される。また、医療用容器50内の空気は、第2管52及び吸入管13を介して、ポンプ11に吸い込まれる。ポンプ11は、例えば所定時間(例えば30秒間)の運転後に停止される。ポンプ11の停止後は、吐出側開閉弁41及び吸入側開閉弁42が閉状態に切り替えられる。
続いて、第3洗浄ステップでは、廃液回収ステップと同様に、接続側開閉弁47及び排気用開閉弁43が開状態に切り替えられて、ポンプ11が駆動される。そうすると、ポンプ11によって空気が吸い込まれた回収容器14内は負圧になり、図3(b)に示すように、医療用容器50内の洗浄液は、第1管51及び接続管15などを介して、回収容器14に吸い込まれる。ポンプ11は、医療用容器50から全ての洗浄液が回収容器14に回収された後に停止される。ポンプ11の停止後は、接続側開閉弁47及び排気用開閉弁43が閉状態に切り替えられる。
第1洗浄ステップ、第2洗浄ステップ、及び第3洗浄ステップが所定回数(例えば3回)繰り返されると、回収容器洗浄ステップが行われる。回収容器洗浄ステップでは、第1導水用開閉弁48、排液用開閉弁44及び通気用開閉弁45が開状態に切り替えられる。例えば、排液用開閉弁44及び通気用開閉弁45を開状態に切り替えて回収容器14からの排液後に、第1導水用開閉弁48が開状態に切り替えられる。回収容器14内では、図4(b)に示すように、水道栓から供給された水道水が散水器38から散水されて、回収容器14の内面が洗浄される。散水器38は、例えば回転しながら水道水を散水する。所定時間が経過すると、第1導水用開閉弁48が閉状態に切り替えられて、回収容器洗浄ステップは終了する。
[3.実施形態の効果等]
本実施形態では、医療用容器50をバブリング洗浄する際に、ポンプ11によって医療用容器50内の空気が吸引される。そのため、医療用容器50の内圧がほとんど変化しない。バブリング洗浄の際に洗浄液の液面を高くしても、泡になった洗浄液等が医療用容器50の隙間(容器本体50aと蓋部材50bの隙間など)から漏れ出すことを回避できる。従って、従来の容器洗浄装置に設けられていた外部洗浄工程や排液トレーは必要ない。本実施形態によれば、容器洗浄装置10の動作や構成を複雑化させることなく、医療用容器50の内面の上部まで適切に洗浄できる。また、容器洗浄装置10は開始ボタンを押すと自動で動作するため、比較的高齢の作業者も容易に操作できる。
また、本実施形態では、医療用容器50に設けられた同一の挿通孔50cに、第1管51及び第2管52が挿入される。そのため、挿通孔50cが1つの医療用容器50であっても、医療用容器50に空気の導入路及び排出路の両方を設けることができる。痰を回収する医療用容器50の場合は、カテーテル用の挿通孔50cをそのまま利用して、空気の導入路及び排出路の両方を設けることができる。従って、挿通孔50cが1つの医療用容器50を容器洗浄装置10によって洗浄することができる。
また、本実施形態では、医療用容器50を洗浄するために循環経路に空気を循環させる際に、廃液を回収する回収容器14が、医療用容器50から吸入経路13に流入した空気に液体(混合液又は洗浄液)が含まれる場合に、液体を分離して捕捉する。つまり、回収容器14は、気液分離器としても機能し、吸入経路13に流入した液体がポンプ11に吸引されることを阻止する。本実施形態では、別途に気液分離器を設けることなく、ポンプ11の損傷を回避することができる。なお、回収容器14とは別に気液分離用の容器を設けてもよい。この場合、回収容器14は吸入管13に接続されない。
また、本実施形態では、薬剤供給ポンプ36を設けているため、従来の容器洗浄装置とは異なり、薬剤だけを医療用容器50に供給することができる。そのため、医療用容器50から廃液を排出する前に廃液の殺菌が可能である。よって、作業者が未殺菌の廃液に接触することがなく、緑膿菌などによる感染を防止することができる。なお、薬剤供給ポンプ36を用いずに、従来の容器洗浄装置と同様にベンチュリー効果による吸引作用を利用して薬剤を医療用容器50へ供給してもよい。
[4.変形例1]
変形例1について、図5及び図6を参照しながら上述の実施形態と異なる点を中心に説明する。変形例1では、ポンプ11を利用して回収容器14の液面を加圧できるように、容器洗浄装置10が構成されている。
具体的に、容器洗浄装置10は、加圧用管61及び吸気管62をさらに備えている。加圧用管61は、一端が吐出管12におけるポンプ11と吐出側開閉弁41との間に接続され、他端が空気導入管19における通気用開閉弁45と回収容器14との間に接続されている。加圧用管61には、加圧用開閉弁71が接続されている。また、吸気管62は、一端が大気開放され、他端が下流側吸入管13bに接続されている。吸気管62には、吸気側開閉弁72が接続されている。また、下流側吸入管13bには、吸気管62の接続箇所の上流側に第2吸入側開閉弁73が接続されている。なお、空気導入管19を設けずに、加圧用管61を直接回収容器14に接続してもよい。
変形例1では、第1洗浄ステップにおいて、第2導水用開閉弁49、排液用開閉弁44、加圧用開閉弁71、及び、吸気側開閉弁72が開状態に設定され、ポンプ11及び薬剤供給ポンプ36が駆動される。そうすると、図6(a)に示すように、ポンプ11は、吸気管62から吸入した空気を吐出する。ポンプ11から吐出された空気は、加圧用管61を介して回収容器14に供給される。回収容器14では、内部の液体が加圧されて排液管17から汚物流し55へ排出される。
また、回収容器洗浄ステップにおいて、第1導水用開閉弁48、排液用開閉弁44、加圧用開閉弁71、及び、吸気側開閉弁72が開状態に設定され、ポンプ11が駆動される。そうすると、図6(b)に示すように、第1洗浄ステップと同様に、ポンプ11から吐出された空気が加圧用管61を介して回収容器14に供給され、回収容器14内の液体が加圧されて排液管17から汚物流し55へ排出される。変形例1によれば、第1洗浄ステップにおいても回収容器洗浄ステップにおいても、回収容器14からの液体排出時間を短縮することができる。
[5.その他の実施形態]
上述の実施形態において、接続具54が二重管構造を有していなくても、第1管51と第2管52を同一の挿通孔50cに挿通させることは可能である。例えば、それぞれ断面形状が略半円形に形成された第1管51及び第2管52を組み合わせて略円形として、同一の挿通孔50cに挿通させてもよい。
また、上述の実施形態では、第1管51と第2管52が一体化されているが、第1管51と第2管52を別体にしてもよい。この場合、例えば、蓋部材50bに、第1管51用の第1挿通孔と第2管52用の第2挿通孔とをそれぞれ設ける。
本発明は、医療現場で用いられる医療用容器を洗浄する容器洗浄装置等に適用可能である。
10 容器洗浄装置
11 ポンプ
12 吐出管(吐出経路)
13 吸入管(吸入経路)
14 回収容器
15 接続管
33 薬剤供給部
50 医療用容器
51 第1管
52 第2管

Claims (4)

  1. 医療現場で発生する廃液を溜める医療用容器を洗浄する容器洗浄装置であって、
    吸い込んだ空気を吐出するポンプと、
    前記ポンプの吐出側に一端が接続され、前記医療用容器内において液面下まで空気を供給するための第1管に他端が接続可能な吐出経路と、
    前記ポンプの吸入側に一端が接続され、前記医療用容器内から空気を排出するための第2管に他端が接続可能な吸入経路とを備え、
    洗浄液が供給された前記医療用容器の内面を洗浄する際に、前記第1管に前記吐出経路が接続され、且つ、前記第2管に前記吸入経路が接続されることで形成される循環経路において、前記ポンプを駆動して、前記ポンプと前記医療用容器との間で空気を循環させることを特徴とする、容器洗浄装置。
  2. 前記第1管及び前記第2管は、前記医療用容器に設けられた同一の挿通孔に挿入されることで前記医療用容器に装着されることを特徴とする、請求項1に記載の容器洗浄装置。
  3. 前記挿通孔に挿入された前記第2管のうち、該挿通孔を通る部分の内側に前記第1管が挿入されていることを特徴とする、請求項2に記載の容器洗浄装置。
  4. 前記医療用容器内に連通し、負圧が形成されると前記医療用容器内の廃液を吸引して回収する回収容器をさらに備え、
    前記回収容器は、前記吸入経路の途中に接続され、前記医療用容器から前記吸入経路に流入した空気に洗浄液が含まれる場合に、前記洗浄液を分離して捕捉することを特徴とする、請求項1乃至3の何れか1つに記載の容器洗浄装置。

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