JP2018203476A - 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びそのプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】印刷工程と後処理の各工程を並行して稼働する印刷製本ワークフローにおいて、印刷物の印字不良検査で不良と判定されても印刷製本ワークフローの稼働を停止させることなく、検査で不良と判定された用紙束のみ製本対象から除外することができる印刷製本システムを提供すること。【解決手段】互いにネットワークを介して接続される画像形成装置と、印刷物を用紙束ごとに印字不良の検査をする検査装置と、搬送経路切り替え手段を備える複数の後処理装置と、ワークフローを制御する情報処理装置を備える印刷製本システムで、情報処理装置は、印字不良と判定された場合、排出対象の用紙束の部数IDを特定し、該用紙束を排出するよう搬送経路を切り替えるように制御することを特徴とする。【選択図】 図6
Description
本発明は、印刷装置から出力する印刷物に、後処理装置によって製本などの後処理加工を行うことで本やパンフレットなどの成果物を製造するための印刷製本システム、印刷製本システムの制御方法、及びそのプログラムに関する。
従来、商業印刷業界においては、印刷装置と後処理装置を組み合わせることで様々な成果物(本、パンフレット、カタログ、チケットなど)が製造されている。例えば、印刷装置によって印刷処理が行われた印刷物を後処理装置にセットして製本や断裁といった後処理加工を行うことで、高度な成果物を製造することができる。
このような構成において、成果物の製造に伴う生産性を向上するために、印刷装置における印刷処理と後処理装置による後処理加工が並行して行われることがある。すなわち、印刷装置において印刷物を出力しながら、その印刷物をハンドキャリーまたはベルトコンベアーにより後処理装置に引き渡す。後処理装置は受け取った印刷物を随時後処理加工して成果物を製造する。
このような構成において、成果物の製造に伴う生産性を向上するために、印刷装置における印刷処理と後処理装置による後処理加工が並行して行われることがある。すなわち、印刷装置において印刷物を出力しながら、その印刷物をハンドキャリーまたはベルトコンベアーにより後処理装置に引き渡す。後処理装置は受け取った印刷物を随時後処理加工して成果物を製造する。
一方、成果物の品質を確保するために、製造過程で印刷物を検査する機構を導入することがある。特許文献1の実施例2には、丁合機において複数のストッカのそれぞれから抜き出される折丁を撮影し、撮影画像と登録画像とを照合することにより落丁・乱丁検査を実施するものが開示されている。そして、検査結果が正常ならば、丁合機から丁合された折丁の束を次の製本工程の綴機に搬送し、検査結果が異常なら折丁の束を綴機に搬送せずに別の経路に排出するものである。
丁合機は、ストッカのそれぞれに同じページの折丁(印刷物)をユーザがセットすることで、折丁の丁合いを自動的に行うものであり、多くの部数の丁合いを行うのには適している。しかしながら、小部数の折丁を丁合いする場合には、小部数の折丁を丁合いする毎
に、ユーザがストッカに次の製本に用いる折丁をセットしなければならず、小部数の折丁の丁合いを連続して行うのには適していない。
に、ユーザがストッカに次の製本に用いる折丁をセットしなければならず、小部数の折丁の丁合いを連続して行うのには適していない。
これに対して、本出願人は、このような丁合機を用いずに、印刷工程と後処理工程とを連結し、印刷された印刷物を1枚ずつベルトコンベアー等で後処理工程に自動搬送して製本を行う構成を検討した。印刷工程から後処理工程に自動搬送することで、特許文献1のようにユーザがストッカに印刷物をセットする必要が無くなるとともに、印刷工程と後処理工程とを並行して稼働させることができるようになる。この構成の場合、印刷工程から1枚ずつ搬送されてくる印刷物を、後処理工程における紙折り機で紙折りし、当該紙折り後の印刷物を順番に集積して1部ずつ綴機および三方断裁機で製本していく。この場合、特許文献1のような丁合機を用いないので、特許文献1の技術とは異なる新たな検査工程が必要となるという課題がある。
本発明は、印刷と後処理を並行して稼働する印刷製本システムにおいて、印刷物の検査で異常を検知しても印刷製本システムの稼働を停止させることなく、検査で異常と判定された用紙束のみ製本対象から除外するシステムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明に係る印刷製本システムの情報処理装置は、以下の構成を備える。
互いにネットワークを介して接続される画像形成装置と、画像形成装置によって印刷された印刷物を用紙束ごとに印字不良の検査をする検査装置と、搬送経路切り替え手段を備える複数の後処理装置と、前記装置のワークフローを制御する情報処理装置を備える印刷製本システムの情報処理装置であって、前記検査装置の検査結果に基づき、印字不良と判定された場合、排出対象の用紙束の部数IDを特定する特定手段と、前記特定手段によって特定された排出対象の部数IDに対応する用紙束を特定し、該用紙束を排出するよう搬送経路を切り替えるように制御する制御手段を有することを特徴とする。
互いにネットワークを介して接続される画像形成装置と、画像形成装置によって印刷された印刷物を用紙束ごとに印字不良の検査をする検査装置と、搬送経路切り替え手段を備える複数の後処理装置と、前記装置のワークフローを制御する情報処理装置を備える印刷製本システムの情報処理装置であって、前記検査装置の検査結果に基づき、印字不良と判定された場合、排出対象の用紙束の部数IDを特定する特定手段と、前記特定手段によって特定された排出対象の部数IDに対応する用紙束を特定し、該用紙束を排出するよう搬送経路を切り替えるように制御する制御手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、印刷工程と後処理工程の各工程を並行して稼働する印刷製本システムにおいて、印刷物の検査で異常を検知しても印刷製本システムの稼働を停止させることなく、検査で異常と判定された用紙束のみ製本対象から除外することができる。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
(印刷製本システムの全体構成)
図1は、本実施例における印刷製本システムの全体構成を示す図である。なお、以下の説明における印刷製本システム全体の環境は本発明の説明を理解し易くするためのものであり、本発明はこれらの環境に限定されるものではない。
図1は、本実施例における印刷製本システムの全体構成を示す図である。なお、以下の説明における印刷製本システム全体の環境は本発明の説明を理解し易くするためのものであり、本発明はこれらの環境に限定されるものではない。
ネットワーク100には、画像形成装置101、後処理装置102〜104、情報処理装置105がそれぞれ接続されている。画像形成装置101は、情報処理装置105などから送信されてくる印字データを含む印刷データを解析し、1ページずつドットイメージに変換して印刷する。画像形成装置101から出力された印刷物は、図示しないベルトコンベアーを介して後処理装置102、後処理装置103へ渡される。後処理装置102〜104は、情報処理装置105とネットワーク100を介して通信を行うことができる後処理装置である。本実施例では、後処理装置102として紙折機、後処理装置103として製本機、後処理装置104として断裁機を想定する。
情報処理装置105では、後述するワークフロー管理プログラムなどのプログラムが動作しており、ネットワーク100を介して接続されている画像形成装置101や後処理装置102〜104を管理している。そして、情報処理装置105には、画像形成装置101を制御するためのプリンタドライバプログラムなどがインストールされている。図1では画像形成装置101、後処理装置102〜104、情報処理装置105、はそれぞれ1つであるが、それぞれ複数であってもよい。また、ネットワーク100はLANに限らず、インターネットであってもよく、例えば、情報処理装置105からインターネット越しに画像形成装置101や後処理装置102〜104へとアクセスする構成であってもよい。
(画像形成装置のハードウェア構成)
図2は、本実施例における画像形成装置101のハードウェア構成図である。
画像形成装置101は、操作部204、認証部205、ネットワークインターフェースコントローラ(NIC)206を備えており、それぞれは制御部201に接続されている。画像形成装置101は、さらに、CPU209、RAM210、ROM211、記憶部212、画像読取部207、印刷部208を備えており、これら全ても制御部201に接続されている。
そして、制御部201は、また、画像形成装置101全体を制御する装置制御部202と、画像データを処理する画像処理部203とを有している。
図2は、本実施例における画像形成装置101のハードウェア構成図である。
画像形成装置101は、操作部204、認証部205、ネットワークインターフェースコントローラ(NIC)206を備えており、それぞれは制御部201に接続されている。画像形成装置101は、さらに、CPU209、RAM210、ROM211、記憶部212、画像読取部207、印刷部208を備えており、これら全ても制御部201に接続されている。
そして、制御部201は、また、画像形成装置101全体を制御する装置制御部202と、画像データを処理する画像処理部203とを有している。
操作部204は、例えばソフトウェアキーボード、タッチパネル、その他入出力装置によって構成され、各種の設定値の入力、および表示をすることが可能である。CPU209は、ROM211内に記憶されたプログラムや、記憶部212からRAM210にロードされたアプリケーション等のプログラムを実行する。すなわち、CPU209が読み取り可能な記憶媒体に格納された該プログラムを実行することにより、各処理部として機能する。RAM210は、CPU209のメインメモリであり、ワークエリア等として機能する。画像読取部207は、例えばスキャナーによって構成され、紙文書等を読取ることにより画像データ形式の文書画像を取得することができる。
制御部201は、記憶部212に記憶された文書画像を操作部204に提供し、操作部204上に文書画像を出力する処理を実行する。また、制御部201は同様に記憶部212に記憶された文書画像を、印刷部208に提供し、印刷部208は、種々の形式で文書画像を出力する処理を実行する。例えば、印刷部208は、文書画像に係る画像データを、記憶媒体に出力する処理を実行することができる。また、印刷部208は印刷機能を備え、紙媒体等の出力媒体に文書画像を出力する処理を実行してもよい。また、画像形成装置101は、NIC206を介して、ネットワークと接続し、データの送受信を可能とする。NIC206を介して得られたデータは、操作部204上に表示することも可能である。
図3は、本実施例における後処理装置102〜104に共通するハードウェア構成図である。
後処理装置102〜104は、操作部304、NIC305、CPU308、RAM309、ROM310、記憶部311、センサー読取部306、後処理部307、を備え、制御部301を介して接続されている。制御部301は、センサー読取部306が読み取ったセンサー情報を処理するセンサー処理部302と、装置全体を制御する装置制御部303とを有する。
後処理装置102〜104は、操作部304、NIC305、CPU308、RAM309、ROM310、記憶部311、センサー読取部306、後処理部307、を備え、制御部301を介して接続されている。制御部301は、センサー読取部306が読み取ったセンサー情報を処理するセンサー処理部302と、装置全体を制御する装置制御部303とを有する。
操作部304は、例えばソフトウェアキーボード、タッチパネル、その他入出力装置によって構成され、各種の設定値の入力、および表示をすることが可能である。CPU308は、ROM310内に記憶されたプログラムや、記憶部311からRAM309にロードされたアプリケーション等のプログラムを実行する。すなわち、CPU308が、読み取り可能な記憶媒体に格納された該プログラムを実行することにより、各処理部として機能する。
RAM309は、CPU308のメインメモリであり、ワークエリア等として機能する。センサー読取部306は、後処理対象のジョブ情報(例えばくるみ製本ジョブの表紙と本文の組み合わせを照合する)などを、カメラなどの装置を介して読み取ることができる。制御部301は、記憶部311に記憶された後処理情報を操作部304に提供し、操作部304上に後処理の設定情報を出力する処理を実行する。
また、制御部301は同様に記憶部311に記憶された後処理情報を後処理部307に提供し、後処理部307は、種々の形式で後処理を実行する。また、後処理装置102〜104は、NIC305を介して、ネットワークと接続し、データの送受信を可能とする。操作部304は、NIC305を介して得られたデータを、表示することも可能である。
(紙折機)
ここで、本実施例におけるそれぞれの後処理装置を例に説明する。
まず、紙折機としての後処理装置102について説明する。
後処理装置102において、制御部301は、ベルトコンベアーを介して画像形成装置101から1枚単位で搬送されてくる印刷済用紙に対して、記憶部311に記憶された後処理情報に従った所定の紙折処理を、後処理部307を介して実行する。さらに、制御部301は、記憶部311に記憶された後処理情報に従い、紙折処理後の印刷済用紙を後続の製本の単位となる指定の枚数になるまで積載し、ベルトコンベアーを介して用紙束の状態で後続の後処理装置103に出力する。
ここで、本実施例におけるそれぞれの後処理装置を例に説明する。
まず、紙折機としての後処理装置102について説明する。
後処理装置102において、制御部301は、ベルトコンベアーを介して画像形成装置101から1枚単位で搬送されてくる印刷済用紙に対して、記憶部311に記憶された後処理情報に従った所定の紙折処理を、後処理部307を介して実行する。さらに、制御部301は、記憶部311に記憶された後処理情報に従い、紙折処理後の印刷済用紙を後続の製本の単位となる指定の枚数になるまで積載し、ベルトコンベアーを介して用紙束の状態で後続の後処理装置103に出力する。
(検査機構)
なお、本実施例においては、後処理装置102は装置内に印刷結果の検査機構として不図示の検査部312を配置する。検査部312は、記憶部311に記憶された検査情報に従ってページ序列に不良がないか、印字抜けがないかといった印字不良の検査を、紙折処理を実行する前に行う。記憶部311に記憶される検査情報は、NIC305を介して情報処理装置105からの指示に従って印刷ジョブ単位に更新されるものであり、ページID情報や各ページの画像情報といった内容である。
ページ序列不良の検査は、まず、検査部312は、後述するセンサー読取部306で読み取ったページID用のバーコード情報と予め記憶部311に記憶されている検査情報のうちのページID情報との比較でページを特定する。続いて、一つ前に搬送された印刷済用紙から読み取った情報との序列関係から不良を判定する。
印字抜けの検査は、まず、検査部312は、ページ序列不良の検査と同様に対象のページを特定する。続いて、装置内の不図示のカメラ313から読み取った画像情報と、予め記憶部311に記憶されている検査情報の中の対象ページの画像情報とを照合することにより印字抜けを判定する。検査部312は、以上の検査結果を、NIC305を介して情報処理装置105に送信する。
なお、本実施例においては、後処理装置102は装置内に印刷結果の検査機構として不図示の検査部312を配置する。検査部312は、記憶部311に記憶された検査情報に従ってページ序列に不良がないか、印字抜けがないかといった印字不良の検査を、紙折処理を実行する前に行う。記憶部311に記憶される検査情報は、NIC305を介して情報処理装置105からの指示に従って印刷ジョブ単位に更新されるものであり、ページID情報や各ページの画像情報といった内容である。
ページ序列不良の検査は、まず、検査部312は、後述するセンサー読取部306で読み取ったページID用のバーコード情報と予め記憶部311に記憶されている検査情報のうちのページID情報との比較でページを特定する。続いて、一つ前に搬送された印刷済用紙から読み取った情報との序列関係から不良を判定する。
印字抜けの検査は、まず、検査部312は、ページ序列不良の検査と同様に対象のページを特定する。続いて、装置内の不図示のカメラ313から読み取った画像情報と、予め記憶部311に記憶されている検査情報の中の対象ページの画像情報とを照合することにより印字抜けを判定する。検査部312は、以上の検査結果を、NIC305を介して情報処理装置105に送信する。
センサー読取部306は、ベルトコンベアーから装置内に印刷済用紙が入力される入力部に配置される。センサー読取部306は、記憶部311に記憶された後処理情報に従って、入力される印刷済用紙端部の所定の位置を読み取る。そして、制御部301は、読み取り結果から、バーコードの有無の情報と、バーコードがある場合はさらにそのバーコード情報とを記憶部311の読み取り情報領域に記憶する。記憶部311の読み取り情報領域に記憶された情報は、装置内の制御部301や検査部312において使用されたり、NIC305を介して情報処理装置105に送信され、情報処理装置105において使用されたりする。
(製本機)
次に、製本機としての後処理装置103について説明する。
制御部301は、ベルトコンベアーを介して後処理装置102から製本の単位となる用紙束の状態で搬送されてくる印刷済用紙に対して、記憶部311に記憶された後処理情報に従った所定のくるみ製本処理を、後処理部307を介して実行する。
次に、製本機としての後処理装置103について説明する。
制御部301は、ベルトコンベアーを介して後処理装置102から製本の単位となる用紙束の状態で搬送されてくる印刷済用紙に対して、記憶部311に記憶された後処理情報に従った所定のくるみ製本処理を、後処理部307を介して実行する。
センサー読取部306は、ベルトコンベアーから装置内に印刷済用紙が用紙束の状態で入力される第一の入力部と、表紙となる印刷済用紙を収納するための表紙収納部から入力される第二の入力部とに配置される。センサー読取部306は、記憶部311に記憶された後処理情報に従って、入力される印刷済用紙端部の所定の位置を読み取る。そして、制御部301はバーコードの有無情報と、バーコードがある場合はさらにそのバーコード情報とを記憶部311の読み取り情報領域に記憶する。記憶部311の読み取り情報領域に記憶された情報は、装置内の制御部301において使用されたり、NIC305を介して情報処理装置105に送信され、情報処理装置105において使用されたりする。
(搬送経路切り替え機構)
なお、本実施例において、後処理装置103は、装置内に製本処理が実行される製本ラインと製本処理が実行されないで不良品ボックスへ排出される非製本ラインへの搬送経路を切り替える機構を備える。制御部301は、情報処理装置105の不良品判定に基づく指示に従ってベルトコンベアーから入力された用紙束を非製本ラインへ搬送するように切り替える。
なお、本実施例において、後処理装置103は、装置内に製本処理が実行される製本ラインと製本処理が実行されないで不良品ボックスへ排出される非製本ラインへの搬送経路を切り替える機構を備える。制御部301は、情報処理装置105の不良品判定に基づく指示に従ってベルトコンベアーから入力された用紙束を非製本ラインへ搬送するように切り替える。
(断裁機)
最後に、断裁機としての後処理装置104について説明する。
後処理装置104に、ベルトコンベアーを介して後処理装置103から製本された用紙束の状態で印刷済用紙が搬送される。続いて、制御部301は、該印刷済用紙に対して、記憶部311に記憶された後処理情報に従った所定の三方断裁処理を後処理部307を介して実行する。
最後に、断裁機としての後処理装置104について説明する。
後処理装置104に、ベルトコンベアーを介して後処理装置103から製本された用紙束の状態で印刷済用紙が搬送される。続いて、制御部301は、該印刷済用紙に対して、記憶部311に記憶された後処理情報に従った所定の三方断裁処理を後処理部307を介して実行する。
センサー読取部306は、ベルトコンベアーから装置内に印刷済用紙が入力される入力部に配置される。センサー読取部306は、断裁対象の用紙束が入力されたことを読み取る。用紙束が入力されると、制御部301は、後処理部307を介して三方断裁処理を実行する。
(情報処理装置)
図4は、本実施例における情報処理装置105のハードウェア構成図である。情報処理装置105は一般的なコンピュータ(PC)のハードウェアで構成することができる。
CPU401は、ROM403内のプログラムROMに記憶されたプログラムや、HDやFD等の外部メモリ410からRAM402にロードされたOSやアプリケーション等のプログラムを実行する。
図4は、本実施例における情報処理装置105のハードウェア構成図である。情報処理装置105は一般的なコンピュータ(PC)のハードウェアで構成することができる。
CPU401は、ROM403内のプログラムROMに記憶されたプログラムや、HDやFD等の外部メモリ410からRAM402にロードされたOSやアプリケーション等のプログラムを実行する。
すなわち、CPU401が、読み取り可能な記憶媒体に格納された該プログラムを実行することにより、後述する各フローチャートの処理を実行する各処理部として機能する。RAM402は、CPU401のメインメモリであり、ワークエリア等として機能する。キーボードコントローラ404は、キーボード408や図示しないポインティングデバイス(マウス、タッチパッド、タッチパネル、トラックボールなど)からの操作入力を制御する。ディスプレイコントローラ405は、ディスプレイ409の表示を制御する。ディスクコントローラ406は、各種データを記憶する外部メモリ410へのデータアクセスを制御する。ネットワークコントローラ(NC)407はネットワークに接続されて、ネットワークに接続された他の機器との通信制御処理を実行する。
(情報処理装置のソフトウェア構成)
図5は、本実施例における情報処理装置105の各機能を示す機能ブロック図である。なお、本ブロック図に係るアプリケーション501および各処理部502〜508は、図4において前述したROM403あるいは外部メモリ410にプログラムとして記憶されており、RAM402にロードされ、CPU401によって実行される。また、本ブロック図に係る情報記憶部511〜512は、いずれも外部メモリ410の論理領域の一部である。
図5は、本実施例における情報処理装置105の各機能を示す機能ブロック図である。なお、本ブロック図に係るアプリケーション501および各処理部502〜508は、図4において前述したROM403あるいは外部メモリ410にプログラムとして記憶されており、RAM402にロードされ、CPU401によって実行される。また、本ブロック図に係る情報記憶部511〜512は、いずれも外部メモリ410の論理領域の一部である。
アプリケーション501は、画像形成装置101へ送信する印刷ジョブや、後処理装置102〜105へ送信する後処理ジョブを生成する。また、アプリケーション501は、ワークフロー情報記憶部511に記憶されたワークフロー情報を表示し、ワークフローの登録や編集、削除を行うための機能(図示しないユーザインターフェース)を持つ。さらに、アプリケーション501は、ジョブ情報記憶部512に記憶されたジョブ情報を表示する機能(図示しないユーザインターフェース)を持つ。
ワークフロー管理部502は、主に画像形成装置101における印刷処理を制御するための印刷制御部507および後処理装置102〜104の後処理を制御するための後処理制御部508で構成され、成果物の製造に関わるワークフローを管理・制御する。また、ワークフロー管理部502は、ワークフロー情報記憶部511に記憶されたワークフロー情報やジョブ情報記憶部512に記憶されたジョブ情報に基づいて画像形成装置101および後処理装置102〜104への処理の指示を行う。
命令解析部503は、画像形成装置101および後処理装置102〜104から受信した命令の解析を行う。命令生成部504は、画像形成装置101および後処理装置102〜104へ送信する命令の生成を行う。通信処理部505は、画像形成装置101および後処理装置102〜104とデータ通信を行う。
(情報処理装置の後処理制御)
図6〜8は、実施例1における情報処理装置105の後処理制御処理の流れを示すフローチャートである。なお、各フローに係る後処理制御部508の処理は、図4とともに説明したROM403あるいは 外部メモリ410にプログラムとして記憶されており、RAM402にロードされ、CPU401によって実行される。
図6〜8は、実施例1における情報処理装置105の後処理制御処理の流れを示すフローチャートである。なお、各フローに係る後処理制御部508の処理は、図4とともに説明したROM403あるいは 外部メモリ410にプログラムとして記憶されており、RAM402にロードされ、CPU401によって実行される。
まず、図6について説明する。
図6において、後処理制御部508は、後処理制御を開始すると、現在、ジョブモードであるか判定する(S101)。ジョブモードとは、アプリケーション501において生成された後処理ジョブを受け付け、その後処理ジョブが終了していない状態のことである。後処理制御部508は、S101においてジョブモードであると判定しない場合は、S112に進み、後処理ジョブを受け付けるまで待機する。後処理制御部508は、S112において後処理ジョブを受け付けたと判定したら、S113に進み、ジョブモードに移行し、後述の処理で使用するカウンタを初期化し、S102に進む。
図6において、後処理制御部508は、後処理制御を開始すると、現在、ジョブモードであるか判定する(S101)。ジョブモードとは、アプリケーション501において生成された後処理ジョブを受け付け、その後処理ジョブが終了していない状態のことである。後処理制御部508は、S101においてジョブモードであると判定しない場合は、S112に進み、後処理ジョブを受け付けるまで待機する。後処理制御部508は、S112において後処理ジョブを受け付けたと判定したら、S113に進み、ジョブモードに移行し、後述の処理で使用するカウンタを初期化し、S102に進む。
後処理制御部508は、S101においてジョブモードと判定した場合、及びS113でジョブモードに移行した場合、続くS102〜S106の各処理を順次実行する。それらの各処理S102〜S106は、検査制御処理S102(図7において後述)、紙折制御処理S103、搬送制御処理S104(図8において後述)、製本制御処理S105、断裁制御処理S106である。
検査制御処理S102において、印刷物に印刷されたバーコードを読み取り、ジョブIDと、部数IDから、検査結果が不良(NG)であるものはNG対象テーブルに追加する処理を行い、S103に進む。
紙折制御処理S103では、後処理制御部508は、命令生成部504および通信処理部505を介して、図3を用いて紙折機として説明した後処理装置102に紙折命令を送信する。紙折命令には、後処理装置102で実施可能な紙折方法の種類等の情報が含まれる。後処理制御部508は、一度、紙折命令を送信した後は、ジョブモードの間、同じ命令を送信することはない。
検査制御処理S102において、印刷物に印刷されたバーコードを読み取り、ジョブIDと、部数IDから、検査結果が不良(NG)であるものはNG対象テーブルに追加する処理を行い、S103に進む。
紙折制御処理S103では、後処理制御部508は、命令生成部504および通信処理部505を介して、図3を用いて紙折機として説明した後処理装置102に紙折命令を送信する。紙折命令には、後処理装置102で実施可能な紙折方法の種類等の情報が含まれる。後処理制御部508は、一度、紙折命令を送信した後は、ジョブモードの間、同じ命令を送信することはない。
搬送制御処理S104では、印刷物のバーコードから読み取ったジョブID及び部数IDに対応するものがNG対象テーブルに存在する場合は、製本ライン外へ排出する。
製本制御処理S105では、後処理制御部508は、命令生成部504及び通信処理部505を介して、図3を用いて製本機として説明した後処理装置103に製本命令を送信する。製本命令には、後処理装置103で実施可能な製本方法の種類等の情報が含まれる。後処理制御部508は、一度、製本命令を送信した後は、ジョブモードの間、同じ命令を送信することはない。
断裁機制御処理S106では、後処理制御部508は、命令生成部504および通信処理部505を介して、図3を用いて断裁機として説明した後処理装置104に断裁命令を送信する。断裁命令には、後処理装置104で実施可能な断裁方法の種類等の情報が含まれる。後処理制御部508は、一度、断裁命令を送信した後は、ジョブモードの間、同じ命令を送信することはない。
製本制御処理S105では、後処理制御部508は、命令生成部504及び通信処理部505を介して、図3を用いて製本機として説明した後処理装置103に製本命令を送信する。製本命令には、後処理装置103で実施可能な製本方法の種類等の情報が含まれる。後処理制御部508は、一度、製本命令を送信した後は、ジョブモードの間、同じ命令を送信することはない。
断裁機制御処理S106では、後処理制御部508は、命令生成部504および通信処理部505を介して、図3を用いて断裁機として説明した後処理装置104に断裁命令を送信する。断裁命令には、後処理装置104で実施可能な断裁方法の種類等の情報が含まれる。後処理制御部508は、一度、断裁命令を送信した後は、ジョブモードの間、同じ命令を送信することはない。
S107において、後処理制御部508は、受付中の後処理ジョブに対応する印刷ジョブの処理がすべて終了しているかどうかを判定する。
印刷制御部507は、アプリケーション501において生成された印刷ジョブを受け付け、その印刷ジョブのすべての印刷処理が終了すると、後処理制御部508に印刷ジョブの終了をジョブIDといっしょに送信する。後処理制御部508は、印刷制御部507より印刷ジョブの終了通知を受けると、アプリケーション501より受け付けた後処理ジョブに付加されていたジョブIDと同じかどうかを判定する。同じであればS107において対応する印刷ジョブの処理がすべて終了したと判定する。
なお、ジョブIDは、アプリケーション501が一つの製本ジョブを実行するためのIDとして発行するものであり、その製本ジョブを構成する印刷ジョブおよび後処理ジョブには同じジョブIDが付加され、ワークフロー管理部502に送信される。ワークフロー管理部502の中では、印刷ジョブは印刷制御部507で処理され、後処理ジョブは後処理制御部508で処理される。
印刷制御部507は、アプリケーション501において生成された印刷ジョブを受け付け、その印刷ジョブのすべての印刷処理が終了すると、後処理制御部508に印刷ジョブの終了をジョブIDといっしょに送信する。後処理制御部508は、印刷制御部507より印刷ジョブの終了通知を受けると、アプリケーション501より受け付けた後処理ジョブに付加されていたジョブIDと同じかどうかを判定する。同じであればS107において対応する印刷ジョブの処理がすべて終了したと判定する。
なお、ジョブIDは、アプリケーション501が一つの製本ジョブを実行するためのIDとして発行するものであり、その製本ジョブを構成する印刷ジョブおよび後処理ジョブには同じジョブIDが付加され、ワークフロー管理部502に送信される。ワークフロー管理部502の中では、印刷ジョブは印刷制御部507で処理され、後処理ジョブは後処理制御部508で処理される。
後処理制御部508は、S107において印刷ジョブの処理がすべて終了したと判定した場合には、S108に進み、そうでない場合はS102に戻り、S102〜S106までの処理を繰り返す。
後処理制御部508は、S108において再印刷部数カウンタが1以上かどうかを判定し、1以上と判定した場合は、S109に進む。
S109において、後処理制御部508は、再印刷部数カウンタ分の部数を指定して印刷制御部507に対して再印刷を要求する。そして、再印刷部数カウンタを初期化し、S110に進む。
一方、S108において、再印刷部数カウンタが1以上でないと判断された場合は、直接S110に進む。
ここで、再印刷部数カウンタは、後処理装置102の検査機構による検査で不良品として判定されたため、補充分として再印刷が必要になる部数をカウントするためのカウンタであり、ワークフロー情報記憶部511に記憶されているものである。
後処理制御部508は、S108において再印刷部数カウンタが1以上かどうかを判定し、1以上と判定した場合は、S109に進む。
S109において、後処理制御部508は、再印刷部数カウンタ分の部数を指定して印刷制御部507に対して再印刷を要求する。そして、再印刷部数カウンタを初期化し、S110に進む。
一方、S108において、再印刷部数カウンタが1以上でないと判断された場合は、直接S110に進む。
ここで、再印刷部数カウンタは、後処理装置102の検査機構による検査で不良品として判定されたため、補充分として再印刷が必要になる部数をカウントするためのカウンタであり、ワークフロー情報記憶部511に記憶されているものである。
後処理制御部508は、S110において、後処理ジョブが終了したか判定を行う。後処理ジョブが終了したと判定した場合は、S111に進み、S111で非ジョブモードに移行し、S101に戻り、次のジョブの受付を待つ。
一方、S110において、後処理ジョブが終了したと判定されなかった場合は、S102に戻り、印刷ジョブ及び後処理ジョブがすべて終了するまで以上の処理を繰り返す。
一方、S110において、後処理ジョブが終了したと判定されなかった場合は、S102に戻り、印刷ジョブ及び後処理ジョブがすべて終了するまで以上の処理を繰り返す。
(検査制御処理)
次に図7を用いて情報処理装置105が管理実行する、紙折機における検査制御処理フロー(図6のS102に相当する。)について説明する。
図7において、後処理制御部508は、図3において紙折機として前述した後処理装置102からの状態通知に従って状況を判定し、後処理装置102の検査機構の制御を行う。後処理装置102からの状態通知の内容には、後処理装置102の検査機構への新たな印刷済用紙の入力、入力された印刷済用紙からバーコードが読み取れたかどうかの情報、読み取れた場合にはそのバーコード情報、検査の結果といった情報が含まれる。
次に図7を用いて情報処理装置105が管理実行する、紙折機における検査制御処理フロー(図6のS102に相当する。)について説明する。
図7において、後処理制御部508は、図3において紙折機として前述した後処理装置102からの状態通知に従って状況を判定し、後処理装置102の検査機構の制御を行う。後処理装置102からの状態通知の内容には、後処理装置102の検査機構への新たな印刷済用紙の入力、入力された印刷済用紙からバーコードが読み取れたかどうかの情報、読み取れた場合にはそのバーコード情報、検査の結果といった情報が含まれる。
後処理制御部508は、処理を開始すると、まず、S201で、後処理装置102に新たな印刷済用紙の入力があったかどうかを判定する。入力があれば、後処理装置102のセンサー読取部306は、入力された印刷済用紙からバーコードを読み取り、入力がなければ処理を終了する。後処理制御部508は、S202において、バーコードの情報として、ジョブIDが読み取れたか判定する。読み取れなかったと判断された場合は、後処理制御部508はS207に進み、ワークフロー全体を停止するために、印刷制御部507に異常を検知した旨の通知をする。また、同時に画像形成装置101および各後処理装置102〜104に対して緊急停止命令を送信する。一方、読み取れたと判断された場合は、S203に進み、先頭ページIDが読み取れたか判定する。先頭ページIDが読み取れたと判断された場合は、後処理制御部508は、S204に進み、検査時部数カウンタをインクリメントし、S205に進む。一方、先頭ページIDが読み取れなかったと判断された場合には、S205に進む。なお、検査時部数カウンタは、後処理装置102の検査機構に入力されている印刷済用紙が複数部数のうちの何部目かを特定するためのカウンタであり、ワークフロー情報記憶部511に記憶される。
後処理制御部508は、S205において後処理装置102の検査機構による検査結果がNGであったかを判定し、検査結果がNGでないと判断した場合には、処理を終了する。
一方、検査結果が不良(NG)であると判断された場合は、S206に進む。
S206において読み取ったジョブID値と検査時部数カウンタ値に基づく部数IDがNG対象テーブルに存在していないかどうかを判定する。後処理制御部508は、検査結果が不良(NG)で排出対象の部数IDがNG対象テーブルに存在していない場合は、S208に進み、NG対象の部数IDをNG対象テーブルに追加する。そしてS209に進み、再印刷部数カウンタをインクリメントし、フローを終了する。
なお、NG対象テーブルは、図8において後述する搬送制御処理でも参照され、不良品として製本ライン外に排出する用紙束を特定するための情報テーブルである。そしてこの情報テーブルには、ジョブIDと部数IDの組み合わせを複数登録可能な形式でワークフロー情報記憶部511に記憶されている。
一方、検査結果が不良(NG)であると判断された場合は、S206に進む。
S206において読み取ったジョブID値と検査時部数カウンタ値に基づく部数IDがNG対象テーブルに存在していないかどうかを判定する。後処理制御部508は、検査結果が不良(NG)で排出対象の部数IDがNG対象テーブルに存在していない場合は、S208に進み、NG対象の部数IDをNG対象テーブルに追加する。そしてS209に進み、再印刷部数カウンタをインクリメントし、フローを終了する。
なお、NG対象テーブルは、図8において後述する搬送制御処理でも参照され、不良品として製本ライン外に排出する用紙束を特定するための情報テーブルである。そしてこの情報テーブルには、ジョブIDと部数IDの組み合わせを複数登録可能な形式でワークフロー情報記憶部511に記憶されている。
(搬送制御処理)
次に、情報処理装置105が管理実行する、製本機の搬送制御処理フロー(図6のS104に相当する。)について図8を参照して説明する。
後処理制御部508は、図3において製本機として前述した後処理装置103からの状態通知に従って状況を判定し、後処理装置103の搬送経路切り替え機構の制御を行う。後処理装置103からの状態通知の内容には、後処理装置103の搬送経路切り替え機構への新たな用紙束の入力、入力された用紙束からバーコードが読み取れたかどうかの情報、読み取れた場合にはそのバーコード情報、検査の結果といった情報が含まれる。
次に、情報処理装置105が管理実行する、製本機の搬送制御処理フロー(図6のS104に相当する。)について図8を参照して説明する。
後処理制御部508は、図3において製本機として前述した後処理装置103からの状態通知に従って状況を判定し、後処理装置103の搬送経路切り替え機構の制御を行う。後処理装置103からの状態通知の内容には、後処理装置103の搬送経路切り替え機構への新たな用紙束の入力、入力された用紙束からバーコードが読み取れたかどうかの情報、読み取れた場合にはそのバーコード情報、検査の結果といった情報が含まれる。
まず、後処理制御部508は、処理を開始すると、S301において、後処理装置103に新たな用紙束の入力があったかどうかを判定する。用紙束の入力があれば、S302に進み、用紙束の入力がない場合は本処理を終了する。
S302において、後処理制御部508は、入力された印刷済用紙から読み取ったバーコードの情報として、ジョブIDが読み取れたかどうかを判定する。ジョブIDが読み取れなかった場合は、後処理制御部508はS308に進み、ワークフロー全体を停止するために、印刷制御部507に異常を検知した旨の通知をする。同時に、画像形成装置101および後処理装置102〜104に対して緊急停止命令を送信する。
一方、読み取れたと判定された場合は、S303に進む。
S303において、後処理制御部508は、バーコードの情報として、先頭ページIDのそれぞれが読み取れたかどうかを判定する。読み取れた場合にはS304に処理を進め、S304で製本時部数カウンタをインクリメントし、S305へ処理を進める。一方、先頭ページIDを読み取ることができなかった場合はS305に進む。
S302において、後処理制御部508は、入力された印刷済用紙から読み取ったバーコードの情報として、ジョブIDが読み取れたかどうかを判定する。ジョブIDが読み取れなかった場合は、後処理制御部508はS308に進み、ワークフロー全体を停止するために、印刷制御部507に異常を検知した旨の通知をする。同時に、画像形成装置101および後処理装置102〜104に対して緊急停止命令を送信する。
一方、読み取れたと判定された場合は、S303に進む。
S303において、後処理制御部508は、バーコードの情報として、先頭ページIDのそれぞれが読み取れたかどうかを判定する。読み取れた場合にはS304に処理を進め、S304で製本時部数カウンタをインクリメントし、S305へ処理を進める。一方、先頭ページIDを読み取ることができなかった場合はS305に進む。
なお、製本時部数カウンタは、後処理装置103の搬送経路切り替え機構に入力されている用紙束が複数部数のうちの何部目かを特定するためのカウンタであり、ワークフロー情報記憶部511に記憶されているものである。ここでは、S302〜S303の結果に従ってS304を実行しているが、S302〜S303を省略してS301の判定において紙束の入力があっただけでS304を実行するものであってもよい。
後処理制御部508は、S305において読み取ったジョブID値と製本時部数カウンタ値に基づく部数ID(入力された用紙束のID)が図7において前述したNG対象テーブルに存在しているかどうかを判定する。
後処理制御部508は、後処理装置103に入力された用紙束の部数IDがNG対象テーブルに存在していれば、対象の用紙束が不良品であると認定する。そして、S306に進み、搬送経路切り替え機構を使用して対象の用紙束を製本ライン外に排出する搬送経路切り替え命令を後処理装置103に送信する。その後S307に進み、対象の部数IDをNG対象テーブルから削除する。
一方、後処理装置103に入力された用紙束の部数IDがNG対象テーブルに存在していなければ、後処理制御部508は、対象の用紙束が良品であると認定し、S309に進む。S309において、後処理制御部508は、対象の用紙束が製本ラインへ入力されるような搬送経路切り替え命令を後処理装置103に送信する。
後処理制御部508は、後処理装置103に入力された用紙束の部数IDがNG対象テーブルに存在していれば、対象の用紙束が不良品であると認定する。そして、S306に進み、搬送経路切り替え機構を使用して対象の用紙束を製本ライン外に排出する搬送経路切り替え命令を後処理装置103に送信する。その後S307に進み、対象の部数IDをNG対象テーブルから削除する。
一方、後処理装置103に入力された用紙束の部数IDがNG対象テーブルに存在していなければ、後処理制御部508は、対象の用紙束が良品であると認定し、S309に進む。S309において、後処理制御部508は、対象の用紙束が製本ラインへ入力されるような搬送経路切り替え命令を後処理装置103に送信する。
以上により、印刷工程と後処理の各工程を並行して稼働する製本ワークフローにおいて、印刷物の検査で異常を検知しても製本ワークフローの稼働を停止させることなく、検査で異常と判定された用紙束のみ製本対象から除外することができる。これにより、稼働の停止による製本印刷の生産性の低下を軽減することができるとともに、比較的高価な表紙メディアに対する本身印刷成果物の不良による無駄な消費を回避することができる。
実施例1においては、用紙束の部数IDを特定する手段として、部の区切りとなる先頭ページを特定して、各工程のポイントで先頭ページの出現回数をカウントすることで部数番号を判定するものであった。これに対して、実施例2では、画像形成装置の部数印字機能によって印刷工程では各用紙に部数番号(すなわち部数ID)を印字し、後処理工程ではその部数IDを読み取って部数IDを特定する構成とする。
まず、画像形成装置の部数印字機能は、印字する部数番号情報を予めビットマップデータとして画像形成装置のROMに保持しておく。例えば、印刷データとして受信したページ記述言語(PDL)をRIP(Raster Image Processor)によってビットマップデータに展開する。その後に保持しておいた対象の部数番号用の画像データと合成してから印刷機構に入力する構成で実現される。
画像形成装置は、複数部数指定の印刷ジョブに関して、印字する部数IDの開始番号の指定を受けることも可能である。本実施例においては、印刷制御部507は、図6のS109で後処理制御部508から印刷要求を受けたときに画像形成装置101に対して既に印刷要求している部数値の次の番号を開始番号として指定する。これにより、製本ワークフロー内の同じジョブIDの用紙束の中では、一つの用紙束に対して必ずユニークな部数IDが印字されることになる。
まず、画像形成装置の部数印字機能は、印字する部数番号情報を予めビットマップデータとして画像形成装置のROMに保持しておく。例えば、印刷データとして受信したページ記述言語(PDL)をRIP(Raster Image Processor)によってビットマップデータに展開する。その後に保持しておいた対象の部数番号用の画像データと合成してから印刷機構に入力する構成で実現される。
画像形成装置は、複数部数指定の印刷ジョブに関して、印字する部数IDの開始番号の指定を受けることも可能である。本実施例においては、印刷制御部507は、図6のS109で後処理制御部508から印刷要求を受けたときに画像形成装置101に対して既に印刷要求している部数値の次の番号を開始番号として指定する。これにより、製本ワークフロー内の同じジョブIDの用紙束の中では、一つの用紙束に対して必ずユニークな部数IDが印字されることになる。
なお、部数番号として印字される画像は、テキスト画像であっても、バーコード画像であってもよい。部数ID情報をテキスト画像形式で原稿画像に合成する場合、後処理装置102および103のセンサー読取部306に、OCR(Optical Character Recognition)装置等によるテキスト読取機構が必要である。一方、部数ID情報をバーコード画像形式で原稿画像に合成する場合、ジョブIDの読み取りとバーコードリーダーがあればよい。以下では、部数ID情報をバーコード画像形式で原稿画像に合成する構成について説明する。
実施例2について図面を用いて説明する。
図9および図10は、実施例2における情報処理装置105の後処理制御処理の流れを示すフローチャートであり、それぞれ実施例1の図7および図8に相当するものである。
図9および図10は、実施例2における情報処理装置105の後処理制御処理の流れを示すフローチャートであり、それぞれ実施例1の図7および図8に相当するものである。
(検査制御処理)
まず図9を用いて情報処理装置105が管理実行する、紙折機における検査制御処理フローについて説明する。
図9において、後処理制御部508は、図3において紙折機として前述した後処理装置102からの状態通知に従って状況を判定し、後処理装置102の検査機構の制御を行う。後処理装置102からの状態通知の内容には、後処理装置102の検査機構への新たな印刷済用紙の入力、入力された印刷済用紙からバーコードが読み取れたかどうかの情報、読み取れた場合にはそのバーコード情報、検査の結果といった情報が含まれる。
まず図9を用いて情報処理装置105が管理実行する、紙折機における検査制御処理フローについて説明する。
図9において、後処理制御部508は、図3において紙折機として前述した後処理装置102からの状態通知に従って状況を判定し、後処理装置102の検査機構の制御を行う。後処理装置102からの状態通知の内容には、後処理装置102の検査機構への新たな印刷済用紙の入力、入力された印刷済用紙からバーコードが読み取れたかどうかの情報、読み取れた場合にはそのバーコード情報、検査の結果といった情報が含まれる。
S1201において、後処理制御部508は、処理を開始すると、後処理装置102に新たな印刷済用紙の入力があったかどうかを判定する。入力があれば、後処理制御部508は、S1202に進む。印刷済み用紙の入力がない場合は、処理を終了する。
S1202において、後処理装置102の検査機構による検査結果が不良(NG)だったかどうかを判定する。検査結果が不良(NG)であったと判定された場合、後処理制御部508は、S1203に進める。検査結果が不良(NG)と判定されなかった場合は、処理を終了する。
S1203において、入力された印刷済用紙からバーコードを読み取ることができ、バーコードの情報として、ジョブIDが読み取れたかどうかを判定する。ジョブIDが読み取れた場合は、S1204に進む。読み取れなかった場合は、S1208に進む。
S1204において、バーコードの情報として、部数IDが読み取れたかどうかを判定する。後処理制御部508は、部数IDが読み取れた場合にはS1205に進む。読み取れなかった場合は、S1208に進む。
S1208において、後処理制御部508は、ワークフロー全体を停止するために、印刷制御部507に異常を検知した旨の通知をするともに画像形成装置101および各後処理装置102〜104に対して緊急停止命令を送信する。
S1202において、後処理装置102の検査機構による検査結果が不良(NG)だったかどうかを判定する。検査結果が不良(NG)であったと判定された場合、後処理制御部508は、S1203に進める。検査結果が不良(NG)と判定されなかった場合は、処理を終了する。
S1203において、入力された印刷済用紙からバーコードを読み取ることができ、バーコードの情報として、ジョブIDが読み取れたかどうかを判定する。ジョブIDが読み取れた場合は、S1204に進む。読み取れなかった場合は、S1208に進む。
S1204において、バーコードの情報として、部数IDが読み取れたかどうかを判定する。後処理制御部508は、部数IDが読み取れた場合にはS1205に進む。読み取れなかった場合は、S1208に進む。
S1208において、後処理制御部508は、ワークフロー全体を停止するために、印刷制御部507に異常を検知した旨の通知をするともに画像形成装置101および各後処理装置102〜104に対して緊急停止命令を送信する。
S1205において、後処理制御部508は、読み取ったジョブID値と部数ID値に基づく部数IDがNG対象テーブルに存在していないかどうかを判定する。後処理制御部508は、NG対象の部数IDがNG対象テーブルに存在していなければ、S1206に進む。
続くS1206において、NG対象の部数IDをNG対象テーブルに追加する。
さらに続くS1207において、再印刷部数カウンタをインクリメントする。なお、NG対象テーブルは、図10において後述する搬送制御処理でも参照され、不良品として製本ライン外に排出する用紙束を特定するための情報テーブルである。そして、NG対象テーブルには、ジョブIDと部数IDの組み合わせが複数登録可能な形式でワークフロー情報記憶部511に記憶されているものである。
続くS1206において、NG対象の部数IDをNG対象テーブルに追加する。
さらに続くS1207において、再印刷部数カウンタをインクリメントする。なお、NG対象テーブルは、図10において後述する搬送制御処理でも参照され、不良品として製本ライン外に排出する用紙束を特定するための情報テーブルである。そして、NG対象テーブルには、ジョブIDと部数IDの組み合わせが複数登録可能な形式でワークフロー情報記憶部511に記憶されているものである。
(搬送制御処理)
次に、情報処理装置105が管理実行する、製本機の搬送制御処理フローについて図10を参照して説明する。
図10において、後処理制御部508は、図3において製本機として前述した後処理装置103からの状態通知に従って状況を判定し、後処理装置103の搬送経路切り替え機構の制御を行う。後処理装置103からの状態通知の内容には、後処理装置103の搬送経路切り替え機構への新たな用紙束の入力、入力された用紙束からバーコードが読み取れたかどうかの情報、読み取れた場合にはそのバーコード情報、検査の結果といった情報が含まれる。
次に、情報処理装置105が管理実行する、製本機の搬送制御処理フローについて図10を参照して説明する。
図10において、後処理制御部508は、図3において製本機として前述した後処理装置103からの状態通知に従って状況を判定し、後処理装置103の搬送経路切り替え機構の制御を行う。後処理装置103からの状態通知の内容には、後処理装置103の搬送経路切り替え機構への新たな用紙束の入力、入力された用紙束からバーコードが読み取れたかどうかの情報、読み取れた場合にはそのバーコード情報、検査の結果といった情報が含まれる。
S1301において、後処理制御部508は、処理を開始すると、後処理装置103に新たな用紙束の入力があったかどうかを判定する。用紙束の入力があれば、S1302に進み、用紙束の入力がない場合は本処理を終了する。
S1302において、後処理制御部508は、入力された印刷済用紙から読み取ったバーコードの情報として、ジョブIDが読み取れたかどうかを判定する。ジョブIDが読み取れなかった場合は、後処理制御部508はS1307に進み、ワークフロー全体を停止するために、印刷制御部507に異常を検知した旨の通知をする。同時に画像形成装置101および各後処理装置102〜104に対して緊急停止命令を送信する。
一方、読み取れたと判定された場合は、S1303に進む。
S1303において、後処理制御部508は、バーコードの情報として、部数IDが読み取れたかどうかを判定する。読み取れた場合にはS1304に処理を進め、読み取れなかった場合には、S1307に進む。
S1302において、後処理制御部508は、入力された印刷済用紙から読み取ったバーコードの情報として、ジョブIDが読み取れたかどうかを判定する。ジョブIDが読み取れなかった場合は、後処理制御部508はS1307に進み、ワークフロー全体を停止するために、印刷制御部507に異常を検知した旨の通知をする。同時に画像形成装置101および各後処理装置102〜104に対して緊急停止命令を送信する。
一方、読み取れたと判定された場合は、S1303に進む。
S1303において、後処理制御部508は、バーコードの情報として、部数IDが読み取れたかどうかを判定する。読み取れた場合にはS1304に処理を進め、読み取れなかった場合には、S1307に進む。
S1304において、後処理制御部508は、読み取ったジョブID値と部数ID値に基づく部数ID(入力された用紙束のID)が図9において前述したNG対象テーブルに存在しているかどうかを判定する。後処理装置103に入力された用紙束の部数IDがNG対象テーブルに存在していれば、後処理制御部508は、対象の用紙束が不良品であると認定し、S1305に進む。
S1305において、後処理制御部508は、搬送経路切り替え機構を使用して対象の用紙束を製本ライン外に排出する搬送経路切り替え命令を後処理装置103に送信し、S1306に進む。
S1306において、後処理制御部508は、対象の部数IDをNG対象テーブルから削除する。
一方、S1304において、後処理制御部508は、後処理装置103に入力された用紙束の部数IDがNG対象テーブルに存在していない場合には、S1308に進む。
S1308において、後処理制御部508は、対象の用紙束が良品であると認定し、対象の用紙束が製本ラインへ入力されるような搬送経路切り替え命令を後処理装置103に送信する。
S1305において、後処理制御部508は、搬送経路切り替え機構を使用して対象の用紙束を製本ライン外に排出する搬送経路切り替え命令を後処理装置103に送信し、S1306に進む。
S1306において、後処理制御部508は、対象の部数IDをNG対象テーブルから削除する。
一方、S1304において、後処理制御部508は、後処理装置103に入力された用紙束の部数IDがNG対象テーブルに存在していない場合には、S1308に進む。
S1308において、後処理制御部508は、対象の用紙束が良品であると認定し、対象の用紙束が製本ラインへ入力されるような搬送経路切り替え命令を後処理装置103に送信する。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101画像形成装置
102後処理装置
105情報処理装置
102後処理装置
105情報処理装置
Claims (8)
- 互いにネットワークを介して接続される
画像形成装置と、
画像形成装置によって印刷された印刷物を用紙束ごとに印字不良の検査をする検査装置と、搬送経路切り替え手段を備える複数の後処理装置と、
前記装置のワークフローを制御する情報処理装置を備える印刷製本システムの情報処理装置であって、
前記検査装置の検査結果に基づき、印字不良と判定された場合、排出対象の用紙束の部数IDを特定する特定手段と、
前記特定手段によって特定された排出対象の部数IDに対応する用紙束を特定し、該用紙束を排出するよう搬送経路を切り替えるように制御する制御手段を有することを特徴とする情報処理装置。 - 前記検査装置は、
用紙束の印刷済み用紙に印字されている部の先頭ページに相当する情報を読み取る第一の読取手段を有し、
前記情報処理装置は、
前記第一の読取手段の読み取り結果に基づき、該用紙束の先頭に相当すると判定したときに部数をカウントするカウント手段を有し、
前記特定手段は、前記検査装置で印字の不良と判定したときの前記カウント手段のカウンタ値に基づいて排出対象の部数IDを特定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記検査装置は、
用紙束の画像の一部に印字されている部数IDを読み取る第二の読取手段を有し、
前記特定手段は、前記検査結果に基づき、印字不良と判定したときの前記第二の読取手段によって読み取った部数IDに基づいて排出対象の部数IDを特定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記情報処理装置は、
前記画像形成装置に対して再印刷を要求する要求手段をさらに有し、
前記要求手段は、搬送経路から排出された用紙束の部数を指定して、前記画像形成装置に対して再印刷を要求することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の情報処理装置。 - 前記情報処理装置は、
前記画像形成装置に対して再印刷を要求する要求手段をさらに有し、
前記要求手段は、前記画像形成装置に対して再印刷を要求する際に、前記第二の読取手段によって読み取り可能な部数IDの開始番号を指定することを特徴とする請求項3記載の情報処理装置。 - 互いにネットワークを介して接続される
画像形成装置と、
画像形成装置によって印刷された印刷物を用紙束ごとに印字不良の検査をする検査装置と、搬送経路切り替え手段を備える複数の後処理装置と、
前記装置のワークフローを制御する情報処理装置を備える印刷製本システムであって、
情報処理装置は、前記検査装置の検査結果に基づき、印字不良と判定された場合、排出対象の用紙束の部数IDを特定する特定手段を有し、
前記特定手段によって特定された排出対象の部数IDに対応する用紙束を特定し、該用紙束を排出するよう搬送経路を切り替えるように制御することを特徴とする印刷製本システム。 - 互いにネットワークを介して接続される
画像形成装置と、
画像形成装置によって印刷された印刷物を用紙束ごとに印字不良の検査をする検査装置と、搬送経路切り替え手段を備える複数の後処理装置と、
前記装置のワークフローを制御する情報処理装置を備える印刷製本システムの情報処理装置の制御方法であって、
前記検査装置の検査結果に基づき、印字不良と判定された場合、排出対象の用紙束の部数IDを特定する特定ステップを有し、
前記特定ステップによって特定された排出対象の部数IDに対応する用紙束を特定し、該用紙束を排出するよう搬送経路を切り替えるように制御する制御ステップ
を有することを特徴とする印刷製本システムの情報処理装置の制御方法。 - 請求項7に記載の印刷製本システムの情報処理装置の制御方法を、コンピュータに実行させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017111919A JP2018203476A (ja) | 2017-06-06 | 2017-06-06 | 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びそのプログラム |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Family Applications (1)
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JP (1) | JP2018203476A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112122158A (zh) * | 2020-07-28 | 2020-12-25 | 深圳创视智能视觉技术股份有限公司 | 一种自动排废方法 |
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2017
- 2017-06-06 JP JP2017111919A patent/JP2018203476A/ja active Pending
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