JP2018055355A - 情報処理装置、印刷システム、情報処理方法、ならびにプログラム - Google Patents

情報処理装置、印刷システム、情報処理方法、ならびにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】印刷成果物の配送間違いを低減した効率的な作業を実現する。【解決手段】注文とともに印刷すべき画像データ等を受け付け、シート毎に配送先が同一の注文に係る画像データを面付してシートジョブを生成し、シートジョブを配送先ごとのグループジョブにまとめ、印刷ジョブをグループごとに画像形成装置に送信する。その際に、グループごとの印刷ジョブが完了したことを入力させ、一つのグループに含まれる印刷ジョブがすべて完了したと判定した場合に、次のグループの印刷ジョブを画像形成装置に送信する。【選択図】図6

Description

本発明は、例えばサーバ装置と共に動作し、印刷ジョブと印刷後工程の情報とに基づき印刷ジョブの送信タイミングを制御するための情報処理装置、印刷システム、情報処理方法、ならびにプログラムに関する。
従来、製本物や名刺、チケット、チラシなどを画像形成装置および後処理装置を利用して制作する際には、用紙等のリソース効率化を目的に、1枚の用紙(印刷データのページ)に同一の原稿画像を複数レイアウトして印刷データを生成し、画像形成装置から出力された印刷物を後処理装置で断裁することで、1枚の用紙から複数の成果物を得るための技術がある。このようなレイアウト手法は多面付けやギャンギングなどと呼ばれる。印刷後、多面付けやギャンギングして印字された印刷物は、専用のフィニッシャー装置において製本や断裁などの後加工処理が行われる。フィニッシャー装置で加工された個々の成果物は、オペレータにより仕分けがされ、品質に問題がないか検品や箱詰め(帯止め)・梱包、納品先への出荷作業が行われる。
印刷工程においては、プリンタなどの画像形成装置の状況や印刷ジョブの設定に基づいて、印刷ジョブの送信タイミングを最適にするように制御することが行われている(例えば特許文献1)。
特開2010−170370号公報
ギャンギングでレイアウトされた印刷成果物が、複数の同一のレイアウトにそれぞれ異なる画像が印刷されたものである場合、一見で成果物を判別することは困難である。そして、製造された成果物の配送先が多数存在する場合、成果物を選別して配送する際に取り違いなどによって配送ミスが発生する場合がある。結果として、間違った納品先へ成果物が届いてしまう恐れがある。
しかしながら、上述した従来技術においては、成果物の選別、配送作業においてミスを防ぐことに関する考慮はされていない。すなわち画像形成装置の状況に基づいて印刷タイミングを制御したとしても、後加工装置での処理後に作業者の目視により成果物を判別する作業が発生することで作業効率が低下する。
本発明は係る課題を解決することを目的とする。より詳細には、後加工後の処理の状態に基づいて、同一配送先の印刷ジョブの送信をまとめて行うように制御することで、配送間違いを低減した効率的な作業を実現することを目的とする。
かかる目的下において、本発明は、
印刷ジョブを生成し、印刷ジョブによる成果物の配送先ごとのグループにまとめる生成手段と、
前記印刷ジョブを前記グループごとに画像形成装置に送信する送信制御手段と、
前記グループごとの前記印刷ジョブの完了を判定する判定手段とを有し、
前記送信制御手段は、前記判定手段により前記グループごとの前記印刷ジョブが完了したと判定した場合に、次のグループの前記印刷ジョブを前記画像形成装置に送信することを特徴とする情報処理装置にある。
本発明によれば、後加工後の処理の状態に基づいて、同一配送先の印刷ジョブの送信をまとめて行うように制御することで、配送間違いを低減した効率的な作業を実現できる。
本実施の形態にかかる情報処理システムのシステム構成図である。 本実施の形態にかかる情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本実施の形態にかかる情報処理装置のソフトウェア構成を示すブロック図である。 本実施の形態にかかる情報処理装置が管理する注文情報の例である。 本実施の形態にかかるジョブ及び成果物の概念を示す構成図である。 本実施の形態にかかる情報処理装置の処理シーケンスである。 本実施の形態にかかる情報処理装置が生成するジョブの印刷画像データの例である。 本実施の形態にかかる情報処理装置のユーザーインターフェース画面である。 本実施の形態にかかる情報処理装置の処理シーケンスである。 本実施の形態にかかる情報処理装置の処理シーケンスと、印刷画像データと成果物の概念図である。 本実施の形態にかかる注情報処理装置の処理シーケンスと、画像形成装置におけるジョブ表示例である。 本実施の形態にかかる後処理装置の機器構成の例を示す図である。 本実施の形態にかかる情報処理装置の処理シーケンスである。 本実施の形態にかかる情報処理装置の処理シーケンスである。 本実施の形態にかかる情報処理装置の処理シーケンスである。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
[実施形態1]
<情報処理システムの構成例>
図1は、本発明にかかわる情報処理システムの全体構成を示す図である。なお、以下の説明における情報処理システム全体の環境は本発明の説明を理解し易くするためのものであり、本発明はこれらの環境に限定されるものではない。
同図において、情報処理装置101は印刷物の製作を要求する依頼者が注文処理を行う注文PC(パーソナルコンピューター)であり、依頼者は本PC上で、印刷室のサーバ装置102にアクセスして注文処理を行う。
印刷室では、ネットワーク107に、サーバ装置102、情報処理装置103、画像形成装置104、後処理装置105、情報処理装置106が接続されている。サーバ装置102は、前述した依頼者の注文を受け付けるサーバである。本サーバ装置で受け付けられた注文は、注文情報や原稿データを含む注文データとして情報処理装置103へ転送される。情報処理装置103はプリプレス用作業PCとして、原稿データを印刷のためにレイアウトしたり、校正作業や、印刷のための設定を行うための注文に対する印刷前工程(プリプレス工程)を行う情報処理装置である。また、画像形成装置104や後処理装置105とネットワーク越しに接続し、画像形成装置104を制御するためのプリンタドライバプログラムなどがインストールされている。画像形成装置104は情報処理装置103から送信されてくる印字データを含む印刷データを解析し、1ページずつドットイメージに変換して印刷する。後処理装置105は、画像形成装置104から出力された印刷物に対して折り加工や断裁加工、製本加工などの後処理を行う後処理装置である。情報処理装置106は情報処理装置103とは異なるPCであり、情報処理装置103とネットワーク107を介して通信を行い情報を交換する情報処理装置である。ネットワーク107は、各装置を接続し、相互通信を可能とするネットワークである。尚、画像形成装置104、後処理装置105は、それぞれ、複数あってもよい。
<情報処理装置のハードウェア構成例>
図2は、本実施例の情報処理装置103のハードウェア構成図である。情報処理装置106は情報処理装置103と同じハードウェア構成を備える。サーバ装置102も図2の構成を備えたものであってよい。情報処理装置103は一般的なコンピュータ(PC)のハードウェアで構成することができる。図2において、CPU200は装置全体の制御を行う制御部であり、ハードディスク(HD)205に格納されているアプリケーションプログラム、プリンタドライバプログラム、OSや、本実施形態の情報処理プログラム等を実行し、RAM202にプログラムの実行に必要な情報、ファイル等を一時的に格納する制御を行う。ROM201は記憶部であり、内部には、基本I/Oプログラム等のプログラム、文書処理の際に使用するフォントデータ、テンプレート用データ等の各種データを記憶する。RAM202は一時記憶部であり、CPU200の主メモリ、ワークエリア等として機能する。DVDドライブ203は記憶媒体読み込み部であり、DVDドライブ203を通じて、記憶媒体としてのDVD204に記憶されたプログラム等を本コンピュータにロードすることができる。DVD204は記憶媒体であり、コンピュータが読み取り可能にプログラムが格納された記憶媒体である。なお、記憶媒体はDVDに限らず、FD、CD−ROM、CDR、CDRW、PCカード、ICメモリカード、MO、メモリスティック等、任意である。ハードディスク205は外部記憶手段の一つであり、大容量メモリあるいはファイルストレージとして機能し、アプリケーションプログラム、プリンタドライバプログラム、OS、情報処理プログラム、関連プログラム等を格納している。キーボード206は指示入力部であり、ユーザがコンピュータに対して、デバイスの制御コマンドの命令等を入力指示するものである。ディスプレイ207は表示部であり、キーボード206から入力したコマンドや、プリンタの状態等を表示したりするものである。システムバス208は、コンピュータ内のデータの流れを司るものである。インターフェース209は入出力部であり、インターフェース209を介して情報処理装置は外部装置とのデータのやり取りを行う。なお、上記コンピュータの構成はその一例であり、図2の構成例に限定されるものではない。例えば、データやプログラムの格納先は、その特徴に応じてROM、RAM、HDなどで変更することも可能である。
<情報処理装置のソフトウェア構成例>
図3は、本実施例の情報処理装置におけるソフトウェア構成を機能モジュール毎に示した構成図である。各モジュールは本実施形態に係る発明を実現するための機能を有し、図6の処理を実行する。
情報処理装置103は、サーバ装置102から原稿データを含む注文データを受信し、画像形成装置104および後処理装置105で処理するために原稿データをレイアウト(印刷データに面付け)する。レイアウトされた印刷データからジョブを生成し、画像形成装置104および後処理装置105へ転送する。
以下に各モジュールについて詳細に説明する。注文受付部301は、サーバ装置102から注文データを受け付け、受信した注文データ(図示せず)を解析して図4に示す注文情報400を生成して注文記憶部302へ格納する。注文受付部301はレイアウト部301に対して、受信した原稿データのレイアウト指示を行う。注文記憶部302は、図4に示す注文情報400を記憶する。注文記憶部302には、注文情報400の他に原稿データも記憶される。レイアウト部303は、注文受付301が受信した注文データにおける原稿データを、注文記憶部302における注文情報400に応じてレイアウトするレイアウト処理を行って印刷データを生成するレイアウト部である。レイアウト部303は、レイアウト済みの印刷データをデータ記憶部304へ格納する。データ記憶部304は、印刷データを記憶する。データ記憶部304における印刷データの格納先は注文受付部301を介して注文記憶部302における注文情報400に設定される。なお原稿データを発注者から受け取る代わりに、たとえば注文ごとに指定されたフォームデータに対して成果物氏名403をフィールドデータとして適用した原稿データをいわゆるバリアブル印刷機能によりレイアウト部303が生成してもよい。その場合には、作成した原稿データが、印刷に用いられる原稿データとして例えば注文記憶部302に登録される。
ジョブ生成部305は、注文記憶部302の注文情報400およびデータ記憶部304の印刷データ、レイアウト設定に基づいて画像形成装置104および後処理装置105で処理可能なジョブ(図示せず。印刷ジョブとも呼ぶ)を生成する。画像形成装置104に対するジョブは、例えば印刷指示情報(用紙サイズ、用紙種類、片面/両面やカラー/モノクロ等を含み、印刷設定と呼ぶこともある)を含むジョブチケットと印刷データ(または印刷データを変換したデータ)とを含む。後処理装置105に対するジョブは、例えば後処理指示情報(断裁位置や折り位置等を含み、後処理設定と呼ぶこともある)を含むジョブチケットを含む。通信部306は、画像形成装置104および後処理装置105とデータの送受信を行う。ジョブ生成部305が生成するジョブは、後述の図5で説明するシートジョブ及びグループジョブに相当する。
<情報処理装置が生成する注文情報の例>
図4は、本実施例の情報処理装置103の注文受付部301が生成し、注文記憶部302に記憶される注文情報400の一例を示した図である。注文番号401は、注文データを一意に識別するために割り振られる、注文ごとに異なる固有の番号である。数量402は、対象の注文の成果物を製造する数を示す。例えば、原稿データに対して数量402に"50"が設定されている場合、原稿データが印字された成果物を50部製造することが注文されたことを示している。成果物氏名403は、対象となる注文の成果物の製造対象者の氏名を示す。例えば、名刺の場合、名刺に印字される氏名を示している。成果物氏名403には、氏名の他にも部署名や住所、電話番号など成果物に関する他の情報が含まれていても良い。配送先会社404および配送先氏名405は、それぞれ対象となる注文の成果物を配送する配送先の会社名や氏名を示す。配送先会社404または配送先氏名405には、会社名や氏名の他にも住所や電話番号など配送先に関する他の情報が含まれていても良い。例えば、複数の注文で同じ配送先会社404が設定されている場合、それらの注文に対する成果物は同一の配送先にまとめて配送される。ファイル名406は、サーバ装置102から受信した原稿データのファイル名称を示す。ファイル名406には原稿データが格納されているファイルパスを設定するようにしても良い。数量402〜ファイル名406は発注時に顧客により指定された値であってよい。プリンタ名407は、対象となる注文を印刷するための画像形成装置104の名称を示す。プリンタ名407の情報は、注文データにあらかじめ含まれるようにしても良いし、情報処理装置103のディスプレイ207の図示しないユーザーインターフェースから設定できるようにしても良い。予め含まれる場合には、注文情報作成時に注文受付部301が適宜プリンタを選択し、そのプリンタ名を設定する。これはフィニッシャー名も同様である。フィニッシャー名408は、対象となる注文の印刷物の後処理(断裁や折りなど)を行うための後処理装置105の名称を示す。フィニッシャー名408の情報は、注文データにあらかじめ含まれるようにしても良いし、情報処理装置103のディスプレイ207の図示しないユーザーインターフェースから設定できるようにしても良い。
グループジョブID409は、配送先を示すIDである。同じ配送先に配送される注文は同じグループジョブIDを持つ。ただし本例では再送先会社404が同じであれば配送先氏名405が異なっていても同じ配送先としている。したがって注文受付部301は、指定された配送先会社404が同じ注文については、同じグループジョブIDを割り当てる。シートジョブDI410は、同一のシートにレイアウトされた注文を示すIDである。1つのシートに印刷するようにレイアウトされた注文は、同じシートジョブIDを持つ。シートジョブID410は、原稿データがレイアウトされて初めて決定できるので、レイアウト処理時にレイアウト部303から同一シートにレイアウトされた成果物に関する情報を得て、その情報に基づいて決定してもよい。またレイアウト部303がレイアウト時に注文情報400にシートジョブID410を書き込んでもよい。成果物ID411は、各成果物を識別するIDである。図4の例では成果物は注文と1対1に対応しているが、例えば一つの注文に複数の成果物が含まれてもよい。成果物はたとえば、注文時に受け取った原稿データを指示に従って印刷した印刷物や、フォームデータに、成果物氏名403をフィールドデータとして適用して生成した印刷データを印刷した印刷物などである。
処理完了フラグ412は、各成果物の処理状態を示すフラグである。後加工、検品、梱包後に、配送処理が未完了の場合はFALSEが設定されて、配送処理が完了するとTRUEが設定される。データパス413は、レイアウト部303が生成する印刷データのデータ記憶部304における格納先を示す。データパス413は、レイアウト部303から注文受付部301を介して設定される。印刷順414は印刷物の印刷順序を示す。複数ページのデータを片面印刷で正順印刷する場合、1ページ目が最初に出力され、最終ページが1番最後に出力される。よって用紙の積載順は最終ページが最も上になる。逆順印刷では最初のページが最も上に積載される。印刷順の設定は加工装置の構成や能力によって異なる。ジョブホールド設定415は画像形成装置における印刷ジョブのホールド設定を示す。画像形成装置におけるホールド処理とは画像形成装置が受信した印刷ジョブをホールドキューに格納して、外部インターフェースによる指示に基づきホールドキュー内の印刷ジョブを実行する処理である。
注文情報400のうち、たとえば数量402〜配送先氏名405は発注時に顧客により指定された値であり、残りの項目の値は注文受付部301が注文ごとに設定するものとしよい。
<グループジョブ、シートジョブ、成果物の構成例>
図5はグループジョブ、シートジョブ、成果物の概念を示す構成図である。なお図5に示す例は図4の例とは異なる例を示している。グループジョブ501は配送先単位のジョブであり、同一配送先のシートジョブをすべて含む。この図では2つのシートジョブ502と503から構成される。グループジョブはグループジョブID409で識別される。シートジョブ502および503は、本例では名刺を処理する、ブロック単位のデータを含むジョブを示す。シートジョブの属性には、シートを示す識別子であるシートジョブID410、配送先を示す識別子である配送先会社403がある。例として、シートジョブ502は1つのシートに付き最大5つの成果物をレイアウトされたシートジョブであり、全て同じ配送先の成果物がレイアウトされている。5つを超える成果物は、配送先がシートジョブ502と同一であっても次のシートジョブID=0002で示されるシートジョブ503にレイアウトされる。このように、ひとつの配送先を共有するグループジョブには、各シートにレイアウトされる成果物の集まりである1または複数のシートジョブが属し、各シートジョブには、当該シートにレイアウトされる1または複数の成果物が属する。すなわち、グループジョブは、グループジョブを根、シートジョブを節、成果物を葉とする木構像を持つ。なおジョブの構成上の成果物とは印刷物そのものではなく、成果物ID411と関連する処理完了フラグ412とが紐づけられた情報である。もちろんこのほか原稿データや成果物氏名等に紐づけられていてもよい。なお成果物504もまた成果物ごとに生成されたジョブを実行して印刷することができるので、成果物504を一つのジョブとみなすこともできる。そこで、成果物を得るためのジョブを、ジョブの成果である印刷物と区別するために成果物ジョブと呼ぶこともある。その場合、図5のグループジョブは、成果物ジョブをまとめてシートジョブを構成し、さらにシートジョブをまとめて構成されたものということができる。そして各レイヤのジョブをまとめる基準は、本例では、シートジョブおよびグループジョブとも配送先である。
シートジョブ502および503に含まれる成果物の属性として、成果物を示す識別子である成果物IDと、各成果物の処理の完了を示すフラグである処理完了フラグがある。処理完了フラグの初期状態は未処理の状態を示すFALSEであり、処理が完了することによりTRUEに変更される。例えば成果物504で示す成果物はグループジョブID=0001、シートジョブID=0001に属して、成果物ID=000Aで識別されて、処理完了状態(配送が最終工程であれば配送完了状態)であることを示す。
<後処理装置における断裁装置の例>
図12は、本実施例の後処理装置105のひとつとして、断裁機能を有する断裁装置1200の機器構成の一例を示す図である。同図において、給紙部1201には、断裁対象の印刷物がセットされる。図12に示した例においては、1枚の用紙に「横4×縦5」で原稿データを面付けした印刷物を給紙部1201にセットしていることを示している。断裁部1202は印刷物の断裁処理を行う。図12に示した矢印方向へ給紙部にセットされた用紙が搬送される。図12に示した例においては、印刷物である用紙は断裁部1202において長辺の方向に搬送されるため、搬送方向は「長辺方向」となる。このため後処理装置105を用いるために情報処理装置103が生成する機器情報には、搬送方向の設定として"Long"がセットされる。排紙部1203には断裁部1202によって断裁された成果物が排紙される。仕分けオプション1204は、断裁部1202によって断裁された成果物を排紙部1203において仕分けを行う。図12に示した例においては、仕分けオプション1204によって成果物が、1枚のシート上に搬送方向(長辺方向)にレイアウトされた原稿データまとめられて仕分けられている。図12の例では、まとめられる、とは重ねて置かれることである。また、複数のシートが断裁の対象の場合には、シートを断裁する都度、仕分けが行われる。
<レイアウト処理およびジョブ生成>
図13Aは、本実施例の情報処理装置において、原稿データ(たとえば名刺データ)を所定のレイアウトに配置して印刷データを生成する処理の流れを説明している。各フローに係るプログラムは情報処理装置103のハードディスク205に格納されており、RAM202に読み出され、CPU200により実行される。なお原稿データには例えば名刺のレイアウトに必要なオブジェクト(画像や文字・記号など)が含まれている。また、両面の成果物を生成する際には、表裏あわせて2ページの原稿データとなる。原稿データは例えばアドビシステムズによるPDF形式で構成され、保存される。保存先は注文情報400のデータパス413に登録されている。
図13AのステップS13101では、レイアウト部303が注文受付部301から原稿データのレイアウト指示を受信したかを判断する。レイアウト指示を受信した場合はステップS13102へ処理を移行する。なおレイアウト指示を受信したなら図13Aの処理を開始するようにしても良い。レイアウト指示は、注文受付部301がサーバ装置102を介して注文依頼者の注文PC101から注文データを受信したタイミングで自動的に発行される。または、情報処理装置103の図示しないユーザーインターフェースからレイアウトの指示を受信したタイミングで発行されるようにしても良い。
ステップS13102では、レイアウト部303が製造対象の注文におけるデバイスの機器能力情報を取得する。機器能力情報には画像形成装置104および後処理装置105のそれを含む。ステップS13103では、レイアウト部303がステップS13102で取得した機器能力情報における仕分けオプションから、後処理装置105に仕分けオプションが装着されているかを判断する。仕分けオプションが装着されている場合はステップS13104に処理を移行し、装着されていない場合はステップS13105へ処理を移行する。ステップS13104では、図13Bに示す「搬送方向レイアウト処理」を行う。ステップS13105では、図13Cに示す「N−upレイアウト処理」を行う。
図13Bは図13AのステップS13104における「搬送方向レイアウト処理」の流れについて説明している。各フローに係るプログラムは情報処理装置103のハードディスク205に格納されており、RAM202に読み出され、CPU200により実行される。
ステップS13201では、レイアウト部303が注文情報400の配送先会社404の情報から同一配送先ごとに注文をグループ分けする。例えば、図4における注文情報400の例の場合、注文番号0001〜0004、0005〜0007、0008、0000009〜0010の4つのグループに分けられる。これらのグループにはそれぞれ固有のグループジョブIDを割り当てる。
ステップS13202では、ステップS13201で分けたグループの中から基準となるグループを選択する。例えば、図4における注文情報400の例の場合、注文番号0001〜0004(グループジョブID=1)を選択する。なお図13Bにはグループジョブを単にグループと表記し、そのIDをNで表している。
ステップS13203では、レイアウト部303がステップS13202で選択した基準となる注文グループ(N)が印刷データにレイアウト済みかを判断する。レイアウト済みでない場合はステップS13204へ処理を移行し、レイアウト済みの場合はステップS13217へ処理を移行する。
ステップS13204では、レイアウト部303がグループNの原稿データを印刷データにレイアウトする。例えば、図4における注文情報400の例の場合、注文番号0001〜0004の原稿データをレイアウトする。本例では、搬送方向と平行な方向に同一の原稿データを繰り返しレイアウトする(搬送方向と垂直な方向には異なる原稿データをレイアウトする)。レイアウトする印刷データのページ数は、注文数(図4の数量402)と1ページあたりの成果物の取れ高に応じたページ数となる。すなわち、以下の計算式に基づく。
(ページ数)=(注文数)/(ページあたり成果物数)
この結果、注文番号0001〜0004の原稿データが後述する図7のようにレイアウトされる。グループN(すなわちグループジョブID=N)については、レイアウト済みである旨を記憶しておく。
ステップS13205では、レイアウト部303がステップS13204でレイアウトを行った結果、印刷データにさらに原稿データをレイアウトが可能な余白が存在するかを判断する。余白が存在する場合はステップS13206へ処理を移行し、余白が存在しない場合はステップS13216へ処理を移行する。
ステップS13206では、レイアウト部303が余白にレイアウト可能な原稿データの数量をカウントする(数量を"Y"とする)。ステップS13207では、基準となる注文グループ(N)の次の注文グループを選択する(グループジョブIDをM(M=N+1)とする)。図4における注文情報400の例の場合、注文番号0005〜0007を選択する。
ステップS13208では、レイアウト部303がステップS13207で選択した注文グループ(M)が印刷データにレイアウトされていないかを判断する。レイアウトされていない場合はステップS13209へ処理を移行し、レイアウト済みの場合はステップS13212へ処理を移行する。
ステップS13209では、レイアウト部303がステップS13207で選択した注文グループ(M)の注文数が余白数(Y)と一致しているかを判断する。一致している場合はステップS13210へ処理を移行し、一致していない場合はステップS13212へ処理を移行する。
ステップS13210では、レイアウト部303がステップS13207で選択した注文グループ(M)の原稿データを印刷データの余白部分にレイアウトする。このとき、注文情報400におけるレイアウト方法414とレイアウト方向415の設定に基づいてレイアウトを行う。
ステップS13211では、レイアウト部303がステップS13210でレイアウトを行った結果、余白にレイアウト可能な原稿データの数量をカウントする(数量を"Y"とする)。
ステップS13212では、レイアウト部303がステップS13207で選択した注文グループ(M)がグループの総数と等しいかを判断する。すなわち、すべてのグループに対してステップS13208の判断を行ったかを判断する。等しい場合はステップS13213へ処理を移行し、等しくない場合はステップS13214へ処理を移行する。
ステップS13213では、レイアウト部303が余白の数量(Y)を1デクリメント(−1)する。すなわち、現在の余白数に一致する注文数を有する注文データが存在しないため、余白数よりも少ない注文数を有する注文データを余白へレイアウトするために、比較する余白の数量(Y)を1減らす。
ステップS13214では、レイアウト部303がレイアウト対象として選択中の注文グループ(M)の次のグループを選択する(Mを1インクリメント(+1)する)。
ステップS13215では、レイアウト部303が余白の数量(Y)が"0"であるかを判断する。Yが"0"である場合はステップS2016へ処理を移行し、Yが"0"ではない場合は、ステップS13207へ処理を移行する。なおYが0であるとは一つのシートジョブができたことになるから、ここでシートジョブID410を割り当て、注文情報400に記録してよい。
ステップS13216では、レイアウト部303がすべての注文グループの原稿データが印刷データにレイアウトされたかを判断する。すべての注文グループがレイアウトされた場合は処理を終了し、レイアウトされていない注文グループが残っている場合はステップS13217へ処理を移行する。ステップS13216でY=0と判定された場合には、最後のシートジョブができたことになるので、シートジョブIDが未割り当てならば、当該シートにシートジョブIDを割り当てて注文情報400に記録する。
ステップS13217では、基準となるグループ(N)として、次の注文グループを選択する(Nを1インクリメント(+1)する)。
上述した図13Bの処理を行った結果、図7のように原稿データが印刷データへレイアウトされる。すなわち、同一の原稿データが一例に繰り返し配置される。その列が、異なる原稿データについて並列に並べられる。このシートを指定された数量の成果物が得られる枚数印刷して図12の断裁機で断裁し、仕分けると、成果物毎にまとめられる。またそのジョブで得られる成果物はすべて同じ配送先となる。なお両面印刷設定の場合には、一方の面のレイアウトを上記手順でおこなったなら、その裏面の原稿データを表面の原稿データに対応付けてレイアウトする。
図13Cは図13AのステップS13105における「N−upレイアウト処理」の流れについて説明している。各フローに係るプログラムは情報処理装置103のハードディスク205に格納されており、RAM202に読み出され、CPU200により実行される。
ステップS13301では、レイアウト部303が注文情報400の配送先会社404の情報から同一配送先ごとに注文をグループ分けする。それぞれのグループにはグループジョブIDを割り当て、注文情報400に記録する。
ステップ8302では、レイアウト部303がステップS13301で分けたグループの中から先頭のグループ(グループ番号M=1)を選択する。
ステップS13303では、レイアウト部303がグループMの原稿データを印刷データにN−upレイアウトする。この結果、ひとつの原稿データがN−upで印刷データにレイアウトされる。N−upとは、シートの1面にNページ(本例ではN枚分の名刺の原稿データ)を配置したレイアウトで、Nは、たとえばシートサイズに原稿サイズの原稿がいくつ納められるかに基づいて決めることができる。
ステップS13304では、レイアウト部303がすべての注文グループの原稿データが印刷データにレイアウトされたかを判断する。すべての注文グループがレイアウトされた場合は処理を終了し、レイアウトされていない注文グループが残っている場合はステップS13305へ処理を移行する。
ステップS13305では、レイアウト対象の注文グループ(M)として、次の注文グループを選択する(Mを1インクリメント(+1)する)。
以上説明したステップにより、後処理装置105の能力に応じて原稿データを印刷データにレイアウトするようにしたことで、断裁処理後の成果物の仕分け作業を効率的に行うことができる。いずれにしても、配送先が同一の注文を同一のページに割り付ける。これにより、仕分けられた成果物は、同一の原稿ごとにまとまり、かつ同一の搬送先ごとの印刷データが得られる。仕分け機能がない断裁機を使用する場合にも、Nアップ機能を用いて同一の原稿データをシートの全面に割り付けて印刷し、配送先ごとにまとまった印刷データが形成できる。こうして、配送先単位でグルーピングしてレイアウトするようにしたことで、同一配送先の成果物をまとめた印刷データができる。シート単位のレイアウト済みデータはシートジョブの実行により印刷され、それがまとまってグループジョブとなる。
図7は、印刷システムのレイアウト部303によりレイアウトされたシートジョブの印刷画像データの例である。印刷画像データは例えばアドビシステムズによるPDF形式で構成される。701は1ページ分のシートジョブデータを表す。シートジョブは1シートに複数レイアウトされた各成果物の画像702と、成果物を特定する成果物IDのバーコード703を含む。成果物が属するグループジョブは注文情報400から特定可能であるが、バーコード703には例えばグループジョブIDとともに成果物IDを含めてもよい。
<情報処理装置における印刷ジョブ送信制御処理シーケンス>
図6は、本実施例の情報処理装置103において、印刷ジョブの印刷後工程の設定に応じて印刷ジョブを画像形成装置104に送信する制御の流れを説明している。各フローに係るプログラムは情報処理装置103のハードディスク205に格納されており、RAM202に読み出され、CPU200により実行される。図6の手順は、レイアウト部303により図13A〜図13Cの手順でシート毎の原稿データのレイアウトが行われた後に実行される。生成された印刷ジョブは注文情報400に登録されている。ジョブ生成部305により生成された印刷ジョブは図5に示したような構成のグループジョブ501である。またジョブチケットは、説明の簡単のためにグループジョブと関連付けられ、グループジョブに属するシートジョブ及び成果物については共通して適用されるものとする。ただし、各レイヤのジョブについて個別に設定可能な項目を含んでもよい。
ステップ601で注文受付部301は印刷ジョブが選択されて印刷送信指示が行われたことを検知する。印刷対象の指定には印刷システムのユーザーインターフェースによる指定や、再印刷時には各成果物IDを示す印刷物上のバーコードをバーコードリーダで読み取ることで行われる。
ステップ602で注文受付部301は送信指示の対象が初めて印刷される注文であるか、もしくは再印刷の指示であるかを判定する。再印刷ではない場合、ステップ603で配送先番号Nを1に設定、すなわち最初の配送先に配送するグループジョブに関して処理を開始する。
ステップ605では、レイアウト部303は配送先406で示される配送先が同じ印刷ジョブであるグループジョブNをまとめて、通信部306はプリンタ名407で指定された画像形成装置へ送信する。また同時に、フィニッシャーによる後加工が設定されている場合は、フィニッシャー名408で指定されたフィニッシャーに加工に必要なパラメータを含む後処理ジョブを送信する。後処理ジョブには、ジョブのIDとともに、後処理の内容や設定などを示す情報を含む。たとえば後処理装置が断裁機であれば、断裁位置や枚数などの設定が含まれる。
ステップ606ではステップ605で送信したグループジョブNに含まれる全ての成果物の印刷ジョブの印刷、及び印刷後の加工処理と検品処理または配送処理が完了することを待機する。配送処理は情報処理装置103の配送結果登録画面801において配送完了が入力されることで配送完了状態となり、その配送完了状態がステップ606で検知される。この配送完了状態は図6のプロセスに対する通知でもあることから配送完了通知とも呼ぶ。また、情報処理装置106で同様に表示される配送結果登録画面801で入力されたり、画像形成装置104や後加工装置105に設けられた成果物毎の配送完了通知を行う手段により検知される。また印刷物もしくは配送に使用する伝票に付属のバーコードを読み取るバーコード読取装置などで自動的に読み取ることで配送を完了する構成にしても構わない。検品完了後の工程において異なる複数のIDのグループジョブが存在しない構成である場合、検品完了を以て配送完了とすることも可能である。
図8で後述するように、印刷システムの注文記憶部302は、各成果物は配送処理を完了すると成果物毎の処理完了フラグ412をTRUEに変更する。グループジョブNに含まれる全成果物の処理完了フラグがTRUEとなり、ステップ607で全ての成果物の配送処理が完了したことを検知すると、そのグループジョブは完了したと判定され、通信部306は次の配送先のグループジョブの送信を実行する。
ステップ608、609ではNを1加算、すなわち次の配送先のグループジョブNを指定して、注文記憶部302にグループジョブNが存在するか判定を行い、存在すればステップ605に戻り通信部306は送信処理を行う。グループジョブNが存在しないと判定されると、指示された印刷ジョブは全て印刷送信処理を完了したと判断して送信処理を終了する。
ステップ602で指示された印刷ジョブが再印刷のジョブである場合、通信部306は対象となる成果物を含む既存のシートジョブを画像形成装置に送信する。このとき再印刷の対象が同一のシートジョブ(ページ)内の複数の異なる成果物である場合、これらを含むシートジョブを1ジョブだけプリンタへ送信する。
なおステップS605により送信されるグループジョブには複数のシートジョブが含まれることがあり得る。そこで、2部以上の印刷部数が印刷設定に含まれている場合には、グループジョブを受信した画像形成装置はたとえば、シートジョブを単位として印刷設定に設定された部数分繰り返して印刷する(両面印刷の場合には両面)。ひとつのシートジョブを指定部数繰り返して出力したなら、次のシートジョブについても同様に出力する。使用するフィニッシャーが、画像形成装置と搬送路を共有するインラインフィニッシャーである場合には、シートごとにフィニッシャーに排出し、フィニッシャーにより断裁等の後処理を実行させる。一方フィニッシャーがインラインフィニッシャーでない場合には、シート毎に指定部数繰り返して印刷する。そしてそれを実行中のグループジョブに属するシートジョブごとに同様に繰り返す。
一方画像形成装置に上述した受信したグループジョブに含まれたシートジョブ別の複数部印刷の機能に対応していない場合には、図6の手順を以下のようにしても良い。すなわち、ステップS605での送信を着目グループジョブに属するシートジョブ単位とし、ステップS606ではシートジョブ単位の後処理完了通知をテストする。着目シートジョブの後処理完了が確認された後で、さらに同じグループのシートジョブが残っていればそのシートジョブをS605で送信する。処理対象のグループジョブに属する全てのシートジョブについて後処理完了通知を確認できたなら、着目グループジョブについて配送完了通知をテストする。そ配送完了を確認できたなら、ステップS607に続く。このように処理することで、同じ成果物をひとまとめにでき、さらに配送先が同じ成果物をまとめて配送できる。このような手順でグループジョブに属するシートジョブを画像形成装置および後処理装置に送信することによっても、配送先ごとに成果物の配送の完了を確認した上で次のジョブを送信できる。
以上説明したステップにより、成果物の配送完了通知を受信することで、同一配送先の成果物の印刷ジョブをまとめて送信するよう制御することができる。
<情報処理装置における検品、発送登録ユーザーインターフェース>
図8は情報処理装置103および106のディスプレイ207で表示する検品結果および発送の登録画面(あるいはユーザインターフェイス)を説明する図である。図8(a)の画面801は、図6のステップ606で示す配送完了通知を検知する、検品結果および発送の登録画面である。登録画面のジョブ表示部806には、印刷システムが送信したシートジョブに対応する印刷画像データを表示する。印刷画像データには、図7に示したバーコード703すなわち成果物IDすなわち識別情報と、それが属するグループジョブのIDも表示される。画面801は、たとえばステップ605におけるグループジョブの送信後(あるいはひとつのグループジョブに属する全シートジョブの送信後)に表示される。
成果物の検品が完了した場合には、検品ボタン802を押下することで成果物ID入力部805に入力された成果物IDに対応する成果物を検品完了の状態とする。成果物ID入力部805への成果物IDの入力は、例えば印刷されたシート上の成果物IDバーコードをバーコードリーダで読み取ることにより行われる。図8(b)の状態欄808はバーコード入力部ジョブ表示部806において、成果物ID=0001_0003の成果物の検品が完了した状態を示す。表示された印刷画像データの上に検品完了を示す情報を重ねて表示することにより、シートジョブ上の成果物単位で検品が完了していることが視覚的に判別できる。
利用者が再印刷を望む場合には、図8(a)の再印刷ボタン803を押下することで成果物ID入力部805に入力された成果物IDに対応する成果物の再印刷指示を行う。再印刷が指定されると、図6の手順が実行されてそのステップS602の分岐においてステップS604に分岐し、成果物ID入力部805で入力されたグループジョブIDとシートジョブIDとを持つシートジョブが画像形成装置に送信され、実行される。
登録画面全ての成果物が検品完了状態である場合には、図8(a)の発送完了ボタン804を押下することで、表示されたシートジョブの全ての成果物について処理完了フラグをFALSEからTRUEに変更する。この処理完了フラグが図6のステップS606でテストされる。
グループジョブに複数のシートジョブが含まれる場合には、図8(a)のシートジョブ操作部807を操作することで、複数のシートジョブを切り替えて検品処理と発送処理を行うことが可能である。
図8(c)は成果物809の再印刷後の検品処理を示す。成果物809を含むシートジョブを印刷すると、シートジョブ単位で再印刷されるが、登録画面上に表示される再印刷対象の成果物のみを検品することにより、検品対象が明確になる。
図8(d)は表示されているシートジョブ上の全ての成果物の検品及び発送が完了した状態を示す。送信したグループジョブに含まれる全てのシートジョブについて成果物の発送が完了している場合、次のグループジョブを送信する。
[実施形態2]
実施形態1では、送信した印刷ジョブの配送処理完了を検知して、次の印刷ジョブを送信する処理を行う実施形態を開示した。この印刷ジョブを送信する処理に関して、異なる実施形態を適用することも可能である。印刷システムでは複数台の画像形成装置及び後加工装置を用いて、生産量を高めることが一般的に行われている。また作業を行うオペレータも複数名で印刷システムを操作して生産を行うことが考えられる。以下に本実施形態において、印刷ジョブを送信する処理に関する別の実施形態を、主に実施形態1と異なる部分について図面を参照して説明する。
オペレータが1人で複数プリンタを管理している場合、ひとつのグループジョブをシートジョブに分割して送信する。オペレータが複数でそれぞれのプリンタを管理している場合(製造ラインがプリンタによって異なる場合)、同一配送先の印刷ジョブ(すなわち一つのグループジョブ)は1台のプリンタへ送信する。また、プリンタの数だけ同一配送先の印刷ジョブ(すなわちグループジョブ)をまとめて送信する。配送が完了したプリンタへ次の配送先の印刷ジョブを送信する。
図9は複数の画像形成装置及び後加工装置から構成される印刷システムにおいて、ジョブの送信方法を切り替える処理を示すフローチャートである。図9は情報処理装置103によって、印刷指示をきっかけとして実行される。ステップ901で印刷システムが管理する画像形成装置と後加工装置のセット、即ち成果物の製造ラインが複数であるかどうかを判定する。ネットワークシステムの構成情報は、情報処理装置103がデバイス探索を行うことで取得できる。1つの製造ラインを構成する画像形成装置と後加工装置、検品工程は、他の製造ラインの画像形成装置や後加工装置、検品工程とは共有されないものとする。また各製造ラインの画像形成装置及び後加工装置は受信したジョブを処理する上で同等の能力を持つものとする。
ステップ901で製造ラインが単一であると判定した場合、ステップ908において、前記実施例1に記載の送信処理に基づいてグループジョブの配送完了通知を待って次のグループジョブの印刷を行う送信処理を実施する。すなわち製造ラインが単一の場合には、ステップ908において実施形態1と同様の図6のステップ602以下の処理が行われる。
ステップ901で製造ラインが複数であると判定した場合、ステップ902に進み、前記製造ラインがオペレータ別であるかどうかを判定する。ステップ902の判定基準は、予め設定されている情報でよい。複数名のオペレータが各自の製造ラインをそれぞれ分担する場合は、各製造ラインにグループジョブ単位で印刷ジョブを割り当てて処理する。こうすることで、1つの製造ラインに配送先が異なる成果物が混在することが無い。そのため1台の画像形成装置に1つのグループジョブを送信する。ステップ902においてオペレータ別の製造ラインとなっていると判定された場合にはステップ903に分岐する。そうでなければステップ906に分岐する。
ステップ903では全てのグループジョブがいずれかの画像形成装置に送信されているかどうかを判定する。全てのグループジョブが送信されている場合は処理を終了する。送信されていないジョブが残っている場合はステップ904に進む。
ステップ904ではいずれのグループジョブも処理していない製造ライン(すなわちプリンタ)があるかどうか、すなわち送信された全製造ラインが印刷ジョブを実行している状態にあるかどうか判定する。未割当のプリンタがなく、全ての製造ラインが処理を実行中の場合は、いずれかの製造ラインが処理完了するまで待機する。空いている製造ラインがある場合はステップ905に進み、未送信のグループジョブを現在稼動していない製造ラインの画像形成装置(プリンタ)に送信する。全ての画像形成装置でグループジョブを処理している場合は、いずれかの画像形成装置の印刷処理が完了するまで待機する。
ステップ902において複数の製造ラインを1名のオペレータで操作すると判定すると、ステップ906に進む。この時複数の製造ラインで、グループジョブを分割して並行で処理を行っても、印刷後の検品、発送処理で他の配送先の成果物が混入することはない。よって各製造ラインの画像形成装置には、1つのグループジョブに含まれる複数のシートジョブを分割して送信する。
ステップ906で全てのグループジョブが送信完了しているかどうかを判定する。印刷が完了していない場合、ステップ907で複数の画像形成装置に1つのグループジョブに含まれるシートジョブを分割して送信する。ただしこのとき、処理中のグループジョブについて配送完了状態であるかテストし、配送完了状態であれば、次のグループジョブをシートジョブに分割して送信してもよい。オペレータは単独なので、全てのプリンタによる成果物を検品し、発送したのちに図8の検品ボタン802あるいは発送完了ボタン804を押下する。したがって、配送先単位でジョブが発送まで済んだのちに、次のジョブが情報処理装置から画像形成装置に送信され、異なる配送先の成果物が混入することを防止できる。
以上説明したステップにより、複数の画像形成装置及び後加工装置の構成に応じて印刷ジョブの送信制御を行うことで、間違いなく成果物を配送することができる。
[実施形態3]
実施形態1では、送信した印刷ジョブの印刷後に再印刷を指示されると、必要な印刷ジョブを送信する処理を行う実施形態を開示した。この印刷ジョブを送信する処理に関して、異なる実施形態を適用することも可能である。本実施形態では、前記印刷システムにおいて、図6のステップ602及び604で実施される印刷ジョブの再印刷に関して、指示を受けた成果物を印刷物上でも区別できるように印刷画像データを変更する処理を行う。
図10(a)は再印刷が指示された場合の印刷システムの処理を示すフローチャートである。ステップ1001で再印刷指示を受けると、ステップ1002で印刷画像データの一部を任意の画像で置換した1ページのマスクPDFを生成する。その後ステップ1003で各注文の印刷順414を参照して、印刷ジョブの印刷順を判定する。正順印刷が指定されている場合はステップ1004で最終ページ(ページN)に対してマスクPDFを置換する。また逆順印刷が指定されている場合は、ステップ1005で最初のページをマスクPDFで置換する。置換されたPDFファイルはステップ1006で画像形成装置に送信されて処理を終了する。これにより少なくとも印刷後のシート束の最上部のシートがマスクPDFで置換された画像が印刷される。本例では再印刷の対象は成果物の単位で指定され、マスクされるのは、再印刷の対象となる成果物と同じシートジョブに属する、再印刷の対象ではない成果物であるのが望ましい。なお図10(a)のステップ1001で再印刷指示ではないと判定された場合には、図6のステップ603へと分岐してもよい。
図10(b)は成果物ID=000A、000B、000Cの3つの成果物をレイアウトした、正順印刷時にNページからなる印刷ジョブにおいて、成果物ID=000A、000Cの2つの成果物を再印刷する場合に、ステップ1002で生成されるマスク画像データを説明する図である。ページNのデータは再印刷の対象である成果物以外の部分が白紙画像でマスクされる。マスクする画像はこの例では白紙画像であるが、判別が容易になる画像であれば何でも良い。
置換された印刷画像データを印刷後、このページ順序を保ったまま加工及び検品処理を行うことで、成果物の最上部、すなわち目視で確認できるシートにマスクされた部分が表示される。そのため確認が必要な領域が明確になり、出荷が必要な成果物を容易に判別することが可能である。なおマスクの代わりに例えば再印刷であることを示す表示を上書きしてもよい。
[実施形態4]
前項の実施形態1では、送信した印刷ジョブの配送処理完了を検知して、次の印刷ジョブを送信する処理を行う実施形態を開示した。この印刷ジョブを送信する処理に関して、異なる実施形態を適用することも可能である。前記印刷システムにおいて、図6のステップ605で実施されるグループジョブの送信処理に関して、画像形成装置でホールド処理が指定される場合の処理を示す。
ホールド機能が実行可能な画像形成装置においては、受信した複数の印刷ジョブがホールドキューに格納される。格納された印刷ジョブは受信後、即時に受信順に印刷される保証はない。そこで受信順に印刷されることを期待する複数の印刷ジョブ、例えば同一のグループジョブに属する複数のシートジョブについて、送信する印刷ジョブの構成を変更したり、ジョブの名称を編集することにより、受信時の状態を保つ処理を実行する。
図11(a)はホールド処理を指定された場合の印刷システムの処理を示すフローチャートである。図11(a)は情報処理装置103により実行される手順である。図11(a)においては、ジョブはシートジョブを単位として画像形成装置に送信される。本実施形態では、グループジョブは情報処理装置103におけるジョブの管理の単位であり、画像形成装置104により実行されるのはシートジョブの単位である。ステップ1101で各注文のジョブホールド設定415を判定して、ジョブホールド設定であると判定すると、ステップ1102で、送信対象の印刷ジョブについて同じグループジョブに属する他のシートジョブが存在するか判定する。このためには、注文情報400において、同一のグループジョブIDを持つ、着目シートジョブ以外のシートジョブの有無を判定すればよい。ステップ1102においてYESである場合、ステップ1103で複数のシートジョブを結合可能かどうか判定する。結合可能である場合、ステップ1105において、ステップ1103で判定の対象となった複数シートジョブを1つの印刷ジョブに結合する処理を行う。ステップ1103で結合できない場合、ステップ1104で、まとめられる複数のジョブそれぞれのジョブ名称を変更する。この場合ジョブ名は、共通のプレフィクスが付加されるように変更される。したがってジョブ名称でソートすれば同じグループジョブに属するシートジョブはジョブがホールドされたキューの中で連続する。
ステップ1103においてジョブの結合が可能であるか否かの判断基準のひとつは、たとえばジョブチケットに設定された印刷設定の共通性であってよい。たとえば両面印刷のジョブと片面印刷のジョブとは一つのジョブとして結合することはできない。また、後処理ジョブが共通していないジョブも結合できないことがある。たとえば画像形成装置にインラインで結合された後処理装置を使用するジョブを、他の後処理装置を使用するジョブと結合することも困難であろう。したがってたとえば同じグループジョブに属するシートジョブの印刷設定および後処理設定が共通していれば結合できると判定することができる。
図11(b)は前記ステップ1104で示すジョブ名変更処理によるジョブ名変更の結果を示す図である。1107は変更前の複数の印刷ジョブ名称を示したリストである。リストの上から送信順に印刷ジョブが表示される。リストではジョブソート機能を使用することで名称順にジョブを並び替えて表示することが可能である。各印刷ジョブは406で示す配送先の情報を持つ。
一方1108はジョブ名称変更後の印刷ジョブのリストである。リスト1107の同一配送先のジョブについて、同じプレフィックスを持つようにジョブ名称を変更する。これにより例えジョブキュー内でジョブの順序が変更されたり、他のジョブの割り込みがあったとしても、ソート機能を用いて並び替えることにより、少なくとも配送先が同一のジョブを連続して印刷することが可能である。
[その他の実施例]
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
102 サーバ装置、103 情報処理装置、104 画像形成装置、105 後処理装置、301 注文受付部、302 注文記憶部、303 レイアウト部、304 データ記憶部、305 ジョブ生成部、306 通信部

Claims (15)

  1. 印刷ジョブを生成し、印刷ジョブによる成果物の配送先ごとのグループにまとめる生成手段と、
    前記印刷ジョブを前記グループごとに画像形成装置に送信する送信制御手段と、
    前記グループごとの前記印刷ジョブの完了を判定する判定手段とを有し、
    前記送信制御手段は、前記判定手段により前記グループごとの前記印刷ジョブが完了したと判定した場合に、次のグループの前記印刷ジョブを前記画像形成装置に送信することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記判定手段は、前記グループごとの前記印刷ジョブが完了したことが入力された場合に、前記グループごとの前記印刷ジョブが完了したと判定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記生成手段は、前記配送先が同一の複数の成果物に対応する複数の画像データを一つのシートにレイアウトして前記印刷ジョブを生成し、前記複数の画像データが一つのシートに収まらない場合には、前記複数の画像データを複数のシートに分けてレイアウトすることを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 注文受付手段を更に有し、
    前記注文受付手段は、前記成果物の配送先と数量と画像データとを受け付け、前記生成手段は、前記成果物の前記配送先に応じて前記画像データをレイアウトすることを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記送信制御手段により送信された前記印刷ジョブによる前記成果物の識別情報を表示し、前記識別情報に関連づけて前記成果物ごとに発送が完了したことを入力するためのユーザーインターフェース手段を更に有し、
    前記判定手段は、一つの前記グループに含まれるすべての前記成果物について発送が完了したことが前記ユーザーインターフェースから入力された場合に、前記グループの前記印刷ジョブが完了したと判定することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記ユーザーインターフェース手段はさらに、選択された前記成果物を前記画像形成装置に再印刷する指示をさらに受け付け、
    前記送信制御手段は、前記再印刷する指示を受け付けると、選択された前記成果物を含む印刷ジョブを前記画像形成装置に送信することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記送信制御手段は、前記再印刷する指示を受け付けると、選択された前記成果物が印刷され、少なくとも最も上に排出されるシートに印刷される画像データから、選択された前記成果物に対応する画像データを除く画像データを他の画像データでマスクすることを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記送信制御手段は、前記送信制御手段により印刷ジョブを送信できる画像形成装置が複数ある場合には、複数の前記画像形成装置それぞれにオペレータが付いているか否かを所定の情報に基づいて判定し、複数の前記画像形成装置それぞれにオペレータが付いていると判定した場合には、一つの前記グループに含まれる前記印刷ジョブすべてをひとつの画像形成装置に送信することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  9. 前記送信制御手段は、複数の前記画像形成装置それぞれにオペレータが付いていないと判定した場合には、複数の前記印刷ジョブを複数の前記画像形成装置それぞれに送信することを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 前記送信制御手段が、ホールド機能を有する前記画像形成装置に対して、前記画像形成装置でホールドさせる印刷ジョブを送信する場合には、一つの前記グループに属する印刷ジョブをまとめて一つのジョブにできるならば前記グループに属する印刷ジョブをまとめて一つのジョブとし、一つの前記グループに属する印刷ジョブをまとめて一つのジョブにできないならば、前記グループに属する印刷ジョブの名称に、グループに属する印刷ジョブに共通のプレフィクスを付することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  11. 前記生成手段は、前記成果物ごとの画像データをシート上に配置した印刷データを有する印刷ジョブを生成し、前記シート上にはさらに、前記成果物が属するグループの識別情報を表示することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  12. 前記生成手段は、前記画像形成装置で印刷されたシートの後処理を行う後処理装置に対する、前記印刷ジョブに対応する後処理ジョブをさらに生成し、
    前記判定手段は、前記後処理装置から前記グループに含まれる印刷ジョブに対応する前記後処理ジョブの終了を示す通知をすべて受信すると、前記グループの前記印刷ジョブが完了したと判定することを特徴とする請求項1乃至11のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  13. 請求項1乃至12のいずれか一項に記載の情報処理装置と、
    画像形成装置と、
    後処理装置と
    を含むことを特徴とする印刷システム。
  14. 請求項1乃至12のいずれか一項に記載の情報処理装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  15. 印刷ジョブを生成し、印刷ジョブによる成果物の配送先ごとのグループにまとめる生成工程と、
    前記印刷ジョブを前記グループごとに画像形成装置に送信する送信制御工程と、
    前記グループごとの前記印刷ジョブの完了を判定する判定工程とを有し、
    前記送信制御工程では、前記判定工程により前記グループごとの前記印刷ジョブが完了したと判定した場合に、次のグループの前記印刷ジョブを前記画像形成装置に送信することを特徴とする情報処理方法。
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